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2011年06月21日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 神知るII#11

  神のみぞ知るセカイII #11「いつも心に太陽を」。独りよがりな熱血教育でクラスから浮き始めた長瀬純。かつてバスケ部で同じことを起こし、女子バスケ部を潰してしまったことがトラウマになっていることを見抜いた桂馬は、逆にそのトラウマを刺激して「女教師キャラ」攻略を行なおうとする。

 いやあ、長瀬純、普通に暴走しすぎでしょ。でも桂馬は過去のトラウマを思い出させつつ、そのまま他人を気にせず理想を押し付ろと後押しする。作者自身が、週刊少年誌連載にこだわり続け、遅咲きのヒットを飛ばしたから、「常識」「諦め」を当り前のように振りかざすのが許せないのだろうなぁ。それは正しいと思うけど。
 純の満足はエンディングまで桂馬の計算により導かれた「計算どおり」なのだろうけど、彼女の迷いを振り切らせたのは間違いわな。教師が日和って小さくまとまってたら、教えられる子もさらに小さくまとまるだけだし。あと、計算どおりの展開とはいえ、桂馬がプロレス観戦中の予想外の接触に動揺しまくりだったり。
 でもクラス全員マラソン大会強制参加はいくらなんでも暴走しすぎだと思う。やっぱり。


2011年06月22日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] これはないw

  「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」アニメ化 。不安半分、期待半分、でしょうか。キャストについては、亡くなられた方々は勿論、他もオリジナルには拘りません。いくら健康に気を使い研鑽を積んでいても、声の変化出てくるのは致し方ないことなので、今役に相応しい方を選んで下されば。
 質云々については今から言っても仕方ないですし、初代ガンダムが映像的には古く、アメリカで受け入れられなかったことからSEEDでリセットを計ったバンダイとしては(ガンプラ的には失敗ではなくとも目論見通りとも言い難い)、これを「ガンダムのスタンダード」としたい目論見もあるでしょう。商業的な目論見は目論見として、期待します。

 問題はこっち。 来期の仮面ライダー「仮面ライダーフォーゼ」 。……いや、龍騎や、555や、剣や、Wのデザインが出てきた時も、相当物議をかもしましたが、いや、さすがにこれは……ディケイドコンプリートフォームでもOKを出したんですが。
 組み合わせのフォームチェンジも、W(2)→オーズ(3)の後で4箇所の組み合わせという安易な路線だし、不安を裏切ってくれればいいのですが……いや、ちとこれはさすがになぁ。二号ライダーはグランゼルってことか?


2011年06月23日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 星橋#11とシュタゲ#12とまりあら#11

  星空に架かる橋 #11「雨にふられて」。なんか大したイベントもないのに、何故かメインヒロインルートに突入するというアレ。メインヒロイン、ホント食ってるだけだよなぁ。つか、浅沼晋太郎が毒にも薬にもなってないのが! あのつぶやき芸を無駄にしてしまうとは……

  Steins;Gate #12「制止境界のドグマ」。タイムトラベルは不可能ながらも、タイムリープは出来るという紅莉栖の提案により、記憶を過去に送る改良型の電話レンジを開発した未来ガジェット研究所。しかし鳳凰院凶真こと岡部倫太郎は事態が自分の手に負えなくなるなるのを感じ、それを実験せず、公表してしかるべき機関に託そうとするのだが、もはや事態は引き返せない時点に……
 今まで意味不明だった人間関係が、徐々に明らかに、つか、まゆしぃがとんでもないことに。これで折り返し点。これまではまだほのぼの日常系だったけど、なんかこれから築いた人間関係がいろいろ変わりそうな感じ。ホントどうなるんだ?
 ってのはさておき、まあ、側頭葉で記憶するとか、人工ブラックホールで情報圧縮だとか、理論があまりに無茶苦茶なのは、スルーすべきなんだろうな。うん、多分……

  まりあ†ほりっく あらいぶ #11「妹の秘密」。かなこの妹、ミキ登場。でも、原作じゃイレーヌとのからみとか母親に対するいろいろなアレがあるんだけど、そういう含み無視して、ぽっと出のキャラが鞠也に告白した、という流れにしかなってないような。
 これは新房作風の悪い点が原作の流れをぶった切ってる形だよなぁ。うーん。


2011年06月24日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] いろは#12とあの花#10とC#10

  花咲くいろは #12「じゃあな。」。自分の実家である喜翠荘のことを悪く書いた母を許せず、なんとか今の喜翠荘を見てもらおうとする緒花は、思い詰めて誘拐を計画。緒花を追って来た民子は呆れるが、意外にも徹は協力してもいいという。だが、その交換条件は孝一も一緒に連れていくことだった……

 緒花、全力で空回るの回。要は徹は考一と話をするチャンスをくれたのだけど、それと気付かず、というかそれ以前に孝一にどんな顔して会ったらいいのか迷う緒花。結局全力空回りは母親や喜翠荘記事のことから徹との間をどうするかに向かってしまい、自分は今の徹にとっては邪魔者だとまで思い詰める。っつーかその設定に浸ってしまう。
 「もし私たちが登場するドラマがあったら、私が悪役だよね……」って、いいえ、違います。コメディリリーフです。
 結局勝手に距離を作って孝一にはその件は切り出せず、別れ際の挨拶がいつもと違ったというだけで「もう前の関係には戻れないんだ」と一方的に落ち込む。孝ちゃん、早く積極的に行動に移さないと勝手に過去の男にされちゃいますよ?
 でも、最後の最後に意外な来訪者が……緒花の母親が、突然休みが取れたと言って喜翠荘に行くという。でも突然休みが取れたというのは嘘で、昔自分も女将に同じ事を言ったのを思い出したため。子どもの気持ちを大人の理屈で潰されることに怒ってたはずが、逆に潰す側になった、しかも緒花の言ってることは女将と同じ正論。いくら神経が図太くとも、何十年かぶりに顔を見せる実家は気まずかろうに……
 しかし徹の何気ない年上属性とかなんとかよりも、回想シーンの「喧嘩しちゃやだぁ」と泣く縁が、なんつーか、心当たりがありすぎてorz。


  あの日見た花の名前を僕たちは知らない #10「花火」。ついにめんまを成仏させるための花火作りは佳境へ。しかし、花火作りにむけて超平和バスターズの皆は目的を同じにしてるはずなのだが、めんまばかりを見てるじんたんを見るのがつらいあなる、そんなあなるにじんたんに嫉妬する自分を重ねるゆきあつ、そのゆきあつを見て心をゆさぶられるつること、心は必ずしもまとまってはいなかった……

 めんまの成仏を目前にして、ずっとくすぶっていた気持ちが再度表に出始めた皆。じんたんも、めんまのために、と言いながら、めんまに消えて欲しくないという気持ちを再認識し、複雑な気持ちで作業をし続ける。また、めんまの家族も、いなくなっためんまに様々な感情を露呈する。
 しかし時間は過ぎ、皆の感情がからまったまま、花火打ち上げの日を迎えてしまう。なくなっためんまのことばかりで自分の事を見ない母親に反感を抱いていためんまの弟がやってくるが、花火に反発していためんまの両親も遠くから打ち上げを見に来ていた。
 だが、打ち上げの瞬間、止めようとするじんたん。しかし、花火は上がってしまうのだが、なぜかめんまはそのまま……めんまのお願いってのは、花火じゃなかったみたいなのだけど、関係ももつれにもつれたまま、めんまもそのままってのは、どうなるの?


  C #10「collision(衝突)」。東南アジア金融街で突如始まった「C」。Cに飲み込まれた各国金融街は大きなダメージを負い、「未来」を失っていく。日本金融街もCに巻き込まれればただではいられず、三國壮一郎は金融街の「輪転機」を稼働させることを決断。日本の未来と引き替えに、Cをしのぐだけのミダスマネーを発行し、それで日本の金融崩壊を防ぐ。しかしその結果は、未来を失った「今」の姿だった。それを目にした公麿は、未来を失ってまで守る「今」に決定的な違和感を覚え、「C」の再度の襲来にさらに輪転機を回そうとする三國を止めようとするIMFのサトウに協力するのだが……

 話はクライマックス。未来を担保に今を守るのか、それとも未来を守るのか、という話なのだけど、この点で三國と公麿の意見は完全に対立する。今は維持されても絶望しか示されないのでは……という公麿に対し、今がなくては未来もない、という三國。しかし、三國にデュエルを仕掛けたサトウは敗北し、資金差を埋め合わせるために日本円の価値を崩壊させるという作戦も間に合わず、日本の未来がさらに失われるだけかと思いきや、公麿の持ってたカードが三國と同じく、輪転機を動かす権限を持つブラックカード。
 で、バトル突入で最終回にも突入、なのだけど、未来を担保に今を守る、とかってわりと比喩でもなんでもないよなぁ。「C」の表現はちと即物的ですが。ところで、羽奈日って、ヒロインってより状態のわかりやすいリトマス試験紙なのね……


2011年06月26日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#18とオーズ#39

  ゴーカイジャー #18「恐竜ロボットドリルで大アバレ」。ゴーカイジャー6人目の男として突如姿を現した伊狩鎧。なんでも子どもを助けるために大けがを負い意識不明になった時に、夢枕にドラゴンレンジャー、タイムファイヤー、アバレキラーがジュウレンジャー、タイムレンジャー、アバレンジャーの大いなる力と共に、ゴーカイセルラーとゴーカイシルバーのレンジャーキーを託したのだという。だが、その大いなる力がなんなのか、鎧にもわからない。
 ともかく、ゴーカイジャーの仲間になれたと喜ぶ鎧だったが、マーベラスはレンジャーキーとセルラーを取り上げると、仲間になりたければマーベラスが欲しがるだけの自分のとりえを示してみろと要求する。
 絶対にとりえを見つけてみせる、とガレオンを降りた鎧だが、ザンギャックが活動してるのを見つけ、変身も出来ないのにがむしゃらに向かっていく。

 ゴーカイシルバー登場後編。そして二号ロボ「豪獣神」登場。
 ひたすら暑苦しい性格の鎧なのだけど、そのがむしゃらさが既に死んだ追加戦士たちの魂に認められ、6人目としてアイテムを与えられた。って、仲代先生、すっかり良い者になってますな。いや、そりゃ最後は改心してアバレキラーのスーツの自爆に、他人を巻き込むまいとトップゲイラーと共に大空に散って行ったんだけど。しかし、追加戦士、死亡、恐竜型ロボ、という共通項で、案外とうまくまとまったというか……
 とにかくお調子者だけど無性に熱い鎧を認めたマーベラス。「三つの力」である「豪獣神」はドリルタンク、恐竜ロボ、人型ロボの三つのモードを持つ、子供心をくすぐりそうなアレ。なんか変形パターンを見てると、多分ゴーカイオーとの合体がありそうな感じ。
 あと、伊狩鎧役の役者さん、良く動くねえ。あんだけアクションが出来るのは、かなりすごいかと。


  仮面ライダーオーズ #39「悪夢と監視カメラとアンクの逆襲」。アンクは力をつけつつあるアンク(ロスト)の恐怖から、映司たちからも見限られ自分の意識も奪われるという悪夢を見る。だが、いらだつアンクとは関係なく、クスクシエでも大事件が持ち上がる。新しく町内会長になった下田が、町内中に監視カメラを取り付けた挙句、不審者である映司とアンクに町から出て行くように要求したのだ。態度は物腰が低いがやってることは横暴な下田に怒った加世子が文句を言いに行くが、下田は居留守を使い、奥さんの反応ものれんに腕押しでまるで話にならない。
 しかもその欲望に目を付けたアンク(ロスト)がヤミーを生み出す。
 軍鶏ヤミーに成長したヤミーと戦うオーズだが、バースが駆けつけず取り逃がしてしまうことに。実は、後藤がバースの正装着者となったのにあわせて里中がそのサポート役になったのだが、契約にある休憩時間だからと里中がヤミーセンサーであるゴリラカンドロイドの電源を切ってしまっていたのだった。ビジネスライクな里中に後藤も頭を痛める。

 急成長したアンク(ロスト)が活発化し、アンクが不安な予感に苦しみながらも、なんだかまた個性が強すぎるゲストが。物腰は低いが町内を思いのままに支配しようとする新町内会長、下田。ところが、本当に支配をたくらんでるのは下田ではなく、その妻。化母天下もここに極まりというか……
 そして、個性豊かなのはゲストだけでなくヤミーも。軍鶏ヤミーなのだけど、何故かムエタイ使い。ムエタイのファイティングポーズを取り、しかも結構強い。
 そんな中、泉刑事の誕生日がアンクの誕生日と伝わってしまい、加世子がお祝いをしようと言い出す。まるで興味を示さないアンクだが、ただの無関心というより、もう一人のアンクに対する不安の方が強いっぽい。そのアンクの態度に、「もう少し身体を使っていてもいい」と言った比奈も、本当は映司がらみでそう言ったらしい。平成ライダーはヒロインとの恋愛沙汰はないから、「もしアンクを追い出すとしたら、映司に無理をさせてしまう」と思ってのことだろうなぁ。
 しかし、戦闘中に泉信吾の身体が危険に陥ったことから、映司がこのままの状態でいいのかと悩むことに……そのせいか、次回、アンクとアンク(ロスト)の直接対決があるっぽいけど、どう考えても不利……
 バースチームも、里中をサポート役に再編成、なのだけど、「秘書」と「秘書補佐」の立場を強調したり、就業時間どおりにしか動かなかったり、着替えに時間がかかりすぎてたりで、能力的には高いけどなんとも後藤も気苦労が絶えないことに……後藤バースは、直感で武器を使い状況を見極めた戦いをしてた伊達バースと違い、バースの性能を熟知した上で体当たりな戦いをして、結構良い感じなののだけど、このコンビも大丈夫なのか知らん?
 つか、町内会長の妻、つみきみほだったのか……


2011年06月28日(火) 旧暦 [n年日記]

[映画] 最近見たもの

  プリンセストヨトミ 。万城目学の法螺小説の映画化。原作と大筋は同じながら、尺の関係などから、いろいろと設定は変わっています。一番大きいのは、三人の検査官のうちの二人、鳥居と旭の性別が入れ替わっていること。これは、天然キャラの鳥居を綾瀬はるかにキャスティングするためで、キャラの性格付けもそれにより変わってます。が、一番大きいのは「大阪国」内の役割の設定かと。 原作では、大阪国に所属するのは男のみで、父親から息子に伝えられる、男の間でだけ伝えられる伝統……と思いきや、実は女も知ってる公然の秘密で、男同士のやんちゃを、大阪中の女が「しょーもないなー」と暖かく見守ってる、という構図だったのが、松平の過去にクローズアップすることもあり、男側の設定にシフトしてしまっている。その分、原作のなんかのほほんとした大家族的設定は失われたものの、映画として見る分には筋が通っている。
 ただ、旭が男になり、大阪国の設定が変わったため、旭の最後のセリフが微妙にはまらなくなってしまい、残念。原作では大阪の女同士のエールだったのが、映画では出来の悪いサスペンスの締めゼリフになってしまったかも。とは言え、全体的に見て飽きの来ない映画でした。

  そらのおとしもの 時計仕掛けの哀女神(エンジェロイド) 。空飛ぶパンツの大群の映像で一躍有名になった、非日常系ハーレムコメディアニメの劇場版。ところが半分は総集編でした……う〜ん。
 話は、原作でカオス編のすぐ後にあった風音日和編。桜井智樹に想いを寄せることを公言するという、ある意味希有な存在なのだけど、時折ある世界設定描写と密接に絡む存在として、映画の中心に。単品映画としては成り立たないものだけど、戦闘描写やらは相変わらずすごかったです。でもパンフが1200円など、相変わらずのオタクボッタクリ商売ぶり。地元の劇場も物販にめっさ力入れてました。(まあ、うちらみたいな吝嗇い客じゃ成り立たないから、稼げる時に稼いで貰わないと)

  マイキー&ニッキー 。1976年の映画なのだけど、ビデオで出回っていたらしいが劇場公開は今回が初の、ピーター・フォーク、ジョン・カサベテス主演の映画。ええ、そうです。ピーター・フォークの訃報を聞いていても立ってもいられず見に生きました。
 カサベテス演じるニッキーが、組織を裏切って窮地に陥り、幼なじみで親友でもあるフォーク演じるマイキーに助けを求めるのだけど、疑心暗鬼に陥ったニッキーは自分が呼んだにもかかわらずマイキーすらも容易に信じようとはせず、また、自棄になったかのような行動を見せマイキーを振り回す。一方、マイキーもニッキーに振り回されながらも彼を逃がそうとするが、実はマイキーも組織からニッキーの居場所を殺し屋に教えるように指示されていた。
 組織と友人の板挟みになり、組織にニッキーの行き先を連絡しつつ、ニッキーの逃亡を助けるという裏腹な行動を取るマイキーに、疑心暗鬼に陥り、自棄もあって我が儘放題をしながらも最後にすがるのがマイキーしか思いつかないニッキー、という、美しいとはいいがたい、でも、リアルに純な友情が描かれていて、ほろにがく、だけどどこか甘美な印象を与える映画。舞台立てがとてもシンプルで、二人の葛藤と慟哭にしぼられてるだけに、より強くそれを感じる。

  アリス・クリードの失踪 。登場人物は誘拐された娘と、二人組誘拐犯の計三人のみで舞台も主に監禁先の超低予算映画。入念に計画された身代金目当ての誘拐事件、と思いきや、ある事実がスクリーン上で明らかになるのを皮切りに、当初思ってたのと違う構図になり、裏切りと疑いが入り交じる泥沼の展開へ。それは誘拐事件にも影響し、順調だったはずの計画が、どんどん狂っていく……
 こういう低予算テイストが大好きなので(センスもいい)、個人的には楽しめたけど、こういうのは最近では受けが悪いのかも。でも、リメイクのオファーがハリウッドからあることからも、あっちの業界からはきちんと評価されてるよう。
 ちなみにポスターや公式サイトの印象と違い、アリスは画面上ではわりとぽっちゃりさんです。

[アニメ] 神知るII#12

  神のみぞ知るセカイII #12「サマーウォーズ」。駆け魂狩りも一段落で、ギャルゲの消化にいそしむ桂馬。その最中、いかにも外れな絵柄の、ワゴンセールで買ったゲームに着手するが、その崩れた絵柄のゲームのヒロイン、「よっきゅん」に思いもせずはまってしまう。

 ……原作見てた時は気付かなかったけど、「よっきゅん」の元ネタって、もしかして「メガネっ娘が存在し得ない顔パーツ配分」の、あの絵師のゲームなんでしょうか……っつーか前期最終回のエンドカードを担当してましたなぁ……
 こうしてアニメにされると、「作者、ホントにギャルゲ(エロゲ)が好きなんだなぁ」と思いますので、そういう方向で理解するのが一番かと。
 一応、しゃべらないのも含め過去のヒロイン(攻略対象キャラ)総登場で、それどころか以後攻略キャラたちも。今回は前期と違い、次シーズンは未定なようではあるけど……
 まあ、第一期OPと共に一応ゲームにしか目を向けなかった桂馬が「クソゲーの中に理想があったように、現実の中にも希望があるのかもしれない」と、「現実なんて、クソゲーだ!」という発言を踏まえてなんとなく「イイハナシダナー」っぽく納めてるけど、まあ、基本、桂馬は変わらないのだよなぁ。
 次期があるとしたら、ヒロイン(攻略対象)よりも、ハクアの契約者の方を是非見たい所存。桂馬も認める、「時間はかかるが、効率的」という、アレを。


2011年06月29日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] いろは#13

  花咲くいろは #13「四十万の女〜傷心MIX〜」。皐月をつれて喜翠荘に戻って来た緒花。今の喜翠荘を見て見直させようとするのだが、縁ばかりか、女将のスイまでもずっと不在だった身内に心穏やかではなく、さらに皐月は旅館のサービスにかなり適格な指摘を入れる。皐月の真意がわからない緒花たちだったが、スイは不可侵の原則を破って板場を借りる。緒花もまた、喜翠荘の方針を再確認し、菜子に皐月の部屋の準備を変わってもらう。

 う〜ん、孝ちゃん、本格的に過去の男にされてるな、こりゃ。
 まあ、勝手に傷心モードに入った緒花はともかく、皐月の来襲に、話でしか知らない旅館の面々はもちろん、幼い頃からいびられ続けてた縁と、男と家を出て行った娘に言いたいことが山ほどある女将も穏やかではいられない。
 その都度客の立場になったり母親の立場になったりと相変わらず調子の良い皐月だけども、幼い頃からお客大事ばかりをスイに言われていた彼女にとって、「客」の立場として喜翠荘での仕事を見るのは始めて。スイが家族を二の次にしてでも守ってきたものを、ようやく理解する。
 スイや緒花も、旅館としての「分」をやや越えて、好物の小鉢をつけたり、抱き毛布を準備したり、「一見だけど一見じゃない」微妙に家族だからこそのサービスをする。
 そいでもって蚊帳の外の縁……まあ、女同士の会話もわかるけど、なんか哀れだのう。

[アニメ] 最終回その1

  DORORONえん魔くんメ〜ラめら 。なんだかめちゃめちゃな最終回。天国がエネルギー貯蔵のため人類の大殺戮をしようとし、地獄もそれにどういしてしまったため、頼みの綱はえん魔くんたちだけになってしまうのだが……これが相変わらず頼りにならないというか。根本的に価値観が違うの仕方ないのもあるのだけど、それ以前にいい加減な性格だからなあ。
 結局ピンチに陥ったえん魔くんは炎かぶりで封印されていた「真の力」が解放される。つーか、やりたい放題だな。
 えん魔くんの両親がえん魔くんの力を内側から封印してたのだけど、その声が野沢雅子と坂井寿美江で、旧作でえん魔くんと雪子姫を演じた声優というのが、さりげにゲスト。

  アスタロッテのおもちゃ 。妖魔界の異物として、もし居続ければ存在が消えてしまうと知らされた直哉たちは、涙ながらにロッテたちの別れを迎えるのだけど……
 まあ、お約束と言えばお約束の展開。けど、まあ、そういうのも悪くない。話の内容的には「13歳の時にもうけた娘とはタネ違いの妹とのほのぼの恋愛、という、「どこがほのぼのやねん」とツッコミ入れてしまうアレだけども、雰囲気とか、音楽とか、わりと好きだったかも。


2011年06月30日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その2

  Aチャンネル 。そろそろ年度を変わり目を意識する季節になって、徹は受験でまたルンと離ればなれになると、受験の年を控えたルンを考えまた落ち込んでしまう。四人組の一人が学年違い、というちょっと珍しい設定を生かした最終回。なんとなくマトリョーシカを思わせるキャラデザ(どんな喩えだ)とか、メインキャラのキャラが薄いだとか、並み居る女子高生日常萌え四コマ原作に埋もれがちではあったけども、丁寧な作りと、OPのセンスは結構好きでした。毎回、キャラソンが入るのはややあざとさを感じましたが……

  星空へ架かる橋 。地元有志がさしてイベントもなくその気もなかった二人を無理やりカップル成立させるなう、の回。その昔、かわすみひろし作で「巨大こけしが祀られる田舎町で外の男が地元の女と出来、町に取り込まれていく」みたいなマンガがありましたが、なんかそれ思い出した……なんとなく他のヒロインのフラグを立て損なったために救済措置的にあてがわれたヒロインルートって感じも。積極的に嫌う要素もないし最後までなんとなくは見れてしまうのですが、いかにもなギャルゲ原作アニメという感じでした……

  DOG DAYS 。こっちもアスタロッテのおもちゃとネタがかぶってるな。こちらはさらに輪をかけてご都合主義の設定が怒濤の勢いで展開していくけど、まあ、元々陰鬱な展開なし、が前提のようだから、まあ、これはこれでアリなんじゃないでしょうかね。
 疲れてるとこういう歯ごたえのないものの方が自律神経が休まるかもしれない。

  まりあ†ほりっく あらいぶ 。かなこの誕生日。つか、シリアス設定、ホントにざっくり削除なんだなぁ。それはそれとしてアリなんだろうけどなんか微妙に喜べないというか……