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2001年12月11日(火) 旧暦 [n年日記]

モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・ホーリー・グレイル

 実に素晴らしすぎる 「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」DVD版の特典内容 。これで5800円は絶対お買い得。 好きな人には。 他の人は知ったこっちゃありません。<おいおい
 収録が片面一層と云うのと、一部日本公開時にはカットされたシーンの吹き替えはどうするのかとか、気になるところはあるけど、製作者に恵まれた日本版DVDってあるものなのだなぁ。

基礎からのザブングル

  っつースレ が2chにたってました。ザブングルを知らない方もこれで安心!(って内容のスレではないな)
 伊藤明弘氏の「ブルーゲイル」を改めて見ていたら、ラグの銃が H&KのP7 で、これって伊藤氏のオリジナルか、それとも元からの設定なのかよくわからなかったけど、実は ちゃんとした設定だったらしい 。当時は(今もだけど)銃器に関しては疎かったからなぁ。あと、 こんな話 もあったり。
 昨日の日記で書いた日本独自の有人宇宙飛行計画だけども、 スラッシュドットジャパン では 賛否両論、 やや「否」の方が多いと云う感じです。やはりこの不況下に恩恵があるのかないのか良くわからないと云う感じで疑問視される方が多いようで、個人的には高速道路料金所の自動化とかなんとか、無意味な部分に金を使うよりはこっちに使って欲しいですが、血税は血税、一般へのアピールもびしっとフォローしてくださる事を期待します。


2001年12月12日(水) 旧暦 [n年日記]

期待されると くしゃみが出るんだ

 昨日はそれほどではなかったけども、日、月とちと色々と作業がたてこんでいて睡眠不足だったので、今日は昼頃まで寝倒し。で、起きてメールチェックだのなんだのしてるところへボスから電話。投稿中の論文がacceptされたとの事。それに関連した書類の提出が理学部の方であったのでそれの修正も兼ねて理学部へ。で、昔の研究室でマッタリと作業などしてるところへボスからまた電話(どこに行くかは知らせてあるので)。
 「今手紙をもう一度よく見たら、表紙に使うから図をどれか一枚選んで送れって書いてあるんですよ」
  はい?
 acceptされた雑誌は Journal of Neurophysiology 。見てのとおり、表紙はカラフルな図や写真の雑誌。でも当の論文、地味な白黒のグラフしかないんですけど…なんで? ちょっと胃が痛い。
  スラッシュドットジャパン ネタなのだけども、 ウィルスPentagon(gone, goner)の作者の高校生グループが捕まった理由 ( 元ネタの原文 ) と云うのが見て大笑い。アホですか?
 2chアギトスレで知ったのだけど、 yahoo! Movie でのアギトの評価が異常に高い。尤も、ユーザーランキングで上位に来ている映画を見るとかなり偏っていることはわかるし(でも評価されるのは頷けるものだけど)、ランキング上位だから単純に世間的に評価が高いと云うことでは全くない。話題性が非常に高い洋画なんかは、やっかみや、(期待が高すぎたが故の)期待はずれなどの評価も多いのに対し、マイナーなものは意外な当たりであった人や熱狂的なファンが評価をつけるから、そもそも高得点になりやすい。つまり、マイナスの評価の人はそもそもまともに評価しようとしてないので投稿してないと云う母集団の偏りがある。でもアギトの映画は面白かったけどね。 DVDは来年2月28日発売 らしい。買ってしまうかも。
  何時の間にかAMDってシェアを延ばしていた のだなぁ。ウチのもAMDですが。


2001年12月13日(木) 旧暦 [n年日記]

全ての謎は解けた!

 昨日の雑誌表紙の件なのだけど、送られてきた手紙をよく見ると、どうも隔月で変わっていた表紙が毎月変わるので、とにかく表紙の素材を募集してる状況っぽい。おそらくほぼ全てのAcceptした論文の著者に同じ事を書いて送ってるのでしょう。そうはあからさまに書いてないけど。ですんで送っても表紙に採用される見込みはそんなに高くないです。なんだ。
 医学部よりも、理学部にいた方が作業がはかどる(気がする)事がわりかしある。少なくとも、理学部で作業してた方が楽しいのは事実。何故だろうと考えると、一つのアクションに対する周囲のリアクションが理学部の方が、ってより前の研究室の方が彩り豊かだと思い当たる。今の研究室だと周囲の反応はわりと淡白で、一つ問題を提起しても、あまり深くは入れ込まない。前の研究室だと、一旦作業を止めてでも入れ込んでくれる事が多い。それがいいか悪いかはまたちょっと別問題なのだけど、意見に幅が出てくる事は確か。研究室のカラーってのもあるけど、学部学科のカラーってのが結構ある気が……
 今日は特に他になし。まあ マイクロソフトが何時ものアレ とかはあるけど。


2001年12月14日(金) 旧暦 [n年日記]

QUEENはQUEENでも…

 QUEENってのは「女王」の他に、俗語で「オカマ(ホモの女役)」と云う意味もあるらしい。いや、今日の ヴァンドレッド を見てたら不意にそんな事を思い出した。考えてみれば一年前の1st atageから延々伏線は張られていたのだけど、もう伏線の回収をする気はないと思ってたよ。
 雑誌投稿の「とにかく送れ」と言われていた表紙用の図にボスのOKが出た。まあ多分採用されないだろうけどね。
  やはりXboxを改造しようとする人続出 らしい。来年の頭にはクラック用のツールも出回りそうな雰囲気。
 今日12月14日は赤穂浪士の吉良定討ち入りの日(ったって、旧暦だから日付はずれるのだけど)、ってことで「四十七人の刺客」をやってた。どうも忠臣蔵って好きじゃないのよね〜。でもこれって事の始めの「松の廊下」はぼかしてるのか。どうもイマイチ締りが…
 こないだP2P接続のファイル共有ソフト利用者の逮捕者が出たけど(正確にはソフトを使ったからではなく、ソフトを使った著作権侵害で逮捕)、何時の間にか こんなの が出ているらしい。よくわからんが 集中管理型のシステムではない のだそうで、探知は格段に難しくなるらしい。イタチごっこなのねん。ファイル共有システムと著作権が直接的に関わると云う事ではないとは思うのだけど、 リージョンコードに関して は正直過剰すぎると思う。日米のソフトの価格差見たら、呆れる事この上ない。
 え〜っと、後は 木野アギトことアナザーアギトのソフビ 。無茶カッコエー!
 このところ精神状態は鬱ったり躁気味だったりと細かい変動の繰り返し。全般的にはやや躁。うーん。


2001年12月15日() 旧暦 [n年日記]

アルカイダが300名以上投降

  アルカイダの兵士が続々投降しているらしい 。大勢が決してしまっている今、抵抗による被害の拡大を増やすよりも、速やかに投降が進んで欲しいものである。しかし、正直、軍事行動前はここまでアメリカが徹底して情け容赦も外聞もなくアルカイダを叩くとは予想してなかった。自分の不明を恥じると共に、アメリカと云う国の恐ろしさを感じる。そして良しにつけ悪しきにつけ、日本という国はそのアメリカの武力に頼らねばならない状況にある。日本の軍備賛成とかそう云う話ではない。しかし、非武装とかなんとか謳うのであれば、そうしなければならない現実にも同時に目を向けねばならないと思う。その上でどう考えるか、だ。
 なんて考えてるのは、最近「武力行使賛成」とか「海外派兵賛成」とか云う単語で検索をかけてきてる人が結構いるから。私は武力で解決と云うのに賛成でも、日本が他国の戦争に巻き込まれるのも賛成じゃない。第一、お前銃を取って海外に行け、なんて云われたって嫌に決まっている。CONTINUE vol.4の アルファシステム の芝村氏インタビューで、自衛隊時代(航空自衛隊に一時期籍を置いていたらしい。パイロットではないのだけど)にやたらと走らされたので上官に「どうして走らなければいけないのですか」と質問したところ、「命令に従うのがお前らの仕事だ」と返答され、酷く納得したと云う。つまり、命令に従うと云う事を徹底しておかないと、殺し合いなど到底出来ないと云う事だ。逆に云えば兵士だって殺したくて殺すわけではない。しかし、その必要上からその様なシステムを構築しておかねばならないのが軍隊なのだ。私だって、おそらくそのような環境で教育されれば、今は嫌だと云っても割り切れるようになるのかもしれない。それは同時に自分の命を危険に晒す事でもあるけども。
 何も知らずに賛成、反対と意見を固定するのは簡単だ。しかし、実際に戦闘を行う人間も殺しが好きだからやっているのではない。どうしてその様なシステムが必要なのか、その背景は、とその部分に目を向けねばならない。現実は理想どおりに動くのではなく、一つの動きに対してもその反応が逐一ある。短期的にはそれこそが重要とも云える。
 一つの問題に対しても正解はなく、各々の立場による目標設定における、それぞれのベストの解法を模索せねばならないのが現実。難しくもあるし、不謹慎に響くのを覚悟で云えば、だからこそ面白いとも云える。


2001年12月16日() 旧暦 [n年日記]

今日の訪問販売

  日本メディアサポート 。微妙なラインだけど、 かなり悪徳っぽい臭いがする 。いや、EXCELでの作業中にEXCEL等のMS-OFFICEの使い方のレクチャーとかなんとかと云う話を持ってくるところが笑えた。基本的な訪問販売の手口を使っているので分かりやすいのだけど。
  パワーパフガールズ も来週で終りだけど、今回はぱっとしなかったなぁ。まあ普通。
  アギト はほぼ全ての謎が解け、黒い青年とアギトにまつわる諸々の佳境。黒い青年は矢張り白い青年の力を吸収しきれない模様。一方、最初のアギトである姉が真魚の父親を殺したと思い、アギトの力は不幸しかもたらさないのではないかと悩み、自ら黒い青年にアギトの力を差し出す翔一。アギトの力が人類にとってどんな意味があるのか、と云うのは話の焦点の一つだけに気になる。あと、美杉教授の言によると、本物の津上は雪菜の後を追って命を絶ったっぽいが、だとすると今生きている沢木(津上)って何?
 先行情報によると 木野は負傷を負った翔一の治療を優先し、自分は傷を負ったままヘッジホッグ・ロードと戦い、最期を迎える そうな。うう、マジ?
 テイマーズはデュークモンVSベルゼブモン。しつこいけど一週遅れね。4分ほどまるまる使いまわしの回想が入るけど、それ以外は作画も演出も良い出来。こういう見せ場できちっと良い部分を持ってこれると云うのはプロだなぁと思うけど、途中の散々な出来の話はちょっと……「デジモンの神」であるスーツェーモン(朱雀)は「何か」の脅威に対抗する為に進化の鍵であるクルモンを捕獲しようとするけど、それに対してデジモンとテイマーの融合と云う形の進化を見せる主人公、と一本筋が通っていてとてもいい。それだけに途中の出来の悪い話が残念になる。もう数話でまた舞台は現実世界に移るようだから、それからまた期待か。ところでサクヤモンに「巫女形態」があるという話が……巫女形態って一体。
 BSでマカロニウェスタンの名作「荒野の七人」をやっていた。ご存知のとおり黒沢明の「七人の侍」の翻案作品で、主演はユル・ブリンナー、監督はジョン・スタージェス。元ネタは高校の時に夏休み、学校が開いた上映会で見たのだけど、実は最初、黒澤映画を殆ど見たことがなかった事もあり、「名画かぁ」と期待せずに見ていた。実際、視聴覚室に見に来たのは10人に満たなかったし。ところが見てみると予想に反して徹底した娯楽映画。3時間の長丁場にも関わらず、没頭してしまった。予備知識ゼロで見たので、最初に個性豊かな七人のメンバーを一人一人集めていくところ、ただ単に守られる存在としてでなく、自分たちの都合で動く農民達、そして一人、また一人と仲間たちが野武士との戦いの中でたおれていく過程のドラマに非常に引き込まれた。そして最期の菊千代と野武士の首領の一騎打ち、戦い、去っていく侍たちの、勝ったけどもアイロニーを感じる姿と、農民たちの明るく逞しい姿で終わるラストは爽快の一言に尽きる(「用心棒」の方が好きだけど)。問題はこの映画、やはり三時間ということで途中で飽きる人が出てくる事なのだけど、荒野の七人はその点は上手く切り詰めて娯楽として最適な二時間程度に縮めている。ただ、やはり主に切り詰められているのは途中のドラマで、七人の侍ほど侍たちと農民の交流が描かれず、農民達への感情移入が出来ない。また最後の展開で無理矢理山賊たちとの一騎打ち、3人を残して死亡と言うパターンにしてしまってる感が否めない。それと、最後に「勝ったのは農民達だ」と云う一言を長老に言わせてしまっているのはどうなのだろう。農民達のしたたかさは良く出ているのだが、「七人の侍」では野武士VS農民(+助っ人の侍たち)なのに対し、野武士VSガンマンVS農民と言う三つ巴の構図に思える。簡単にどちらがいいと云う話ではないだろうが、やはり深さが足りない気はしてしまう。


2001年12月17日(月) 旧暦 [n年日記]

凄いや木野さん!(真島浩二の声で読もう)

 木野薫こと 菊池隆則さんのサイト がステキすぎ。正確には、掲示板の菊池さんの書き込みが。ちと不謹慎な部分があるのは事実だけど、でも役柄とのギャップが良すぎる。併せて 東映アギトサイトアギト日記27 も見よう。「どっちが勝ってもいけない戦争」と云うのはその通りだと思う。何を以って勝ちとするかにもよるけど。
 ボスから、先日送った図が届いたと返事があったと、メールで連絡が。文面を読むと案外と好意的に読めるが、雑誌の表紙の傾向と異なるからなぁ。どうなる事やら。しかしええのんか? 一日やそこらででっちあげた図なのに。
 ここんとこ多い スラッシュドットジャパン ネタだが、 Outlook Expressから乗り換えるべきMUA なるスレッドが(MUA=Mail User Agent; 早い話がメーラー)。そこにリンクが張ってあったのは HTMLメールいや〜ん! とか MUAs for Windows - Windows のメイラーの評価 - とか。後者を見ると私が使っている 電信八号 はBクラスだが、IMAP4未対応などの現状を考えると、致し方ないとは思う。次世代バージョンに大期待。一応一覧の、OutlookやOutlookExpressが対応している機能等を見ると、決して性能の悪いメーラーというわけではないのはわかる。だが、要は余計な事をさせすぎている。その事がワームやメールウィルスの温床としてしまっているのだ。士郎正宗も攻殻機動隊の中で「同質の個体からなる組織は危険である」(だっけ?)とかなんとか云っている。同質のユニットからなるシステムと云うのは抱える弱点も同質であるが故に、その弱点を突かれると簡単に機能そのものが麻痺してしまう事がままある。多様ならば良いと云う事ではないが、自然界において生物などが、同一種であってすら多様性を見せているのはその為でもある(ただし、環境が厳しくとも変化が少ないようなところなどでは寧ろ単一化が進む事がある)。別の側面から云えば、別にOEやOutlookを使うなとは私は思っていない。だが、こんな仕様の不備が原因で対応パッチを頻繁に当てねばならないのは面倒だとは思っている。面倒であると云う事は対応しない人も多いと云う事であり、それだけ危険性も高くなる。まあ、「素人にはお薦めしない」ってところ。無論拘りは人それぞれあって当然なので、ちょっとくらい面倒でも使い続けたいと云う意見もあっておかしくはない。でもワームなどのメールウィルスへの感染は自分のみならず、放置すれば他人にも迷惑がかかる行為である事は知っておいて欲しい。端的に云うなら「それ相応にきちんと対策に対応するつもりがないならさっさと別のメーラーに乗り換えてください。でなけりゃ迷惑」ってことだけども。乗り換え検討中の方は是非上記URLを参考にしてください。


2001年12月19日(水) 旧暦 [n年日記]

二ヶ月前にはなかったのに…

 近所の書店の棚を見ていたら、ボストン・テランの「神は銃弾」が平積みで置いてあった。二月前に探したときにはなかったのに何故? と思ったら帯を見ると「 2002年版 このミステリーがすごい! 」で海外ミステリー部門一位に選ばれたらしい。現金な。っちゅーか「このミステリーがすごい!」ってそんなに影響力があるのかな? 星雲賞よりはありそうだけど(でもCONTINUEの芝村氏インタビューではいきなり星雲賞受賞のお祝いから始まってたな)。
 諸々大変な今日この頃だけど、もうひとふんばり。でもそこからもしんどいのだ。仕方がない。生きてる証拠。
 BSで「荒野の七人」シリーズの最後「荒野の七人 真昼の決闘」が。今回は主演がリー・ヴァン・クリーフ。「夕日のガンマン」等に出ていた役者。確か左手の中指が短かったりする。前三作ではそれなりにメンバーを集めるところを描いていたけど、今回は思いっきりはしょって5人を恩赦を条件にした囚人にしてしまっている。展開が早いのはいいが、殆ど「リー・ヴァン・クリーフと愉快な仲間たち」になってしまっている。仕掛をして山賊どもを迎え撃つと云う部分においては、むしろ元の「七人の侍」に近いかもしれない。そこら辺や、銃器の取り扱いの描写、クールな台詞の応酬はそれなりにたのしめた。
 関係ないけど、自分の精神的な脆さってのは時々実感してしまうなぁ。大した事のないショックで、しばらく作業に手がつかなくなってしまう。その代わり、その後はけろっと忘れてしまう事が多いけど。克服したい部分ではある。


2001年12月20日(木) 旧暦 [n年日記]

まあ、なんだ

 いろいろなものの中で優先順位を決め、大事なものを優先し、その他のものを切り捨てていく。切り捨てたものが大事ではないと云うことではなく、優柔不断かつ意志薄弱な私はやはり心悩まされるのだが、しかし同時にある種の爽快感も感じてしまう。
 だからどうしたと云う話なのだけども、せめて残したものは切り捨てたものに恥じないようにしよう。