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2006年09月21日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ウィッチブレイド#24(最終回)とゼーガペイン#25

  ウィッチブレイド #24「光」。襲い来るアイウェポンたちを一手に引き受ける雅音。彼女は身体を崩壊させつつも湧き上がる衝動に衝き動かされるように戦い続ける。そんな雅音に、ウィッチブレイドを奪おうとまりあたちまでが襲ってくる。そんな雅音が最後の決戦の舞台に選んだのは、東京大震災で崩壊した東京タワーだった。

 話自体は既に前回でほとんど終わって、その結末を示した、って感じか。でもOPに「XTC」が復活したあたりが結構しびれた。新OPの「Dear Bob」が悪い曲ってわけじゃないけど、OPの尺が合ってないうえ、本編の使いまわし映像だし、終盤のシリアス展開には合ってなかったものなぁ。
 大量のアイウェポンを相手にした雅音はそれを撃破しつつ、まりあたちも同時に相手にする。それは梨穂子を守るためというよりむしろウィッチブレイドの破壊衝動に衝き動かされてだったが、ウィッチブレイド適性を持つ梨穂子にも惹かれたアイウェポンをおびき寄せるため、正気を取り戻した雅音がわざとアイウェポンたちをおびき寄せる。そんな雅音をせせら笑うまりあだが、雅音にとどめを刺そうとしたその瞬間、「あなたは何故ウィッチブレイドを手に入れたいのか」という問いに、雅音の姿を玲奈を重ね合わせる。そして本当に望んでいたママの幻影の中で息絶えるまりあ。まあ、この子もかわいそうな子ではあったんだけどね。まりあがどこに行ったのか探す西田が、まりあの部屋でボロボロになった熊のぬいぐるみを見つけたことで、まりあの本質は実はまったく変わってなかったことが示されてたわけだけど。まりあに付き従ってたあおいも、まりあを馬鹿にされたと思い雅音に挑んで返り討ちにあい、あさぎも「結局あんた空っぽなんじゃん」とまりあをあざけったがためにまりあに殺される。あさぎは、まりあの中身を暴くためだけのキャラだったなぁ、結局。
 奈月ビルの面々は雅音を求めて避難所を抜け出してしまった梨穂子を探し、斗沢はエクスコン扱いされている雅音の名誉のため、導示重工とNSWFのスキャンダルをテレビで流す。雅音を「エクスコン」と呼んだレポーターから思わずマイクを奪い、「あいつは化物なんかじゃねえ! 人間だ! ただの母親だ!」と叫ぶ。
 雅音は結局奇跡で助かることもなく、梨穂子と鷹山の見守る中、廃墟の象徴である東京タワーで、多数のアイウェポンと、そしてウィッチブレイドと共に消滅する。光が降り注ぐ中、梨穂子に残されたのはウィッチブレイドではなく、海水浴で一緒に見つけた貝殻の片割れだった。
 要は、基本は不治の病ものなんだよな、これ。主人公は母親で、どう母性を表現するか、子を遺して逝く母をどう表すか、というのが、ウィッチブレイドであり、ネオジーンであり、アイウェポンたちの道具立てだったわけだ。ヒーローものとしては未消化な部分はあったけど、そのテーマには忠実に沿っていた。
 基本的に「静」の回で話が動き、「動」の回ではそうでもなかったとおりで、最終回でもう一どんでん返しが欲しかったとも思うが、でも、深夜帯アニメとしては珍しいテーマだったし女性心理に焦点が当てられてたし、まとまってたと思う。女性主人公ということではあるが、ヒーローもので「母性」をテーマに持ってきたのも意外だったし。


  ゼーガペイン #25「舞浜の空は青いか」。QLの積層化技術により、活動限界の壁を越えたゼーガペイン・アルティール。だが、ナーガの意図によりマインディエは舞浜サーバ内に転送。セレブラントとの戦いが進化を促進させるというナーガの悪趣味な意図により、アルティールも舞い浜サーバ内に転送される。自分たちの街、見慣れた光景が破壊されていく中、キョウは必死で抗戦するが、マインディエの圧倒的パワーに抗いきれない。しかし、そんなときアルティールの元に駆けつけたカワグチたちが、セレブラントとして目覚める。

 オケアノスが沈んだ今、キョウたちがリザレクションシステムを持ち帰ることは不可能。舞浜サーバ自体はシマのオリジナルにより持ち帰ることは出来、リザレクションシステムの設計図も持ち帰れるが、未知の技術が多く、地上で組み立てるにはどれだけの時間がかかるかわからない。それ以前に、敵の真っ只中、マインディエたちをアルティール単機で撃退しなければならない。しかもオケアノスのサーバが乗っ取られたことにより、かつての戦友であったAIたちもナーガの支配下に。
 思い出の街が破壊されていく中、セレブラントして目覚めたカワグチたちがアビスとシンの心を揺らす。そしてカワグチたちのピンチに駆けつけたシズノの秘密が、敵に回ったAIたちの口から語られる。シズノはナーガの生み出した、オリジナルなき幻体。通常の幻体と同じ事を証明するため、自分も正体を知らずに人間たちのサーバに送り込まれたのだが、自分の正体を知り驚き嘆いていたのを、以前のバージョンのキョウにより立ち直ることが出来た。この辺の正体は予想通りだが、シズノはリザレクションシステムでも肉体を得ることが出来ないということに……
 そのシズノを「一緒に戦ってきた仲間よ!」と断言するミナトに「そんなの当然!」と答えるキョウ。簡単に乗っ取られてしまうAIたちとは別の、ちゃんとした人格を持った存在だということなのだろうな。舞浜サーバにある自分たちに欠けたものを恐れたアビスとシンは、逃げようとしたところをキョウに仕留められる。
 敵の主戦力を潰したことで地球への帰還が可能になったが、圧縮した舞浜サーバをアルティールに詰め込むには、人の手が必要。その為には誰かが復活しなければならない。しかし、リザレクションシステムを持ち帰る術がない以上、その誰かは地上でリザレクションシステムが完成するまで何十年も待たねばならないかもしれない。「ここで待っててくれよな」とリョーコに告げ、リザレクションシステムで復活するキョウ。アルティールに乗り込もうとし、シズノが手を差し出すが、現身を得たキョウの手は、それをすり抜けてしまう。
 リザレクションシステムが完成するまで舞浜の仲間たちと会うことが適わぬキョウは、ただ空を振り仰ぎ、「カミナギ、舞浜の空は青いか?」とつぶやく。
 なんかこのまま最終回でもいいや、ってな盛り上がりと切なさ。カワグチたちがセレブラントとして目覚めるところなんか、特に。投げる石がマインディエに効果を与えるのが、ほとんど効果なんか与えてないんだけど、セレブラントへの、人間への未知の恐怖がアビスとシンの命取りへと繋がってる。
 でも、あと一回残ってる。キョウは本当に地上で何十年も孤独に仲間の復活を待つのか、そして復活した人類はどうなるのか。初回から大化けしたシリーズだけに最終回も楽しみ。


2006年09月22日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 国歌斉唱はいけんどー

 とダジャレを言ってみるテスト。(最低)
  式での起立・斉唱定めた都教委通達は「違憲」 東京地裁朝日 )。 朝日中日 は社説で非常に大喜びです。正直トリミングされた新聞報道記事はあまりアテにならないので本当は判決文読まなきゃいけないのだけど、「 難波裁判長は、日の丸や君が代が皇国思想や軍国主義思想の精神的支柱として用いられてきた経緯に言及。式典での掲揚や斉唱に反対する主義・主張を持つ人の思想・良心の自由も憲法上保護に値する権利だと述べた。」って理屈、相当おかしいんですけどね……正直、関係ないだろと。まあ、当時体験してた人には戦時中を連想していやだ、って人もいるでしょう。でも、普通に考えりゃ今教壇に立ってる人ってほとんど戦後生まれですぜ? 国家国旗に対する反発ってのは、実体験ではなく刷り込み……と言って悪ければ教育によるもの。ちと同情しにくいんだけどなぁ……それに犯罪に加担することへの良心からの業務拒否ならともかく、これってそうじゃないだろう……
 裁判官の難波氏の過去の裁判や判決を見たが、ちとよくわからない。思想的に偏重してるとは読み取れないが、弱者側(企業と個人なら個人側)に有利な判決をする傾向はあるようだ。
 まあ、流石に高裁、最高裁ではこの判決はひっくりかえるだろうが、地裁の判決で大騒ぎするのが、なんというか哀れというか、うざったい。


  社説:タイの戒厳令 民主化という玉が砕けた毎日 )。って、 クーデターでも歓楽街は大盛況=バンコクOCN news )こんなニュース見てると空振りな判断な気も……実際は「完全に空振り」ってわけでもないだろうけど、今回のクーデターによる事態解決ってのは、クーデターって響から日本人が感じるような大事ではないでしょう。民衆からの支持の強い国王の権威下で行われることだからこそでもあるだろうが。


  愛・蔵太の少し調べて書く日記 さん経由で 教皇ベネディクト十六世のレーゲンスブルク大学での講演カトリック中央協議会 )。「イスラム教の聖戦を完全否定した」と報道され各イスラム勢力から批判が起こりましたが、その時の講演の完全訳文。
 あまりに考えナシの物言いだったのでおかしいと思ったら、やはり誤報だった模様。ちょっと言い回しが迂遠でわかりにくいですが、東ローマ教会において皇帝が「イスラム教の聖戦に対して述べた懐疑(反論)」を紹介した下りを、そのまま教皇のイスラム教批判発言と報道されたようです。文脈としては「聖戦」教義の否定というよりは、暴力により教義を押し付けることの否定、のようですね。まあ、それでもイスラム教の聖戦を話題に出したのはちと迂闊だったとは思いますが。
 とは言え自分も教皇がそのように発言したかのようなコメントをしたので、反省。


  子猫殺し告白:坂東さんを告発の動き…タヒチの管轄政府毎日 )。う〜ん、坂東氏の言い分に賛同するところもあることはあるのだが、やはり「なぜ不妊手術より間引きを選ぶのか」というところは不鮮明であるように思える。そこが不鮮明なのが「動物虐待」と責められる部分の理由と思えるが。
 言い分を無理矢理気味に解釈すると、「不妊手術により飼い猫の個性が変わってしまう(あるいはその危険)を冒すのは嫌だ」ということかもしれない。そうなると、ちと難しいなぁ。メスの場合、不妊手術で個性が変わったりするのかってのも良くは知らないが。だから生まれた子猫を殺しつづけていいのか、というのは、個人的にはちと違う気はするが、一般的に納得できる形でその理由付けもできない。単純に数の問題(一匹の不妊か多数の間引きか)、と割り切って言うことは出来るのだが。う〜ん。


  <旅の途中>フィギュア人気に思う──作家・かんべ むさし日経 )。これも、同意できるところはあるのだが……ってな感じ。自分自身オタクだが、それ系の店に行くと無愛想、というより目に他人が映ってないという感じのむっつりした表情のオタクをたくさん見たりする。流石にそういう人間が群がってるのは気持ち悪くはある。
 でもさ、それと同様の表情は通勤電車とかでも見たりするんだよね。ぎゅうぎゅう詰になり他人と押し合いへし合いしながら、降りようとする際も無言で他人を押しのける光景。自分以外の人間がなんでここにいるんだという表情。
 皆が皆そうじゃないんだけど、そういうのが多いのも事実。実はかんべ氏が言ってることって、オタクに限ってる話じゃないんじゃない? という気もするのだけど。

[アニメ][マンガ] いぬかみ#25と.hack//Roots#24とデジモンセイバーズ#24

  いぬかみっ! #25「絶望の宴っ!」。すべては人々の絶望を吸い上げようとした邪星の仕業……ということで、悪役が一本にまとまった感じ。でも、作画はいつものごとく良いわけではなく、変態要素も皆無なので、ふつー(あまり良くない意味で)な印象かなぁ。まあ、前回のグダグダさは、前回グダグダ過ぎた分、さすがにそこまでではないですが。
 次回はここ数回のシリアス展開を埋め合わせるように変態総出演らしい。(だいなし?)
 でも私は変態じゃありません。悪しからず。


  .hack//Roots #24「Confront」。前回百人切りを達成したものの一層やさぐれてしまったハセヲちゃん。ハセヲにこだわるあまり、ギルドの仲間から見限られたタビー。そいでもってハセヲの前にオーヴァンが……オーヴァン復活! オーヴァン復活! って、志乃復活のために三爪痕を倒せるのは俺たちしかいない、とハセヲをけしかけつつ、自分は手を出さないという……いや、碑文使いとしての覚醒を促すためってのはなんとなくわかるんだけど、やすやす乗せられてるハセヲを見ると、哀れ。
 って、エナジードレインでPCが初期化って、ゲーム版の冒頭でね? ハセヲがTheWorldに入ってからゲーム版冒頭までの話と思ってたら、どういうこと? そいでもって意外にキーパーソンになりそうなタビーはどうなるの?


  デジモンセイバーズ #24「再び、デジタルワールドへ インセキモン大暴れ」。メルクリモン説得のため、再びデジタルワールドへ飛び込むマサルたち……って、倉田博士、のっけからめちゃくちゃ怪しいんですが。彼らがメルクリモンに会うことを防ごうとするゴツモンがインセキモンへと進化……って、見た目、色以外変わってねえよ! いや、技は無茶強力になってるんですが。
 しかし小ボスキャラの悲しさ、やっぱり負けて、デジタマに。でも、憎たらしいキャラとは言えデジタルワールドのことを心から案じてたので、デジタマは消去されなくて良かった。
 再開したメルクリモンとマサルは、再び拳で語り合い……って、メルクリモンもそういうキャラかよ! ってか、マサルの父もそういうキャラだったのかよ!
 でも、殴り合いの前に、デジモンとも人間とも相容れない自分を悩んでたイクトが、マサルのママさんの「どっちの気持ちもわかるのは、イクトちゃんだけだもの」という言葉に触発されて中に割って入る。
 次回、いかにも怪しかった倉田博士がその本性を……悪役は結局人間か。当初のお気楽路線から、それなりにシリアスになってるなぁ。って、全何話なんだろう? 3クール? 4クール?


 COMICリュウ、コンセプト、というか、編集の意図考えると痛いは痛いんですけどね……昨今のマンガ誌創刊ラッシュ見てると、まあこのくらいどうということもない気もしてしまうのが不思議。いや、適当なところで過去の呪縛からいい具合に放たれてくれればいいんですけどね。


2006年09月23日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] NHKにようこそ#11とホスト部#24とシムーン#25と徹之進#37

  N・H・Kにようこそ! #11「陰謀にようこそ」。これ以上関係を縮めて傷つくのを恐れて岬と決別した佐藤は、腑抜けたまま同人ゲーム製作を続ける。そんな時、突然佐藤の部屋に高校時代の先輩の柏瞳が酒を手に押しかけてくる。無理に明るく振舞う態度に彼女が傷ついてることを察した佐藤は、その気に乗じて先輩との仲を縮めようとするのだが……

 原作及びコミックでも中盤のヤマの「オフ会」編、突入。仕事の忙しい許婚とすれ違いが続き、そのことで精神状態が悪化してたメンヘルの瞳は、フラフラとネットで開催されるとある「オフ会」に参加することに……佐藤と最後の別れのつもりで部屋に押しかけるのだけど、そこから誤解で佐藤もその「オフ会」に付き合うことに。それがどんな「オフ会」かは、知らない人はお楽しみに。(汗)
 しかし本当に瞳先輩はヤバイな……コミック版では今ビミョーに立ち直りかけてるけど。
 オフ会編で終わりだと「委員長」が出ないじゃん、と思ったけど、2クールなのね。


  ホスト部 #24「そして鏡夜は出会った」。ホスト部影のキング鏡夜と環の出会いの過去編。それまで三男ということで無難に期待に応えることに注力してた鏡夜は、打算で近づいた環に振り回されつつ自分を殺してることを図星され、親の求めに小さく収まってる必要はないと気づく。
 どう見ても表面的には正反対の二人がなんで友達になったのか不思議だったけど、やはり鏡夜も環によって救われてたわけですな。しかし鏡夜、兄が二人いるのは知ってたけど、姉までいたのか。しかも箪笥の整理をしようとして言ってる台詞は、狙ってるのか?(笑)


  シムーン #25「パル」。コール・テンペストの面々はついに泉に向かい、そこでオナシアの跡を継いだユンと出会う。そして、ネヴィリルとアーエルは心をひとつにし、仲間たちの協力の下、翠玉のリ・マージョンのために飛び立つ。

 仲間たちはついに泉へ。それぞれ、ロードレアモン、モリナス、カイム、アルティは女、フロエ、ヴューラは男に。甘えん坊なフロエが男ってのは意外だったが、意外と女性にこだわってなかったのか。ネヴィリルを守るために男になろうとしていたパライエッタは、女を選んだ。いや、良かった良かった。(そういう問題か?)
 ユンは、泉で選択をした少女たちを支えることに。オナシアと同じく、身体を朽ちさせながら少女たちの気持ちを受け続けるのだろうな。
 そしてお互いへの気持ちを確認しあったアーエルとネヴィリルは、仲間たちや嶺国の巫女の助けも得てシムーンを奪取、空へと飛び立つ。
 最終回がどうなるのか、さっぱり予想がつかない。


  徹之進 #37「てつのしん、ネオにゴーモンされる」。ネオによってサンチャイルドが攻撃され、危機に陥る。だが、セレブナイトになって危機を救おうとする徹之進の前に、偽のセレブナイトが現れ、徹之進がさらわれてしまう。

 うわ、なんか子供番組にしてはシリアスな展開になってきてるんですけど。てか、犬楽園の仲間、イマイチあてにならね〜。w ネオの目的はセトの巻物というより自分の顔をつぶした徹之進への報復になってるような……まるで「数に弱いスペインの宗教裁判」のような拷問にも関わらず、ネオの企みは成功し、サンチャイルドは経営破綻、黒一に乗っ取られる。
 今回留美ちゃんは偽セレブナイトを偽物と見破るが、結構辛辣だな。しかしまるでルーシー・スティールのようだ。結局危機は回避できなかったが。
 半分くらい破綻は家族の散財が原因の気もすのだけど、次回、会社が経営破綻した犬山家と共に、徹之進はヒルズを離れることに……?
 今回ショコラが出てこなかったけど、いよいよ怪しいなぁ。


2006年09月24日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ボウケン#30とカブト#34

  ボウケンジャー #30「大剣人の涙」。意志のあるプレシャスであるズバーンの処遇について迷うサージェス本部。上部の判断が下るまでボウケンジャーにその身柄が託されるが、ボウケンジャーの中でも意見が割れる。最初は明石について回っていたズバーンだが、もめてるボウケンジャーを見て、突然暴れだし逃げ出してしまう。

 前回、最後に突然剣から人型に変形したズバーン。味方になれば強力な戦力になるが、一方で危険なプレシャスではないかということで皆判断に迷うことに。ミスター・ボイスは暴れ出した理由は「ズバーンが人間を憎んでるのではないか」とまで言い出すが、実際はズバーンは人間の正の感情を好み、負の感情を嫌う心優しいプレシャス。奈月の指摘でそのことに気づいたボウケンジャーは、大神官ガジャにさらわれたズバーンを助け出そうとする。
 しっかしズバーン、鈍重そうな外見の割に、素早いし強いなぁ。と思ったら、変身後の名乗りにもちゃっかり参加……意外とおちゃめ。


  カブト #34。ゼクターを回収して回る天道=カブトの前に、キックホッパーとして現れ立ちふさがった矢車。矢車は天道にも襲いかかろうとするが、ザビーゼクターを返してくれと泣いてすがる影山の姿に、白けて帰ってしまう。
 加賀美はひよりを守るためとはいえ、天道の強引なやり方に反発するが、天道はひよりを守るためにはそれしかない、と押し切る。その二人の前に現れたのは間宮=ウカワーム。彼女によれば、ひよりはXゾーンの中で三島がハイパーゼクターの実験をしていた実験体の男と接触、そのために時空の狭間に吹き飛ばされたのだという。どこかの時空に吹き飛ばされたひよりを救うにはハイパーゼクターを手に入れるしかない。天道は三島を呼び出し、これまで手に入れたゼクターと引き替えにハイパーゼクターを譲ってくれと持ちかけるのだが……

 ついにハイパーゼクターをめぐっての云々に。天道は三島からハイパーゼクターを譲ってもらおうとするのだが、歯牙にもかけられない。
 一方、その三島に泣きつく影山だが、三島はザビーでなくなった影山をあっさり見捨てる。だが、影山の口から矢車が新しいゼクターを手に入れたことを聞き、顔色を変える。ホッパーゼクターはZECT製ではないということか。影山は三島に見捨てられたのみではなく、「ザビーでも隊長でもなくなったお前なんか不協和音なんだよ!」と、シャドーから追放までされる。ほんっとに人望がないんだなぁ、影山。その影山の前に矢車が再び現れ、「地を這ってこそ見える光もある……」と……矢車、ほんとに影山を地獄の道連れにしてるなぁ。
 三島に取引を断られた天道だが、蓮華が三島の密偵と知りつつ料理を食べさせ、そのことで心を開いた蓮華はハイパーゼクターを盗み、天道に渡そうとする。だが三島と間宮に取り囲まれ、危機一髪のところを天道と加賀美が駆けつける。
 って、間宮が手にして三島が爆破したはずのハイパーゼクターが、なぜか天道の手に……ハイパーフォームになったカブトは、加賀美が間宮の側近であるキャマラスワームに追い詰められ、倒された瞬間、ハイパークロックアップ。加賀美が倒される直前に時間を巻き戻し、キャマラスワームを倒す。どうもハイパークロックアップは思ったように扱えるわけではなさそうだけど、これはちとなんでもアリすぎな能力のような……
 という本題とは関係ないところで、神代はショ・ミーン(庶民)の生活を知るための武者修行に……神代の無知と洋服屋の勘違いで小学生ルックになって、街を放浪することに。途中、樹花のほどこした親切から行き倒れたところを樹花に逆に助けられ、ショ・ミーンの幸せを悟った神代は一回り大きくなってじいやの元へ……なのか? いや、ポジティブで新しい物事を積極的に知っていこうという神代の態度は好感が持てるんだが、逐一どっかずれまくってるのが……登場時のスーパー坊ちゃまぶりは影も形もないし。でも、これでお家再興がなるといいね。
 次回は、第四勢力「ネイティブ」が登場。ワームの一勢力らしいが、どうも間宮たちとは一線を隔すらしい。「人間がライダーになってワームを倒してもらわないと困る」ということで、ホッパーゼクターもこいつらのもの? で、ついに来週、キックホッパー&パンチホッパーのネガティブライダー兄弟が誕生か? この流れだと、やっぱパンチホッパーはあいつか。ザビーはどうなるの?


2006年09月25日(月) 旧暦 [n年日記]

[必殺] 足の裏の文字は生まれた時からあった

 必殺シリーズ第十四弾「翔べ!必殺うらごろし」第八話。( DVD3巻DVD-BOX上巻

 旅の途中で先生に「足の裏に『ふみ』と字が書かれた娘を知らないか」と尋ねてきた鳥追いの女おたみ。彼女は行く先々で同じことを聞いて歩いていた。それを聞き、よい小遣い稼ぎになると正十が「探してやる」と話を持ちかける。
 一方、先生たち一行が訪れた村では郡代・小森勘兵衛の厳しい取り立てに耐えかね、一揆の相談をしていた若者たち数名が捕らえられるということが起こっていた。首謀者の幸吉と身重の妻のおさきは役人に追われるが、おさきは逃げ損ねて捕まってしまう。その場にたまたま居合わせた先生は、おさきの足の裏に「ふみ」という文字が浮かび上がるのを見、気になって郡代に彼女に会わせてくれと直談判に向かう。
 意外なことに先生の頼みに小森は応じ、おさきの身柄を引き渡すことを約束するが、それは小森の企み。おさきを解放して幸吉と接触するのを待とうというハラなのだ。
 正十の知らせでおさきが探す相手だと知らされるおたみ。おたみはかつて駿河の名主の元で女中をしていたのだが、当時そこの代官だった小森の圧政に反発して一揆を起こし、主人たちは処刑、奥方も生まれたばかりの女の赤子もろとも殺されてしまった。その子供の名前がふみ。彼女の母は亡くなる直前、「生まれ変わってもわかるように」と自分の血で赤子の足の裏に「ふみ」と名を書いたのだった。
 以後、鳥追いとなったおたみだが、最近になって足の裏に生まれつき字が浮かび上がる娘の話を聞き、これはふみの生まれ変わりに違いないと探し歩いていたのだ。
 ふみの生まれ変わりのおさきには幸せになってもらいたいと願うおたみだが、その願いむなしく、実は郡代と通じていた幸吉の仲間の長次の密告により、前世同様お腹の子と幸吉もろとも串刺しになり、二人を助けようとしたおたみも鎌でのどを裂かれて殺されてしまう。

 今回も悲惨……って、うらごろしは前半はほぼ例外なく関係者が助からない、もしくは悲惨な目に遭うんですが。
 今回は、前世で無惨な最期を遂げた娘に起こる怪異。娘は好きな相手と結ばれていたが、悪辣な郡代によって村が苦しめられているのを、夫が蜂起しようとしたことで追われる身に。
 鳥追いのおたみは今生ではおさきに幸せになって欲しいと願い、彼女の近況を知ろうと探す。まあ、おさきにとっては前世とかは関係はなかったんだけど。おたみもどうしてそこまでしてふみの生まれ変わりのおさきをさがすのかがよくわからない。奉公先の名主のたどった末路が、それだけ強烈で尾を引いてたってことかもしれないが……結局、幸せを願ったおさきを助けようとして、殺されてしまうことに……この人の人生を一瞬で否定されたってことになるのだろうな。
 そんなこんなでキャラ的には薄いんだけど、生まれ変わってまで同じ相手に殺されるおさきの悲劇とか、長次の裏切りとかで結構見せる。キャラは薄いのに妙に感じる寂寥感ってのはこのシリーズを通してあって、それってなぜなんだろうとか思ったりもするが。破滅に向かって展開して行き、それをどこかあきらめたように受け入れる様が印象的なのかもしれない。
 先生は彼らの恨みの声を聞き、巡検視に会いに行こうとする小森たちを待ち受ける。
(小森の馬の後を追い、息を切らせた長次、桶をかついだおばさんにすがりつき)「おばさん、水、水くれ!」
「今から汲みに行くところだよ。すぐそこだよ」
(水車小屋へたどり着いた長次、むさぼるように水を飲む)
「とびきり美味い水だよ……(と、おばさん、こっそり長次の背後から近づき、一気に胸を刺す) 末期の水さっ!
(長次、なにが起こったかを知ろうとするかのように自分の胸を見、おばさんの手を振り払おうとあがく)「がぁ!」
(おばさん、そのまま水車小屋の中にもつれ込み、もう一度長次を刺して穴の中に突き落とす)「 串刺しにされたら、たまらないよっ!
 よく考えると、おばさんの登場がタイミング良すぎな上に、おさきたちが殺された水車小屋に上手く誘えるのが都合良すぎなんですが、そこはそれ、おばさんだから。
 若は小森の用人・松崎甚内を殴り、坂を投げ飛ばして殺す。いや、坂を転がり落ちたときの傷より、明らかに若に殴られた傷が重傷だろう……
 先生は橋の上で小森を待ち受け、橋の下に蹴落として旗で串刺し。
 今回、おねむは正十が口八丁でおたみから金を巻き上げようとするのをおたみに警告したり、百姓らしからず金回りの良い長次をいぶかしんだりと、何気にあまり意味のない活躍をしてたりするんだけど、まあ、おねむのやることだから意味がない。(笑)

[その他] 彼は死後の世界についてどう思ったのだろう?

  俳優の丹波哲郎さん死去TBS )。なんとまあ……旧作映画の「日本沈没」などで首相を演じたり、妙な存在感を醸し出していた。一時期は「霊界」タレントとして一世を風靡したりもした。亡くなる前、霊界についてどう思ったのだろうかと、揶揄でなく思う。お悔やみ申し上げます。


  愛・蔵太の少し調べて書く日記 さん経由で、 News for the people歌斉唱義務不存在確認等請求事件 判決趣旨 。ほかにも判決全文のPDFがあります。PDFの方はスキャンしてPDF化したものでしょうかね。ちと見づらいです。判決文内容は、私がこういった法的公文書を見慣れていないせいもあるのでしょうが、ちと内容をきちんと把握しにくいです。まあ、読み取れた限りでは原告側の主張を支持したのは、「思想信条の自由に反する」という原告側の主張をそのまま受け入れたように見えますが(その理由は個人的にはいまいち要領を得ない)、気になるのは義務についての部分。
原告ら教職員は,「教育をつかさどる者」として,生徒に対して,一般的に言って,国旗掲揚,国歌斉唱に関する指導を行う義務を負うものと解されるから,入学式,卒業式等の式典が円滑に進行するよう努カすべきであり,国旗掲揚,国歌斉唱を積極的に妨害するような行為に及ぶこと,生徒らに対して国旗に向かって起立し,国歌を斉唱することの拒否を殊更に煽るような行為に及ぶことなどは,上記義務に照らして許されないものといわなければならない。
 しかし、原告ら教職員は,国旗・国歌法,学習指導要領の国旗・国歌条項,本件通達により,入学式,卒業式等の式典において,国歌斉唱の際に国旗に向かって起立し,国歌を斉唱するまでの義務,ピアノ伴奏をするまでの義務はなく,むしろ思想,良心の自由に基づき,これらの行為を拒否する自由を有しているものと解するのが相当である。
 積極的な妨害は駄目だが、思想・良心(と称するもの)に基づく消極的な妨害(ピアノ伴奏拒否は妨害だと思う)はOK、という、わけのわからない判決になってるように見えるんですが……
 まあ、上告はされるでしょうから、気長に待ちましょ。


  戦車の前で記念撮影 - タイAFP )。ま、こんなもんでしょうな。旧政権の腐敗に対する不満が溜まっていたということでもあるでしょうが。


  もし強制反対の教師たちがその指導に従わぬ生徒に「先生の言うことを聞きなさい」と強制しても「これは思想信条の自由です」と反論されたらどうするのか東海新報社 )。あまりに身も蓋もなさすぎて笑った。(笑


  骨髄ドナー、辞退相次ぐ 「適合」後に負担痛感朝日 )。「ドナー登録する前に考えろ!」ってのは尤もなんだけど、同時にファッション感覚のドナー登録を財団が特に問題視してこなかったこと、それとドナーへのバックアップ体制の整備をおろそかにしてきたってことでもあるように思えるのだけど……
 提供時のリスクはもちろん、そのための休暇など、すべてが善意に寄っかかってるというのは……そしてそのことをきちんとアピールしてこなかったことも。


2006年09月27日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 昨日は急用

 いろいろありました。ええ。いろいろ。
 いずれにしても貴重な体験には違いありませんでした。やっぱ人間、いろんな人と会ってみなきゃいけないね。

[マンガ] 買った物

 ・ 東京赤ずきん(4)/玉置勉強
 ・ コミックアライブ11月号

 「東京赤ずきん」は完結。正直、アスタロテが記憶を取り戻した以降の展開は失速気味というか、わりとこじんまりした印象が……狂気に満ちあふれてた話が、かなり理性的に収束した、という感じか。それでも、よう完結させたなぁとは思います。はい。

 コミックアライブ11月号は、まあ、先月号通りといった感じか。「まりあ†ほりっく」がここ二ヶ月の少ページ数を挽回するかのごとく、26P+番外編8P。隆顕様はあのままフェードアウトかと思ったら、ちゃんと再登場してた。新連載の「トリオ デ ピンチ!」は、ギャグが滑り気味のような……「おまかせ精霊!」は、特に事件が起きそうにないけどどうするのかと思ってたけど、事件の起こらない日常を上手いこと見せてる。「ムクロヒメ」は掲載順位が上がってて良かった。「ガイスターバーン」は、今回は内臓少なめでした。ええ。


2006年09月28日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] ノートPCクラッシュ

 がっかり。

[アニメ] いぬかみ#26(最終回)とゼーガペイン#26(最終回)

  いぬかみっ! #26「ヒカリっ!」。邪星との最終決戦、なんだけど、う〜ん、ちと個人的には気持ちはそれほど盛り上がらなかったかな。いきなりラスボスがぽっと出のキャラにすりかわってしまったこともあるし、前回犬神たちがさんざんいたぶられてたシーンが繰り返されたんで、それが今回逆に圧倒するのは、さすがにご都合主義的だと……結局、カッパの意義もようわからんかったし。
 とはいえ、ありがちではあるけど、まあ結構それなりの最終回ではあったかな。少なくとも画面的には派手だった。薫は復活しなかったけど、まだ復活の可能性はあるってことで、それが劇場版になるのか? でも、明らかに女の子だった薫そっくりの身体がいつの間にか男の子ってことになってたり、それだったら大殺界に頼めばいいじゃん、とかいうのは……
 まあ、変態が登場したり啓太が剥かれたりしてればそれでも安心してしまうあたりが、この番組の趣旨をよく示してるか。
 って、劇場版でも変態祭か……

  ゼーガペイン #26「森羅万象(ありとあらゆるもの)」。舞浜サーバを収容したアルティール。だが、ガルズオルムに量子ポータルを破壊され、退路を断たれる。アルティールはガルズオルムの本拠地ジフェイタスの完全破壊を試みる。クリスとメイイェンはフリュスベルグで敵に乗っ取られたオケアノスを最下層で自爆させる。アルティールはフリュスベルグを連れて直前に地球全デフテラ化の中枢である衛星クラウドに転送。続いてデフテラ化を止めるため、クラウドを乗っ取り、そのコアを北極サーバにぶつけようとする。しかし、シンを失ったアビスの駆るマインディエが、キョウの前に立ちふさがる。

 切なさ全開。キョウはいつも通りおバカ決めぜりふ絶叫しまくりだったけど、そういうキョウだからこういうエンディングを迎えられたのだろうなとも思う。
 舞浜サーバ内の戦いで致命的なダメージを負ったシンは、舞浜サーバでリョーコと再会。そし、「失うのが怖かったんだね。だから永遠を求めたんだね」という言葉に安らぎを覚え、はかない永遠の生を終える。シンを失ったアビスは、逆上してキョウに最後の戦いを仕掛ける。「なぜ永遠を拒む!」というアビスに対しキョウの「そんなの知るか! 自分で考えろバーカ!」という返事が痺れる(笑)。
 実はそれが多分この作品全体のテーマだったのだろうが。
 最後、地球のデフテラ化を防ぎ、リザレクションシステムの完成を待つサーバは、ループの期間が一年になったが、キョウは外の世界で待ち続ける。それでもサーバの中ではおミズの指にはクラゲから送られた指輪が光り、明らかな変化の兆しが。足の崩壊の跡の消えたミナトは、水泳部に。って、ハヤセ、しばしばモブキャラで出てきた眼鏡っ娘と付き合うことにしたのかよ! そしてルーシェンは幻体修復プログラムを解析し、バージョンアップによりシズノが肉体を得ることを可能だと知り、そのことをシズノに伝える。しかし、クラウドの制圧でダメージを負ったシズノは、過去の戦いのことを何も覚えていなかった。それでも、無から生まれたシズノが肉体を得ることで、人類が神に近づく皮肉を、ナーガはどう思うかとこぼすルーシェン。そして、キョウは夢を見る。かつて、肉体のあったときの舞浜の夢。父がいて、母がいて、そして生意気な妹がいた。片思いの先輩のことをからかう彼女の名は、十凍未沙季(ミサキ)……キョウがかつて思い出せない、けど大事だったはずの人の名前「ミサキ・シズノ」の片一方。もう彼らは戻ってこないが、それでもキョウは触れることのできる現実を実感する。
 最後、砂浜で新しい命を宿したリョーコが、「早く生まれておいで。世界は光でいっぱいだよ」と語りかけるシーンはいろいろ意味が考えられるが(お腹にいる子は誰、とか、ルーシェンの言った「無から有を生み出す」は人類はそもそも出来た、とか)、その背後の灯台の廃墟、キョウがいたときと比べて崩壊が進んでいるのを見ると、切なさは一層深まるはず。でも、力強い希望があるラスト。
 最初のダメダメのロボ戦から考えると、とんでもない化け方をしたシリーズでした。最後までまったく期待を裏切りませんでした。

[マンガ] なぜ?

  コミックガム 11月号覗いたら、特別付録小冊子で「シャッフルガム」ってのがついてたんですけどね……各連載陣が、他の人の連載を描こうという企画。まあ、こういうの上手い下手が如実に出るんですが……でもどうして「キバ吉」がないんでしょーか! あれば面白かったのに! のに!
 長谷川光司氏の「マブイノコトワリ」で「仕事人」連想で何故か仕事屋稼業ネタが……「どうせなら『うらごろし』だろ!」って主張はもっともなんですが、やるんだったら中村敦夫ネタじゃなくって市原悦子か和田アキ子だろう。


2006年09月29日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] ノートPCクラッシュ その2

 修理に放り込んできた。見積もり待ち

[マンガ] コミックラッシュ見たら

 「コヨーテ・ラグタイムショー」のスタッフのコメントがいくつか。う〜ん、いろいろやりたいことがあったなら、続編と言わずに詰め込みなさいって。そりゃ、詰め込み方のセンスにもよるんだけど。マンガ版は、アニメ見てて気になるところをそれなりに気にかけてる感じ。
 あと、コミック版「奥様は魔法少女」の作画をしてたかんの糖子氏の新連載「昼の月 夜の虹」が開始。なんか「ダークエッジ」っぽいんですが……今のところそれ以上に言うことはないかな。

[アニメ] ゼーガペイン最終回訂正

 最後、ハヤセと一緒にいるのモブの眼鏡っ娘と思ったけど、あの子は多分一年生で、ハヤセと一緒にいるのはタイが三年生のカラーだから、やっぱダメージを負って活動不能になってた恋人だと見るべきなのか。

[その他][特撮] カブト新武器とボウケンジャー新ロボ

 が出るらしい。(東映ヒーローMAX Heroinesより)
  カブト新武器は、ゼクターを装備することでいろんな形態になるもの。ボウケンジャー新ロボはボーケンビークルNo.14〜18が合体し、陸上戦艦と巨大ロボになる「ダイボイジャー」らしい……もはやなんでもありの世界だなぁ。

[アニメ] .hack//Roots#25,26(最終回)

  .hack//Roots #25「Truth」、#26「Determination」。三爪痕と出会い、未帰還者にこそならなかったもののLv.1にデータドレインされてしまったハセヲ。どうすれば志乃を助けられるのか悩むハセヲを見て、タビーもまたどうすればハセヲの手助けが出来るのか悩んでいた。そんなタビーにフィロは「ハセヲに頼りすぎなんじゃないのか?」とアドバイスする。そして、フィロと接触するオーヴァン。「何を考えてる」と聞かれ、オーヴァンは驚愕の告白をする。そして、「俺の抱えている問題は、あんたの問題と同種だ」と……そしてフィロはトウタを呼び出し、ある頼み事をする。

 む、これで良かったのか? とも思えるが、なんとなくこれで良かった気もする。けど、改めて考えてみると結局なんにも解決してないわけで……トウタを通してフィロがガンで亡くなったことを知らされるハセヲ。最後までいつも通りの日常を送ることを選んだフィロの姿に、「結局どう生きるかだ」と諭される。またタビーも志乃の見舞いに行き、自分にも志乃を助ける道はあるのではないかと、看護師の道を進むことを決意する。この見舞いの際リアルのハセヲを見たと言ってるから、これがCDドラマのエピソードのことかな?
 タビーの決意を聞かされたこともあって、同じ事をしても結局前と同じでなにもならないが、志乃を救うことはあきらめないと改めて決意するハセヲ。この場合、ゲームとの比較ではなく、無目的に、でも何かを期待してTheWorldと入り続けた最初のハセヲとの比較なのだろうな。
 と、成長物としては一応形を整えてるが、その他のゲームとのリンクする情報が……データドレインされたハセヲを初心者だと思って近づいたことになってるシラバスとガスパーは、彼のことを気にかけたクーンに頼まれて、素知らぬ顔で近づいたと明かされている。
 また、最大のどんでん返しは、志乃を未帰還者にしたのは三爪痕だとずっと思わされていたが、実は本当はオーヴァンがやったことだった。それが意図的か、左腕の謎のデータが暴走してのことなのかはわからないが……オーヴァンの目的は自分を倒してもらう、あるいは自分を倒せるほどのPCを生み出すことだということなのだろうが、フィロとの会話の件といい、さっぱりわからん。
 これでゲームの最初につながるわけだけども、これで良かったような、釈然としないような、なんか不思議な感じ。

[その他] いや、別にからかおうとかってんじゃないですが

  痛いニュース さん経由で 大韓帝国皇室を復活、皇族会が皇位継承式を開催YONHAP NEWS )。いや、「韓国にも皇室を」って動きがあることは、 すでに報じられててzakzak )知ってはいたんですよ。でもまさかこんな拙速な感じでホントにやっちゃうとはねえ……そもそも現在の韓国の国体に韓皇室は必要ないっつー致命的な事実があるんですが(やると憲法やらなにやらいろいろ変えないといけない)、この「大韓帝国皇室会」なる組織は皇室家族会みたいな感じっぽいですから、実質的影響力はほとんどないでしょう。他にも記事内容にツッコミどころ満載。
 「 日本による植民地化のため没落した」って、本当は没落したのは韓帝国併合後ではなく、韓国独立後なんですが。その辺はzakzakの記事参照のこと。皇族会としては、名誉回復的な意味合いが実際は強いのか? ま、いったいなに考えてるんだろうなぁ、って感じです。ハイ。


  秋葉原の「オタク狩り」で8人逮捕スポニチ )。ま、今更なんだけど。
 この手のニュースを見ると、要はオタクは珍獣扱いなんだな、とつくづく思う。タマちゃん、風太の気持ちがちょっとわかった。