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2010年04月11日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイジャー#9とW#30

ゴセイジャー #9「ガッチャ☆ゴセイガールズ」。いつもワガママで自堕落放題のエリ。几帳面な性格のモネがそれに耐えかねて校規粛正を言い出す。二人の女の子の折り合いの悪さに皆が困り果てていたところに新しい刺客、女王蜂のイリアンが現れる。
 全ての男を僕にしようとするイリアンの毒にアラタたちが倒れ、無事なエリとモネが戦うが、二人の連携がバラバラでアラタたちが連れ去られてしまう。
 困り果てるモネだったが、エリの言葉にヒントを得、アラタたちを取り戻そうとする。

 女性メンバーが二人が定番になってからは必ずある女の子回。それぞれ別の意味でワガママな二人に振り回されるゴセイジャーたちだけど、キャラが全般的に薄めなのであまり感情移入が……
 今回の敵キャラはプスワ星人のイリアン。言うまでもなくワスプ(スズメバチ)、エイリアンが元ネタ。
 次回は何故かさかな君が出てるんですが……


  仮面ライダーW #30「悪夢なH/王子様は誰だ?」。Wになって同化して入り込んだフィリップが翔太郎音夢の中でナイトメアドーパントを追い込む作戦が、現実世界にウェザードーパントが現れ無防備なフィリップを攻撃したことで失敗。翔太郎は夢の中から出られず、フィリップは変身も出来ずに追い詰められ、絶体絶命のその時、鳥型のガイアメモリが現れる。
 鳥型のガイアメモリはウェザーの攻撃をものともしないばかりが逆に跳ね返し一蹴すると、フィリップを取り込んでどこかへと消え去ってしまう。
 翔太郎も何故か夢での攻撃を解除したナイトメアから逃れるが、フィリップがいない今、Wに変身できない上に警戒したナイトメアはもう翔太郎の夢には来ないと宣言してしまっていた。さらに犯人と当たりをつけた姫香と同じ研究室の福島は翔太郎の目の前で眠り病になってしまい、捜査は振り出しに。
 完全に行き詰まった翔太郎に、亜樹子が「自分が例の機械を通してナイトメアをおびき出して正体を掴み、寝言で伝える」と、頼りになるのかならないのかわからない提案をする。
 半信半疑ながら他に手がない翔太郎はその策に乗るが、亜樹子の決死の作戦の結果伝えられた犯人の正体は……

 どうやら前回の話は「スタジアムの真ん中でいびきをかいて寝るライダー」「敵の能力でバイクを自転車に変えられしかも無様に転ぶライダー」というのが割と話題になったらしいですが、まあ、これまでなかったと言えばなかったけど、そもそも初代ウルトラマンなんかウルトラスティックとカレースプーンを間違えてるしなぁ。
 今回も夢の中で亜樹子がWに変身。通天閣やら太陽の塔やらを背景にスリッパ片手にナイトメアと戦うけども、まあ、もちろん通じるわけがなくあっさり追い詰められることに。
 それでも亜樹子の特殊能力(?)「やけに鮮明な寝言」によって、調子に乗ったナイトメアから聞き出した敵の正体。それはやはり依頼主の姫香のお騒がせ行動が原因だった。それを姫香に確認し、真犯人を伝えようとするが睡眠不足の限界を越えた姫香が眠ってしまい、いよいよピンチに。
 が、フィリップも復帰して、リアル世界で犯人を追い詰め、事件を解決する。~   で、そのフィリップは鳥型のガイアメモリ、琉兵衛の話によると「エクストリームメモリ」の中でフィリップはシュラウドと遭遇するが、シュラウドは「翔太郎はあなたにとって災厄だ」と言い残す。それでも「自分の相棒は翔太郎だけだ」と戻ってくるフィリップだが、事件が解決した後も一抹の不安を隠しきれない。
 若菜もメモリの直挿しの影響で妙にハイのまんまだし、あからさまなパワーアップアイテムのエクストリームメモリを中心に、ウェザー、シュラウド、若菜と、なんだかいろいろ錯綜しそうな感じ。
 次回はシュラウドの警告が実現するような展開らしいけど、でも悪魔と相乗りした翔太郎がそれで終わるとは思えないよなぁ。


2010年04月12日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミン#27

  キルミンずぅ #27「ネコの涙にご用心!?」。学校の宿題のために美術館へやってきたリコたち。そこに飾ってある猫の像の瞳にはまってる宝石から惚れ薬が出来るという伝承があると聞いた矢先、最近美術館内で夜な夜な猫の像が動いているという噂を聞いてしまう。猫絡みの話題でリコが飛びついたのはいつものこととして、スクープ狙いのリムや、一回は変身できたのにそれ以来何度やってもキルミンになれず危険な状況ならあるいはと考えるタマオも率先して張り込みをしようと言い出す。化け猫と聞いて怖じ気づいたケンだけがなんだかんだ言って参加せず、ナギサは皆に押し切られる形で付き添うことに……
 だが、実はリコたちは母親のハルカから「危ないことはしないという約束を忘れないように」と釘を刺されたばかりだった。それは、ハルカがミサことミシェルと再会したことで不穏な予感を覚えていたからなのだったが……

 3クール目に入ってさすがにいろいろ話が動き出してきたのかな。人間の身勝手な欲による自然破壊とそれを行う人間自体を憎んでるミサだけど、誤解やら何やらはありそうだけど根っからの悪人には思えないのだよなぁ。先の作戦失敗を獅子山のせいにしたカノンを「部下のせいにするな」ときちんと叱ったし。
 これまで子どもの遊びで探偵と怪盗ごっこを相手の正体を知らずやってきた子どもたちだけど、本格的に大人の話が動き出すことで、知らずに段々危険なところにまで足を踏み入れてしまう。まあ、普段は押さえ役のタマオもキルミンできたことで浮かれてたってこともあるんだけど。
 やったこと自体はいつものドタバタなんだけど、キルミン自体がまだ未完成なもののこと、そしてミサが何か画策してることを知ったこともあり、ハルカは今回はまったく容赦なしに子どもたちが約束を破った代償にキルミンコンパクトを取り上げてしまう。
 ハルカがミサが何か画策してることを知ったことでその調査を始めたみたいだし、新クール早々キルミンを禁止された子どもたちがどうするのか。って、来週すでにタマオがタマゴに変身してるんだけど……コンパクトもないのに???

[アニメ] 迷い猫オーバーラン!1と聖痕のクェイサー#14

  迷い猫オーバーラン! #1「迷い猫、駆けた」。都築巧は高校生ながら、実質上洋菓子店「ストレイキャッツ」を取り仕切っていた。本来のオーナーである姉の乙女が趣味の人助けで不在がちのためだ。幼なじみの芹沢文乃が手伝いなんとか店を切り盛りするが、やたらとちょっかいをかけてきたがる大金持ちのご令嬢梅ノ森千世やクラスメイトに囲まれ賑やかしい毎日を過ごしている。
 そんなある日、注文を受けていたケーキが何者かに食べられてしまい、犯人と思って捕まえた男の子は「食べたのは人間くらいの大きな猫」と言い出す。悪友の菊池家康がそれを嘘と決めつけるが、文乃が反発、犯人(?)の猫を見つけると言い出した。

 なんというか、主人公のモノローグを多用する脚本と言い、場面転換のやり方と言い、「フタコイオルタナティブ」をなんとなく彷彿とさせますな。
 でもこれ、フタコイ〜のスタッフは特に見あたらず、「バスカッシュ」の板垣伸の新作。確かに終盤の追いかけっこはバスカってたw これだけすぐに次の監督作が出来るってことは、バスカッシュの監督交代は手腕の問題や人間関係のトラブルってことではなかったのか。
 それはともかく、お約束のハーレムものだし、主人公と幼なじみのヒロインが孤児で云々、というあたりはやはり無理クリなんだけど、ドタバタのテンポが良く、結構楽しめた。
 あまり期待してなかった分、ちょっとお得感があるかな。文乃は日奈森あむと違いがわからないというのと、OP、EDが聞いてて脳が溶け落ちそうでしたが。


  聖痕のクェイサー #14「辻堂美由梨の憂鬱」。まさかの2クール目。1クールかと思い込んでおりました。で、今回はサーシャが記憶を失ったままのどちらかと言えば番外編。つか、いつ妄想オチとか夢オチになるかと思ってました。全然夢オチでなかったですが。
 スタッフの悪ノリもさることながら、声優陣、ノリノリだったろ? と突っ込まずにはいられない悪ノリ具合。美由梨愛されてるなぁ。
 ちなみにこんなセクハラアニメなんで女性のウケはさぞ悪かろうと思ったら、主人公がクール系ショタということはあるにしても案外と女性の評価は悪くないみたいなんですよね。エロもあそこまでネタに走ると逆に受けるものらしい。


2010年04月14日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 一騎当千XX#1と裏切りは僕の名前を知っている#1とWORKING!!#2

一騎当千XX #1「濡れる闘士」。普通に続き、らしい。友達の家で三期途中までは一気見したんだけど、三期目の最後の方は見てないからあんま話がようわからんなぁ。曹操はいつの間にか戻って来たの? で、今回は新キャラとして馬超が登場。女性化するとポニーテールでおバカキャラってのはお約束なんだろうか……いや、何気に乱世で天命を全うした武将なんだけどね。
 演義と同じく仇を討つために曹操を狙い、果たせずたたずんでいたところを劉備に拾われる。この辺、史実のパロなんだけど「闘士は三国志の武将と同じ運命をたどる」という設定があって登場人物も半ば自覚的だからめんどくさい……そもそも日本人で女の子に武将と同じ名前付けてる時点でおかしいんだけど、それはいまさら突っ込んでも仕方ないし。


  裏切りは僕の名前を知っている #1「刻、動き出す」。こっちはこっちでベタな導入。前世で云々かんぬんはいいけど、なんで前世がファンタジー的世界なんだろう……まあ、ある一定の層に「わかりやすい」からなんだってのはわかりきってるんだけどね。戦士症候群が出てくるのと同じ下地か。
 で、前世で姫だったのが現代では男なのもお約束。ラスボスっぽいのが世界を滅ぼそうとしてるのもお約束。嘆美なキャラの絡みをどう見せるか、ってのが主目的なんだろうなぁ。それはそれで需要があるのだろうから特に文句は言いませんが。
 でも、暴力振るってる相手がいたら遠慮なくおまわりさんを呼びましょう。つか、訴訟沙汰にして示談金をふんだくるという手も……


  WORKING!! #2「伊波、男性恐怖症。だって怖いんだもん…」。相手を半殺しにした後「あ〜、怖かった」と言う往年のなんば花月の舞台のようなことを素でやる伊波まひる。12歳以上と言うこともあって小鳥遊とは相性最悪なのだけど、小鳥遊が普通の女性を嫌うのには特殊な性癖以外にも理由があったり。そのうち出てくるのかなぁ。OPには出てるけど。>理由の張本人
 で、今回は伊波と小鳥遊の地味なバトル。間違いでシフトを同じにした店長がごまかすように「お互い性癖を直せ」と言ったことで、同じシフトに入れられることになった二人。男と見ると殴りたくてしかたない伊波に、小鳥遊はさすがにやり返しこそしないものの嫌味と冷たい態度の連続を……そんな小鳥遊にムカツキながらも殴ってるのは悪いと思ってるので伊波は歩み寄ろうとするのだけど、ことごとく空振り。つか、小鳥遊が全力で空振りにしてしまってるんだけど。
 酷い目に遭ってるのは確かだけど、二割くらいは小鳥遊本人の責任だよなぁ。妙にフラグが立ってる気もしますが。


2010年04月15日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 荒川UB#2とデュラララ#13とナイトレイド#2とうしろの大魔王#2

  荒川UB #2「2BRIDGE」。今回からOP有り。新房作品らしい手抜きとポップさの絶妙なバランスのキッチュな感じ。なかなかよろしいかと。で、今回は橋の下の住人として迎えられたリクルートの歓迎会が開かれるのだけど……まあ、よくあるいい話といい話台無しぶりが持ち味だろうなぁ。
 ドラム缶風呂は、まああこがれるのはわかるけどタオル巻いてても結構微妙だと思います。つか、ここの人たち通報されないんか……いまさら過ぎるけど。


  デュラララ! #13「急転直下」。ダラーズの初集会から半年、帝人も元の生活を取り戻したかに見えた。矢霧誠二と張間美香の異様な関係のラブラブカップルぶりは新たに日常風景に加わったけども。しかし首なしライダーが都市伝説から半ば公認のものになった一方で、今新たに世間をさわがせているのは謎の通り魔だった。死者こそ出ていないもののたくさんの人間が刃物で切りつけられ、しかも犯人はまったく不明。世間では首なしライダーやダラーズとの関係も取りざたされていた。
 そんな事件とはまったく無関係のように帝人・正臣と微妙な距離感の関係を続ける杏里。彼女は昔虐められた相手に再度絡まれるが、その途中で通り魔が乱入、事件に巻き込まれてしまう……

 折り返しを迎えて、原作二巻の内容に突入。OPも変わって、前のよりは大人しめだけどまあ悪くない感じ。OPにも色んな人が加わってるけど、羽島幽は、まだこの段階ではほとんど絡まなかったはずなんだけど……第二部は平和島静雄も大きく関わるので、その辺でアレンジがかかるのかな?
 今回の視点は園原杏里。過去いじめを受け、かつては美香に、今は帝人たちを居場所として利用してると引け目を感じている彼女だが、それもあって帝人たちの気持ちに気付いていながらさらに一歩踏み込むことができない。と言ってもそれだけでなく、自分の出来事を他人事のように観察することで心の平穏を保っているというのもあるのだけど。その彼女が突然通り魔事件に巻き込まれることに……のみならず、正臣の周辺でも不穏な動きが。この事件をきっかけとして帝人を含めた三人はのっぴきならない状況に巻き込まれることになるのだけど……
 そいでもって変化にとまどうのはセルティ。ちょっと脅せば不良だろうが警察だろうが逃げ出したはずだったのに、新しく来た白バイ警官に追い回されて警察がトラウマに。チャットでも滅茶苦茶怖がってるしw^  更にそのチャットに罪歌というハンドルで乱入してきた謎の荒し。意味不明の言葉を書き散らしては消えるのだけど、甘楽が「対処しても何故か防げない」と言ってるのが相手の正体のヒントだったり。
 それにしても岸谷新厳、やっぱ動いてるのをみても異様だなぁ。


  ナイトレイド #2「回想のロンド」。葵たちに新たに下った指令、それはスパイの嫌疑がかけられている世界的に有名なバイオリニストの身元調査と、情報漏洩阻止だった。しかしそのバイオリニストに情報を流したのは造反した日本軍将校であり、しかもそれは雪菜の兄だった……

 今回は各人の過去がそれぞれ匂わされる。一番分かりやすいのは葛で、元は優秀な士官候補生だったものの特殊能力を持ってることが知れてしまい、桜井機関に半ば強制的に編入されることに。厳しい祖母の教育により「卑怯な振る舞い」「正道でない生き方」に対し強い抵抗を持ち、今の自分の身分や能力がそうではないかというのが、一話で見せた能力の使用へのためらいの原因らしい。
 次に分かりやすいのは雪菜で、造反行為を行い姿を消した兄を捜すために桜井機関に身を投じる。その辺は他の仲間も事情は知らないみたいだから、仲間と言うよりまだ寄せ集めなんだろうなぁ。
 過去が匂わされているものの一番良くわからないのは葵。恋人か婚約者か、かつて亡くしていてそれが桜井機関に加わった理由の遠因でもあるようだけど、詳細は一切不明。ただ、へたくそなバイオリンをやめようとしないのは彼女の影響らしい。
 そいでもってあざとい萌えキャラも登場w まあ、こういう歩き売りは当時普通にあったみたいだしねえ。でも今のところキャラ的には桜井のおっさんのタヌキっぷりが一番かな?
 それにしても最後の注意書き、この手のネタはやっぱいろいろ言い訳しとかないとうるさいんだなぁ。


  いちばんうしろの大魔王 #2「おかしな監視員」。聖職者希望なのに将来の大魔王と予言され、学院中から恐れられた挙句詢子から仇敵扱いされる阿九斗。行動が裏目に出てばかりで詢子に襲われて謎の力が発動してしまい返り討ちにしてしまう。そこに、彼の監視員だという人造人間のころねが現れる。実は学院長が彼の身柄保護と監視のために要請したのだった。が、天然なのかわざとなのか、このころねのせいでまた一層話がおかしなことに……更に、彼を利用しようと陰謀をめぐらす人物も現れる。

 見ていてなんか懐かしい感じがすると思ったら、シリーズ構成・脚本が吉岡たかをでした。まあ、この手のものはお手のものですわな。
 まあいろいろお約束な力の発動とか姿を消せるけど服までは消せないので全裸になるヒロインだとか、なつかしいくらいに安定したドタバタ。いや、悪い意味でなく。
 吉岡たかをがシリーズ構成なら、何故か良い話でまとめられる(しかも家族愛の可能性高し)なので、つきあってみますか。


2010年04月16日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] HEROMAN#3とおお振り夏大#2

  HEROMAN #3「インヴェイション」。デントンを攫おうとしたスグラックは倒したが、彼らは斥候に過ぎなかった。本格的な侵略が始まり、街ではスグラックの大群が破壊の限りを尽くすが、警察はおろか軍隊でさえも歯が立たない。
 ひとまず避難所へ逃げることになったが、ジョーイは祖母が心配で家まで祖母を迎えに行くことに。サイも一緒についてきてくれるが、ジョーイの前にヒーローマンの活躍を見ていたウィルが現れ、「お前なんかヒーローじゃない」と言い捨てて立ち去っていく。
 ジョーイは立ちはだかるスグラックを倒し祖母を見つけ、一緒に避難所に向かうが、ウィルはジョーイへの対抗心からスグラックの宇宙船に潜り込もうとしていた……

 最初あまりにベタな展開に「どうだろう?」と思ったけど、今時ベタな侵略者襲来を、真面目にやってるせいか段々面白く感じてきましたよ?
 すごい力を手に入れてもヒーロー気分でいい気になるのではなく、自分に出来ること、自分がやらなきゃいけないことを少しずつ模索するジョーイ。ヒーローマンを使って戦わせるのではなく、あくまで自分も一緒に戦おうとする。その気持ちに応えたのか、ヒーローマンも新たな力を見せていく。基本的に命令に従ってるとは言え、ヒーローマンにも心があるっぽいしなぁ。
 そのジョーイに、妹のリナのこともあってか対抗心を燃やすウィル。どうも無謀な行動に出手しまう様子。考えがある、ったって、アメリカのリーダーの「私に良い考えがある」ってセリフほど不安に陥る言葉はない……ちなみに「それならプランBだ!」もダメだからね。


  おおきく振りかぶって 夏の大会編 #2「崎玉」。西浦高校の次の対戦相手は崎玉高校。その仕合を偵察に来ていた西浦ナインだったが、阿部は崎玉の攻撃と雰囲気の要が一年の佐倉だと見抜き、彼を徹底的に敬遠して相手のやる気を削ぐ作戦をモモカンに進言する。のみならず、三橋の体力の消耗を心配した彼は、なんと崎玉との仕合をコールドで終わらせようと言い出す。

 先週から始まってたっけ。うっかりしてた。
 強豪桐青高校を二回戦で下し下馬評をひっくり返した西浦高校野球部。次の試合相手はやはり無名校ながらルーキーの活躍もあってかならずしも侮れない。が、阿部とモモカンはそのルーキーさえ潰してしまえば簡単に後略できると言い、さらに阿部はコールド勝ちしようとまで言い出す。
 それを聞いて現在田島に変わって四番を任されてる花井は自分の責任の重さにおじけずいたような態度を見せてしまう。まあ、田島みたいな天才(天然?)ならともかく、普通はそうだわな。その為の作戦と采配を練る阿部とモモカンだけど、桐青を破った西浦を警戒し、情報を集める者も。美丞大狭山の監督の滝井がそう。桐青出身ということもあり、破れた母校のふがいなさを後輩にあげつらって鬱憤を晴らす傍ら、メシで釣って情報収集を……西浦の前途も多難だなぁ。


2010年04月18日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイジャー#10とW#31

  ゴセイジャー #10「ハイドの相棒」。スカイック族、ランディック族はそれぞれパートナーがいるのに、シーイック族のハイドだけがパートナーがいないことを改めて疑問に思うゴセイジャーたち。アラタだけはかつてハイドの相棒に会ったことがあるらしいが、そんな時にルビーウ星人クラスニーゴがやってくる。しかしクラスニーゴとの戦闘でハイドはまったく冷静さを欠き、結局惨敗してしまう。実はハイドの相棒、マティスはかつてウォースターの天の塔襲撃時にクラスニーゴからハイドを庇い、命を落としたのだった。
 久々に通信が通じたマスターヘッドから「お前がすべきことは?」と問われ、「マティスのためにも奴を倒す」と答え、もう少し頭を冷やせと言われてしまうハイド。そんな時、天知博士が友人の海洋生物の専門家、さかなクン博士を連れてくる。天文バカと魚バカの二人は話がまったく噛み合っていないながらも何故か意気投合し、和気藹々。そんな不思議な二人のやり取りを見ていたアラタが、何か思いついたらしくさかなクン博士から地球を守るためのヒントをもらえるかもと、ハイドに一緒にいるように提案する。

 本来ゴセイグリーンになるはずだったマティスの存在とか今回匂わされたけど、やっぱ今回の出色はさかなクンでしょうw いや、あの天然キャラぶりはすごいわ。素のキャラで番組になじんでるw
 かつて自分の危機を救うために命を落とした相棒のためにと、復讐に凝り固まるハイドだけど、クラゲクライシスの話をするさかなクン博士に「だったらクラゲを減らせば良いのでは?」と問いかけ、「いろんな生き物がバランス良く暮らすために、もっと大きく、広い視点で地球の海を守ることが大事なのです」と言われ、自分が復讐に凝り固まりマティスの願いでもある地球を守ることを忘れてしまっていたことを思い出す。お礼を言ってピンチに陥る仲間の元に駆けつけようとするハイドに「頑張ってください、天使さん!」と声をかけるさかなクン。これって「ベルリン天使の歌」におけるピーター・フォークと同じ役所って解釈でいいんですかね?
 今回の敵キャラの元ネタは「ゾウムシ(Weevil)」、「クライシス2050」。どっちも2ch見ないとわからなかったよ……
 それにしても「クラゲクライシス」って、さかなクンが言うとハッタリでもホントらしく聞こえるなぁ、と思ったら ホントにあった!  二人の博士の分かりづらい喩えと言い、妙に教育的だな、この番組。


  仮面ライダーW #31「風が呼ぶB/野獣追うべし」。鳴海探偵事務所にやってきた妙に貫禄のある無頼な出所上がりの男、尾藤。彼はおやっさんこと鳴海荘吉の旧知らしく、面会時に「調査してることがあるから、出所したら事務所に来い」と言われたらしい。が、翔太郎でさえもその話を聞いていない。荘吉が既に亡くなっており、話の件も誰も知らないとわかり尾藤は立ち去ろうとするが、翔太郎は「おやっさんのやり残した仕事ならそれは自分の仕事だ!」と尾藤に食い下がる。
 尾藤に相手にされないながらも彼と一緒に行動する翔太郎だが、尾藤はかつての弟分である有馬という男の元を訪れていた。彼の女房とも親しいらしい様子だったが、肝心の有馬はテキ屋の元締めに収まり、けんもほろろに尾藤を追い返そうとする。その態度に腹を立てた翔太郎は、有馬に「おやっさんから話は聞いて、例のものも預かってる」とハッタリをかましてしまう。
 案の定、ハッタリに引っかかりビースト・ドーパントが二人を襲撃、翔太郎は早速Wに変身して迎え撃つが、何故か不調をきたし、本来の力を出すことが出来ない。アクセルが駆けつけ、また尾藤が「そいつは何も知らない。ハッタリをかましただけだ」とばらすことでビーストは変身を解除、有馬としての正体を晒し、その場を立ち去る。
 事の真相は、ビーストに変身して犯罪を犯した有馬を、有馬の女房である鈴子に密かに想いを寄せ居ていた尾藤が、有馬の罪をかぶって服役、しかし有馬はいまだにビーストで罪を重ねていたのだった。有馬の捨て台詞から、翔太郎は生前荘吉が見せた木彫りの熊が今回の件に関係あるのではないかと睨むが、それを探しに行こうとする翔太郎をフィリップは止めようとする。というのも、変身時の異常の原因がエクストリームメモリと接触した自分の力が増大したことで、翔太郎がそれに着いて来れなくなったからと気づき始めたからだった。

 なんてベタな、なんてベタな昭和テイスト! いや、良い意味で。
 弟分の泥をかぶって敢えて臭いメシを食う兄貴分。しかし娑婆に戻ってみれば自分のいた組は増長した弟分に乗っ取られ、その弟分は兄貴分を邪険にするのみならずさらなる悪事を行おうとしている……って、最近「とある科学の電磁砲」でもそんな展開あったけど、やっぱこの手のパターンの金字塔は「男たちの挽歌」でしょう! やっぱここは鳩とスローモーションと横っ飛びを……(って、挽歌では実は鳩は出てないんだけど)
 おやっさんのやり残した仕事だからということ以上に、おやっさんと同じ時代の雰囲気を引きずる尾藤に惹かれて行動を共にする翔太郎。有馬の所行に我慢が出来ずハッタリをかましたり、ずけずけと「鈴子のことが好きだったから罪をかぶったのか……」と思ったことを口に出して、「薄っぺらすぎる」と指摘されてしまう。そして「薄っぺらな奴は、大事なものをなくすことになる」と……翔太郎は「おやっさん以上に大事なものなんてことは……」と、かつて自分の軽挙でおやっさんを失ったことを思い出す。この辺は劇場版「ビギンズナイト」の話ですな。
 でも翔太郎はまったく予感すらしていないが、シュラウドがフィリップに「翔太郎は災いをもたらす」と予言しており、それが現実になるかのようにフィリップの増大する力に翔太郎が着いて来れず、Wとして力が振るえなくなっていく。
 それはフィリップの身体をベースとしたファングジョーカーでも同じ事。どうも次回予告とか見る限り、シュラウドがフィリップの相棒として用意したのが竜で、そのためにアクセルドライバーなどを与えていて、イレギュラーな翔太郎は排除したい意図のように思える。
 でも、なんでシュラウドがそんなことをするのかってのが問題なのだけど、冴子と同じくフィリップを「来人」と呼ぶことを考えると、やっぱりフィリップは園崎の人間で、母親がシュラウドなんじゃないかと。
 それにしても鈴子、なんか微妙におかしいような。実は裏で二人をいいように扱ってたのは彼女、ってオチではなかろうな。


2010年04月19日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] TVタックルに麻生元首相が出てた

 TVタックルに麻生氏が出ると聞いて、出来る限り残業しないようにして帰宅して視聴&録画。たけしとの酒の席で「出てよ」と言われて「ついOKしてしまったw」というのがらしい。ビートたけしだから引っ張り出せたというのもあるけど、ビートたけしのポジションだからこそ出せた、という部分もとても感じた。若干、いまさらながらの鳩山政権叩きのダシにされたという感もあったけど。「言ったからには実行しろ!」で「民主党にブーメラン」のテロップが入ったのは笑ったが。
 番組の内容的には「今だからわかる麻生政権の功績」みたいな感じだったけど、それ、全部当時から言われてたことなのだよね。「マスゴミ」と言って揶揄する人もいるけど、マスコミも報道しなかったわけじゃない。ただ、扱いは小さく責任追及とか解散期待の記事ばっかだったんだけど。この辺は最近調べてカルテルというよりマスコミの意識のずれから生じてることらしいという印象。微妙に歪んだ使命感と政党寄りの慣習の正当化とがあって、「情報をもらえなくなると困るからある程度手心を加えないと」というのと、自尊心をくすぐられて「この政治家はマスコミを大事にしてくれてる」という懐柔に簡単に引っかかって、記事に傾向を加えてしまうのが昨今のマスコミで、麻生氏はそこを斟酌せずまったく無視したのでマスコミに大バッシングされたというところだろうな。麻生氏の宣伝戦略の欠如と言われればそうだが、そんな程度のマスコミも情けなく、なにより今はテレビ新聞以外に情報を得る手段はあるのにそれを行使せずに流されるままだった視聴者も情けない。
 まあ、今言っても何もかも繰り言にしかならないけど、でも麻生氏の相変わらずの調子を見られたのは良かった。
 ちなみに鳩山はダメダメだけど、小沢については今ちょっと評価を保留。鳩山を暴風壁にして、なんか水面下で動いてますな。単に権力が欲しいだけの人物とも思わないけど、かと言って賛同もしかねる感じ。


2010年04月20日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミン#28と迷い猫#2

  キルミンずぅ #28「ストップ!ローリングタマゴ、カモン!?」。リコたちはルールを破ったことがばれてママにキルミンコンパクトを取り上げられてしまった。キルミンでいろいろやることの楽しさに慣れてしまい、キルミンなしではいても立ってもいられないリコはリムやナギサに当たり散らし、一人でコンパクトの隠し場所を探す。そんな時、ようやくキルミンできるようになったタマオが、謝ってコンパクトを返してくれるよう頼もうと御子神家を訪れるが、生憎ママは留守。落胆したタマオだが、来たついでに御子神博士のデータを調べようと屋根裏の研究室に篭もるが、たまたまそこに隠されてたキルミンコンパクトを見つけてしまう。喜び勇んでキルミンになるが、変身したのは一番最初と同じタマゴ。意識もなく自分で動くことも出来ず、転がり続けるタマオのタマゴを巡ってリコたちは七転八倒することに……

 ハルカ(ママ)にコンパクトを取り上げれたリコ。返してとせがむが、ママにキルミンとは何かを問われ、「楽しいもの」としか答えられず、もっと考えるように言われてしまう。
 ナギサは隠し場所を知らされているっぽいけど、それはちゃんとハルカとナギサの間で信頼関係があるからなんだろうなぁ。リムは理由はわからないながら何か反省しないといけないことがあると察してるけど、リコはとことん空気読まないw まあ、子どもってそんなものだけど。
 が、タマオがいつもは冷静なのにキルミンに変身できたことに浮かれ、ついキルミン禁止を破って変身したことから大変な騒動に……
 キルミンに変身すると言うことは楽しいだけでなく危険も伴うこと、動物も常に危険にさらされてることをその事で学び、それを正直に言ってママからようやくキルミンを許可される。前から分かってたことだけど、動物に完全変身しタイムリミットを過ぎると人間に戻れなくなってしまうことがタマオの調べで改めて分かって、キルミンが楽しいだけのものではないことをリコたちは知る。
 それにしても獅子山、苦労が多いなぁ。「将来の夢」についての作文も、リコとカノンもどうしてこうボケボケなんだか……


  迷い猫オーバーラン #2「迷い猫、笑った」。あれ? なんかいきなりガクンと質が落ちたというか、先週とまったく別のアニメみたいですよ? と思ったら監督が変わってた! つか、 公式サイト 見たらいまだに「監督交渉中」になってる! つまり、監督週替わり!? これはちょっと予想してなかった展開ですわ……いや、先週は板垣伸監督・演出・脚本というトリプルブッキングで流石にこれは特別だろうとは思ってましたが、最悪、このまま一話倒れですか?