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2006年10月11日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 韓国国民には同情申し上げます。

  日韓会談:大統領「歴史認識」40分論じ共同声明見送りに毎日 )。
北朝鮮の核実験に対し日韓共同で抗議声明を出そうと提起したところ、大統領は話をさえぎって靖国神社参拝など歴史認識問題を約40分にわたって論じ、共同声明も見送りになったことが分かった。(中略)韓国側はその後、核実験と歴史認識問題を合わせた共同声明を逆提案したが、日本側は「声明にこだわっているわけではない」と断った。
 韓国、というか盧武鉉大統領の空気読めなさっぷりは尋常ではない……まあ、選んでしまった韓国国民の自業自得と言えなくもないが。韓国のジョークで「一番ひどい奴は盧武鉉に投票し、その後外国に移民してしまった奴だ」ってのは洒落になってない。


  北朝鮮の核実験 暴挙に強く抗議する朝日 )。「北を非難する」という表題なのに、「話し合いで解決しましょう」と言ってるだけで、どのように話し合いに持って行くのか、どのように解決するのかの知見がまるで書かれてない。いつもながらの朝日社説。


  パソコンの捜査書類保存を禁止 県警刑事部が情報流出防止策徳島新聞 )。う〜ん、とりあえず一番効果がありそうなのはそのくらいか。非常に面倒なんだけど。「私物パソコンを公務に利用しない(あるいは公務のパソコンを私物利用しない)」とかも重要なんだけど、知識が徹底されるかは疑問だし。でも不便だろうなぁ……


 細かいつっこみだけど、 100メガショックの100メガは100メガ「ビット」であって、CD-ROM容量の単位は「バイト」だから、6倍じゃ済まない と思う。

[アニメ] ブラクラ#14とヤマトナデシコ#2

  BLACK LAGOON #14「Bloodsports Fairytail」。双子編中編。ロアナプラに双子を招いたのはイタリアン・マフィアグループ。バラライカを始末するためだったが、双子が暴走、逆に自分たちが壊滅されることに。で、弔い合戦でもあるホテルモスクワは本格的に牙を剥く。
 今回はレヴィやガンマンたちは完全に脇役。服(とカツラ)を取り替えて役割を入れ替える双子が……原作見たときは入れ替えたままだと思ったけど、声を聞く限りその後元に戻ったのか? そして本性を丸出しにするホテルモスクワ。無軌道にバラライカを狩ろうとする双子に対し、理詰めで追い詰めていく。エダがまた余計なところで混乱して、それがちと不確定要素にはなるのだけど……しかし今回、バラライカと周が主役のホラーだな……双子がモンスター役。


  ヤマトナデシコ七変化 #2「鉄のカーテンを攻略せよ!」。美少年四人と新しい学校に登校したスナコは、たちまち学校中の注目を浴びる。特に前髪の下の素顔を暴こうと、追い回されることに。のみならず、四人のファンの子たちにからまれることに……
 今週も引き続きおもしろいですな。新キャラの乃依は明るくさっぱりした気性でスナコにもフランク。美少年四人組の武長に惚れてるのだが、武長がシャイなため片思いと勘違い中。スナコは「明るい生き物」と苦手な風だけど、それでも好意は持ってるよう。
 そのスナコ、四人組のファンのガングロたちに絡まれ、それを恭平がかばったのだけど、偶然ガングロが恭平の顔に爪をひっかけてしまったのを見て、大暴れ。キレて自分で前髪を落としてしまう。こいつも結構男前な性格やな。でも、キレないとダメってのが……
 次回はスナコのお披露目パーティらしいが、来週までにレディになれるんかいな。


2006年10月13日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] すももも#1といろはに#1とゴーストハント#1と地獄少女 二籠#1と銀河鉄道物語 永遠への分岐点#1

  すもももももも 〜地上最強のヨメ〜 #1「地上最強の許嫁」。ヤングガンガン連載中の格闘ラブコメディのアニメ化。作画レベルとかは決して高くないんですが、なんつーか、OPが、OPが……「子作りしましょ」って、いや、そういう話なんだけどさ。(笑)
 武術家の家系に生まれながら武術嫌いで検事を目指す犬塚孝士の前に、突然変な娘がやってくる。武術家である父・雲軒によれば、雲軒の親友の娘・九頭竜もも子は、武術家最強の遺伝子を持つ子を持つため、孝士と結婚するために来たという。雲軒ももも子を気に入りそれを許可してしまうが、ただでも武術家嫌いな孝士はそんな理不尽な展開に我慢がならず、もも子を徹底的に無視する。
 とにかく孝士に迫りまくるもも子を孝士がスルーし続けるというのは原作通り。で、ラブコメなのにちっともラブにならないのも原作通り。まあ、あのちんまい生き物が迫ってきてもなぁ……しかもそのちんまいのがオーラで竜を出したり怪光線を放ったりととんでもないスペック持ってて、さらに孝士は自分より強い、と勘違いしてるのでそのせいで孝士は振り回される。そのドタバタが原作通りでわりとノリが良かった。
 ドタバタだけど女性作者らしい少し一筋縄ではいかないところがあるので、シリーズ構成が井上敏樹ということで、意外と合ってるかもしれない。


  幕末機関説いろはにほへと #1「凶星奔る」。 GyaOで無料放送中 の高橋良輔の最新監督作。大政奉還翌年の慶応四年、横浜の異人租界でのもめごとから二人の子供を助けた浪人・秋月耀次郎。その子供たちの保護者の遊山一座は旅役者だったが、実は座長である遊山赫乃丈の両親の仇を捜して全国を渡り歩いていた。彼らは仇の針尾が長岡藩河井の用心棒として、租界内で行われる闇のオークションに行くということを突き止める。オークション会場に潜り込もうとする赫乃丈たちだが、オークションに「覇者の首」と言われるものが出品されたその時、引かれるようにして耀次郎が現れ、覇者の首をいきなり斬りつけた。

 慶応四年ってえから、時代的には必殺換算で「からくり人血風編」ですかね(だから必殺ファンにしかわからん換算やめなさいって)。
 主人公の耀次郎は坂本龍馬を暗殺から守れなかったことに負い目を感じているようだけど、ただ龍馬の用心棒というわけではなく、「覇者の首」と呼ばれるものを追っているよう。で、この覇者の首は、人によってはのどから手が出るほど欲しいものらしいが……
 でもまあ、そんなことより大江戸ゴスロリですよ(なんじゃそりゃ)。あんな肩とか腕とか丸出して……と思ったら、赫乃丈は女と言うことを隠して女形を演じてるらしい。ああ、ならいいのか(ええんか?)。
 赫乃丈の仇討ちをプロデュースしてる「先生」とやらが冒頭で幕府から天皇への密書を奪ってたり、どうも耀次郎の事情とかも周知してるらしく曲者。見た目から曲者。
 ビジュアル的には見てて飽きさせないが、話的に面白くなるかはまだわからないかな。
 ところで冒頭、侍ともめてた異人が出した銃はコルトウォーカーとネイビーでしたな。良かった、ピースメーカーなんか出されてたら萎えるところだった。


  ゴーストハント #1「File1 悪霊がいっぱい!?#1」。小野不由美原作のジュニアノベルのアニメ化。つーか、そのコミック版がベースらしいけど。旧校舎の幽霊騒ぎに科学的ゴーストハンター、神道の巫女、高野山の坊主、エクソシスト、タレント霊能力少女が一堂に会することになったのだが……
 「悪霊は本当にいるのか」というミステリ仕立てで、古くささは否めないものの結構面白い。このエピソードだけのキャラだろうが、眼鏡のキレキャラの黒田さんが、地味にリアルにいやな奴で面白い。
 しかし、ナルシストだからナルちゃんってセンスは……


  地獄少女 二籠(ふたこもり) #1「闇の中の少女」。「妖怪必殺仕置人」の第二期シリーズ。つか、第一期こっちじゃ放映してないっちゅーねん。
 それはさておき、「巷説百物語」よりかなりストレートに必殺ネタ。その分リスペクトはOPナレーションくらいのものですが。要は理不尽にひどい目に遭うゲストキャラが死後の地獄行きと引き替えに憎い相手の地獄送りを依頼するというパターン。でも第一期は殺るか殺られるかというせっぱ詰まった状況だったり、わりと理不尽な恨みだったりと後味悪い(笑)。
 で、第二期もフツーにその後味悪い一話完結をそのまんまやってます。第一期はノリが固まるまで数話かかったけど、今期は前期の完成したノリを引き継いでるんで安心してみられます。
 しかし今回は「地獄幼女」が新キャラとして登場って……


  銀河鉄道物語〜永遠への分岐点〜 #1「新たなる旅立ち」。これも制作局になってますが、第一期は放映してません……いやはや。で、こっちはシリーズ初見なのだけど、案外と安定していて結構良かった。スタッフが非常に良く松本零士リスペクトしていて古めかしくも懐かしい下町情緒の描写に、現実の鉄道周りの風景・光景を投影していて、トータルでかなりよく練られた世界観だと感じた。そこで繰り広げられる熱血調の物語も、古いと言えば古いけどどっか普遍的なものがある。
 正直、ここんところの松本零士ものだから外してるかなと思ったが、スタッフがきちんとリスペクトしてるせいか、過去の松本零士作品の正統後継作といった印象。やはり先入観でもの見てはいけませんわ。
 しかし松本作品のおかんは異様に若々しいな……


2006年10月15日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ボウケン#33とカブト#38

  ボウケン #33「レムリアの太陽」。まさかの松金よね子再登場! これまでも示唆されてた菜月の正体が……それ自体はこれまでの情報で想像できたことだけど、それよりあっさりクエスター側についた菜月に寝返るズバーンが……封印したろか。
 今回、メンバーが揃わず危機に陥るボウケンジャーたちの前に新メカ「ダイボイジャー」が登場。やたらとでかいっぽいんですが……こんなんいつのまに作っていたのか。
 話は次回に続くっぽい。


  カブト #37。天道は妹・樹花の通う中学校で野球部部員が一斉に消え去る事件があったと聞き、ゼクトに調査を命じる。ラグビーのコーチや教師として潜り込んだ加賀美や岬は「願いを叶えてくれる呪いの鏡」の噂を聞くのだが、その噂通り、鏡から歌声が聞こえてくる。しかし真実を確かめようとした天道・加賀美の前に、ワームが立ちふさがる。

 今回、願いを叶えるという鏡の怪談を軸にしてるのだけど、まずはなんと言ってもいきなり脈絡もなく中学生として転入してくる神代が……一体何を考えてるのか。ってか、本当に帝王学勉強したのか?
 まあ、今回神代と樹花と天道、それと岬、加賀美が初めて一堂に会したりしてますが。ひょっとして意外と今後の展開につながるのか?
 で、樹花にテストで負けてる女子中学生・恵子がワームにおそわれ、それを助けるのがネガティブライダーBros.を結成したばかりの景山。いつもながらネガティブな言葉を吐きつつワームを撃退し、恵子が捨てた学力向上のお守りを持ち続ける。それを矢車にネガティブにたしなめられる。結局どこまで行ってもネガティブなんだな、こいつら。
 今回いきなり新武器・パーフェクトゼクターが降臨したり、話の終着点がまるっきりみえなかったりですが、意外とワームの行動の根幹に関わったりするのかな。このエピソード。


2006年10月16日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 徹之進#40と009-1#1と妖奇士#2

  徹之進 #40「てつのしん犬猿の仲の意味を知る」。ネオたちとの抗争も一段落付いて、犬楽園の仲間たちは慰安旅行で温泉に。ところが地元の山に済む猿たちに弁当を奪われてしまい、取り返そうとするのだが……

 セト様と因縁のある猿たちが出てくるのだけど、ネオたちとは違ってこちらはほのぼのとしたもの。昔からのガキ友達って感じですかね。で、猿たちの中で特にいたずらでちょっかいを出してきた猿美の危機に、さんざんいたずらされたのに助けようとして共々危機に陥る徹之進は、いつもながら猪突猛進の一本気だねえ。もうちょっと周りが見えた方がいいけども。
 次回はネオがまたちょっかいを出してくるらしい。しかもセレブナイトの正体がばれる?


  009-1 #1「潜入者たち Infiltrators」。石森章太郎原作のお色気スパイアクション。っつーか009とくのいちの合体技?
 主演が釈由美子ということもあって不安があったのだけど、見てみると主役のミレーヌ・ホフマンの演技も問題はなかったし、冷戦下の東西対立をモチーフにした緊迫した情勢を背景に、スパイアクションもキレが良くって意外にも当り。「銀河鉄道物語」とかもそうだが、まつげがバタバタしてたりするデザインは今の「萌え」の風潮とは会ってないが、逆に先鋭化してパターンの幅を自ら狭めてる「萌え」界隈にはない快楽ってものがある。懐かしさを売りにしてるってんじゃなく、単純に面白い。
 しかし、ゼロ機関の女スパイは009のメンバーがモチーフなのだけど、009-7がツインテールになってるのが……


  妖奇士 #2「山の神堕ちて」。央太母子を追って南部から江戸へやってきた山の神。実は山の神が央太を追ってきたのには大変な理由があった。

 う〜ん、どうして央太が心変わりして異界に行くのをやめたのかが……かなり唐突な気が。それ以外は、まあ普通に落としたかな、という感じ。往壓が加わったことで蛮社改所がようやく本格始動することになるのだけど、その背後ですべてを掌握する鳥居がやっぱ一番面白いキャラだよなぁ。鳥居がどれだけ怪人物か次第かも。安易に異界と関わってるなんてなってほしくないなぁ。史実でも明治維新後まで生き延びるし。

[その他] 別に嫌みとかではなく

  PS3、初年度は苦戦と予測…ゲーム情報誌まとめzakzak )。発売後の苦戦は現時点の材料を見ていると自分のような素人でも予想はつくのだけど、「五年後にはWiiを追い越す」というのは、どのへんの材料からなのだろう? 発表の詳細が読めれば、わかるのかな?


  中川氏核発言に被爆者ら反発「被爆国の政治家か」長崎新聞 )。ん〜、被爆者の方のお気持ちはわかるんですが、発言にいろいろ間違いがあるのは、ちとなんだかなぁ、と思う。「核実験発表をした北朝鮮を国際世論が非難している中で、日本からなぜこんな発言が出るのか」というのは、まず「核実験を実行する」のと「核保有の可能性を否定しない」はまるで次元が違う問題です。「核保有の可能性を明確に否定している」国は世界にどのくらいあるでしょうか? また、そうでない国が問題となってるでしょうか?
 他にも、「保有すれば、攻撃対象になる可能性が高まるというのが普通の考え方だろう」とか……中国なんかは攻撃対象になる可能性が高いわけですか? ちょっと実情を見ない否定の仕方は、その心情は理解できるものの趣旨自体をゆがめかねません。
 あ、ちなみに私は核保有賛成ではありません。中川氏も言ってるとおり「核保有によるリスクもあり」ますし、それは論理的に考査すべきです。


  教師が自殺生徒に「いじめ」=「からかいやすかった」−福岡・中2男子自殺Y!hl )。いや、生徒のいじめに荷担するなんて、教師としてはあるまじきことではあるんですが……先ほどなにげにつけてた報道ステーションの報道の仕方が、ちょっと首をひねるものだったので。
 ご両親がひたすら学校側を厳しく叱責する映像が流れ、そしてその教師が他の生徒にも同様にひどい言葉を投げたと……
 いや、それ自体は確かに悪いことで、きちんと処分されるべきです。でも、いくつか疑問点も沸いてきます。第一にはその教師の言動と自殺の因果関係。報道では、さもそれが直接原因と言わんばかりでした。でも報道の材料では、それも一因かもしれないけど、はっきりとは因果関係および寄与はわかりません。件の教師の態度は問題だけど、自殺の原因をすべておっかぶせるような報道の仕方は恣意的に過ぎるでしょう。
 あと、ご両親が学校側をひたすら厳しく叱責する映像が流れたのですが、ご両親にはご子息は相談されてなかった、あるいは、ご両親は様子がおかしいのに気付いてフォローなどをしようとしてなかったのでしょうか? 実際のところはわかりません。気付いてフォローしようとしたけど、力及ばず、ということかもしれません。また、ご両親もご子息を救えなかった自分を激しく責めてるかもしれません。でも、あの報道では何一つわかりません。あの報道はなにをしたかったのでしょう? 拙い自分にわかるのは、生徒の自殺と担任教師の関連を印象づけようとしたことだけです。あるいはそれは事実かも知れません。でも、提示された材料では判断しきれません。報道の作り方自体が見る側に印象で判断しろ、きちんとした判断材料は提示する必要はない、というふうに思えます。


2006年10月17日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 史上最強の弟子ケンイチ#1とおとぼく#2と結界師#1,2

  史上最強の弟子ケンイチ #1「梁山泊!豪傑の集いし場所」。弱虫でいじめられっ子の白浜兼一は勉強も運動も平々凡々。せめて自分を変えようと高校になって空手部に入ったが、入部してから一度もまともに稽古をつけてもらったことがなく、部内でもいじめられてる始末。だが、転校生の風林寺美羽と出会うことで運命が激変することに……
 サンデーで連載中の(インチキ)武術コミックのアニメ化。う〜ん、なんで深夜帯なんだろう? 対象層的にも夕方とか向きのような。無難に、作画とかもひどいところも特になく映像化した印象だけど、やはり達人たちの声は豪華だなぁ……ただ、石丸力也はやっぱジャッキー・チェンのイメージがあるので、アパチャイより馬剣星の方のイメージが……二又一成さんも悪くないんだけど。


  おとぼく #2「消せない消しゴム」。なんとか女学院での女装生活にも慣れてきた瑞穂だが、同じクラスの紫苑にいきなり正体がばれてしまう。しかし紫苑は瑞穂が男と知った上で、学園生活を送る手伝いをしてくれることに……学園内でも評判の高い紫苑とすぐ親しくなったこともあって瑞穂の評判はいやますが、その中に「次のエルダーはこれで決まりかしら」という声が混じっていた。

 前回に続いて安定してる。デフォルメキャラの使いどころも上手いし。「エルダーシスター」という学院特有の制度が明らかになり、男の瑞穂がそれに推薦されることになってしまう。これがタイトルの「お姉さま」ってことか? それにまつわり生徒会長の厳島貴子が登場。ライバルキャラ、という位置づけかな? さらにエルダーについての紫苑の過去の因縁も明らかになって、キャラの動機付けがはっきりとしてる。
 ハーレム型の設定だけど変化球で、今期開始のギャルゲー原作アニメでは今のところ一番面白いかな。


  結界師 #1「右腕の傷」#2「良守と時音」。妖怪たちが力を得ようと集まってくる特殊な土地・烏森。そこで土地を守護し、妖怪を退治する「結界師」の家系に生まれた墨村良守。正統後継者とは言っても仕方なく任務をこなしているのが実際で、やはり同じく結界師で犬猿の仲の隣家・幸村家の時音にバカにされていた。だがある晩、少女のような姿の妖怪に油断した挙げ句、彼をかばった時音に大けがを負わせてしまう。
 それから数年後、中学生になった良守は二度と時音を危ない目に遇わせまいと近い、役目に精を出していた。が、気負ってはいても空回り気味。時音に実力では一歩譲っていた。だがある晩、手強い妖怪相手に苦戦する時音の前に、良守は身体を張って出る。

 公式サイトはいきなりムービーが流れて更にスキップ不可なので注意。
 サンデー連載の伝奇アクションマンガのアニメ化。正直、原作は地味なんだけど、アニメはそのところを上手く処理してる。っつーか、あまりちゃんと目を通してなかったけど、ここまで「お隣のお姉さん萌えマンガ」だと思ってませんでしたわ。主人公である良守のモチベーション、全部時音に起因してるのだものな。
 空間を立方体型の結界で区切り妖怪を閉じこめることで封印するのだけど、手順とか設定とかがごちゃごちゃしてて一見ではわかりにくいのを、良守の失敗と時音の成功の対比で必要な手順を見せてるのは上手かった。あと、地味な原作をアクションシーンを浮きすぎない程度に派手にして見せてるのもスタッフ頑張ったなぁという印象。当初の懸念は払拭されたけど、あとは今後も良く動いてくれれば……
 ところで主役の良守の声、ゼッドより神楽勇治を連想してしまったり。


2006年10月18日(水) 旧暦 [n年日記]

[必殺] 家具が暴れる恐怖の一夜

 必殺シリーズ第十四弾「翔べ!必殺うらごろし」第九話。( DVD3巻DVD-BOX上巻

 山中で嵐が近づき、一軒家の中で一夜を過ごそうとする正十とおねむ。ちょうどその家の主人である茂作が出稼ぎから帰ってくるが、家で待っているはずの女房・おかよが消えているという。独り寝の寂しさに逃げ出したのではという正十が先生を紹介しようとする矢先、誰もいないのに家の中の家具が暴れ回りだした。茂作はそれをおかよが異変に巻き込まれた徴だと言っておかよを探しに飛び出してしまう。
 正十は嵐の中座禅を組んでいた先生の元へ駆けつけ、化け物屋敷のことを話す。先生は件の一軒家に向かい調べようとするが、家の中には捕り物帰りの役人たちがいて嵐を逃れていた。捕らえられていたのは麓の町で商家に押し入った盗賊たち。盗賊の二人は親分である父親が報復しに来ると脅す。
 一方、先生たちと別れ麓に降りようとしていたおばさんは山中で迷っていた時、小屋を見つける。だがそこは実は盗賊一家の家。盗賊が捕り方たちに報復しようとしてるのを聞いてしまい先生にそのことを知らせようとするが、落雷で倒れた木に巻き込まれてしまう。
 例の化け物屋敷ではさらに巡礼姿の盲目の娘と炭焼きの老人が加わたが、そこに主の茂作がけが人を抱えて帰ってくる。抱えてこられたのは気絶したおばさん。先生たちはあわてて介抱するが、おばさんは目を覚まさない。ところが茂作は盗賊一味がつけていた女物の柄の布きれに目をつける。それは彼がおかよに買ってきた着物と同じ柄だという。逆上して盗賊たちにつかみかかる茂作。
 そんなとき、盗賊たちの脅しの通り、外に出ていた下っ引きが死体で見つかった。

  必殺仕置人第十五話「夜が牙むく一つ宿」 と同じ、陸の孤島と化した山中の一軒家で一人一人殺されていくというシチュエーション。登場人物たちの背景は単純でサスペンスとしてはあちらに劣るが、盗賊一味が潜り込んだ一軒家の中で命をねらわれる、なかなかスリリングな展開。
 今回の怪奇現象はポルターガイストだが、一軒家で異変があったこととおかよの遺体が埋められた場所を示すのに使われたくらい。被害者夫婦の描写が薄かった分、ちと印象は薄い。
 正十のからかいや盗賊たちの悪口に、女房が自分を裏切ったと思ってしまう茂作だが、盗賊たちの持っていた布きれがひとりでに舞ったことから先生が床下におかよと一味が隠した千両箱を発見。息を吹き返したおばさんによって炭焼きの松造が一味の頭だとわかり盗賊たちを全員取り押さえる。しかし実は盗賊の一味だった巡礼の娘が乱入してきて形勢逆転。捕り方たちと茂作は斬り殺され、先生たちは縛り上げられた上に火をかけられた家内に取り残される。
 純朴そうに見えてとんでもない悪党だった娘とか、役人の宮本が命乞いして分け前を要求する(が、あっさりと松造に後ろから刺される)辺りがちょっと面白い。だけどもうちょっと人間のえぐ味・深味が欲しかったかも。
 ぎりぎり夜明けになり、朝日を浴びたことで力を得た先生が縄を引きちぎり一行は助かるのだが、なんで盗賊一味は先生たちを殺しておかなかったのだろう?
 後ろから旗指物持って追いかけてくる先生から逃げる一味。さぞ怖いだろうなぁ。棒っ杭でで人を刺し殺す男が追ってくるんだから。(笑) 実はここが一番オカルトか?
 若は時間稼ぎしようとした手下を撲殺し、先生はなおも追いすがって松造を始末。おばさんは先回りして娘が逃げてくるのを待ち受け、物陰から飛び出して一突き。
「悪い親を持ったねえ…… 今度はまともに生まれておいでよ! ……いいね?」
 近頃の甘やかすだけの親とは違います。(汗)

[その他] がっかりだ……と言っていいかと

  北朝鮮核実験、民主党が周辺事態法適用反対へ読売 )、 小沢氏 外相の核問題発言批判NHKニュース )。 「核問題という大きな問題を閣僚が勝手に発言するのは考えられない」と批判。ん〜、結局従来通りの反自民の戦略を取ることしか出来ないのだなぁ、と、小沢民主にがっかりです。党内政治的にそうまとめているという事情は推測できるのですが、そんなんじゃ日本の舵取りを任せられる政党になれるわけがなくって、党内政治を改変するのを期待したのですが、その期待は空回りだったようで……しょーもなー、と言っておきましょうか。


  少女買春の常連は日本人 カンボジア年2万人iza! )。あ〜、どんどん逮捕してどんどん罰してください。むしろ積極的に。


  意味不明な天声人語朝日 )。何を主張したいか、意味不明。どうも代理出産のことではないかとは思えるのだが……デキの悪いポエムなんか載せるな! 否定するならするで、きちんとした反論を載せろ。


  米下院慰安婦決議案「事実上廃棄」中央日報 )。そりゃそうだろ。
 と、とりあえず言っておきますが、実はこの記事見出し、後半があるのです。
  米下院慰安婦決議案「事実上廃棄」…日本、また執拗なロビー
 おいおい……


 MASTさんからの指摘。 あ、広告収入か。 その視点は何故かすっぽり抜け落ちてました。ご指摘感謝。


2006年10月19日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ブラクラ#15とデスノ#1とヤマトナデシコ七変化#3

  BLACK LAGOON #15「Swan Song at Dawn」。双子編完結編。同志の復讐のため淡々と双子を狩るホテルモスクワ。ひょんな事情から双子の片割れの逃走を手引きすることになってしまったラグーン商会。その顛末は……

 ヘンゼル(グレーテル?)の歌声といい、特別仕様EDといい、狙ってることはわかってるのに、それにうかうかはまってしまいますな。瑕疵を挙げれば、エダがヘマ踏んで教会の依頼ということでラグーン商会に逃走の手引きをすることになった描写が削られてしまったことだけど。エダが人質に取られたからって、人情で動くような連中じゃないものなぁ。それに、教会が絡んでなければホテルモスクワに落とし前着けさせられかねないし。
 獣のようにバラライカ姐御を狩ろうとするグレーテル(ヘンゼル?)を逆に狩り、冷たくその死を見届ける姐御がやっぱしびれますな。ダッジとの会話もクール。一方、双子の顛末は……やっぱ救いないなぁ。アニメだと「チャウシェスク」の名は出ませんでしたが、ルーマニアの共産政権崩壊後、「チャウシェスクの子供たち」と呼ばれるストリートチルドレンが大量発生したのは事実。ロックの視点が、まあ、我々の視点に近いのだろうな。エンタテイメントとしてはEDで救いを演出したのは正解だけど、それは慰め以上のものではないことを考えると、本当に正解だったのかはちょっと悩んでしまう。


  デスノート #1「新生」。二週間遅れでこちらでもようやく放送。第一話は夜神月がデスノートを手に入れ、リュークと会って殺人による世直しを宣言するまで。ただノートに名前を書いてるだけのシーンなのにすげー迫力。汗まで迸ってるし。演出勝ちですな。
 クォリティ的にも高レベルで、これを維持したならかなりのものになりそう。しかし番組終了後のヒロイン役声優二人による実写コーナーは、話には聞いてましたがビミョーですな……


  ヤマトナデシコ七変化 #3「ああ、懐かしの暗い青春」。突然世界旅行に出た小母さんが帰って来、レディになったスナコのお披露目パーティを開催するという。パーティ当日までにスナコをレディに仕立て上げねばならないと美少年四人はあわてるが、まぶしい生き物に弄られることに耐えられないスナコは思い詰めて一番ちょっかいを出してくる恭平を抹殺しようとする。ところが、その恭平が何者かによって掠われてしまう。

 (自分の手で抹殺するため)恭平を取り戻そうと四人+乃依と共に彼をさらったクラブに正装して向かうスナコ。思い詰めて必死なためか、人前でも怯えず立ち振る舞いもエレガントに……って、原動力は呪いですが。ネガティブだなぁ。
 で、恭平が縛り上げられて懸賞品扱いされてるのに(獲物を横取りされたと)キレたスナコがクラブを大破壊……何故かSSっぽい軍服姿に変身。いや、ドレスの下にはそれ着られないだろ(笑)。で、結局オチは小母さんつながり……すべての元凶か。
 騒ぎでまだまだレディにはほど遠いとパーティもキャンセルになって、四人はほっとするやらがっかりやら。って、ナベシン監督、謎の声とオブジェじゃなく登場したよ!
 しかし大きな屋敷とはいえ親戚でもない男四人を下宿させるって無茶だなぁと思ってたけど、つまりは小母さんの趣味(美しい物が好き)だったのか……

[その他] 銀河鉄道物語は面白いのに……

  槇原敬之に「999」盗作騒動スポニチ )。うう〜ん、これって過剰反応じゃないのかな。疑問に感じるのは、まず実際に槇原氏が意識的あるいは無意識的に松本氏のフレーズを転用したかということ。次にはそのような「フレーズ」に著作権が存在するのかということ。特に後者が成立しないと松本氏の主張に正当性がなくなる。それはそれとして、「 彼が知らないわけがなく」と言い切ってしまってるのが……御大も老いたなぁ、というのが正直な感想。


 おとといのニュースだが、 マイクロソフト、VistaでPC間の移管を制限--著作権侵害対策の一環としてCNET )。こういう提案が行われるたびに思うのだが、「同じPC」とは何を指してるんだろう? CPUが同じ? M/Bが同じ? HDDが同じ? それとも全部同じでなきゃダメ? Microsoft側としては利用者の利便性を制限して儲けたいってのはわかるが、そういうことならビジネスモデル自体を変更しないと。つまり、制限を厳しくする代わりに価格を下げるとか。でも漏れてくる情報では従来と同じかかなり高め……エディションによりますが。売りの一つだった新ファイルシステムWinFSも見送られ、かなり求心力が下がると思うんですが……XPどころか2kでもほとんど困らないものなぁ。


  メードブーム、今度はメガネ店が大人気…業界も注目zakzak )。もうメイドならなんでもええんかと小一時間(ry
 って実は格好だけじゃなくってちゃんとサービス内容でも差別化を図ってたわけですな。面白いものだなぁ。


2006年10月20日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 北朝鮮関連

 あまり話題にしてませんが、北朝鮮まわりはマジやばげ。特に中国の動きが激しいっぽい。唐国務委員が将軍様と接触したのは報道されたが、他にも細かいニュースで中朝国境に鉄条網が敷かれたとか、各種援助の打ち切り、中国国内でも北に対し敵対的な声明。軍関係にも動きがあるそうで……交渉のための恫喝でもあるだろうけど、同時に交渉が失敗した後の有事の準備とも思える。
 ロシアも中国を出し抜こうという動きがあるらしく、北朝鮮は空気の読めなさを露呈してるので、近々事態が急変しても不思議はない。(別に有事ということに限らず)
 日本は戦争になる場合以外で関係あるの? と思うかもしれないけど、ないわけがない。在日朝鮮人や帰化人は広く日本に存在してるし、空気の読めない北朝鮮によるテロ行為もまったくあり得ないとは言えない。人様から指摘を受けたのだけども、 世田谷一家殺人事件のDNA鑑定結果だなんて今更報道する 辺りはそれがらみかも。
 一番は北朝鮮崩壊後の問題。別に崩壊が決定してるわけじゃないけど、今の関係国の動きはかなりの割合、崩壊後を睨んでると見た方がいいんでしょうね。日本は相当出遅れてるんじゃないかなぁ。
 ま、隣国である日本としても、最低限心の準備をしといた方がいいかも。


  郵便受けに現金30万円 明石神戸新聞 )。是非ともうちにも来てください。


  「言論の自由」を振りかざす問題ではない。朝日 )。朝日新聞が「言論の自由」を封殺しにかかりました。ま、いつものことだけどな。


  給食費の滞納で弊害も、文科省が初の全国実態調査へ読売 )・ 「給食費」滞納増 呉市が給料差し押さえ広島テレビ )。どんどんやれどんどんやれ。「義務教育」ってのが「国の義務」と勘違いしてる親多すぎ。日本国憲法第26条第2項にあるのは「 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ」であり、国民の側の義務。つーか普通に無銭飲食だろ、これ。


  友人送別会に必要と焼き鳥80本盗む…横浜の会社員読売 )。……なんじゃこりゃ? 必要だから盗むって発想がわからん。発注すりゃいいじゃん。費用がかかるってなら、自分で作ればいいのに。単なる言い逃れかもしれないが。

[アニメ] コードギアス#3

  コードギアス #3「偽りのクラスメイト」。レジスタンスのカレンが実は同級生だった、ってのはまあお約束か。無敵に思えたギアスの力も、「一人に対して一回」という制限が発覚する。しかしカレンのシャワーシーン、右腕がすごい方向から伸びてるんですが……
 「アニメがお仕事」で動画チェッカーの仕事が「普通に動いて当たり前、普通に動かなきゃ後ろ指を指される。しかもまじめにやってもやらなくても賃金は同じ」って言ってたんですが、こういうのを見ると、本当に大変な仕事だなぁ、と。でも、そういう仕事をきちんとこなす人が本物のプロになってくんですね。きっと。

 それはさておき、アニメをそういう見方で見るのはよろしくないってのはわかってるんですが、 作ってる側がバリバリそのつもり なんで(竹田菁滋氏が朝鮮総連と親しかった云々は、BLOOD+の頃から話題になってたんで今更ですが)。なんつーか、アメリカにこだわりすぎ。しかも、もし「コードギアス」でのブリタニア帝国が竹田Pから見て「正しいアメリカのカリカチュア」というなら、正直、プロパガンダとして利用してる以外の何者でもないと思う。いや、米国があちこちで軍事展開し、現地民を巻き込んでるってのは事実ですけどね。「なんでそういう軍事展開をするのか」をああいうカリカチュアで表されるものとして考えてるなら、ふざけるなと言いたい。問題提示するなら正しくしろ。「世界の暴君アメリカがひどいことしてる」程度のアホな主張だなんて、視聴者をバカにしてんのか? アメリカや大日本帝国が嫌いなら嫌いで知ったことじゃないが、ルサンチマンを振りまくために番組作るような真似はやめてくれ。

[アニメ] ネギま!?#3と地獄少女二籠#2

  ネギま!? #3「ほー,仮契約カードはそうやって使うのかbyエヴァ」。いや、バトル中心で行くってのはわかってたけど、一年をそうやってすっ飛ばすとは……深夜帯ならともかく、あまり夕方向きの番組とは……


  地獄少女二籠 #2「うたかた」。今期はレギュラーキャラを全面に押し出してますなぁ。小川に落ちた手鞠を拾おうとして落っこちてずぶ濡れなあいタン萌えとか言わせたいんだろう! ハァハァ。
 前回は輪入道、今回は一目連ですか。じゃ、次回は骨女?
 被害者は、妹とけんかして、そのせいでプチ家出した妹が通りすがりの男に拉致られて殺されて湖へどぼんされた姉。行方不明ということで休日には一家で行方不明者探索のビラまきするけど、妹の霊によって地獄通信にアクセスをさせられてしまう。それによって自分だけ妹の死を知るのだけど、死体が上がったわけではないので両親に話してもわかってもらえるはずもなく、地獄送りで恨みを晴らした後も「どこかで生きてる」と信じたい両親につきあってビラまきを……さらにこの上死後は地獄行きか……ほんのちょっとしたきっかけで、重いものを負うことになったなぁ……