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2008年12月21日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオンジャー#44とキバ#45

  ゴーオンジャー #44「聖夜ヲマモレ」。倒したと思った掃除大臣キレイズキーは、お掃除七つ道具のうちのひとつ、無限ゴミ箱の中に入ってゴーオンジャーたちの必殺技をかわしていた。さらにとまどうゴーオンジャーたちを無限ゴミ箱に吸い込み、世界のあちこちに飛ばしてしまう。ゴーオンジャーたちは三組ばらばらにされ、走輔、連、軍平たちは強盗が立てこもった幼稚園、早輝、大翔は薄暗いススキ野原、範人、美羽はサンタと一緒にどこかの海岸に飛ばされてしまう。

 クリスマス商戦展開。キレイズキーはそのために割を食ってしまった感じだけど。走輔たちのグループはまあ予想通りの展開だけど、一番意外なのは早輝と大翔のグループか。完璧だけどお化けだけは苦手だという須塔兄弟。怖がる大翔を、早輝が博多女のど根性でしかりとばす。距離を置いて尊敬するだけだった早輝が大翔の弱点を見ることでちょっと違った感情(恋愛感情と言うより、保護者的感情のようだけど)を持つ。大翔が怖がってたお化けの正体は、お約束ということで。範人と美羽は、まあ、ポジティブコンビで無難に。
 続々と集まってきて巨大ロボ四体勢揃い、というのは、今の時期ならではか。バルカ、ガンパード、トリプター、ジェットラスの腕メカは、交換可能なのでそこらへんのプレイバリューもそこはかとなくアピール。
 最後はエンジンオーG12でとどめなのだけど、G12、大きさ対比すると巨大化したキレイズキーとは大人と子どもほども差が……こりゃ反則だ。
 期待してたキレイズキーがあっさり倒され、失意のうちに飲んだくれるキタネイダスとケガレシア。このボスなき中間管理職敵幹部二人、なんだか段々かわいそうになってきた。


  キバ #45「ウィズユー・最後の変身」。22年から来た渡とともにファンガイアを撃退した音也。だが、音也の前にキングが現れ、彼を抹殺しようとする。闇のキバの変身を解いて本来の姿までさらけ出し音也を亡き者にしようとするキングを、渡が割って入ってなんとか撃退する。音也は渡に感謝しつつも、繰り返し真夜とはもう会わないようにという要求は「お前に俺の自由を束縛する権利はない」と頑として拒否する。このままでは自分が深央を殺してしまう未来は変わらないと、どうすればいいのか途方に暮れる渡の前に現れたのは、音也と別れを告げたゆりだった。
 一方、真夜に会いに行った音也はキバットバットII世を通じて真夜から「もう会わない」と告げられる。合点が行かない音也は真夜に会いに行くが、実は真夜はキングに大牙を人質とされていた。再び音也を亡き者にしようとするキングだが、キバットバットII世は真夜に卑怯な真似をしたキングに謀反する。キングに対抗するには音也が闇のキバをまとうしかないと言うその言葉に、人間が変身すれば命はないという真夜の言葉に耳を貸さず、闇のキバに変身してキングから大牙を取り戻そうとする。
 22年後の現代、深央の死に悲嘆に暮れ続ける大牙だったが、ビショップが慰めようと意外な真相を告げる。実は深央にとどめを刺したのは、キバの必殺技ではなく崖下に落ちた深央を追ったビショップだった。深央と渡、二人の邪魔者が消えた今、キングとしての役目を粛々と果たすようにうながすビショップだったが大牙はそれを聞いて逆上、ビショップを怒りのままに殺そうとする。命からがら逃げたビショップは、自分がキングに取って代わろうと街中で見境無しにライフエナジーを集め出す。

 怒りに狂った大牙がラスボスかと思ったら、なんだか意外な展開になってきましたな。
 過去編では人質にされた大牙をめぐり、キングが音也、真夜を引っかき回す。キングとしてのプライドを傷つけられたからなのか、それともキングらしからぬ嫉妬なのか。しかし必要以上に真夜と音也を痛めつけようとする浅ましいその姿にキバットII世がキングを見限る。キバット族は別にファンガイアに従属してるわけじゃないのか。「人間が身につけたら死ぬ」と言われながらも音也がしつこく何度も変身するのはちょっと笑ってしまったが、音也が死んだ理由ってのは大体明らかになってきましたな。でも、渡を作る前に死んじゃうの? それとももう作った後?
 現代編でもキングとビショップが離反、ビショップは暴走しはじめるけど、ボスキャラとしてはいまいちのような。それに深央を殺したのはビショップだとしても、渡に対してのわだかまりが消えたわけではないだろうし。また、渡の側も嶋を踏みにじり殺した大牙を許すのか……渡なら許しそうだなぁ。
 深央の死を克服できない渡を立ち直らせるのは、意外にもゆり。「お前がいなくなってもきっとその子は喜ばない。何故なら、お前と出会うことができなくなるからな」と、音也と別れ、しかしそれでも出会ったことを後悔しないと自らの心情に見知らぬ深央を重ねる。それを聞き、渡は「すべての起こってしまったこと」をようやく受け入れる。
 音也は渡と一緒にキャッスルドランに潜入し大牙、そして像にされた三モンスターを救出するが、キングがそれに気づかぬ訳もなく、再び闇のキバに変身して対峙することに。投げ出されて像から元に戻った次狼たち三モンスター。キングと闇のキバが戦ってるのを見て「なんだかわからんがこりゃチャンスだ」と一目散に逃げ出す……おいおい。いや、確かに今闇のキバに変身してるのが音也だって知らないから無理もないけど。
 名護さんは嶋の意志を引き継ぎ暴走するビショップを倒そうとするけど、結局倒しきれずに逃がしてしまう。そして、なんか次回名護の身に何か起こるっぽい。
 それにしても「753 Tシャツ」、欲しいなぁ。


2008年12月22日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 年末大山場

 定期報告の山場を越えたはずなのに、来年の準備のためにまた忙しいというのはなんつーか……ま、無事なんとかなりそうな目処がついたのでめでたいのだけど。

  佐藤元首相発言 「国民だまし続けた」 被爆者、平和団体が批判西日本新聞 )。なんか怒ってるポイントが激しく違うと思うのは私だけでしょうか? まあ、当時は中国が核を持った脅威もあり、「どうすれば抑止できるか」という方法を模索してた段階でしょうね。現実的な対案を出さずに一方的な要求ばかりするのは、さすがにまともに相手にされないと思いますよ?

  サム・ボトムズ氏死去 米俳優中日 )。はて、聞き覚えはあるのだけど、と首をひねったのだけど、ああ、「地獄の黙示録」のサーファー青年でしたか。まだ亡くなるには早いお年ですが、それでも既に53とは……時代の流れですな。お悔やみ申し上げます。

  田母神氏、再び「関係ねえ」発言 名古屋の講演で東京新聞 )。おもしろおかしく言ってるつもりなんでしょうが、この程度のが幕僚長だったってのは……ほんとどうしようもない。

  「日本的な通名にすれば登録証の提出は求められなかった。こうした差別が、在日に本名を名乗りにくくさせている」神戸新聞 )。いや、外国人で登録証の提出は普通のことで、別にそれで人権の何が侵害されるのかわかりませんが? 免許証求められてるくらいのことでしょ? それに「特別永住許可があるから云々」と言うなら、「特別」だから「特別永住資格」なんでしょ? むしろ「特別永住資格」を持ってる方が逆差別では? それに特別永住資格を持ってることを、登録証以外で何で確認しろと?


2008年12月23日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] どんな市民グループやねん

  図書館「ボーイズラブ」に揺れる 堺市、市民の不信感募る京都新聞 )。タイトルだけでは意味不明ですが、内容はさらに意味不明。
 一般的にBL小説は、1冊に数ページのイラストがある。堺市立の7つの図書館が所蔵する計約5500冊のうち、100冊程度には男性同士が裸で絡み合うような過激な描写があった。盗難も多いため、申請があれば貸し出す閉架書庫に置いていた。

 しかし、ひっきりなしに貸し出されるため、4つの図書館では誰でも閲覧できる棚に配置。7月、「子どもが見るのにふさわしくない」との声が利用者から出た。

 図書館側は、閉架書庫に戻した上で、18歳未満への貸し出し禁止を決定。これに、住民グループが「特定の本を排除したり廃棄したりするのは、図書館ではあってはならない。政治的圧力もある」と反発。有識者も賛同し、11月に廃棄差し止めの住民監査請求が申し立てられると、図書館側は一転、18歳未満への貸し出しも認めた
 市の対応がきわめてまっとうに思えるのですが……18歳未満はまずいだろ!

  「アルコール中毒の人にビール」岡田副代表が定額給付金判批読売 )。え〜、 こちら の報道によると、約九割が「受け取る」と答えてるのですが、国民の九割は「アル中」ということでしょうか?
 って、いや実際は「国民の関心を惹こうとするばかりで実効性の薄い政策」と言いたいのだとはわかるんだけどさ。たとえが下手だよなぁ。アル中との類似性はほとんど見られないのですが。

  ローマ法王、地動説初めて認める ベネディクト16世47NEWS )。今更こんなことを認めなければならなくて、しかもそれが大々的に報じられるだなんて、権威も大変ですねえ。しかしベネディクト16世って、ホント悪人顔だなぁ。

[アニメ] 今日の5の2#12

  今日の5の2 #12「ヤキイモ/コンコン/フクビキ/アマアマ/メリクリ」。「ヤキイモ」女子グループが学校帰りに買い食いしたヤキイモで静かなる戦いを開始。って、一位争奪戦から男子参入により微妙な見栄の張り合いに……しかも「ガス」兵器をめぐるいざこざまで……男子のデリカシー、なさすぎ。
 「コンコン」は校庭に積もり始めた雪を巡って各クラスのにらみ合いが続く中、どうでもいい話で暴走して盛り上がってしまう5の2。そりゃ、キツネじゃないわ。ちなみにキツネはイヌ科ですが、イヌ科はネコ目です。
 「フクビキ」、狙えば当たらず、狙わなくても当たらないのが福引きというものですが、無欲の勝利を上回る、○欲の勝利……でも結局食うのね>メグミ
 「アマアマ」。コウジは、命に関わる前に真実を告げるべきだと思いますた。リョータへの嘘は微妙にリアリティがあるな。「甘い」は確実に嘘だけど。それが次の「メリクリ」に響いてくることに……
 だまされて食べさせられたチョークの方が「チカのクッキーよりマシ」とつい悔し紛れに言ってしまったリョータ。でもそれ以降チカはリョータを徹底的に無視しまくる。何がそこまでチカの機嫌を損ねてしまったリョータは珍しく謝るのだが、それでも許そうとしないチカは「キスしてくれたら許してあげる」と……
 加速度的にうれし恥ずかしの展開。まだ異性への意識がチカほどはっきりしてないリョータは照れながらもさほど意識無しに唇をちょっと触れるだけのキスをするのだけど、チカはうれしがりながらも照れ隠しに、チョークの味のするキスじゃ許さない、とクリスマスプレゼントをねだる。
 体重計のはかりをガムテで封印のメグミに、ちょっと娘さんへのプレゼントは考えた方がいいですよなナツミ、何を観察してるのかわからないサンタ観察日記をつけてるカズミ、いい加減命に関わってきているコウジとユウキ、一番まっとうなクリスマスを過ごしてるツバサと、それぞれのクリスマス。
 そいでもって次回最終回は、「ユビキリ」一本。大体の展開はわかってるけど、どう料理するか。
 後番組は「みなみけ」の新作だけど、制作会社は監督などが替わって「おかわり」のアスリード……無印のままでもいいのに。まあ、お手並み拝見。


2008年12月24日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 今年のクリスマスは

  初音ミクより、クリスマス中止のお知らせ 。きっと NORADに追いかけ回されて それどころではないでしょう。っちゅーかクリスマスなんて呪われればいいのよ!(てか、別にクリスマスにサンタは必須じゃないよなあ)

[その他] こんな市民グループらしい

 昨日の「図書館がBL小説を18歳未満貸し出し禁止にしたのを抗議して撤回させた住民グループ」ですが、 上野千鶴子関連の団体 だったようで、納得(典型的理屈の通じないリベラル&ジェンダーフリー提唱者)。さて、そんなジェンダーフリーですが、現ローマ教皇ベネディクト16世猊下は このようなことを申してAFPBB News )おります。悪人顔の猊下だけども、これには同意せざるをえない。w 無論、無意味な虐待、差別はすべきではないし是正すべきでしょう。しかし、ハードウェアとしての「男女差」が明確に存在する以上、「すべてを同じように」というのは不可能です。公平にするにはすべてを同じにするのではなく、「この面ではこちらが有利だが、別の面ではもう一方が有利」というようにしていかざるを得ません。それを、「全部を同じに」と言えばどうなるか。「ハードウェアとしての性差が明確に存在していることが前提」の社会システムに対し無用の混乱を招くだけです。これは猊下の言われている通りですね。最近では「トイレのマークを男女同じ色に」という愚策で混乱が起こったニュースが記憶に新しいでしょう。
 で、今回のニュースですが、結局の所、「公共性」という「条件の一つにすぎないもの」を絶対条件のようにわめいてごり押ししてるだけ、ということですね。間違ったジェンダーフリー論者も同様に「平等」という「条件の一つにすぎないもの」を自分の要求を通すだけの道具にします。
 冷静に考えればおかしいとわかるはずなのに、ヒステリーに陥ることで目をふさいでるのでしょうね。困ったものです。


2008年12月25日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他][アニメ] 見ない方が良いんじゃない?

ガンダム00の水島監督「ネット上の“脊髄反射的なアンチ”が制作側のモチベーションを下げている」痛いニュース )。「 批判でも、種類があると思うんです。それこそ“クラウンへの期待”みたいな、「もっとこうして欲しい」という声ならばむしろ積極的に聞きたいのですが、一番最初に僕ら制作スタッフに聞こえてくるはそうじゃないですね。「何だあれ」とか、「かっこ悪い」とか、“脊髄反射”みたいな反応なんです。」。見てもモチベーションが下がるだけでメリットがないなら、見ない方がいいんでない? いや、イヤミとかでなく、マジで。富野御大などであれば「ネットにはね、ゴミみたいな意見が多すぎ。中にはそうでないのもあるけど、探すのが大変。だからボクは見ないの」とか言いそうですが。中には一等自営業閣下のようにスレ住人も空気の読める者が大半で本人も対応が上手く、奇跡的に交流が出来てる例もありますが、きわめて例外でしょう。
 敢えて見ないことでいいものが出来るのだったら、見ない方がいいです。
 が、はっきり言って00ってそういう問題じゃないと思うんですが……
 「 フィルムを観て物語を追おうとしているのではなく、絵だけを追って、見た目だけで批判をしてくるのですね。」。ごめんなさい。物語を追おうにも、物語がまったく頭の中に入ってきません。ちゃんと物語が見て伝わる作りになってれば、自然と物語に対するネットの言及も増えるでしょ。現時点、どんなすごい兵器が出てきても誰が死んでもちっとも心に刺さりません。キャラ立て、演出、シリーズ構成など、多くの面で失敗してると思うのですが。キャラクターの簡単の台詞でしか現状の展開の意図が掴めないってのは、大いに問題だと思うのですが。
 「 「もっとこうして欲しい」という声ならばむしろ積極的に聞きたいのですが」。これは、どこを基準に期待すればいいのかわからないだけです。「リアルな戦争を反映させる」というコンセプトがあるようですが、ちっともリアルでないのですが。第一まともな軍人がほぼ皆無な「リアルな戦争」って何? 「少年兵」「テロ」など、現実のタームを使ってるだけで掘り下げ不足で、逆にそのタームが縛りになって物語展開もはじけさせられず、中途半端すぎます。色々事情があって様々な要素を詰め込んでることもわかるのですが、前シリーズの3/4を迎えようという段になっても主人公たちのモチベーションがちっとも伝わってこない作りは問題でしょう。
 まず、コンセプトの軸を何か一本に特化してください。でないと中途半端すぎます。

 という意見などはどうでしょう? これも脊髄反射的なアンチかな? なんかタイトルの言葉(「見ない方が〜」)、自分に対しての言葉の気がしてきた……

[アニメ] とらドラ!#13と喰霊−零−#12

  とらドラ! #13「大橋高校文化祭【後編】」。大河父が来ないまま文化祭が幕を閉じようとし、ミスコンが行われる。それでも父親を待ついじましい大河だが、竜児は自分に充てて大河父から来たメールを見て、驚愕する。「文化祭に行けない」どころか、現妻とよりを戻すので大河とまた一緒に暮らす話は反故だ、と言うのだ。それを竜児から説明してくれという身勝手さに怒る竜児。しかしそんなとき、壇上から大河の父親の応援を呼びかける司会の亜美の声が……まったく返事のない会場。だが、二つの拍手が響く。

 大河父の最低すぎる裏切り、そしてミスコンとミスターコン。って、ミスターコン?
 原作読んだときも大河父の最低ぶりは正直あっけに取られたものなぁ。これまで散々裏切られ、竜児の後押しがあったとはいえ、それでも信じたい気持ちをまた踏みにじられる。竜児はそれを許してしまった自分の迂闊さに腹を立てる。
 そして優勝はしたけどみのりもおらずたった一人になってしまった大河の元へ行くために、「ミスターコンテスト」の「年男レース」で優勝しようとする。
 ミスコンのアピールタイムの「じゃっかーしー!」から寒いボストンバッグ芸への流れ、ほとんど原作読んだときのイメージ映像そのままw 特にボストンバッグ芸は……
 この時の台詞があるから「モルグ」が出てこないとおかしかったんだけど、ホームルームからプロレスショーにそれが移ったのな。
 そいでもって文化祭編最大の山場、年男レース。言い争いもしたことがないという竜児が、大河の所に行くためだけに人を押しのけ、踏みつけ、優勝しようとする。が、飛び入りで意外な伏兵が……って、ミスターコンじゃなかったのかよ!w
 けど、土壇場で伏兵であるみのりは竜児に優勝させるために自分が楯となって他の参加者を妨害する。「大河のそばに誰かがいてあげないと」「自分がいてあげたい」「でも竜児が行くべきだ」台詞を使わず、これだけの葛藤がちゃんと描けてるのな。とらドラってそういう意味での情報密度が半端ない。
 そして、また皆が元通り集まっての後夜祭。雨降って地固まる、のようだけど、この時に既に次の不和の種はまかれてるのだよなぁ……ホント半端ない。


  喰霊−零− #12「祈 焦−いのりのこがれ−」。これは途中で化けたなぁ。というか、そういうシリーズ構成だったと言うべきか。最初、主人公と思われた人物とそのグループが全滅、「何これ?」と思った絵説明無しのまま本当の主人公である黄泉と神楽の話に。原作の前日譚という位置づけだけど、とりあえずのアニメ化とかおまけ的な作りとかいうことではなく、二人の少女の想いと葛藤をきちんと魅せる作りになってた。原作からのアレンジ具合が上手い。
 黄泉が復活する描写はないものの、ラストはきちんと原作に繋がるようになってて、すっかり軟派な兄ちゃんになった紀之がむしろ無理をしてるように見えたりとか、神楽が食べるポッキーの意味とか、原作にイメージを負荷してる。
 でも最大のサプライズは剣輔の声が白石稔ということでしょう。第二期、作っても原作をそのままアニメ化する気ないな、多分。


2008年12月26日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 死者の代弁者

  飯島愛さん急死:中山ヒデ悲痛「『ウソ、マジ?ゴメン』の声が聞こえる」毎日 )。この発言、ちょっと気持ちがわかる。その後、虫の知らせ云々、ということも言っていたらしくてそれはちょっとなんだけど。
 私も友人の訃報を聞いてそれが信じられず、その人が言いそうなことが頭の中で暴走して出てきて、涙が止まらなくなった。つーか、今でももういないことが信じられない。ふとした拍子に、「このこと、あの人に話したら面白がるだろうなぁ」と考えてから、もうその人がいないことに気づき、その落差に未だにショックを受ける。でも、それはひょっとしてある意味救いでもあるのかもしれない、とも思う。自分の中に死んだ人間の一部が残り、まだ生きていると思えば。

[アニメ] 最終回いくつか

  北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王 。ラオウ軍の戦況をラオウ様が拳一発でひっくり返してしまう展開。と、思いきや、一応思ったよりまともに軍隊してるラオウ軍や策略らしいことも結構やってたのが意外。全体的にわりと健闘してた、というのが印象だけども、やっぱり原哲夫の原作ビジュアルと、最初のアニメの声のインパクトが大きく、そこらへんを考えるとちょっと人物が小さくなってしまったなぁ、という感は否めず。オリジナルキャラの方が、どうしても影が薄くなってしまったし。
 でもまあスピンオフものとしてはそこそこ楽しめました。

  まかでみ WAっしょい! 。この手のものでありがちな、最終回にシリアス展開、とはちょっと違って、最終回一回前にシリアス展開を持ってきて、最終回はいつも通りのキャラたちのドタバタ。ジョージ、遠いところに行ったなぁ……
 全体的に作品としてはバカバカしい話なのだけど、それを手を抜かず、徹頭徹尾バカバカしいドタバタに終始させた作りは大変潔く、また意図通り面白かったです。これは絶賛するたぐいのものではないけど、予想しなかった伏兵という感じですか。

  伯爵と妖精 。原作の途中までということで、プリンスとの決着がつかなかったり、やっぱりシリーズ途中という感じの終わりだったけど、まあ、女性向けでもこういうのは結構楽しめます。妖精のイメージがファンシーすぎかなとも思うけど、まあ、そんなものなのかなあ。
 これは第二期があっても良い。

 黒執事はこちらでは放送時間帯がずれて今日放映なのだけど、黒執事見ててなんか「この感じ、どっかで前にも見たことあるなぁ」と首をひねっていたのが、ふと思い当たった。
 そうか、黒執事を見てのがっかり感って、「素敵探偵ラビリンス」の時と同じだ!


2008年12月27日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] レスキューフォース#39

  レスキューフォース #39「ようこそレスキューダイバー さよなら石黒隊長」。マーエンの引き起こそうとした超々災害を防ぎ、ヒカルを新隊長にレスキューフォースは新体制を迎えようとしていた。後事を彼らに託し、ユーロ支部へ移動しようとしていた石黒だが、あまりにヒカルたちがあっけらかんとしてるので逆に未練が出てしまう。新ビークルの話でみんなが盛り上がるのについ聞き耳を立ててたのを思わずごまかしてしまう石黒だが、実は皆の態度も、石黒に心おきなくユーロ支部に行ってもらおうという気持ちから出たもの。そんなとき、摩擦を限りなく0に近づけてしまう液体がトンネル内に流出し、事故が起こったとの知らせが入る。石黒のいない初の出場ということで、はりきるヒカルたちだったが……

 キーワードは「すべる」。液体を発明した変な科学者二人が全部持ってくのかと思いきや、最後は石黒隊長が全部持って行きやがりました。いや、そりゃ多分ヒカルが隊長、ってのは、まずないとは思ったけどさ。
 つるつる足下が滑るなかでの救助活動は、人名がかかってるんだけど完全にコント。ホントは摩擦0ならあんなもので済まないと思うけどね。
 しかも液体には強い引火性があることが明らかになって、救助を急がないといけなくなったのだけど、足場の悪さのせいで救助が思うようにいかない。救助隊員たちが出払った中、寂しいばかりの壮行会に出席していた石黒は、つい様子が気になって現場の無線を聞いてしまうのだが、ヒカルの「こんなとき、石黒隊長がいてくれたら……」という言葉に、よっしゃとばかりにユーロ行きを撤回、新中型ビークル「レスキュークレーン」でヒカルと要救助者を救助する。つか、レスキュークレーン、激しくパースがおかしくないっすか?w つか絶対遠近感おかしいって。
 石黒が隊長に復帰することになって喜ぶヒカルたちの姿に顔がにやけっぱなしの本人だけど、実は筆記試験が悪くてユーロ行きへの栄転はそもそもなかったことに……石黒って、バカだったの? 死ぬの?
 結局「試験にすべった」という、受験シーズンがもうすぐだというこの時期とは思えないオチだったということで……まあ、レスキューフォースだからこんなものか。(ほめ言葉)


2008年12月28日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] しゅごキャラで

 二年目から登場の新キャラ・ルルの持ちキャラ、ナナって、やっぱ名駅前の名物 ナナちゃん人形 からなのか? その割にはいつも同じ格好だなぁ……w


2008年12月29日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] なんか違う

  ナベアツや村上ショージで2次創作を ニコニ・コモンズに“ネタ動画”ITmedia )。う〜ん、MADが公認されて堂々と作れる、というのはいいことなのかもしれないけど、なんか違う、というのがどうしても感じてしまう。
 まず前提として、戦略としては別に何も間違ってない、ってのは明示しておきます。原著作権の権限が大きすぎることによりMADなどのサブカルから、あるいは「ちょっと似てる」というだけで訴訟継続能力の低い個人や弱小企業を大手が潰す、という構図になりかねない中、「それでは稼ぎ場である文化自体が縮小傾向な今現在では易がない」とし、話題性などの宣伝効果を見込んでこういう活動に出る、ってのは、著作権におびえながらMADを作ってた層には朗報だと思うし、訴えられる危険がないという意味では良いことだと、私も思う。
 でも、対象が「お笑い芸人」ってことが引っかかるのだよね。
 「お笑い芸人如きが」という意味ではなく、まったく逆。お笑い芸人こそが危ないぎりぎりの境界、あるいは境界をはみ出したラインを突き進んですら笑いで人の心を抉る存在なのでは、と思ってるから。個々の芸人が総意で作ったシステムではなく、芸人をプロモートする企業である吉本が合意したので、個々のお笑い芸人がというと違うのかもしれないけど、やっぱそれは芸人の「質」を規定しうる問題の気がする。
 企業が「はみ出し芸人は要らない。はみ出しに見えてもコントロールできるものがいい」と言ってるように思える。そう特に主張せずとも、その前提のように思えてしまう。
 無論、わざわざ前置きで予防線を張ったように「じゃ、これは悪いシステムなの?」と言われると「そうじゃないけど」と口ごもるほかない。でも、やっぱ破天荒な芸を望むなら、ニヤッと笑いながら、あるいはそれを更に上回るリアクションを取って「システム」ではなく「芸」で真正面から受け止める、そんなのを望んでしまうのだけど。
 その意味では、麻生総理はなかなかの芸人。マスコミが言葉尻ばっかり取って最近はちょっと凹み気味だけど、 小浜市からオバマ氏への贈り物を託され、「俺を宅配便代わりにするのか」と笑ったが、快諾した読売 )というニュースなんかは、昨今の芸人は見習え、と思う。こういう不敵さは政治家でも芸人でも衆目にさらされる仕事では大きな武器だろうなぁ。

  Josef Stalin named among greatest Russians in nationwide TV vote(ヨセフ・スターリンが全国ネットテレビの投票でもっとも偉大なロシア人の一人に選ばれる)telegraph )。
 やはりか!
    |┃三     , -.―――--.、
    |┃三    ,イ,,i、リ,,リ,,ノノ,,;;;;;;;;ヽ
    |┃    .i;}'       "ミ;;;;:}
    |┃    |} ,,..、_、  , _,,,..、  |;;;:|
    |┃ ≡  |} ,_tュ,〈  ヒ''tュ_  i;;;;|
    |┃    |  ー' | ` -     ト'{
    |┃   .「|   イ_i _ >、     }〉}     _________
    |┃三  `{| _;;iill|||;|||llii;;,>、 .!-'   /
    |┃     |    ='"     |    <   話は全部聞かせて貰ったぞ!
    |┃      i゙ 、_  ゙,,,  ,, ' {     \  >>1はシベリア送りだ!
    |┃    丿\  ̄ ̄  _,,-"ヽ     \
    |┃ ≡'"~ヽ  \、_;;,..-" _ ,i`ー-     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |┃     ヽ、oヽ/ \  /o/  |    ガラッ
 まあ、マジレスすると強力な指導力を持った人物というのは、世情不安になるほど支持されますからね。でも、なんとなく「やっぱロシア人にはそうなのか!」という、おそらく間違った認識が……