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2008年03月01日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 富山アニメ二本

 いや、何かって ペルソナTStrue tears なんですが。なんでどっちも富山かよくわかりませんが、冬の新番ではどちらも結構質も高いし面白いので。
  ペルソナTS #8「クスノキの下で」。伝説の楠の下にカナルから呼び出されて告白かと慌てまくる拓朗。けど、もちろん勘違いでその上転校生の山崎まゆりの乱入で完全に邪魔される。カナルとは養護施設で一緒だった幼なじみらしいのだが、まゆりの転入と共に学園内に奇妙なことが起こり続ける。いつの間にか配管が曲がりくねっていたり、家庭科室のマネキンが壁にめり込んでいたり……ついには幽霊が出たという話まで出る。そんな中、カナルが冬の肝試しに夜の学校を探検することを言い出す。実は学園の異変はまゆりが原因ではないかと噂が立っており、まゆりの無実を確かめるためにそんなことを言い出したのだが……

 まず最初に言わせてくれ。その人体標本はなんだw
 なんか随分アレな仕様ですが……>左右非対称の肋骨に肝臓は肝硬変バージョンと交換可能
 学園内で異変が起きつつある中の転校生、山崎まゆり。って、どう見ても沙季じゃん! いや、三つ編みに眼鏡で印象は変わってますが、髪の色と、顔立ちが……
 カナルがちょっと言いよどんだ過去、「養護施設」ってのが何かありそうなのだけど、それはまだ不明か。本名で学園に転入してきた沙季にとってもカナルとの再会は意外だったようだけど、学園の怪事は沙季の新しいペルソナが不安定なために引き起こしたことだった。洵はそれを全て見透かしたかのように沙季と接触、何事かをして暴走するペルソナに苦しんでいた彼女を楽にする。沙季が学園に潜り込んだ目的と洵のこの不思議な振る舞い、関係ありそうなのだけど……
 あんまりバトルがないですが、この雰囲気がジュヴナイルって感じでよろしいですな。
 ところで、メインヒロインはめぐみと思ってたけど実はカナル? つか、男二人の幽霊への怯えっぷりが……


  true tears #8「雪の降っていない街」。乃絵の兄から「俺が比呂美と付き合う代わり、お前は乃絵と付き合え」と持ちかけられた上に、乃絵が眞一郎への恋心を自覚してしまったこともあり、自分も乃絵のことを憎からず思ってると思った眞一郎は、乃絵に告白して付き合うことに。
 「兄妹かもしれない」と言われてもいまだ吹っ切れない比呂美への思慕、突然思ってもいなかった告白をされた愛子とのこともあってもやもやしたものもある眞一郎だが、乃絵との交際に悪い気はしない。
 しかし幼い頃の眞一郎との記憶を心の支えとしながらも、事情からその想いを諦めようとしていた比呂美は心穏やかではない。無邪気に「これまで私に直接あんなことを言って喧嘩してきた人なんかいなかった! 私、あなたのことを見直したわ!」と言う乃絵につい「その無邪気な顔で簡単に眞一郎の気持ち、掴んじゃうのね」と言ってしまい、そのことがきっかけに比呂美の行動が暴走してしまう。

 いきなりこれまでの話なしであらすじ説明してもわけわからんよなぁ。
 キャラから行くと、石動乃絵は幼い頃死別したお婆ちゃんが泣き虫の乃絵を心配して、病床から「乃絵の涙はお婆ちゃんが天国に持ってくから、笑って」と言った。それが暗示になってしまい、泣けなくなってしまった。以来、エキセントリックな行動で周囲から距離を置かれていたが、「空を飛べる人(比喩的な意味)から涙を貰ったら、また自分は泣ける!」と、主人公の仲上眞一郎につきまとうようになる。
 眞一郎の家は酒蔵だが、そこに居候しているのが湯浅比呂美。数年前に両親を事故で亡くし、親の親友だった仲上家に引き取られている。が、眞一郎の母は昔眞一郎の父を巡って比呂美母と何かあったらしく、比呂美母のアルバムの顔を切り取るなど並々ならぬ憎悪を見せ、当然の如く比呂美にもことあるごと辛く当たる。そして彼女がおそらくは嫌がらせで言った「あなたはうちの人の子かもしれない」という言葉を気に病み、実は想っている眞一郎への気持ちを押し殺そうとしている。眞一郎も比呂美に恋心を抱いていたのだが、そのような事情があって友人が眞一郎から見られているらしいと言われた時、それを誤魔化すためはずみで石動乃絵の兄・純の名前を出してしまった。それを聞いた眞一郎は動揺したこともあって思いあまって純に「比呂身と付き合ってくれ」と言ってしまうのだが、乃絵が眞一郎とであったことをきっかけに変わりつつあるのを感じていた純は、「その代わりに乃絵と付き合え」と交換条件を出していた。
 三人目のヒロイン安藤愛子は、眞一郎の一年上の幼なじみなのだが、やはり昔から眞一郎への想いを秘めていた。が、眞一郎は明らかに「幼なじみのお姉ちゃん」としか想っていない上に、親友の野伏三代吉を仲介され、それでも眞一郎の近くにいたいとの思いもあって三代吉となしくずしてきに付き合うことに。しかし比呂美と同居の上、乃絵が眞一郎の周囲に姿を見せたために激しく同様、押し殺していたはずの気持ちを思わずぶちまけることに……
 え〜、主人公、「酒蔵の一人息子として跡を継ぐことを期待されているが、本人は童話作家を目指し、日々創作童話の作成にいそしんでいる」という設定はあるとはいえ、「なんでこんなもてるのかわからへん」というギャルゲ的なもてもて具合なんですが、「それがちっともうらやましい方向に行かない」という辺りが面白いですな。乃絵の存在が不安定ながら平衡していた状況を揺り動かすのは間違いないのだけど、そこで外せないのが主人公母。まさか主人公母が地雷女ってパターンは考えてませんでしたわ。w
 主人公父の比呂美への態度があまりに後ろめたさがないので、おそらく主人公母の勘ぐり過ぎからの誤解だとは思いますが、この地雷ぶりは素晴らしいw
 愛子も、完全に異性として見られていない眞一郎との繋がりをどうにかしてでも持ちたいとは言え、三代吉に心もない交際のOKをしてしまい、三代吉のことも嫌いじゃないけど、眞一郎への気持ちも消えていない。更に眞一郎から恋の相談をされるのでますます心穏やかではない。
 そんな状況で地雷が連鎖爆発したのがここしばらくの話で。うわー、おもしれー。w
 特に比呂美は諦めようと思いつつもあまりに無邪気に笑いかけてくる乃絵に嫌味を言ってしまい、それが眞一郎母が自分に言ってる嫌味とまったく同じ事だと気付いて自己嫌悪。微妙に眞一郎母の気持ちも理解してしまったがために「一番いいのは自分がこの家を出て行くことだ」と思い詰めてしまい、仲上家を飛び出す。そして自暴自棄気味に石動純に雪が積もった中「バイクで雪が降らない街に連れてって!」と迫る。
 予告では案の定事故るっぽい上、まさかの寝取られ展開!? え〜!?


2008年03月02日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#3とキバ#6

  ゴーオン #3「捜査ノキホン」。新しくゴーオンジャーに加入した範人と軍平だが、元刑事という軍平は玄人風を吹かせ、一方走輔も先輩風を吹かせて馬が合わない。そんなとき現われた蛮機獣との戦いの最中、他のメンバーに先駆けて軍平が地下にいた蛮機獣を見つけるのだが、炎神ソウルをまだ持たない範人と軍平は苦戦、走輔たちも応援に駆けつけるが結局逃げられてしまう。お互いの失敗をなじり合い、軍平は範人を連れて独自に蛮機獣の捜査をすることに……

 当面古参メンバーと新メンバーの間の葛藤を中心にドラマを作るんでしょうかね。ってより、範人がのほほんとしてるので主に軍平と走輔のいがみあいって感じだけど……戦闘の要である炎神ソウルをまだ二人が手に入れてないので戦闘ではどうしても遅れを取ってしまうけど、その炎神・ガンバードとバルカがようやく到着。あともう一機の炎神と合体して「ガンバルオー」になるようだけど、二号ロボの登場は流石にしばらく先か。


  キバ #6「リプレイ・人間はみんな音楽」。さらわれた恵を助けようとする渡。シープファンガイアから恵を横取りしたスパイダーファンガイアは恵を母親のゆりと錯誤し、結婚衣装を着せようとする。渡は自分が代わりに人質になると申し出るが、当然それでどうにかなるわけがなく、結局二人とも捕まってしまう。しかし縛り上げられた恵は、母のゆりが持っていたとおぼしきペンダントを見つける。そこは22年前にゆりがやはりスパイダーファンガイアに攫われ、監禁された場所だった。

 過去と現在で無理矢理関連性をもたせようとしてるので、やっぱわかりにくい上に無理矢理な展開が多いなぁ。過去は過去で紅音也がゆりを助けようとするが話にならず、結局ガルルに変身した次狼がスパイダーファンガイアを圧倒して二人は窮地を脱する。
 この時音也がゆりに語った言葉が一応話の軸にはなっているのだけど……
 で、玩具アピールはバッシャーフォームの登場。バッシャーはどうも小悪魔的な美少年という立ち位置のよう。水弾の速さを上回る速度で攪乱するシープファンガイアだけど、必殺技の追尾弾により撃破。しかし、必殺技の演出とかがやたらと長いのがテンポ崩してる気も。あと、銃使いのライダーは弱体化するのも常だからなぁ。あまり弱体化しなかったのはソルダくらいなものか?


2008年03月03日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] オーバン#23とヤッターマンちょっとだけ

  オーバン #23「残忍なクロス」。創造主からオーバンスターレースの真実を聞いたモリーたち。生還して最終レースを前に皆を集めるアバターに「大いなる報償」とスターレースの真意について問いただす。しかし答えにつまり恫喝していたアバターが突然苦しみ出す。そして現われたアバターの正体とは……

 いや、多分そうだろうとは思いましたけどね。予選に参加してたのは、昔取ったる杵柄で冷やかしてみただけか。
 オーバンスターレースの目的は、やはり次のアバターを選出すること。そして「大いなる報償」も嘘ではないけども、それは銀河で比類ない力を振るうアバターになることそのものだった。そして、アバターの力を持っても死者をよみがえらせるのは不可能……予想していたとはいえ、ショックを受けたモリーはレースへの熱意を失ってしまう。「棄権しても構わない」と言われて悩むモリー。愛する者を甦らせたかったムイールは棄権するが、宇宙の覇権を狙うクロス将軍、自分たちをさげすんできた世間を見返したいファーター卿、感情というものを知りたいオンダイ、銀河中に散った仲間を集めて自分たちの文明を再興させたいニンとスクン、何を考えているかわからないオー、そしてクロス将軍に無理矢理従わされているアイカ王子は続けて参加を表明する。クロス将軍以外(それと何を考えてるかわからないオーも)は、ちゃんと切実な動機を持ってたんだなぁ。
 でもモリーは離脱を宣言。しかし、クロスの優勝を阻み全宇宙を救うにはモリーが優勝するしかない、とアイカは説得。これまでのことを思い出し、いつの間にか「父親に自分を認めさせること」だけがレースに参加していた理由ではなくなっていたことを自覚し、急場の修理を施されたアロー号でレースへ……ドンはこれ以上危険なレースに参加しないよう、モリーに懇願する。説得ではなく、懇願なのだものなぁ。ちょっと来た。
 しかしモリーは「家族以外にも守らなきゃいけないものがある!」とドンの制止を振り切る。ドンも娘の決断を受け入れて、コントロールルームへ……これがこの親子流の和解か。
 次回はアイカがクロスから離反し、モリーと共同戦線を張るらしいけど、思い切り横槍が入りそうな引きで、それがどうなるのか。


 ところで、リメイク版のヤッターマンなんですが、ドロンボーの悪徳商売、見ていて「ああ、普通にあるよなぁ」と思えるようになってしまったのは、世情が間違ってるんですよね? ね?

[その他] はいはい、シーシェパードシーシェパード

  「シー・シェパード」妨害活動、南極海の調査捕鯨船で3人けがY!hl )。昼にメシ食いながら聞いてたニュースで「どうせシーシェパードでしょ」と思ったらそのまんまで逆に吹いたw
 いや、乗組員、特に被害者の三名の方には冗談ごとではないですが。
 「シェパード」ってのは、キリストが自身を「羊飼い(シェパード)」に喩えたことからだと(多分キリスト教文化圏だし)思うけど、「そもそもの原典が微妙に人間のことを収穫物になぞらえてるんですけど」ってのはさておいて、自身の主張行動への優越感が見えるような。
 オーストラリア環境省も流石に非難声明を出したそうだけど、そりゃそうでしょ。捕鯨に対する意見はさておいて、これは単なるテロ行為。

  アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズ総監督の富野由悠季さん…人類の革新 ニュータイプが地球を滅亡から救うスポーツ報知 )。「  そのために、日本人には何ができるのか。「東西の文化を、これだけミックスした土地はほかにない。どの文化や宗教にも偏らないメンタリティーを作れる可能性があり、人類の水先案内人になれる可能性がある。胸を張って世界に出ていっていい」日本人はニュータイプの素質を持っており、地球環境を再生する切り札的な存在になれると断言した。」いや、西洋的な消費サイクルから脱却するには、非西洋的な思考が必要、ってロジックはわからなくはないんですが、なんつーか……これは「御大だからねえ」と言うべきなのか、「大丈夫ですか、御大!」と言うべきなのか、迷います罠。
 やっぱ御大自身がエンターテインメントですわ。


2008年03月04日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなおか#9と俗絶望#9

  みなおか #9「そろそろ苦しい?ひみつのマコちゃん」。今回はカナの予知夢(晩飯限定)に加えてチアキたちの勉強会。先週から引き続き、やっぱりカナを使って無理に話を回そうとしなければ、ちゃんと面白いなぁ。そうなるとフユキがなんのためにいるのかという話にもなりますが、ミスキャストと思って諦めましょう。<おいおい
 それにラストでは久々に保阪らしい保阪を見た。そうだよ! 保阪はこうじゃなくっちゃ!

  俗絶望 #9。アバンタイトルと幕間の「ゼツボウファイト」が……いや、まんま「ウルトラファイト」過ぎて突っ込むに突っ込めん……それと、「ボケにつっこみまくるマ太郎」の「天然ボケ」として出てきた小○優子が……「天然ボケはわざとやってる」というネタの方向性は同じはずなのに、なんでヤッターマンと180度方向性が違うんだろう。

[その他] 買ったもの

 ・ ジャンプSQ :ぶっちゃけ、今のところ九割五分惰性。
 ・ 傭兵の二千年史/菊池良生
 ・ ヨーロッパの傭兵/鈴木直志 :ちょいとこの辺を調べたいので。


2008年03月05日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] もっけ#20-21と狼と香辛料#10

  もっけ #20「カミナリガリ」。椎原姉妹のご近所である中原さんの家に、息子さんが帰省してくる。亡くなった父の後を継ぐために獣医になるために大学に通っている息子さんは、獣医になるという目標にぴんと来ず、退学しようかどうかを悩んでいた。そんな時、近所でイタチのような、しかし見慣れない動物がいたという噂が持ち上がる。彼は、幼いときに僅かの間飼っていた不思議な生き物のことを思い出していた。その生き物は雷の次の日に見つかり、飼っていた小屋が雷で打たれ、遺体も残らず消えてしまったのだが……
 #21「テオイモノ」。柔道を始め、だんだん強くなったのを実感する瑞生。初めての昇級試験に胸躍らせるが、瑞生のグループは何故か強豪揃い。しかも、これまで気まぐれで昇級試験を受けていなかった実力者・合田もその日に限って試験に出てきていた。苦しい試合が続き、最後に一勝できなければ昇級できないというときに、合田が「負けてやろうか?」と持ちかける。その言葉を突っぱねる瑞生だが、合田は構わずあからさまに手を抜いて瑞生に押さえ込まれる。結局その一勝のお陰で瑞生は昇級できるのだが、結果とは裏腹に納得できない。先輩たちのからかいも、友達の慰めも全部憎らしく思え、強くなろうとがむしゃらに練習し出すのだが、そこにヘビの妖異がつけこみ……

 #20はおなじみ雷獣の話。西洋でも雷と動物を結びつけてる妖怪はあるのだけど、日本では雷が落ちた後、地面に穴が空いていたり、雷に打たれて死んだ動物を勘違いしたりということでそういう伝承が形作られたらしい。
 近所の謎の生き物騒動は、ハクビシンというオチ。まあ、普通はあまり見たことないか。でも、中原さんの昔飼っていた動物は明らかにそれではない。しかし捕らえられ傷ついたハクビシンを治療し、その動物のことを思い出した中原さんはもう少し獣医を目指してみようと考え直す。ホントに雷獣だったのか否か、明らかにしないところがらしいですな。
 #21は、大事な勝負に「勝たせて貰った」ことで傷ついた瑞生が、そこを憑き物につけこまれる。回りを見返してやろうとがむしゃらなだけで効果が薄い猛特訓を繰り返すが、練習中悪い投げ方をして組み手相手に怪我を負わせてしまう。自分がしたかったのはこんなことじゃない、と気付いた瑞生は合田と再戦。合田の膝を畳に付かせることが出来るが、結局それで本気になった合田に圧倒的な実力差であっという間に一本を取られてしまう。しかし、自分の弱さを身体に刻みつけた瑞生は却ってすがすがしく、また合田も瑞生が気になったから同じ組にしてもらったことを明かす。わざと負けて貰って平気でいるようだったら、その程度の奴と思ってたんだろうね。その胸のうちを垣間見せるように合田は「あんた、強くなるよ」と試合後言い残していく。ガサツなショートに悪い奴はいない。うむ。


  狼と香辛料 #10「狼と窮地の商人」。目的地に到着し、もはや大もうけは確実と行楽気分のロレンスとホロ。だが行く先々で荷を見た人々の様子がおかしい。気にすまいと売り荷の武具を売りに行くロレンスだが、そこで信じがたい事実に直面する。

 というわけでネタ明かしの回。毎年行われていた遠征が今年に限って中止。毎年あった武具の需要は今年はまったくなく、その価格はただ同然になっていた。体よく不良在庫を、それも信用買いで押しつけられていたロレンスは、その不足分をたった二日で支払わなければならないことに……ロレンスはなりふり構わず伝を頼って借金をしようとするが、何故かどこでも門前払い。最後に頼った先で、ホロを連れて行ったのが「女連れ」ということで心証を害していたことを知り、思わずホロに当たってしまう。ま、知らない人には「女に入れ込んで失敗した」と取られかねんわな。そればっかってのはあり得なさそうだけど、儲けのない話だから、そうそう、ねえ……?
 一応傭兵団が暴れているってのもその辺の伏線だったのだけど(要は雇用にあぶれた傭兵たちが夜盗化したということ)、しかし遠征中断だなんて大ニュース、まったく耳にしないロレンスもどうかと。
 ホロとの仲も微妙になったまま次回へ。まあ、あまり突っ込みすぎないで気楽に見てください。(^^;


2008年03月06日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] のらみみ#9とレンタルマギカ#21とペルソナTS#9

  のらみみ #9「ドッタリ君の快適居候生活/のっぺりサムデイ」。ドッタリ君、再登場ですか。のらみみが一度迷子になったら戻らないかもしれないドッタリ君を案内する用をいいつかるのだけど、あっさりはぐれてしまう。やっぱり居候先のことを忘れかけてしまうのだけど……
 後半は、長い入院生活で昔居候していたキャラのことを夢に見るようになった男性。仕事で病院を訪れていた半田に、その妻が夫を元気づけるためにそのキャラを探してくれと頼む。

 前半はドッタリ君が失踪して騒ぎになるのだけど、そもそもの原因は半田……半田、ドッタリ君にこだわりすぎだから。まあ、結果的に今の居候先との絆を確認することになるのだけど。
 と思ったら、後半ではドッタリ君に会いたいばかりにキャラ紹介所にまで就職した半田が、「昔のキャラに会わせてあげたい」という願いのために、奔走して探す。でも30年前と言うことで散々手を尽くしても見つからない。しかし、意外なところに手がかりが……この辺は半田の面目躍如か。
 全般的に話も演出も上手いんだよなぁ。全然今的な「萌え」とかの流れではないけど。


  レンタルマギカ #21「白と黒のドレス」。いや、あまりにベタすぎる出だしだなぁ、と思ったら……「結婚とはそもそも魔術的儀式」って言い訳はどうかと。いや、カルトで結婚を象徴的儀式に使うところとかはあるけど。しかも女同士でもOKってどうよ? と思ったら、両手に花の「卒業」をやりたかっただけなのね……で、どっち?w


  ペルソナTS #9「海からの呼び声」。慎がお出かけで浮かれてるから、多分そうだろうなぁと思ったらやっぱり映子とのデート。めぐみやカナル相手じゃあんな浮かれ方しないだろうし。で、ペルソナ部外者の映子だけど、学生時代ダイビングでおぼれかけた過去を持ち、それがペルソナ事件に関わるであろう「赤い髪の少女」と「白い羽根」と関係していた。しかも、それは不思議と慎の親が書いた絵本「くじらのはね」と符合する部分が多い。慎が相手を殺さずにペルソナを引き剥がす特殊なペルソナを持ってることとか、何か慎の両親と関係してるのか?
 それに、海での失踪が頻発してることと、ペルソナに何の関係が? う〜ん。


2008年03月08日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 広川太一郎氏死去

  広川太一郎氏死去中日 )。突然の訃報でびっくり。最後に聞いた役は「ゲキレンジャー」に出た豚の怪人・タブだった(多分Mr.Booと引っかけてたのだと思う)。妙にアドリブのマシンガントークに勢いが欠け、「さすがにお年かなぁ」と思ってたのだけど、実はその頃から既に体調に影響が出ていたんだろうか?  ただただ惜しい方を亡くしました。合掌。


2008年03月09日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#4とキバ#7

  ゴーオンジャー #4「炎神トラブル」。範人と軍平のパートナー炎神、バルカとガンバードがヒューマンワールドに到着、二人は喜ぶが、ガンバードのエンジンキャストがたまたま拾った子供によって持ち去られてしまう。一方バルカのエンジンキャストも蛮機一族により奪われてしまった。それぞれ取りもどそうとするのだが……

 新炎神二体登場。でも、それぞれ初対面の人間をパートナーとは簡単に認めようとしない。特に頑固なガンバードはそれをはっきり明言する。しかし、意外にも子供が苦手(どう接すればいいのかわからない)な軍平のアプローチが……お前警察官だったって嘘だろw
 いまいち頼りない範人とやたらと明るいラテン系のバルカは合ってるのかなんなのか。最初のうちはイマイチ合わなかったものの、意外と熱い範人をバルカも認める。
 次回は軍平の影に埋もれ気味だった範人のメイン話? バルカ、ガンバードはしばらくアタッチメントアーム扱いか。しかし、こうしてここまで引きずられているのを見ると、ガオレンジャーのパワーアニマルはプレイアビリティでは玩具としてやたらと完成度高かったんだな……


  キバ #7「賛歌・三ツ星闇のフルコース」。誘拐騒ぎで入院していた恵も無事退院……とは行かず、「まだ入院して休め」と高飛車に言う名護と衝突。間に入った渡が右往左往することに。その渡を恵が誘拐されたとき助けに来てくれたお礼にと話題のフレンチレストランでの食事に誘うが、実はこれはハンター組織の仕事。そのレストランの客が次々に失踪してることから調査の指令が入ったのだ。しかし、約束当日待っている恵のところにやってきたのは名護。別の用事が出来た渡に代理を頼まれたと言う彼と渋々一緒に行く恵だが、渡の用事というのは実は名護から頼まれたそのレストランでの潜入捜査。それを知って腹を立てた恵と名護が口論を始め、結局捜査はおじゃんに……
 一方22年前、「カフェ・マル・ダムール」でも常連客が次々失踪するという似たような事件が起こっていた。ゆりが調査をするが、彼女にアプローチを続ける音也のせいで台無しに。ゆり救出の実績を買われて、結局次狼に囮となるよう依頼をすることになるが、次狼は依頼は受けるものの護衛は断り、自分だけで犯人を捕らえると言い出す。しかしその次狼は常連客の一人の後を付けると、ガルルに変身してその客を襲ってしまった……

 う〜ん、若干は面白くなってきた、かな?(何故疑問形?)
 名護と恵がいつも通り衝突。間に入った渡が右往左往、もいつも通りなのだけど、レストランでの喧嘩はどっちもプロとしてどんなものかと。理屈で言えば道義的には名護の言ってることが正しいんだけど。
 今回はこれまで恋愛絡みでの動機が多かったファンガイアなのと違い、寿命を迎えた自分の執事たちを甦らせるために人間の生命を集めるのが、ちょっとだけ新鮮か。ファンガイアと人間の位置関係がこれまで全然わからんかったものなぁ。
 ファンガイアの事情は事情として、本能的にキバに変身してファンガイアと戦う渡だけど、キバを「人類の敵」として憎む名護にはやはり弱い。敵を追い詰めながらも横槍に思わず逃げ出してしまう。名護としては一ファンガイアよりもキバの方が脅威、ってことかもしれないけど、空気がまったく読めてない……
 22年前の話では、「基本的に善玉?」と思ってたガルルが人間を襲うというシーンで次回に引き。いや、まあミスリードだとは思いますけどね。
 次回は恵が名護を嫌う理由である、名護の過去についての話と、過去にキャッスルドラゴが初登場するのが目玉か。


2008年03月10日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] オーバン#24とバンブレ#22

  オーバン #24「カナレットの復讐」。レースの真の目的を知りながらも家族のためではなく、全宇宙をグロックの野望から守るために最終レースに挑むモリー。自国だけではなく全宇宙を救うにはモリーが次のアバターになるべきだと考えたアイカ王子もクロス将軍から離反し、共に戦うことに。が、強力なクロスの攻撃にアイカは離脱。モリーも苦しめられるが、一か八かの反撃でクロスを撃破し、モリーは優勝を手にする。
 現アバターであるサティスは次のアバターとしての継承儀式を早速行おうとするが、アイカがアバターとして相応しいと思っているモリーは、レース中離脱したアイカを探そうと飛び出してしまう。が、それが最悪の事態を引き起こすことに……

 オーバンスターレースはアイカとの共闘もあって、意外とすんなりモリーの勝利に。と言ってもきっちり盛り上がってますが。
 でも、次々と脱落していくファイナリストたちが、結構感情移入してしまう。特に、お互いの友情(愛情?)を確かめつつ、圧倒的に上位のクロスに突っ込んでいくニンとスクンが……
 その中で意外なのがO(オー)。オーは一万年前のレースにも参戦していて、しかも最終レースで決定的な場面に出くわしていた。その現場で、昔を回想しながら瞑想に入る。
 しかし勿論それで話は終わりではない。これまで意味ありげに出てきていた地下に幽閉されたカナレットの存在がレースが終了して一件落着のはずの事態を一転させる。
 カナレットは前のアバターで、アバターで居続けようとした邪悪な存在。サティスがその野望を阻み、アバターとしての魔力で一万年間封印していたが、その期限が切れたことにより復活。力ずくでアバターの地位を奪って、現銀河を「不完全な存在」と断じて消去しようとする。
 サティスがアバターの力を失いつつある今、どうやってカナレットの暴挙を止められるのかが。ファイナリストたちが全員集合で当たるのかな?


  バンブレ #22「勝者と敗者」。オリジナル展開になって数話だけど、ちと今回の話は大味というか……試合が「一本」だけになってるのが、また……倉田さんが剣道の試合を作れないってのはまあ仕方ないんだけど、いきなり珠希がテンパって「禁断の突き」をリンに使うのが……第二期も決定したらしいけど、珠希が初めての敗北を知って、それを乗り越える展開にして締めたいのはわかるけど。ちといろいろアレな展開で、結末をどうけりつけるか。ちょっと今回の展開の雑さは尾を引くような気が。