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2008年11月01日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ミチコとハッチン#1

  ミチコとハッチン #1「さらばだ!非情のパラダイス」。どこか中南米の町で暮らす少女ハナ。天涯孤独で、親切な神父家族に里子として引き取られたことになってるが、実はその神父は養育金目当ての俗物。普段は小間使いのようにこき使われては、視察があるときだけ体裁を取り繕われていた。神父の子供たちからもいいように虐められていたハナは、ある日ついにキれて飛び出してしまう。しかし、行く当てもないハナは誰か迎えに来てくれる人を夢想しながら、元の家に戻るしかなかった。
 そんなある日、神父の家に一本の電話がかかって来る。「ハナという娘はいるか? 今から迎えに行く」とだけ伝えた女の声に、神父は養育金がなくなってはたまらないとショットガンで迎え撃とうとする。が、神父の予想を越えて窓からスクーターで飛び込んできたのは、外見も態度もド派手な女・ミチコ。実は彼女は脱獄不可能と言われた刑務所を脱獄し、ハナを 迎えに かっさらいに来たのだった……

 「サムライチャンプルー」「エルゴプラクシー」などの個性的な作品を作ってきたマングローブによる、女性監督の作るロードムービーもの。主要登場人物は日本名なのになんでか舞台はメキシコかブラジルかそっち方面っぽい。声優陣は主に声優専門の方じゃなく、役者の方ですな。まだ登場してないけど、津田寛治も出るのか。
 神父一家のうさばらしとしか思えない過剰なしつけ……というより虐待と、それに輪をかけて嫌な奴である神父夫妻の実の娘息子のくそガキぶりは見ていて胃が痛くなるんですが、ハナがそれに逆襲するのは少し溜飲が下がるものの、結局その日常に戻らざるを得ないというところで爽快ではない。
 が、そんな日常にスクーターごと飛び込んででっかい風穴を開けたのがミチコ。ハナの母親だと神父には言っているが、ハナはミチコのことなんかちっとも知らない。「誰か自分を迎えに来てくれる人」を夢想しつつもこんな迎えは予想してなかったハナは、つい差し出されたその手を取ってしまうのだけど、後から追いかけてくるのはパトカーの群……
 ロードムービーは難しいのだけど、思いこんだらひたすら直線的、行動力の固まりのようなミチコと、世間をあきらめかけてるハナことハッチンの逃避行は「テルマ&ルイーズ」的というか、どうなっていくか楽しみ。


2008年11月02日() 旧暦 [n年日記]

[映画] レッドクリフ part1

 ジョン・ウー監督最新作の歴史スペクタクルロマン。100億円の予算という宣伝が先走ってるけど、個人的にはウー監督作品であることの方が大事。
 日本でもなじみの深い「三国志」のうち、「赤壁の戦い」を描く。まあ、話の大筋は今更説明するまでもないので省くけど、話は劉備軍の大敗走から始まる。息子阿斗はかろうじて超雲が助け出すが、足手まといになることをおそれた夫人は井戸に身を投げ絶命する。横暴とも言える曹操軍の追撃に多くのものを失い、これが赤壁へのモチベーションになっている。
 が、話の中心は劉備ではなく、諸葛亮孔明、周瑜、小喬の三人。孔明は共に曹操を迎え撃つよう呉を説得するという重要な役割を負って呉の君主孫権、そして大都督である周瑜を訪ねるのだが、孔明は周瑜の聡明さと公正さに人間として魅力を覚える。周瑜も軍略という世界で自分と同じものを見ている孔明と友情を交える。
 三国志演義などでは才気走った周瑜を孔明が上手くプライドを突いて煽る、というイメージが強いのだけど、映画では目的と世界観を同じくする二人が友情で手を結ぶ、という形になっている。そのために言葉で多くを語らせず、エピソードで二人がお互いを理解していく様を描いてる。二人の交友を見守りながらも、それが戦争に向かうということを悟って不安を募らせるのが周瑜の妻である小喬。周瑜が孔明の提案に乗った理由は、単に友情のためではなく妻や故国のためであり、平和のために戦いを決意するという辺りは実にウー監督らしい。
 その流れだから孔明も言葉で人をたぶらかすという従来のイメージではなく、人の懐に飛び込み真心を尽くすことで相手の理解を得るという好人物になってる。いや、そんな孔明、孔明じゃないと思うかもしれないけど、軍略にかけては底を見せない不敵さを持ってるので、その辺りは心配はいらない。
 曹操も悪役ながら深みのある造形ではあるものの、彼を含むy人物造形などの大筋の流れとしては演義の流れなのだけど、そこに至る各描写、エピソードの組み立て方がすばらしい。
 言葉で説明すると陳腐になるのでしないけど、映像で語るというのはこういうことだと思う。
 また、戦闘シーンはやはりウー監督ならでは。武将たちは三国無双はだしの超人ぶりを発揮するのだけど、元々武侠映画なども取っていただけあってケレンがきき、それでいてありがちな動きが軽いものにはなってない。この辺りだけでも数多い三国志の映像化の中でも上位に来ると思う。
 鳩だけでなく、平和、正義、友情、愛というジョン・ウー映画のテイストたっぷりの三国志で、さらなるクライマックスのpart2への期待も高まるが、演義などでは魔術じみていた奇門遁甲の陣が、明らかに「七人の侍」のオマージュになってるのが黒沢映画から武士道を学び、すべての作品に「七人の侍」のオマージュを込めているというウー監督らしい。

[その他] 今日のできごと

 自転車盗まれました。風邪ひきました。ふて寝します。


2008年11月03日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] あかん

 今は大分熱が下がったけど、いっとき38度まで上がったし(数年ぶりです)、ふらふらするし、自転車は見つからないし、もうだめぽ(いやそこまでのことでは)。
 風邪の方はこのままおとなしく治ると思うけど、明日熱が酷かったら仕事休もう。

[特撮] ゴーオンジャー#37

  ゴーオンジャー #37「炎神バンキ!?」。宿敵ヨゴシュタインをたおし、走輔も無事復活したことではしゃぐギンジロー号のゴーオンジャーたち。大翔だけが浮かれた雰囲気を懸念するが、走輔たちはおかまいなし。そんなとき、キシャモスたち古代炎神たちの姿が見えないことに気づく。結局探し回った結果大翔と美羽が彼らのソウルを見つけるが、ヨゴシュタインに操られて相棒と認めたはずの走輔を傷つけたことで逆に傷ついてしまっていた。
 そんなとき、街に炎神のような蛮機獣が現れる。ヨゴシュタインの復讐に燃えるキタネイダスとケガレシアが炎神を参考に生み出した炎神バンキだったが、本物の炎神と違い環境配慮せずに動力を確保できる炎神バンキに対し、古代炎神たちを欠くゴーオンジャーたちは苦戦する。しかし走輔たちの危機を見ても再び操られてしまうのではないかと戦いを躊躇するキシャモスたちに、大翔が一人残って説得を始める。

 この時期にさらに新 商品 アイテムですか。列車型のキシャモスたち向けに、遮断機をモチーフにした「カンカンバー」。どんな車も強制的に止めるって……車型の蛮機獣以外には役に立たないような。いや、マンタンガンとアタッチすることでパワーアップアイテムとしても使えるんですけどね。
 まあ、環境に配慮しない方が強い、って理屈は笑ったけど、その炎神バンキも新アイテムのだしにされただけの感じで、ヨゴシュタインがいなくなったガイアーク側の弱体化は確定的のような。幹部だけで首領のいない組織だから、首領によりパワーアップされる、という展開もないだろうし。ケガレシアは範人との関係のこともあるし、終盤の展開がぐだぐだにならないか、というか、クリスマス商戦に向けてさえもガイアーク側の戦力ダウンは心配になってしまう。

[アニメ] うわああああ

 「ポルフィの長い旅」、ここ最近は確かに前半の「厳しい世間に放り出されたけど親切な人もいてその人たちと交流していく」から一転、ほとんどこすっからい人ばかりが出てくるようになり(わずかに親切な人もいるけどほとんど通り過ぎるだけ)、両親の形見の品も失っていく一方で鬱々とした展開になってたけど、ここまでするか? まさかマスコット動物が……スタッフはそこまで視聴者をいじめたいんか? まだ見てない今週配信分では多少救いはあるみたいだけど……


2008年11月04日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 電話という発明品

 ピアズの「悪魔の辞典」で書いてあった気がするんですが、「電話は悪魔の発明」というのがあって、要は相手の都合などかまわずにいつでも呼び出すから、という、便利さと一緒にある弊害を揶揄った表現な訳ですね。携帯電話が出来てさらにそれが加速したわけですが、今日たまたま Web 2.0時代のド素人Web担当者におくる企業ホームページ運営の心得「価格と客層の関係。高いものを選ぶ富裕層の考え方」 というのを見つけて読んでまして。
 これはこれでとても納得がいく話だったんですが(なぜ納得が行ったかは、別の機会にでも)、 バックナンバー を見ていたら Web担当者は電話にでるな。時間泥棒に注意せよ という記事があり、これが先の悪魔の辞典の電話の記述まんまでして。要は便利な道具なために「後から聞く」「メールを出す」「メモを残す」などの適切な手段があるにもかかわらず「めんどくさいから」という自分の都合で緊急性のない内容で電話をして来て、外出先でそれが頻発して困ったことが多々あった、という筆者の経験による対応策。むろん、「時間のロスになる確率が高くても電話にでないといけない」という職種もあるでしょう。営業や、クレーム対応などですね。でもどうでもいい連絡、即対応を迫られない連絡で仕事が滞るのは本末転倒なわけで、その対応策をいくつか上げているというのがこのコラムの内容。
 この筆者のコラムをいくつか見ると、「あえてハードルを多少もうけることで価値の低い情報が簡単にやってくることを防ぎ、多少のハードルがあってもそれを乗り越えるだけのモチベーションがある情報だけ届くようにする」という戦略をとっています。最初の「高いものを選ぶ富裕層の考え方」なんかもそうなわけです。
 また電話だとその場でのほぼ100%の対応を迫られ、メールのように後で精査するという余裕がなかなか取りにくいです(とれないことはないけど、再度連絡を取らなければならなくなる)
 前に紹介した「奇跡の無名人たち」の戦略とちょっと異なる考え方ですし、どんな職種にも適用できる、というわけではないですが、場合によってはこのような戦略もある、ということは念頭に入れておいて損はないと思います。
 なんか最近こういうビジネス系のTIPSのコラムを読むのが結構楽しいなぁ。

[アニメ] 今日の5の2#5と巌窟王#20

  今日の5の2 #5「エガオ/ナガレボシ/キガエ」。笑顔を知らない女相原カズミ。そんな彼女を笑わせようと、今日もクラスメイトは日夜暗躍する。ってことはなく、小学生らしい、おばかな作戦ばかり。それがややエロっちいことになってるのはいつもの通り。
 エロっちいというと「ナガレボシ」もそうなのだけど、リョータはどうやって相手を眠りにさそってるんだ? どんな手練手管が毛布の中で!?
 最後、「キガエ」は女の子バージョンと男の子バージョンの両面収録。男子の技はいろいろあるのは知ってたけど、女子でもあんな技があるんだ。いや男子だとむしろ気にせず脱いじゃう奴が結構いるけどね。つか、普通に人に借りればいいのに。


  巌窟王 #20「さよなら、ユージェニー」。モンテ・クリスト伯の策略によりアルベールは身分や名誉、そして最愛の友を失い、あげく婚約者のユージェニーまで金目当ての結婚をさせられそうになる。最初は自暴自棄になっていたアルベールだが、友人であるルノーとの対話、そして心ならずも策略の片棒を担ぎはしたが、「愛する人のために、何かしたい」というピッポのひたむきな訴えにより、ユージェニーを救い出すことを決意する。

 災厄のタネであるモンテ・クリスト伯を招き入れたばかりでなく、自らの浅慮により最大の親友まで失ったアルベール。しかしすべてを失い、それでもまだ周囲に残っていた人たちにより、本当に大事なものに気づく。
 ようやく少年時代から脱却し成長したアルベールは、恨みでではなくもう一度モンテ・クリスト伯に会わねばならないと決意する。でも、憎悪と遺恨に充ち満ちた大人たちの行動は、どんどんエスカレートしていくばかりのような……
 それにしてもピッポは男気を見せたなぁ。いや、女気か? いや、男気でいいような気もするし……う〜ん。


2008年11月06日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] のらみみ2#6ととらドラ!#6

  のらみみ2 #6「でべそマーメード/満開てやんでい」。のらみみは調子が悪く事務所のベビーベッドで寝ていたが、実はただの病気ではない。下半身からだんだん魚になってきていた。本人はそれを隠してたが、シナモンが見てみんなにばれてしまう。のらみみの話から、特殊な契約能力を持つ人魚キャラの仕業だと言うことが判明。そのキャラ・人魚のシンシアは居候先の子供が一切魚を食べないという条件でのみ契約しないキャラだったのだが、魚製品や鰹だしですらダメというあまりに厳しい条件のためにどの居候先も長続きしない。最後に居候した先の女の子はどんな魚の臭いもかぎ分けて避けるという子だったのだが、その子がたい焼きを食べているのを見て契約が破られたと居候を破棄、それ以来居候せずにずっと海で暮らしていた。
 どんどん魚になっていくのらみみを助けようと必死な半田とシナモンを見て、シンシアはのらみみと交わした契約を破棄する条件を明かすのだが……
 後半、夏祭り直前のある日、更級さんはチェックしていたリストでもうすぐ子供とおわかれするキャラがいることを知る。そのキャラ・花火のたまやんは子供と一緒に夏祭りに出かけていたが、威勢の良い態度と裏腹に、今日がお別れの日であることをなかなか言い出せずにいた。

 う〜ん、ちょっと小粒な話が多いかなぁ。人魚のシンシアの話は好きなんだけど。シンシアのナイーブさもだけど、のらみみを助けるために必死になる半田とシナモンがまた。居候はキャラの本能のはずだけど、それでもなお孤独な海を選んでしまうあたりが、シンシアの後悔の深さか。しかし、たい焼きで契約解消ってのはなんつーか……
 後半はオリジナルだけど、ちょっと凡作というか。でも、お別れをしめっぽくするのではなく派手にひと花咲かせて去るというタイプのキャラはちょっと面白かった。短気なやまやんのために、気が立ったら沈めるようにと子供がくれた人形はのらみみ。まあ、起こる気も失せるわな。
 どうも四季が順繰りに進むみたいなので、秋辺りになったらグラムも出るのかなぁ。あと、小鉢さんも。


  とらドラ! #6「ほんとの自分」。外面のいい演技でクラスにとけ込む川嶋亜美。しかし彼女の本性を知る大河は、深夜にジャンクフードを買い込むジャージ姿の彼女を見て反攻を開始。雰囲気は一層険悪になるが、大河に見せつけるために竜児に絡んでた時、後を付けてくる男を見て急におびえ出し、竜児に家に泊めてくれと言い出す。それを見て腹を立てた大河は自分の家に泊まるように言うのだが、むろん、何事もなく終わるわけもなく……

 外面は性格が良いが実はいい性格してる川嶋亜美。だけどそんな彼女も防衛網を突き破って奇襲攻撃してくる大河には対処に困る。でも彼女が対処に困ってるのはそれだけではなく、前の学校の時からつきまとわれているストーカー男に異様におびえる。まあ、女の子なら怖がるのは当然か。
 なりゆきでセキュリティ万全の大河のマンションに泊まることになるのだが、大河が決定的なイニシアチブを握って放っておくわけがない。朝まで物まねメドレーって……どうやったのかさっぱりわからない物まねもあるけど。
 しかし亜美は何故か大河がやたら親しそうにする竜児に興味を持ち、放課後の生徒会ゴミ拾いに竜児目当てで参加する事に。(竜児は北村目当ての大河に巻き込まれただけ)
 竜児にも北村にも正体はばれてることはわかってるはずなのに、なんで本性見せないんだろう、と思ってたら、見せないのではなく見せられないのか。仮面をかぶった自分でしか人との接し方を知らず、大河は例外だったらしい。って、最初から自分の方から本性見せてたよな、確か。
 しかし相も変わらずつきまとうストーカーを、大河たちが追い払ったことでストーカーにも大河にも負けたと逆ギレ。本性丸出しでストーカーを追い詰めて本性さらけ出してどぎつい攻撃を……まあ、トラウマになるかもね。だがそこがいい。しかし事が終わってヘタレ込んでしまうところは、やっぱ年相応の女の子ということか。
 しかも、落ち着かせるために家で休ませていた竜児に、意味深なアプローチを……これって大河へのあてつけ……じゃないよな、多分。
 しかしダイエット戦士って……


2008年11月07日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 地獄少女 三鼎#5とまかでみ#5

  地獄少女三鼎 #5「うつせみ」。賽の河原中学教諭の美和は生徒受けも良く人気がある。ある日実験器具を割ってしまった女生徒を気遣うが、それが何故か生徒を責めたということになって彼女の祖母が学校に押しかけてくる。ビラ蒔きまでして弾劾運動を行う老女は、東京の学校でも同じように問題を起こしていたという。学校は事なかれでやりすごそうとするのに対し、美和はあくまでなんとか話し合いで解決しようとする。だが、聞く耳を持ってもらえない理由は意外なところに……

 三鼎になってから逆恨みや子供故の思い込みでのエピソードが多く、方向性変わったかなぁと思ったのだけど、今回はひさびさにらしいエピソード。モンスターペアレントな祖母に悩まされる女教師がどうにか誤解を解こうとするが、何故か話はどんどんこじれていくばかり。教師が尊敬されず耐えなければいけない職業になってしまったことをそのような形で思い知る彼女だが、実は祖母がモンスターペアレント化した理由は孫である女生徒。美和には素直な態度でいながら、祖母の前では同情を引くために話をでっちあげていた。孫を溺愛する祖母はそれを真に受けてエキセントリックな行動に出てしまっていただけ。
 かばおうとしていた生徒に「先生だから、当然でしょ?」と言われてしまい、地獄少女と契約してしまう。今回は仕置きシーンはなし。でも、今回は最近の割り切れなさとはちょっと違ったので、ちょっと安心。


  まかでみ #5「なんか復活しちゃったんですけど」。くだらないくだらないと思いつつ、なんだかんだで実はクセになってるのか、自分? 毎回ひどい話(ほめ言葉でない)だけど、今回はさらにひどかった……ひどいけどクサヤの干物がクセになるようなもので、ついつい見てしまうのが……
 それにしても、ほんとくだらない話を毎回よくこれだけのクォリティでやるなぁ。なんだか自分でもほめてないのかほめてるのかわけわかんなくなってきた。


2008年11月08日() 旧暦 [n年日記]

[その他] BSアニメ夜話にネットスター11月号がたまっております。

 一時間ずつの番組、どうやって消化すればいいんだか……orz
  ねとすたの「大企画会議キラ☆」ITmedia )って、フットワーク軽いタイトルだなおい。
  「いつもネタ切れとか動画サイトに頼りすぎと言われているこの番組なので、おなじみのご意見番の方々に、これからの企画を考えてもらいました」すいません。私もいいすぎてました。

 世間ではニュースキャスターの筑紫哲也氏がなくなった(News23は出来合の原稿に適当なコメントを付けるだけだったので、曲がりなりにも過去はともかくNews23においては個人的にはジャーナリストとは呼べない)ことの方が話題になってるようですが、個人的にはそんなことより大変な訃報が。
  おくやみ 村尾昭氏=脚本家読売 )。代表作に「必殺シリーズ」とありますが、非常に印象的な話を数多く担当された方です。 江戸のクロねこ さんのところの 村尾昭必殺脚本作品リスト を見れば、前期必殺シリーズを御覧の方なら「ああ、あの話」というものが多くあると思います。最終回が多いというのもありますが。「暗闇仕留人」の、糸井貢(石坂浩二)の妻・綾(主水の妻りつの妹でもある)が敵対組織に殺される#17「仕上げて候」、「必殺必中仕事屋稼業」の壮絶な解散劇#26「どたんば勝負」、「新必殺仕置人」で巳代松の悲惨な姿と鉄の壮絶な死に様をさらした#41「解散無用」など、最終回もそうですが、仕業人の又右衛門の過去因縁話#10「あんたこの宿命どう思う」など、印象に残りふと気づくと村尾脚本だったものもたくさんあります。
 心よりご冥福をお祈りします。


2008年11月09日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオンジャー#38とキバ#39

  ゴーオンジャー #38「乙女ノホンキ」。瓶のふたを開けようと一生懸命になってた早輝は、横から走輔が瓶を取り上げて簡単に開けてしまったことに女の子だからとかばわれてるように思ってむくれる。そんなときに現れたシャワーバンキを迎え撃つゴーオンジャーたちは酸性雨攻撃を受けるが、何故かなんともない。あっという間にシャワーバンキを撃退するのだが、ギンジロー号に帰った早輝以外の仲間がみんな固まって動かなくなってしまう。美羽も大翔が固まったと泣きつき、炎神たちもアールV以外動けなくなる。どうも間違って調合された酸性雨は、男だけを固まらせる作用があったらしいのだ。そして今度はちゃんと酸性雨を仕込んで来たシャワーバンキに対し、美羽がうっかり走輔たちがカチカチに固まってしまってることを口走ってしまい、身動きの取れない走輔たちが狙われることに。

 男性陣全滅で女子メンバーだけで戦うことになる話なのだけど……大翔がいなくなりうろたえる美羽のヘコキャラぶりがカワユス。走輔たちを狙うシャワーバンキから彼らを守るためあの手この手で逃げる早輝たちだけど、早輝が結構トラップマスターなのが……稚拙な偽装かと思わせておいて、落とし穴にハメるとは。ベアールも「はしたない」奥の手出してるし。いやぁ、はしたなくても普段から使った方がいいんじゃないかな、それ……つか炎神のお父ちゃんってどんなんだ!? そもそも炎神ってどうやって増えてるんだ!?
 戦力が極端に少ない事に加えカチンコチンに固まった走輔たちが完全に足手まといになって追い詰められる早輝・美羽だけど、それを逆手に取ってシャワーバンキをはめることに成功。さすがトラップマスター。 ~ 今回はベアールが単独でがんばりすぎて途中離脱ので巨大化戦はガンバルオー、セイクイウオー、スピードル、バスオンで。
 でも、走輔たちを入れ替えるのは女性のマネキンである必要はなかったんじゃ……女装させたかっただけですかそうですか。美羽は女装した大翔にさえも兄萌えですが。


  キバ #39「シャウト・狙われた兄弟」。大牙と兄弟であり、さらに半ファンガイアであることが明らかになった渡。人間として生きるべきか、ファンガイアとして生きるべきか……迷う渡は大牙からファンガイアとなって共に人間を管理する役割を果たしてくれと言われ、深央からも大牙を倒し新しいキングとなってくれと言われる。大事な人二人から別々にファンガイアとして生きることを迫られる渡は一層道を迷ってしまう。そんなとき現れた真夜の幻影が「あなたには紅音也の血が流れていることを忘れないで」と諭し、渡は自分に一番正直な道「人間とファンガイアの共存」を決意する。
 渡は青空の会のメンバーにすべてを明かし、どう生きたいのかと問う嶋に「人間とファンガイアの架け橋になりたい」と決意を明かす。それを受け入れたかに見えた嶋だが、裏では名護、恵、健吾にキバ抹殺指令を下していた。だが、名護と恵はその指令に乗り気ではない。それでも命令には絶対服従の名護は、次にキバになったときには青空の会の一員として抹殺すると、渡に宣言する。
 一方大牙は、渡をファンガイアサイドに引きずり込むため、ビショップに命じて渡の中のファンガイアの本能を目覚めさせようとしていた。
 22年前、キングの変身したダークキバからかろうじて逃げた次狼だが、ラモン、力と束になって逆襲しようとしても歯牙にもかけられない。クィーンを人質にすることでキングに対抗しようと真夜に襲いかかるが、音也のことで真夜につきまとっていたゆりが真夜の変身を見、彼女がファンガイアであることを知ってしまう。その事を音也に告げるゆりだが、音也がすでにそのことを知っていたことに逆にショックを受けてしまう。

 なんだか嶋さんの過去がいろいろ明らかになってきたような。シャワーシーンで背中にある二条の傷は嶋がファンガイアに敵愾心を燃やす理由らしいけど、フラッシュバックを見る限り、かつては嶋もファンガイアを信じようとした時期があったようにも見える。が、今はまったくファンガイアを信じなくなり、半ファンガイアであるキバ=渡の抹殺指令を……
 個人的には渡を信じたい名護だが、元々渡が半ファンガイアではないかとの疑いを持っていた上、命令が下ったことでそれに従うことに。でもそれを事前に渡に伝える辺り、正々堂々としている。ってこれじゃ名護さんが良い奴みたいじゃないか! おかしいよ名護さん! そんなの名護さんじゃないよ!
 半ファンガイアである渡を巡っていろんな人の思惑がむき出しになってきたけど、大牙はともかくとして、深央が結構黒くなってるのが……渡がキングで自分がクイーンなら、人間を無理に傷つけなくても済むという考えもあるのかもしれないけど、それよりは自分の都合優先のような……
 過去はゆりと真夜の確執に、キングの乱入まで。キングはまだ三モンスターをいたぶってるだけだけど、矛先が音也にいつ向くか。さらにゆりと音也の破局はいつ決定的になるのか。嶋の過去とか関係あるのかなぁ。多分ないだろうけど。井上脚本だし。
 次回は名護イクサ復活? でも健吾からイクサを奪ってキバと共闘、なんてないよね? むしろキバを倒しきれない健吾からイクサを奪ってキバに襲いかかる、の方が名護さんらしいと思うのだけど。


2008年11月10日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] BSアニメ夜話とかヤッターマンとか

 先週の「BSアニメ夜話」、「電脳コイル」と「ガンバの冒険」の回は消化。あと「劇場版グレンラガン紅蓮編」があるけど、それはまあ時間を見て。
 「電脳コイル」は、リアルタイムであれだけ見ろ見ろと言って誰も見なかったのに、いつの間にか強化現実の例として「電脳メガネみたいな」という表現が普通に使われるようになってしまったのが、その浸食力に唖然。ホント、最初の十話くらいのうちは話題の通じる少数の人の間で細々と話題にしてるだけだったのになあ。
 岡田斗司夫が「現代の妖怪もの」と統括してたけど、言ってることはもっともな部分はあるものの、やはりあれはこの世とあの世の往復譚、そして子どもたちが「さよなら」を言うことで成長する物語だと思う。もちろんSF的世界観や演出、表現方法もずば抜けているのだけど。
 ガンバの冒険は、ホントに熱い。岡田斗司夫と特別ゲストの半田健人が時折番組の進行そっちのけで雑談にふけりそうになるのが笑った。あと、OPを歌う「河原裕昌」ってのが俳優の「河原さぶ」のことだと初めて知った。ノリノリで熱唱してました。

 一ヶ月以上ぶりのヤッターマンだけど、のっけに偽OP。けど、オリジナル版のOPのパロで、しかも「タイムボカンシリーズ」の文字まで……ナベアツとかよりこちらの方が。
 来週の深田恭子登場も、それよりも再来週の歴代三悪装登場の方が楽しみ。