2013年05月06日(月) 旧暦 [n年日記]
■ [特撮] 獣電戦隊キョウリュウジャー#12とウィザード#34
獣電戦隊キョウリュウジャー #12「ブットバソ!せっしゃとキングどの」。子供の日の相撲大会に、自分が練習相手になった剛少年が出場すると聞いて応援にやってきたダイゴたち。こども好きの空蝉丸も影から応援していたが見つかってしまい、アミィの指示通りに高飛車な態度で他のキョウリュウジャーの顰蹙を買う。ところが、負けて悔しがる剛の前に、デーボ・タンゴセックが現れ剛を連れ去ろうとする。そのタンゴセックの姿を見て、急に空蝉丸が気色ばみ……ようやくゴールド、仲間に。っつーか、アミィの指示って意味あったのか?w
今回のデーボモンスター・タンゴセックはかつてゴールドとも戦い、こども好きの空蝉丸が怒りを抱いていた相手。吐き出す霧によって子どもたちとそれを追うダイゴ、空蝉丸は異空間に迷いこむが、空蝉丸は傷の薬と偽ってダイゴに眠り薬を飲ませる。かつて自分の甘さからダイゴそっくりの主人を失った彼は、仲間と距離を置き、過去の過ちを繰り返すまいとしていた。だが洗脳された子どもたちに攻撃され手も脚も出ない所を、意識を取り戻したダイゴに救われ、「ダイゴは主人でも殿様でもなく、仲間だ!」と言われてキョウリュウジャーたちが守るべき者ではなく自分と対等の~仲間だと認める。
そいでもって、キョウリュウジンもプテラゴードンと合体。ライデンキョウリュウジンとなる。まあ、ヘルメットパーツが変わって背中にプテラゴードンがくっついただけなんですが。(ガブティラのしっぽパーツはプテラゴードンの下に。玩具の自立用支えのパーツの意味もあるのか?)
余計な気を回しすぎてたせいで誤解されてた空蝉丸もようやく合流。これで六人体制に……と思ったら、余計な気を回すのは、本心を明かしたあとも変わらないみたいで……最近の戦隊は6人目は変なキャラが多い……
仮面ライダーウィザード #34「人気モデルの裏側」。輪島と仁藤と瞬平は、例によってミーハーにも同じ人気モデルに夢中。一方で晴人は凛子と一緒に公安0課の木崎に呼び出される。かつて木崎が晴人に渡した緑の魔法石の出処がわかったというのだ。その人物とは、グレムリンファントム=ソラ。ゲートとファントムは別人格のはずなのに、自らをゲートの名前で呼ぶなど、ファントムとしてイレギュラーなグレムリンへの疑惑が高まる……
そんな時、公園でランニングしていた女性がファントムに襲われてるところを仁藤が助ける。その女性は仁藤たちが夢中な人気モデルの千明! ファントムは撤退するが、千明がゲートな以上、しばらく身を隠さねばならない。だが、千明は強硬に仕事をすることを主張。仁藤と瞬平が護衛も兼ねた付き人として嬉々として志願するが、我が強くワガママ放題な千明に次第に幻滅していく。
一方凛子たちはグレムリンのゲートだった「滝川空」について調査。だが美容師だった彼の勤め先を尋ねるうち、滝川空とグレムリンの人格が同一ではないかという疑惑と、幾人かの常連客が空が店を辞めたのとほぼ同時期に来なくなったと知る。グレムリンは一体何者なのか。疑惑を深める晴人の前に、グレムリン本人が現れ、「自分は人間の人格のままファントムになった」と嘯く……
グレムリンの謎が今回の焦点かな? フェニックスも、メデューサも、ファントムは元になったゲートの容姿と記憶は引き継ぐものの、性格などはまったくの別物。ただ、グレムリンだけは自分をゲートの名前で呼び続けるよう言い、日食前とも性格が変わらない……そして、アルゴスファントムによりピンチに陥った千明を前に、自ら身を投げ出してその危機を救う。その姿に、ウィザードも思わずダムから落ちた彼を助けに飛び込む。
いや、これってグレムリンは日食前からファントムで、美容師として勤めながらゲートの目星を付けてた、ってことじゃね? ただ、それにしても「メデューサにしか見分けられないゲートをどう見分けたのか」と「グレムリンがワイズマンに逆らってまでウィザードに利する行為を取ったのか」と「その目的」は謎なんだけど。
いずれにしても来週でグレムリンについては大方けりが付きそう。
2013年05月07日(火) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ] ヴァンガードリンクジョーカー#17
カードファイト!!ヴァンガード リンクジョーカー #17「男の意地」。一勝一敗で迎えたVF甲子園初戦の後江高校、最後の選手はなんと井崎。実力的には平々凡々、いつも一線から退いて皆を応援する立場だった井崎が何故、と戸惑うアイチだったが、井崎の並々ならぬ気迫を感じ、全力で勝負に挑む。そしてアイチの予感通り、井崎はアイチをピンチに追い込むほどの活躍を見せるのだが、その裏には井崎の決意と、その決意のために力を合わせた後江カードファイト部メンバーの努力があった。四人しかいない後江なので、最後の選手は当然実力的に森川(ただしデッキすり替え済み)になるのかと思いきや、相手は井崎。井崎は最初は自分と大差ない実力だったアイチの成長を見守りながらも、自分もこのままでいいのかと悩み、考えた上でアイチとの決戦を希望。その意気を感じ、特訓とデッキ構成のアドバイスに惜しみない協力をしていた。
その努力の成果あって、トリガーの引きによってはアイチを倒せるところまで追い込む。2連続トリガーが条件だったので、結構厳しい条件ではあったんだけど。アイチの方も、手札を全部使い果たした背水の陣で最終ターンに臨み、ぎりぎりの所でトリガーを引いて井崎を下す。
両者ともここぞというときにトリガー一枚というのは同じなので、井崎の猛攻が実力差でいま一歩及ばなかったということなんだろうけど、井崎も男を見せたというところか。森川はいつもどおりだったけど。
後の試合はさくさくスキップ。いきなり地区大会決勝で、鈴ヶ森レン率いる福原高校と対戦。当然福原はレン、アサミ、スイコなのだろうけど、宮地側は……実力的にはアイチ、コーリン、ミサキだろうけど、因縁的にはアイチ、ミサキ、ナオキか?
2013年05月08日(水) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ] 這いよれ!ニャル子さんw#5
這いよれ!ニャル子さんw #5「嘘だといってよクー子!」。ツァール・ロイガー星人たち宇宙環境保護団体「スペースティンダロス」の(アホらしい)陰謀も挫き、平常運転に戻った八坂家。真尋も今日もニャル子とクー子がくだらない争いをしてるのを呆れて見たり、ニャル子たちが作った部屋で騒動に巻き込まれたり。そんな時、クー子の従姉妹を名乗るクトゥグア星人のクー音が訪れる。彼女の目的は惑星保護機構の監査官としてクー子の勤務態度を観察するため……というのは名目で、クー子の父に頼まれ、彼女に見合い話を持ってきたのだ!……と思いきや、それも名目で、実は極度のシスコン(?)の彼女は幼い頃にわけもわからないクー子にさせた結婚の約束を実行させるためにやってきたのだった。自身も大概変態だが、それを上回るクー音に、さすがのクー子もタジタジ。切羽詰まって好きな人がいることを告げようとするが、それがクトゥグア星人の天敵であるニャルラトホテプ星人だと言うわけにも行かず、思わず真尋と婚約してると口走ってしまう。
アニメ、マンガ、特撮のパロが満載な番組だけど、のっけからラウズカードとサイクロンジョーカーw 「永遠の切り札である私は〜」は、例によって劇場版仮面ライダーWの左翔太郎のセリフから。「直は素早いでしょw」とかジョジョネタも容赦無いw 中でも仮面ライダーネタが異様に多いのだけど、流石に東映に怒られても仕方ないレベルだぞ、これw
まあ、例によって「パロを詰め込むために話がある」ので、話は例によってアレw その分、わけの分からない伏線の貼り方(そして真尋がそれに突っ込むメタなオチ)というとんでも展開がウリになってるのだけど。
セラエノ図書館戦争が5巻で、ハス太が登場する4巻が2010年3月と、執筆時と仮面ライダーW放送時期がかぶさる。(だからツァールロイガーを見てニャル子とクー子が「ツァールでしょ?」「ロイガーでしょ?」という、ディケイド劇場版でのW初登場時のパロや、ハス太が初登場時の別れ際に「この街にはいい風が吹くね!」と、園咲霧彦のセリフのパロが出てる)で、クー音話はWの放送が終わった同年12月。(だから制裁を食らったニャル子やクー子の悲鳴が「タトバ!」とか「ガタキリバ!」などのオーズネタに)
このペースだとあと2巻分くらいの消化になりそうだけど、タイトルは「W」なのに「OOO」まで消化してしまいそう。三期目があったらタイトルどうするんだ?
あと怒られるの覚悟だったらサイクロン掃除機は立木文彦にチャレンジすべきだった!
2013年05月12日(日) 旧暦 [n年日記]
■ [特撮] 獣電戦隊キョウリュウジャー#13とウィザード#34¥5
獣電戦隊キョウリュウジャー #13「シャキーン!ハートをまもりぬけ」。朝早くから道場で仲間になった空蝉丸に稽古をつけてもらうソウジ。その道場に、ソウジが所属する剣道部のマネージャー・勝山りんが迎えに来る。冷やかすキングたちに、ソウジは「そんなんじゃない」とそっけない態度。明らかに落胆したりんは、ソウジと一緒に投稿するが、ラブレターらしくものを落とし、それを空蝉丸とイアンが見つけてしまう。これは鈍感で生真面目すぎるソウジに春到来のチャンス! とばかりにりんの手助けをしようとするが、やることなすこと裏目に出てしまい……
今回はソウジの恋話。と言っても天性のためにをイアンと空蝉丸が恋のキューピッドになろうとするのだが、「黒いキューピッド」って、語感からしてダメだろ、それ……
そして今回のデーボモンスターは、人間関係を一方的なものにしてしまえる「デーボ・ジャキリーン」。これまでならカップルの片一方の気持ちをなくしてしまい、恋人同士を破綻させる、って感じなんだろうけど、ちょっと変わったことに、こいつは一方の気持ちを暴走させて、ストーカー化させてしまうという……いろんな意味で怖いな、オイ。
しかもカップルだけじゃなく友人同士にも有効なため、キングがのっさんにまとわりつくというキモチワルイ展開に……
イアンのおせっかいでアミィとソウジが付き合ってると思ってしまったりんは、哀しみのあまりソウジを責め立て、イアンたちのことも「彼女がいるのをわざと見せつけて酷い!」となじるが、ソウジは「イアンたちはそんな奴じゃない。自分はイアン太刀仲間のお陰でよく笑うようになったし、人の気持ちを考えるようになった」と何故かイアンageな展開に……腐女子大歓喜ですな。
そしてイマイチよくわからないうちに友情パワーが上がった空蝉丸・ソウジ・イアンの連携で、「プテライデンオー・ウェスタン」が合体。プテライデンオーの腕は外れず、そのまま肩パーツに変形するのか。
そして、アミィは案の定「マネージャーに感謝の品を渡したい」というソウジに付き合ってプレゼントのアドバイスしてただけ。それをりんに渡し、大喜びなりんだったけど、ソウジはもう一人のマネージャーにもプレゼントを……お約束だけど、それはないわw
仮面ライダーウィザード #35「空の向こう側」。何故かゲートである千明を守ってダム下に落とされたソラを助けた晴人。「ファントムなんか助けていいの?」と尋ねるソラに、晴人は「わからねえよ」と、混乱した心中のままを語る。
ソラは助けてもらった例にと、ファントムがゲートを増やすのは再度サバトを開くためということ、そしてコヨミについても「ファントムを産んだゲートの身体が残ってるわけがない」と情報を与え、助けてもらったお礼だと言って去っていく。晴人はソラが本当に人間の心を持っているのか、そしてソラの言った「コヨミが人間ではない」と示唆した言葉が気にかかり続ける。
一方、千明のボディーガードをしていた仁藤と瞬平はイメージと違いすぎる彼女のわがままさと仕事への貪欲さにうんざり。危険な状況はわかったはずなのに、まだ仕事を強行しようとする彼女に辟易しながらもボディーガードはまっとうしようとするが、案の定、撮影現場にアルゴスファントムが現れる。仁藤はビーストに変身し千明を守るが、千明はソラに促されその場を離れ、それを見たアルゴスも撤退。追いそこねた仁藤が千明が仕事を強行したせいでファントムに襲われたのに、さっさと逃げ出した千明に怒るが、彼女のマネージャーから千明が仕事にこだわる理由を聞かされる。
そしてソラのことを調べる晴人も、木崎と凛子からソラの驚愕の事実を聞かされる。
謎の多かったソラ=グレムリンファントム編の後編。突如千明を救うために自分の身を危険に晒した彼に、晴人も彼のいうことが事実ではないか、と思い始め、彼のことを調べる。確かに普通の人間のように生活して入るようだが、確信までは持てはしない……というところで公安ゼロ課から突如知らされる真実。
は、ひとまず置いといて、人間だった頃のソラは千明と知己だったかと思ったら、全然関係なし! 行方不明になったソラを探すためにモデルとしての露出を増やしたがってるのかと思ったら、千明の動機は推測に近かったけど、探してるのは母の死に落ち込み、千明を置いて失踪した父を探すため。じゃ、ソラは顔見知りですらない彼女を見て、なんで助けたの? と思ったら、それが木崎たちによって明らかに……
人間だったころのソラの消えた常連達は、皆「長い黒髪で白い服」という共通点を持っていた上、全員が行方不明……ソラは、かつて「長い黒髪で白い服」の最愛の女性に捨てられたショックから、彼女を連想させる女性に狙いを定め、殺し続けてたシリアルキラーだった!
って、朝の番組からシリアルキラーなんて出していいのかよ! いや、朝倉とかいたけど。でもあれは殺しを楽しむというより、常識のタガが外れた人間だしなぁ。
ソラが人間としての意識を持ち続けてたのも、恐らく強烈すぎる個性が原因。人間としての自我とアイデンティティを持ち続けてると言っても、当然晴人と相容れるわけがなく、決着をつけることに。
グレムリンがいかに強力とはいえ、インフィニティースタイルに敵うわけもなく、止めを刺される寸前に撤退。「今度はボクが賢者の石を手に入れたらだね」と言い残して去る。賢者の石ってのは、究極のパワーアップアイテムってこと?
それと、コヨミが人間でもファントムでもないと示唆されてたけど、もしかして賢者の石絡み?
次回は、放火魔ゲートと、凛子、クビの危機? この中に一人、放火魔がいます!
2013年05月15日(水) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ] 這いよれ!ニャル子さんw#6
這いよれ!ニャル子さんw #6「エンジテミル」。惑星保護機構の査定を盾にクー子との結婚を迫るクー音をごまかすため、クー子の婚約者を演じなくてはならなくなった真尋。演技か本気かわからない普段と違うクー子のアプローチにドギマギしっぱなしだが、それを見て心中穏やかでないのはニャル子。ついに我慢の限界になったニャル子は……前回と変わって今回はニャル子のターン。クー子がイチャイチャするのは仕方ないと自分に言い聞かせつつも嫉妬するニャル子につれない態度を取る真尋に、ついに我慢の限界が!
クー子とクー音が一晩中ゲームをしてる隙に、真尋の部屋に忍び込んでついに逆ギレ説教を……って、 10分間逆ギレ問い詰め かよ!(ただし長すぎて半分で切り上げ) 懐かしいな。BGMが一巡してもまだ終わらず、10分間延々修羅場を聞かされるという……
本気の訴えまでネタなニャル子だけども、これまで再三のアプローチにも関わらず冷たい態度どころかフォーク攻撃な真尋への不満が、クー子の婚約者騒ぎで爆発したのは事実。いや、そのアプローチ自体が一から十まで間違ってるってのは置いといて。
真尋もいつにないニャル子の真剣な態度(アレでも一応)に、まだ知り合って間もなく、好きとかわからないということ(まだ知り合って数週間の設定です……)、でも決して嫌ってはいないことを吐露する。
そんなニャル子のターンの今回も無意味なパロは満載で、「中二病でも恋をしたい」「もじぴったん」「劇場版うる星やつらいつだってマイ・ダーリン」とか。「ひざを抱えるための両手」云々は、シティハンターの主題歌「 愛よ消えないで 」の歌詞ネタですな(「ひざを抱えるための昨日までの両手、今日からはお互いのハートを乗せて」)。ライダーネタでは「千の偽り、万の嘘」(電王のウラタロスの決め台詞。この後大抵「ぼくに釣られてみる?」と続く)とか、「ヒートの女」(劇場版Wでヒート・ドーパントを指してセリフ)とか、「愛することが罪だとゆーとぴあ」(Wの敵役、財団の加頭順(ユートピア・ドーパント)が「お前の罪を数えろ」とWに言われたときのセリフ「罪? 人を愛することが罪だというのか!」)とか。
クー音編は次回で完結するか?
2013年05月20日(月) 旧暦 [n年日記]
■ [特撮] 獣電戦隊キョウリュウジャー#14とウィザード#36
獣電戦隊キョウリュウジャー #14「あぶなァーい!スピリットベース」。デーボモンスターを巨大化する以外は本部で漫画を読んだりだらけてばかりのラッキューロ。百面神官カオスがいい加減そのニートぶりに呆れ、彼の嫌なものから、「デーボス・キビシーデス」を生み出す。幹部として相応しくないラッキューロを再教育しようとスパルタなキビシーデスのしごきに、ラッキューロ自身も辟易。一方、キョウリュウジャーの方ではアミィが、キョウリュウジャーの活動にかまけてレディとしての修行を疎かにしてることに、アミィの教育役のジェントルが立腹、これからは厳しく教育し、それに従わない場合はアメリカの両親にキョウリュウジャーのことも報告すると言われてしまう。
アミィはしぶしぶジェントルに従うが、キョウリュウジャーの基地を探すラッキューロたちがそのスパルタ教育を見てしまい、ジェントルに共感したキビシーデスが横からしゃしゃり出て自分がアミィを教育すると彼女をさらっていってしまう。
これまで巨大化要員かつキャンデリラと二人して敵方のにぎやかしでしかなかったラッキューロのメイン回? こいつとキャンデリラは妙に憎めないんだよなぁ。
で、巨大化以外は何をやってるかと言うと本部で少女漫画を読んでダラダラ。すげえニートぶりw
あまりに駄目すぎて自分が生み出したデーボス・キビシーデスに再教育を受けるハメに……
このキビシーデスが、過剰なまでに厳しくてラッキューロも辟易。でもその教育のお陰もあって、スピリットベースへの出入り口を発見。でもガブリボルバーがないと入れないので、キョウリュウジャーを見張る内、アミィのダメ生徒ぶりにキビシーデスが発奮。アミィを再教育のために拘束、ラッキューロはアミィからガブリボルバーを奪ってスピリットベースに侵入し、爆弾を設置することに成功する。
ところがここでもダメニートぶりを発揮、アミィが読んでた少女漫画誌を読みふけってしまい、駆けつけたダイゴたちと一悶着……つーか、簡単に外せるんなら、あまりこの作戦、意味が無いんでは……
もう一つの修羅場がジェントルの方。アミィがあまりにレディとしてダメなので、監視と教育を厳しくするのだけど、キビシーデスがアミィにしてる教育を見て、自分がしてることもキビシーデスと同じで勝手な押し付けではないかと自分を責める。しかしダイゴが、「ジェントルがしてることは、アミィのことを思ってのことでデーボ・モンスターとは違う、とフォロー。いや、そこまで明確な差があるかはよくわからないんですけどね?
出入り口もトリンが対策し、とりあえずセキュリティ対策も完了。ラッキューロとキャンデリラ、敵幹部としては使いづらいよなぁ……
仮面ライダーウィザード #36「九官鳥は語る」。ソラの言っていた「コヨミが人間のわけがない」という言葉が気にかかり、以前コヨミが魔法石を見つけた場所を再度訪れた晴人。今度は新しい指輪の力でワイズマンの本拠地を発見する。しかし、ワイズマンはインフィニティースタイルに変身したウィザードから魔力を吸収。魔力が枯渇した晴人は変身が解け、ワイズマンの本拠地をまた見失ってしまう。
もろもろの謎の結局手がかりを失ってしまう晴人だったが、その頃、凛子も連続放火事件を追っていた。こちらの手がかりは、放火現場で多数目撃情報が出ている、九官鳥の鳥かごを持った小太りの男。瞬平たちは「そんな人間がいたらすぐわかる」と笑うのだが、まさにその容疑者が目の前を通る。慌てて追う凛子だったが、瞬平がおたついて邪魔になったせいで見失ってしまう。
それを知った署長はカンカン。放火魔を捕まえないとクビと宣言する。落ち込む凛子に、自分のせいでと協力をしようとする瞬平だったが、邪魔者扱いされて逆に反発する。
凛子の必死の捜査の結果、偶然のように放火魔(?)をまた発見。瞬平のドジのせいで見失いかけるが、再度見つけたのは火の前で呆然とする姿……パニックになって「自分じゃない!」と逃げようとする男を取り押さえる凛子だったが、そこにラームファントムが出現、男を襲おうとする。
放火魔がファントム!? 駆けつけた晴人がウィザードに変身してラームと闘う一方で、クビのかかった凛子と、ゲートを保護しないとという瞬平が身内のしょうもない諍いを始めてしまう。
賢者の石の謎、コヨミの謎、ワイズマンの目的と、多くの謎を直接聞き出そうと敵の本部を急襲する晴人だったが、敵の親玉・ワイズマンの力の前に一蹴、最強のはずのインフィニティースタイルでさえも、魔力を吸い取られて変身が解けて放り出されてしまう。
このことはラーム戦でも尾を引き、グールとラームの相手を同時にするためドラゴタイマーを使おうとして、魔力不足のためエラーで分身することが出来ず、結局どちらも中途半端に。パワーだけあっても、ワイズマンが魔力吸収なんてできるんじゃ、ちと太刀打ち出来んわな。「賢者の石」がそれを打開するアイテムになるのかね? 輪島は「古来から伝承されている卑金属を金に換える媒体で、石というからには魔法石の一種かもしれない」などとしか言わなかったけど、本当に何も知らないのかねえ。そもそも何故魔法石加工だなんて特殊技術を持ってるのかも謎だし。
その一方で、凛子の方もそれはそれで深刻な事態に……ゼロ課木崎の後ろ盾があるとはいえ、事情を知らない署長はやっぱり内心忸怩たるものがあるようで、失敗を期に、ついにクビ宣言。それも元はといえば瞬平のドジのせいで、瞬平も最初こそ責任を感じて手伝おうとしていたが、ドジばかりで凛子から邪険にされて逆にムキになって張り合ってしまう。さらに、凛子の追う放火魔がゲートだとわかると、逮捕を主張する凛子と、あくまで保護すべきだと言う瞬平とでさらに競争が激化。凛子が瞬平と同じレベルに落ちてる……つか、もうちょっと話しあえよお前らw
そのいさかいの結果、瞬平がパトカーを盗んで放火魔と一緒に逃走……凛子も巻き込まれて、指名手配されることに……いや、指名手配はやりすぎだろ。
放火魔も「ゼツボウ、ゼツボウ」と繰り返す九官鳥を溺愛し、挙動不審なんだけど、その九官鳥こそが実はファントム。元は一応人間? 鳥に変身できる特殊能力を持ってるみたい。なんか放火魔にも事情はあるようだけど……つか、放火魔のアパート、コックローチ・ドーパントとか千堂がいたアパートじゃんw あそこのアパート、変な奴を引き寄せる因縁でもあるのか?
2013年05月24日(金) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ] カードファイト!!ヴァンガード リンクジョーカー編#19
カードファイト!!ヴァンガード リンクジョーカー編 #19「勝利への想い」。前回のスイコとの対戦から安全路線を取って対戦していたナオキだったが、「怖くなくなった」とスイコに言われたことから「俺はいつからこんなファイトをするようになったんだ! 熱くなりたいからヴァンガードを始めたんじゃないのか!」と初心を思い出し、終盤、果敢な攻めを失敗を恐れず繰り出し、二連続トリガーで執念の勝ちを収める。一勝を収め宮地学園が波に乗る第二戦はコーリンVSアザミ。ナオキの勝利を無駄にしまいと、これまでになく熱く闘志を燃やすコーリン。しかし、アザミも負けられない一戦に、鈴ヶ森レンへの想いを賭けて臨む。
二連続トリガーという幸運があったとはいえ、自分のスタイルである果敢な攻めを思い出し、執念の勝利をもぎ取ったナオキ。ナオキが掴んだ勝利への第一歩を無駄にしないためにも、なにより、初めて出来た仲間たちのために自分の試合で勝利を掴もうと、コーリンはこれまでに闘志を燃やす。一方、対戦相手は密かに研鑽を続け、レンのための勝利を誓ったアザミ。
執念と執念の対決なのだけど、コーリンが下手を打ったわけではないが、アザミはその一歩先を行く。アザミがずっとレンのためにファイトの腕を磨いていたのに対し、カードファイト部を立ち上げてから初めて負けられない理由ができたコーリンが一歩及ばなかった形か。
まあ、アザミの想いにも関わらず、レンはいつも通りの態度だし、スイコもわざとアザミをからかうのもいつもどおり。馴染んだ、ってより、お互い腹のさぐり合いをしながら掛け合いをしてるって感じなのが、またあれですが……
大将戦はレンVSアイチ。第一期ではアイチの勝ちで終わり、第二期ではレンがカイに勝負を譲ったために力関係は結局不明。久々の対戦だけど、なんかレンがサイクオリアに溺れてた時のような不気味さもあり、なんかアイチの負けフラグが立ってるような気がするんだよなぁ。でも、アイチが負けたら大会も敗退だし、なんか救済措置あるの?
2013年05月26日(日) 旧暦 [n年日記]
■ [特撮] 獣電戦隊キョウリュウジャー#15とウィザード#37
獣電戦隊キョウリュウジャー #15「はらだたしいぜッ! ドゴルドのやぼう」。なんでも屋の仕事でロボット研究所にやってきたノブハル。そこで研究員たちに怒鳴り散らす鼻持ちならない研究者と出くわす。お互いを見てびっくりする二人。その研究者・中里はノブハルの高校時代の親友。だが、中里は一流商社で働いていたはずのノブハルがなんでも屋をやっていると知り、態度を豹変、見下した態度で去っていく。だが、あまりに極端な彼の態度に、ノブハルは疑問を感じる。そのノブハルの疑念の通り、実は中里の言動の裏にはドゴルドの暗躍があった。
ノッさんの高校時代の友人、中里役の人、どこかで見覚えがあるなぁ、と思ったのだけど、「仮面ライダー響鬼」で「威吹鬼」を演じてた渋江譲二氏。雰囲気違う役だったんで、気が付かなかった。
死んだ妹の旦那の夢を引き継いだ妹と、姪を助けるため一流商社マンの地位を捨てたノブハル。けど、そんなことを知らない中里は肩書きだけでノブハルを見下す。でも、昔の彼を知るノブハルは彼がそんな人間ではないと信じ、何か原因があるのではないかと探る。事実、ドゴルドが密かに中里をそそのかし、怒りを増幅させていたのだけど、その理由は、中里の研究成果であるロボット。空蝉丸の肉体を失い、カンブリ魔の身体に憑依してるドゴルドだけども、ドゴルドの強すぎる怒りのエナジーにカンブリ魔の身体はそう長くは持たない。そのため生物の体に見切りを付け、中里の怒りを吸収したロボットを新たな媒体としようとした。
だが、一時はドゴルドの誘惑に自分を見失っていた中里だったが、ノブハルがそもそもロボット工学を志した理由、身体が不自由な人たちを助けるロボットを作ろうという初心を思い出し、ドゴルドに乗っ取られたロボットの起動プログラムを停止させる。
例年はサブリーダー的な役割のブルーが、今回の戦隊は珍しくコメディリリーフの役どころだけど、仲間内で一番年上(空蝉丸は、数に入れないw)で、仲間内で誰よりも優しいノブハルは、ある意味みんなの精神的支柱なのだなぁ。
次回はアイガロンとイアンの因縁話っぽい。イアンが本当の親友の仇に気づくのかな?
仮面ライダーウィザード #37「絶望!指名手配」。放火の容疑者として警察に拘束されそうになったゲートの根本を助けるため、パトカーを奪って逃走した瞬平と、根本を取り押さえようとしてその逃走に巻き込まれた凛子。おまけに根本だけではなく、二人まで共犯として指名手配されてしまう。あくまで根本の逮捕を主張する凛子に、瞬平はせめて根本の話を聞きましょうと言い争いに。根本の言い分によれば彼は放火魔ではなく、何故か散歩の先々で勝手に火が出たのだという。あまりにありえない話に呆れる凛子だが、気が弱すぎて損ばかりしてきたと根本の言動に、確かに放火なんて大それたことが出来そうには見えないと納得。とは言っても、警察に出頭して根本の無実を説明しても、恐らく信じてもらえないし根本自身が尋問に押し切られて罪を認めかねない。
頭を悩ましているところ、九官鳥に化けたラームファントムが警官を誘導、危うく逮捕されそうになるが、思わず凛子も逃走を手伝ってしまう。このままでは根本は逮捕されて絶望してしまう。そうしないためには瞬平と凛子の力で根本の無実を証明しするしかない。しかし肝心の根本が状況にパニックを起こし、泣き事ばかり。そんな根本に、凛子がついにキレてしまい……
あまりにネガティブなゲート、凛子と瞬平の諍い、九官鳥がファントムという、波乱続きの後編。ゲートの根本を信じ、彼と一緒に逃亡する瞬平。最初は逮捕を主張してた凛子だけども、自分も指名手配されるという最悪の状況に脱力し、根本の話を聞く気になる。
それで凛子も根本の無実を信じるのだけど、根本の無実を信じるところまでは瞬平の仕事、その後みんなの尻をひっぱたいて行動するところは凛子の仕事、という感じで、今までにも増して二人の役割分担がきっちり出来てたなあ。
その反面、本編自体はおちゃらけ演出w 九官鳥に化けたファントムをおびき出そうとエサを用意した仁藤を大量のカラスが襲うところがコミック風になってたり、真犯人として突き出されたキューちゃんが漫画的に目を大きくむいたりとか。そして最後は、せっかく疑いが晴れて無実となったのに、唯一の親友のキューちゃんがファントムだったと知って本当に絶望し始める根本w まあ、晴人も仁藤もそばにいるから大丈夫なんだろうけどw 予告では全然別の話だったし。
次回は、晴人の過去に関わる話しなのかな? それと、輪島の知己らしいこの戦いに深く関わってるらしい男が……輪島は何も知らないふうを装ってるけど、やっぱある程度は知ってるんだろうなぁ。