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2013年02月27日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 銀河へキックオフ!!#39

  銀河へキックオフ!! #39「銀河のワールドカップ」。データにないプロの迫力にすっかり気圧されてしまった竜持。しかし、これまでだって予想外の戦いを強いられてきたという翔の言葉に復活、後半の作戦を練り始める。
 しかし、選抜プロはプレデターの予想外の実力に本気になり、ローカルルールで禁止されている激しいあたりまで翔たちに行う。しかし、必死なばかりで楽しそうでないプロたちに耐えかねた麗華が、「こんなのがあなたたちのしたいサッカーなんですか!?」と呼びかける。そしてその呼びかけに応えるように、メッチが現れ、「子どもたちをリスペクトしろ!」と声を上げる。

 子どもたちの前代未聞の挑戦も今回が最終回。竜持のメンタルの崩れ、本気になった大人たちとの体格・体力差とに苦しめられるが、子どもたちの「サッカーを楽しむ心」に花島も含んだ大人たちや、世界中に影響されていく。
 試合を終え、中学になった翔たちはそれぞれの道に進んでく。サッカーを続けるもの、新たな道に進むもの、行く道は様々だが、皆サッカーを愛する心を持ち続け、銀河のワールドカップのことをいつまでも自分の誇りにし続ける。
 弱小チームが世界にまで旋風を起こすようになるという、王道というかアニメ的なご都合主義的なところもあったけど、でも突飛な必殺技じゃなくひとつひとつ工夫と努力を積み重ねることでそれを達成していく過程、子どもたちの恐れや挑戦心などを丁寧に描いてく、佳作でした。NHKは子供向けでこういう丁寧なのがあるから子供向けもチェックが外せない。


2012年02月27日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ラグランジェ#8

  輪廻のラグランジェ は、三人娘が結束した矢先に組織のボス登場。今時ありがちなロリ会長なのだけど、会長そのものではなく、祖父の代理人なのはさすがのバランス感覚と言う感じ。つか、ロリ会長の中の人、イカの人じゃなイカ! ついに世界侵略に成功したでゲソね!(ねーよ) ま、順当に行けば黄色なだけにキュアピースなんだろうけど、そっちはあえて無視で。
 今回は世界設定の説明でもあり、ランたちはかつて地球で栄え、滅びた文明の地球外脱出組の末裔ということが明らかに。つまり、生物には宇宙人ではなくまどかと同じ地球人。そして、現地求人の先祖と同じく見捨てられたウォクスを何故かまた必要としてる、ということらしいのだけど……例のミドリの暴走モードにロリ会長は心当たりがあるらしく、二度とそれをさせないためにまどかの搭乗を禁止する。そのことに反発したランとムギナミがボイコットをするのだけど、ほかならぬまどかが、誰も傷つけないためにもうミドリに乗らない決意を二人に語り、収束。でも、そう単純な話じゃないらしく、ロリ会長じゃキッスとも交渉を行なっていたらしい。結局意見を別にして袂をわかつのだけど、どっちにしてもそれだったらウォクスを破壊すればいいだけの話なのに、そうしないのは暴走を単純に恐れてるわけじゃないってことだよなぁ。
 ところで、少年メイドはあまりに酷い。


2011年02月27日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#3とオーズ#24

  ゴーカイジャー #3「勇気を魔法に変えて〜マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ〜」。ゴーカイジャーはザンギャックの地球侵攻に巻き込まれまいするが、包囲網が厳しく地球から脱出できない。しかも隠密作戦行動中のザンギャックに出くわし、問答無用で戦闘することに。そんな中、マーベラスとハカセが攻撃ではぐれてしまう。そして意識を取り戻した彼らの前に黒いローブ姿の男が会われ、宇宙最大のお宝のありかを知っているというのだが……

 過去戦隊とのコラボ第一弾にして、ゴーカイグリーンであるハカセの初回クローズアップ回。
 ハカセはメンバーの中でも頭脳派だけども一方で慎重すぎる、というかかなりビビリ。宇宙最大のお宝のことを知ってるという黒ローブの男を追い掛ける途中でも、滅茶苦茶なマーベラスに振り回されっぱなし。
 そいでもってその黒ローブの男とは、マジレンジャーのマジレッド、小津魁。マーベラスのピンチに勇気を振り絞ったハカセを見て、レンジャーキーの本当の力の一端を示唆して去って行く役所。
 そしてその力とは、マジドラゴンとゴーカイオーのコラボ、マジゴーカイオー。ネタバレでは次はデカレンジャーのパトストライカーとのコラボになるらしい。ってことは、次に出てくるのはデカレンメンバー? 脚本がゴーカイと同じ荒巻氏なので作品性は掴みやすいだろうけど、同じスーパー戦隊でも海賊と刑事のコラボってのは、面白くいじくれば面白い事になりそう。w
 しかしマジレンジャーは比較的近作だったし魁役も当時かなり若かったので違和感があまりなかったけど、古い戦隊だとどういう登場になるんだろう? 近作中心になるのかな? メカとのコラボも、アイテム点数があまり増やせないだろうし、近作で代表的なものが中心になるのかな? でもデンジロボとはコラボして欲しいなぁ。


  仮面ライダーオーズ #24「思い出と恋と海のコンボ」。ヤミーの親となり美しく変身した優美。欲望が暴走した彼女は社長を務める妹を失墜させ、自らが社長に就任してしまう。
 一方、アンクたちはヤミーの毒気に当てられて優美に惚れ、腑抜けになってしまった映司をどうするかで頭を悩ませる。そこに伊達がやって来て、優美に取り憑いたヤミーを倒すために後藤に協力を要請する。
 伊達は優美の記者会見を見て、彼女を元に戻そうとしていたのだった。何故彼が生まれ変わった優美の美貌の虜にならないのか、問いかける彼女だったが、それに「昔のお前の方がずっと美しかった」と、アフリカで共に砂まみれになって働いていた頃の優美の方が輝いていたと語りかける伊達。
 伊達に美しく見られたいために欲望を膨らませた優美はその言葉に動揺し、エイサイヤミーが分離、バースに変身した伊達がヤミーに大ダメージを負わせるが、エイサイヤミーからさらにエイヤミーが分離して建物を破壊し、その瓦礫で優美が重症を負ってしまう。

 ヤミーの能力にやられたとはいえ、今回の映司のふがいなさに比べ伊達のキャラがかっこよすぎる……つか、第三世界で医療チームを組んでたって、チームドラゴンですか? 医龍ですか?
 伊達が稼ごうとしてる一億円というお金も、それに関わる事なのかな? 一億ってえと、ちょっと高価な医療機器を買えばすぐにすっとんでしまう金額ではありますが……あと、写真の映司に見覚えがあるってのも、なんか関係があるんだろうか? もしかしたら、映司のトラウマにもなってる内戦のことと関係が?
 完全にドラマの蚊帳の外に置かれた映司たちだけど、なんとか無理やりオーズに変身させることで正気に戻る。が、カザリ+エイヤミー相手に苦戦。そんなオーズの苦戦にアンクがピンポイントでシャチメダルを奪うように指示。そんなことが出来るのなら、今までもっと有利に戦いが進められたのでは……
 なんにせよ、これでシャチ、ウナギ、タコのメダルが揃い、水中戦に特化したシャウタコンボが完成。これで五体のグリード全てのコンボが登場したわけですな。シャウタはブラックRXのロボライダーのように肉体の液状化能力があるうえ、タコ足を発生させて相手を拘束したりそのまま攻撃に使えるという、イロモノなデザインと能力にしてはかなりの強力コンボ。必殺技もウナギムチで相手を拘束してタコ足をドリルのようにして相手を貫くキック系。イロモノとは思えないかっこよさ。まあ、タコ足は玩具のように元の足がタコ足になるのではなく、腰の周りに足の吸盤模様から発生したタコ足が付くという形ですが。さすがに下半身がホントにタコになったらかなりアレだ……
 この次は何故か鳥系のヤミーが登場。左腕を壊したボクサーの欲望に取り憑いてるらしいのだけど、鳥系グリードはアンクのはず。まさかアンクがヤミーを? とまた映司とアンクの関係を揺さぶる話になりそう。タイトルも「ボクサーと左手と鳥ヤミー」で、左手ってのは、ボクサーの壊れた左手なのか、それも「右手」であるアンクに対応する何かが?


2009年02月27日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] まりほり#8

  まりほり #8「穢された聖母(前編)」。天の妃でキリスト教のイベントである聖母祭の開催が間近になったことを知らされるかなこ。聖母祭がなんなのかも知らない彼女だが、いつの間にか2年クラス委員代表になっていたことから、聖母祭の準備委員会に参加させられてしまう。準備委員を束ねる生徒会長の絢璃と副会長の菜鶴とお近づきになれると浮かれて妄想を暴走させつつも、まったく知らないキリスト教のイベントを行わねばならないことで七転八倒。思い切って絢璃にレクチャーを申し込み、快くOKをもらって更に浮かれまくる。
 が、かなこはその時ついうっかり「もしかして、鞠也のことが嫌いなんですか?」と口を滑らせてしまう。

 今回前編だけど、続きは次回ではないよな。多分。
 学園の一大イベント、聖母祭に向けて生徒会との絡みが段々増えてくる話。っつってもかなこは主に変態妄想を膨らませて鼻血を出してるだけなんだけども。
 でも、善意の固まりで人を疑うことを知らずなおかつ親切な絢璃と、善意の固まりの人間につけいるのが大好きな鞠也の仲がどうして悪いのか、疑問に思ってつい口をすべらせるかなこ。それに対し「そんなことはありませんわ。遠慮のない関係がそう見えるのかもしれませんね」と、優等生な返事が。かなこは納得できないながらも引き下がるが、絢璃の本心は「嫌いだなんてとんでもない。大っっっ嫌いですわ!」。まあ、小さい頃からの仕打ちが仕打ちだからなぁ……絢璃をからかってた鞠也は主に男鞠也で、女鞠也である静珠はそんなことしてなさそうなのだけど、印象いっしょくたにされてる? まあ、同一人物だと思ってるからそうか。
 でも鞠也の方は絢璃が突っかかってくるから売り言葉に買い言葉で対応してるだけで、実は絢璃のことは気に入ってる? 実はわりと純粋に親戚の年上のお姉さんとして?
 二人が不仲になったのは鞠也の日頃のいじりだけではなく、決定的な事件があったからなのだけど、それは多分最終回あたりで持ってくるのだと。
 しかし、かなこの変態具合がとどまることを知りません。本当に道踏み外しそう。

[その他] 二次補正予算が通ったようで

 一昨年の参院選挙選挙の折、帰省の時に親と世間話で選挙の話になり、「自民に入れたよ」と父親に言ったら「今の官僚がのさばってるのは自民が云々」というお定まりの話がはじまって、それは実際にそのアレコレをリアルタイムの報道で見てきた人はそりゃ思うところはあるだろうけど、「反自民」しか柱のない民主が第一党になったら、それはそれで困るんじゃ? 特にすごい危機的状況になったとき洒落にならないよ、ってなことをそれなりに必死に訴えたんですよ。ええ、それなりに。
 まあ、話が一回りしておちついて、「それなら、民主がいいと思うの?」と聞いたら「民主もダメだ」と言うから、父親に尋ねたわけですよ。「じゃ、どこに入れたの?」
 父親「共産党」
 ギャフン。まー、どっちにしても政党としては政局に影響力は大してないポジションだろうし、共産党も用量と使用法を間違えなければ有効なんですけどね。でも共産党の現状について多少なりとも調べてたら、あそこには入れんわ〜〜〜

 などという「あの頃はオレも若かった」的な話はさておき、その時に「民主はとにかく反自民をやるしかできないから」という予想が当たってしまい、さらに大手マスコミの結構な数がそれを支援したおかげで長引いた不況対策の予算案も通過したようで。あれだけ定額給付金がどうだと騒いだわりには、「大変なことになる」って報道はないようで。どうして騒がないんですかね? 馬鹿馬鹿しい。
 ちなみに、再決議に関して各主要紙ウェブサイトを見てみると、12時台に「再決議確実」を報じたのは毎日、産経、日経、中日(東京)。16時台に再決議してから報じたのは、朝日。読売は少なくとも当日には一切記載しませんでした。
 その意味をちょっと考えてみるだけでも面白いかも。


2008年02月27日(水) 旧暦 [n年日記]

[読書] 補給戦 何が勝敗を決定するのか/マーチン・ファン・クレフェルト

 知人が読んでて面白そうだったので購入。読み終えました。が……  あれれ? これ読んだ記憶があるぞ???
 完全にではないけど、あちこちに読んだ覚えのある記述が……そういえば学生時代、図書館で借りて読んだような記憶もある。原書房から昔出ていたそうなので……
 ただ、当時は圧倒的に知識量も少なく、書いてある内容をほとんど理解できなかったのだろう。今読むと大変腑に落ちることばかりだから、当時理解していたのなら忘れるはずがない。
 本の内容は17世紀から20世紀にかけてヨーロッパで行われた戦争(一部は違うけど)において「兵站」のうちの「補給」がどのように変化し、またそれが戦争の形をどう変えたのか、具体的な数字や試算を交えて解説していく。移動先での収奪を含めた現地調達が基本だった中世〜近代期から、補給線なくしては軍隊の維持ができなくなった現代までなのだけど、なぜ補給線が確立するようになったのかと言うと、そこでは意外な事実が浮かび上がる。軍機能の安定化といより、むしろ補給線を作らなくては軍が維持できないくらいに軍隊の規模が大きくなってしまったからと筆者は明らかにしている。
 さらに新輸送手段の発明は必ずしも即時の補給革命をもたらさない……鉄道然り、自動車然り。結果、どういうことになるかというと補給可能な距離が、軍隊の活動を拘束するようになってしまったということ。実は現地調達がほとんどだった時代の方が軍隊の機動性は遙かに高かった――それには移動先が物資調達が可能であるかと、常に移動し続けないと軍隊自体が維持できないという別の拘束があったにせよ。
 そしてもうひとつ面白いのは、慎重な補給計画が必ずしも作戦の成功を約束はしない、という事実。杜撰な補給計画しかなかったにもかかわらず成功した作戦もあるし、逆に連合国のフランス上陸などは慎重に補給計画が立てられたにも関わらず、慎重すぎる補給計画のために兵站部門からの許可が下りず作戦を滞らせることになった事実がある。結局状況を打破するには状況判断力、決定力など、兵站以外の部分が決定的要因になることが多いという、補給の重要性を説明しつつも「補給が勝敗を決定するのではない」という、少し皮肉な結論に至っている。
 しかしだからと言って補給を軽視してもいいという結論には至らないし、また補給に関する誤解を具体的数字を出しながら解いていくという、大変面白い良本です。


2007年02月27日(火) 旧暦 [n年日記]

[必殺] 浮世絵の舞台で渡します

 必殺シリーズ第二十弾「必殺渡し人」第十一話。テレビ東京系11:35からの「 時代劇アワー 」にて放送中。全十三話。
 惣太らの長屋に住む絵師の芳三郎は志は高いが、折からの奢侈禁止令で元々の浮世絵が描けず、生計がなかなか立たない。忍も何気に気遣うが、妻のおゆうが夫をしっかりと支えていた。
 だが、そんな時目付の大野の遣いとして原口が使いに訪れ、自分のために書画を書いてくれという依頼してくる。これを機会に贔屓になってもらえるかもと屋敷に出向くが、実は大野の目的は立場を利用して押収した色暦(暦仕立ての春画)の欠落した一枚を書かせること。御政道に逆らうことになるとためらう芳三郎だが、公認の絵師に取り立てるよう口利きすると言われ、ついその仕事を受けてしまう。
 しかし、夫を上回る鬼畜の奥方はつが、自分の歪んだ欲望を満たすためにおゆうまで巻き込んだ企みを考えつく。

 やはりこの時期の必殺はどうしても悪人が薄いなぁ。悪事の必然性が薄いのだもの。その分、正攻法で思いやりあう夫婦の仲を描いているのだけど。
 おゆうは夫が夫婦の今後のために春画を描いていることを種に脅され、与力の原口に身体を要求される。最初は断るのだが、思うように絵を描けない世に絶望した人気絵師が身投げし、その死体に女房がすがりついて泣いているのを見て、結局申し出を受ける。この辺、この絵師の羽振りの良いところを見せ、その次に捕まり手鎖になるところを段階を踏んで見せ、この辺は結構上手いかも。
 人でなしの目付奥方は原口がおゆうを抱いているのを薄暗がりの中蚊帳越しに見せ、自分の女房とわからぬようにモデルとして絵を描かせた。それを知った芳三郎は逆上して大野に襲いかかるが、その場で袈裟懸けに切られ、女房は恨みを訴える文と渡し料を残し、亭主の亡骸の側で首を括る。この辺はやっぱりパターンになってしまってる。
 いつもは仲の良いお直・お沢が、亭主と夫婦仲自慢で最後まで張り合ってるのはなかなかほのぼの。
 ところで奢侈禁止令が出てるみたいだから、やっぱ天保年間なのかなぁ。

[アニメ] まなびストレート#7と京四郎と永遠の空#1とロケットガール#1

  まなびストレート #7「たたかえ聖桜生徒会!」。夏休みが明け、聖桜学園の愛光学園への経営統合、そしてそれに伴う学園祭中止が発表される。寝耳に水の出来事にまなびたちは職員室に殴り込むが、学園長に謝罪されては追求の言葉がない。どうにかしようと署名活動を行うが、移り気な生徒たちの盛り上がりはすぐに過ぎ去ってしまう。
 そんな時、まなびは兄の恋人を紹介される。めでたいと盛り上がるが、相手が愛光学園理事長だと聞いて家を飛び出してしまう。

 兄、存在感薄いと思ってたけどやることやってたんですな。しかし、愛光理事長はあれはツンデレと言っていいのか? まあ、多佳子ならずとも反応に困りますわな。
 で、学園長経由で直談判に行ったけど、そこでも徹底的にやりこめられてしまう。
 でも、愛光理事長の言ってる事って、正論に見えるけど実は詭弁なんだよね。だって、愛光理事長も学園祭中止を生徒に意向を聞いて決定したわけじゃないんだもの。それに、意向を聞くなら中止の決定前と後とではまったく反応が違うのはわかり切ってること。
 だから正しいことを言ってるように見えて、実は単に相手を黙らせるための理屈なんだよね。それに「子供ね」って、子供相手に何言ってるんだか……そしてそこで退いたように見せて、前よりは譲歩したような条件を出して自分に有利な決着を付けるって常套手段ですな……って、心の汚れた大人は思ってしまうのですよ。
 まあ、話の筋的には、まなびに興味を持って試してみたくなった、ってことなんだろうけど。
 学園祭復活の条件として出された全校生徒70%の署名って、あの熱を失った生徒相手にどうにかなるのか?


  京四郎と永遠の空 #1「永遠の空」。え〜、過去の介錯作品の、セルフパロなキャラが大量に出てるわけですが、そういうキャラがロボットみたいなスタンドみたいなのでがっつんがっつんやり合う話。全身像を出したり、身体の一部分だけにして巨大化させたり、馬にまとわせて突撃形態にしたりというアイデアは結構面白い。しかし、相変わらず介錯作品は世界観が独特すぎるな……どういう発想をしてるのだろう?


  ロケットガール #1「ディスティニィ -destiny-」。横浜の女子高生、森田ゆかりは行方不明の父を捜すため、夏休みを利用してソロモン諸島に来た。だがゆかりがやってきたアクシオ島では、日本の宇宙開発組織・ソロモン宇宙協会SSAの打ち上げがまたもや失敗していた。次も失敗すれば予算打ち切りと焦るSSA所長那須田は、ペイロード削減のため宇宙飛行士である安川の体重を極限まで削ろうとし、怖じ気づいた安川が逃亡、そのカーチェイスにゆかりもまきこまれてしまう。結局安川はつかまりゆかりもろとも保護されるのだが、ゆかりを見た那須田の目が曰くありげに光る。

 確か、最初にパイロット版を見たのが、2000年のSF大会だったかなぁ。結構な期間が経ってる。でも、最新刊はやっぱり三巻w
 前に見たパイロット版のキャラクターデザインはかなり地味な印象だったけど、それとは変わってる? 小説イラストのむっちりむぃにぃ版をベースにして、結構無難なラインにリファインしている。ハピネットということで作画はちょっと心配してたが、第一話を見る限りそれも杞憂か。
 結構無茶な宇宙開発(一応、物理的におかしなところはないかきっちり計算済みだけど)のドタバタのテンポもいいし、わりと期待してもいいかな? でも、きっちり取材をすると絵面とかが地味になる気もするけど、その辺はどうなんだろう?


2006年02月27日(月) 旧暦 [n年日記]

[読書] 日本人はなぜ狐を信仰するのか/松村 潔

 う〜ん、なんというか、評価に困る本。「稲荷の狐信仰」についての本なのだが、前半は比較的まじめに「稲荷」の由来を考察している。が、後半部になってくるとだんだん話が怪しくなっていき、類似性のみからカラバやタロットの話をしだす。まあそれはそれで面白いが、あきらかにそういった話は衒学というか、あまり意味はないよなぁ。
 多くの動物信仰のうち狐信仰が稲荷に集約されていっただとか、狐は神そのものではなく伝達者、媒介者だという話や、仏教のダキニ信仰も組み込まれていっただとか、前半部の稲荷の性質と狐の役割の部分などはまじめに根拠のある話なので、そういう部分は役に立ったが、後半部が怪しすぎるせいでどうにもこういう本はなんと呼べばいいのか、どう評価していいのか本当に困る。
 まあ、「怪しい本だった」と言うのがせいいっぱい。

[特撮][アニメ] 日曜の

  エウレカセブン #44。アネモネの秘密編。アネモネは絶望病の患者を人工的にスカブ化させてタイプ・ジ・エンドと適合させた「製品」だったようで。それでも今のアネモネは特別性能が高いみたいだけど……ドミニクはアネモネを救うために別の少女をアネモネにすることもできないと、なにか決意。造反の予感?
 ちと今の流れも微妙なのだけど、チャールズのライフルが出てきたのはちょっと意表を突かれてしまった。

  仮面ライダーカブト #5。小川敦史キター! 本田博太郎キター! って、役者しか言うことないんかい。>自分
 加賀美の父親役がまさか本田博太郎とは思わなかった。ただ、話の方は……ワームVS人間の構図が固まりきる前に人間側の内紛(カブトVSゼクト)を押し出してしまうのはどうかと。他にも天道のキャラが固まりきってないのが気になる。彼は彼なりに優しい人間だというのはわかるが、天道を表す際に「傲慢だが優しい人間」とありきたりな言葉でしかまだ表せないのは不味いんでないかと。まだキャラが固まってないのは天道に限ったことではないのだけど。それなりに楽しんではいるんですが。

  ゾイドG #46「瓦解」。ジーンのことを甘く見ていたソラシティだが、ソラシティの予想をはるかに超えるバイオラプターグイの大軍により、ソラシティが崩壊、その支配が終わることに……ソラシティの市民たちはギルドラゴンによって批難したけど、これでジーンを押さえつける者はいなくなったことになる。ザイリンはソラシティから脱出前に、ジーンが危険なヴォルケーノの操縦者として自分を利用していたことを知らされる。次回はザイリンがそんなジーンとついに決別?

[その他] なにやってるんだか。

  社説:海自情報流出 ソフトの欠陥放置も問題だ毎日 )。これも論点がずれてる。P2P技術の擁護をしたいのか、なんなのか。もうちっと真面目にやってください。

  中国、「空飛ぶ円盤」開発へ 太陽エネルギー使用人民網 )。ちとふざけすぎ。どう考えても太陽電池でそんな動力動かせるわけがない。

  送受信者は同一人物…永田自ら黒塗り関与かzakzak )。これが本当だとしても、アホかいとしか思えないが……騙されたとしても馬鹿馬鹿しい。「真実性」って言葉も「自分はもっともらしいと感じる」という意味なら、まったく証拠としては用をなさない、ってことがわかってないだろうか?

  愛する人への悪口コンテスト 島田で村松友視さんらが審査東京新聞 )。うはっそれなんてツンデレ?(笑) オタクも負けないように、「第一回ボクの考えたツンデレセリフ大会」を行うべきでしょう。オレ先攻! 「愛するあなたへの悪口コンテスト」の公式サイトは こちら らしい。ツンデレ度は足りないなぁ……


2005年02月27日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 長唄なんて聞きに行く

 趣味がどんどんおっさん臭くなってくとか言うな!
 実は今月、深+に行った時にマスターに「どうだ?」とか言われて、「第三十回名古屋長唄大会」のチケットを買ってたんでありますよ。いえ、あくまで知的好奇心で、マスターのお師匠さんが実は美人だったからなんてことはないですよ? ええ。
 金山の名古屋市民会館で行われていたんですが、最初は3〜4割くらいの入りで、「まあ、こんなものか」と思ってたんですが、段々人数が増えてきて……最終的には8〜9割の入りに。ううん。
 で、肝心の長唄なんですけど、よくわかりませんでした……
 って言っても、よくわからないのは「どう評価するか」「何を言っているか」ということで……いや、後者は結構笑い事じゃなくって、本当によくわからないんですよ。
 元々歌舞伎とかの伴奏というかBGM兼ナレーションみたいなところから始まったってのがあって、言葉遣いとか節回しの関係もあって、なかなか判りにくい。一応、いくつかは何の話かは知ってるのだけど、それでもわからない。
 でも、そういうのを抜きにして、音楽として非常に心地良くもあるのですよ。いや、寝不足で行ってうっかり船を漕いでしまったってのもなきにしもあらずなんですが。それ以上に、リズムが心地良いんですな。非常に心地よい。良くわからないんだけど心地よい、ってのは、やっぱ説明しづらい。少なくとも昨今のポップスとは次元が三・四段は違いすぎる。

[映画] 岡本喜八監督追悼

 先日亡くなった岡本喜八監督追悼で、NHK-BS2で「助太刀屋助六」を放映した。同監督の遺作でもある。
 全国区では追悼がこれくらい、というのが愕然とする。なんだか悔しい。とてもくやしい。
 しかし、NHK-BS2、 ヒート までやるんだなぁ。 来月 にもいろいろと。「フィラデルフィア」や「L.A.コンフィデンシャル」など、一昔前なら民放でやっていたものも、NHK-BSでしかやらなくなった。なにかは確実に変わっているようだ。


2004年02月27日(金) 旧暦 [n年日記]

理屈じゃないんです

 俺がハマーだ!と必殺仕置人をデュアルで流しっぱなしにする幸せ。嗚呼。
 それぞれ初見は、「俺がハマーだ!」は高校のとき(田舎では土曜の午後に放映してました)、仕置人は実は何度か再放送を見ていたようなのだけども、それと認識してしっかりと見たのはNHK−BSの再放送で。特に仕置人はその前年に再放送していた仕留人に輪をかけて後期必殺のイメージから逸脱したアウトローっぷり、アナーキーっぷりにしびれてしまい、その後(すべてではないが)多くの必殺シリーズを見返したけども、中でも一番のお気に入り。途中、俗に言う「仕置人事件 *1 」のために明らかなトーンダウンがあるのが残念だけど、それでもおそらくそれまでの、そしてそれからの時代劇の枠にはまらないドラマ作りは、心臓鷲掴みってなものである(心臓つぶしは仕留人の大吉だが)。後のシリーズとはかなりイメージの違う主水をはじめ(最終回、 他のメンバーと一緒に江戸を離れようとした主水 を見たときは目を疑った)、鉄、錠、おきん、半次、天神の小六のメインキャラも殺し屋の枠にはめられて感情や立場が矮小化されてるなんてことはなく、表情や言動が実にダイナミック。悪役もときとして被害者以上にもう一方の主役として、第一話の闇の御前を怪演する大滝秀治 *2 、四話の聖天の政五郎演じる黒沢年男、後の必殺シリーズでもたびたび悪役を演じた五話の岩蔵親分を演じる今井健二など、一癖も二癖もある活躍を見せている。これ見てたら幸せな気分にもなりますって(それもどうかと)。 こちらのサイト に詳細な作品紹介がされてます。まあ、要は仕置人ラヴってことで(ラヴとか言うな)。
 渡辺謙が演じるというバットマン5の「ラーズ・アル・グール」ってどんなキャラかと思って検索したら、 こちら のサイトにて詳しく紹介。う〜ん、眼光と髭はともかく、額の広さが……
 某サイトにて オウム教祖松本(麻原)被告に死刑判決朝日 )を受けて東条英機を引き合いに出し「生きて虜囚の辱めを受けず、なんて言ってたくせに自分は自殺もしなかった」ってなことが書かれてた。「生きて虜囚の云々」は正統だとは思わないし(もっとも、当時の状況を見るとまったく根拠のないものでもないけど)、東条英機を英雄視するつもりもないけど、東条英機が逮捕前に拳銃自殺をはかり、GHQが「東条を殉教者にするな」と必死の治療をほどこし、命を取り留めたというのはわりと一般的に知られた話だと思ったのだけど……

 近況。まわりが困ってしまうくらいいい人ばかりでうれしいのだけども、戸惑い半分。自分がそんな好意を受けるような人物ではないことに、さらに落ち込み。それにふさわしいだけの人間になるのが一番いいのだろうけどね。
*1: ある殺人事件で、仕置人の影響で犯人が殺人をしたと事実無根の報道をされた
*2: 当時は悪役俳優として活躍していた。


2003年02月27日(木) 旧暦 [n年日記]

姉をキンゲにはめてみる

 はまりますた(あっさりと)。
 まあ、そりゃはまりそうなものを選んではめてるんだからはまって元々なんだけども、こう、意外性というものが……
  /.JP より 歌詞と楽譜を打ち込むと歌声を合成するソフトウェア 。AMAZING GRACEを聞いてみましたが、確かに人口音声臭さはあるものの、歌詞と楽譜のみでこれが構成されたかと思うと(まあ、細かい設定の調整はあるのでしょうが)、わりと驚きを禁じえない。市販されるとなかなか面白いおもちゃになるかも。
  Windows Updateで不正情報送信?   対LINUXに日本政府機関に対してのアピールに来日中 だというのに、安全性という意味ではそんなに大きなことではないかもしれないけど、信頼性という意味ではちょいとマイナスポイントかな。夕べの WBS でビル・ゲイツの遊説の様子を特集していた。政府関係者へのプレゼンは、言ってることをちゃんと聞けば突付きどころがたくさんあるのだけども、悪く言えば相手を丸め込む技術はさすがだと思った。一人物には違いないのだけどもなぁ。
  福井大学入試で解答用紙と間違い、問題用紙を回収 。ちょっとだけひとごとではなかったり。学生の方は別枠で面接して合否を判断、ということになったようですが、担当者の方はマジで始末書ものだろうなぁ。
  うででん 、銀漢キターーー! と思ったら即あぼん。変なカッコしてえらそうに説教かますヘタレなところは相変わらず。それでこそ銀漢。碧衣の騎士団の暴走を明示的に示すため、SIGNで同じような立場だった銀漢に説教させたのだろうけどね。おそらく、昴登場のためだけの布石ってことはないよなぁ。
  スレ自体が川柳スレと化している2chニュース板北朝鮮川柳スレ1 。高畑勲氏によれば、ギャグとは距離感である、だそうだ。たしかにある程度距離をおいた目で見なくてはユーモアも笑えない。カリカリするよりは、ユーモアを楽しむくらいには距離をおいて見てみることも必要かもしれない。でもやりすぎ。(^^;
 週刊マガジンで赤松健氏の新連載がはじまってたけど……つまり、ハリー・ポッターが女子高生30人切りをするバトルロワイヤルですか? いや、別に否定はしないけど、もうちょっとひねれよ、とか思ってしまう。あと、チャレンジ精神旺盛なのは認めるのだけど、チャレンジ精神の使い方が間違ってまつ。少年誌で「パイパン」自体は、「オヤマ菊の助」でとっくの昔にやられてるけどね。(最近のマガジンは読みどころが本当に少ない)


2002年02月27日(水) 旧暦 [n年日記]

ダイヤモンド・エイジ読了

 ニール・スティーブンスン「ダイヤモンド・エイジ」、ようやく読了。一言で要約すれば、「母をさがしてナノ・テクノロジー」ってところか。最初、物語の背景となる部分からはいって、主人公が誰かしばらくわからないので混乱するが、前作「スノウ・クラッシュ」に続いてこの人のテック・フューチャーな世界はそれだけでもぐいぐい読者を引き込む。もちろんそれだけでなくて、物語としても、自己探求の物語として、設定と複雑に絡みあう。「スノウ・クラッシュ」もそうなのだけど、導入がしつこいくらいなのに対して、終りが、スパッと終わってるのが気になるけど、それで面白さの価値がなくなるわけではない。五年前の小説だけど、非常にエキサイティング。ところで、やっぱマシスンってVTなの?
 最近、「漢字と日本人」を読んだせいでか、思うのだけど、言葉の乱れは心の乱れ、というのは、案外そうなのかもしれない。言葉の性質というものを考えると、心、というか、思考とは切っても切り離せない気はする。言葉には概念が付随する。逆に言えば、言葉の付随しない概念はない。既存の概念の組合せでどうにか定義できないこともないだろうが、苦労する。概念があれば、簡単に思考に組み込むことができる。つまり、言葉というのは、思考の組み立て様式をほぼ反映している、と言えるだろう。同時に、言葉というのはコミュニケーションの道具でもある。だから、コミュニケーション様式というのが、思考様式に影を落としているということも言える。逆も真也。くわばらくわばら。
 要フラッシュだけど コレ いいわ。

PS2でも出る、DCでも出る。

 DC版は ここ 、PS2版は こっち


2001年02月27日(火) 旧暦 [n年日記]

明日という字は明るい日

 忙しいという字は心を亡くすと書く。ので、心が死んでない限りは時間が少なくても疲れても忙しいのではないのだろう。だから多分私もまだ忙しいのではないのだろう。
 とは言え色々慌ててたことが原因で、昨日の日記に別方面からのツッコミを受ける。意図が良くわからない部分もあったけど、明かに意図が誤解された部分、こちらの書き方が明かに悪かった(あるいは間違ってた)部分があるので修正。誤解されるようなことを書くというのは、大抵はこちらに非がある場合である。まあ感情的部分と、史実の部分と全然分離されてない文章なので、それだけでも問題であるかもしれない。事実を挙げていき、冷静な判断を仰ぐというのは分量がかかるということもないではないが、やはり歴史、特に戦争を語ることは難しい。