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2002年11月11日(月) 旧暦 [n年日記]

ストレスがたまると、胃が痛みませんか?

 胃に穴が空きそうってなことはないですが、吐き気程度はします。ハイ。我ながら気持ちの切り替えが下手だなぁ。たいしたことはしてないくせに。
   どうでもいいが、眼鏡っ子というのはいつから一般名詞になったのだろう? いや、なんかこれほど一般名詞化してイヤな感じのする単語というのもまずあるまい。あ、萌えとかもあったか。
 以前 深夜+1 で有機LE発光のペーパー? を見せてもらって、基本的にはLEDと同じだと説明は受けたもののもう少し詳しい説明を探して見つけたのが これ 。なるほど、例の折り曲げられるディスプレイってのの基盤技術なのか。
 例のチェチェンテロに関して。 犯人の遺体をブタの皮に包んで埋葬 。ロシア国内ではもっぱらプーチン大統領の立てこもりテロへの対応を評価してるそうだけども、流石にこれには反対の声が出ているらしい。そりゃこれはさすがにやりすぎですわ。例の突入時に使ったガスに関してもいまだ不鮮明な部分が残ってるし、一説にはテロリスト側から人質のうち外国人の開放をロシア側に申し出たが拒絶されたという話もある。どうにも状況が不鮮明なので何も言えないけど、いろいろありそうだなぁ。軍事雑誌等に特集が組まれるのは今月発売号になるのかしらん?
  キングゲイナー は、だんだん脚本が変になってきてる気がするけどパワーだけは一向に衰えない。こまったものだ。面白いじゃないか。今回はなんと言ってもガウリ隊長が大金星。「ヤーパン忍法」には大爆笑。ミイヤと言い、実はヤーパン人って変人ばっかなのか? それにつけてもアスハムの「元セントレーガンのアスハム・ブーン」という台詞は、演出上勢いで言わせたものなんだろうか? そうでなければ、アスハムのしてることって命令違反もいいところなんだけど……アスハムも一緒にエクソダス?
  ガンダムSEED は多分ガンダムと思わない方が楽しめるんだろうけど、ところどころがガンダム(モビルスーツの駆動音だとか、ランチの形だとか)なので、どうにも無理にガンダム的記号を入れているようで笑えてしまう。なんとなく、先人たちの気分を味わっている気分。とにかく「ガンダムではない」と思わない方がいいのだろうけど、ピンクの爆煙だけは勘弁して下さい。
 なんでも昨日の朝日テレビは「サンデープロジェクト」で 石原都知事がいろいろ言ったらしい 。まあ、都知事という地位にいるものがこういうことをテレビで言っていいのかってのはともかく、言ってる内容自体は脱北者の手記などに良く書かれてることであり、それ自体は衝撃的なことでもなんでもないと思うけど。
 友人から BSPlayerとFFdshow(mpeg4互換のcodecらしい) を教えてもらう。なかなか使い勝手はいい。特にFFdshowは本家(?)のDivXとかよりも軽く、再生機能も良い。 真空波動研 と適宜切り替えて使おう。


2002年11月12日(火) 旧暦 [n年日記]

ブレインストーミング

 昨日に引き続きストレスで胃が曲がりそう。帰りがけにはマジで吐くかと思った。けど、不思議とイヤだとか辛いだとかそんな感じばかりじゃない。このしっちゃかめっちゃかな状況がどうなるのか、実はわくわくしてるのかもしれない。
 よくわかんないけどblogなるものでここしばらくネットが沸いていたらしい。すっかり祭に乗り遅れたが、そもそもblogが何かがさっぱりわからない。 ここらへん がよくまとまっているというので見てみると、技術的なことは良くわからないが、ネットニュースとか日記とかのシステムらしい。どうも ネット上での不用意な発言 だとかがきっかけらしいのだけど、そのうちこの騒ぎの顛末がわかりやすくまとめられることを期待。
  龍騎 はここのところ、面白いのだけど突っ込みがいれにくい。神経が妙な方向に麻痺してきてる。家族を人質にとられて「優衣を殺すのをあきらめるか、家族を捨てて英雄になるか選べ」と迫られ、わずかな逡巡を見せつつも「もう覚悟は出来てる」と戦いを続けることを選ぶ香川。あずまんが大王の木村が「家族を選ぶか女子高生を選ぶか」と迫られたらどうするのだろう? などと邪な連想。家族を捨てるとは考えにくいが、女子高生をあきらめるとも思えんのだよなぁ。閑話休題。それぞれの正義を認めつつも、でも目の前で誰かが危機に陥れば助ける、と迷わない真司。なんかヒーローしてるんですけど。夢幻紳士に「でも目の前で子犬がおぼれてたら手を差し伸べちまう性分なんでね」という台詞があったなぁ。しかし、それぞれの正義と言ったけども、東條は除いていいと思います。英雄にあこがれて、でもその意味をちゃんととらえてはいない。英雄とは程遠い自分に気付くときは来るのだろうか?
 来週に登場する仮面ライダーインペラーは思ったより軽い感じ。ドライというかビジネスライクな性格なようで。どのくらいの奥があるのかわからないけど、動機的にはガイやタイガと同系列になるのかなぁ。
  小麦ちゃんマジカルて は見たくせに元ネタの「 ソウルテイカー〜魂狩〜 」を見たことがなかったので借りてきて見てみる。なんつーか、一部で言われてたように本当に動きが少ない。実験作的な感じがやはり強い。ストーリーは結構 タツノコ らしく王道で面白いのだけど、いかんせん尺と動きが足りない。惜しい。あと、これも一部で言われていたように「魂狩」ってより「妹狩」ですな。しかし、時逆一族ってのは殴り合いしなきゃコミュニケーションが取れない一族なんですか? 妹相手にまで殴り合いでコミュニケーションですよ。それと、これもエンディングが「レオン」なんですが……まあ、この神経症的キャラクターどもが番外編でほのぼのギャグコメディをやってるってのはある意味微笑ましいというか裏がありそうで恐ろしいというか。
 タツノコの王道というと、マジカルての二話目……なにも語るまい。ってえか、今時 ガッチャマン (海外ではG-forceというタイトルで放映。独自のコミックも出ているらしい。関係ないが映画版の脚本は岡本喜八御大である)と テッカマン なんてオタク相手でもどのくらい通じるんだ?
  李登輝前総統の慶応大講演のための来日 はいったいどうなるんだろう。実現すれば大変面白いことになるので、是非実現して欲しい。いや、あくまで野次馬的な感想ですが。


2002年11月13日(水) 旧暦 [n年日記]

コンビニ受難

 自転車がない徹夜での実験となると駅前の ファミリーマート が生命線になるのだけど(違うコンビニに行こうとすると倍は距離がある)、その生命線が改装工事のため15日まで休業。トホホ。健康診断で思いの他太りすぎてたし、まあ一食くらい抜くのも悪くなかろうて(ウチの体重計が壊れてから買い換えてなかったのが痛かったなぁ)。
 blogの追記。 せかいのまんなか さんあたりから見てみると、どうもblogという言葉は特定のシステムと限っておらず、日本発祥の日記・ニュースサイトとは別にアメリカ発祥で立ち上がったものっぽい。と、言っても特に決定的な違いがあるわけではないらしい(あるのかもしれないが、よくわからなかった)。ただ、ネットで騒がれた発端は一部メディア人(文化人というのと同様、これも意味不明な言葉だ)がアメリカで生まれたblogという言葉(概念自体は日記・ニュースサイトとさほど変わらないようだし、歴史自体は日本の方が古い)をさも自分たちが日本では先駆者のように持ち上げ「これからはコレだ!」とやらかして日記・ニュース系サイトに叩かれまくったということのようだ。そりゃそうだろうなぁ。
 いまさらな話だけども 北朝鮮の恐るべき教科書 。本当にいまさらな話。だから、こういうことは今までも脱北者の証言などからわかっていたことなのに、ここに来て主要マスコミがガタガタ言い出すのも……北朝鮮は対日交渉の優先度を下げて対米交渉に比重を移すようだけど、米国の態度の軟化は難しいよう思える。おそらく、日本側を焦らせて交渉を有利に持っていこうという腹もあるのだろうけど、これまでのようには上手くいかないんじゃないかな。いずれにしても汲々としてるのは北朝鮮側であり、今年の冬もいっぱい餓死者が出るんだろうか。
  バンダイ15%増益 のニュースを見て、「ポートフィリオ経営」ってなんじゃ、と思ったら、投資先選択のことらしい。つまり、ゲーム部門やアニメ部門にその都度で投資先を変えていくということなのかな? 株式・投資関係には無知なワタシ。トホホ。あと、ガンダム商品が柱であることを見ると、たとえ不況だろうがちょっとくらいおもちゃが売れなかろうが、ガンダムをやめるわけにはいかないってのが納得できますた。ふむー。
 ちょいと気になるマンガ関係のメモ。
  コミックビーム の「あかてんヒーロー」 南京ぐれ子 作。戦隊ヒーローで一番特徴もないし目立たない影が薄いグリーンの家に、つのを折られたやたらと幼児っぽい悪の女幹部が押し掛けてきて、という話。そう言えば確かにグリーンってイマイチ記憶に残らんな。シュリケンジャー辺りはともかく。
  鈴木みそ 作「銭」。これも先月からの連載だけど、ファミ通の「おとなのしくみ」でやっていた業界解説物のパターンと言えるのかな? タイトルどおり、とにかく各業界方面でお金がどうやって動くのか、どのくらい動くのか、ということが主眼になるよう。一回目は漫画出版業界だけど、試算でも具体的に数字出されるとやっぱわかりやすいですわ。気に入ってる作品のコミックスは買うようにしましょう。できれば雑誌もだけど。
  こんなの が……よく出来てるのだけど、うーん、うーん。


2002年11月14日(木) 旧暦 [n年日記]

blog・たぶんこれで最後

 他人が上手いことわかりやすい解説をまとめてくれるのを待っていたのだけど、空いてる時間にあちこち覗いてみると、つまるところ経緯が集約されているのは 山形浩生氏の掲示板 のような感じ。なんと言っても日本のblogger代表格の一人、Joiこと 伊藤譲一氏 が実際に出てきている。blogとはなにかについては このへん で解説されている。もう少し散漫だが、 2chネットwatch板のblog★ブロッグスレ に主だった出来事は取り上げられていると思う。 RSS による要約の能動的な発信などが今のところメリットとして上げられているようだが、それがどれほどのメリットなのか、という部分がはっきりしていない。その他は既存の日記システムと大きく変わらないよう思える。伊藤譲一氏も、もう一人の日本のblogの立役者である 武村氏 も、日本でニュースサイト、日記サイトがそれより先にローカルなコミュニティを形成して文化的に黎明段階を脱しかけているというのを知らなかったということで、新しいおもちゃを見つけたとはしゃいでいた、という印象だ。飯野賢治氏は日本のニュースサイト・日記文化を知った上でのことらしいので、これはよくわからない。ただの山師的反応か、それとも本当に可能性があると見たのか。まあ、大多数は 山形氏の伊藤氏への返事日本語訳 )と同じ感想に落ち着いているようだ。この先どうなるかわからないとは言え、私も右に同じ。ほとんど終わった話のようだし、あまりちくちくと長引かせることでもなさそうなのでたぶんこれでおしまい。
  外務省が李登輝元総裁へビザ発行拒否を通知 。首相周辺とは発行の方向で調整されていたらしく、川口外相への批難も出てきているようだ。悪名高い外務省の「チャイナスクール」の圧力だろうか。どうも戦前から外務省(外務省だけではなかったけど)は上意下達ではなく下意上達と思っているふしがあるような。責任追及もいいけど、ちゃんと李登輝元総裁にビザを発行してほしい。ふぅ。
  またネットランナーかい 。そもそもが誉められたことじゃないだろうけど、本当に対象をつぶそうとして掲載しているとしか思えないな、この雑誌は。宿り主を食い殺す寄生虫がどこにいる。
 ふと空いた時間に さばおち体験版 をやってしまい、気が付くと一時間が経過していた。いかんいかん。


2002年11月15日(金) 旧暦 [n年日記]

上智大学、富野氏講演

  さすがはターンエーのお父さん !(子安武人の声で)
 いや、なんとなく。とりあえず思わず「 映像の原則 」取り寄せしちまったくらいには面白いです。
  /.JP より、 量子暗号技術が実用化 。まるっきりSFみたいな話だが、SFではない。こういう技術の進歩を見てるとゾクゾクしてくるよね。(一応)物理屋としてはやっぱ外せない話題。
  李登輝元総帥のビザ発給拒否 は、どうも新聞社で取り扱いが微妙に違うことに気付いた。 産経新聞中川元農相の政府批判 を主にして載せるなど、この問題に批判的。一方 毎日外務省側の説明 を主として掲載している。 朝日 は意外とこの問題ではあからさまには中国よりの態度は取っていない。いや、外務省を誉めたくないだけかもしれないが。で、結局 来日を断念 。上で田中均アジア太平洋局長(余談だけど、この人は当然のごとく チャイナスクールの筆頭 )が「存在しない講演会」と言っているが、それは存在しないのではなく、 圧力をかけられてつぶされた 。ということらしい。外務省だけならいつものことだけど、大学の自治とかほざいてやがる連中もこの程度かい。別に慶応に限ったことではないだろうけども。
 昨日、blogについて書いて、個人的には普及には懐疑的というようなことを書いたけども、ちょっとその理由を列挙。その1。現行システムからの移行のメリットが不明。この辺は山形氏も他の大勢も言っていることなので、説明省略。今後コミュニティが成立するに伴い、メリットが浮上してくる可能性は否定しない。その2。自由投稿を許可するシステムは巨大化すると事実上管理が不可能になる。結局スレッドは無秩序状態になり、一般は敬遠することになる。さらに掲示板等と異なり、性質上、管理者が積極的に意見を発信することを求められる。このことのデメリットは、管理者の発言そのものが問題の中心化する可能性が高いことである。管理者が困ったちゃんで掲示板がえらい目にあったサイトはいくらでも見てきたし、blogそのものでも既にそうなっている場所がある。個人的にはこの点がもっともblogを使おうと思わない所以である。その3。ちょっと極端な意見で自分でもそれほど本気にはしてないのだけど、日本のcgi開発事情に合わないかもしれない、かもしれない。日本のフリーウェアやcgiの開発者には、何故かオタクが多い。マニア、ではない。オタク。それはここで使わせていただいている hnsのサイト に飛んでもわかるし、朝日奈あんてななんて、普通の人には「なんで朝日奈?」くらいだろうが、そっち方面の人間には「こいつもかよ」とすぐわかる。全部が全部ではないけども、そういうのが多いのも事実。そもそもオタクなんてのは道楽で役に立たないことに異様に凝ったり、時間やお金を費やすものだから、よくよく考えるとこの手のものには親和性があるのかもしれない。blogを見てみると、どうもそういう人種にあまり求心力があるとは思えない。 ラグナロクオンライン にはまってる知人が「このゲームには萌えがある!」と叫んでいたのだけど、そういった妙な方向の思い込みの余地があまりないように見えるのだ。もっとも、そういう目的でなくても変な方向に改造してしまうのがオタクなのだが。萌えキャラ人工無能機能でも付与して、付けられたコメントに自動返信するまでやれば妙な盛り上がりは見せるかもしれない。私はご勘弁願うが。それにしても萌え、萌え、って言う昨今の文化はやっぱ変な方向に流れてるんじゃないか。どうにも、発展性がなぁ……話がそれた。ま、そゆことで。
 こないだ友人が「ブラックホーク(UH-60。ブラックホークダウンのブラックホーク)って意外と小さいのな。中は軽自動車と同じくらいしかなかった」と発言。去年の総合火力演習で見てきたらしい。で、 スペックを調べてみると 、残念ながら内側の寸法は良く分からなかったけど、全高は16feet10inch(およそ5m)とのこと。テイルローターも入れての数字であろうけど、これから考えると内側の大きさはどのくらいだろう? 先のサイトの画像の、全高と扉の部分の比から算出すると1.2m前後? これは扉の高さなので、もう少し天井は高いかもしれない。軽自動車の高さは、たとえば スズキアルト だと1.5mくらい。 Kei だと1.8mくらい。うーん、あながち間違いではなさそうだけど、なんか納得いかないなぁ。
 個人用 メモ


2002年11月16日() 旧暦 [n年日記]

剣客

  ビッグコミック の12/1スペシャル増刊にみなもと太郎氏( 公式ファンサイト )の「日本剣客伝」が載っていた。「剣客で一番強いのは誰か」というテーマ。そもそもが太刀・刀というのは実際の戦では殆ど役に立たず、携行していたのはそれが敵の首級を取るための「道具」だったから、というところからはじまる。したがって剣客を挙げようとすると室内での戦闘、防衛、また一種の「芸」(と言うと古武術の剣術をやってる方には申し訳ないけども、そういう一面はあった)として剣術が発展した江戸時代、それも末期を選び、勝海舟とジョン万次郎を守ったこともある岡田以蔵を最強の剣士として挙げていた。そこに至る論拠はちと乱暴な部分があるのだけども(エンタテインメントだもんね)、無茶な要約をすると「殺し殺されの現場で、冷静さを保っていられる奴なんてのは『達人』と呼ばれる連中でもそうはいない。(だからジョン万次郎を守る折に周囲を取り囲む刺客を冷静に観察しながらなおかつ万次郎に適切に身を守るアドバイスをした以蔵はスゴイ)」という論理展開には、考えるところがあった。私はそういう達人とかいうレベルの人は、創作とかそういうものでしか知らないが、そういう人たちであってもそうなのだ。まさしく、白刃の上を歩むが如し、なのだろう。人を斬るってことじゃないけど(ねずみやカエルは斬りまくってる)、この心得は見習いたいものだ。
 ヤングキング増刊やんちゃに掲載されていた「膝枕かかと」という方のマンガ、どこかで見たことがある絵なのだけど、思い出せなかった。なんとか「無茶苦茶腕っ節が強い女の子みたいな男の子が貧乏空手道場にころがりこんで」という話を書いていたよなぁとおもいつつ、そこらへんに受容体がありそうな友人にIRCで聞こうと待ち構えていたら、聞こうとして突然「 ぷろぶれむ・ちゃいるど 」というタイトルだったことを思い出す。そこから検索で「高柳ヒデツ」という名前が当る。そうだそうだ。すっかり忘れてた。記憶も整理整頓しといたほうがいいかもしれない。
  俺だけじゃない、と逆ギレ 。あんたは小学生か? こんなんが国会議員かと思うと、頭が痛くなってくる。
  無理を通せば道理が引っ込むムーディーズによる韓国の見通し格付け格上げ にしても、良しにつけ悪しきにつけ韓国にある種の勢いがあることはそうなのだろうが(「悪しきにつけ」が主に日本に迷惑なのが問題なんだけど)、どうにも調子こいてますな。韓国のバブル経済の破綻もそう遠くはないでしょうね。多分。ムーディーズも格付けを上げるのは一般投資家をひきつけておいて破綻直前に売り逃げする目的だという説がありますが。
  マハティール首相、日本の若者を見直す 。ひとかどの人物であることは間違いないのだけど、この人もようわからん。
  ボスニアの街に柿の実が成る 。そんな大したことでもないのに、なぜか目元がうるむ。
 そろそろCD−Rではちょいと手狭になり、徹夜の実験明けに大須へDVD記録装置を買いに行く。丁度昼時だったので、 グッドウィル エンタテイメントデジタルモール地下の EMS(エムズ) のカレーバイキングを食ってくる。800円でサラダ、ドリンク付で各種カレーが食い放題。食い放題のカレーなので味の方はそこそこなのだけど、腹いっぱい食いました。っつーか食いすぎた。
 で、結局買ったのは io-dataDVDRW-iU4.7p3 (外付けUSB2.0接続DVD + RW/Rドライブ)。どうも買った後にDVD記録メディアはDVD - RW/Rが圧倒的に多いのを見て、ちょっと不安に。でも、友人から別にDVD-RW/Rのメディアにも書き込みできるとの話を聞く。マジ?  こういう話 もあるし、結構ありそうだ。
 しかし、このせいか、PCがちょっと不安定になる。うむむむむ。あと、大須はどうして外付けDVD記録装置が少ないんだ?
 ビデオに撮った キディグレイド を見たけども、感想は明日以降。あまり良い印象でないことだけは書いておく。


2002年11月18日(月) 旧暦 [n年日記]

マスタードガスの臭いは誰が確かめたのだろう

 というのは誰かが調べていそうなんだけどなぁ。(意味ナシ)
 昨日は 野尻抱介氏 脚本の ギャラクシーエンジェル 13話が放映。あらゆる意味で楽しみだったんですが、なんつーか……投げても収集しなくてもなんでも、オチはつけて欲しかった……って、 野尻氏のコメント によれば、上げた脚本は尺が長すぎたとのこと。だから途中でぶった切ったのだな、多分。まあ、TVアニメの身上は「早い・安い・旨い」なのだから求めすぎていても仕方ない。台詞回しとか話の流れがアニメの脚本と言うより短編小説だったけど。次回は12月ということで。後半、これまでイマイチだった新キャラ二人を上手く使っていてなかなか。しかし「白・黒・抹茶・小豆・コーヒー・柚子・食紅」というのは中部圏以外にはわかるのか? (元ネタは「 名古屋の有名なCM 」)。
  キディグレイド 一話見ての感想。けちょんけちょんにけなすものではないのだけど、絶賛するものでもありませんでした。っつーか、どうもガジェットの寄せ集め的。そのパーツパーツを世界観にあわせていないので、どうしても何かのパロディっぽく見えてしまう。それでもそれなりに見られるものを作るのだからたいしたものなのだけど、やはりプラス・アルファは欲しい。あと、主演の声優さんの演技力はもうちょいどうにかならなかったのかなぁ。
  ぷちぷり*ユーシィ 見たらやたらとテンポが良くて面白くてやんの。スタッフ見たら絵コンテが 今石洋之氏 。なんとなく納得。
  仮面ライダーインペラー は銭ゲバですた。おまけにファイナルベントは真空跳び膝蹴り? キックの鬼? でも強いと言ってる割にはスペックは大したことないな。
 研究室の学生が、今週の予定で帰郷するので空けなければいけないという。地元の小学校が取り壊されるので行かなければならないそうなのだけど、どこかと聞いてみてびっくりした。大阪の池田。そう、去年の六月にあの惨劇があった場所。遠い場所の事件だと思っていたけど、そうでもないのだなぁ。


2002年11月19日(火) 旧暦 [n年日記]

ディマケーション!

  スタイナー軍曹が永眠なされました 。ご冥福をお祈りします。
  無能の人の日記 さんを見たら(人名でもないのに「さん」付けは変か)SF系日記でギャラクシーエンジェル野尻脚本について触れている人は案外と少なかったようだ。京フェスと重なっていたという事情もあるのだろうけども。
 しかし、どうもあれがOKというのがこれまた案外と多いみたい。冒頭のSF的台詞回しとかが結構琴線に触れているようだ。たしかにせっかくの野尻脚本なのだからそこらへんを期待するしスタッフも生かしたいと思うのだろうけども、冒頭はごっそり削っていきなり原始生活というほうが元の脚本の展開が生かせたんではないかとも思う。いや、元の脚本知らないので「落ち」というか「下げ」(落語用語)がきちんとついているという前提での話だけども。あまり偉そうに言っても釈迦に説法になりかねないのでこれくらいで。
 と、言いつつ先日注文した 映像の原則 が届いたのでパラパラと最初のほうを眺めたら、なんだか象徴的なことが書いてあったので引用してみる。
 時間にみあった物語を創作する覚悟が必要とはいえ、10分の作品に10分の決まった量の物語、という法則はありません。
 戯作者(作家、シナリオ・ライター)や演出家の個性や実力によって、10分間に入れることができる物語の量は違ってきますし、逆に物語を先行させて、時間の量を決定することもできます。
 キネ旬ムック「映像の原則/富野由悠季」p29
 無論、野尻氏がこういった仕事になれていないだけなのだけども、やはり専門のプロというのもすごいものだと、却って思ってしまう。
 日曜に 林氏 とおちあう機会があり、ファミレスで最近のアニメの話をしていると「 プリンセスチュチュ はいっぺん見てみるといいかもしれないよ。変で」という。友人を頼ってなんとか一話を見る。うーん。いや、多少とっぴなところはあるけど、話自体は特別変だとは思わない……ってか、結構おもしろい。演出的にも、ストーリー的にも。「メタフィクションはやめておけと押井守も言っていただろう」と林氏は言っていたけど、メタというほどでもないような。
 つねづね思うのだけど、人間の記憶というのは、事実をそのまま記録するようにはまったくはできていないのではないのかなあ。記憶には記憶しやすいパターンというものがあり、人間は体験した出来事をそれに近い形に作り変えてしまうのではないか。そのパターンこそが物語というものの根源ではなかろうか。極端な話、まったく現実から乖離したものであり、なんの整合性もないものであってもそのパターンにはまりうるなら(作品であるかはともかく)物語になるのかもしれない。もちろん、登場人物の発展性がともなわなければ「ドラマ」にはならないし、まったく現実と乖離したものは見るものが受けつけにくい。ファンタジーと呼ばれるジャンルのかぎもそこにある気もする。
 心穏やかに日々を過ごしたいが、やはりそうは行かぬが世の常。やはり血へど吐くまでやらなきゃダメっすか。逃げようとするからヘタレなのだな、私は。


2002年11月20日(水) 旧暦 [n年日記]

今日の出来事

 っつーかむしろ凶の出来事。
 医学部の講義室のうしろの黒板に さいたま のらくがきがされているのを見つける。はげしく鬱。
 おまけに授業中に「ゴッドハンド輝」のコミックスを読んでいる学生。微妙に将来が不安。読むなら「 ブラックジャックによろしく 」にしときなさい!
 マガジンで連載中の「3.3.7ビョーシ!」って目が怖いなぁと思っていた。話はおもしろいのだけども。しかし、よくよく見たらこの目の書き方は少年漫画の系譜ではなく、少女漫画の系譜のような気がする。最近は描線が繊細な少年漫画かもいるのではっきりは言えないけど、描線もどちらかと言えば……作者の久保ミツロウ氏の経歴をご存知の方いないでしょうか?
 大暮維人氏は、あいかわらず私の好みとは180度の作品を書くけど、有無を言わせぬマンガ力は好みとは別に認めざるをえない。このテンションで週刊(月刊連載も続けながら)をこなそうというのだから、作品の好き嫌いにかかわりなく恐れ入る。でもこの手のヤンキー礼賛はやっぱり嫌い。
  日本人は強制連行と戦後補償の報道をもっとしろ!  ワタクシもその通りだと思います。「いわゆる」強制連行はなかったし、徴用・官斡旋で本土に来た人たちはほとんど朝鮮半島に「日本の国費で」帰国し、国家間での補償の調停は65年の日韓基本条約ですんでいるということを、もっともっと報道すべきですね。もちろん韓国でも。
  ブラックラグーン?  っつーか、やはり日本周辺もとっくのむかしに安全な場所ではなくなっている、ということなのだろうなぁ。
 ちょいとWin2KでFTPサーバを立てる必要を感じ、 WarFTPdaemon日本語化・導入解説 )を導入。今のところなかなかいい感じである。ついでにそのためにDynamicDNSも登録したけど、当然ドメイン名は秘密。セキュリティ関連で余計な苦労はしたくない。
  MASTさんの日記に返事 。いえ、あまり繰り返すとあの野尻脚本をけちょんけちょんにけなしてると思われかねないんですけど、そうではなく(でもあまり面白いとも……)、オチがオチになってないってだけです。いちおうGA第一期は全話見てますが、事態の収拾は投げっぱなしでも、「オチ」がついてなかったものはなかったように思います。オチがついてれば面白いっていうものでもないので、おなじ程度の面白さならチャレンジ精神分野尻脚本は買いますが、そんなこと言ってもあまりフォローになってない気が自分でもしたり。

P.S.未熟者! ハドソン夫人といえばロザリ・ウィリアムス、そいでもってホームズといえばジェレミー・ブレット! 声はもちろん露口茂! ジェレミーマンセー!(故人)