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2002年09月21日() 旧暦 [n年日記]

カレー十三日目:カレーとカメレオンライダーとら〜ぜPON

 カレーばかり食っていると、普段は気にならなかったカレーの味の差異に敏感になってくる。不味く作る方が難しい料理の気もするが、やはり美味い不味いは確実に存在している。
  仮面ライダー龍騎 スペシャルだけども、一部で酷評されているほとにはひどくなかった。ただ、やっぱり一時間で独立した、初見者にもわかる話をつくる、というところに無理があるのでどうしても破綻する。せめて2時間スペシャルならば、もう少しなんとかなったかもしれない。ヤクザ顔負けの役だったカメレオンライダー黒田アーサーも結構良い味を出していた。でも、視聴者投票が「戦いつづける」になったのはなんなんだかなぁ。
  ラーゼフォン 終了。うーん、これではエヴァの真似と言われても仕方あるまいなぁ。個人的には「一人の画家の少年時代の思い出との対峙」ということで納得しますが、なんつーか、もうちょっと重ならないように避ければいいものを……
  モンティパイソン30周年 。そいでもって Linux Journalのパイソン特集 。流石は海外ではモンティパイソンは基礎教養のことだけはある。やはり日本も義務教育として一週間に一回、モンティパイソン学の授業を設けるべきである。当然登下校はバカ歩き。修学旅行は聖杯を探しに行って生徒総会はスペインの宗教裁判になるのである。給食はすべてスパム……胸焼けしそうだ。やめよう。
  IHO、日本海白紙案を撤回 。でも「日本海表記」というわけでもなさそうだし、正直イマイチよくわからん。
 なんか、テレビで「 黒い十人の女 」をやってるというので見ると……うわ、リメイクドラマやん。市川崑のオリジナルではない。うーん、悪くはないけど、どうも雰囲気を真似しようという感じがなぁ……関係ないけど、市川作品に数多くクレジットされている「戸田夏十(とだなっとう)」とは、市川夫人のペンネームである。
 先日の日記の キングゲイナー に関して「世界観の構築」と書いたけども、正確に言えばちょっと違うのかもしれない。世界観の構築と言うより「世界を立体的に見せる演出」という方が、表層的にはより的確な気がする。例えば
男A「お前たちはいかないのか?」
女A「誰がヤーパンのエクソダスにつきあうのよ」
女B「いっちゃえ、べー!」
女C「後から来てもいいんだよ」
男B「待ってるから」
 たわいもないシーンなのだけど、これだけのやりとりでエクソダスが一部にとって憧れの行為であること、ヤーパンが無差別に受け入れられているわけではないこと、ただしそれは弾圧といった鋭いものではなく、割となだらかな差別だということ、などがわかる。ゲインの「無駄弾は撃つな! 補給がいつまで続くかわからないんだぞ!」という台詞も、銃弾の備蓄の存在や、エクソダスの補給を助ける存在を感じさせる。実際どこまで考えられているかというのは今後を見ないとわからないけど、そういったものを感じさせる、立体的に見せる技術というのが確かにあるのだと思う。
  の件ですが、 NASDAの正式発表 によりますと、ヒドラジン残推薬量は7.6年分を越えることが判明しているそうです。( 4.ヒドラジン残推薬量の項参照) したがって「寿命が短くなる可能性がある」という報道は杞憂であり、実際には当初の予定寿命の7年を越える運用の可能性があるということになりますね。不確定な情報を載せて見ている方を心配させたことをお詫びします。それにしても、マスコミはこういう+材料はなかなか流さないのだなぁ……今度のNHKの朝ドラはロケットものだというのに。


2002年09月22日() 旧暦 [n年日記]

カレー十四日目:カレーと肉球×3

 来週の 龍騎肉球がらぶりー 、おまけに ×3
 IHOの日本海白紙案撤回のニュースなんですが、なんかよくわからないけど韓国はくやしがっているようです。( 中央日報朝鮮日報 ) やっぱりよくわからないけど、韓国には不利な状況なんでしょう。
  少年チャンピオン で連載している「ひもろぎ守護神(ガーディアン)」だけども、何がいかんかというと、小学生が小学生に見えないところがなんだと言う気がするのだけど……
 同じ小学生に(ときどき)見えない「今日の5の2」(ヤングマガジン増刊)だけども。こっちはこれで良し。ただ、線がすでに簡略化されはじめているのが……これで量産化ができればいいのだけど。
 同じく今週のチャンピオンから連載がはじまった田畑由秋&余湖祐輝「アクメツ」は、わりとよい感じ。コミックマスターJで、一部では批判的な読者もいたようだけど。だけども、マニア向けから少年誌への進出はなかなか大変なので、しばらく様子見ですか。
  チャンピオンRED の二号目。あいかわらず狙いどころがわからないけど、ボツボツ新人さんも投入していくようで。連載のカラーを見ても、マニア受けが良いように模索してるのが見えてくる。早いうちに看板連載ができれば、案外長続きするかもしれない。そうでなければ体力勝負のチキンレースだろうなぁ。決定力不足は新興雑誌の常だけども。とりあえず、もりしげ氏が巻頭の方に来るのは間違っている気が……「フロンティア」が結構好きだと言ったら馬鹿にされますか?されますかそうですか。
 なんか、TBSのサンデージャポンで、「北朝鮮は、住宅は国から支給されるし、税金もない、医療はすべて無料」と北朝鮮の賞賛報道したようですが、本当だとすると頭は大丈夫なんでしょうか? 工場はまともに稼動しておらず、一般市民は常に飢え、電気は通じても不安定な上にしばしば停電が起こる、医療は無料だが不潔な上に一番お金がかかる医薬品は患者が買わねばならない、などなど、たとえ住宅支給で税金無しでも移り住もうとは思いません。命に関わりますから。中国や北朝鮮は「人権よりも生存権の方が重要」と言ってますが、あれって「死なないようにする限りはいくらでも国が搾取・弾圧して良い」と言ってるようにしか聞こえない。もっとも生命の安否も全然保証の限りではありませんが。ともかく、ここに来てこんなバカな報道する番組があるとはなぁ。サンデープロジェクトでは田原総一郎が、「(テレビ局が北朝鮮に及び腰なのは)平壌に支局が欲しいからだ」とずばり言ってましたが。
  BGMがイカス (28MB,asf形式)。テレビアニメは「ピンクの巨大ロボットが桑島法子声で『運命のおじさま』と玄田哲章にあまえる」という絵に大受けだったけど、最終回は不覚にも目を潤ませてしまったっけ。
 取りあえずカレーは明日でやめよう。きりがなさそうだ。


2002年09月23日(月) 旧暦 [n年日記]

カレー千秋楽:カレーとえんいーとメイドなスパルタン

 カレー最終日。特にこともなく、コンビニカレーとファミレス。うーん、この手のカレーは甘すぎるなぁ。辛いのを食べられない人に合わせているのだろうけど、やっぱりカレーは辛くないと物足りない。
 これで明日からカレー以外も食える。
 今日、ちと所要があって大須に出かけ、その時に こんなの を購入。うわ、激ムズ。っつーか、コンピューターのルーチンの難易度設定がなく、基本的に敵は容赦なくコンボを決めてくるので、ヘタクソなヲイラにはついていきにくいだけ……パターンはわりと単純なので読めるんですが、こっちの腕がついてこない……(泣)
 今日、「 路地裏の大英帝国 」と「 イギリスのある女中の生涯 」を両方読み終わる。これは、両方を同時に読んで正解だったかもしれない。「路地裏の〜」では、メイドが当たり前に存在した18〜19世紀末までのイギリスの変遷を、中産階級の台頭のおこったこの時代の幾つかの注目すべき社会変化、風俗について描いており(それも主に「一般市民」が関わるレベルのことである)、「イギリスの〜」の方では、時代は20世紀初頭だけども、その時代に生きた一般市民の生活の一例が具体的に描写されている。すべてがではないけど、前者と後者を読んで、この時代がある程度立体的に見えた気がする。「イギリスの〜」も、実は原題が「WINIFRED:A WILTSHIRE WORKING GIRL」であり、20世紀初頭を生きたウィニフレッドという名の下層階級の女性の半生記である。
 だから、本来は別にメイド本ということではない。しかし、日記のタイトルに「メイド」と書いてるのでそこを中心に説明する。
 まず家事をするための女使用人としての「メイド」という存在は、大前提として(一部の例外はあるものの)厳密な身分制度ゆえに成立していたということだ。この時代、下層階級の人々はごくわずかな給金でこきつかわれるというのが当たり前だった。子供ですら雇い主の命令があれば、わずか6ペンスというお金で一週間働かされた。12ペンスは1シリングであり、20シリングは1ポンド、19世紀末の熟練植字工の平均週給が2ポンド弱である。ウィニフレッドの父も、その他の収入があるとは言え、週給10シリングという薄給で働かねばならなかった。逆にいえば、給料以外の収入がなければとても家計が成り立たなかった。それでも文句を言わずに働いていたのは、当時はそれが「あたりまえ」のことだったし、主人の権力は絶対で、少しでも機嫌をそこねれば職を失い、住む家から追われることも珍しくなかったからである。どんな待遇だろうと、奉公人は主人の機嫌を損ねるわけにはいかなかった。
 そういうぎりぎりの生活をする人たちにとって、働けなくなるということはすなわち死を意味する。女子供とて例外ではない。女性が工場などに勤務するようになるのは、第一次世界大戦時に兵役で男手が不足してからのことで、当時、下層階級の女性の働き口はほとんどがメイドだった。この時期、都市労働者のうちで最も大きい割合をしめていたのは、こういう奉公人だったらしい。奉公人を上手く使い、手を汚さず家を切り盛りすることが夫人のステータスであったため、猫も杓子も、中産階級の下流の方まで無理をしてでも奉公人を雇ったのだ。と、いうことは、家庭の夫人は自分の沽券にかけて奉公人を厳しくしつけねばならない。無論、冷たい家庭もあれば、暖かい家庭もあるけど、いずれにしても「上に立つものと下で使われるもの」というはっきりとした違いは歴然としてあった。しかも、労働者の権利など徹底していなかった時代、上の奉公人が給金をくすねる、主人との軋轢で仕事をやめたくてもやめさせてもらえない、やめても次の奉公先への紹介状で悪いことを書かれる、などなど、ひたすら厳しい社会だった。
 無論、花嫁修業という性質もあることはあったし、悪いことばかりではないけど、基本的にそういったスパルタンな世界に生きた女性たちだったのだ。あー、あんまメイド萌えとかいう気分じゃなくなってきたな。(墓穴堀)
 ただ、こういったこととは別に、「イギリスの〜」はそういった厳しい時代の中で自尊心と労わりの精神を忘れず、アクティブに生きた女性の記録であり、読むと元気付けられる本だということは付け加えておく。


2002年09月24日(火) 旧暦 [n年日記]

ハンドメイドと秋の空

 親から栗が送られて来る。わーい。後でお礼言っとかなきゃな。しかし、栗と言うと姉には嫌な思い出があったはずだが、姉にも送られたのだろうか……
 なんか 野尻ボード で「 SF者はハンドメイドメイになる 」というので、そんなバカなことはあるまい、と思ってやったら……だからなんで ハンドメイドメイ がお勧めになるねん。ってえか、これは私がSF者だって証明なのか? いや、それよりSF者であるっていいことなのか? 考えると頭が痛くなってくるのでやめ。ちょっとやり直したら「フリクリ」になりました。まだこっちのほうが納得できる。いや、そもそもハンドメイドメイを見てないんですが。(ってえか、結果として表示されるアニメに相当偏りがありそうだな)
 こんなことになったのはきっとここんとこメイドと韓国・北朝鮮の話題ばかりだったからに違いない。ということで今日もメイドの話題。
  日本海軍メイドさん事件 (仮称)(スレッドの45番目あたりから)。駐独武官とかがドイツに家政婦の名目で女を送られて抱え込まれたというお話。結構有名な話らしい。私は知らなかった。確かに政治工作で女をあてがうというのは古典的な(しかも効果的な)手ではあるのだけども、「メイド」というだけでどうして野郎どもはこうも騒ぎますか?  メイドさん事件for Windows とか言ってる人もいるし。しかし、このエンディングは、これはこれで燃えるかもしれないな。<おいおい
 しかし、日本でメイドというと「ひらひらのついたカチューシャを頭につける」のが当たり前みたいに思われてるけど、実際にはキャップがほとんどだったはず。無論、映画などで実際のメイドがつけているところは見たことがない(と思う。多分)。後になると役職によっていろいろかぶりものを変えたらしいけど、あのひらひらつきカチューシャは何時、どこであったというのだろう? 服飾史まで調べないかんのか?
  左に曲がれなさそうな試写会ゲスト 。いや、映画はかなり楽しみです。はい。
 とか言いつつ、 石原都知事の定例記者会見 を見てて、相当まともなことを言っているように感じてしまう。そろそろ私もヤバイか?
  てまひまかけてこさえてますな〜 。著作権法違反だけど。
  キングゲイナー 3話。ロボットでスタンドでマトリックスでスケコマシ。こういうの(スタンド能力みたいなの)は監督は嫌いだと明言しつつ、それが何かプラスになると思えば意見を取り入れる。こういうとこって偉いしすごいよなぁ。性格は破綻してると思いますが。「 グレートメカニックvol.6 」のインタビューも面白いです。とくに まおちゃん のくだり。(笑)
「狂を感じる」だそうな
 あと、web日記だろうと著作権はありますぜ。転載と引用も別のものです。っつーか、法的に認められた引用の条件は「適切に」だから、内容があきらかに捻じ曲げられたものは引用として認められないんだけど。そもそも。と、誰に言うでもなく。


2002年09月25日(水) 旧暦 [n年日記]

訃報

 あちこちですでに言われてますが、ロバート・L・フォワード博士が亡くなりました( 毎日産経 )。「竜の卵」とブルーバックス「SFはどこまで実現するか」は、ハードSF原理主義者ならぬ私でも胸をときめかせて読みました。
 フォワード博士と並べて乗せるのはなんだという気もするけど、 東声会の創立者、町井久之氏死去東京アンダーワールド にも出てきていて、良くも悪くも戦後に活躍(暗躍)した人物の一人だった。
 その戦後日本もかくまでは、と思わないでもない(そうでもないかな?) 北朝鮮の食糧事情 。乳幼児死亡率高そうだから、平均寿命がすごいことになってそうだよなぁ。 こういうこと やってると、どんどん日本の支援はしぶくなる、で、弱い人から死んでいく。やりきれん。
 こういう話題の後でなんだけども、今週のサンデーの「焼きたて!じゃパン」を見て、この漫画がなんだかさっぱりわからなくなった。料理漫画ではないよなぁ。少なくとも。うーん、やはりギャグマンガなんだろうか? その割には枝葉でこちょこちょやってるという印象が……しかし人気はあるみたいだし、やはりさっぱりわからん。


2002年09月26日(木) 旧暦 [n年日記]

謝罪と賠償を要求しる!

 え〜、 アメリカにも例の病気がうつったようです 。いや、訴えている元米軍兵の方には申し訳ないですけど、でも双方の損害賠償の請求権の破棄は過去に合意しており、この合意を反故にするというのであれば、日本側からも最低限「空爆による非戦闘員の無差別殺戮」の損害賠償を申し立てられるでしょう。広島長崎の二発の原爆も含めてね。バターン死の行軍というのは日本軍の捕虜への残虐さを示すエピソードとして有名になっていますが、そんなの、まともな兵站・補給が事実上存在しなかった日本軍のところにいきなり数万の敵兵が投降して「捕虜としての待遇の保証を要求する!」と言われても……そもそも自分たちの食べる食い物だってろくにないし。「 インパール作戦 」だなんて狂気のさたを真面目に実行しちゃうような軍隊だし(自慢にゃならん)。日本軍の捕虜の取り扱いが必ずしも誉められないものが多かったのも事実ですが。そもそも、投降した敵兵を十分に扱えるだけの物資があれば、日本は戦争せずに済んだかも……それはいささか楽観的過ぎるか。
 北朝鮮、 度を越してるのはお前らの教育じゃ 、と一言言いたくなるわなぁ。
  ガンダムの新作、無料でネット配信 。やるなら キングゲイナー にしてくれ、どうせなら。
  .hack//SIGN 最終回。原画は最後まで高め安定。ただ、ストーリーまでキャラクターの口で説明させるのはどうかと。とは言え、全般的には及第点前後だったと思います。こういうののゲームとのタイアップって、どっかで無茶が入ることもあるけど、あまりそれがなかったし。最後の、リアル世界の司の声って斉賀みつきさんだったんだろうか? この人の女性声、聞いたことないんで。


2002年09月27日(金) 旧暦 [n年日記]

レモンのフレグランス

 withしょうゆラーメン。
 岡崎にて所用あり、ついでに 岡崎の共同研究機構 にいる友人に会う。事前に「不味いものと美味しいものと変なものとおなかがいっぱいになるもの、どれがいい?」と聞かれたので、「美味しいものか変なもの」と答えたら(「不味いもの」と答えると機構内の食堂に連れて行かれる。あそこは本当に不味い。)、連れて行かれたのが ぎょうざ家 という店。元は餃子専門店だったらしいのだけども、それだけでは不人気でラーメンをはじめて、それからは客の入りはそこそこらしい。で、そこで出てきたものが、なんと「生レモン入りラーメン」なるもの。いや、普通のしょうゆラーメンに、レモンの薄切りが4枚乗っかってるというそれだけの代物なんですが、あまりに異次元の発想に頭がくらくらいたしましたですよ。まあ、味自体はテーブルひっくり返すほど不味いと言うこともなく、「変わった味」くらいのものなのですが……しかし、餃子はきちんと皮を閉じて欲しい……
 その友人に「最近、日記に北朝鮮ネタが多いね」と言われる。いや、多くしたいわけではない(むしろこれでも抑えている)のだけど、一日に一個はかなりのネタが出てきてしまうのだから仕方ない。たとえば これ とか。拉致邦人の生死をきちんと確認し、身柄を保護できても、事件は終わりにならないのだろう。先は長い。
 ちょっと昨日検索をして見つけた ページ 。旧日本陸軍屈指の愚行と呼ばれるインパール作戦に関わった(実際にインパール作戦に参加されたわけではないらしい)方の娘さんが父親の体験談をテキストにしたページらしい。まだきちんと目を通していないけど、貴重な話だと思う。
  大和心とポーランド魂 (0.8MB, swf)。第一次世界大戦直後、ロシアに取り残されたポーランド孤児たちを日本が救済した事件のフラッシュ。この孤児たちが中心に「極東青年会」が結成、抗ナチス運動にも参加している。
 なんとなく、日本ってのは成金国家として世界から嫌われているというイメージがあるけど、トルコのこととか、上のポーランドとか、また 台湾パラオ など、案外と親日的な国ってのは多い(もっとも「過去の歴史ゆえ」から「なんとなく、成功した国だから」くらいのイメージまで、割合と漠然とした根拠だけども)。韓国、北朝鮮、中国がかなりの反日教育を行ってるせいであまりそう感じないかもしれないけど、それは第二次世界大戦のこともさりながら、普通は隣国同士は(利害の競合がおこるため)仲が悪いことがもっぱらだということも忘れてはいけないと思う。もっとも今の日本が立派かと言うと、まあそんなことはないのだけど。
  シスターメイドって何? 本当になんなんだ、一体。
  きんぐげいなー 。見てない人は、これでどういうOPか妄想をたくましくしてください。


2002年09月28日() 旧暦 [n年日記]

完璧な帝王たちの時間

 神林版「ラーゼフォン 時間調律師」の感想。神林長平の ラーゼフォン ノベライズに関しては、「いったい誰が話を持っていったねん」という違和感に対して、「どうして神林長平に話を持ってくねん」という疑問はまったくと言っていいほどなかった。それは、そもそもラーゼフォンがもともと一枚絵的なイマジネーションの世界から出ている作品であるところに対し、神林長平のイマジネーションの世界がマッチングしているように感じたからだと思う。実際読んでみて、それは正解だったと思った。ラーゼフォンにおける幾つかのキャラクター、設定などを確かにベースにしているものの、ストーリーラインそのものはテレビ版ラーゼフォンが「少年時代の初恋」を回帰する物語だったのに対し(その為の手法等は結局うまくなかったと思うが)、小説の方は「親殺し」「兄弟同士の骨肉の争い」という、神林長平の小説で何度か使われたモチーフをベースにしている。主人公すら異なっている。結果から言うと、小説版は成功し、テレビアニメは失敗した。それはテーマそのものよりも、それを芸としてどうやって描くかが、いかに提示されたかだと思う(文芸とは「文」で「芸」をする、とは至言だ)。 グレートメカニック vol.6 を見て、富野監督と出渕氏のインタビューを読み比べると、その差から浮き出てくる。これまでの神林作品を読んだものとしては特に新しいところのない作品だが、「芸」としては間違いなく金銭を取るに値する仕事をしている。いや、テレビアニメ版に(少なくとも、直接は)金を払ってるわけではないけど。
  けんかに決闘罪を適用 。いや、死文化した法律ってのが多いのは知ってるけど、まだ決闘罪って生きてたんか……


2002年09月29日() 旧暦 [n年日記]

ストレンジベント・ザン・パラダイス

  龍騎 で出てきた「ストレンジベント」って何なのだろう? 一度ベントインした後に吐き出されて、トリックベントに変わってたけど。ランダムにカードを変化させる? 肉弾攻撃系のカードしかなかった龍騎はじめての特殊能力カード?
 わからないって言えば、今回から本格登場の「タイガ」のファイナルベントもよくわからない。契約モンスターが敵を引きずりまわして、そいでタイガが持ち上げて……うーん。しかし、陰険メガネがライダーってのはいいかも。
 今売りの少年エースにMEIMU氏作画の「龍騎スペシャル」のコミックが載っている。「戦いつづける」エンドだったけど、二種類結末を書いて、テレビに合わせたんだろうか? うーん。ただでも無理があったスペシャルをさらに短くまとめるので無理はあるのだけど、その制限の中ではがんばっていると思う。真司の不器用な力のこもった変身ポーズだとか、「あ、マニアだなぁ(しかもよく見てる)」とか、感心するところも。スペシャルのDVDは「戦いつづける」「戦いを止める」の他に4っつのエンディングが加わったものになるとか。
  ぴたテン 最終回。まあ、無難に終わった、という感じか。毒にも薬にもならないかもしれないけど、これはこれで悪くないかと。原作では 紫亜がコタローの曾祖母 で、おまけに 寿命で死んでしまったり とか怒涛の展開になってますが。
 小耳にはさんだ話では、某ゲームは序盤10時間が無茶苦茶退屈だとか。10時間我慢って……地獄の黙示録が3回見れるんですけど……苦行ですか?
 先日の「朝まで生テレビ」で、田原総一郎が「日本は600万人の朝鮮人を強制連行した」と発言して、在日韓国人の姜尚中教授に即座に「それは流石にウソ」と否定されていたという話で……そりゃ、600万人って当時の朝鮮半島の人口の何割だと思ってるねん? こういうちょっと考えればありえないことを平気で発言するテレビって……


2002年09月30日(月) 旧暦 [n年日記]

ただいま苦行中!

 ええ、深くは追求しないでください、深くは……
  しゅうかいどうさん とこからたどった 教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史 。「そうそう、 高エネルギー研 のページを見に行ったよなぁ」とか思い出したり。しかし、実はそれより ラグナロクオンラインであった怖い話 史上最強の電波 に身震いしつつも楽しんだり。って、被害に遭われた方にとってはそれどこではないですね。すいません。しかし電波って本当にいるんだ……
 インターネット黎明期と言うと思い出すのが、同級生だった○○君(本人にとっては若気の至りだったと思うので、完全匿名)。まだネットスケープが2.xで、インターネットエクスプローラー辺りなんか「何それ?」という時代、その彼がコンピューターに詳しい別の同級生にWWWブラウザの使い方を習っていた。で、そのお年頃の男の子が見に行くと言えば、やっぱり××なページ。苦笑しつつ、まあ、そんなものだよなぁ、と思っていたのだけど……実験をして、中休みにコンピューター部屋に戻って見ると……まだ見てる……確か始めたのは夜7時だよな? とか思いつつ、時計を見ると日付が変わりそうな時刻。ようくやるなぁ、と思っていたがまだ甘い。実験で徹夜をしつつ、時々様子を見に行くと、まだ見ている。なんだかんだで、彼がコンピューターから離れたのは朝の4時……9時間も見続けてたんかい!? ここまで来ると呆れるを通り越して感心するやら。しかし、彼が研究室でそれ系のサイトを見たのはそれっきり。何で見ないのかと聞いてみたら「飽きた」との返事。まあ、そらそうかもなぁと思いつつ、ある意味では大したものだと思ったり。
 またもや韓国ネタで申し訳ないですが、 朝鮮伝来の“珍説”主張 柔道/空手 。今回のミソは、マスコミや在野の自称研究家が主張しているのではなく、 釜山アジア大会 の組織委員会公式ページに掲載されたこと。日本にもユダヤの十二氏族が日本に渡ってきたとか、イエス・キリストは日本人だったとか色々電波な事を言ってる人はいますが、国をあげてそうだってのは、そりゃ苦り切るしかないわなぁ。
  キングゲイナー 4話。バカ話炸裂。どんどんドロンジョさまになっていくアデットに空回り炸裂のヤッサバ隊長、アッチョンブリケなリュボフ。2話辺りからそうじゃないかと思ってましたが、やはりヤッサバ隊長は萌えキャラですね。ゲイナーとゲインのキャラがわりとシリアスなままなだけに、この周囲のキャラの空回りっぷりが……富野監督の策中にはまってますか? 雰囲気的にはエルガイムの序盤辺りが近いかなと。話は第3話の翌日のようなのだけど、たしか第3話でゲイナーは27日間学校を休んでいたと言っていたのに、4話の時点でエクソダス開始から7日目。エクソダスの日に登校してるんですけど……細かいことですかそうですか。
  アニメ版雪風こんなん だったら。意味不明気味。誰だ、こっちの方が良かったって言ってるのは? そんなに チキンブロス が食いたいか?