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2010年02月01日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミンずぅ#17

  キルミンずぅ #17「潜入!庭にはワニが二匹いる!?」。おおきなお屋敷に肉屋の配達に来たケン。上等の肉をペットに食べさせると聞き、どんな動物がペットなのか興味を持つが、ペットの部屋を覗こうとしたところを屋敷の主人の有賀に見つかって追い返されてしまう。
 きっと怪獣がいるんだと勘違いしたケンは有賀の屋敷を嗅ぎ回ってると、聞き込み調査に来ていた小結刑事からこの辺りでペット失踪事件が起こってると聞く。ますますもって怪しいとキルミンフォーゼして屋敷の中を調べると、そこにいたのは二匹のワニだった。
 これはこのワニがペットを食べていたに違いないと、リコたちを招集。しかしナギサの提案で、まず本当にワニが犯人なのか調べようということになる。

 ミサたちの裏の顔が今回明らかに。って、ミサさん、黒豹のアニマリアンなの? 親子でも同じ動物に変身するとは限らないんだなぁ。
 リコたちはケンの推理でワニがペット連続失踪事件の犯人じゃないかと疑い潜入捜査するけど、カノンの方もケンたちのやってることに興味を持ってその後を追いかける。ミサに子供扱いされて裏の活動を秘密にされてることの反動もあるのだろうけど。それでケンたちが探偵をやってること、ミサが「怪盗レディパンサー」であることを知って、ケンに追いかけ回してもらうために怪盗になる決意をする。って、まるっきり子供の遊びだなぁ。まあ、なんか色々暗躍してるっぽいから、平和に話が進む内は平和な方がいいのか。
 結局ワニ騒動は有賀がワニのメスが孵化するまで玉子を枯れ草の中に隠し守る習性を利用して自分の金を守っていたのだけど、別に脱税とかじゃないし、善人じゃないけど悪人ってわけでもないよな。つか、ミサさん思いっきり大関警部たちの前で顔をさらしてるんですが……
 あと、結局ペット失踪事件は謎のままで、今後の伏線になってるのか?


2010年02月03日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ヴァンパイアバンド#4

  ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド #4「インタビュー ウィズ ヴァンパイア」。ミナたち吸血鬼が歴史の闇から表舞台に出てきたことは、まだ世間的には非現実か関係ない出来事としか捉えられていなかった。しかし水面下でヴァンパイアと日本政府の交渉は着々と進み、全世界報道機関を招いての会見が開かれることに。
 その一方でアキラたちの学園では、夜の学園が何者かに襲われ居残っていた生徒会長の東雲ななみが行方不明となる。ミナたちの隠蔽工作により何も知らされていないアキラたちは彼女の安否を心配する。
 記者会見が着々と迫る中、吸血鬼社会の中の実力者、デルマイユ公が来日、ミナ直属の人狼部隊である「地の一族」からその権力で無理矢理警護の役目を奪い取る。
 しかし会見目前になりデルマイユ公が連れてきた警備兵の一人が失踪、ヴェラと地の一族はそれが吸血鬼によるミナ暗殺テロの予兆と見る。しかし、吸血鬼にとっては「真祖」の正統後継者を殺すことは、吸血鬼すべてを滅ぼす、自殺行為に他ならないはずだった……

 やはり作風と内容がどこかちぐはぐ感はあるものの、ようやくらしい展開に。日本政府の横っ面を札束で引っぱたくような交渉だが、主流派とは既に合意済み。しかしそれでも存在する抵抗勢力に、ミナは自信を崩さないが……原作では実にえげつない手を使ったけど、それはアニメでもやるのかな? やらないとアニメ化した意味がないと思うけど。
 むしろ問題は吸血鬼社会のいざこざ。名家の威光を嵩に着たデルマイユ公の口出しで、地の一族は警備の役目から外されることに。一応ヴァンパイアバンド設立に反対する吸血鬼グループのテロも警戒するものの、本気で吸血鬼によるミナ暗殺までは考えていない。と、いうのも、吸血鬼の最初の正統血統の末裔最後の一人であるミナを殺せば、吸血鬼全てが滅んでしまうから。が、そのあり得ない事態が発生してしまう。
 原作からははしょられてるけど、流れは概ね同じ。デルマイユの部下に偽装して潜入した吸血鬼が、DNA検査で人間として会見へのパスを得たジャーナリストを吸血鬼化。しかも暗殺の方法は近付けなくてもかまわない、高性能爆弾を裂いた腹の中に隠してという吸血鬼でなくてはできないもの。
 しかしそれを予期していたヴェラとヴォルフにより、テロは未然に防がれ、さらに吸血鬼化したジャーナリストが心臓に杭を突き立てられ灰と化すところが全世界に流され、吸血鬼の存在を否応なく認めざるを得ないことに。
 結果を予想し出しゃばり屋のデルマイユに以後大きな口を叩かせないために警護をまかせたミナの采配もあれだけど、吸血鬼との共存を今度は人間側が真剣に対峙しないといけなくなる。原作ではそれは政治レベルと学園での出来事レベルが平行していったけど、どういう構成になるのかな?


2010年02月04日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ソラヲト#5とデュラララ#4とバカテス#5

  ソラヲト #5「山踏ミ・世界ノ果テ」。ある日、突然カナタ、クレハ、ノエルの若年組が呼び出されて、フェリシアから「遠足」を言い渡される。しかしそれは旧時代の監視装置の運転確認と、重装備での強行軍である実質上の「任務」。カナタたちは「重い荷」を背負いながらも任務を全うしようとするのだが……

 あれ? ネットでの反応とか特に見られなかったけど、普通に面白かったような。「助けを呼びたかったらラッパを!」「発砲を許可する!」のくだりとか。ただ、自動装填なのに特に装填手とかポジション的に存在するんでしょうかね? 他の部隊ではそういう兵器が普通とかいうことかもしれませんが。
 まだかいかぶりかもしれないけど、「砦の乙女」が、「ノーマンズランド」との境界の「世界の果て」近くで赴任してること、そこで軍紀とは逸脱した生活を送ってるってことには、何か意味があるのかなぁ、と。単にこのままダラダラ終末世界の日常生活で終わるのかも知れませんが。


  デュラララ #4「形影相弔」。今回は都市伝説の中心的存在、首なしライダーことデュラハンのセルティ・ストゥルルソン。つか、彼女(?)と同居している岸谷新羅が主観。アイルランドの妖精である彼女が何故日本に来たか、どうして首なし馬から乗り換え黒バイクのライダーになったかが語られるが、一番おどろいたのは、首なしライダーのセルティに声があったこと(つっても肉声ではなく、独白の心の声だけど)。しかもみゆきちですか。
 ある日気付いたらどこかに消えていた自分の首を求め、それが日本にあると漠然と感じて渡航してきた彼女。密航してたのをみつけた新羅がその事を告げた父・森厳により保護され今日に至るのだけど、保護の条件が「一度解剖させてみてくれ」ってのが……しかも息子にも解剖させる始末。その新羅は新羅で、かつて彼女を見たらしいホームレスの画家が彼女の首の美しさにとりつかれつつも描けず悩んでるのを「首なくてOK!」と言い切る変態度合い。まあ、変態だらけの作品だからなぁ。
 化物なのにも関わらず、現実主義で意外と常識的なセルティと好対照と言うか。


  バカテス #5「地図と宝とストライカー・シグマV」。学園長のとある(興味本位の)意図でいきなり開催されたオリエンテーリング大会。解いたテストの答えが賞品の場所を示すというルールに意気消沈気味のバカのF組だけども、とある理由で明久は俄然張り切る。

 壊れてしまった葉月のストラップの代わりをゲットするために、同じストラップが賞品になってるオリエンテーリングでやる気を見せる明久。でも、バカだから基本的にどうしようもないんですが。
 本当にこいつらバカなんだなぁ、としか言いようが……解決手段が鉛筆転がししかないのが、また。しかし何気にこれでF組でもバカのランク分けが分かったのと、明久がなんか特殊アイテムらしいリングを得たのが重要なのか。


2010年02月06日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] イナズマイレブン#68

  イナズマイレブン #68「集結!日本代表!!」。エイリア学園編が終わって、新展開突入。今度はフットボールフロンティアインターナショナルということで、日本代表と世界各国の代表との戦いっぽい。世界各国の強豪がちょっと顔出ししてるけど、なんか円堂を名指しで対戦希望してるのは、誰なんだ?
 日本の方は響木が代表監督として雷門イレブンを中心にした22人を招聘。その中から16人を代表に選ぶと言い、そのために紅白試合を行う。でも、その中には元エイリア学園のメンバーだけならともかく、帝国学園の佐久間らを利用していた不動も……響木の意図が分からず、珍しく鬼道が動揺する。
 さらにお嬢様が海外留学と称し雷門中を離れる。が、それは実は円堂に関わる何かを調べるためらしい。出番が減るのかと思ったが、そうでもなさそう。
 しかしエイリア学園レーゼ改め緑川リュウジ、キャラ変わりすぎ……つか、目金、いきなり双子の弟って……

[アニメ] エレメントハンター#30

  エレメントハンター #30「小悪魔ブリザード」。ネガアースに存在するシェイプシフターと名付けられた謎の金属生命体の存在が明らかになり、しかも地球の元素消失の鍵を彼らが握っている疑いが浮上する。彼らの一部族「モノ族」との接触に成功し謎のパーツを受け取ったレンたちは、次なる種族「ディ族」との接触を試みるが、極寒地域に住む彼らとの接触目前、雪崩に巻き込まれ、地球チームはキアラが、コロニーチームはハンナが行方不明になってしまう。
 その緊急事態に、火星への人類移住を進めようとするコロニー上層部からコロニーチームへパーツを地球チームから奪うよう、指令が下る。
 それを受けたハンナは、キアラにあからさまな懐柔を試みるのだが、ことごとく警戒されてしまい……
 しかしそんな彼女らの避難先に、ブリザードが迫っていることが知らされる。

 ハンナが良いキャラになってるよなぁ。様々な懐柔を行いつつ、キアラには流石に通じず、「やっぱ女には通じないか」とかw
 でも、結局自分の出自を利用してキアラをほだし、騙してパーツを盗み出すのだけど、「自分には生まれた時から家族もいない。一人きり」と言っていたのを、ホミから妹(強化人間のバージョン違いということかも)だと言われ、動揺し、その場を逃げ出す。パーツを盗み出したものの、どうやらディ族だったらしい巨大蛾に襲われ、二つめのパーツも地球チームに。
 シェイプシフターは何か人類を監視し、見定めようとしてるらしいけど、それは何なんだろう?
 次回はカー博士が犯した過去の過ちと、レンの祖父が実は関わっていたという話らしい。それは初耳。レンのウチは単なる中華料理屋じゃなかったの? 番組初期から何か曰くありげだったユノについても再度強調されてるし。いや、本編で伏線張ろうよw


2010年02月07日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#49とW#21

  シンケンジャー #49「侍戦隊永遠」。薫から預かった志葉家のディスクを使い、ドウコクに挑むシンケンジャーたち。しかし火の力を打ち込もうとして失敗。ドウコクの力の前になすすべなく敗れ去ろうとした。が、ドウコクはさらに圧倒的な力の差を見せつけるべく、薫の命を狙おうとする。シンケンジャーたちは傷ついた身体でさらに戦おうとし、薫もまた、今一度志葉家のディスクを作るために身の危険も顧みず渾身のモヂカラを振るっていた。

 って訳で最終回。圧倒的なドウコクの力の前に、志葉家のディスクを使っての作戦しかない。が、その作戦は一度は破れ、もう一度、薫が無理をおして作ったディスクを使うのだけど……最初と違い、丈留が囮。その丈留に気を取られている間に千明、茉子、ことは、源太がドウコクを押さえつけ、丈留と同等の力を持つ流ノ介がとどめを刺す。
 引き続き二の目も現れるが、シンケンハオー→ダイテンクウシンケンオー→シンケンオーとストリッピングしながら吶喊、渾身のモヂカラを打ち込むという、最後の力業展開。最終回だからこういうダイナミックな展開もアリか。
 そして外道衆がいなくなった志葉家で、丈留と皆との別れ。流ノ介が別れの舞を舞う中で、一人一人言葉を残して去っていくのだけど、流ノ介だけ、ただ傅き頭を下げ、丈留もそれで全部分かったというように頷く、無言のやり取りなのが良かった。
 これまでの戦隊ものを踏襲しつつそのお約束とは違うことをやったりして、でも最後は全部丸くまとめた、非常にいいシリーズだったなぁ。伊吹吾郎も最後まで良い味出してたし。デカレンジャー以来の出来でしたわ。一年間ご苦労様でした。


  仮面ライダーW #21「還ってきたT/女には向かないメロディ」。風都署超常課では、組織にメモリの捜査情報を流す内通者が署内にいると、密かに内定をし、氷室という刑事に目を付けていた。が、組織との取引の現場でツノを生やしたドーパントが現れ、氷室を始末する。
 しかし氷室以外にもいるはずの内通者の捜査を続行しようとしていた矢先、ニューヨーク帰りの女刑事・綾が超常課に配属される。彼女に一目惚れした真倉刑事は照井を出し抜きいいところを見せようと普段は毛嫌いしている翔太郎に協力を依頼。やっぱり照井を快く思っていない翔太郎もその依頼を受けることに。
 翔太郎たちはウォッチャマンから得た情報で、阿久津という評判の悪い刑事が最近食にあぶれた者たちに声をかけ、そこかに連れ去っていると知り、彼をマークする。ところがやはり阿久津に目を付けていた照井たちを見て真倉が暴走、先走って捜査を台無しにしてしまう。
 しかしそれでも阿久津を追う照井の前に、例のドーパントが出現。阿久津はそいつのことを「溝口」と呼んだ。
 悪徳警官でも殺させるわけにはいかないと、アクセルとダブルが変身して対抗するが阿久津は逃亡、ドーパントも姿を消してしまう。
 溝口というのは半年前に汚職事件で警察を追われ、その末に自殺したとされる刑事だが、その汚職は氷室と阿久津による陰謀。彼らの悪事を知った溝口を共謀してはめたのだという。そして綾はかつてその溝口の相棒だった。
 その溝口が実は生きていて復讐をしているのか。やはり復讐が行動の動機の照井はその気持ちといまだに彼を慕う綾に理解を示すが、真倉は空気を読まず「復讐なんてとんでもない! 刑事なら逮捕して法の裁きにゆだねるべきだ!」と言ってしまう。

 デカイエローの木下あゆ美ゲスト出演。プラス、普段嫌味が多い小者の真倉刑事にスポットが当たる回。
 普段は毛嫌いしている翔太郎に依頼を持ち込んだため、フィリップもその動機に興味を持つのだが、それがしょうもない小者らしい見栄のためと知り、がっかり。でもハードボイルドが似合う照井に「一度キッチリしめておかないとな」と対抗意識を燃やす翔太郎とは利害が一致する。
 悪徳警官の阿久津と氷室は単に捜査情報をミュージアムに流していただけではなく、無職者たちを斡旋し新型メモリの実験台としていたことが判明。翔太郎も怒りに燃えるが、その彼らにかつてはめられた溝口と思われるドーパントが次々に彼らを始末する。
 自分もダブリューのメモリの男に家族を殺された照井は復讐を否定しないが、空気の読めない真倉は溝口の復讐を否定し悪口を言い、照井に殴られる羽目に……まあ、小者だから。
 でも、小者は小者なりに「殴られたけど、やっぱり復讐は良くないと思う」と綾に言い続ける。こういうところ、憎めないキャラだよなぁ。
 しかし、実はその綾こそが復讐者ドーパントの正体。「トライセラトップス(トリケラトプス)」のメモリで溝口をはめた悪徳警官たちを始末していた。
 次回予告では、綾ならメモリの魔力に打ち勝つのでは? と言う翔太郎に、それでもやっぱり復讐は良くないと言う真倉の声がかぶる。小者の呼びかけは綾に届くのか?


2010年02月08日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ハートキャッチプリキュア!#1とキルミン#18

  ハートキャッチプリキュア! #1「私、変わります!変わってみせます!!」。両親共々祖母と同居するため転校してきた花咲つぼみ。彼女は内気で消極的な自分を、これを機会に変えようとするが、出鼻を転入先の騒々しいクラスメイト、来海えりかにくじかれてしまう。どうにも悪気はないのだが相手の都合を考えず思ったことを口に出してしまうえりかに、強引に部活に誘われたりしてつぼみも思わず声を荒げてしまう。
 しかもえりかとはたまたま家が隣同士だと知り、びっくりするやら困惑するやら。早速家に引っ張り込まれ彼女の作ったワンピースを渡されるのだが、強引な勧誘のこともあり、つい言い争いに。
 気分転換にと近所を散歩に行くつぼみだったが、公園で空から降ってきたぬいぐるみのようなものに正面衝突。妖精だと名乗るぬいぐるみに「こころの花のところまで連れて行って欲しい」と頼まれる。実はつぼみは毎晩夢で「こころの大樹」を守るキュアムーンライトとダークプリキュアとの戦いを見ており、その時に彼女らがこころの花について話しているのも聞いていた。
 夢のこともあり、半ば仕方なく二匹をかくまうつぼみだったが……

 大きなお友達向けに振っていた前シリーズとは打って変わって、今度は小さなお友達向けに方向修正?
 それに加えて、これまでプリキュアの主人公というと活発担当だったのが、今度は自分を変えたいと思ってる消極的な女の子で、もう一人の方が積極的(というかほとんどバカ)な子。
 しかも主役はメガネっ子ですが、一話で早速キャストオフ。
 妖精を追って来た悪の手先は、つぼみとのやり取りで失敗したと落ち込むえりかにつけ込み、そのこころの花を刈り取り「デザトリアン」を生み出す。って、いきなりパートナー被害者!? 妖精はつぼみがキュアムーンライトの夢を見てたと知り、彼女の志を継いでプリキュアになってくれと頼むが、第一声「いや、ムリだから」。なんてやる気がない、というか身も蓋もないヒロインなんだか。
 でも結局自分を変えるきっかけになるかも、と変身。でも次回予告だと、史上最弱のプリキュアだとか……それは電王のプラットフォームが史上最弱のライダーみたいな? ってことは四種類のキュアパフュームが乗り移るのか!(それはない)
 あと、他にはシリーズ初の悪のプリキュア(プリキュアの偽物とかコピーとかは出てたけど)だとか、冒頭の戦闘シーンがまるで「キャシャーンSin」だとか。つか、歴代のプリキュア(過去シリーズとは別だけど)がいる世界なのね。次のプリキュア全員集合ではキュアムーンライトはサクッと無視されるんだろうなぁ。
 まあ、あのキャラデでシリーズのウリのアクションとかがどうかと思ったけど杞憂のようで、ギャグシーンでは逆に上手いこと生きていてなかなか楽しみですな。


  キルミンずぅ #18「怪盗ビューティ・バット参上!?」。リコたちと探偵団をやってるケンの気を引くために怪盗をやることを思いついたカノン。早速衣装を揃えるが、何を盗めばいいのか、思いつかない。そんな時美術の宿題のためにリコがショッピングセンターのからくり時計の妖精人形を参考にすると聞き、それを盗むことに決める。
 不得意な日本語でなんとか予告状を書くが、リコのドジのせいで内容が読めなくなってしまい、キルミンズは見当違いな場所を警護。業を煮やしたカノンは追加の予告状を出したりと、余計な世話を焼く羽目に……

 ケンの気を引くためにカノンの涙ぐましい努力。というか、根本的にこんなことしても何の進展もないんじゃ……
 どっちも間抜けなんだけど、けーこりんとドジを踏んで居残りをくらってた桐野を引き連れてたカノンが、動物化には一日の長があることとけーこりんと桐野のぼけた行動が結果的に相手を混乱させ、まんまと人形の奪取に成功。
 そのまま逃げようとするカノンを、時計台から必死の思いで飛び降り追いかけたリコに第二の変化が……ただの子猫ではなく、大型ネコ科獣サーバルに変身する。その前にキルミンコンパクトが「キルミン深度レベル2」とか言ってたから、使えば使うほど機能が上がってくのか。とりあえず、その種族の別の動物になれる、ってことか。でも、まだ犬のナギサはともかく、ウサギのリムは、どのウサギ科でも代わり映えしないような。
 まあ、しばらくこの調子でほのぼの行きそうですな。

[映画] インビクタス/負けざる者たち

 1990年南アフリカ共和国。人種隔離政策が行われていたこの国で、白人たちから最も危険な男と見られていた政治犯ネルソン・マンデラが釈放される。その二年後、初の黒人を含めた総選挙によりマンデラは同国初の黒人大統領に就任、人種隔離政策は撤廃される。
 しかし経済、政権不安など、様々な困難が彼に押し寄せる。中でも、黒人の復讐を恐れる白人と、これまでのうさを晴らそうとする黒人の中の過激な意見の対立は深刻だった。
 そんな時、南アフリカのラグビーチーム「スプリングボクス」がイギリスとの親善試合で大敗を喫する。元々白人優越の象徴で黒人からは憎悪の大勝だったボクスを解体しようという案が紛糾。マンデラの説得により可決は回避されるが、南アでのラグビーワールドカップを目前にしてボクスのふがいなさは国民からの非難の的だった。
 その非難に苦悩するボクスのリーダー、フランソワ・ピナールは、ある日一本の電話を受ける。「誰からの電話だ?」と聞く家族に、「プレジデント(大統領)だ……」と信じがたい表情で答えるピナール。マンデラからのお茶会の誘いに応じたピナールは、黒人偏見の激しい家庭環境からは考えられなかったマンデラの人柄に触れ、軌跡のワールドカップ優勝へと真剣に向かい合う。
 おそらく南アでのサッカーW杯に合わせての企画で、そういうところはあざといぐらいめざといけど、それだけじゃなくって話も面白いですわ。
 基本的にマンデラの黒人と白人融和に向けての戦いと、彼の不屈の精神に感化されたピナールのW杯優勝への戦いが描かれるのだけど、マンデラの偉大さが直接的に描かれるのではなくピナールを通して描かれるので、嫌味があまりない。また、もう一つの視点としてマンデラのボディガードチームが描かれる。
 最初、黒人だけのチームだったのを、マンデラがわざと前大統領のチームも加える。もちろん新参は白人ばかり。反発する黒人チームにマンデラが「いつも自分と一緒に映るボディガードは自分の政策の象徴だ」と説得する。最初は嫌々命令に従う彼らで、話も主義もまったく合わない彼らだが、プロとしてつきあい、またマンデラの人柄に触れる内にチームとしてまとまっていく。
 いやまあ、冷静な部分で考えると「ということは、今の南アの治安状況も予測済みで一気に隔離政策を解放したのか」とか思うけども、それでもそういった一時的な崩壊を必要と割り切り乗り越えてでも理想の実現へ突き進むのは、すごいと思う。
 単なるマンデラよいしょ映画だったら鼻についただろうけど、そういうこともない、ラグビーを通して人種を越えて人々がいっときでも心を通わせる様に、素直に感銘を受ける。

[映画][アニメ] 涼宮ハルヒの消失

 あらすじは略。基本的に見に行く人はシリーズの概略知ってるだろうし、知らない人向けは前提の設定とか書かないと意味不明になるし。
 原作シリーズでも屈指の人気の「消失」のアニメ化。それも映画化。
 一部ファンには、というか私も、再アニメ化と称した第二期でアニメ化を期待してたのに「エンドレスエイト」を8回やるなんて何考えてるんだとか、商売っ気出しやがってとか(いや、商売でやってるんだから商売っ気出すのは当たり前なんですが)思ってたんですが、まあ、なんだかんだ言っても見に行ってしまうだろうなと。
 と、案の定昨日見に行ったわけですが、二日前のネット予約でなんとか席が選べたのがレイトショー。あのー、終了時間は終電時刻に間に合うかのギリギリなんですけど? と思ったのは予約してしまった後。
 まあ、なんとかなるか。いざとなったら歩いて帰るか、ネカフェに泊まるかすれば、の精神で行きましたが、なんと言いますか、まさしく「くやしい、でもかn(ry」でした。
 正直、最近の京アニ作品は作動画レベルの高さを見せつけるかのような演出が鼻につくこともままあるのですが、今回についてはプラス方向に働いてると言わざるをえません。
 最初キョンの日常から入り、事態が動き出すのが三十分、キョンが完全に何が起こったのかを把握したのが一時間ほどなのですが、それまでの間を京アニ演出で持たせるわけです。そこら辺の描写も実は後で意味があることがわかるのだけど、ただ見てたのでは単なる日常の同じ繰り返しなのを持たせたのは、京アニレベルの作画演出なしではありえない、というのは嫌が応でも認めざるを得ません。
 その後もその作画演出がいかんなく発揮されるのは当然ながら(多くの読者を長門派に転向させた原作をいかんなく暴力的に映像で再現してる)、それより脚光は浴びにくいだろうが、作風についても非常に感心した。
 パンフレットにも「(ストーリーとしては)恋愛ものとして作った」とある通り、シリーズ全体で言えばキョンが巻き込まれた部外者から積極的にハルヒの生み出す世界を守る側に身を投じたとか、SOS団の関係が微妙に変化したとか、そういうそうじゃない部分はあるのだけど、ハルヒに振り回される日常を迷惑だというポーズを取っていたキョンが、いざその迷惑がなくなり、みくるからは嫌われたものの平穏日常で、かわいらしい性格になった長門からはうれしはずかしのアプローチを受け、それでもハルヒとの異常な日常がないことに狂乱する姿が描かれる。
 というか、長門の側にスポットが向けられがちだし実際自分も原作を読んだ時はそうとしか思えなかったのだけど、物語の中心でありながら、世界の確信には触れられない究極の部外者で、なおかつ狂言回しという矛盾しており物語上扱いづらい存在でありながら、実は「一番まっとうに恋愛ものしてるキャラ」という事実が、理解してなかったわけじゃないけど端的に示されてたのはすごいと思った。
 正直、消失をアニメ化すると長門がヒロインになってしまいハルヒは単なるガジェットにならざるを得ないだろうと思ってたのだけど、ハルヒなしではストーリーも成り立たない、本妻の立場は確固としてつらぬいたのが、ちょっとすごいと思った。
 後付だったとしても、映画化する意味があった、それでテレビシリーズで作ったより確実に面白くなってる、という点で、エンドレスエイトの水増しはともかく、あざとく「消失」を映画にしたということは全肯定せざるをえませんわ。ハルヒを見て面白いと思った人は、再アニメ化の内容で見放すことにしたと思ったとしても見に行くべき。


2010年02月09日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ffftp更新

  Gumblar系マルウェアによりアカウントとパスワードが盗まれ、サイトが改変される原因になる窓の杜 )と報じられてたffftpですが、有志の手によりその問題への対応がなされた 新バージョンがアップロード窓の杜 )されたようです。対策としてffftpを削除はしたが、やはり使い慣れたものの方が……という方には朗報かと。