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2010年07月11日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] 仮面ライダーW

  仮面ライダーW #41「Jの迷宮/ダイヤモンドは傷ついて」。泪の変身したジュエルドーパントの防御力の前に、にエクストリームの必殺技ですら歯が立たない。
 しかしジュエルドーパントは倒れたWたちにとどめを刺さず、「もうすぐ全てが終わる」とだけ言い残して去っていく。
 やはりジュエルドーパントを倒すには地球の本棚で弱点を探すしかない。が、フィリップが地球の本棚に入れば若菜が連れ去ろうと手ぐすねを引いている……本棚の中でクレイドールドーパントに変身することすら可能になった若菜の手を逃れて本を閲覧するにはどうしたらいいか、思い悩むフィリップだったが、亜樹子の言葉をヒントにある作戦を思いつく。
 一方、拘置されてる刃野は昔泪が口にした言葉を思い出していた。それは、子どもたちが大事にしてる風車をめちゃめちゃにしたと泪が名乗り出た後、「愛するほど壊したくなる」という言葉……それが本当だとすれば彼女が愛しているという上杉が危ない。牢の中からそれを伝えようと必死に人を呼ぶ刃野だったが、その前に泪が姿を現す。しかし、怯えまどい罵る刃野を前に、何故か泪の様子はもの悲しそう。さらに駆けつけた翔太郎たちに「簡単に私に騙されるあなたたちに私は止められない」と捨て台詞を残していく。
 やがて上杉に指定の場所に来るようにと連絡があり、翔太郎たちが指定場所に同伴するのだが、……

 宝石泥棒、解決編。ジュエルドーパントであるはずの泪をつかまえるだけ……のはずなのだが、何故か泪が不必要に翔太郎たちの前に姿を見せたり、意味ありげな言葉を残していく。「騙されてる」とは、何を騙しているのか。どうして泪は拘置所の刃野の前に姿を現したのか、何を伝えたかったのか。全てを最初から見直すことにした翔太郎は、事件を裏から操っていた真犯人を暴き出す。
 今回刃野がメイン話のようで活躍してないのだけど、でもこれって、刃野のことを泪が心配して気遣わなければ、のうのうと真犯人は逃げおおせてたのだよな。翔太郎も刃野のことをバカにする真犯人相手に、「刃さんは騙されやすいんじゃねえ。騙され上手なんだ」と、騙していたはずの相手さえ何時しか心を打ち解けさせてしまう刃野にこそ負けたのだと突きつける。
 フィリップの方は、亜樹子の言葉がヒントになって若菜対策を。その作戦とは、若菜を挑発して若菜に所定の本のページを開かせた後、若菜に捕まるふりをして……ってすり抜けてるよ! 作戦というのは、わざと低いシンクロ率で本棚に入り、若菜には触れない状態になること。触れられないのは若菜だけではなく本にも触れないので、わざと若菜に開かせたというわけ。なるほど。一回こっきりの作戦ではあるけども。
 で、その検索の結果得たジュエルドーパント対策は……劈開(結晶が一定方向に割れやすい性質を持つこと)ですかい。いや、それだったら地球の本棚に入らないでもわかりそうな気が……(いや、ドラマ上の都合なんだけど)
 先週ドーパント紹介のページを見たらジュエルが登録されて無くって「?」だったのだけど、今回の話を見て納得。
 次週はシュラウドがWのパワーアップをほのめかしてるのが気になる。事件自体も一晩で老化してしまった子役の謎を追うという、かなり面白そうなものなんだけど。グレイトフルデッド? 兄貴の覚悟が言葉でなく、心で理解できた!


2010年07月12日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミン#40

  キルミンずぅ #40「泉へ走れ!ネズミのキルミンブルース!?」。キルミンズをやめたケンは、そのしょげた様子を心配したカノンの誘いのままに羽鳥邸へ。カノンはこの機会にケンをアニマリアンとして覚醒させてお婿さんにしようとするが、ケンが「ネズミもコウモリもちっちゃくて弱くて……いる忌みがないよな」と言うのに、つい真剣に「すべての生き物は地球に選ばれてる!」と言い、ネズミやコウモリは仲間と一緒になって生き抜き、それゆえに仲間想いの生き物なのだと力説する。
 それを聞いて、ケンは危険な祠の泉へ向かったリコたちの後を追うのだが……

 キルバラ変身が出来ない焦りからネズミへの変身も出来なくなり、自信を喪失してキルミンズを辞めると言い出したケン。カノンはそんなケンを自分に振り向かせるチャンスと家に誘うのだが、つい本気になってケンの悩みに答えてしまう辺りが、相変わらず憎めないというか。とは言えリコへの対抗心バリバリで、リコたちのところへ向かったケンを追いかけ会わせまいとするのだが、そっち方面では今回特に何も起きなかったなぁ。ただ、今回ケンが羽鳥邸を訪れ、桐野やけーこりんに会ったのは後々影響しそうな気も。
 一方、いよいよ妖しい動きを見せるのは二ツ木たち。伝説の泉に棺桶のようなものを沈めるのだけど……これってミサが探してた「柩」? だとすれば、二ツ木は柩を見つけていながらミサたちに隠してることになるし、「飲むと動物になる」という伝説の泉にその柩を浸すのも目的があるとしか思えない。ミサに対し「神浜市全体をジャングルにして動物と人間をサバイバルさせよう」と、ミサも退くほど不穏当な提案をするし。
 二ツ木の妖しいのはそれだけにとどまらず、部下の女性たちが鳥の羽や鹿の角やアリクイの爪を生やしたりと、またキルミンともアニマリアンとも違う変身の仕方を……以前出てきた獣人は、失敗作ってこと? 最後にキルミン変身したリコたちの映像を見てほくそ笑んでるし、やはり二ツ木が第三勢力と言うことか。パルスも二ツ木への疑惑をいよいよ確信に近付けたようだし。
 ケンの方は、またネズミに変身できたのと、それによって仲間を助け出せたことで自信を回復。とりあえずいつものキルミンズに戻る。今回出てきたムササビもネズミの仲間ということで、終盤ケン大活躍の伏線か?


2010年07月13日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ストライクウィッチーズ2#1と学園黙示録 ハイスクール・オブ・ザ・デッド#1

  ストライクウィッチーズ2 #1「再び空へ」。俗には「ストパン」とか呼ばれてた、「パンツじゃないから(ry」と無理のありすぎるキャッチコピーで地上波でパンツ丸出し放送をやらかしたシリーズの続編。前期は「やっと本気を出した!」とか言われたGONZOが制作だったけど、GONZO倒産(でも、また新体制でスタートするらしい)の関係でAIC制作に。第一期より確かに作画に力は入ってるんですが……ほんまにそれでええのんか?
 その一方で妙に軍事考証が細かいところがあったりもするのだけど、まあ、どこまで行っても「パンツ」だからなぁ。でも何気に第一期のラストとちゃんとつながるように作ってたり、ファンサービスなこだわりには余念がない。パンツの書き込みも含めてな。
  ニコニコ動画で配信する六本のアニメ のうちの一本である他、現在第一期全話配信中だそうな。セキレイもそうなんだけど。ようやくネットでのアニメ配信が理想に近い形の手軽さになってきたかなぁ。あとは有料配信の価格がこなれてくれれば言うことなしなんだけど。
 でもなんか今期坂本少佐の声が変わってるんですが……千葉紗子、休業してないよね? まあ、何気に福圓美里もちょっと声質が変わってて声を作ってる感が出てるんだけど。


  学園黙示録ハイスクルー・オブ・ザ・デッド #1「Spring of the dead」。藤美学園の高校生・小室孝は密かに想いを寄せていた幼なじみの宮本麗が親友の永の彼女になってしまって以来、無気力に毎日を過ごしていた。その日も授業をふけて非常階段にいたところを、やはり幼なじみの高城沙耶にしかり飛ばされる。が、何気に見ていた校門で教師たちが不審者ともつれ合っている様子がおかしいことに気付く。不審者に噛み付かれた教師がその直後死亡。しかしすぐに蘇り、同僚を襲いだしたのだ。
 何か異常な事態が起こってることを察した孝は授業中の教室に乗り込み麗と永に異常事態が起こっていることを告げて学校から脱出しようとする。しかし、すでに時遅く、次々に人を襲っては仲間にしていた「奴ら」が学校内にあふれ出し、避難勧告の放送が異常な悲鳴で中断されたことで学生たちはパニックに。出入り口からの脱出をあきらめた孝は武器を手に迂回ルートで逃げ出そうとするのだが、そうしている間にも学校はすでに「奴ら」の巣窟となってしまっていた。

 佐藤大輔原作佐藤ショウジ作画のスプラッタコミックのアニメ化。だからアワーズはちゃんと佐藤ショウジを捕まえとけとあれだけ(ry これもニコニコで配信されますな。
 設定はいきなり街中がゾンビの群であふれかえってその中から脱出しようとするというB級スプラッタの王道なのだけど、遠慮ない残虐シーンに、オタク向けのキャッチーなキャラクターや描写が非常に上手いバランス。まあ、出てくる女性キャラみんな巨乳という偏り具合がすべてを現してる気もしますが。佐藤大輔ならではのミリタリー描写も健在。ただ、東海版はすごい規制の嵐が……まあ、ニコニコの配信がすぐにあるからあんまり意味がないんですけどね。
 原作は佐藤大輔作品の常で「まともな完結は諦めた方がいい」と思うんですが、アニメはオリジナルの結末にするんですかね? 佐藤大輔も監修に入ってるらしいし、大丈夫かな? 困ったことに佐藤大輔は人間性は最低だけども書く物はホントに面白いからなぁ。


2010年07月14日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 民主党は負けてない

 ってな 記事東京新聞 )を見て、東京の話が全部のように見せたヨタ記事かぁ、と思って、 総務省の第二十一回参議院選挙結果 を見てみたら……比例代表、選挙区共に全国の総得票数は民主の方が本当に多いんですな。(比例代表:自民16544761(-252925)、民主23256247(+2118789)、選挙区:自民18606193(-1081761)、民主24006818(+2074832)、括弧内の+-は前回選挙との差)。じゃ、各都道府県でどう得票差があるかと見てみると、民主党が自民党を上回ってるのは比例代表では37都道府県、選挙区では34都道府県。票数だけ見ると「なんで民主が負けてるの???」という結果になってる。結果を見るとどう考えても「選挙戦略の失敗」。都市部は一人に絞り、地方への対策をもっと重視すべきだった、とは、後付けで何とでも言えることではあるのだけど。ただ、議員にとっては選挙政党としての存在意義がほとんどの民主がこのような選挙下手を見せたのは、いろいろ響くんだろうなぁ。

[アニメ] あそびにいくヨ!#1

  あそびにいくヨ! #1「ちきうにおちてきたねこ」。沖縄に住むちょっと気弱な少年・嘉和騎央は、お爺ちゃんの法事で親戚には見覚えのない猫耳の少女と出会う。なんだか話が噛み合わないままに間違ってお酒を飲んでひっくり返ってしまうのだが、自分のベッドで目を覚ますと、隣にワイシャツ一枚のその猫耳の女の子が……慌てる騎央だが、そこへ隣家の幼なじみの金城真奈美や部活の顧問が訪れて、不純異性交遊を疑われ、一悶着。しかし、その少女エリスが言うには、彼女はいわゆる宇宙人で、地球との外交を結ぶために訪れたのだという。疑う騎央たちの前で、ニュースで放映されていた宇宙船を人前から消して見せてしまう。

 原作は最初の方をパラ見したくらいですが、コミックアライブ連載のコミックの方は作画担当の888氏のコミカライズが大変マッチしてて楽しんでおります。
 内容の方は簡単に言うなら、ファーストコンタクト・スラップスティック・ラブコメ。地球に地球人そっくりな日本語を話す猫耳しっぽの宇宙人がやってくるというあまりに俗悪な設定を、逆にパロディというかギャグにして設定に織り込んでしまってる。そのため、CIAが干渉してくるのはまだしも、「あるべき宇宙人との第一次接触(ファーストコンタクト)」を求める地下組織まで出てくるのがそこらへんを端的に示してるのか。
 ま、そういう話はさておき、もうちょっとのんびりした雰囲気が欲しかったけど全般的には結構楽しめましたわ。基本的にSFやらのパロが下敷きの話だしなぁ。
 些末ながら敢えて言えば、ちょっとキャラのデザインがシリアス寄りだとか、メインキャラの声優がちょっとイメージと違うかなぁ、とかはありますが。あ、「悪運紅葉」の花澤香奈はかなり良い線だと思います。ただ、岡本喜八で「大誘拐」の後に薦めるなら、「独立愚連隊」ではなく「独立愚連隊、西へ」か「あゝ爆弾」あたりだろうに。もしかしたら「独立愚連隊」の後に「西へ」を見せ、「どぶ鼠作戦」、「地と砂」を見せて岡本喜八ファンに染めていくという作戦かもしれないけど。「戦国野郎」も世間の評価とうらはらに、割と好きなんだけどなぁ。あと、「ジャズ大名」も……って、どんどん岡本喜八談義にずれてくorz ガイアシンフォニーとかが出てたのは、原作発表年あたりのせいだと思う。多分。


2010年07月15日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] オカ学#2と伝勇伝#2とオオカミさん#2と生徒会共#2簡単に

  世紀末オカルト学院 #2「文明の到来」。前回の最後、マヤの前に素っ裸で降り立った男、アベミノルは、宇宙人に人類が滅ぼされそうになってる未来から人類を救うためにやって来たタイムエージェントだと、またトンデモなことを言い出す。どうも重要キャラらしいアベミノルこと内田文明が登場だけど……これまたえらく頼りない。彼が言うには1999年7月21日にヴァルトシュタイン学院に収蔵されていた「あるもの」が発動、それにより時空間が破れ、そこから宇宙人が攻めてきて人類が滅びかけていて、彼は2012年からその「あるもの」を探して破壊するためにやってきたと言うのだけど……彼の言ってることが父の残した手帳の記述とも符合すること、何者かに襲われたことで、マヤは共同戦線……というか文明をコキ使い父を殺した相手を探そうという腹らしい。もっとも文明は性格もヘタレで、サイコキネシスが使えるといい、実際1999年ではスプーン曲げ少年としてもてはやされてるらしいのだが、どうもその力は今は使えないらしく、ただ手にしている携帯型端末で未来との連絡がとれるとの、世界を滅ぼすオーパーツの判別が出来るだけというのが……マヤの顔芸とドSぶりが意外にも面白くて好調なので楽しみになってきたのだけど、この二人に任せて大丈夫なのかがw(主に文明)

  伝説の勇者の伝説 #2「英雄と寝ぼけ男」。一気に過去話。でも、前回に比べると普通に面白いですよ? う〜ん、どっちを信用していいやら。
 どうも過去話ではいろいろ陰謀やら裏切りが起こりそうな雰囲気なんで、とりあえずそういう匂いがする限り見続けてみます。ただ、今んところ団子女にあんまり魅力がないのが……

  オオカミさんと七人の仲間たち #2「うそつきおおかみさんと亮士くん」。御伽銀行の仲間になった亮士を一応は受け入れたものの微妙に距離を近付けにくい大神さん。だけど、今回は大神さんへの依頼と見せかけ、彼女が罠にはまってしまい……
 話の内容云々以前に、黒子ナレーション、さすがにうざすぎ。いや、新井里美さんがどうこうと言うのではなく、突っ込みを入れる天の声的ポジションなら別に問題ないんですが、キャラのシリアスな心情の解説までしだすと、流石に「余計」と言わざるを得ません。ちょっとバカにされてる気もするし。
 その辺、スタッフはご考慮いただきたいものです。
 そういや、EDは「赤頭巾ちゃんご用心」だったんですな。てっきり「狼なんか怖くない」になるかと。

  生徒会役員共 #2「時に君はSかMか/ならばその力を試させてもらおう/きらきらと輝くそいつはおまえのなんなのだ」。柔道部部長(予定)三葉ムツミと本格的痴女トップを争う(争ってる相手は七条アリア)横島ナルコ登場。小林ゆうは今期女教師二発目ですが、なんというか、実に生き生きとしてますな。善哉善哉。生徒会メンバーには疎ましがられてる気もしますが。
 「学校イベント」で「遅刻しそうになって運命の人とぶつかる」「番長を倒したと思ったらそれは四天王の中で一番の小者だった」に並んで、なんで「舞踏会場の外で剣舞を踊ってた婚約者」なんてネタが出るのかと思ったら、監督が「プリンセスラバー!」と同じだったんですな。言われてみれば、いろいろ納得。


2010年07月16日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] アマガミSS#1と屍鬼#1

  アマガミSS #1「アコガレ」#2「セッキン」。高校二年生の橘純一は、中学時代にせっかく出来た彼女にクリスマスデートをすっぽかされ、そのままふられてしまったことがトラウマとなり、恋愛沙汰に臆病になってしまっていた。が、学内でも一番人気の先輩・森島はるかに「子犬みたい」と気に入られ、いろいろと急接近。彼女への気持ちが押さえきれなくなった純一は、過去を克服すべくはるかに告白するのだが、「頼りがいのある年上がタイプ」と言われ、あっさり玉砕してしまう。
 これからはるかに顔をあわせづらいと落ち込む純一だったが、翌日、はるかがいつも通り気さくに放しかけてくる。戸惑う純一にはるかは「男と女の関係って、恋愛関係だけじゃないと思うのよね」と、微妙に天然なことを言う。しかしはるかへの想いを再自覚した純一は、はるかに認められるようになってもう一度はるかに告白をしようと決意していた。

 「スケッチブック〜full color's〜」、「WORKING!!」の平池芳正監督の新作。原作ゲームの前作的な「キミキス」のアニメ化「キミキス pure rouge」は一本のエピソードでやろうとしたために主人公を二人に分けたり振られたヒロインのファンに不評を買ったり、そうでなくとも最後に選ばれなかったヒロインが泣くことになるのが原作の雰囲気を損ねたためか、今回はオムニバス形式で各ヒロインごとの話にしていくパラレルな話にしていく方針の模様。ここで必ず毎回最後に上手く行かず、「責任者は誰か。やり直しを要求する!」と言い出したら……あ、まったく別作品ですねすいません。
 で、そうは言っても原作はまったくやったことないんですが、最初は原作でもなんとなくそれなりに人気のありそうな上級生キャラ・森崎はるか。伝え聞いてる限り綾辻詞とかがキャラが強烈で一番人気っぽいんですが、そういう認識でよろしいんでしょうかね?
 原作の評判を聞くとかなりの頻度で出てくる単語が「変態紳士」なんですが、第一話二話ではあまりそれっぽいのは出て来ず、ちょっと思い込みが激しく妄想癖っぽい主人公くらいのものなのですが、第三話でははじけるらしく、期待しててよろしいんですよね?
 個人的にはどっちかというと響さんを攻略していただきたいものです。


  屍鬼 #1「第遺血話」。山中に取り残されたような小さな村、外場村。しかしその時代にもおきざりにされたような村で、兼正の坂の上にあった旧家の跡地に突然洋館が建てられる。村の人間は皆「兼正のお屋敷」と呼び、「変わり者が越してくる」くらいにしか思わなかったが、外場村の少女、清水恵はこの洋館にあこがれをいだいていた。というのも彼女は鄙びたこの村を嫌悪し、ひたすら都会にあこがれていたからだ。
 そして彼女があこがれを向けるもう一つの対象、都会から越してきた少年・結城夏野。田舎にあこがれて外場にやってきた両親と共に越してきた彼だが、彼自身は勝手な憧憬を向ける恵も含め、外場村に嫌悪しか感じていなかった。
 そんな中、兼正の屋敷に夜中に越してきた住人たち。彼らが越してきた翌朝、恵が突然姿を消す。村総出で山狩りが行われ、数日して弱り切った恵が発見されるのだが……

 小野不由美原作のホラー、なのか、これも原作未読です。すいません。ただ、どうもジャンプスクエア連載の藤崎竜によるコミック版をどちらかというと元にしている模様。最初の「田舎にうんざりで都会にあこがれるおしゃれ少女」な恵のコミカルな描写は、原作ファンには微妙らしいけど、個人的には面白かったのだけどなぁ。
 未読ではあるけど原作に根強いファンが多く以後の伝奇ものに大きな影響を与えた作品らしいので、期待したいと思います。
 本格伝奇と言うことはあまりすっきりした終わりではないのだろうけど、その辺をどう描写するのかも楽しみ。


2010年07月17日() 旧暦 [n年日記]

[その他][映画] いやまあ、細かいことは言いませんが……

  「テレビ局映画」というジャンルを作ったことは他局と一緒に自負していい産経 )。要は「なんだろうが話題になった方が勝ち」って話なんですが、なんつーか……
 その後も「テレビ番組で捏造(ねつぞう)問題が起こるのは、懸命に作っても無視されるから。だから批判される方がまだましです。」と、テレビ局の捏造を堂々と正当化してる。恥じることなくこういうこと言っちゃうことがそもそも感覚がおかしくなってるとしか思えませんが……
 それはともかく、映画なんて所詮は娯楽なんだからテレビ局が作ろうがアイドル俳優呼んで作ろうがとやかく言いやしませんが、宣伝による集客しか目が行ってない時点で映画業界の弱体化を招いてる、つまり「食い物にしてる」って意識はないんだろうな。あってもどうとも思ってないのか。こういう人はやり手なんだろうけど、結果業界をボロボロにするだけなのだろうなと思う。
 実際、先の参議院選挙の特番で比較的各局横並びの中、映画「踊る大捜査線」の宣伝番組とみまごうタイトルのフジテレビだけが極端に数字を落としていた。逆に、池上彰氏の挑発的かつ突っ込んだ発言が連発したテレ東はNHKに次いで二位という健闘だったそうで。
 お金がなくっちゃ映画も作れないんだから利益を追求することが悪いとは言いませんが、利益を上げる映画が良い映画と勘違いしてるならどうにもならん。「価値観」「審美眼」ってものが衰退して「お金」という数字での判断しかできなくなった世の中だから、と言ってしまえばそれまでなんだけど。
 上の記事と併せて、 アニメ映画に芸能人を起用する理由 「声優は取材に協力的じゃない」 「声優事務所はギャラばっか要求」日刊テラフォー )も読むと、「宣伝ばっかで映画の内容は二の次かい」と思いたくもなる。 2chの反応のまとめ では、「声優事務所に勤めてたけど、取材で追加のギャラなんて請求したことないけど?」という声も上がっていて、常識的に考えてもただの取材でギャラ要求ってのは考えづらい。中には作品上の狙いで声優を使わないのもあるだろうけど、ホントに箸にも棒にも引っかからない演技の吹き替えとかはなぁ……


2010年07月18日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイ#22とW#43

  ゴセイジャー #22「オーバー・ザ・レインボー」。今回はかつて普通のヘッダーだったゴセイナイトを退けた幽魔獣、ネッシーのウオボ渦が敵。人々の影を奪って意識不明にしていくのだけど、特殊能力だけではなく元々が強力らしく、ゴセイナイトもいつも以上に慎重。つか、デレ期? このシリーズ構成はツンデレというものがいまいちわかっておりませんな……
 玩具的にはグランディオンとゴセイグレートが合体した「グランゴセイグレート」の登場が主。
 今回の敵の元ネタは「ウォーターホース」だろうなぁ。未見だけど、もろネッシーネタの映画。


  仮面ライダーW #43「Oの連鎖/老人探偵」。探偵事務所を訪れた良枝の依頼は、娘を救ってくれというものだった。しかし彼女が連れているのは老婆……なんで娘じゃなく母親を連れてきたのかと首をひねる翔太郎たちだったが、実はその老婆こそが娘のみゆ。何故か一晩で老婆になってしまったのだという。
 どう考えてもドーパントの仕業と調査を開始するが、ウォッチャマンからの情報で「老けさせ屋」と呼ばれる恨み代行業者の存在を知り、占い師に扮しているという老けさせ屋を見つけるため、片っ端から占い師を調べ出す。
 そしてついに老けさせ屋を見つける翔太郎たちだが、老けさせ屋はオールドドーパントに変身、アクセルを老けさせようと攻撃を繰り出すのだが……アクセルには何の効果もない。慌てるドーパントは続けてWに同じ攻撃をすると、今度は翔太郎の支配する左半身に異常が……変身も強制解除され、その隙に犯人に逃げられてしまう。
 だが、Wの異常はそれでは収まらず、翔太郎はなんだかヨボヨボしてまるで老人のよう……しかも言動だけではなく、翌日には本当に老人になってしまっていた。
 フィリップたちはみゆが児童劇団で主役を射止めたことを快く思っていない人物が犯人と当たりをつけ、検索をかけようとすると、地球の本棚にはすでに来ていた若菜が狂ったように検索をかけていた。若菜はシュラウドの事を調べていたようなのだが、一体何故そこまで必死に調べようとしていたのか……?
 オールドドーパントを探し続けるフィリップとは別に、竜は意味ありげな言葉を残すシュラウドの手がかり、そして彼女が暗示したようにオールドドーパントの攻撃が効かなかった理由を知るために園崎冴子を捜し出してシュラウドの正体を問い詰める。だが、彼女の口から聞かされたのは、井坂にウェザーのメモリを渡したのは他ならぬシュラウドという事実……竜は本当に復讐すべき相手が自分を利用し翻弄し続けてきたシュラウドだと知り……

 竜にアクセルのメモリとドライバを与えた謎の存在として現れ、園崎家に敵対する謎の人物として事態を操り続けていたシュラウド。若菜は琉兵衛からその正体を明かされるのだけど、どうもやっぱり、フィリップたちとの関係は想像の通りらしい。
 かつてミュージアムに所属していた優秀な科学者だったシュラウドは、何らかの事情で琉兵衛とミュージアムに激しい憎悪を抱き、離反、ある目的から井坂を唆し竜の家族を殺させドーパントへの憎悪を抱かせたり、財団Xに密かに技術を流して独自のメモリ開発を促したりしていたらしい。どうもこの独自のメモリは劇場版に出てくる予定のT2メモリーらしいのだけど、竜に目を付けた理由はまだ不明。「テラーの攻撃に似てる」と翔太郎が言っていたオールドの攻撃が効かないことから、テラーの攻撃が効かない特殊体質とかいうことなんだろうけど。


2010年07月20日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミンずぅ#41とその他

  キルミンずぅ #41「夏だ!氷だ!あにゃまる探偵史!?」。総集編その2。そいでもってキルミンヘッド以外映らないのも前と同じw
 今回はサブキャラに焦点を当ててるのかな。ルミコ先生、カスミ、大関警部、小結刑事が割と大々的に紹介されてる。とは言え、キルミンでもないのに動物に変身する存在がいることには本格的に気付いてるので、最後の1クール、いろいろ動きがあるかなぁ。二ツ木にはきづいてないみたいだけど。
 そいでもって来週はその大関警部らがメインのようだけど……なんかアニマリアン化してない?

 で、軽くその他。
 ストパン2#2はいよいよメインキャラ全員集合だけど、坂本少佐、二十歳で獣耳で白スク水って、大分マニアックすぎません? しかも眼帯ポン刀……文脈なかったら完全に厨二病の権化だw

 あそびにいくヨ!#2。クォリティは結構高めなのだけど、真奈美がCIAエージェントの手伝いバイトだとか、双葉アオイのトンデモ設定とか、視聴者に消化させる前にどんどん話が進んで置いてけぼりになってしまってる。ラノベ原作は5巻くらいでキリのいいところになるのが多いのか、どうもこういう急ぎ足の展開が多いのが……デュラララ!!みたいに3巻分で2クールもらえるって方が異常なんだろうけど。

 HOTD#2。メインキャラがこれで出そろったのか。孝・麗グループ、沙耶・コータグループに天然ボケ保険医の鞠川静香と、過剰に凛々しすぎる毒島冴子が合流。静香が自分のことを文字通り身体を張って助けてくれた保健委員の男子生徒に「え〜っと、あなた名前、なんだっけ?」と洒落にならないきついボケをかますあたりが。その後現れた毒島が、彼を惚れた女性のために命をかけた「男」として扱い、「奴ら」になる前に引導を渡す辺りで救いはあるのだけど。
 で、最後にこの現象が街だけでなくその外でも起こってることが暗示されるのだけど、佐藤大輔、オチ考えてるのかなぁ。多分このオチにしようとか考えてない気がする。もしくはそこに行く前に飽きるw