不定期日誌


google検索

日記内検索  ウェブ全体から検索

hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.9

先月 2001年02月 来月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28
HNS logo

2001年02月01日(木) 旧暦 [n年日記]

眼鏡をかけて、血の海わたりな!

 ってワケで「 屈折リーベ 」ようやく刊行。5年ぶりだものなぁ。長かった。
 ってワケで西川魯介に興味のない人はここでさようなら。読まないのなら帰れ。
 世の中のダメな方面で「眼鏡っ娘(めがねっこ)」という言葉がある。要は眼鏡をかけた女性(娘さん)を指す言葉なのだが、主に「眼鏡を掛けた婦女子にフェティッシュ的嗜好を持つダメ人間」が使う言葉である。眼鏡は主に視力矯正器であり、それをことさら取り上げるというのは「巨乳」「貧乳」と同じように身体的特徴を取り扱う行為に似ているのだが、普通は眼鏡に性的嗜好性は含まれないのでまあまずセクシャルハラスメントととられることはない。確かに眼鏡に性的興奮を感じる奴なんてのがいたらそんな奴には近づきたくない、というか病院行き一歩手前だろう。
 この漫画の主人公はその病院行き一歩手前の眼鏡フェチで、眼鏡の女の子に告白するところから始まる(で、その次の瞬間鉄拳を食らう)。そのわりには実は骨子はオーソドックスなラブコメものである。そりゃもう背中が痒くなるくらい。後書きには当時の担当に「ディスコミみたいな奴を描け」と実に身も蓋もない注文のされ方をされたと書いてあるが、ディスコミは「恋愛感情→変態的行動」という流れであるのに対し、リーベの方は「変態的行動→恋愛感情」という流れであり、実は「変態少年が主人公であるラブコメもの」という要素以外はまったく一致していない。全7回という中期連載だったので、最後はちょっと無理矢理な力技っぽいところはあるが、筋はオーソドックスで良く出来てる。これだけであれば良く出来た佳作であるが、そうはならない要素がある。
 よく、その作家の全てはデビュー作に詰まってる、と言われる。「リーベ」は作者のデビュー作ではないが、この言葉があてはまるように思える。筋とは直接関係ないところに現れる作者のおカルト・クトゥルフ・旧独軍その他諸々の趣味。「筋とは関係ない」のではあるが、漫画というのは筋を追っていてもコマ全体、そしてページ全体が目に入ってくる。背景、小道具、描線etc.そういったものが雰囲気を作るのであり、それを作り出せる場合それは作家の個性となる。「リーベ」は作者の個性がある意味決定した連載である。西川魯介に興味がある人は試金石として、別のコミックで西川魯介に興味を持った人はその原点を見るという意味で見て良いと思う。
 個人的には安易に「眼鏡っ娘萌え」なんて言ってる奴の頬っぺたをこれで平手打ちにしてやりたいですがな。


2001年02月02日(金) 旧暦 [n年日記]

時の果てのフェブラリー

 今、小学生二人が窃盗・放火というニュースが流れたけど、「学校では普通で特に問題を起こす生徒ではなかった」と言っていた。多分、「学校の教師の目に見える部分で普通である」とかそういう部分とは別の部分に問題があるのに、「普通の子」ということを強調しても仕方ないと思うのだけど…異常であることにしろ、ということではないのだけど。
 昔角川スニーカー文庫で出ていた「時の果てのフェブラリー」が徳間から出てたので読む。昔出た時には買おうと思ってる間に姿を消してしまったのだ。
 ハードSF系のヤングアダルト小説というのは、今でこそ野尻抱介氏などが出てきてそれなりのシェアを確保するに至ったが、かつては「固い」層と「柔かい」層の間のニッチすぎてシェアを確保するまでに至らなかった。そんな時代に出た本である。
 主人公のフェブラリーは「第六感」を科学的に解析した能力であるオムニパシーの持ち主の少女。半年ほど前から地球上各地で起こる重力異常地帯「スポット」の発生により環境に深刻な影響が与えられており、彼女はその「スポット」内部への調査隊の切り札として参加していた。重力異常により起こる空間、時間的な様々な異常現象。そして未確認飛行物体。スポットの中に取り残された人々。スポットの深淵まで分け入った時、フェブラリーが目にしたのは想像を絶する謎の正体だった。
 正直、あちこち人物描写が理想論過ぎるのでないかとか、類型的っぽいとかそういう部分もある。しかし、そういう部分を差し引いてもメインとなる人々の葛藤、そして決意の描写は感銘を残す。著者は「と学会」の会長なので、その手のオカルトに対する描写はちと鼻につくところはないではないけど、全体的にお薦め。
 ところで「宇宙の中心のウェンズデイ」はホンマに出るんか?


2001年02月03日() 旧暦 [n年日記]

動くな、死ね、甦れ!

 「なんつータイトルだ」と思うかもしれませんが、これ、映画のタイトルです。ホント、ホントよ〜。
 ごくごく一部に「傑作」との声があったので興味があったのだが、名古屋シネマテークのロシア映画祭で再上映されてたので見て来やした。
 大戦終了後のソ連、強制収容所の近くの町に住む少年ワレリアのエネルギッシュな生……と、チラシには書いてあるんですが…苦労したんだろうな、この映画の粗筋を考えるの。
 この映画には筋らしい筋はありません。少年ワレリアの目を通して淡々と日常を描いて行きますが、主人公のワレリアも別に主人公らしく理知的だとか正義感が強いだとか何かに打ち込んでるとかそういうことは『まったく』なく、別にソ連に限らずどこにでもいるような少し考え足らずで何かをしたくてうずうずしてるような悪童です。もしろ知的で溌剌としてるのは少年の幼馴染のガリーヤなんですが。その悪童の目を通して描かれるのは、ソ連の末端の人々の喜び、怒り、そして諦め……連想するに、タイトルの「動くな」は共産党統制下における息の詰まるような生活を、「死ね」というのは権力の無慈悲な力を、「甦れ」というのは怒りを込めた希望を示してるのではないかと勝手に思います。最後は全く救いのない映画ですが、その救いのなさですら人生に折り込まれているかのようです。1点。

ネタ色々

 ん〜と、最近ネットへの接続が不安なので、 こういうもの を試しに導入してみたり。まあ、ネットの接続の監視ツールなのだけど、ないよりはあった方が安心できるくらいか。
 他には 秋葉原に第二東京タワーの構想 とか。秋葉原もオタク街化の激しい昨今と聞いてますが、もし実現してしまったら名実共に「電波系の街」になるわけですね? あまり近寄りたくなくなってきた…
  大宮で市民によるいじめ監視組織を検討 とか。「生徒よくし隊」というネーミングセンスもどうかと思うが、特殊な子供社会である学校に、大人を入れて本当にいじめの防止になるのか? というのは個人的にいささか、というよりはなはだ疑問。いじめというのは不安解消システムである。いじめる側は無意識、有意識的に不安を持っている。それを自覚できるか、あるいは経験によりその無害な解消法を持っている大人と違い(いや、大人にだっていじめはあるのだが)、子供はより直接的に、不安を発散させる対象を見つけて解消、というより八つ当たりする。それに集団心理が加わる。いじめ行為に加わる事による無意味な結束感(弱者を設定してそれにより結束するなど、ナチスのユダヤ迫害に等しい)、皆もやっているという安心感、加わらない場合には阻害されるのではないかという恐怖。その他諸々。子供の時から散々見てきた。最近の場合は特に歯止めが効かないことが増えてるようだがそれはまた別の話。いじめる側は成長するにつれ、不安が別の形に転化したり、別の発散方法を見つけるなりして、そのようなことがあったこと自体すら忘れてしまう。罪悪感など覚えるはずもない。自動的に自分の不安を発散させるべく、システムに従っただけだから。だがいじめられた方は? 決して忘れない。泣こうが頼み込もうが止む事のなかった暴力を絶対に忘れない。いじめた側を恨むとかそういうレベルでなく、精神に体験を刻み込まれる。いじめがいけないとしたら、その為だ。大人による虐待と変わるところはない。
 防ぐ方法は二つ。上の計画のように監視の目を増やすというのもそうだ。しかし、いじめる側の不安、ストレスの方向性を自覚させどこにどう向けさせるか。既に存在している場合には、どのようにそのシステムを解体するか。「いじめはいじめられる側に問題がある」というのは、問題解決に支払うコストを渋っている人間の言い分に過ぎない。
 人間はある意味では非常に原始的な欲求に支配されてるソフトウェアなのだ。それを意識する事なしにいじめは止まない。

占守島攻防戦

  2ちゃんでこんなスレッド が立ってたので覗いてみたり。
 占守島攻防戦というのは、 GPM の人型戦車「士魂号」の名前の由来となった「第九十一師団隷下第十一戦車連隊」通称「士魂部隊」が参加した、太平洋戦争における一般にはあまり知られてないソ連との国土防衛戦です。
 って私もこの話題に上るまで、全然知らなかったんですが。あちこち参考にするとポツダム宣言受諾後の8月15日、千島列島最東端の占守島に侵攻したソ連軍と駐留日本軍による戦闘が起こり、それが「占守島攻防戦」と呼ばれているらしいです。士魂部隊はこの戦闘に友軍として参加、95名死亡という被害を受けながら占守島を守り切りました。
 予想より激しい抵抗を受けたソ連軍はそれ以上の侵攻を断念、停戦調停を結びます。
 検索したら池上司著「八月十五日の開戦」にその様子が記されているらしい。メモメモ。


2001年02月04日() 旧暦 [n年日記]

クラミジア…

 「 八月十五日の開戦 」は角川書店刊、1700円だそうな。見つけたら考えるか。
 最近色々物騒なので、NortonInternetSecurityを導入したら、IEを含む一部アプリケーションでのネット接続が出来なくなりました。まあIEはどうしようもない時しか使わないので被害は大きくないのだけど、すっきりしないなぁ。ユーザー登録が済まない内はサポートへの連絡もままならないし。うむ〜。
 なんか、十代女性の半数がクラミジアだというニュースをどっかで見ました(ニュースソース忘れた)。 クラミジア っていうと所謂寄生虫で性感染症なんですが。やはり一度きっちり性教育(性感染症予防も含めた)しといた方がいいんじゃないでせうか? ところで「十代女性の半数」となってるけど、男はどうなんだ?
#後注:「検査に来た女性の半数」なのだそうです。びっくりした…(2/14)
 ちなみにここ一日で「屈折リーベ」「西川魯介」で検索してこの日記に来た人が二人もいます。そんなに注目されてたんか?


2001年02月05日(月) 旧暦 [n年日記]

イメージ喰らい

 今日もバイト。生徒どもが「スカイラブハリケーン」だの「ジャミラってなんか液体に弱かったよな?」(バカモノ。ジャミラは灼熱の惑星に適応したから水を掛けられると崩れるのだ!)とか古過ぎるネタばかりを話してやがりました。ちなみにレッドキングの回に他に出てきた怪獣はチャンドラーマグラとピグモン。しかしチャンドラーマグラってピグモンより印象薄いよな。
 それはさておき、友人が「屈折リーベ」読んでの感想で、「眼鏡萌えは被対象者の側からしてみると狭い狭窄な見方で、残酷だってことなのかな?」という事を日記で書いていた。秘密日記なんで抜粋意訳のみにて御免。
 合ってるけど間違っている。それは眼鏡云々だけではなく、「萌え」と称する物全般に言えることなのである。
 ここで非オタクに説明。「萌え」というのはダメ用語で、まあニュアンス的には「(ある対象を)可愛いと思う状態」というところである。実際にはただ「可愛い」とかというのとはちょっと違って、多かれ少なかれ不純なニュアンスが含まれるのだが。
 その可愛い、というのも、どちらかというとあくまで愛玩対象物的な可愛い、である。つまり、対象の表層的なある要素を抜き出してその部分に対し「萌え」とか言ってるのである。
 問題は、「萌え」というのがその対象部分を中心にして、あるいはそれ以外は全く無視している状態が多い、ということである。
 GPMの来須(無口で優しい系。男)萌えな、戦記ライターでもある仲村明子さんという方は、「公式設定なんか関係ない、それがキャラ萌えだ!」とアルファシステムの社長に面と向かって喝破したらしいが、これは「萌え」というものを端的に表してると言える。
 もし創作、あるいは実在のキャラクターのごくごく一面のみを取りだし、さもそれがキャラの全て、中心であるかのように扱う時、その人にとってそのキャラはそういう「記号」となる。しかし実際には記号的人間などいない。人間とは複雑な物であり、幅広い要素、あるいは相対する要素ですらも含む物であり、単純に記号化できるものではない。また、その複雑性は対人関係の複雑さにそのまま反映される。
 むろん、例えば異性の好みなどとして「こういうのがタイプ」というのはあるだろう。しかし人間が他人と付き合い、人を好きになったりする時(異性に限らず)タイプでない部分、あるいは全く気に入らない部分という物とも同時に向かい合わねばならない。もしそういった部分を敢えて無視して他人を扱おうとするのなら、それはその人を一個の人間として認めていないということになる。
 はっきりいうと、私は「萌え」という言葉にある種の気味悪さ、気持ち悪さというのを多かれ少なかれ感じる。それは、つまりそういうことなのだ。人間を愛玩物のように、あるいは愛玩物を擬似人間のように扱っている、そういった居心地の悪さはいつでも感じる。
 無論、市販のアニメ、小説、マンガなどの商品の場合、キャラクターといえども「商品」である。記号化したイメージを商品として売り、あるいは消費する。そういう品物であり商売である、と言われればそれまでではある。所詮はホンモノの人間ではない。誰も傷つかない。また、人によっては濃厚な胃にもたれるフランス料理ばかり喰っていると疲れる。たまには軽く食べられるスナック菓子も悪くない、という人もいるだろう。別に否定はしない。ただ、それを自覚しているか、していないかというのは大きな違いであるように思う。世の中、短小軽薄の時代と呼ばれるようになって久しい。流行も生活スタイルも娯楽もめまぐるしく変わり、消費され、捨てられていく。その中で、擬似とは言え「人格」ですらそういった流れの中に乗ってしまうということは、人間の不可侵の部分であるはずの精神ですら、大量消費の対象と思われてしまうような、そんな危機感が若干の不快感とともに感じられる。
 「人はパンのみにて生きるにあらず。人間はイメージを食べている」ではイメージの暴飲暴食の行きつく先は?


2001年02月06日(火) 旧暦 [n年日記]

アニメとかあれ以外の何かとか

 元偽春菜「 あれ以外の何かwith“任意” 」に対する翼システムのブラックメール…もとい、要求に対しての 考察roughbox さんとこで紹介されてました。私が漠然と感じていた矛盾点、不整合をきちんと法的に突っ込んでいるので、興味のある方は是非。
 なんか 地球少女アルジュナ がだんだん笑えない展開になってきた……
 前回の「農薬散布は生き物殺すからめーなのよ」な展開は笑えるというか、牧歌的エコロジーを信じる無邪気さに思わず微笑まじりになってしまったのですが、今回は医療にその魔手が伸びてます。ってえか、スタッフは抗生物質や薬品投与で生命を繋いだ人達をどう考えてるのでしょうか? 気力があれば、自然治癒するとでも思ってるのでしょうか? それともそういう連中は死んでもいいから、自然治癒と民間療法だけで医療をすべきだと? 色々現場に問題点がないとは言いませんが、こいつはちょいと納得が行きません。民間療法や東洋医学をけしてないがしろにするわけではないのですが、医学に敬意を払わず、むしろ侮蔑するような構成は…
 それと個人的にはなかなか楽しいと思ってる 仮面ライダーアギト ですが、 スタッフの方は中々苦労されてるようです。
 前作的存在の「クウガ」で折角主人公が身を削って平和を取り戻したのに、その平和な世界でまた新しい戦いを起こすなんて前作をないがしろにしてる、という意見もあるようですが、私から見ると的外れな意見としか思えません。
 例えば中東で和平が実現してもアフリカ、ユーゴなど、他に血で血を洗うような紛争を繰り返すところがあるから、中東和平には意味がないとでも? もしくはそのうちどうせ戦争が起こるのだから和平自体に意味がないと? そんなことはないでしょう。もし一時的であっても平和に意義がないわけはないし、それに尽力した人の努力が報われなかったということではないはずです。逆に私から見ればそういう意見は、「恒久的平和でないと意味が無いから前作の主人公の行為も意味が無い」と言ってるに等しいです。意義を否定されたのでなく、むしろ積極的に意義を否定している意見のように思いますが如何か。


2001年02月08日(木) 旧暦 [n年日記]

順調なんか?

 ボスと実験の方針について相談。最近出たデータの仮定を話したらえらく興奮していた。リアクションが結構オーバーな人なので、かなり割り引いて考えなければいけないが、それでもこの仮定はそれなりに面白いと思ってくれたよう。
 急にナニ書いてるかってえと、オタク話ばっか書いて真面目に実験して無いだろうとか思われるのも癪なので。
 ふと思い立ち、買い置きのレトルトパウチの「牛カルビ」を使って肉じゃがを作ってみる。成功。玉葱は後で入れてシャキシャキのままにしたのは正解だった。
 ニュースで名古屋の資産家が行方不明で埋められてるのを掘り出すという話が出る。「ふ〜ん」と思って見てると、記者会見が行われた警察署は目と鼻の先だった。思わずミーハー根性で見に行こうかと思ってしまった。
 それだけでなく、KSD疑惑への地方商工会の抗議活動の幟の中に「小笠掛川商工会」の文字が。地元やん。
  goo.co.jp (エロサイト)と goo.ne.jp (検索サイト)は昔から紛らわしくて、研究室などで間違えて「goo.CO.jp」などと打ってしまうと誰も見てなくてさえ気まずい事この上ないのだが、どうやら エロサイトにgoo.co.jp使うな との裁定が。ほっとする反面、 goo.co.jp の方が昔からあるのだよなぁと思うと本当にこの裁定が妥当なのかというのは首をひねったり。
 いや、最近は主に google 使ってるからあまり関係無いのだけど。
 他には キャノンがLinux向けのプリンタドライバ出した り、 ボーランドがLinux上で動くGUIベースの開発環境を発表 とか。正直、Windows以上にLinuxがメジャーになるとは思えないけど(ビデオの予約も出来ないおっさんが流行だからという理由でPCを買うという状況では)、やはり多様性と広がりはなくてはいけない。「標準的」であるということは罪ではないかわりになんらかの免罪符にもなりえないのだ。
 あと、それと最近呆れたのはやはり コレ 。こういう声明文が載ったから、何らかの合意が偽ペルソナウェア側と出来たのかと思ったが、実は 最初の警告メール以外他には何の通達もないという 。正直、今回の場合はあまりに先方の言い分が不明確でしかも根拠が薄い物が多い。あちらが好きな法律に照らし合わせるのなら極端な話、刑法第222条( 生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者は、2年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処する )もしくは第223条( 生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、又は暴行を用いて、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者は、3年以下の懲役に処する(未遂も処罰の対象) )にのっとって脅迫罪で提訴する事も可能だと思う。(勝算はあると思うが、日本では個人対企業の裁判では個人の方が財政的に不利なのが問題なのだよなぁ…)


2001年02月09日(金) 旧暦 [n年日記]

あ、はいった

 となんか拍子抜けしたマヌケな声を上げてしまいそうなほど、あっさりと 日本ゲーム大賞大賞ノミネート作品 として「 ガンパレード・マーチ 」が…
 まさかワシの アレ (↑)のせいとかじゃないよな……
 確かにWWWは注目度のわりに積極的参加人数ってのは少ないので、千人規模を突っ込めれば十分ノミネートくらいは勝算はあるという目測はあったのは否定はしないが、誰でも知ってる大作ゲームのドラクエ、FF、それに任天堂の目玉ゲームのゼルダ、DCの生産中止が決定して昨今勢いがそがれがちとは言え、年末のセガのキラーソフトだったPSOに並んで大賞ノミネートとは…
 ってここまで書いて気が付いたが、他の大賞ノミネート作って、みんな「続編」ばっかやん! 「面白いゲーム」ということは否定しないが、なんかそれって間違ってないか? 「売上本数が一桁から二桁は違うのに、いくらなんでも実際に大賞まではなあ」とかそういう話に持っていこうと思ってたけど、続編ばかりが売れる世の中なんて気に食わないので引き続き応援決定!
 先日、何故か全く無関係な二人から、ほぼ同時期に「今オタクに受けてるアニメって何かある?」みたいなことを聞かれる。そういわれても、私自身ここしばらくほとんどアニメを気を入れて見てなかったのだけど。しかし、オタクの中でムーブメントになってるようなアニメがないのはそんな私でもわかる。仕方ないので友人に「なんかあるのかねえ」と聞いて見る。やっぱり「特に無い」という答え。それだけならまだしも「東京ミュウミュウ」とか答えやがる。ってえか「東京ミュウミュウ」て何? と調べてみると「なかよし」で連載中の漫画らしい…って少女マンガかい!?
 「読まない方がいいよ〜、頭痛くなるから」という兆発に乗せられて店頭で立ち読み。見事に頭が痛くなりました。(^^;
 いや、なんでレッドデータアニマルやねん? とか何が「ご奉仕するにゃん」なのか、そもそもイリオモテヤマネコとネコは違うだろう、とか、突っ込んですりつぶして灰にして遠い海に流したい部分満載なのだが、それでも少女向けマンガとして、かなりツボをおさえていることは読み取れる。そう、 少女向けマンガとしては。
 だからおっきいお友達が萌えるっつーのは間違ってるんだって。(読むまではまあ許容するとしても)


2001年02月10日() 旧暦 [n年日記]

原潜と漁船

 そういえば以前も似た事故があった気がしたけど、今回は 米国原潜と日本の水産高校の訓練漁船との衝突 。行方不明者がまだおられるそうです。この場合はおそらく米原潜側になんらかの不手際があったのだろうと思うけど(そりゃ普通の漁船に対潜水艦用のソナーがあるわけもないし)、まず怒るより、行方不明者の無事を祈るべき。
 事故に遭った宇和島水産高校のページは こちら 。見てもこちとら何もすることはできないのだけど。
 バイト先のテストを作る資料にも必要なので理科年表を買ってくる。最近のはデフォルトでビニールのカバーがついてるのか? 内容的にはそんなに変わるわけも無いのだけどね。って言うか大きく変わったら困る。
 そういえばまだ書いてなかった。私は4年前のキャプテン休刊からことあるごとに突然の休刊(マジで突然。作家や編集ですら寝耳に水だった)を事あるごとに愚痴ってたわけだが、「屈折リーベ」も刊行された事だし、当時の徳間社長も故人になってしまったことだし、その恨みはきっぱり忘れます。いや、ワシが恨んだり許したりしたからってどうってことはないのだけど。
 ところで何故かここ暫く1〜2日に一遍「屈折リーベ」で検索してくる人がいるのだけど…一体どういう事なのだ? 屈折リーベのこと調べるならもっとイイページに行きなさいって。
 あと検索というと、時々変な組み合わせで来る人がいる。「アダルト小説+いじめ」とか。いじめは話題にしたことがあったが、アダルト小説なんて話題にしたか? と思ってたが、ヤング アダルト小説 なら話題にしたかもしれず。以前の「黒人+女子高生」ってのも相当謎だった。何を考えているのか。