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2012年03月06日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] アクEVO#9

  アクエリオンEVOL #9「男と女のアナグラム」。ナンパ男アンディと委員長気質でお固いMIXの当番回。「MIX」って名前もすごいよな。アンディは「アンディ・ウォーホル」のパロなので、投げやりな名前なんだけど。
 MIXが男嫌い、穴嫌いになった理由は、父親絡み。でも、男嫌いはともかく穴嫌いは無理があるだろ……穴場温泉で出会った女と父親が駆け落ちしたからって……
 そして、アンディは活躍するも見せ場は結局奪われる。アンディ、アクエリオンでエレメント能力を発揮する日は来るのか?
 でも、ゼシカの露出を責めてるわりには、MIXも胸元の露出が相当のものだよなぁ。


2011年03月06日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#4とオーズ#25

  ゴーカイジャー #4「何のための仲間」。レンジャーキーを使うことでゴーカイオーに歴代戦隊の力を宿すことが可能だと知ったゴーカイジャーたち。しかしマジレンジャー以外のキーを試しても上手く行かず、それぞれの戦隊の力の封印を解かなくてはいけないらしい、とわかる。そんな時、買い出しに出かけたジョーとアイムは街を破壊するザンギャックに遭遇する。しかし行動隊長のゾドマスにジョーは敗北。そのことにプライドを傷つけられたジョーは今度は倒すと特訓をするのだが、その無茶ぶりを見ていられなくなったアイムが「どうして仲間と一緒に戦おうとしないのか」といさめる。しかしジョーは聞かず、マーベラスに相談しても、口を出すつもりはないという……

 剣の達人でゾドマス、って安易な名前。いや、ゴセイジャーみたいにSF・特撮映画っていう子どもにはまずわからないのも流石にどうかとも思いますが。
 ストイックなジョーは彼に負けたことが許せず、剣の修行を。二刀流でダメなら三刀流、四刀流、って、ワンピースの影響が強すぎ……でも、奇しくも「仲間の力を借りて」というアイムの提案と、ゾドマスが手下のスゴーミンたちを使ってジョーの動きを封じて攻撃したのって、内容的にあまり変わりはないという……ジョーはそれでも一対一の勝負に拘り、マーベラスたちも駆けつけて横槍を排除する。で、仲間の剣も借りて五刀流でゾドマスを倒す。って、いや、もうそうなると本数が多ければいいってものじゃないと思いますが……でも、剣に歴代ブルーのレンジャーキーをセットしてブルー五連続攻撃を行なったから、一応意味があるのか。
 次回は、ついにデカレンジャーが登場。やっぱり海賊のゴーカイジャーを逮捕しようとするっぽく、フルメンバーではないけどバンと、ジャスミンと、ボスが登場するらしい。メンバーのチョイスの基準はなんなんだろう? オファーが取れたら、なのかな。


  仮面ライダーオーズ #25「ボクサーと左手と鳥ヤミー」。かつては天才と歌われながらも、相次ぐ故障により引退を決意したボクサー岡嶋。クスクシエでその慰労会が行なわれることになったのだが、落ち込んでるのか、料理を取り落としたりとうっかりミスが多い。後藤によると、左手の故障だけではなく、パンチドランカーの症状が出てきていて、それで引退を決意したのではないかという。
 岡嶋のことを気にかけながらも何もできることの見つからない映司たちだったが、その岡嶋にヤミーが取り憑いてしまう。付き人の左手を黒く変色させたヤミーを察知し、現場に駆けつける映司、伊達、後藤だったが、欲望を吸収した白ヤミーは、鳥型のヤミーに変貌。その姿を見て、後藤と映司は動揺する。もしや岡嶋の欲望からヤミーを生み出したのは、鳥型グリードであるアンクなのでは? 後藤の向けるあからさまな疑惑を打ち消しながらもオーズに変身して戦う映司だったが、初めての鳥型ヤミーの上に、自身もアンクへの疑惑が打ち消しきれず、取り逃がした上に岡嶋を連れ去られてしまう。
 本当にあのヤミーを生み出したのはアンクなのか? 映司と後藤が対立しながらも、伊達の提案でひとまずヤミーを見つけ出すことに専念することに。映司はアンクの疑いを晴らすためにも先にヤミーを見つけようとするが、当のアンクの歯切れが悪い。アンクのことを信頼しているわけではないが、これまで見てきたアンクがそんなことをするとは思えない……しかしアンクが生み出したヤミーではないと断言する映司の言葉にはいつもの力強い脳天気さはなく、しかも寝ている間にアンクが姿を消してしまう。

 未練を残したまま引退を決意した岡嶋に迫る、赤い怪人の手……だけども、その手は「左手」。そのことを映司たちが知るわけもなく、またアンクも弁解するどころか、「今、あいつを倒されたら困る」と映司に火属性鳥ヤミーとは相性の悪いタジャードルコンボのメダルを渡したり、バースの攻撃を邪魔したりすることで疑惑が高まってしまう。
 映司はアンクと共闘していると言ってもそれは信頼の上に成り立っているわけではなく、「ヤミーを倒す」「セルメダルを集める」というお互いの目的のため。しかしそのはずなのにアンクがヤミーを生み出したかもしれない、という可能性に映司は動揺してしまう。「出来るんならとっくにしてる」「お前がしそうにないことくらいいいかげんわかる」とアンクのやったことではないと言う映司だが、アンクは何も語ろうとしないことに加え、まさかの妨害。
 全部で9枚のコアメダルで構成されるグリードだけども、身体の再生は2枚程度から可能らしい(無理をすれば一枚でも、なんとか人間体は構成できるようだけど)。でもアンクは一枚だけで右手だけ構築した上に、さらにメダルが増えても全身が再構築できない。メズールも「アンクが特別らしい」と言っていたけど、それってつまり、アンクだけは二つ以上の自我を持って再構築されてしまった、ということなのかな、やはり。
 コアメダル集めの理由を「こんなバラバラになるような目に二度と合わないため」と断言しており、完全復活して世界を食らうという他のグリードたちとは少し「完全復活」に対する執着の中身が違うような気もする。もしもう一体「再構築されたアンク」がいて、そいつがヤミーを生み出したのだとしたら、今後それがどう影響するのか。つか、まずは誤解が解けるのか(そもそも解く気があるのか)ですな。


2008年03月06日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] のらみみ#9とレンタルマギカ#21とペルソナTS#9

  のらみみ #9「ドッタリ君の快適居候生活/のっぺりサムデイ」。ドッタリ君、再登場ですか。のらみみが一度迷子になったら戻らないかもしれないドッタリ君を案内する用をいいつかるのだけど、あっさりはぐれてしまう。やっぱり居候先のことを忘れかけてしまうのだけど……
 後半は、長い入院生活で昔居候していたキャラのことを夢に見るようになった男性。仕事で病院を訪れていた半田に、その妻が夫を元気づけるためにそのキャラを探してくれと頼む。

 前半はドッタリ君が失踪して騒ぎになるのだけど、そもそもの原因は半田……半田、ドッタリ君にこだわりすぎだから。まあ、結果的に今の居候先との絆を確認することになるのだけど。
 と思ったら、後半ではドッタリ君に会いたいばかりにキャラ紹介所にまで就職した半田が、「昔のキャラに会わせてあげたい」という願いのために、奔走して探す。でも30年前と言うことで散々手を尽くしても見つからない。しかし、意外なところに手がかりが……この辺は半田の面目躍如か。
 全般的に話も演出も上手いんだよなぁ。全然今的な「萌え」とかの流れではないけど。


  レンタルマギカ #21「白と黒のドレス」。いや、あまりにベタすぎる出だしだなぁ、と思ったら……「結婚とはそもそも魔術的儀式」って言い訳はどうかと。いや、カルトで結婚を象徴的儀式に使うところとかはあるけど。しかも女同士でもOKってどうよ? と思ったら、両手に花の「卒業」をやりたかっただけなのね……で、どっち?w


  ペルソナTS #9「海からの呼び声」。慎がお出かけで浮かれてるから、多分そうだろうなぁと思ったらやっぱり映子とのデート。めぐみやカナル相手じゃあんな浮かれ方しないだろうし。で、ペルソナ部外者の映子だけど、学生時代ダイビングでおぼれかけた過去を持ち、それがペルソナ事件に関わるであろう「赤い髪の少女」と「白い羽根」と関係していた。しかも、それは不思議と慎の親が書いた絵本「くじらのはね」と符合する部分が多い。慎が相手を殺さずにペルソナを引き剥がす特殊なペルソナを持ってることとか、何か慎の両親と関係してるのか?
 それに、海での失踪が頻発してることと、ペルソナに何の関係が? う〜ん。


2007年03月06日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 同ツッコミ多数予想

  「慰安婦」発言 いらぬ誤解を招くまい朝日 )。いやあ、多分あちこちで突っ込まれてるだろうなぁ……他人と同じ事は今更言いたくないですよね……でも、言っちゃおう。
「お前が言うな。」
 どの面下げて朝日新聞の看板でそういうこと言うかなぁ。まず自社の広めた「嘘」を収拾付けてから言おうね。


 ちょっと前のニュースだけど 月刊少年ジャンプ、休刊朝日 )。普通週刊少年誌の月刊版とか、本誌に対する増刊とかは、ある程度本誌に対してのバッファー的な働きを持つ。週刊連載の新戦力を蓄え鍛える場だったり、あるいは週刊落ちした連載の受け皿だったり。月ジャンはまったくそういう役割は担ってなかったからなぁ。
 でも、惜しい連載も結構あるんだけど。う〜ん。

  世界へ好影響、日本がトップ=中韓では「否定的」−国際世論調査Y!hl )。だから日本がすばらしい、ということでは全然無いですが、某二国の調査結果の浮きっぷりがかなりのものですな……


 ところでイラン情勢、ますます深刻化してますな……イランは攻撃されると困るんだよなぁ。キアロスタミ監督とかいるし(ってそれだけかい)。ってのは冗談にしても、文化度も民主度も中東では高いイランを攻撃しても、混乱を招くだけではあるんですけどね。ただ、アメリカも世間で言われてるほど「他国の平和を考えてない」わけではない(自国の利益と結びつく限りは)んですけどね。このままだとイランが、ってより中東がひどくえらいことになるので、アメリカが動かざるを得ない、って面もある模様。一つの国でも内部に複数の利害団体が存在しますしね。つまりあの団体があの国のあれとあれで(以下略)
 だから「これだからアメリカは!」と単純な反応もどうかと。

[アニメ] まなびストレート#8とひまわりっ!!#8とMaster of Epicちょっと

  まなびストレート #8「わたしたちのうた」。学園祭実施の条件として愛光学園理事長から「一週間内に全校生徒の70%の署名」を提示されたまなび。生徒会メンバーと共に必至の署名活動を行うのだが生徒たちの失った熱は戻らず、空回りのまま過ぎていく。むつきと芽生は手応えのない活動に戦意を消失、生徒会室はまなびとみかんの二人きりになってしまう。しかし、伏兵である桃葉が愛光学園が制作した新校歌の放送をジャック、生徒会メンバーが学園祭に奔走するドキュメンタリーを流す……

 「わたしたちのうた」ってのは、聖桜学園校歌。イージーリスニングっぽくって校歌に聞こえない校歌との対比で、桃葉の流したビデオのBGMに使われる。いや、あれもちょっと校歌っぽくないんだけどw でも、理想だけで実態と乖離したイメージソングより、ちょっと泥臭い感じの校歌が生徒会活動と流れる方が、説得力はあるよなぁ。そうはいかないのが世の中だけど。愛光はだてに経営努力はしてないってことか。
 つってもどちらかといえばこれは桃葉の生徒会メンバーへのエールで、生徒たちへはあまり影響なし。そんなもんだよなぁ。でもそれでもちょっとだけ、署名が集まり出す。
 巨象に立ち向かう蟻のような彼女らの奮闘ぶりを見守るのは学園長。かつて愛光学園生徒、そして生徒会長だった彼女も、学園寮閉鎖に対し、立ち向かったことがあった。つか、正直当時と体形違いすぎなんですが……あと、東大駒場寮かなんかでスカイ! まあ、イマイチ頼りにならなくて見守ってるだけの学園長だけど、大人が手を出してどうこう、って話では確かにないからなぁ。成功するにしても失敗するにしても自分たちの手でやり遂げて欲しい、ってことだろうか。
 でも、今のままだと署名集まらないけど、どうするんだろう?
 それと、何気にみかんと芽生の考えた学園祭のスローガンが、署名活動のチラシに……


  ひまわりっ!! 「昨日の友は今日の敵」。隼人が借金を作るきっかけになった友人・小太郎が登場……耳だけ。敵組織に何故か捕まり、透明人間の実験に失敗して耳だけが見えてるという変な身体になってしまった小太郎。助けを求められ、隼人とひまわりは小太郎を追っ手から救出するが、その小太郎が持っていたノートPCにはとんでもない秘密が……
 って、隼人は決してたまたま学園に来た訳じゃなく、来るようにし向けられてたってことか。小太郎は重要なことは何も知らずに、バイト感覚でそれを手伝ってたけど隼人と悪友だったのもまた事実の模様。隼人は欺されてたと知っても小太郎を庇うし、安全なところに逃げようとしてた小太郎も、ツキヨ姫の言葉に諭され、隼人のピンチを救う。
 で、小太郎の秘密ってのは、小太郎の子供の頃の記憶は実は作られたものということ。お好み焼き屋のみっちゃんの記憶も作られてたんか? だとしたら、「女の敵」呼ばわりされたのは、呼ばれ損だなぁ(そういう問題ではない)。隼人ってダーツ以外に特に取り柄がないんだけど、そんな大層な秘密を抱えてるの?
 一方、そのノートPCにはひまわりの幼い頃の記憶も……ひまわりも隼人と同様? やつがしら校長が「組織」の裏をかいて武智先生と何か画策してるらしいが、そうすると一期冒頭の救出シーンも作られた記憶?


 で、 Master of Epic 、(実はまだ見てたんです)露天商のヒューマンPCとパンデデモス(女)のコント、なんでパンデモス(女)が「ミナミ」なんだと思ったら、男の方が「カッちゃん」かいな。サ○ダーバ○ドネタといい、微妙なところをついてくるなぁ……
 げらげら笑うってものでもないけど、ネトゲやチャットの「非常に狭い身内の楽屋話」感はかなり出てて、実は結構それなりに時間をつぶせる。あと、高島雅羅とか郷里大輔とか井上和彦がアホな役やってたりするし。特に萌えキャラを演じる高島雅羅なんて余所で見れるもんじゃねえw


2004年03月06日() 旧暦 [n年日記]

[読書] 天国にそっくりな星/神林長平

 1993年に光文社から出た小説の再販。
 主人公、坂北天界は紫外線に火傷を負うようになってしまう「日陰病」に冒されているが、日陰病患者の唯一の安らぎの地ヴァルボスに恋人とともに移住し、そこで探偵業を営んでいる。ある日天界の元を訪れたヴァルボス人の刑事ジャンドゥーヤから、ヴァルボス人の凶悪犯ザークの逮捕を依頼される。ザークは移住してきた人間たちの社会の新興宗教団体に関係しているらしいのだが、入れ替わりでやってきたその宗教団体の信者から、家出した教祖の娘を探し出して欲しいと依頼を受ける。
 まず、表紙はダマシです。(おい)おっさん探偵と少女の話じゃなくって、おっさん探偵の話です。で、ザークの捜査と少女の捜索を行っている中で、人間とはまったく価値観の異なる、というより意味不明なヴァルボス人社会が描かれていくのだけども、それがヴァルボス星の秘密が見えてくると、ちゃんと納得がいくようになっている。まあ、神林作品だから主題はそういうところではないのだけど。
 で、結局、天界という究極的に即物的で俗物な主人公がヴァルボス星の秘密を知らされてどう結論付けるかというと 「別に死んだ後のことなんてどうでもいいじゃん? 好きな女が一緒にいて、楽しく暮らせれば。つーか、お前が嫌いだ(要約)」 なので、変な思弁に陥ってぐちゃぐちゃな展開にならないのが小気味よい。その後、事件が解決した後でヴァルボス世界について思弁はしてるのだけど、それが事実かどうかはわからない。あえて帯にあった「セカイ系」と結びつけるなら、閉鎖した世界について、あれこれ考えるのはいいけど深刻になりすぎる必要はないんじゃない? ってな感じか。なんだか妙な読後感だけども、神林作品だからおなじみといえばおなじみか。

[読書] 日本軍の小失敗の研究/三野正洋

 タイトルに「小失敗」とあるのは、そもそも十倍以上の国力差があるアメリカに宣戦布告し、その上中国、ソ連という敵を抱えて二正面作戦(ソ連とは一応不可侵条約結んでたので。破られたけど)を行う暴挙をしでかした「大失敗」がまずあり、「何やっても負けは変わらない」といってしまうと終わってしまうので、という意味。日本軍の「小失敗」は合理精神の不足と日清、日露戦争の勝利ばかりに目が向き、そこにあった致命傷に直結する問題を放置し続けたことが根底にある。すなわち「補給・輸送(兵站)の軽視」「兵士のサバイバビリティの軽視」「情報戦の認識の甘さ」「新兵器・新戦術開発の努力の欠如」などなど。「専門家」への妄信など、今の日本人にも見て取れる、頭が痛い部分も多々ある。戦術の変化の流れなどもあるけど、「基礎科学力」の欠如、合理的にものをすすめる仕組み(まあ、あくまで大枠で、だけど)といったもの、個人的には理系教育に必要と思えるものが、戦時には如実に影響してしまうのは頭が痛いっつーか。理系を習得すれば合理精神が養うかというと必ずしもそうではないのだけど、それでもするとしないとでは雲泥の差だとは思う。まあ、閑話休題、こういうのを見てると、今の日本にも見て取れる「失敗の要因」が多く含まれてるので、その点心配である。特に戦後日本は軍事を遠ざけてきたため、こういう研究も一般への認識の浸透も立ち遅れてると思う。戦争を起こさない、あるいは起こっても最小の被害で済ませるためには、どのように戦争が起こるか、行われるかはきちんと研究されるべきだと思うのだけど。
 余談だけども、以前友人と日本の再軍備とかについて議論してたら、「日本は軍事を上手に扱える民族じゃないから再軍備化はすべきではない」という発言が出て「ハァ?」となった。確かに第二次世界大戦の例などでも稚拙なところはあまりに多かったけども、今の日本の軍事音痴はそれとは別に戦後徹底して軍事を遠ざけ、コモンセンスを得られなかったためだし、その理屈はたとえばナイフを使ったことのない子供に「ナイフはあぶないから、使い方を覚えてから使うようにしましょうね」と言ってるのと変わりない。実際にナイフを使わずにナイフの使い方なんてわかるわけはない(運用しながら効率的な方法を研究・学習していくのが普通)。大前提は「日本に軍事化は必要か否か」で、それはまた別の話だけども、そういう妙な「再軍備反対」を聞くと、普段はわりとクレバーな友人の発言だけに、「小失敗」の原因はいまだ取り除かれてないのだろうなぁと思ってしまう。

[映画] イノセンス

 押井守監督最新作。事前に聞いた情報からどんな話か全然創造がつかなかったので見に行ってみる。詳細な感想と解釈は後日にして、簡単に。
 ジブリが広告にいろいろがんばってたけども、やはりちょっと一般受けはしにくい映画だと思う。ただ、自分はオシイストではないし、中盤ちょっと寝そうになったけども、ラストは押井守作品としては妙に思弁やテーマの押し付けっぽいところがなく、結構良かったんではないかと思う。
 余談。先行で見た人から「あれ見て、ストーカーも一種の愛なのかな、って思うようになりましたよ」と聞いていて、なんのことだろうと思ったら……まあ、ストーカーって言えばストーカーか。(笑)


2003年03月06日(木) 旧暦 [n年日記]

イライラ再生産

 ここんところ日記にいろいろ書きなぐってもちっとも気分が晴れず、なんでだろうと思っていたけども、書いた事件の問題でなく、むしろ自分の文章でいらいらしていたことに気付く。斜に構えたような書き方って、自分ではかっこいいつもりで結局安全なところから石投げてるのとかわらないのだよなあ。自分で書いたもののせいでイライラしてたら世話がない。と、言って消すのは不実に過ぎるので、昨日の分をとりあえずフォロー。
 教材の話題は、資本主義を否定して社会主義を求めるのは、思想の自由なんだから別に結構だと思う。資本主義の悪いところを教えるのももちろん構わない(事実である限りは)。しかし、数多あった社会主義国家の多くがどのような結末を迎えているか、それは今ではわかってしまっている。なにがいけないのか、どうすればいいのか、子供達の答えの見つけ方はさまざまだろう。社会主義国家の顛末を知った上でその主旨に惹かれるのならそれはそれぞれの自由だ。だが、そういったことを教えずに社会主義の理想だけを子供に刷り込むのは大人がすべきことじゃない。教育者ならなおさらだと思う。
 で、舌の根も乾かぬうちに アネクドート(旧社会主義圏ジョーク)スレ 。スターリンネタは勿論多いのだけど、フルシチョフ関連のネタが多いのは、「フルシチョフはユーモアのセンスのある書記長」だという印象が強いからだろうか。320番のジョークは定番だけども、いかにもありそうな話。スターリン懐古もこれと同じなんだろうなぁ。しかし、冗談のような実話が多いのも……
  ロシア軍で「ミスコン」 。え〜っと、小林源文のマンガに出てきたような女性将校じゃないでしょうね? と一応懸念を。
 「マリオガン」に出ていた「赤い拳銃」って51 NAVYとピーメのチャンポンみたいな銃だなあ、と思っていたら、実在するらしい。 71-72モデル がそれ。うーん、過渡期の銃だったのか。パーカッションらしいけど。
  うででん 、なんか妙に面白くなってきたんですけど。
 始めてやったネットゲーム「The World」で謎のキャラ「アウラ」に渡された「黄昏の腕輪」を渡されたシューゴ。そのせいで、シューゴはゲームの違法行為を取り締まる「碧衣の騎士団」に追われる身となり、妹のレナもクラック集団に拉致される。シューゴに好意的だったゲーム会社の社員バルムンクも部下のレキの密告のせいで更迭され、レナの手がかりはなし。そんなシューゴの前に、レナの手がかりを持って現われたのは、バルムンクを裏切ったはずのレキだった。
 これまでただの妹萌え「超」邪道アニメかと思っていたら、事態は急展開。レキはただの裏切り者でなく別の意図をもって行動してるし、クラッカー餓鬼集団はあっさり黒幕に始末されてその黒幕はアウラと対をなすっぽい放浪AI。アウラがシューゴに腕輪を渡した理由、そしてアウラともう一人の放浪AIが「The World」内に存在している理由は? あ〜、製作者側の意図に見事にのせられてるなぁ。
  Wolf's Rain #7。堕落した狼たちの街を抜け、「楽園」へと向かうキバたち。一方「花の娘」チェザをさらったダルシアに、チェザのいた研究所からの追撃隊が迫っていた。しかし、その追撃の中、チェザは突然覚醒し、ダルシアの機から飛び降りてキバたち狼と合流してしまう。
 ダルシアの機体を飛び降りたチェザの「クルクル」に大笑い。プリンセス・チュチュかい!? 設定ではチェザは盲目らしいのだけど、ちょっと見てる限りすぐにはわからなかった。しかし、それ以外は概ね良し。「花の少女」と狼たちの不思議な結びつき、そして逃避行のバックグラウンド、そういった背景は描かれたように思える。でも、「花から人間なんて!」って、お前らがそれを言うか、トオボエ? 沢口靖子と薔薇とゴジラでビオランテが出来るんだ。世の中に不思議なことなどなにもないのだよ。チェザの導きのおかげで研究所の追撃から逃れた狼たちだけど、これからは楽園を「追う」側から人間に「追われる」側になる。さて、どうなるのか。
 正直、今の国際情勢はどうなのか、何が正しいのかまったくわからないけど、しかし、とある本に書いてあった戦争経験日本人の言葉がある。「戦争はしてはいけない。しかし、始めたからには勝たねばならない」けだし真実。(名言、ではない。まったく、全然。)


2002年03月06日(水) 旧暦 [n年日記]

人生晴れたり、曇ったり。

 でも明日の天気は晴れて欲しい自転車乗り。
 私は『ふじプロジェクト』には一応、賛成派である。でも、 野尻ボード の野尻氏の意見は何と言うか……
 否定的意見(否定的意見ではなく、実際には当然の疑問なのだけど)に人格攻撃をもって反論しては、いけないよね。
 雰囲気を盛り上げることも大事。でも、同時に雰囲気を盛り上げるということは、国民の血税をプロジェクトにそそがせる方向に大衆を扇動するということでもある。もし、その結果(一部に影響を与えただけにしろ)、プロジェクトが動く事になれば、かなりの血税が動くわけである。それは、他に回る予算を奪うということでもある。その事の責任、重大性を、わかった上での一連の発言なのだろうか……その影響力の責任を担うべきではないだろうか。少なくとも、責任をはたすよう、努力はすべきだ。ロマンや探究心、ドラマは、基本的に個人のものなのだ。血税を出しているのは、それとは無縁の人々がほとんどであることを忘れている気がする。「このロマンが分からんやつはおかしい!」では、傲慢すぎる。瀬名氏の言ってる事は、至極もっともな事にすぎない。
  オタクハッカーとメイドアンドロイドのサイバーパンク と書くと、まがい物っぽいけど、結構面白い。前にリンクした PsychoTrigger ってウェブコミックの外伝。終りなのか、終わってないのかイマイチよくわからないけど。
  キムタクを越える男 って言うから、何かと思ったら、平たく言えば要は詐欺師ですか。騙されるほうが悪いとはよく言うけど、騙すほうが悪くないわけはない。しかし、それより、大枚はって自己満足映画を作るってのは、なんとなくジロー・ニシ社長の「黄金の飛沫」を思い出すよなぁ。


2001年03月06日(火) 旧暦 [n年日記]

お食事中の方は見ないで下さい

 忠告はしました。一切の苦情はうけつけません。
 え〜、さっき晩飯食ってたら 突然吐き気がした ので急いで トイレに懸け込んだら 案の定 吐き ました。
 ワタクシ、 嘔吐 が腹筋と横隔膜の力を必要とする力仕事だと言う事を初めて知りましたよ。腹筋が痛い痛い。
 なんか変なもの食ったかなぁ、と考えるも、思い当たらない。 心当たりがありすぎて
 折角買ってきたUSB接続のCD-RWも認識せんし、仕方ないんで、正露丸でも飲んで休みますか。案外とデリケートなのな、ワシの胃…
(伏字ばっかだな)