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2001年07月11日(水) 旧暦 [n年日記]

山篭もり中

 今ちょっと諸事情あって山篭もり中。片眉は剃ってません。
 各種反応が滞ってますが(たってここんところのテキスト量がむしろ異常だったんだけど)、夜逃げしたわけではありませんので。
 明日にはどうにか反応できると思います。多分。


2001年07月12日(木) 旧暦 [n年日記]

これ一粒でみるみる痩せる!

 え〜、どこに山篭りしてたかと言うと、古巣の研究室っす。「本山」だから山みたいなもんでしょ。(投げやり)
 そいでもって「12時間キチキチ実験耐久レース」を二日連続でやってました。純粋な実験時間なんでその他の仕事とかもあわせると18時間越えてます。多分も少しします。わりと死ねそうです。体重が2kg減りました。ダイエットにはなりますが体壊しそうです。っつーか気付くと仮目標の適正体重まで体重が落ちてるってのは嬉しいような悲しいような…
 最近研究室にいる留学生の黄さんから、「スヅキさん、顔の色白くなた」と言われたのですよ。鏡でしげしげ見るほど見目良い顔じゃないんで自分じゃわからない。腕とか見るとそこそこ日焼けしてる。変だなぁと思ってトイレに行ったついでに鏡を見てみると…黄さん黄さん、これ顔の色が白くなったってんじゃなくって顔色が悪いっていうんですよ。きゅう。
 ってワケでボチボチ反応してきます。


2001年07月13日(金) 旧暦 [n年日記]

ライジングザン、倒産

 と書くとなんのこっちゃだな。「ライジングザンを製作した ウェップシステム が倒産」ってことなんですが。あまり大きい会社だとは思わなかったけど、こうあっさり潰れてしまうのもなんか世の無常。

 ダイエットするからにはやはり目安となる体重ってのがあるわけで、以前計算したところ私の身長だと確か60kg弱だったのだけど、計算の仕方にもよりけりなのでもういっぺん確認してみようと思って検索。見つかった ところ に飛んで計算してみると…なぬ?! 53kg!? ちょっと待て、異常とは言わないが、それは痩せ過ぎに近いだろう! と見てみると、ダイエット食品の会社のページでした。まあそりゃオーバーに書くわな。
 該当ページのスクリプトを見てみると、「(身長(m)の二乗)掛ける20」という計算をしてることがわかる。しかし一般には「掛ける22」である。実際には筋肉量などの体格差があるので本当の適正体重は同じ身長でも個人差があるのだが、一応この計算の±10%程度が正常の範囲内ということになってる。だから別に上のページも必ずしもウソではないのだが、かなり煽ってはいる。
 更に肥満度の指標としてBMIというものがあり、これは体重(kg)÷(身長(m)の二乗)である。正常域は18.5〜25.0、標準は一応22程度(一番病気の頻度が少ない)ということになっているらしい。あくまで指標だけど、まあ参考までに。
 ちなみに映画版 仮面ライダーアギト の製作発表記者会見の記事は こちらG4 もあるでよ。


2001年07月15日() 旧暦 [n年日記]

街で見かけたこんなもの

 どんなものかっていうと こんなの 。思わず反射的に撮影。ペイントでなくビニールテープの切り貼り。
 どうしようもないくらいの蒸し暑さの上、PCのマウスの不調。ただでも不快指数上昇中なのに慣れないポインティングデバイスを引っ張り出して代用してるのでどうにも操作がスムーズに行かない。呼吸困難に陥りそうな蒸し暑さというのは想像できますか? いや、冗談抜きでじっとしてるだけで脱水症状起こしそうです。なんとかならんのだろうか。なんともならないけど。
 昨日は Day Contact2 に参加。でも暑くてレポート書く気がしない〜。
 ってわけでまた後で。


2001年07月16日(月) 旧暦 [n年日記]

宇宙湯煙旅情編

 え〜、先週の土曜に行ってきた Contact Japan 主催のDay Contact2の報告。
 今回は参加人数が増えて約50人。十数名ずつ四チームに分かれて各々のコンタクトする種族を設定する。今回はBチーム。対する相手方のAチームには 野尻抱介 氏が。うむむ、前回のリベンジが!?
 解説すると、前回も相手方チームに野尻さんがいたのだが、こちらのチームにはひたすらノリでひっぱる岡田斗司夫氏がいたがために典型的なありがためいわく星人(基本的に善意なのだがメンタリティが他の種族にとってありがた迷惑な宇宙人)となり相手チームをてんてこ舞いさせてしまったのだ。別に私のことなど歯牙にもかけていないだろうが、それとは無関係に前回やられたから今回は相手をいてまえと考えるという可能性もなきにしもあらず。
 若干遅れて会場についたが、開会の挨拶とブリーフィングの最中だったのでなんとかセーフ。さっそく部屋に移って作業開始。Day Contact(以下DC)はファーストコンタクトシミュレーション(FCS)の簡略版ということもあってあまり厳密性にはこだわらない。とは言えあまりに非科学的な設定では意味がないので、最低限の科学的な考証は詰める。特にA,Bチームに渡されたコンタクトの舞台となる星は実在の惑星の衛星を元にしている。恒星からの距離は地球と同程度のガス型惑星の周囲を周回する、「地球型衛星」という設定なのだ。その性質上、惑星より複雑な運動をする為に環境の変動が激しいという設定だ。
 今回は最初から宇宙人ということは確定されていたので、まず最初に決めたのは土着の宇宙人か外来の宇宙人か。これは多数決により僅差で土着の生物というコトになった。
 そしてどんな宇宙人にするかということでコンセプトを決めようということになったのだが、水棲生物がいいとか、やはり陸棲だとかなかなか決まらない。そもそも陸地では気候の変動が不安定で激しいのであまりよろしくないのだが、水棲だと今度はコンタクトがやりにくい。これはDCではちと困る。そこで出たのが造山活動が活発だということ。地球より平均気温が低い星だが、火山帯の周囲なら比較的その影響は少ないのではないかという意見だ。「それに温泉もあるしねえ」的な意見が漏れたのだが、この一言からなし崩し的に「温泉大好き宇宙人」とすることが決定してしまう。
 端折って決められた特徴を列挙すると、「鉱物資源が豊富な場所にいる為に冶金技術が優れている」「よって金属加工技術に突出する」「温泉に卵を産んでふ化させる(温泉卵?)」「哺乳類ベースだが、爬虫類の特性も含まれている」「首の周囲には襟巻きがあり、これにより体温調整を行う」「体型、大きさは基本的にヒューマノイド」「電磁ノイズがばしばし出る環境で暮らしているので遺伝子修復能力が優れてる」「よって放射能汚染に強い」「だから核エネルギーの利用にはわりと無頓着」「個体間の直接コミュニケーションは音声言語。襟巻きの状態や手振りなども普通に補助手段として用いられる」「電波利用の通信手段が使いにくいため、光通信が主な遠隔伝達方法」「温泉が社交場」「政治形態は直接民主主義」「寿命は二百〜三百年程度」「幼生期間は五十年、百歳でようやく成人と認められる」「基本的に温泉を愛する温厚な種族」といったところ。
 こういったこちらの種族の特性が決められた時点で、プレコンタクトが始まる。つまり、相手の宇宙人の存在を感知するのだ。これはスタッフがどう接触するかを決める。
 数分の後のスタッフからの第一報は「十AU(天文単位)離れた場所で二十八km程の大きさの宇宙船と思われる物体の減速噴射炎が観測された」とのこと。来たか、とざわめき立つ。
 こちらからまず信号。当然レーザー通信だ。返事を待つ。だが待てど暮らせど一向に返事はない。何度か繰り返し送信するがやはり無反応。やがて電波によるなんらかの信号が観測される。単調な内容の繰り返しで、なんらかの救助信号もしくは警告文らしいという解析結果。相手はどうやら電波通信を基本としてるらしいということがわかり、さっそく電波通信の施設を建造するが、どうにも相手側からの信号が気にかかる。レーザー通信は想定してない種族と思い、探査プローブの打ち上げそして電波による通信を開始する。しかしどんな通信にも全く反応しない。最初の警告とおぼしき信号が繰り返されるだけだ。ひょっとして受信機能が何らかの理由で阻害されてる可能性があると判断し、プローブからの連絡を待つ。しかし数ヶ月後に件の宇宙船に到着したプローブからの情報は、我々を一層混乱に陥れるものだった…とりあえず続く。

 ちなみに 映画版アギトの製作発表の様子。 なんつーか、燃え。って最近謎の青年が出てないことにふと気付いた私…
 何時の間にか こんなページこんな記事 が。なんか大須が変なところみたいじゃないか、まるで。


2001年07月17日(火) 旧暦 [n年日記]

強襲! ねこめーわく!

 昨日の続き。我々湯けむり宇宙人(正式名称YUNOKO)は、こちらからの通信には全く無反応の謎の巨大航星物体に打ち出したプローブ(探査機)からの通信を待った。その間に相手側から接触の申し込みがあるを予想し、航惑星能力のある宇宙船の建造(既存のものの改造)を急いだ。打ち出しから数ヵ月後、ようやく減速過程にある謎の巨大物体がプローブの視野に入った。大きさは半球状の巨大噴射口が一つ、その前に燃料タンクと思われる同程度の大きさの球状の部分、そしてその先に自転する円筒部分があるという外見だった。見た目、中途半端な串団子といったところか。ともかく生物とか自然現象(そもそもそんな可能性は殆どないのだが)ということではない。人工建造物であることは確からしい。しかしそれならばこちらの通信に応えないというのはどういうことか。受信機能が阻害されているのか。プローブは更に近づいて調査を続ける。外見上、あからさまな破損はない。断定はできないが外見からは通信機能の障害ではないようだ。では何故…というところで相手宇宙船から船外活動機らしい物体が分離された。こちらが疑問に思う間もなく、あれよあれよと近づいて来、マニピュレーターをこちらに伸ばすと…そこで通信が途絶えた。光でも一時間は通信にかかる距離だ。回避行動を行う間もなかった。可能性は考えていたが、信じたくない最悪の考えが浮上してくる。まさか相手は敵対行動を…
 どうするか。緊急会議が開かれる。相手に明確な攻撃の意思あり、として第一衛星上にあるマスドライバーをレールガンに改修するか、レーザー通信施設をレーザー砲に改修して迎撃を主張するメンバーも現れる。しかしそれはあまりに性急かつ稚拙な判断だ。ようやく建造の終わった有人機を派遣するか、それとも相手の攻撃性を認め、迎撃の準備をするか。同族の危険の目は早々に摘むべきか、むざむざ外恒星系との接触の可能性を潰すようなことは出来るだけ避けるべきかが喧喧囂囂と激論が交わされるが、とりあえず第二プローブの報告を待って有人機の打ち上げを決定するということになった。迎撃論は、時間的制約から不可能そうということになった。
 第二プローブの到着。しかし結果は第一時と同じ…ほぼ同時に相手宇宙船から小型機の分離が確認された。どうも先発隊としてこちらに向かってくるらしい。どうする!? 相手の意図は?! と言っても出来ることは少ない。先発隊と言ってもおそらく極小規模のものだ。もし先発隊を迎撃してもその後に到来する約30kmの巨大物体は止まってくれない。
 わからないのは先発隊の意図だ。降伏勧告に来たのか。いや、それならこちらに解読不可能な連続した通信は何なのか。こちらからはこちらの言語の解読に必要と思われる情報は送信しつづけてるのに、それを利用してこちらにわかる形での降伏勧告は送ってこない。言語解析のテクノロジーは低く、解読不可能なのか? いや、それは流石に考えにくいと思うのだが…行動に一貫性が見られない。いったいなんなのだ? 小規模の先発隊でも我々を駆逐可能な超絶技術を持っているのだろうか? いずれにしても受け入れるしかない。しかし出来るだけ被害を少なくしようと、人工「孫」衛星(我々のYUNOKOが生息してる星自体が木製型惑星の周囲を周回する地球型衛星なのだ)、もしくは鉱物採取基地のある第一衛星上での接触の希望を画像で通信する。それとて相手が受信するか、そして受け入れるかどうか…ところが意外なことに、最初の通信を送った孫衛星軌道上のレーザー通信孫衛星へと軌道を変更した。しかもその際に母船との間で高密度通信が行われた形跡があると言う。ちょっと待て。受信機能は生きているのか? じゃ、なんでこちらの通信は無視なのだ? 更にわけがわからない。
 こちらの混迷はよそに、D-Dayは否応なく迫ってくる。相手の小型機が到来し、レーザー通信衛星のドッキングベイへ横付けしてくる。そしてエアロックと接続し、加圧、扉が開放される。我々は死を覚悟して相手を待った。そして姿を現したのは…我々の半分ほどの身長のテディベアのような生物! はい? 全員予想外の展開に目を丸くする。と言うか呆れる。あまり大きいとは言えない小型艇からそんなのが60匹ばかりわらわらと出てくると基地内になだれ込み、機材をいじるはじゃれてくるは…どう見ても知能が高そうに思えない。小型艇を見ると、我々と同程度の大きさの種族が30人ほどで利用することを想定されてるらしい。隷属種族で主人は他にいるのか? でもよりによってこんなのを交渉団に寄越すのか? どうする? と話し合うが、様子見しかないんじゃない? ということに。ひとまず解放軟禁状態にして、母星から言語学者を呼び、小型艇内部の情報及び彼らの会話から彼らの言語を解析。そして彼らとの会話が開始された。
 しかし埒があかない。あちらは「面白いことない?」とか「ご主人様になってくれない?」とか繰り返すばかり。なだめすかして聞いたところ、本船にはまだ200万体ほどの同族がいるらしいこと。そして他の種族はいないということ。話した感じ、総じて知能は低い。好奇心も子供の好奇心と同じで、知的探究心とかとは全く無縁。かなり自動化した機械の操作を覚えるくらいはできるが、その動作原理は全く知らないし興味もない。こちらの通信に応えなかったのも「おもしろくなかったから」。連続信号は結局救難信号で、宇宙船の人工知能がこちらのレーザー通信に反応して自動的に送ったらしい。早い話危険な武器を持ったホーカー、主人公がいない状態のねこめいわく。それともレッドドワーフのキャットか?
 どうやら宇宙捨て猫らしいという意見の一致を見る。こちらはもうものも言えない。とにかく宇宙船(彼らの主人種族によって建造されたらしい、これは素晴らしく高度なもの)を持たせとくのはキ○ガ○に刃物状態であぶないので、コロニーを一つ用意して騙しなだめすかしてそちらに無理矢理収容。
 「これからどうする?」「「拾ってください」の札でもつけてまた宇宙に流す?」「ま、うっかり餌をやりわすれて全滅しちゃったとしても、それは悲しい事故だよね?」本来温厚な種族とは思えない発言がばしばしと。とりあえず後のことは温泉に入ってゆっくり考えようということでコンタクト終了。
 あまりに一貫しない行動から、かなりのメンタリティの違いがあるだろうということは予想していたし、それは事実だったのだけど、でもこんなメンタリティの違いだったらさっさと落としておけば良かった。
 その後の発表でわかったのは、相手の種族名は「マオマオ(猫々)」。案の定ペットとして開発された知性化種族で、なんらかの理由で世代間航行宇宙船の中で主人種族が全滅した後彼らだけ生き残り、自動化された機械類に囲まれてのほほんと暮らしていたこと、本能に主人への隷属がすりこまれていて、同程度の大きさのヒューマノイドであるYUNOKOになついてしまったこと、などがわかった。でもそんなことわかってもなぁ。
 懇親会で相手側のチームにいた野尻さんに「あんなのとどーやってコンタクトとれって言うんですか!」と絡んだら「いや、ちょっとまずいかなぁとは思ってたんだけどね」との返事。自覚あったんですかい!
 二度目のFSCでようやく悟りました。「ファーストコンタクトは殺るか、殺られるか!」。…っていや、それじゃいけないんだって。


2001年07月18日(水) 旧暦 [n年日記]

街で見かけたこんなものPART 2

 今回は写真無し。目撃時にたまたまカメラを持ち合わせてなかったので。っつーかほとんど一瞬だったし。
 ナニを見たかと言うと、暴走族(最近では 珍走団 と呼んだ方がいいのか?)なのだと思うけど(マフラーせずにすごい排気音立ててたし)、その格好がまさしく「 珍走 」。
 一台のバイクは赤の全身タイツに何か赤いマスクをかぶった男が運転し、タンデムで黒い全身タイツにデストロイヤーみたいなマスクを被ったのが乗っている。もう一台、その後を追ってピンクの全身タイツにやはりピンクのマスクを…ゴレンジャー? いや、ブラックはゴレンジャーにいないけど。「ナニアレ?」と思う間に、あっという間に視界の彼方へ…ネタだと思うでしょう? 畜生、本当なんだよう! 一体アレはなんだったのだろう?
 明日は知人の 山口/てつまよしとうさん のデビュー作、ファミ通文庫「 GUNNER 」の発売日。忘れず宣伝宣伝。え〜、正直表紙と中身のギャップはいささか感じるむきもございましょうが(って私もまだ実物見てないんだけど)、まあそこはそれ、よろしければお手にとってみてください。

 追加。え〜、なんか私の文章が知人の本を誉めてるように読まれたむきもありますようなので補足します。上に書いてある通り、実物はまだ読んでません。パイロット版は読みましたし、それの延長線上で考える限り個人的に期待はしてますが、だからと言って実物を見ないで判断は出来ません。「よろしければお手に取って」というのは「中身を眺めてみて、それで面白いと思ったら買ってください」という意味です。内容に魅力もないのにどうにかなる業界じゃないし、逆に読んで魅力があっても、手にとってもらえなければどうにもならない業界だからこその宣伝です。面白いと思うかどうか、購入するかどうかはその上での個人個人の判断であり、本の存在の喧伝が、現時点で出来る知人への最大限の応援であるにすぎません。と、いうつもりで上の文章は読んでください。ハイ。
  あ〜、あと、以前書いたのですっかり本のジャンルは了解済みのものとばかりに書いてしまってましたが、まあいわゆるてっぽでドンパチものです。ハイ。


2001年07月19日(木) 旧暦 [n年日記]

ってわけで入手。

 そんなわけで てつま氏 のデビュー作「GUNNER」を入手。まだ入手しただけだけど。ついでに昨日の日記で「てつまよしと 」氏と表記してたのを修正。あさりよしとお氏が頭にあるから時々間違えちゃうんだよな。まあご本人に表記間違いが見つかる前でよかったです。(ってここに書いてたら意味ないよな)
 表紙は昨日の日記で書いたほどには違和感バリバリではありませんでした。目が大きめでデフォルメばりばりのアニメ絵でなく、リアル路線(っつーかやや少女漫画っぽいかなぁ)になってるので。睫毛が妙に目立ってたりアニメ塗りだったりとかは十分許容範囲内でしょう。とにかく細かい話は読んでから。
 書店に寄ったついでにここんとこ議論が沸騰というかマスコミがやけに騒いでるだけという気もする「 新しい歴史教科書 」を立ち読み。と言っても全部しっかり目を通す余裕もないので朝鮮半島がらみを中心に流し読み。う〜ん、確かに一部言葉をもう少し選んだ方がいいところとかはあるし、そもそも神話とかの話をインターミッションとはいえ入れたりして右翼的な臭いがするというのは言われてる通り、感じるのですが、特に云々するほどではないよな、というのが正直なところ。表現は少し直した方がいいけど、基本的に従来の歴史教科書と同じくらいの偏りでしかないと思います。っつーか歴史教科書で歴史を知れというのがそもそも無理。ちゃんとこういう偏りはとりよけて授業に望むのは教師の勤めってものでしょう。ニュースステーションも韓国側も、大々的にバッシングする根拠がよくわかりません。もっと別の事にエネルギー使った方が遥かに有意義です。まあ、この教科書が上等とは口が裂けても言えませんが、幾つか面白い視点があるのも確か。
 知人連中(♂)にファンが妙に多い「 フルーツバスケット 」。試しに見てみる。丁寧に作ってる。見ててそれなりに面白い。でもはまるかと言うと「?」。見てて不快になるということはないのだが、基本が天然系主人公の女の子がちょっと不思議な美少年・美青年にもてまくりという話なので、男が見てて楽しいんかというのは謎。別に逆なら楽しいということでもないが。出来がいいとは思う。一応。
 日曜に見た「 アギト はG3パワーアップ話の中篇。アギトの正体である翔一がG3−Xを装着するという本末転倒な事態に…いつもの思わせぶりな台詞回しのオンパレードだが、多少記憶喪失中の翔一の過去に関わりそうなエピソードも。噂ではアギト、ギルスにも新形態(アギトはトリニティフォームと更に新フォーム、ギルスはトンガリが増えた第二形態)があるということ。しかしこの展開で本来の装着員である氷川君に逆転の目はあるのか? なんとなく、人類が自らの手で未知の敵に対抗していく立場のG3は応援したくなるのだが。
  テイマーズ は、前回作画と演出の乱れがアレだったので(ストーリーラインレベルでは問題はないと思ったけど)ちょっと心配だったけど、ちゃんと持ち直してる。作画は若干乱れてるけど、前回みたいに怖い顔ではないし。っつーかこれって多分予算が少なくて人が確保できないというレベルの話なのだと思う。うーむ。日常レベルにおけるデジモンの違和感という視覚的基本コンセプトは貫かれていていい。どちらも細かい粗はあるのだけどね。


2001年07月20日(金) 旧暦 [n年日記]

ナヴァホの通信兵

 ジョン・ウー監督の最新作(アメリカでは今年のクリスマス上映)「 ウィンドトーカーズ 」で、主人公がナヴァホの通信兵なのだが、「なんでナヴァホ族の通信兵やねん」と思いつつ、深く考えるのをやめていた。しかし突然思い出す。そう言えば太平洋戦争において、アメリカ軍は日本軍に解読が困難な暗号として、ナヴァホ語を通信に用いていたのだ。 ここの過去ログ の10/7 23:01の書き込み参照のこと。
 そのつもりで考えると、主人公のナヴァホの青年は通信兵である以上に暗号翻訳・解読という重要性を持っており、そこらへんがドラマの中心になるのだなと想像がつく。「ウィンドトーカーズ」といういかにもネイティブの名前っぽい名前も意味深になってくるし。ふむ、そうだったか。
 ところでウィンドトーカーズの予告編はこちら 3MB 7.5MB 16MB 30MB