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2002年12月11日(水) 旧暦 [n年日記]

ボーナスで買ったもの

 塩野七生「ローマ人の物語」文庫本第一期シリーズ。しめて2979円(税込)。ああ、そうさ、どうせオイラは小市民さ。分不相応なもの貰っても右往左往するばかりでさ。ここはひとつ、迷惑と心配ばっかりかけてる親になにかしてあげたいけども、さて、なにが良いのやら。お金をかけたものより、心づくしの方が良いとは思うのだけど。
 こないだの リンク作成シェル拡張 がWin2Kに上手くインストールできないので、違うツールを探して ハードリンク・ジャンクション作成ツール にぶちあたる。コマンドラインツールだけど、むしろ望むところ。 シンボリックリンク はWinNT系には存在していないので、その代わりにジャンクションを作成することができる。両者がどう違うのか、詳しくは知らない。ジャンクションの方はシンボリックリンクと違って機能上はディレクトリ(フォルダ)しか適用することは出来ないけど、実はちょっといじればファイルにも使えるらしい。一体なんのこっちゃだわいな。ともかく、これでちょっと便利になりました。
 あ、そう言えばWin2Kにしてから cygwin を入れなおしてなかったっけ。暇を見て入れないとなぁ。
  クロノアヒーローズのムービー 見て、よく動いているんだけど、クロノアが意味のわかる言葉を喋っちゃってる辺りが、ちょっとこれまでの文脈と違っていて少しがっかりしたり。いや、新しい文脈で面白ければいいのだけどね。
  朝鮮学校での民族教育の一例 。アナタハ、あんでるせん神父デスカ!? 「ぶち殺すぞ○o○○○!」「なめるなよ○oo○○!」などとしゃれにならないパロディばかり思いつくのでこの話題止め。
 一昨日、中国の反日感情の話題をしたら、丁度良いタイミングで こんな記事 。煽ったのはアンタたちだって。
  DVDコピーソフトバンドルのDVD+R/RWドライブが発売へ 。友達と著作権がらみの話題でちょいと議論したけど、結局商品流通の権益保護と、著作権という「創作性」の保護がごちゃまぜになって正当な範囲が議論されないまま企業側の権益ばかりが拡大されていくというのが問題なのだという合意に至る。どこかで一旦分解しなきゃいけないと思うのだけどねえ。デジタルミレニアム著作権法なんて悪法もいいとこだし。
  妙に自虐的なサービス名だと感じるのは私だけでしょうか?
  日本もアルカイダテロ標的の可能性アリ 。いつまでも、あると思うな平和と金。あまり世の中物騒にならないことを祈るほかない。
  フレッツADSLモア へのサービス切り替えを申し込んだ矢先に こゆこと 言われても……
 最近、007の最新作に出てくる韓国描写に韓国内が怒ってるらしいですが、日本人だったら大抵笑って見過ごすのになぁ。きっと韓国人がシナンジュで大活躍すれば、よろこんだのでしょう。水の上を走ったり、弾丸を避けたり。そういえば、 「レモ/第一の朝鮮」もとい「第一の挑戦」 を録画したビデオはどこにやったっけ?
  エース桃組 で、平野耕太氏とサムシング吉松氏の連載以外で唯一楽しみにしている「鋼鉄の乙女たち」を見る。うーん、ちょいと微妙だ。今の私には判断がつけにくい。面白いことは面白い。けど、望むと望まざると「美少女」というフォーマットを使ってしまって「記号性」の上に成り立っている物語世界に、ここまでの描写はOKなのだろうか。逆に言えば、その記号性を乖離している世界観とつなぐためにはここまでの描写を、力技だが、せねばならなかったとも考えうる(ちなみに力技は力がなくっちゃ出来ないので、念のため)。私くらいの技量では、すぐには「良い」とも「悪い」とも判断をつけがたい。
 こちょこちょ細かい修正入れてスマソ。>アンテナ経由の人


2002年12月12日(木) 旧暦 [n年日記]

スペインの痛みは主に平野に降る

 LTP、LTDの次は痛みが流行りになるらしい。と、そっち方面の人間でないとわからないことを。なんつーか、この業界もアレだなぁ。メシは食って行かないといけないわけですが。でも、一貫性は欲しいよな。どの業界かに関わらず。
  /.JP より、 「ロード・オブ・ザ・リング」第二部の字幕担当、戸田女史から変更か?  戸田女史の字幕は確かにしばしば酷いが、金と時間をかけられる体制にこの業界がないということは良く聞く。だとすれば、これは戸田女史個人の資質の問題ではなく、本質的には「字幕という作品の一部」のクォリティを軽視しつづけてきた配給と、それを許容しつづけてきた消費者の問題が形になって紛糾したものだと思える。マニア過ぎる必要はないけども(むしろ邪魔になるかも)、だからといって「行き過ぎたマニアの行き過ぎた行為」だけで済ませられる問題でもない気がする。
  すいません。一週間近く突っ込まれてるのに気付きませんでした 。え〜、一応、リン・クロサワを知らない人の ために 。いや、知ってたからって特にどうってことはないんですが。
 いえね、最近わりと公開・個人向けアンテナから補足されてるっぽいんですが、書いてる本人がいったいなんで補足されてるのか、大半よくわからんのですよねえ。前に話題にした 無料アンケートサービス も、それを聞こうと思ったのだけども、無粋だし、返事がないと寂しいのでやめました。枯木も山の賑わいだってことで。ほっほっほっ、お若いの、よう来なすったな。まあゆっくり茶でもしばいてけや。(おどしてどうする)
  野尻ボード でペーパープレーンが話題になってるようなんですが、それで思い出したのは コレ ってヲイラは一体……
  アリアンロケット、爆発 。うーん、14日に H2A 4号機発射が控えている というのに不吉な気も。もっとも、逆に成功させれば日本の宇宙開発技術の信頼性が世界にアピールできると思いますが。頑張れ!
  研究室の中国人留学生と、関西人には不評なんだけどなぁ 。個人的には好きですが。
  ドナドナ 。どうも、マイクロソフトの一人チキンレースの様相を呈してきたような気も。いや、結構それなりにゲームは出てるんですが……
  コミックバーズ 、「特にこれは触れておかなけりゃ」ということはないんですが、田嶋安恵氏「アクア・ステップ・アップ」で「 マーメード・レイン 」……どさくさにまぎれて……って、 実在してるボードゲーム なのか?
 え〜、 なんでうちらの税金から払わなきゃいけないんでしょう?  その金がどこに流れていくか、わかってないわけではないですよねえ?
 今日、仕事上でよいことが一つあったにも関わらず、その他のことで激しく落ち込んだりペースを崩されたりで、収支はマイナス。というか、落ち込みすぎて嬉しいと思う分の感情が燃料切れになってしまった。どうにか惰性で身体は動いたけど、息も絶え絶えに近かった。私が昼飯も食う気にならなかったほどだから、結構重症だ。つくづく自分は感情駆動性の人間だと思う。調子に乗れば、ぶっ倒れるまで動きつづけるんだけどねえ。


2002年12月13日(金) 旧暦 [n年日記]

体調崩しますた

 出勤するときにどうにも身体が動かず、仕方なく途中で自転車を乗り捨て地下鉄で移動するも、職場に出てからもどうもおかしい。指先の感覚が消えて、細かい作業などはほとんど目視なくてはできない状態だったし、気を抜くとへたれこみそうになる。え〜っと、ひょっとして体調崩れてますか? グズグズに?
 私は普段からふらふらしてるので、自分でも体調が悪くなりかけてるときの自覚症状というのが物凄く薄い。が、いつも簡単にやってる作業に倍以上手間取っていれば、さすがにいくらにぶいって言ってもねえ……仕方ないので早引けしますた。やらなきゃいけないこと、結構あるんだけどなぁ……
 しかし、体調が悪いと指先から感覚が消えてくというのは、人間、凍死しそうになると身体の中心部に熱を集めようとするために末梢の血管が縮み、温度が下がるという話を聞いたことがあるけど、それと似たようなものなのだろうか?
  泣ける2ちゃんねる からの 記事 。騙りである可能性はあるわけだけども、人様に迷惑をかけない範囲で本物だという前提でいろいろ情報やアドバイスをしてあげるというのは、騙りと決めつけて煽るよりもマシな気はする。また、企業中傷に関して訴訟されたり色々と噂のある2chだけども、コミュニティという意味においては、なにか特別なものということはないのだろう。それの運営の仕方にはいろいろあるでしょうが。
  ギャラクシーエンジェルA#15におけるシナリオ改変のお詫び 。当事者の一人である脚本家の 金巻氏の日記 を見ると、単純に改変されたことを問題視しているのではなく、他者を愚弄する形で改変がなされ、そしてそれが自分の名前で世に出たことを怒っているようだ。いや、正直他のアニメをバカにしたという部位が私にはよくわからなかったのですが、そうであればシナリオの改変という以前の問題ではあります。
 アニメ製作における絵コンテ段階のシナリオ改変というのはわりに行われているらしく、富野氏の「映像の原則」にも、シナリオライターと元のシナリオを尊重した上で、という前提でだが、絵コンテ段階でのシナリオ改変を否定してはいない。監督の作品ではないが、以前SF大会の企画で聞いた話で、「勇者王ガオガイガー」においてはスケジュールetc.の事情からどう考えても製作不可能なシナリオが上がって来た回があり、その回は絵コンテ段階で脚本をほとんどすべて書き直したそうである。まあ、それはやむにやまれぬ状況の上での極端な話なのだけど、要はケース・バイ・ケースってことなのでしょう。いろいろ最近の自戒も込めて。
 以上のふたつの話題、 ARTIFACTさん から。
  WinXPなどにセキュリティ上の欠陥 。まあ、いつものことです。sigh.
  空母派遣もありうるそうで 。イラクの方がどうなるかとの兼ね合いもありますが、穏便には行きそうもないなぁ。
 「映像の原則」ようやく読了。読了と言っても、多分この後も何度も読み返すのだろうなぁ。映像畑の人ならずとも一読して損はないと思う。
 うう、波があるけど、ときどき頭がぼーっとするようになってきた。おとなしくメシ食って寝てよう……


2002年12月14日() 旧暦 [n年日記]

かぜっぴき

 風邪ひいて結局丸一日寝込んでいる状態。ただ、風邪ってより疲労がたまってたって気もしないでもないのよねー。咳とかは全然出ないし。熱はともかく頭痛が酷いので鎮痛剤だけ買ってくる。主成分は イブプロフェン 。アスピリンより強力ですか。道理で飲んだ後に意識がぼーっとしてきたわけだ。おかげで12時間くらい寝込んでしまい、ガン種もカスミンもクレしんもチューボーですよも見逃す。ってか、「チューボーですよ」に賀集利樹が出ていたらしい。ガーン。
 来年のクレヨンしんちゃん映画「嵐を呼ぶ!栄光のヤキニクロード」の ページ が出来ている。例年恒例の ウソ予告 もあり。ってか、このヘリのローター音って「地獄の黙示録」だよなぁ。監督は噂どおり原惠一氏から水島努氏へバトンタッチ。脚本は両氏の共同らしい。なかなか今回も期待できそう。
 寝込んではいても H2A 4号機 の打ち上げ中継は見逃さない。ロシア、ヨーロッパと立て続けに失敗が重なっていたので内心はらはらし通しでしたが、そんな杞憂など吹き飛ばすくらいに完璧な打ち上げでした。 ロケットの打ち上げが上手くいっても、衛星の軌道投入などはまだこれからという側面はあるんですが、打ち上げが上手くいっているので、なにかのトラブルがない限りこちらも多分大丈夫でしょう。
 しかし、 ロケット打ち上げ成功 よりも 被拉致者五人が金日成バッジをつけつづけていること を大きく取り上げていた 朝日新聞 はなにか変だと思いました。 ダメダメの歌 ? あと、地上波、BSあわせてどこも中継をやってなかったってのも……「まんてん」とかでロケットがにわかにブームって言っても、所詮はレトロアイテムとしてのブームってことなんだろうか。 毎日新聞の記事 がなかなかよろしゅうおす。
  そんなにネズミーランドに行きたいのか 。この情勢下で、なんと平和なことよ、とも思ってしまうのだけど。
  渕ロボの足の穴はデザインにはなかったのを、「出渕デザインならコレでしょ」と空けたらしい 。まー、そりゃあ大河原デザインならスリット、出渕デザインなら渕穴なんですが。
 いや、そろそろ私の周りからは「誰か松本氏を止めないのか?」という声も出てきているのですが……ダビデの星がらみでもめていた ハーロックOVA、試写 。どうにも例の一見、松本氏の空騒ぎっぽく見えてしまうのだけど。
  映画の著作権、20年延長 。オイオイ、と思うのだけど、海外との競争力を持ち出されるとなぁ。まあ、アメリカがまずは無法なんですが。でも、この20年の延長で済むという保証もないわけで。なんか、著作権の暴走が始まるのかなぁ。
  北朝鮮もまだ立場がわかってないようです 。う〜ん、どうなっても知らんぞ。
 まだ熱が下がりきらんのう。


2002年12月15日() 旧暦 [n年日記]

風邪は続くよいつまでも

 まだ治りきりません。明日までには治るといいなぁ。
 実家からお米とか諸々が届く。こういう時は親のありがたみというものをしみじみ感じる。米以外にも色々入っていて、その中にさつまいもがあったので丁度良い、芋粥にしようと思って切ってみると……断面が紫? 紫芋? 何故? まあ、よくわからないけども、芋にかわりはあるでなし。食べてしまえば皆同じ。色はこころもち不気味になりましたが、味はよろしかったです。>紫芋粥
  仮面ライダー龍騎 は、そろそろ劇場版の部分に重なってくる。解け始める優衣の身体、ライダー同士のバトルにも、時間が迫ってくる。ファムやリュウガ、ベルデはテレビ本編には出ないらしいけど、どうするんかなぁ。劇場版の位置付けもまだよくわからないし。ってか、あのラストをテレビでやったらえらいヒンシュクだと思うが……来週のテレビ欄向けサブタイトルが「タイガは英雄」だそうで、タイガもそろそろあぼーんか。終盤を引っ掻き回すだけ引っ掻き回してくれたキャラだけど、さてどうなるのか。
  キングゲイナー #14「変化ドミネーター」。なんつーか、「不定形」という動かしにくいキャラをよくぞここまで、という感じ。シンシア・レーンのキャラと共につかみどころのない感じがする。何気に作画も ボンズ 協力で、出来もいいし。ゲインを追ってきたはずのリュボフはいつのまにかママドゥ先生といい感じ。本当にいつのまに。ラストシーンのママドゥ先生の後姿は笑える。しかし、ドミネーターに乗ってるシンシアにだけは「気持悪いの」呼ばわりはされたくないだろうなぁ、ゲイン……
 キングゲイナーで探してたら こんなの 見つけた。何故カニが眼鏡?
 あと、いまさらかもしれないけど キングゲイナーオープニング映像 (要RealPlayer)。「噂は聞くけど、そんなにスゴイの?」という人は是非見てください。すごいですよ。あたしゃ最初頭を抱えました(でもその後はまった)。その他「本当かい?」「ミイヤの祭」など、頭抱えること必至の井荻燐(=富野監督)イズムあふれる歌詞がてんこもり!( 試聴ページ
  なりさんとこの日記ジブリ新作は細田氏から宮崎氏監督になったということを知る。 千と千尋の神隠しがアメリカで二つの賞を受賞、アカデミー受賞の可能性も 、というニュースもあるし、宮崎氏の実力、実績はそれに相応しいものだとは思う。思うけど、それは「まるごと継承されていくものか」というと、ちょっと違う気がする。各個の技術、または哲学はそれぞれに受け継がれていくだろうけど、手塚治虫そのもので大成した後継者はいなかったのと同様、完全なコピーは不可能だろうし、それは意味がないとも思う(宮崎氏は手塚氏嫌いみたいだけどね)。正直なところ、今年の二月に「宮崎さんもあまりもう(細田氏に)口出ししてないみたいだよ」という話を聞いてはいたので、これもさほどショックな話ではない。
  セガもだいぶんごたついてますなぁ 。X-boxも値下げ販売だし、乗る船を間違えたってことなんだろうか?
  Linuxでのシステム開発がスタート 。そういえば、昨日打ち上げていたH2A関係のシステムもWindowsっぽかったなぁ。
 今の私の職場は、その性質上組合とかでよく「有事立法反対署名」とか、その手の講演の案内とかが良く回ってきます。けど、いろいろ配布物見てみると、「なんで反対なのか」に関しては「戦争はいけない」とか「アメリカの横暴を許すな」みたいな通り一辺倒のものばかり。有事立法の他に、それではどうやって有事に国益を守るかという具体的なビジョンも見えない。はたから見ると馬鹿馬鹿しい主張を組織の名のもとにそれなりに体裁をつけてやってるんですが(私は別に有事立法に無条件賛成ではないけども、現実的に考えた場合、有事立法がないとお話にならないという意見ではあります)、 こういう指摘 にはどれくらい答えられるんでしょうね、そういう人たちって。久米宏氏も番組で「日本に集団防衛権はない」ということを言っていたそうですが。幼児に「日本の平和を守るであります」と言わせるのもおかしいのだけど、現実味のない反論のための反論がまかり通ってるのも同じくらい……ちなみに、前述の署名は私は当然遠慮させていただきました。私だって自分の命は大事ですもの。


2002年12月16日(月) 旧暦 [n年日記]

熱が出たり下がったり

 朝、熱を計ると平熱。もう大丈夫かと思って、家を出る前にもう一度計ると……37度? これでもまあ大丈夫かと思い、職場に出るが、昼飯を食った後でどうにも苦しい。温度計で無理やり体温を計ってみると……37度5分。ヲイラにしてはかなり出ている方です。まあ、しばらくしたら楽になりましたが。
  /.JP より、 まあるいPC 。/.JPでの反応を見ると、ハロばっかり。ちくしょう、ゼロイドを思い出す奴はいないのか!? 四角いMacと対決だ!
  本当に産経って右よりだなぁ 。いや、内容はまったく正しいですが。(そんな私も右よりか)
  北朝鮮「条件付の食糧支援は要らない」 。これは「情けはいらねえ!」と言ってるのでしょうか? 「ぐだぐだ言わずにとっととよこせ!」と言ってるのでしょうか?(ヒント:後者)
  殺しのライセンス ? 物騒ですなぁ。理屈はわからんでもないけど、一種の恐怖政治ともいえなくもない。未来の世界情勢がテロ対暗殺になったら目も当てられない。PKディックな未来像どころじゃないですよ。ジョン・ウーの新作はPKディックだという噂がありますが。
  LINUX開発者にソウル名誉市民贈呈 。2chニュース速報+板の ソウル名誉市民という不名誉 とか、/.JPの 優れた人物に賞を与えるという名誉をソウル市に与えるもの とか(国民栄誉賞みたいなもの?)が秀逸。ちなみにソウル名誉市民を与えられたのはは四百数十名いるそうです。当然、ソウルに住んだことなんかない人がたくさんいます。さて、多いとみなすかどうか……
  ダメダメなマザボ(のパッケージ) 。外面良くするよりも、中身をどうにかせいや、ゴルァ。(内心「韓国にはもっと上手いイラストレーターなんぼでもおるのになあ」)
  いろんなネタをスチールベント 。まあ、総集編ってことで。
  ここしばらく、マクロスは話題にした覚えはないなぁ…… マクロスの中盤あたり?は本当に作画がダメダメです。 ヤシガニ です。再放送見て唖然とした記憶がありますよ……
 もうしわけありませんが 全部は歌えません 。つか、お金持ち倶楽部の歌くらいしか覚えてなかった。> よ〜
 いや、みっつばかり年下の友人に「 プリンプリン物語 って知ってるよね?」と聞いたら「知らん」と……ガーンΣ(@д@)
 「クレヨンしんちゃん 嵐をよぶ アッパレ!戦国大合戦」のビデオを見る。うーん、ラストシーンのつなぎ方がどうかという気もしないでもないが、やっぱりいい。時代劇としては「利家とまつ」の10倍くらい面白いです。多分。DVDが出たら買わないとなぁ。(ビデオカセットは高すぎる……)


2002年12月18日(水) 旧暦 [n年日記]

医者というお仕事

 今日、医者に不信感を持つ出来事が起こる。いや、ひとつの事例ですべてを判断してはいけないのだけど、体験に根差すことはなかなか根が深くなる。勤め人としては必ずしも悪いとは言い切れない。でも、人間としてはどうなんだろう? 人間なんてそんな立派なものではないとは思いつつ。
  女性のマナーの悪さが気になる場合にはどうすればいいのでしょう?  いや、男性は気をつけねばならないことは多いなぁ、と、たまに電車通勤すると思いますが。
  太ったのは誰のせい?  脂肪の中で褐色脂肪というのがあるんですが、これが燃焼してカロリーを熱に変える脂肪なんですよね。ところがこれを無駄に燃焼させる(そうやって体内のカロリーを高くなりすぎないよう保つ)のに関わるレセプターが、日本人の場合は三人に一人は異常があるんだそうで。つまり、普通に考えれば「日本人は太りやすい体質」になるんですが、そうなってないってのはひとえに食生活習慣のお陰でして……え〜、つまり、日本人より明らかに肥満の多いメリケンさんは、誰の責任かと言われると……
  ゆとり教育言われてもなぁ 。結局天才なんてのはごく一握りすらも現れないもので、日々の研鑚をするしかないのですよ。自分は特別だという幻想は、一時的には楽だけども。文部科学省もしっかりしてもらいたいものだ。
  この抱き枕、怖いんですけど…… つか、抱き枕にするなんて誰が言い出したんだ?
  前に書いた映画「指輪物語」の電子エージェントに関する日本語版記事 。まあ、一応フォローとして。
  見くびられるテレビゲーム業界 だそうで。「ユーザーは口だけでアクションを起こさない」って言われるかもしれないけど、ユーザーの立場じゃ所詮はできないこともあるわけで。くやしくないんかなぁ。私はくやしい。
  /.JPニセ日記に関する話題 。いや、以前日記に書いたことを引用という形でなく2chのレスに転用されたことがあるんで、ちょっとだけ人事じゃなかったり。別に著作権云々と言うほど大した文章じゃないのは確かなんですが、あまり良い感じはしないのは確か。自己満足にもならないだろうに、いったいどうしてやるのかなぁ。謎。
   書店で「 言葉−アイヒマンを捕らえた男 」という劇のシナリオを見かけて、なんとはなしに、手にとって読んでみる。アイヒマンというのは言うまでもない、映画 スペシャリスト−自覚なき殺戮者 で有名なアドルフ・アイヒマンと、彼を逮捕したモサド(イスラエル情報局)のエージェントとのやりとりを描いたもの。エージェントは彼が行った行為に対して、何を想うかを聞き出そうとする。それは出国同意書への署名をさせるという、当初の任務から外れ、エージェント自身の発する行動になっていく。しかし、アイヒマンは打ち解け始めてすら、そのことに関しては自らの意思の介入を頑として認めようとしない。演劇なのであくまで史実ではないのだが、「行為」と「その意味性」、はたから見ると分断された人間性のように見える溝の間に横たわるものに、ぞっとする。果たして、人間のうちのどれだけの者が、自分の行う「仕事」に対してその結果を自覚し、そしてそれを全人格で判断して行っているというのだろうか。前述の医者の話もそうだし、私も、あるいは貴方も。
  サンデーGX 購入。うーん、「ワイルダネス」は毎回通り一辺倒なんて展開がなくてとても楽しい。通して読むとまた楽しいので、一粒で二度美味しい? マニア向けなんだけどね。ブラックラグーンは、前エピソードがちょっと重いと言うか、ノリが悪かったのでどうかと思ったけども、今回のエピソードは期待できそう。その他はまだちゃんと読んでないので……


2002年12月19日(木) 旧暦 [n年日記]

いや、所詮いじられるのが好きな人間なんですが

 どうやらここに来る人の大半は SF系日記更新記録 (ここがSF系なんかゴルァ! というツッコミはとりあえず置いとく)から飛んでくるらしい。なんつーか、元々ストレス発散と防忘録と内輪向けで始めたものなんで、わりと「なんでだろーなー」とは思ったりしてしまう。とは言え、元々ウェブ日記なんてやってるのは露悪趣味の発露であるには違いないし、嬉しくないわけはない。まあ、ある程度の暇つぶしくらいにはなってるんだろうなぁと考えておくことにする。いや、それでも こういうところ から引かれて「はわわわわ、何故に」とかうろたえたりするのではあった。なんか、GXの他の作品のことを触れねばならないような気になってしまう……
  後藤羽矢子 「ふぁみレス」は順調に乳マンガと化してるような…… 楠桂 のコメディはある意味「いつも一緒」なので、同じであることをとやかく言っても仕方ない。が、悪いかと言えばそんなに悪いわけではない。流石に OURs では激しく誌面に合ってないなぁとは思ったが、 GX くらいカラーが薄目の雑誌だと、そんなに違和感がない。別に誉めてるわけではないですが。
 わりに安定して読めるのだけど、雑誌全体を牽引するだけの連載があるかというと、ちょっと苦しいかなというのが現状と常々思っていたら、「吼えろペン」でまんまそんなセリフが出てきてて思わず受ける。マンガにはずぶの素人の出版社がマンガ誌を作って合作に流れ込むあたりの展開はすごいなぁ。合作の件は、きっと(これも)実体験から来てるんだろう。大笑い。
 広江氏の漫画で「台詞が長回しになるほど内容的にまずくなっていく」というのは以前からの癖で、どうにか克服して欲しいとは思ってるのだけど、やはりなかなか難しいらしい。「ネームとは絵の一部である」とはとある漫画家の弁だが、広江氏のマンガの中で空回りしていると感じられるセリフは、おそらく絵の一部になっていない、ということだろう。声にして読み上げてテンポの良いセリフと、マンガの中に埋め込まれてテンポの良いセリフはやっぱり違う。
 しかし、実は意外な収穫は、「ガンズ&ブレイズ」のコミックスが一月に出るという広告だったりして……
 岩明均「 ヘウレーカ 」が出ていたので購入。全部雑誌で連載を見ていたのだけど、通しで見るとまた面白い。丁度塩野七生の「ローマ人の物語」文庫版をちまちま読み進めている最中なので、ダミッポスの「あんたらはすげえよ。でも、もっとほかにやることねえのか?」というセリフに、ちょっと奇妙な皮肉を感じてしまった。
  クレしん劇場版、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞受賞 。人によっては、もっと早くに、とか、別の作品のほうが、という向きもありましょうが、文化庁の権威づけの面もあるとは言え、きちんと世間に評価されてるとアッピールされてるのは嬉しいじゃありませんか。「戦国大合戦」はこれまでの路線とは毛色が違うのでこの路線が続くことを恐れる意見もあるようですが、来年の映画の予告ページを見る分には大丈夫でしょう。
 しかし、いくら廉価版が出るとは言え、収納性とかなんとか、いろんな理由からやっぱりDVDを待ちたいのだよなぁ。この分なら確実に出るだろうし。>戦国大合戦
 ちなみにマンガ部門受賞の「セクシーボイス・アンド・ロボ」は IKKI 連載。
 数日前の日記に「らしくない」とツッコミ入れられました。件の個所は 産経のコラム に関するコメントの部分なんですが。別に右翼を支持するつもりも在日コリアンを排斥するつもりも毛頭ないけど、現状の「強制連行」諸々を取り巻く環境はおかしい、という部分に賛同してるとだけ。もし無意味に攻撃的、あるいは無条件に産経を支持しているというふうに読めたのだったらごめんなさい。
 「国家には民族・神話・英雄の三つが欠かせない」ってな感じの言葉があった気がするのだけど、「強制連行」とかって韓国の「神話」(事実無根という意味ではない。事実から一人歩きをしているという意味で)になっているのではなかろうか、とは思う。
 こんなことまで書くつもりもなかったんだけど。
 友達から教えてもらった ノートマザーボードセットの販売三万円 は安いなぁ。しかし、ガワは自前で調達するらしい。大学ノートをくりぬいて仕込んだ、正真正銘「ノートパソコン」とか、ピザの箱に入れて「ピザボックスタイプ」とか、現金輸送のジュラルミンケースに仕込むとか、無意味にフルタワーケースに仕込んでみるとか……


2002年12月20日(金) 旧暦 [n年日記]

サンタが街に立っていた

 うちの近くにも何故かホストクラブなんてものが幾つか出来ている。需要があるんかなぁとか思うのだけど、出来るってことは多分需要があるんだろう。まあ、それはともかく、そのウチの一軒を帰り際に通りかかると、ホストがサンタの格好をして寒空の下に立っていました。お仕事ごくろうさんです。
 明日は キングゲイナー のDVDの発売日ということで胸をときめかせているときめきの御婦人方もいるかと思われますが、 無残にもこんな告知が 。なんじゃそりゃー! とか思うのだけど、あれ? 何故か私の手元にはその回収されたはずのキングゲイナー一巻が……(フライング販売を昼休みに抜け出して買ってきただけです)
 見る限り、第一話はとくに違いはないように見えるけど……って、あれ? タイトルメニューに「先行放映バージョン」ってメニューがあるのに見ることが出来ない? どういうことよ、って感じ。うーん。ともかく、次の告知を待ちますか。もっとも、回収のアナウンスに頓着せず第一話と第二話は見てしまいましたが。キーン、キーン、キングゲーナー♪
 キングゲイナーが先行販売されていたということは、当然同じメーカー、同じ発売日の「 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 」も発売している。けど、こっちはちょっと迷う。うーん、クォリティは文句ナシなのだけど、二話六千円はちょっと迷うぞ。
 しかし、昨日の「 文化庁メディア芸術祭受賞作品 」でアニメ優秀賞を受賞してるのだけど、そのコメントで「押井守の」と言っているところにちょっと違和感。「士郎正宗の」じゃないんかい。(海外での知名度は圧倒的に前者だろうけどさ)
 ちなみに応募して受賞したのは第二話「暴走の証明」。 A.D.POLICE の「舌を噛む男」と言い、私はこういう話が大好きである。人間は肉体性と精神性の間に境界線を引こうとするが、実は境界線などないということが、この手のテーマでは浮き彫りにされるから、ということがあるのかもしれない。うーん、やっぱり買って来ようか。
  文化庁メディア芸術祭受賞作品 のマンガ部門の優秀賞に、「大使閣下の料理人」があるのがちょと意外。嬉しい意味での意外だけども。
 こないだの「友子の抱き枕」に こんな続き が。ネタにはなるが、欲しいかと言われると……というせめぎあいでのチキンレースの気もしますが。まあ、申し込んだ lunarjade氏 の勇気には敬意を表します。敬意の敬は敬遠の敬。
 森元首相が、「学力向上しなくていい」と発言したらしい。相変わらず愉快なおっさんだなぁ。まあ、この手の人には国民の知性レベルが上がることは致命的で恐ろしいことなのかもしれませんが(別に「学力=知性」ではないけどね)。ある意味、意地でも学力を向上させねばならないという気分にさせてくれる人ですなぁ。反面教師的に。
  IEがシェア95%に 。個人的には一週間にいっぺんはパッチを当てねばならないものを使う気にはなりませんが(友達にスタイルシートなどの表示の忠実性とかの問題でIE使ってる人はいるけどね)、日記のログとか見てるとそこまでは圧倒的ではないとは思うのだけどなぁ。まあ、母集団自体に偏りがあるのかもしれませんが。
  医師の暴言に傷ついたことはありませんか?  先日の医師に不信感を持つ事件のこととかもあるのだけども、やはり、医者と言えども人間だからなれて流れ作業的にことに当たってしまうとか、そういうことは起こるのだと思う。でも、怪我や病気にかかった人間は不安になりやすい。そしてもちろん人格が存在する。そういうことを忘れずに患者に対応して欲しいと願わずにはいられない。
  日本が一時帰国者の滞在を延長する方針を固める前から、日本にとどまる決意を固めていた 。右の代表産経だけだとあれなので、左の代表 朝日 もついでに。下手にコメントをつけると右翼っぽく響いてしまうかもしれないけども、彼らもまた、戦っているのだと思わされた。