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2001年01月21日() 旧暦 [n年日記]

雪中行軍、市の彷徨

 うう、雪の中自転車引きずって10kmばかり歩いたら足がいたくなった……
 買い置きの酒がなくなったので途中でディスカウントの「三祐」に酔って物色。ここ、結構品揃えも値段も良いのだけど、アイリッシュがまるっきりないのが弱点。安売りで、「GRAND ARMOR」というお酒が出てたので試しに買ってみる。はずれ。う〜ん、やっぱお値段分の味でした。400円上乗せすればまともなジェムソンが買えるのに…
 それとここ、サントリーの販売でないジャックダニエルが売ってたので、次の時には買ってみよう。こないだ深+に行った時平行輸入品のジャックダニエルを舐めさせてもらったのだが、サントリーの品とは格段に違う。サントリーのは口に入れた時の刺激が強いだけだが、平行輸入品は最初の刺激はそんなに強くなく、香りがちゃんと口の中に残る。一体サントリーは何やってるんだ、この酒に???
 それと友人からいろいろと前評判を(良い意味でなく)聞いていた AVALON を見てくる。なんだ。それなりに面白いじゃん。押井守ファンがいかにもな押井作品を期待すると期待外れなのかもしれないけど。まあ犬の話じゃないって事もあるし。
 感想は後日にでも。


2001年01月22日(月) 旧暦 [n年日記]

ドンピシャ

 今日もバイト。正直話しベタの私にとっては大変なバイトではあるけど、ある意味ネタの宝庫で楽しくもありますな。
 まあ、あまり教師らしくない姿格好なので、生徒も多少珍しいらしく、授業中「どこの高校の出身?」とかまあ少しは聞かれるわけなのですよ。諸々の理由で基本的に自分の細かい事は話したくはないので、適当に嘘にならない程度に流すわけです。でもまあ出身地くらいはいいか、と思い、今回も「静岡の西の方。君らは多分知らない高校だよ」と、軽い気持ちで答えました。そしたら「××市?」と生徒の一人がドンピシャの答え。なんで三重の生徒が一流高でもない地方の一進学校を知ってるの? とか思ったのですが、答えは蓋を開けると簡単なことで、私の出身の高校は某マンガの舞台のモデルにされてて、校名もほぼそのままで出てるわけです。で、その子の知ってる静岡の高校の名前ってのがそれくらいだったというワケ。無論そのマンガの事は知ってはいたのですが、あまり日頃深く考えずにいるんですっかり忘れていました。
 でもその後、「××部強いんでしょ?」とか、マンガが実際と勘違いした答えに苦笑。「本当は弱いよ」と実際の所を教えておきました。なんてことはないのですが、へんなところでマスメディアの影響の大きさを実感。


2001年01月23日(火) 旧暦 [n年日記]

ボレボレ

 ちととある事情でショック。といっても原因は対人的精神的なことでなく極めて実利的かつ即物的なことなので誤解なきよう。まあこれはこれでおもしろいか、と思ってる自分もいたり。
 なんかいろいろ変なニュースがあったりして、 オープンソースまつり とか PS2のゲームをベーシックで組める とか、 セガがついにPS2にゲームを提供するのか? とか……やくたいもないニュースばっかだな。
 時事ネタというとKSD汚職の話だけど、あまり細かい事実関係がわかってなかったり。だからネタにできないっす。
 他には いがらしみきおがマンガをネットで無料配信  とか。良く考えるとこれは何も初めてな試みではなく、以前にネットで連載、単行本刊行というパターンは井上三太の「隣人13号」とか、井上雄彦の「BUZZER BEATER」とか、前例がある。前者はカルト的な知名度はあったものの、一般受けするとはいいがたい作者が諸々の事情で中断してた連載を、後者はメディアミックスな展開もあり爆発的な人気が出た「SLAM DUNK」の連載終了後、作者がリハビリ的に行ったネット連載である。
 つまり、あまり発行部数的に大きく捌けないと思えるが、根強い支持はあるもの、あるいは作者が意図的に大メディアを避けて行ったものである。ちなみにどちらも印刷媒体で単行本はちゃんと出ている。
 と、なると今回のは、テストケース的な試みというよりはむしろ「ネットで無料連載→単行本販売」というこの形態が一つのコミック販売形態として成立するか、その途上のステップ的な意味を持つのだろう。
 マニア向けコミック誌の市場が既に飽和している感のある昨今、マイナーコミック好きとしては、定着してくれるとうれしくはある。しかし上記の作品は「BUZZER BEATER」を除いてサイコサスペンス的な色が強く、もしこの形態が定着したとしてもコミックのジャンル全般に広がるかが結構心配ではある。

アクセスログ解析

 それと(ちと居住まいを正して) ガンパレ投票企画 ですが、アクセスログをみてみると一部予想通りなものの、中々興味深い結果が出ています。今回の企画はひと月未満という時間制限があるうえ、突発的だったため十分な準備期間がとれず、有志の行為にひたすら期待するという作戦しかとれませんでした。
 が、何事につけノウハウの蓄積が大事であり、もし似たようなことを次にやる時などの為にもログをちまちまと眺めて解析するのも意味があるかと思われます。
 一月末までの企画なのでまだ猶予はありますが、折り返しの中間発表という事でログから読み取れる事実を挙げると、
  1. アクセス数はリンク元の通行量に(ほぼ)比例する
  2. 掲示板からのリンクの継続力はやはり日を追うに従い低下する
  3. リンクは知人・友人からのものが多い
  4. web日記の伝播の影響が案外とある
 1は当然予想できることです。2も予想はしてましたが、但し1週間もすれば殆どおとずれなくなる、ということもなく、減衰は思ったよりはゆるやかでした。これはリンク元の掲示板の性質(企画への興味、ログの流れる早さ、過去ログはどのくらいまで残るか)が影響してると思われます。3は、当然だろうと思われるかもしれませんが、逆にいうと全くこちらに対して知名がない方々からのリンクが思いのほか少ない、ということです。反対にこちらを知ってる方からは、思ってもいなかった方にリンクを貼っていただいたりということが結構ありました。つまり、いきなりポンとページが現れても、そのページを企画している人間がどういう人間かわからないと不信感が強く出てしまう、ということだと思います。こちらを知っている人間だと「この人だから意図はだいたいこんなものだろう」ということで同調しやすい、あるいは安心する、という一面があるのだと思います。
 確かに最初まずGPM関連のサイトをやっている方とまずコネクションを作ってから、ということは考えましたが、今回はちと時間の制約上できず、結果としてその考えは正しかったということが証明されたわけです。
 4も意外だったことの一つで、日記もログが流れてしまうものなのですが、「1)日記は更新が頻繁な為、閲覧者が案外といる」「2)日記同志の横の繋がりによる伝播(ある人の日記で話題にされていたことを、別の人が日記に話題に出す、ということ)」ということがあり、長期的にはリピーターが多いため延びは期待できないのですが、情報の伝播と言う側面においては結構面白い意味を持つということがわかりました。
 つまり継続的な伝播力を維持するには2,4の強化、話題性とその持続というのが有効で、スタートダッシュ的な伝播は1,3、つまり交通量の多い場所へのリンクのお願い、それと関連サイトの運営者となんらかの対人関係を築いておく、ということになります。
 あくまで途中経過的な話しであり、これから残り一週間の結果で新しいことがわかるかもしれません。
 こういう興味本位的な書き方はしていますが、善意で、あるいはこのゲームが好きだからリンクしてくださった方々への感謝は当然言葉に尽くせぬ物があります。ありがとうございます。あと1週間宜しくお願いします。


2001年01月24日(水) 旧暦 [n年日記]

セガも大変なようで…

 昨日、セガが他社プラットフォームにゲームを供給というニュースがあったら、今日、早速 ハードウェア生産からの完全撤退宣言の報道 が。と、思ったら 「んなこと『まだ』いっとらんわい」との公式コメント が。先走りなのか、それとも勘違いか。まあ先走りというのがありそうだけど、昨年秋から何度か発言が揺れてる所を見ると、セガ自身もまだ迷ってるところなんだろうなぁ。難儀なこっちゃ。
 更にアレなのが、PS2プラットフォームにゲーム供給というニュースと今回のハードウェア部門撤退のニュースでセガ株が高騰した事。なんつーか、あからさまな反応だのう…
 まあ機密経費で五億も着服した外交官というのもかなり問題なニュースだと思うが。(っつーかそっちの方が問題だな、普通は)
 あ、それと明智抄のウェブコミックの話は、知らなかったので触れようが無かっただけです。げしょげしょ。


2001年01月25日(木) 旧暦 [n年日記]

銃と少年

  警官が発砲、少年が重体 だそうで。しかしこの見出しをみるとさも性格異常者の警官が何もしてない少年を撃ったように読めるが、撃たれた少年は職務質問した当の警官に二人で暴行を加え、警官の方もあばらが折れるなどの大怪我を負っているのである。「自業自得」というと銃に撃たれて死んでも構わないというふうに受け取られないか心配だが、だがてっぽに撃たれて重体になるのが正当かどうかはさておいて、抵抗を受けても仕方ないことは少なくともやってるのである。
 日本はアレルギーが多い。黒船、原爆、銃器……それがいかんというわけではない。しかし、記事の内容だけでは警官は本当に撃たなければならないような状況だったかどうか、というのは判断し難い。だが見出しを見る限り、「警官が悪い」と暗に言っているともとれる。反権力を気取る朝日の記事だから、ってのもあるかもしれないけど。
 銃は恐い。子供の力だって簡単に大の大人を殺せるかもしれないものだ。場合によってはその気が無くてもそういうことが起こる。だからこの警官が本当に銃を使わなければならない状況だったか、というのは吟味されるべきである。しかしそれは我々がやることではない。記事によると襲った少年(撃たれた少年と一方的な被害者っぽくは心情的に書きたくない)は銃弾を三発受けたとある。日本の警官の標準的な拳銃はニューナンブ。マニアからは悪評紛々だが、実際自分が使うわけでも使ったわけでもないのでよくはわかならい。ともかくこのニューナンブは装弾数は五発、そのうち最初の一発は決まりで空砲である。だから少なくとも四発は撃った事になる。(間違い訂正。以前は凶悪犯罪の少ない地域で初弾を抜いて携行する警官もいたが、最近では全弾装填することを指示する署もあるそうである。ただし、一発目は上に向けて威嚇射撃をせねばならない(1/26)) そこまで危険を感じてたのか、それとも襲われて錯乱したのか、そこまではわからない。だから厳密な審査は必要だ。
 銃は怖い物だから、安易に使ったのだったら当然責められるべきである。しかし、使うな、というのもおかしい。道具であり、飾りで無い以上、何らかの用途は意図されている。重要なのは適切な規則の下、適切な判断で適切な使い方をすること。銃を使うという事は悲劇的な状況だが、使う事でさらに悲劇的な状況を避けうるかもしれない。
 銃が正義とは思わないが、感情的に糾弾もしたくはない。


2001年01月26日(金) 旧暦 [n年日記]

ふにゃららほにゃほにゃ

 王立国教騎士団に法王庁13課…いやいいんですけど。
 なんか映画専門誌HI−HOによるとガイ・リッチーの新作「スナッチ」は前作「ロック、ストック・アンド・トゥー・スモーキング・バレルズ」ほとんどそのままだそうで。 「惚けて前作のこと忘れたか?」とかひどい書かれようしてたけど。HI−HOは斜に構えた映画誌なので、面白いかどうかこういう場合判断しにくいのだよなぁ。 そいでもってブラッド・ピットが懸けボクサーで「ふにゃららほにゃほにゃ」とか奇声をあげるのだそうな。さっぱりわけわからん。
 続編で(って「スナッチ」は「ロック、ストック」の続編というわけではないけど)賭けボクシングというと「スティング2」がどうしても脳裏をよぎるのだよなぁ。 「箸にも棒にもひっかからん」というほどでもないが、箸くらいにはひっかかるかもしれんが棒にはひっかからない映画だったな。 前作の「スティング」が名作だっただけに余計に比較してしまうのだが。
 え〜っと、困った。この日記落ちないぞ。(オチつけてどうする)


2001年01月28日() 旧暦 [n年日記]

骨折り損

 なんか半日かけてPCの修理。とてもむなしい。原因はある程度の推測はついたけど、本当にそれが原因かは不明。経験則的にHDDではないし、メモリーもチェック。あとは限られてるのだよなァ…きゅう。
 え〜っと、そういえばAVALONの感想書いてなかった。でも今日は眠いのでまた後日。


2001年01月29日(月) 旧暦 [n年日記]

“アヴァロン”の新しいトコ、新しくないトコ

 え〜、一週間以上振りに公言通り アヴァロン の感想を書きます。感想は「面白かった。映像的には非常に興奮する。ただし物語的に特に新しい所はない」です。
 「アヴァロン」の主人公アッシュは非合法の仮装現実ゲームフィールド“アヴァロン”の中でソロで名を馳せる戦士。ゲームと自宅を往復する毎日。そんな彼女の前に彼女に挑戦するかのように一人の“祭司”が現れる。それと時を同じくして、かつてのチームメイトのマーフィーが仮想現実世界から精神が戻って来れなくなる症状“ロスト”に陥り廃人になっていることを知る。話によるとプレイヤーたちの間で囁かれているレベルSA(スペシャルエー)のフィールドに挑んだためだという。しかしフィールドはレベルAまでしかないはず。SAは存在するのか? 調べるアッシュの前に現れるキーワード「九姉妹」そして例の祭司……マーフィーたちとのチームを解散する原因になった過去をひきずりつつ、SAの鍵である少女の幽霊に挑むアッシュ。はたしてアヴァロンの謎とは? SAとは?
 以下ネタバレ。この映画は多重構造型である。現実と仮装現実ゲーム世界、と見せかけ、さらにその奥にあるもう一つの仮装現実空間、そして現実がはたして現実であるのか。ただ、これ自身にはさして新味が無い。私は多重構造的な映画世界と言うのは、キアロスタミの「クローズ・アップ」からジグザグ道三部作を至って「桜桃の味」で完全にとどめを刺されたと思っている。キアロスタミは嘘の世界としての映画の物語と、実際の現実であるこっちがわ、という究極の対比を行ってしまっている。言い方を変えれば「身も蓋もない」というやつだが、こういう対比が行われてしまっている以上、映画の中で仮装現実、現実、メタ現実、メタメタ現実…というような玉葱状の構造を無限に作り出したところでその意味は増加することはない。
 しかしこの映画で特筆する部分は、映像表現である。すなわち、映像によって多重構造世界の構築を行っている。新しい表現、古い表現、アニメ的表現技法…アヴァロンに意味があるとすればむしろこちらの方であると思う。この意味で非常にエキサイティングな映画でした。


2001年01月30日(火) 旧暦 [n年日記]

きつねうどん

 きつねうどんは“Fried TOFU Noodle”だそうです。あつあげとあぶらあげはどうやって区別するんだ?
 ってなワケで昨日は帰りに「DEAD OR ALIVE2 逃亡者」を見てくる。「DEAD OR ALIVE」ったってテクモのあざとい3D格ゲーではない。三池崇史監督のトンデモ映画第二弾。前回はロケットランチャーと元気玉でサードインパクトおこして地球を破滅させたところで終ってしまったけど、今回は「この物語はその5年前…」ではなく、まったく関係ない話。
 離島の孤児院出身の殺し屋ミズキ(哀川翔)は、ヤクザの組長を狙撃しようとした瞬間、スコープごしに組の幹部が組長と他の幹部を射殺し逃亡するのを目撃する。しかしミズキにはその幹部に見覚えがあった。情報屋からその幹部の名前がミズキということを聞き、確信を深める。そして生まれ故郷の孤児院のある離島へ。そこでみつけた組長殺しの幹部は、ミズキの幼馴染で孤児院出身のシュー(竹内力)だった。再会を懐かしむと共に、お互いの数奇な境遇を語り合う二人。二人は同じ孤児院出身の昔馴染みを訪れたりし、童心に返ったように帰郷を楽しむ。しかしそれも長くは続かなかった。所詮は世の中のはみ出し者、ここに長くいるべきではないと知っている二人は来た時と同じようにふらりと島を立ち去る。見送る彼らの仲間たちは、シューの組長殺しを知っていたが何も言わなかった。ミズキの「ロクデナシを一人殺して300万。それで10万人のワクチンが買える」という言葉に乗って、シューは彼と組んで大阪で仕事を再開する。しかし、それは自らの余命が少ないことを知っていたシューがミズキの友情に報いる為の行為だった。
 相変わらず諦観と悪趣味なギャグと悲哀とそれ以外の何かが詰まった作風。前作の無茶苦茶で無理矢理で一部の人間のみ盛り上がったラストから一転、今回は余韻を残すラスト。相変わらず無茶苦茶なんだけど。自己欺瞞のように、稼いだ金を全て寄付に注込むミズキが裏者の哀しさを感じさせる。ただ、この監督の癖なんだけど、ちと冗長なところがないでもなし。もっとテンポ良くなったら最強だと思うのだけど。1.5点。


2001年01月31日(水) 旧暦 [n年日記]

どうも気にくいませんなぁ

 え〜、ここ最近ごく一部で こういうサイト が話題になっております。
 これは何かっていうと、いわゆるデスクトップマスコットの一部ですな。
 で、それがちょいとしたごたごたで、公開停止に追い込まれています。(一時的か恒久的かは不明)
 そもそもこのソフトウェアは ペルソナウェア とそのデフォルトのキャラクター「春菜」をもじったソフトとして公開されていたわけっす。元の名前が「偽ペルソナウェア」だったり「偽春菜」だったりとそれはかなりあからさまだったりするわけです。が、似てるのはデスクトップマスコットということと、キャラクターを借用したようなところであって、その本質は大分違います。本家が配信したスクリプトの再生専用であるのに対し、偽は一応人工知能、会話生成ルーチンを備えてます。つまり、同じマスコットというコンセプトに対し別のアプローチで作成されたもの、といえます。
 で、そこに対して「本家」が「商標法、不当競争防止法、著作権法違反」ということで公開停止を要求しました。先方が主張する権利侵害は「ペルソナウェア」「春菜」という名称の不正使用、著作物の二次利用の違反、それによる「本家」との混同およびイメージダウンということになります。確かに「偽」として公開を開始したものですのでこれらは実際当たってる部分もあります。しかし、既に「偽」の方は(ほとんど警告以前に)「ペルソナウェア」及び「春菜」の名称を変更しており、登録商標および名称の問題は無く、キャラクターの二次利用に関してのみ、それが成り立つか否かは議論が残ります。が、「本家」の要求は完全な「公開停止」であり、このことに違和感を覚えざるをえません。
 そもそも内容証明郵便でなく、メールで正式文章のように書いて送りつけるという行為自体が脅迫めいていると思うのですが…
 「本家」の主張する権利侵害の背景となる条項は著作権法第23条2項、第28条、不正競争防止法第二条1項、商標法13条ですが、もはや本家の商標出願中である「ペルソナウェア」という名称を用いておらず、また春菜という名前も用いてない以上、「名称」に関しては既に問題はクリアしています。(少なくとも既に商標権侵害はない) 著作権法23条2項は著作物の配信の権利に関する項目であり、28条の二次的著作物利用に関する規定が成立するかによります。不正競走防止法はつまり、バチモノ・偽者商品はダメ、という話になりますが、これに関しても成立するかは微妙だと思います。(外見的類似はツインテールの女の子の絵というくらい) それでも「疑わしい部分」はありますが、要はキャラクターの二次利用に関しての問題であり、問題にするのであればその部分ですが、本家は「キャラクターの配信停止」ではなく、プログラム全体の配信停止を求めています。(キャラクターの変更がない場合、それを含むプログラムも配信停止する、という流れならわかりますが)
 なんかこれってやり方が気に食わないなぁ。状況によっては逆に恐喝・脅迫が成立しかねないと思うけど。なんか「本家」ボイコットが起こるかも。
追加:どうも本家側の態度は 軟化 している模様。でもやっぱすっきりしないなぁ。

セガの落日

 セガってえと家庭用コンピューターゲーム機黎明の時代から頑張ってきたメーカーなわけっすよ。そこがついに最後のハードウェア ドリームキャスとの生産停止を決定 したようです。噂は前々から流れて他の抱けど、はっきりと発表されたのははじめて。そいで ゲームボーイアドバンスドとPS2でゲームを発表らしいです。 そいでソニーとネットゲームで組むという噂も流れてます。ゲームであっても世の中どんどん変わってくなぁ。