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2009年03月01日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#3とディケイド#6

  シンケンジャー #3「腕退治腕比」。一番年若いシンケングリーンこと千明。シンケンジャーとして戦う決意をしたとは言うが、他より腕が一段落ちると言われているわりには朝の鍛錬にも遅刻したりと自覚の足りない態度に、丈留はきつく叱るが、それは逆効果で修行をサボって、昔の友達に会いに行ってしまう。そこに現れたアヤカシのロクロネリを、千明は丈留を見返すチャンスと一人で戦おうとするが、手も足も出ずピンチのところを他のシンケンジャーたちが現れる。レッドも苦戦するが、なんとか相手の目をくらませて一時撤退する。
 丈留は「友人家族が巻き込まれるから過去を断たなければならないと言ったのだ」と千明がと会ったばかりにその友人が怪我を負ったことを責め、明日までにロクロクネを倒せなければシンケンジャーから除名すると宣言する。
 千明はロクロクネの攻撃を封じる作戦を考え、その為の特訓をしだすが……

 さっそく一番レッドに反発していたグリーンが不満を爆発。まあ、遊びたい盛りだからわからないではないけど。しかし真剣味が足りないのは確か。覚悟が足りなかったせいで、友達を怪我させたとレッドから指摘されるのだが……今回のは関係なくね? 過去を断ったところで、向こうが勝手に身内を捜し出して人質にされたら、人質を犠牲にしなければ意味ないし。平成の戦隊ものはそういう手は使わないからいいのか?
 で、グリーンが考えた策は、地下を掘り進んで予測できないところから飛び出して攻撃してくるロクロクネの腕を、逃げまくって絡ませてしまうこと。途中、レッドの水差しはあったものの作戦は成功。ロクロクネを倒し、悦に入るのだが……
 「二の目」で巨大化したロクロクネだが、シンケンオーではグリーンの作戦は使えない。だが、レッドは「問題ない」とグリーンに言い切る。相手の殺気を関知し、攻撃を防いだレッドに、自分の奇策と違い正当な技量で相手を倒したレッドに感服。目標として内心敵愾心は燃やしながらも、その技量と侍としての心構えを認める。
 一番問題ありそうだったグリーンが早々に片付いたなぁ。最初から仲間になってた組織じゃないし、リーダーが「主君」というこれまでにない関係なので、最初の数話で関係性を固めちゃうつもりなのかな? 次はブルーとピンクがメインの話っぽいけど、ブルーはブルーで問題ありそうだしなぁ。影薄くなりそうだし。
 ブルーって言うと、侍、侍、と言う割に、自分の家系は歌舞伎役者という「河原者」のすることだったのは、どう思ってるんだろう? 微妙な気がするなぁ。


  ディケイド #6「バトル裁判・龍騎ワールド」。龍騎の世界にやってきて早速この世界のライダーのことを調べようと、仮面ライダーの記事を載せていた雑誌「ATASHIジャーナル」の編集長に話を聞こうとしていた夏美。だが、夏美の目の前で編集長が倒れ、絶命してしまう。何故か首元に刺し傷があったこと、たまたま夏美が出されたケーキを食べようとフォークを手にしていたことから第一容疑者として身柄を拘束される。
 そんなことと知らない士とユウスケは、夏美にならおうと街に情報収集に出かけるが、ニュースで夏美が殺人容疑で逮捕されたことを知る。そして、夏美は検事、弁護人、事件の関係者が仮面ライダーとなって戦い合い、最後に勝ち残ったライダーが判決を下す「仮面ライダー裁判」にかけられるというのだ。
 この世界では弁護士になっていた士は「俺は夏みかんの弁護士で、仮面ライダーだ」とディケイドになってライダー裁判に参戦する気満々。しかしその前に「ATASHIジャーナル」のカメラマン、辰巳シンジが現れる。シンジも関係者としてライダーに選ばれたのだが、夏美が殺人を犯す人間とは思えないのに加え、気になることがあってライダー裁判に参加するのをためらっているという。
 その気になることと言うのは、かつてシンジの相棒だったものの、何も言わずにATASHIジャーナルを辞め大手雑誌社に鞍替えしたレンが、殺人の当日何故か編集部にいたこと。鞍替え以来姿を見せなかったのに何故、というのと、レンもまた仮面ライダーに選ばれていたことで、「もしかして彼が本当の犯人かもしれない」と思っていたのだ。
 士とユウスケは関係者に話を聞くが、士は副編集長の鎌田の話を聞いて何か引っかかった様子。しかし、レンへのわだかまりが高まるシンジはついに龍騎として裁判に参加、レンの変身するナイトと戦いを始める。そしてディケイドもまた、鎌田の変身したアビスに苦しめられる。

 ディケイド、龍騎にならなくてもミラーワールドにも行けるのかよ。なんでもアリだな。
 今回の龍騎の世界では検事・弁護士や事件関係者がライダーになって最後の一人になるまで戦う「仮面ライダー裁判」が行われてるのだけど……いろいろ問題がありすぎてどこから突っ込めばいいのかw 面白いからいいんだけど。
 シザースとインペラーはやっぱ噛ませ犬で、やっぱ火力がありすぎるゾルダはそれなりに強敵になってしまってる。まあ、サブメインのライダーだったし。
 で、今回初登場なのは仮面ライダー・アビス。サメ型モンスターのアビスラッシャーとシュモクザメ型モンスターのアビスハンマーと契約したライダー。昔の裁判記事らしい写真にはファムが写ってたし、ディケイドを「聞いたことがない」と言ってるし、変身するライダーは幾つかのものから決まっているらしい。しかも倒したライダーのカードも奪えるらしいのだけど、これはオリジナルの龍騎と違うなぁ。
 レンを徹底的に疑い倒そうとするシンジに、「お前に戦いは似合わない」とやめさせようとするレン。そして色々雰囲気が怪しすぎる鎌田。次回士が殺人トリックを見破るらしいけど……
 それと、おもちゃ雑誌を見ると龍騎、ブレイドの次は555っぽい。龍騎の超絶変身はドラグレッダーに、ブレイドの超絶変身はブレイラウザーに似た「ブレイドブレード」、555のは「ファイズブラスター」らしい。555のは555で出てきた変身アイテムとまったく形の違う大型武器。それ以上にどういう世界になってて、タクミがどんなキャラになってるかが気になるけど。
 あと、二号ライダー(クウガじゃなく)の情報も露出。二号は青いディケイドっぽい「ディエンド」で、ディケイドが「仮面ライド」によって他のライダーに変身するのに対し、ディエンドは他のライダーを「生み出す」らしい。おもちゃの付属カードには王蛇とカイザがあったけど、他人に意のままに操られる浅倉や草加だったらちょっとがっかり。


2009年03月02日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 本当なのかな?

 夕べ寝る前に何気にニュースチェックしたら 【民主党解剖】第1部「政権のかたち」「小沢首相」は大丈夫か産経 )だなんて記事を見て、その中にある部分にびっくり。
 2月上旬、都内で開かれた民主党議員と支持者による会合。党代表、小沢一郎が発した言葉に会場は一瞬凍りついた。 「拉致問題は北朝鮮に何を言っても解決しない。カネをいっぱい持っていき、『何人かください』って言うしかないだろ」 「まさかこんなことを言うなんて」とか、「なんて不謹慎なことを!」でもなく、「こりゃいくら他のマスコミがスルーしても世間で騒がれるわ」と思ったら、今朝の産経の一面。産経、やる気だなぁ。
 案の定2chのニュース速報+ではまつり状態。実際は、この発言が本当になされたのか、またこの発言はどのような文脈の中でなされたのか、がわからないと何とも言えないのだけど、国会で自民党の細川幹事長がこのことについて触れたらしいし、民主からもなんらかのリアクションはあるでしょうね。
 個人的には金銭的手段も手段のひとつとして考えておくのは間違いではないと思いますが、この部分だけ見る限り、手段としての有効性等、数々の疑問、問題があるように見えます。それも含めて、民主の反応を待ちたいところ。いえいえ、ワクテカなんてしてませんよ?

 ディケイドの超絶変身について、どうも玩具パンフレットからかなり情報が既に流れてるらしく、アギト、電王、響鬼、カブトのものについて明らかになっている。アギトはマシントルネーダーのスライダーモードに、カブトはカブトゼクターになるらしい。響鬼はちょっと変ってて、ディスクアニマルのアカネタカと音撃鼓の三段変形らしい。ディスクモードが音撃鼓になるのかな?
 で、一番目が点になったのが電王。電王が超絶変身するのは……モモタロス? ってオイ! 人型から人型への変身って意味あるの!? てか、電王だけ乗り物でも武器でもないというのが……デンカメンソードも玩具には付属してるらしいですが、そうなるとどういう使い方なのかがますますわからなくなる。もしかして、発想が逆? 電王がモモタロスに変身するんじゃなく、モモタロスが電王に変身するとか?
 それと、最終フォームの「コンプリートフォーム」ってのも流れてた。9人の仮面ライダーのカードが身体のあちこちに貼り付けられたデザインなのだけど……ブレイドのキングフォームは紋章化してたけど、こっちはそのまんまだから、どうなんだろう? 間違いなくインパクトはありますが。「コンプリート」ってくらいだから、全部のライダーカードを集めた以降の登場だろうけど。
 また、ブレイド世界は成果主義のライダーバトルという、なんだかいかにも現代的なアレな設定が。ブレイドは大々的に「職業仮面ライダー」を打ち出してたし、面白いは面白いんだけど。


2009年03月03日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] たしかにワクテカはしてましたが

 北朝鮮発言も吹っ飛ぶこの急展開はなんなんでしょう?
  民主・小沢代表の秘書逮捕 規正法違反の疑い 東京地検朝日 )。そして現在、小沢氏の足取りが掴めなくなってるようです(21:10時点)。西松建設の贈賄疑惑については知ってはいましたし、「自民民主問わず大物が名を連ねてるのになんで騒がれないんだろう?」とは思ってましてが、このタイミングでのこの展開にはさすがに唖然。
 まあ、私的な感情論はさておき、どのような経緯にしろ、これだけの騒ぎになったのですから小沢氏は国会と国民に対してきちんと説明をしなければならないでしょうね。これまで、自民のあれこれについて自分がそう求めてきたように。
 ああ、感情論は書かない、と言いましたが、一つだけ。
 「麻生が退陣、解散総選挙することこそ最大の景気対策」「民意を問うのが筋」と言ってきた方々は今も同じ意見なのでしょうか? 違うとすればどうして考えを変えられたのか、是非ともうかがいたいものです。
 しかし、ホントに急展開過ぎる。

[アニメ] みなえり

  みなえり #9「そうか」。なんだか学校で険悪な雰囲気のチアキと冬馬。どうも昨日冬馬がチアキの家に行ってからのことらしい。雰囲気に耐えられなくなった内田とマコトがカナに理由を聞きに行くのだが……
 クリスマスにチアキへのプレゼントで悩むハルカ。しかも特大の靴下まで用意していて、ますます悩む。たまたま遊びに来た藤岡に、去年同様チアキへのプレゼントに何がいいかを聞くのだが……

 チアキと冬馬のみかんをめぐってのいさかい……と思いきや、二人の怒りの矛先はカナ。カナのみかんに手を出したところ、二人してカナからすごい剣幕で拒否され、ケチだの絶好だのと二人でカナの悪口を言い合ってたのを誤解されたというオチ。しかも、二人が喧嘩したと思って理由を聞きに行った内田とマコトまで同じ状態に……ダメだこいつらw
 チアキのクリスマスプレゼントに悩む南家だけど、カナの適当な思いつきが結構いい方向に。何が来てもいいけど、来るのは楽しみなのは同じなのか。でもいくらなんでもあの大きさは欲張りすぎ……一方、もうひとつの南家は……冬馬の大人の対応とアキラの空気の読めなさっぷりの落差が。ホントに同じ血を引いてるのか、こいつら?
 で、やっぱり空回りの保坂。いやいや、まだまだ保坂は輝けるはず!


2009年03月04日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 知らんかった

 昨日「収賄疑惑」と書いたけど、昨日の時点では「不正献金疑惑」だったんですな。つか、不正献金と収賄はわりと明確に違うものなんですな。つまり、企業の側から自発的に提供するか、政治家・公務員から要求するか(この場合、要求のみでも収賄になるようです)。
 え〜っと、つまりは昨日の時点では企業側から小沢氏の政治団体に献金をしたと主張されて他ので不正献金。でも、今日は西松建設の元社長が「小沢氏政治団体からの要求」と言ってるとのことなので、収賄の可能性が高くなってきたのですな。受けとりゃ同じじゃん、とも思えるけど、不正献金の規制は「献金を適正なものにする」ということらしいので、ちょっと意図が違うようですね。
 国会会期の異例な捜査ですが、検察側もそれなりの手札は持ってるようなので、その上での大物釣りなら、まあありうるかもなぁとは思います。気になるのは、大物とはいえ政権党でない野党の小沢氏が便宜をはかるためにいかなる手段を用いうるか、ということでしょうか。地検は司法のプロだし、小沢氏も手をこまねいてるだけってことはしないだろうし、丁々発止の行方は、いずれにしても様子見。


  ネットの無料モデルに“マスメディア”の未来はない週刊ダイヤモンド )。話の流れを見ると、ネットが既存マスコミに与える影響の考察としては、まあ、おかしなものではないのですよね。ただ、アレなのが前文。
“情報のゴミ溜め”インターネット(以下「ネット」と略します)は、マスメディアとジャーナリズムを どんどん衰退させています。しかし、かんぽの宿に関するネット世論から明らかなように、 ネットがメディアの中心になったらとんでもない社会になります。かつ、マスメディアは成長産業である クリエイティブ産業の中核です。マスメディアは経済・社会に不可欠な存在なのです。 従って、マスメディアをいかに再生させるかが重要となります。そう言うとすぐに“通信と放送の融合” を持ち出す輩が多いのですが、それ程いい加減な議論はありません。マスメディアにとってネットはまだ儲からないからです。
しかし、再生の過程でネットを避けて通ることは出来ません。
そこで、今回は、マスメディアがネットとどう向き合い、どう取り込んで行くべきかを考えたいと思います。
 かなり言葉がきつい、というか、汚いとも取れる書き方なのが気になるところ。つか、既存マスメディア擁護に感情が先走ってる、とも取られかねない文章なんですが。最初の表現のどぎつさがすぎればそれほどおかしくもなくなってくるのですが、どういう意図なのかなぁ、とは思ってしまう。危機感としてはわからなくもないのだけど。


2009年03月05日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] (たぶん)最後の昭和劇場

 小沢氏の不正献金疑惑について、「西松建設が小沢氏に献金していたらしい」という程度の概要しか知らなかったので、色々出てきた情報をあちこち見てみたんですが……なんて言えばいいんでしょう? なんだか無茶苦茶懐かしい気分?
 大手ゼネコンとの癒着、地方の大物政治家、秘書、元秘書を通じての支配力の発揮、秘書の自殺の懸念……どこの昭和の不正疑惑ですか?
 いや、大物政治家の不正疑惑は今でも、そしてこれらかもたくさんあるでしょう。建設会社との癒着もそうでしょう。要素要素はこれからもいくらでもあるでしょう。でも、これだけベタベタな昭和ぶりのお膳立てで、これだけ大きな不正疑惑というのは長らくなかったし、おそらくこれが最後になるのだと思います。
 そう考えると、いろいろ腑に落ちたりもするのです。小沢氏が国策捜査との批判。これはもちろん国民へのアピールもあったのでしょうが、師匠である田中角栄、そして次に使えた金丸信の身に降りかかったことが今自分にも降りかかりつつある事への慟哭だったと考えると、妙に納得できたりします。
 また検察側も、西松建設元社長の供述などの材料が揃ったこと、一部容疑に時効が迫ってること、あるいはそれ以外の事情もあるのかもしれませんが、それに加えて、かつて新人だった頃、あるいは検察に入ってすらいなかった頃に見た、大捕物を彷彿をさせるシチュエーションに、何か感じるところがあったとしても、それはそれで不思議ではないと思うのです。
 この捜査の行方、起訴に至るのか至らないのか、起訴されたとしてその結果がどうなるのか、その結果の如何によらず、このようなタイプの大型不正疑惑はおそらくこれが最後になるのだと思います。フィクションのドラマを見るがごとき気分でいるのは不謹慎ですが、それでもどこか、この事件を見る視点にノスタルジックな気分が常につきまとってしまいます。

[アニメ] とらドラ#22とそらかけちょっと

  とらドラ! #22「君のいる景色」。修学旅行で滑落してしまった大河を助けた折、夢うつつのまま竜児を北村と勘違いした大河から「どうしたって竜児のことが好き」と衝撃の告白を受けた竜児。大河は迎えに来た母親の処でずっと療養しており学校には不在。竜児は悶々とした気分のまま過ごしていたが、その気分をさらに落ち込ませるように、進学希望調査が行われる。泰子の負担を考えると、この上負担をかける大学進学を選択することが出来ない。だが、ゆりから進学ローンや奨学金のことを持ち出されても、竜児はまだ大学進学を選択肢にすることにためらいをおぼえる。だがみのりや友人たちは迷いを見せず、また将来のことを見据え始めて、竜児は焦りを感じる。
 そんな竜児に泰子は進学しろと言うのだが、泰子にこれ以上の負担がかけられるとは思わず、素直にその言葉に甘えられない。
 そんな時、竜児の前に大河が帰ってくる。竜児の心配とは裏腹に、学校をサボって父親と違って仲のいい母親と一緒に遊んで満喫してきたという大河。そしてあくまでみのりと大河の仲を応援しようという彼女に、冬山の告白を聞いてしまった竜児はいたたまれず、以前のように会話することができない。
 そんな中、泰子が雇われママの他に、昼のアルバイトまで始めるのだが……

 現在発売されている最新刊である9巻分に突入。新刊10巻が今月10日に発売らしいですが。
 頑ななまでに竜児のバイトを許さず、学業に励むように言う泰子。言葉と態度はソフト、というかくにゃくにゃなのだけど、二人きりで寄り添って生きてきた竜児には、その言葉は強制に等しい。しかし、 独身 ゆりちゃん先生に奨学金等の示唆をされても進学という選択肢をちゃんと視野に入れることが出来ない。それは、ちゃんと反抗期をしたことがない竜児の、泰子のことを思っているのだけど泰子の気持ちが押しつけがましく感じてもいる、鬱屈した気持ちの発露なのだけど……今回は仕込みの回ですね。
 仕込みというと、何気にメインサブ、サブのキャラたちもいろいろ仕込み。みのりはなんであんなにバイトばっかりしてるのか、クリスマス以来態度が冷たくなった、というより諦観っぽくなった亜美の事情とか、まあ、多分あれこれ。
 いつも通りコメディもあちこちに差し挟まれてるのだけど、大河の悲壮とも言える想いと、進路や恋に思い悩み苦悩するのが見え隠れするため、どうしても重くなりがちな。
 次回はもっとアレな事になりますなぅ。
 それにしても次回予告の 独身 ゆりちゃん先生が壊れすぎてて……

 そらかけは……どう言ったらいいんでしょう? 微妙な小ネタがいろいろあるんですが。クサンチッペの擬人化と思われる馬場つつじが、 コレ のパロやってたり。時期を外したというより、もうおぼえてない人もいるんじゃないでしょうか? 福山潤のセクハラ台詞は相変わらずでよろしゅうございましたが。いや、ニーナのシスター姿がいいなんてマニアックなことは思ってませんからね?


2009年03月07日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] まりほり#9とドルアーガ(2)#9と黒執事ちょっと

  まりほり #9「穢された聖母(後編)」。いよいよ聖母祭当日になった天の妃学園。当日の準備を実行委員として粛々と進める鞠也たちだが、絢璃は苛立ちをつのらせていく。どうして絢璃がここまで鞠也を嫌うのか、それは過去、幼い頃に絢璃と鞠也の間であったとある事件がきっかけになっていた。
 「妄想の果てに」。かなこのクラスでは、最近学校で起こった怪奇現象の噂で持ちきり。一晩で血に染まったプール、グラウンドに残された血の足跡などなど。だが、それを聞くかなこの顔色は冴えない。実はその噂の発端は全部かなこの行動。そのことをあっさり鞠也に看破されてしまうが、かなこは「誰も全部を知らない7不思議」の話を聞かされる……

 あれ? 聖母祭をクライマックスに持ってくるかと思ったら、違うのか。もしや、前倒しで一周忌の話をやるのかな? 公式サイトの予告だと、どうも前倒しで鼎先生登場、そして最後はオリジナルっぽいけど……
 かなこの鼻血の演出がグローバルというか惑星単位にまで達してしまってるんですが? あと、やっぱり「ピンクだったね」は……このエピソードではかなこ、なけなしの真人間としての常識が激減してしまったような……
 まあ、見られてても全員女子だった、ってことで。あ、一人だけ男がいたか……
 後半はオリジナル。ちょっとかなこの鼻血とゴッドのブラックさに頼った話になってしまったような。これなら「通勤電車の人」の話を持ってきても良かったんじゃないかなぁ。あ、あの話はちょっとかなこがまともな人っぽいから前半とのギャップが出てしまうのか。


  ドルアーガの塔 the Sword of URUK #9「夢の終わりに」。ついにアミナの手下としての本性を現し、ジルたちを裏切ったヘナロ。二騎士を操り一行を行動不能に陥れると、カーヤと、重症を負ったクーパを連れて最上階へと向かう。かけつけたジルは意識を取り戻したファティナたちから話を聞きショックを受けるが、一刻も早くヘナロたちを追って最上階に行かねばならないにも関わらず、その手段がない。そこへやってきたのはマイト・ザ・フールを連れたウラーゴン、そしてほとんど手勢が倒れてしまったグレミカたちだった。
 一方、外界では暴君となりはじめたギルガメスを倒すためエタナたちが蜂起するが、自分の暴走を止めるための最後の希望であったカーヤがもう一人の自分に捕らわれたことを知り、ついに王は本来の心をほとんど失ってしまう。

 「カーヤ様は怒っておられるのが一番似合っておいでです。笑顔はとても腹黒く見えますので」って、クーパ、そんなに真実を率直に言っては……
 最初、単に頑丈そうでつけいりやすそうだという理由でジルをギルガメス嗜虐の道具に使おうとしていたカーヤ。だが、旅をしているうちにジルや仲間たちに情が移り、裏切るような真似をしてまで彼らを置いてけぼりにして助けようとしていた。だがその意に反して自分を追いかけてきたことをクーパに聞かされ、悲嘆にくれる彼女に放ったクーパの一言。苦労人だけど相変わらずむやみやたらな前向きさがカーヤをちょっとだけ救うのだけど、状況的にはかなり厳しい。
 マイトの力を使って一気に最上階へ向かうジルたちだけど、ギルガメスの回りには兵とヘナロが操る二騎士が。ギルガメス自身も弱いって事はないだろうし。ただ、本来ジルたちを抹殺して止めるのが命令だったのに、足止めだけしたことから、ヘナロは非情になりきれないのと、自分に命令を下したアミナが負の感情に駆られたギルガメスにより殺されたことを聞いたから、裏切る可能性はありそう。
 グレミカ、ウラーゴンたちと一時的に手を結んだジルたちと対照的に、元々取り憑いていたサキュバス、そしてグレミカたちのところから逃げ出したカイを手中に収め、ただ一人で最上階に向かうニーバ。神に対する怒りがモチベーションのニーバが、ただ単にギルガメスを殺すだけが目的とは思えないのだけど……
 そして、グレミカが示唆した「塔の外に出る方法」。ギルガメスを倒し、塔のコントロールを奪えば外に戻れないことはなさそうなのだけど、「ただ……」と言いかけたところからみると、なんらかの代償が必要なよう。コントロールする一人は塔内に残らなきゃいけないとかなんだろうか?
 ウラーゴンとメルトの大人らしくないいがみ合いはさておき(もっともメルトがクーパのことであれだけ取り乱したのは初めてなのだけど)、今回の入浴シーン担当はエトナでした。結構なボリュームです。<何が?


 黒執事。インターミッションな話で、ボンクラーズな使用人の方々も過去があって影では活躍してました。な話。いや、いい話なんだろうけど、どうしてもツッコミポインツが気になってしまいます。銃器的な意味で。この時代で自動拳銃はネーヨとか(ないこたないんだけど、あんなんはない)、ボルトアクションライフルをなんで遊底引かずに連射できてるのとか。あと、メイリンは眼鏡があった方がいいかない方がいいか迷うところ。(そういう問題か?)
 あと、使用人以前にプルートゥの不自然さを気にしてください、襲撃者の方々。


2009年03月08日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケンジャー#4とディケイド#7

  シンケンジャー #4「夜話情涙川」。なんだか最近流ノ介の様子がおかしい。いつも以上にメンバーの相談に乗ったりしようとしていて、皆からいぶかしがられたり鬱陶しがられたり。そんな時、アヤカシ出現の気配がして出撃すると、アヤカシ・ナミアヤシ一人の少年につきまとっていた。シンケンジャーが少年を保護するとあっさり撤退するが、その際に「友達同士の話さ」と意味不明の言葉を残していく。
 その少年も姿をいつの間にか姿を消してしまい、ナミアヤシと何を話していたのか聞こうとするのだが、見つけ出したその少年・良太は明日所属する野球チームの試合だというのに浮かない顔。話を聞ける雰囲気ではなく、流ノ介と茉子がしばらく監視することになる。様子を窺っていた二人だが、突然素振りを始める良太を見て茉子がいぶかしむのに、流ノ介は「私にはわかる。不安なのだ」と口にする。その一言から、茉子は流ノ介が最近皆の相談事を聞き出そうとしていたのは自身の不安の裏返しだったと察してしまい、恥ずかしさと気まずさから流ノ介は情けない自分に喝を入れてくれと迫るのだが、茉子は逆にそんな流ノ介にキュンとなってしまう。

 ゴーオンシルバーに続いてダメ男好きですか。それに姉御肌だけど将来の夢はお嫁さん、ってのは、最近のデフォですか? レスキューフォースのレイといい。関係ないけど、レスキューフォースはへっぽこだけどいいよね。
 それはともかく、流ノ介のダメ男さにときめいてしまった茉子はいそいそと殺人料理を作ったり(ベタだ)、手編みのマフラーを差し入れしたり……そのマフラー、一晩で編み上げたりはしてないですよね? あと、シンケンマルをそんなことに使ってレッドは何も言わんのか?
 結局外道衆の企みというのは大勢の人間をむやみに恐怖させるより、一人の人間を深い悲しみに突き落とす方が三途の川の水位は上がる、ということで、最近祖父をなくしたばかりの良太に「大事なものを捨てたら、おじいさんは戻ってくる」と嘘を付き、野球を捨てさせた上で祖父がよみがえるなんて嘘だと突きつけ絶望させることだった。
 それぞれの将来の夢を捨ててシンケンジャーになった流ノ介と茉子は激怒。駆けつけた他のメンバーを差し置いてナミアヤシを倒すのだけど、倒した後、これまでのバカップルっぷりを茉子に向けようとする流ノ介を、茉子は……ああ、やっぱそういうオチですか。いや、いいんですが、茉子姐さん、それじゃ多分一生「かわいいお嫁さん」は無理だと思いますよ? 独身と一緒にマンション買います?


  ディケイド #8「超トリックの真犯人」。夏美の審議を巡ってミラーワールドで戦いを繰り広げる龍騎、ディケイドたち。一旦全員ミラーワールドからはじき飛ばされるが、シンジはレンをなじることをやめない。そして、レンが桃井編集長を殺した真犯人だと疑わないシンジは、一旦ライダー裁判の中止を申し出、再度レンを殺人容疑で裁判しようと言い出す。副編集長の鎌田も異存はないと言い、やる気なさげに士も同意するが、それに反対をしたのは意外にもユウスケ。シンジたちの話をするレンの目は、「自分は破壊しかできない」とうそぶく士と同様、悲しそうな目だった、そんな目をするレンが犯人だとは思えない、と言うのだ。
 そんな時、レンはミラーワールドで孤独な戦いを続けていた。オーディンと戦い、なんとかこれを倒したレンはオーディンの持っていたカードを奪うが、そのレンを鎌田の変身したアビスが襲う。駆けつけた士たちに止められた鎌田は「真犯人に自白させようとしていただけだ」と弁解するが、レンの目的は元々裁判そのものではなくオーディンの持っていたタイムベントカード。レンがATASHIジャーナルを辞めたのはそもそも桃井の薦めであり、あの殺人があった日、桃井から呼び出しを受けていたというのだ。しかし話を聞く前に桃井は殺されてしまい、レンは取材で時間をさかのぼるカードを持つライダーがいることを聞いていたのでそれを捜していたのだ。
 話を聞いたシンジは傷ついたレンの代わりにタイムベントで事件当日の現場へ。桃井と夏美のいる応接室に飛び込んだシンジ、そして後を追ってきた士が見たものは……

 士も言ってたけど「そんなトリックありかよ! そもそも人間業じゃないだろ」はまったく同意。そんなんじゃアリバイもへったくれもないわな……そもそも最初の現場で窓ガラス割れてなかっただろw
 シンジが自分たちのことを捨てたと思っていたレンは、実はシンジの写真に嫉妬し、スランプに陥りかけていたことから桃井によその会社で自分を見つめ直すことを薦められていたと知り、また、ライダー裁判への参加目的がタイムベントで過去に戻ることだったと知って、レンに対するシンジのわだかまりは解ける。「どっちが勝つか負けるかじゃない。二人で一つ、俺たちはチームなんだ」。外で経験を積んできたレンと、シンジの気持ちは再び一つになる。また、本当は優しいのに悪ぶった態度を取る士の優しさを信じるユウスケと、「俺は疑い深い。だから俺の相棒の信じたものは無条件で信じる」と、ユウスケへの信頼を初めて口にする士。龍騎ワールドのキーワードは「相棒」だったのか。まあ、オリジナルの慎司と蓮も、異なる価値観を常に対立させながら最後には敵対を越えた立場になったしなぁ。
 それにしても鎌田の正体……ライダー世界が融合しようとしてるそうだからその前兆なのだろうけど、それはなかろうて。w そういえば、本編ではハートのカテゴリーKは出てきてなかったのだっけ? 次のブレイド世界で出てくるのだとしたら、新造になるのか。
 で、次のディケイド世界は……「ブレイド食堂いらっしゃいませ」って、「東京上空いらっしゃいませ」? 格差社会ってより、ひょっとしたらトランプゲームの「大富豪」? 革命はありですか?


2009年03月09日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] なんだかよくわからん

 昨日の日曜討論やらサンデープロジェクトやらを眺めつつ小沢氏の不正献金疑惑について情報を頭の中で整理しようとしたのだけど、どうにもまとまらない。両番組での鳩山氏、田中氏の主張の共通項を見ると、
  • 迂回献金は日常茶飯事で、実質上これまでそれで摘発されることもなかった。
  • 迂回献金は自民議員もやっていることだ。
  • なのに小沢氏だけ狙い撃ち。これは国策調査だ(あるいはその疑いが濃厚だ)。
  • 民主はその迂回献金を規制する方向。
 とこの辺までは勢いがいいのだけど、その後の小沢氏弁護となるとかなりぐだぐだに。日曜討論の影山氏はかなり厳しいツッコミをし、違法か否かは別にして小沢氏側がその党の方針とは反して迂回献金をしていたことには、「小沢氏は知らなかったのでは」、小沢氏の迂回献金が問題ないのなら自民側も問題はないということになりますね、というツッコミには四つ目の民主の方向性を繰り返すのみ。肝心のところでは「問題はないと思う」「小沢氏は潔白だと信じる」ということになってしまっていた。田中氏も途中までは勢いと歯切れがいいのだけど、小沢氏の責任はあるかないかと問われるとそれまでの歯切れの良さは鈍って観念論というか信念論的な論調になってしまっていた。結局両者とも「今回の献金は問題ない」としつつ、刑事的、政治的な責任に関してはイマイチ不鮮明なままだった。これって、「小沢氏支持で行こう」という方針は決まっているものの、「どういう理論武装で小沢氏を擁護していくか」というところがまとまっていないんじゃないかと思える。実際、違法性は疑わしいにしても党が「政治腐敗の元」としている迂回献金を行っていたのは少なくとも否定はされなかった。
 一方で検察も、迂回献金がこれまで起訴の対象とされなかったのであり、また自民民主問わず日常的に行われているならば、もしそれだけで小沢氏側を起訴したら混乱を招くことは想像に難くない。とすれば、贈収賄にまで持って行くのかもとも思えるが、この辺の出方が良くわからない。
 いずれにせよ、もうちょっと話が進まないとわからないのか?


2009年03月10日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなえり#10と屍姫玄#10ちょっとだけ

  みなみけ おかえり #10「態度には」。南家になじんで態度がでかい冬馬が気にくわないチアキ。服が濡れて着るものがない冬馬に、チアキのいたずらが……
 チアキの悪気のないうんちくでイヤな思いをした内田。新たに訪れた藤岡にもうんちくでイヤな思いをさせるのではないかとハラハラするのだが……

 ぶっちゃけ、チアキっていろいろギリギリだよなぁ。ギリギリを踏み外すと「おかわり」みたいな「いつも怒っているイヤな子」になってしまうわけで。今回はそのギリギリぶりが主。普通赤いアメをなめてるときにエンジ虫の話をすれば、そりゃ嫌がられますわ。まあ、私は平気でしますが。コチニール色素は天然素材ですが変異原性はあるようです。と、嫌がられるうんちくを。
 あとは冬馬。今期は冬馬がらみが多いなぁ。なし崩し的に、というか、チアキからライバル牽制とかの意味で男の子役を藤岡の前でし続けることになってるのだけど……いや、それはチアキの言いがかりかと。あと、むやみに役に忠実だから女優なのか。
 最後は、ナツキがハルカにお願いに行く話。冬馬の「チアキには嫌われるな、カナは関わると面倒だからスルーしろ」ってのは正しいのだけど、ナツキにかかってはどう考えてもおかしなことに……ナツキマイスターのヒトミを呼べ!


  屍姫玄 #10「生者の価値」。いや、わりと毎回だけど、今回特に良く動くなぁ、と。話は現在オリジナル展開なんですかね? あと、原作の展開ちゃんと追ってないんでわからないですが。オリジナルだとすると、かなり上手いこと持っててるかなぁ、と。ソウルイーターはオリジナル展開に入ったところでテンションが下がったのは否めないし。いや、デスシティロボとかは面白かったですが。