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2009年03月22日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケンジャー#6とディケイド#9

  シンケンジャー #6「悪口王」。丈留を目指し精進する千明だが、実際には年下のことはにも勝てない。だがそれを素直に認めることができず、武術以外は何をやってもダメと、ことはにきつい言葉を投げてしまう。さすがに言い過ぎたと思った千明は謝るが、そのときにアヤカシ・ズボシメシが現れる。ズボシメシは相手の気にしていることを言い当て、それで与えた精神的ダメージを物理的ダメージにしてしまう力を持つ。シンケンジャーたちもそれぞれダメージを受けてしまうが、何故かことはだけがダメージを受けない。「うちは、言われ慣れてるけん……」そう自嘲することはだが、千明はそんな自虐的な態度につい腹を立ててしまう。

 ことは、一番年下だったのか。
 本来イエローになるはずだった姉が病弱だったため、代わりにイエローになったことは。武術の腕は立つが、それ以外は全然ダメで、しかも自分が代理のイエローと言うことにコンプレックスを持っている。けど、そんなことはに何故か敵の精神攻撃が効かない。他のメンバーは単に感心するだけだが、千明だけは平気な顔をしてみせることはに腹を立てる。それは、自分のふがいなさをことはにぶつけていただけの自分自身と、本当はつらいはずなのにそれを無意識のうちに隠してしまうことは自身のための怒りだった。
 自分の技が効かずイエローに執拗に言葉攻撃を繰り返すズボシメシに、ことはの代わりに千明が怒りをぶつける。
 言葉攻撃は千明の「落ちこぼれ」、流ノ介の「ファザコン」はともかく、茉子の「一升独身」はひどすぎw 大丈夫、マンションを買えば!(それは別作品の独身)
 丈留は「嘘つき」と言われてダメージを受けてたけど、どういうことなんだろう? 単にやせ我慢してることではないのか?
 あと、薄皮太夫がなんと言われたのか気になるw 厚化粧? 年増?(おい


  ディケイド #9「ブレイドブレード」。カリスによってブレイバックルとレンゲルバックルを奪われてしまった。これによりサクヤは降格、カズマは首になってしまう。この仕打ちに耐えきれず会社を飛び出ようとするカズマだが、士のイヤミとユウスケの励ましにより、バイトとして居続けることに決める。
 士は社員食堂のチーフとしてさらなる立て直しを計画、全メニューを統一し、夏美とユウスケを使った集客をするなど、これまでのあり方を抜本的に変えてしまう。黒字に転換してウハウハ顔の士に「ボーナスが目的かよ!」と突っ込むユウスケだが、カズマは勝手に誤解し、士は正しい職場、同僚のあり方を示しているのだと感動してしまう。しかしそんなとき、バックルを取り戻しに行ったサクヤとムツキが依願退職したという知らせが……そんなわけはないと、社長に話を聞きに行ったカズマとユウスケが見たのは、カテゴリー0・ジョーカーを生み出すために四つのバックルの力とサクヤとムツキを実験台にする社長・四条ハジメとパラドキサアンデッドの鎌田だった。

 う〜ん、なんか今回かなりgdgdなような。士はカメラの修理代のために社員食堂を建て直してボーナスを狙うが、その行為を自分を諭すためと勝手に誤解したカズマが発憤する。けど、士の言動が一々投げやりだし、ユウスケも今回は狂言回しっぽかったし。
 消化不良気味なのは、「チーフ」を「チーズ」と言い間違えて滑舌の悪さを演出したのと同様、オリジナルへのオマージュか? いや、そんなオマージュされてもなぁ……
 本編は焦点がぼやけていたのだけど、シリーズ展開でのポイントとしては士のことを知るらしい人物が登場したこと。「お宝」を狙い世界を渡り歩いているらしいのだが、士の敵なのか味方なのかは不明。轟鬼を召還して戦いを止めたのはどうもこの人物らしいのだが……
 次回は555キター! なのだけど、今度の世界は「誰が555なのか」わからないらしい。しかも学園もの? 生徒会の面子っぽいのが四人……ラッキークローバーなのか? 「タクミ」が出てくるかどうかも含め、不安だなぁ。特に2号ライダー・ディエンドの登場のための消化回にならないかと……555好きなのに。

[その他] テレビの、これから

 っつー生討論番組がゆうべあったらしいのだけど、見てなかったorz
 いや正確には番組はつけてたんですよね、途中から。
 チャットしてた友人が「なんかNHKの討論番組にY田J一(SF・仮想戦記作家、なのだけど作品の質と数々の痛々しい言動で逆に良くない意味で一部で有名になってしまっている。)がでてるらしいよ〜」と言ったので、「へ〜、それじゃ現物を見てみますか」とつけたんですが。どうも2chのY田氏ウォッチ板を見てると発言の制限時間無視して痛い自分語りを始めようとしたので司会者に遮られてその後当てられなくなったらしいのだけど、後日ネットを見てみると、その番組が話題になってる。
 無論Y田氏のことではなく、主に番組に出演したテレビ制作側と、一般視聴者の意識の乖離についてのこと。一部尖った質問で会場が静かになったり、というのが特に話題になったりしてるけど、制作者側がネットの台頭や若者のテレビ離れなどに、具体的なビジョンが上げられないのにテレビの優位性を繰り返し主張する姿が違和感を抱かれたらしい。ディレクターなど現場に近い立場は、本当に視聴者の方を向いているのか、という理想と現実のギャップをにじませた人もいるみたいだけど、お偉いさんの立場の人は視聴者の意識との乖離がかなり顕著だったらしい。
 上記のような感じだったので番組は付けてたけどほとんど内容については見ておらず、後で2chなどネットで見て「録画しとけば良かった」と悔いてるのだけど、再放送はしなさそうだよなぁ。生がウリのシリーズらしいし。
 検索したら、視聴者側パネリストとして出演した方のブログがありました。→ Nire.Com
 この方も制作者側パネリストの意識について疑問を抱いてるようですが、それとは別にどのようにパネリストに選ばれたか、番組の段取りはどう進んだかも書いてあり、周辺情報として興味深いです。


2009年03月23日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] フェデックス80便着陸失敗と株屋発言

 ここ数日かなり強風だったけど、まさかこんな事故が起こるとは。鉄道の運行にも乱れが出てはいるけど、インパクトとしてはやっぱこちらの方が大きい。電車の方も混雑のせいで体調の不調を訴える人が続出してるらしいけど……どんだけの混雑なんだか。

  麻生首相、「株屋は信用されていない」=証券業界は困惑時事 )。この発言ですが きちんと会議の内容が配信されております ね。一連の流れは46:30くらいから。元々は制度的に東証が外国人投資家が入りにくいんじゃないかという麻生氏の指摘があって、制度的には改良する必要はあるものの、外国人投資家は現在でも多数参加している、という返事。そこから外国人投資家がメインプレイヤーになるのではなく国内の個人投資家を増やさなければいけないのではないか、という別の意見が出て、49:20から報道で取り上げられた麻生氏の発言。個人投資家を増やすには世間での不信感は否定できない部分があり、それが障壁になるのではないかという意見に聞こえますが。それに対し短期売買ではなく長期保有で利益が出るような形にしなければならないのではないか、という流れになってます。
 なんつーか、マスコミもきわめてどーでもいいところを切り取ってる(しかも相変わらず文脈無視)。会議でもその発言はまったく気にされることもなく進んでいます。それを一部切り取って煽って、それで「困惑」とさらに報道するって、典型的マッチポンプのような。元発言が簡単に参照できる時代になってるってのを、報道側も視聴者側もちゃんと考え、利用しなきゃいけないと思いますが。

[その他][アニメ] 敢えて言えば無国籍?

  【動画】「アニメキャラは白人、それとも日本人?」に対する海外の反応 。動画はわりと過剰反応気味かあるいはネタ的なものではあるんですが、でも輪郭の件では割と合うパターンを探してるのではあるだろうけど、それにしてもかなりぴったり合うのにはびっくりした。「髪の色が違うと、キャラの見分けがつかない」は……それは言っちゃあダメだよ、おとっつぁん。西又先生をそれ以上いじめないで!
 「日本人は白人になりたがってる」ってのは、今ではそうでもないけど、昔は白人コンプレックスは今よりかなりひどいものがあったから、その記憶が何らかの形で残ってるとこういう誤解も生まれるのかもしれません。この辺は反応を見ると人によって大分違う……というか、オタクだと海外でもあまりそんな誤解をしてる人もあまりいないような印象です。
 「アニメキャラは白人的」と思ってる人は、欧米でのステレオタイプなアジア人と見なされる「目が細くつり上がっていてほお骨が出っ張ってる」と異なるからアジア人的に感じない、って人もいるっぽいけど、まあ、その辺の偏見は持ってる人もいれば違う人もいるし、ですね。これは日本でも白人にそう感じる人もいるかもしれないし、どこの国でも同じなんでしょう。
 私としては、かなりの作品で日本人と外国人の人種的差異をビジュアル的に描き分けられてないので、「日本人の理想を反映した無国籍顔」だとは思ってるのですが……どうなんだろう?


2009年03月24日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなえり#12

  みなみけおかえり #12「あったかい所」。今回は、話の内容より、前半と後半の作画のギャップが……後半、かなり崩れてたのに対し、前半作画は第二期の細田氏だったらしく、動きすぎるくらい動いてる……つーか、みなみけにおいては動きすぎるってのは必ずしも良くないのだなぁ。「間」を読ませる動きではないので、そっちに情報処理が無意味に取られちゃうんですな。第二期はいろいろまずかったと思うのだけど、こうやって見てみると動かしすぎたのもいけなかったのかなぁ、と思えるのは、ちょっと不思議な気が。


2009年03月25日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 続夏目友人帳#12

  続夏目友人帳 #12「廃屋の少年」。級友たちに連れられて噂のお化け屋敷探検につきあわされることになった夏目。実は夏目に妖怪が見えると感づいている笹田の企画だったのだが、無理矢理引っ張り込まれる彼を見た多軌が笹田たちを夏目から引き離して逃げるチャンスをくれる。だが、夏目は先生の忠告も聞かずに屋敷の中を調べ出す。そして、箱の中に閉じ込められていた少年を見つける。少年は夏目が閉じ込めた張本人と勘違いし逃げ出してしまうが、夏目は残されたその子の名札を拾う。
 翌日、学校帰りに名札を返そうとその少年・石尾カイを捜すが、ストーカーと間違われてカイと友達に攻撃されて撤退。誤解されてしまった夏目はニャンコ先生に名札を返して貰うように頼むが、そのさらに翌日の帰り道、田沼に少年のことを相談しているうちに神社跡へ迷い込んでしまう。そこには、カイを狙ってるとおぼしき妖怪がいて……

 ニュースになって大分経ちますが、夏目友人帳、4/6から夕方に再放送だそうで。深夜アニメは安い枠で放映してDVDを売るというビジネスモデルなのだけど、でも夕方、ゴールデンタイムに放送してもまったく問題ないと思えるものも多数あり、これは珍しいケースだけどこのようなパターンが増えてくれることへの期待も含めて、よろこばしいことです。
 それはさておき、前回の最後でちらっと出てきた少年・石尾カイをめぐるエピソード。何故か廃屋の箱の中に閉じ込められていたカイ。誤解でストーカーと思われた夏目だけども、誤解はすぐに解ける。しかし、カイにつきまとうものが人間なのかそうでないものなのか、カイが見える人間なのかどうかわからない夏目は、一歩踏み込んでそのことを聞くことが出来ない。そうこうするうち、夏目が見た妖怪がカイを狙う。
 その妖怪は多軌が呼んだニャンコ先生が撃退して事なきを得るのだけど、妖怪は追い払ったはずなのに別の人影がカイを窺っていた。それに気づいた夏目はその人影を追うのだけど、見つけたのは妖祓い師の名取。安堵すると共にいぶかしがる夏目に、名取はカイにこれ以上近づかないようにという忠告と、思ってもみなかった事実を突きつける。
 妖怪と人間の間で迷い続ける夏目だけど、これだけ端的な形で決断を迫られるのは初めてか。
 しかし散々突っ込まれてるけど、多軌、やっぱり趣味悪いw


2009年03月26日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] とらドラ#25

  とらドラ! #25「とらドラ!」。泰子が血相を変えて高須(祖父母)の家に飛び込んで来た。大河から「竜児が事故で生死の境をさまよっている」と連絡を受けたからだが、竜児はぴんぴんしていた。大河の連絡はもちろん嘘で、竜児が泰子をもう一度祖父母に合わせるために仕組んだ策略だった。わずかなすったもんだはあったものの、十数年の溝をあっという間に埋めてしまう泰子たちを見て、竜児は過去を捨てるのではなく、全部ひっくるめて、一緒に大人になっていく決意を大河に語る。
 その夜、気持ちを確かめ合う二人。だが、二人で夜空を見上げつつ、大河はとある決意をしていた。
 翌日、荷物を取りに行くと一度家に帰った大河だが、竜児の家に戻って来ることはなかった。のみならず、2-Cに大河が転校することが告げられる。驚くクラスメイトたち。そして大河を手放したことで竜児を責めるみのりだが……

 とらドラ、アニメ編最終回。竜児の行動、そしてそれを見た大河の決意が描かれる。
 泰子を祖父母に対面させるため嘘をついて実家に呼び寄せた竜児。失うことを恐れ、自分から逃げ出し、今また竜児を失うことを恐れて再び逃げ出した泰子だったが、強制的に対面させられ……というより、それでも竜児の母親であったために、捨てたはずの過去ともう一度対面することに。でも、それは泰子が恐れていたほど過酷なものではなかった。
 それを見て家族の絆の強さを確信した竜児は、親たちを切り捨てるのではなく、ちゃんと正面から向かい合って大河とのことを認めて貰い、祝福して貰うことを決意する。
 しかしそれを聞いた大河は、竜児に全部まかせるのではなく、自分も変わり、回りに認めて貰うことを決意、そのために取った行動は、竜児との別れだった。
 全体的な流れは原作と同じなんだけど、でも細部は大分違う。原作で同じことをやっても上手くはいかなかっただろうけど、それでも比較するならアニメの最終話の方に軍配を上げると思う。
 大河の決断、そしてクラスメイトたちのその後を描いてる。それは綺麗事かもしれないけど、でも、やっぱり描かれると安心する。
 特に原作の最後はクラスメイトA化してた亜美も、ちゃんと自分の気持ちにピリオドを付けるシーンが加わってる。
 そして、「永遠に続く今」ではなく、「今からさらに一歩」なのが、アニメの方は強調されてるし。
 尺の関係で原作をかなりはしょった部分はあったけど、このアニメ化は実にGJなシリーズでした。すばらしかったと言わせていただきます。

[その他][アニメ] ヤマカン……

  アニメ監督 山本寛「真・アニメ新世紀宣言」 2万字インタビュー今日もやられやく )。いや、これはちょっとなぁ……本人抑えてはいるつもりなんでしょうが、「とらドラより俺が監督したかんなぎの方が上」的な感じがするのが。いや、かんなぎ、面白かったですが、トータルの出来で言えば1クールと2クールの違いがあったことを考慮しても、とらドラの方が上だと思います。これは個人的な好みばかりではないかと。
 そうでなくとも、客観的なものを示さずに理論性もなく、他作品を自作品と比較して貶める行為は、反感を買うのはいたしかたないでしょう。
 有無を言わせぬ実力があればそれでもいいんですが、演出家としての実力はともかく、監督としてそこまでかと言うと……「監督の域に達せず」ではないですが、そこまで大言すると自分の首を絞めかねないかと。


2009年03月27日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] まりほり#12とドルアーガ(2)#12

  まりほり #12「美少女だらけの水着大会。ポロリもあるよ」。いつにもましてハイテンションなかなこ。実は来るべきプール開きを楽しみにして、毎日生レバーを食べて造血をはかるなど、準備に余念がない。そしてついに当日、満を持してプールに向かったかなこの目の前には、想像以上のすばらしい光景が開かれていたのだが……

 まりほり最終回。あ〜、なんだろね。これはこれで正しいような、大いに間違ってるような。w
 最初のプール開きの水着大会、そして鼻血出し過ぎて失神したかなこを我先にと争って登場キャラたちがマウス・トゥ・マウスで人工呼吸をしようとするのは……当然夢。生レバーを食べ過ぎて食あたりしたかなこは結局プール開きに間に合わず、その後も体調を崩したり寮長先生の秘密を見てトラップされたりで二学期最後の日を迎える。どうにか体調も持ち直して参加するのだけど、前日鞠也に命令された茉莉花が人格矯正睡眠学習を仕込んだおかげで、あれだけ楽しみにしていた水着がちっとも楽しくない。しかも、スク水の代わりにふんどし好きをすり込まれたばかりに……鼎神父を先に出したのはこのせいもあるのか。静珠も半ば無理矢理だけど登場したし、一応キャラ総登場の最終回。
 まあ、素直に綺麗に終わらせるならやっぱ聖母祭で終わらせた方がいいと思うけど、なんかさらさらそのつもりはなさそうだったし、これはこれでいいのか。原作のストックが溜まったら第二期も期待していいのかなぁ。でも、完全オリジナル要素は少なめにお願いします。(^^;


  ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜 #12「つないだ手は…」。ヘナロを殺してブルークリスタルロッドを奪ったニーバ。彼は最初の目的通り、BCRを使って塔の本当の姿を起動させる。それはドルアーガが神々と戦うために作った対神兵器だった。地上の人々を無視して神との戦いを繰り広げるニーバ。それに巻き込まれる地上の人々を見かねたジルたちは、ニーバを倒し塔を止めるために再び塔の頂上を目指す。

 最終回記念にニコ動で11話まで一挙放送してたんですが、なんとなくニコ動に行ったらトラップされてしまいました。orz
 遠藤氏が「アミナでもいけるぜ!」とか、かなり 節操のなさ 守備範囲の広さを発揮してました。やりすぎてコメントで「水色うぜー!(遠藤氏のコメントは上部バナーに水色で表示されてた)」と言われたりしてましたが……
 で、本編は人間無視の神と邪神の(遺産の)砲撃を、横から殴りつけて止めに行く話。それぞれがそれぞれの想いにそれぞれの形で決着をつけていく。
 ニーバの妄執は、結局ジルへのコンプレックスの裏返しというのは想像通りなのだけど、それも上手くまとめてる。戦いが終わった後に自分の行動が結局兄弟への鬱屈した感情が元だとニーバは認めるが、普通「小さい話になったなぁ」となりかねないところだけど、それを「もっと早くに認めてくれれば……」と言ったジルに、自分にも面子がある、と笑ってニーバは答える。
 他には、ファティナがオトコマエすぐるw 結局カーヤといい雰囲気なジルを見て、身を退くのだけどただでは退かない。ニーバの所に二人を行かす際、カーヤの頬に一発びんたw 「これでチャラにしてあげる」は男前すぎて惚れるwww
 他には、どうもファティナに気があるらしいそぶりをあちこちで見せてたウトゥが、「生きて帰ったら結婚しないか?」と突然の告白。それって死亡フラグwww でも一笑に付されて「だよな」。あきらめ良すぎるなぁ。
 EDは生き残ったキャラたちのその後。ギルガメスの血筋であるイシュハラ=カーヤは王位を継ぎ、メルトはその側近? ケルプとエタナは無事ゴールイン。ギャル塔頂者たちはそれをうらやましがるけど、それぞれなんか意中の相手がいたりする模様。シエラはどうも出世コースから外れたのか、飲んだくれてるし。
 ギルガメスとカイはデミゴッド化して仲むつまじくやってる模様。カイの「ひぎぃ!」攻撃は意図的なものだったのか。
 王道を行きながら思い通りにならなかったり、でも全体としては大変満足な、良いシリーズでした。とらドラに続いてこう良い終わり方をしてくれると、寂しい以上に嬉しいなぁ。これでGDHはいつ倒さn……げふげふ。いや、なんでもないです。


2009年03月29日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケンジャー#7とディケイド#10

  シンケンジャー #7「舵木一本釣」。失われた秘伝ディスクのうち、カジキ折神が発見されたという報告が志葉家に入る。しかし同時に外道衆出現の知らせも。丈留は流ノ介にカジキ折神回収の任務を任せ、自分たちは現れたアヤカシ・ヤミオロロを倒しに向かう。だが、なんだかヤミオロロはつかみ所がない上に全身が毒の怪物。それの吐く毒を浴びせられ、シンケンジャーは全員半死半生になってしまう。ヤミオロロの毒を吸った者は数日しか命が持たない。丈留たちの危機を聞いた流ノ介は何を置いても戻って駆けつけようとするが、逆に丈留に止められる。もし、ヤミオロロの毒はカジキ折神の力でしか打ち消せず、流ノ介が回収に成功して戻ってくるのを信じ、それまでヤミオロロの被害を精一杯食い止めるというのだ。
 それを聞いた流ノ介はカジキ折神を釣り上げようと苦心惨憺するのだが、あまりに根を詰めたために倒れた彼を、一人の釣り人が介抱する。だが、その釣り人は「忠義だなんだと、それは押しつけられた価値観ではないか。お前が本当に命をかける価値はあるのか?」と問われ、心を揺らがせる。

 舵木というと、ゆっくり素振りをする巨大な木刀ですか? 伊達にて返すべしですか?<舵木違い
 忠義忠義といつもうっとうしい流ノ介。なんだか昨今のブルーはライバル的立場じゃなく、レッドを全力でサポートする立場なのが多いけど、流ノ介の場合はその気持ちが先走りすぎて仲間内ですら鬱陶しがられるものなぁ。
 そんな、自分というものを持たないで「忠義第一」だったかのような流ノ介だけども、自分の身のことより人々を守るという使命のことを考え、また流ノ介を信頼している丈留に、この人物なら自分の忠義を捧げられると迷いに打ち勝つ。
 で、新しく加わったカジキ折神はやっぱりかぶり物系。ミサイルも装備してるけど、頭に刀付けての攻撃が決め技か。まあ、連獅子っぽいアクションは流ノ介ならではではあるのだけど、やっぱなんかアレな感じが……
 そしてシンケンジャーやモヂカラのことを知るらしい釣り人、朔太郎は志葉家先代が斃れた折に忠義や一切のすべてにむなしさを感じて暇を辞した黒子。黒子にもドラマあり……てか、妙に中の人が濃いんだなぁ、黒子って。


  ディケイド #10「ファイズ学園の怪盗」。ファイズの世界にやってきた士たち。この世界でのなすべきことも気にはなっていたが、それ以上に気になっているのは前の世界で出会った食い逃げ男、海東大樹。士の過去を知っているらしいのだが、目的も、敵も味方かもわからない。が、そんな士たちをよそに勝手に光写真館に入り込んで朝食を作ったりと、怪しいことこの上ない。
 言うだけ言って出て行った大樹を追って外に出た士は、学生服姿になってしまう。どうやらこの世界での士の役割はスマートブレイン学園の生徒らしい。この世界では一度死んだ人間がよみがえった怪物・オルフェノクが人間を襲っているのだが、学園ではそのオルフェノクを密かに倒している存在・仮面ライダーファイズの噂がまことしやかに囁かれていた。
 手がかりを求めて学園に入り込んだ士は、「ラッキークローバー」と呼ばれるエリート学生四人組が女生徒に絡んでいるところに出くわす。絡まれていた女生徒・由里の持っていたポラロイドカメラが壊されようとするのを、自称カメラマンだけに見過ごせず、何より高慢なラッキークローバーの態度が気に食わず、ケンカを売ってしまう。やっぱりラッキークローバーのことが嫌いだった由里は素直に喜び感謝するのだが、彼女の友達である尾上タクミは気が気ではなさそう。そんなタクミの気の弱さをしかり飛ばしつつ、由里はラッキークローバーが怪しいと彼女の勘を語る。
 一方、士に因縁を付けられたラッキークローバーの玄野から勝負を挑まれる。実はラッキークローバーの正体はオルフェノクで、同胞を倒しているファイズの正体を探しており、士がそうではないかと勘違いしたのだ。ディケイドに変身してドラゴンオルフェノクになった玄野を倒す士。だが、やはりラッキークローバーの一人百瀬がドラゴンオルフェノクをよみがえらせてしまう。
 士がファイズではないと知り、さらにファイズの正体を探すラッキークローバーに、大樹が近づいてくる。大樹は昨晩オルフェノクと戦うファイズと出くわした折、彼がポラロイドの写真を落としたのを拾ったのだ。
 その写真を見て、由里がファイズだかと思ったラッキークローバーは彼女を襲う。ディケイドも彼に恨みを持った玄野に邪魔をされ足止めされる中、由里のピンチに、タクミがファイズベルトを取り出し、ファイズに変身する。
 玄野を振り切り士も駆けつけ、由里やラッキークローバーたちと共にファイズの意外な正体に驚くが、その前に大樹が現れる。だが、大樹は突然ラッキークローバーを裏切りベルトを奪おうとする。大樹はベルトのためにラッキークローバーを利用しただけだったのだ。大樹は全員があっけにとられている中、ディエンドに変身。さらに仮面ライダーレイと仮面ライダー歌舞鬼を召還し、圧倒的な力を見せつける。
 その混戦の中、逃げ遅れた由里が百瀬の変身したタイガーオルフェノクに襲われそうになる。だが、その前にファイズベルトを失ったタクミが立ちふさがった。タクミはタイガーオルフェノクの攻撃を受けると、そのままその姿を変え、ウルフオルフェノクになっていく。
 タクミの正体はオルフェノクだった……そのことを知った由里は絶叫する。そして、ディケイドとディエンドもベルトを巡っての戦いを繰り広げていた。

 ディエンド登場編。ベルト争奪戦だったファイズだけども、それにライダー世界を渡り歩く怪盗である大樹が参戦してる感じか。
 この世界のタクミは、小心者で気が優しく、親友の由里に振り回されてるような少年。ぶっきらぼうで素直じゃなかった乾巧とは正反対。しかも猫舌どころか熱いものが好きだし。w
 そんなタクミだけど、由里のポラロイド写真で撮った写真集を出したいという夢を、本人はあきらめているのに励まし、応援する。「俺には夢がない。でもな、夢を守ることはできる」と言ってファイズとして戦うことを決意した巧と同じ想いを持っているのだなぁ。
 しかし、オリジナルのファイズと同じく、その正体はオルフェノク。自らは呪われた怪物であり夢を持てない、持ってはいけないと思うがため、正体を隠してでも大事な人間とその夢を守ろうとするのだけど、その秘密の代償は大きく、守ろうとしていた由里から絶叫と共に拒絶されてしまう。
 大樹のキャラが濃いので影が薄くなりがちだけど、きちんとファイズのツボは押さえてるなぁ。
 で、一応シリーズのキーパーソンである大樹。その態度はやけにフレンドリーなのだけど、士はもったい付けている態度と言いどうにも気にくわない。大樹の正体は次元を渡り歩き欲しいものを奪う怪盗で、欲しいもののためには怪人が人間を襲おうが世界が滅びようが興味がない。
 実力も他の仮面ライダーを「召還」する特殊能力を持っており、世界を渡り歩きディケイドを抹殺しようとする鳴滝でさえ、ディエンドである彼と対立することを避けようとする。
 ファイズはシリーズ中もっとも好きな作品だけに、どういう結末を見せるのか興味があるけども……オリジナルにあってこの世界に足りないものは、啓太郎、かなぁ。


2009年03月30日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回を見たもの

 今まで最終回の感想を上げていないもので、最終回まで見た番組
  • テイルズ・オブ・ジ・アビス――ご都合主義だけど、なにげに大映ドラマを彷彿とさせるバタ臭さは嫌いじゃなかったです。
  • 黒執事――最初から最後までよくわかりませんでした。特にあのラストは、視聴者含めて誰得?
  • キャシャーンSin――最初から最後まで(ry キャシャーンをふくらませてどうしたらこういう話になるのだろう? 小林靖子、どうしちゃったんだろう?
  • おねがいマイメロディ キララ――ダメ王子はいいところ見せたと思ったら、最後までダメ王子だったw 夢を取り戻した人間界にこれからマイメロと出会ううたやカケル、柊が出たのはちょっとしたサービス。
  • ガンダム00――1stガンダムっぽいガンダムと戦って勝った勝った、ってのはやりたかったんだろうけど、オマージュと呼ぶにもちょっと問題のある設定・構成のこの番組でやると、単なる子供の「ボクのかんがえたさいきょうのガンダム」遊びにしか見えない。あと、結局得をしたのはマネキン・コーラサワーの二人だけか。
 東海地区はもうちょっと最終回が残ってるけど、新番組もそこそこ多そう……orz


2009年03月31日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 金龍氏訃報とか

  名脇役 金田龍之介さんが死去NHK )。
時代劇の悪役からコメディーまで幅広い役柄をこなす名脇役として活躍した俳優の金田龍之介さんが、慢性腎不全のため31日未明、埼玉県内の病院で亡くなりました。80歳でした。

金田さんは昭和3年、東京で生まれ、5歳のときから大阪の劇場で子役として活動しました。戦後上京して劇団新派に入り、舞台俳優として活躍しながら昭和43年、勝新太郎さんなどの主演で人気を博した「悪名シリーズ」で映画界にデビューしました。その後、NHKの大河ドラマなど多くのテレビドラマに出演し、時代劇の悪役や温和な父親の役など幅広い役柄をこなす名脇役として活躍しました。コミカルな演技も得意で、NHKのバラエティー番組、「コメディーお江戸でござる」にも多く出演して、毎回番組を盛り上げました。金田さんは去年まで舞台に立っていましたが、持病の糖尿病が悪化して入院し、31日未明、入院先の病院で亡くなったということです。
 一瞬金月龍之介に空目したり「まだご存命だったの!?」と大変失礼なことを思ってしまったり。「必殺仕掛人」での山形屋徳兵衛みたいな典型的悪役とかも多いんだけど、「必殺からくり人」の大前田栄五郎のように一概に悪役とは言えない大物の役なんかも存在感たっぷりに演じておられた。こういう役者さんがどんどん消えて行くのかと思うと、寂しい限りです。合掌。


  朝日新聞、意味不明の連続書き込みで2ちゃんねるの運営を妨害technobahn )。とりあえず大元の書き込み禁止になった荒らしは電車板のようだけど、麻生叩きやその他よく見る煽りコメントも減ったという話が2chのスレにあったり。真偽のほどは定かではないけども、ホンマかいな? まあ、組織的なものではなく一部のアホ社員のしたこととは思うけど、問題が起これば普通以上に騒がれるのは目に見えてるのだから、社内の意識の徹底がなされてないのではないかと。

[アニメ][特撮] 最終回を見たもの2

  昨日の 続き。
  • 絶対可憐チルドレン――原作の小学生編の終わりを忠実になぞってる。けど、全般的に上手いシリーズだったなぁ、と言う印象。最初からパンドラを出したりしたアレンジはどう転ぶかと思ったけども、エスパーとノーマルの未来(≒チルドレン)を挟んで皆月と兵部の対立構造がはっきりしたので、終始話の論点がぼやけなかったし。チルドレンの未来やパンドラとの決着や中学生編への伏線があったりできっちりと終わりという形ではないけど、これは中学生編がたまったら第二期をむしろ積極的にやって欲しいところ。
  • トミカヒーロー レスキューフォース――これもわりと良い終わり。古代に生み出されたナノマシン集合体コンピューターだったマーエンの正体は先週倒し、最終回はレスキューフォースのその後。4クール目に入っていろいろ示唆されてたとおり、R-2〜4はそれぞれの目標のために転属していく。最後にネオテラー三幹部にも救いがあって、後味の良い終わりでした。
  • ケータイ捜査官7――最終回数話の展開は泣きましたわ。マジで。セカンドのラムダチップをコピーした人工知能携帯ジーンを使って無理矢理人類の黄昏をもたらそうとするマギラ。その計画によってアンダーアンカーの存在が白日の下に晒され、存続の危機に立たされていく。そしてジーンをさらに成長させるために7に心を通わせたケイタを殺させて更なる負荷を与え、それにより成長した7のラムダチップをジーンの糧にしようとする。だが、その計画を阻もうとしたゼロワンが斃れ、7の代わりにゼロワンのラムダチップを使い、人類を踏み台にフォンブレイバーを進化させようというマギラの計画が実行される。その中で、サードが、ウィルスに冒され凍結されていたフォースが、次々にバディのために立ち上がり、破壊されていく。そして、最後に7が取った選択と行動は……これは泣いたし、きれいに終わった。今期の最終回は、こう言ってはなんだけど、当たりが多いですわ。
 後日残りの最終回の感想を上げます。