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2012年04月12日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ][特撮] 新番組その4

  めだかボックス 。西尾維新原作のジャンプ漫画のアニメ化。つか、見るまでガイナックス製作だと気が付かなかった。まあ、なんというか、ジャンプ漫画のパターンをメタ化して「王道」をやってるという特異な連載なので、当然深夜アニメにしかなりようがないですわな……メタ的な原作をメタ視点特異なガイナックスがアニメ化、ということで、はじければ面白いことになりそうですが、今のところ「無難なアニメ化」の範疇ですね。
 しかしそういや最初は不知火小袖がメインキャラだったんだよな。今やすっかり影が薄いけど。不知火半纏とかどうなったんだ。

  這いよれ!ニャル子さん 。今までのフラッシュアニメから大出世、今度はちゃんとしたセル?アニメです。のっけから(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー! とやたらとOPが耳に残り延々脳内リピートする最終兵器ぶり。原作はパロネタのひたすらの羅列なので、ストーリー性どころか「萌え」からすら程遠い「オタクのへのくすぐりとしてのパロ」が手段でなく、目的と化した極北のシリーズになってます。
 やっぱまとまり自体は数分のフラッシュアニメの方がショートコントでキリは良かったですね。でもネタの応酬がひどすぎて目が離せないという、ついていけない人は完全切り捨てぶりw クトゥルーとかSAN値の説明のあたりでもう完全ついてけない奴拾う気ないだろw
 クトゥルーなのにガンダムネタやライダーネタが多いですが、ライダーネタは平成のが原作当時の時事ネタっぽくてまたw サンライズ・東映は見逃してくれるのか?
 あと、阿澄佳奈、やたらとイキイキとしてるな。この番組の半分はその阿澄佳奈の演技に依っているのだけど。

  アクセル・ワールド 。ニューロリンカーという端末により誰もがネットワークにアクセスできるようになった世界。いじめられっ子で体型肉丸くんのハルユキは、現実の鬱憤を仮想現実のゲームで晴らすしかない毎日を送っていた。しかし、ある日、仮想現実の中で憧れの先輩である黒雪姫の誘いを受ける。
 主人公がとにかくネガティブ。しかも体型肉丸w 特殊な力を得て特別な世界のバトルに巻き込まれる、というパターンなのだけど、その自虐言動のことごとくに身に覚えがありすぎてwww
 設定とかバトル展開とかよりも、そっちの展開の方が気になりますな。

  非公認戦隊 アキバレンジャー 。東映によるスーパー戦隊セルフパロ。非公認という割には公式の戦隊ネタが出まくりですが。のっけにデカレンとは。なんか力が入ってるのか入ってないのか微妙ですが、シリーズ構成・脚本が荒川稔久、監督が田崎竜太、音楽が川井憲次というガチ体制。おいおい……戦隊ネタも楽しかったですが、ブルーのスレてなさっぷりが良かったです。あと、スーツ明らかにブルーとイエローの胸の大きさ変えてるのがわかってるのかわかってないのか。
 あと、イエローの子、オーズ劇場版で敵の先兵であるベル役をやった荻野可燐だよね。


2012年04月14日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その5

  ヨルムンガンド 。「目的は世界平和!」と嘯いてやまない兵器商人、ココと愉快な仲間たちの繰り広げる血みどろの地域紛争と武器を巡る欲望の世界。ネタはかなりマニアックなんですが、原作の線を結構忠実に再現してますね。ただ、無難なアニメ化、という感じではあります。ネタ的に結構切り込んだバックグラウンドなんですが、そういった背景の見せ方が原作をなぞらってるだけっぽいような。
 きわどければきわどいほど面白いネタなんだけどなぁ。

  夏色キセキ 。夏海、紗季、優香、凛子の女子中学生四人組。紗季が急に距離を置きだしていたことから関係がギクシャクしていたのだが、実はそれは夏休み明けに紗季が引越しをしてしまうことが原因だった……
 基本、ソフィアの四人ありきの企画。基本は夏海と紗季の二人の関係なのだけど、その二人がいろいろごちゃごちゃすると、なんかすこしふしぎ系の奇跡が起こる、ってことっぽい。
 ソフィア売り、ってのは微妙なところではあるけども、展開自体はそんなに嫌いじゃないです。


2012年04月15日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#8とフォーゼ#31

  ゴーバスターズ #8「マシン設計図を守れ!」。エネルギー管理局内にエンターが侵入したとの警報を受け、現場に駆けつけたゴーバスターズたち。エンターの狙いは開発中の新バスターマシンの設計図で、それは辛くも守るものの、開発チームの一人、カズヤはリュウジのかつてのクラスメイトだった。二人は共にエンジニアになる夢を抱いていたが、リュウジは事故に巻き込まれ、夢をあきらめざるを得なくなってしまった。夢を叶えたカズヤを祝福するリュウジだが、カズヤは表情を暗くして夢と現実の違いをぼやく。そして、再度設計図を狙いドリルロイドとメガゾードが管理局を襲撃する。

 いろいろ突っ込みたいところがあるけど、まず、カズヤ。夢見た開発者の現実に失望しエンターの誘いに乗りスパイになった、ってのはまあいいけど、その後の展開が……設計図が奪われるのは何かの伏線なんだろうけど、どんなに公開しても社会に出たらやっちゃいけないし、やったらもうお終いってことがある。産業スパイはその最たるもの。子供向け番組として「悪いことをしたら逃げずに謝れ」ってのは正しいのだけど、これは「御免で済まない」って話なのだよね。やるのなら手錠をかけられるところまで描写すべき。デカレンじゃその域までちゃんとやってた。
 あと、リュウジだけでなくヒロムもカズヤの嘘に気づいていたけど、リュウジに任せた、ってのは、感情優先の判断すぎ。このあとの展開で設計図を盗ませなきゃいけないってのが優先されてて、プロとしての自覚が欠如した行動が今回は大過ぎましたな。
 チーム内で年齢差があることで生まれる立場の違いと、『はじめる年齢』がどう変わるか、ってことを描写してるのはなかなかによろしいと思います。


  仮面ライダーフォーゼ #31「昴・星・王・国」。流星が元いた昴星高校に異変が起こってるらしいことを察知した仮面ライダー部。「ザ・ホール」のある天ノ川学園の生徒しかゾディアーツ化できないのでは……? 可能性があるのは、流星と交換留学で昴星に行った山田の可能性が高い。それを調べるために、昴星高校に短期留学した仮面ライダー部の面々。この前流星が感じたような異様な雰囲気はないものの、やはり学園の様子がおかしい……その原因は、やはり山田が変身したアリエスゾディアーツによるものだった。学園を箱庭とし、自身の思うままの劇を作ろうとする山田。それに反発しスイッチを手放させようとする弦太郎だったが、アリエスゾディアーツの能力は「眠り」。攻撃した相手の生体活動を低下させ、無力化させてしまうアリエスにフォーゼも手も足も出ない。
 流星もメテオに変身してアリエスの前に立つが、アリエスが逆に昏睡状態の人間を目覚めさせることも出来ると聞き、そのまま立ち去ってしまう。
 惨敗した仮面ライダー部は山田の「劇団」に組み込まれてしまうが、現太郎は密かに山田の学園支配に対抗しようとしていた流星のガールフレンド芽以に助けられ、再びアリエスの前に立つ。
 アリエスの特殊能力を理解したフォーゼは今度は有利に戦いを展開。止めを刺そうとするが、その前に立ちはだかったのはなんとメテオ。親友を助けるためにアリエスの力が必要だと言うメテオは、なんとフォーゼに必殺技を放ち、止めを刺してしまう。
 フォーゼと協力してアリエスのスイッチを奪え、という指示を出していたタチバナは、命令違反とメテオシステムを強制解除。突如晒されたメテオの正体にライダー部の面々が驚愕する中、ようやく流星の本気のぶつかり合いが出来たことを喜びながら、弦太郎は事切れてしまう。

 まさかの主人公死亡確認! いや、40番目のスイッチ「アストロスイッチ」が出てるんで、パワーアップの布石なのはまるわかりなんですけどね。
 流星については、なんかすんなりと感情移入できない。ライダー部に友情も感じてるみたいだし、苦渋の選択の末、ってのは描かれてるんだけどなんでそんなにモヤモヤするのかと思ったら、親友の二郎とのことがほとんど描かれてないので、流星が二郎にそれだけ友情を感じてるのが腑に落ちないのだよな。
 流星の素は相当上から目線でひねくれてるので、それだけ友人を大切にする、ってのもよくわからない。
 それだけではなんなので、面白かった点も。
 芽以が流星に「借りてた本」と言って渡したのハインラインの「人形つかい」。町が宇宙からやってきた知能を持つ寄生生物に取り付かれ世界に拡散しようとしていた、というもので、原作発表当時の世相を反映して世の中の赤化に対して警告を発していたとも言われる。でもこれって、ラストはみんな裸になろうぜ! ってことだよね?(まあ、ハインライン作品のかなりはヌーディストネタなんだけど)
 あと、芽衣のひたむきさは萌えるのだけど、なんでそんなに流星に入れ込んでるの? やっぱイケメンだからか!(嫉妬)
 この芽衣を演じたのはシンケンジャーで本当の志葉家当主を演じた夏居瑠奈。感じが全然違う……


2012年04月16日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その6

  謎の彼女X 。椿明のクラスに突然転校してきた卜部美琴。他人を拒絶する、というかまるで他人に興味がないマイペースな彼女に、あっというまにクラスの歓迎ムードも薄れ、完全ぼっちになるが、それも気にする様子もない。明も最初は彼女を遠巻きに見てるだけだったが、放課後、机に突っ伏し寝ている彼女のよだれを何故か衝動的に舐めてしまったことから、彼女の不思議な世界に巻き込まれていく。
 植芝理一の独特なフェチ世界観のマンガが原作のアニメ。よだれを舐めて恋に落ちるとか、なんとかかんとか。まあ、少年が道を踏み外して変態の世界に落ちていくとも言いますが。
 結構頑張ってると思いますが、特に美琴の声がアニメ声とか美少女声ではないのがよろしいですな。非現実世界のごちゃごちゃ感はもうちょっとごちゃごちゃしてて欲しいかも。

  咲-saki- 阿知賀編 Episode of Side A 。人気を博した女子高生麻雀漫画「咲-saki-」の外伝的スピンオフマンガのアニメ化。咲の第二期の方をやりたいのだろうけど、なにぶん作者の筆が遅いからなぁ。ただでも連載ペースの遅いヤングガンガン連載だし。
 で、こっちの作画は「BAMBOO BLADE」作画の五十嵐あぐり。キャラクターデザインは小林立っぽく揃えてますな。
 昔和(のどか)と一緒に麻雀を打ってた子たちが、またのどかと麻雀を打つために全国を目指すという、麻雀ということを忘れれば王道のスポコン物。「咲-saki-」も実はメインキャラの布陣がスラムダンクだって指摘があったしなぁ。
 今回は進学の関係もありばらばらになった穏乃と憧がのどかのインタージュニア優勝を知ったことをきっかけに、和との思い出の場所である阿知賀女子の麻雀部復活、全国出場を目指すというもの。本編と同じく第一話はOPがEDの変則仕様だと思うけど、咲のラスボス感がひどいな……まあ、スピンオフだからどうしたって負けるんだろうけど。


2012年04月17日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その7

  黄昏乙女×アムネジア 。ガンガンジョーカー連載のめいびいの一般向けオカルトマンガが原作。「一般向け」と書いてるのは、「一般向け」じゃないのもあるわけで、まあそのことはげふんげふん。
 大沼心で、映像としてはキレイなんだけど、なんか空間の感じがしないのは相変わらず。師匠の新房監督は省力演出ながらわりと空間感覚はあるんだけどなぁ。
 前半で夕子が見えないももえ視点で、次に夕子が見える貞一の視点で同じ場面が再度繰り広げられる演出は、見える人と見えない人の落差と幽霊だけど怖くない夕子を端的に示すのには良かったかも。夕子の声は原由実。アイドルマスターのあのキャラの声にしか聞こえない……まあ、個人的には霧江イチオシですが。

  クイーンズブレイド リベリオン 。開き直りすぎた肌色設定アニメ「クイーンズブレイド」の原作別展開シリーズ「リベリオン」のアニメ化。旧キャラも出てるけど、完全別世界設定ですな。
 あと、このシリーズ監督が金子ひらくじゃない……この手のアニメ化って金子ひらく監督が定番じゃなかったの?


2012年04月19日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] しろくまカフェ#1とエウレカセブンAO#1と未来日記#26(最終回)

  しろくまカフェ #1「しろくまカフェへようこそ」「パンダくんの就職」。家でゴロゴロしているばかりのニートのパンダくん。ママからアルバイトくらい探せと言われ、渋々情報誌でアルバイトを探すが「働かないでお金をもらえる求人はないですか?」とニート丸出し。
 そんなパンダくんが迷い込んだ良さ気なカフェ。そこではしろくまのお兄さんがマスターをやっていて……
 福山潤、櫻井孝宏、神谷浩史、中村悠一、小野大輔と腐女子垂涎のキャスト揃えて何やってるんだよw
 パンダくんのダメさ加減もかなり逝ってるけど、何気にしろくまのマスターが辛辣。シュールでゆるい感じで、ぼーっと見るのは良い感じ。

  エウレカセブンAO #1「ボーン・スリッピー」。2025年の沖縄。親がなく医者のトシオに育てられているアオは、周囲から外人扱いされていることもあり、トシオの愛情にも関わらず「自分はよそ者」という疎外感を抱き続けていた。幼馴染の島のユタであるナルに相談するのだが、病弱な彼女に逆に叱咤される始末。そんなアオがある夜海岸に出ると、イリーガルな運び屋連中の無謀な運転に巻き込まれかける。かろうじて無事だったものの、運び屋の荷物はとんでもないもので、アオは運命的な出会いを迎える。
 「交響詩篇エウレカセブン」の直接の続編らしいのだけど、何故か舞台は西暦。パラレル設定?とも思うのだけど、アオがイメージで見る母親は、どうもエウレカ本人っぽい感じ。「日本軍」だとか、なんか世界情勢が妙な感じではあるけども、微妙な地元感とかは悪くない感じ。旧作とこれがどうつながるんだろう?

  未来日記 #26(最終回)「初期化」。原作と同じどんでん返し。神の力を分け与えられたナインスのバトルも含め、出来はかなり上々。なんだけど、原作からのアラ「三巡目の世界の崩壊は解決してない」とか、「オヤジはクズのまま」とか、それはそのままなんだなぁ、と。原作はなんとなく一気に乗り切ってしまった感なんだけど。
 で、その一番の原動力だったエピローグが削られてるのが一番の問題。劇場版か何かはわからないけど、それで一番大事な演出削っちゃダメだろう。出来はいいのに、なんかどこかでずれてる感じ。


2012年04月20日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その8

  坂道のアポロン 。60年代、父の仕事の都合で一人博多に転校することになった薫。元々人見知りが激しい薫は周囲からの好奇の目と環境の変化に耐えかね、教室で吐き気を催してしまう。慌てて屋上に向かった薫は、そこで周囲から一目を置かれる不良っぽい同級生、千太郎と出会う。

 二人の少年のジャズを通じて繰り広げられる青春劇、と非常にわかりやすいコンセプト。でもド直球で王道を真正面からやってます。インテリっぽいけど負けん気の強い少年・薫が不良っぽい千太郎によりジャズを知り、それにのめり込んでいき、また同級生の女の子に心惹かれたりの恋愛模様が展開。でも、王道ながらも一筋縄ではいかない模様。久々にノイタミナっぽい番組ですな。

  つり球 。祖母の仕事の都合であちこちの学校を転々としているユキ。しかしそのせいか極度の緊張症で、テンパるとおもいっきり人相が悪くなってしまう上、水の中で溺れるような感覚になり混乱してしまい、どこに行っても友だちができない。
 そんなかれが今度転向したのは江ノ島の高校。今度こそは上手くやろうとするユキだが、やはテンパり癖が出てしまう。だが、そこに飛び込んできたもう一人の転校生、ハル。いかにも不思議ちゃんなハルが彼に向けて水鉄砲を撃った瞬間意識がなくなり、気がついたらハルと一緒に江ノ島温度を踊っていた。お陰でクラスで浮かないで済んだものの、異様になついてくるハルに警戒。しかし、それでもハルは釣りをしようと無理矢理ユキを貸釣具屋へ。そこにはやはりクラスメイトになった夏樹がバイトとして働いていた。

 こっちも最初に転校生w まあ、いきなり始まるには説明とか不要でわかりやすいし。なんだか本当に宇宙人らしい不思議ちゃん・ハルと、コミュニケーション不全なユキ。なんか地球を救ったりするらしいけど、基本は釣りを通じて友だちになっていくのが趣旨なんだろうなぁ。
 監督は「空中ブランコ」「C」で独特の世界観を見せた中村健治。それらしく、キャラはほとんどが独特なのばっかり。結構こういうのは好きです。
 あと、「C」、尺の都合でかなり語り足らずに終わってしまった感があるけど、あれの続編とかはやらないのかなぁ。