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2011年03月11日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他]

 何も言えない


2011年03月12日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 名古屋市議選

 いや、地震の件は今自分が騒ぎ立てても何が好転するわけでもないので、沈黙する他ないのですよ。
 で、明日を控えた名古屋市議選の話など。昨日ちらと高校教員の人の話を聞いたのですが、市職員からの河村市長の評価はえらく悪いので、そのでんかと思ったら、ちょっと話が違うようで。
 現在、公立学校の図書館に納入する本の選定は学校側が任意で行なってるようなのですが、市長は完全入札制にすると言っているとか。現在、学校側は地域の書店に納入を依頼することが多いのですが、その際納入の伴う様々な作業もサービスで行なうことで価格的には割安でなくてもそれなりのメリットはある、という関係で、地域書店とのギブアンドテイクの関係があったそうで。しかし、入札制となると完全に価格競争。ただでも薄利な書籍でそれをやると、勝てるのは大手の書店しかなくなってしまう。で、河村氏が大手書籍流と近しいとかなんとか。
 まあ、その話の信憑性がどうとかもあるんですが、減税ばかりをアピールしてるところが胡散臭くもある。地域経済の活性化とか、どうするのかってあたりが見えないんだよなぁ。
 今のままでは大して変わらないにしろ、あからさまに有権者を釣るアピールなのが、そこまでではないにしろ衆院選の民主党っぽくもあり、どうしたらいいのかとまだ迷ってる。


2011年03月14日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 名古屋市議選投票率

  名古屋市議選 投票率43.96% 12年ぶり上昇毎日 )。それでも十分な投票率とは言い難いですが、投票率が上昇に転じたことは喜ばしいです。結果はおおよその予想通り河村市長が立ち上げた「減税日本」が第一党になりましたが、過半数まではいかなかったとのこと。内訳は減税28(新)、自民19(-4)、公明12(-2)、民主11(-19)、共産5(-3)。(具体的な選挙結果は こちら )。新規の減税日本以外軒並み議席数を減らしてますが、公明の場合は元々減税日本対策に候補者数を搾り、票を集中させたようです。「減税日本」の大勝利と見るか、地方政党ブームとマスコミで煽られてたわりには過半数行かなかったのはふがいないと見るかは微妙ですが、減税日本に追い風があったとは言えわりと保守的な地方都市ということを考えると、妥当な結果かなと思います。
 で、「減税日本」の当選者の内訳を見てるのですが、ほんと商店街の店主、みたいな人が多いですな。それがいかんというわけではないですが基本的に河村市長の意向にそのまま応えるのでしょう。
 それとこの議席数がどう転ぶのか、それこそ「賽は投げられた」なので、見守るしかないですね。


 それと、被災地での救助活動について、マスメディア、特にテレビで繰り返し流される特に被災状況が酷い場所について、「なんであそこに救助に行かないの!」という声がtwitterなど見てると聞かれます。しかし、人員や装備の数量的制限、地理的条件、その他多くのものが重なっています。さらに、そこ以外にも救助を待っている方々は大勢いるのです。
 「見捨てるのか!」と言いたいお気持ちは一面ごもっともに思えますが、一番要救助者や犠牲者と対し、犠牲者を助けられなかった現実と向き合うのは、当の救助に向かう自衛官やレスキューの方々なのです。
 私の知人で、もうあまりテレビでも報道されてませんが、やはり地方自治体のほとんどが津波にのまれた地域の救助に入ってる方の話を伝え聞きます。明確なところはわかりませんが、かなり絶句するしかない状況のようです。
 ご遺族の御身内の方が、「どうしてもっと早く……」と言わずにはいられないお気持ちはわかります。ですが、せめてそれ以外の方は、「テレビに映ってる場所」だけを指さして「どうしてあそこの人を助けないの!」と救助の方を責めるような事は言わないであげてください。
 彼らの仕事は他の誰にも出来ない仕事なのです。それを忘れないでいてください。


2011年03月15日(火) 旧暦 [n年日記]

[読書] ゴールデンタイム(2) 答えはYES/竹宮ゆゆこ

 大学入学より前の記憶を、事故で亡くしてしまっていた多田万里。前巻で柳澤への長年来の思いに破れた加賀香子に、勢いで告白してしまう。返事の期限の前に気持ちの整理をつけるためにも失った過去の自分と対峙しようと実家に戻り、昔のアルバムを見ていたところ、そこには高校の同級生として自分と一緒に写っている大学の先輩、リンダ先輩こと林田奈々の姿が……しかも、自分とはただならぬ関係だったよう。
 そんなこんなで混乱したまま香子と対面するところから始まるのが今回の巻。
 香子からは振られてしまうものの、それどころではない心理状態。でも、香子への想いは打ち消せず、「お友達でいましょう」という言葉に、淡くも純でそれでいて下心満載の気持ちで香子と「親友」としての付き合いを続ける万里。香子をほっておけないのも嘘ではなく、かと言って下心がないわけでもない。そんな微妙な関係を続けるのだけど、香子が振り切ったはずの想い人柳澤ことやなっさんが天然気味の森ガール岡千波に入れ込むのに過剰反応する姿に、平静ではいられなかったり、自分の事を知ってるはずなのに知らないふりをしてるリンダ先輩にモニョモニョしたり。
 そんなこんなが合わさって、ついに酔った勢いで爆弾炸裂。微妙な均衡の上に成り立っていた人間関係をぶちこわしてしまう。酒って怖いよね〜(人のこと言えるのかオイ)
 でもその自己嫌悪せざるを得ない滅茶苦茶な行動の末に、香子の本音を引き出し……というところで今回の巻は締め。リア充爆発しろ。
 でも、爆発してしまったとは言え誘爆がありそうなリンダ爆弾に加え、一見安全そうだけど腹に一物あるのかないのかないのかあるのかなんかありそうな森ガール千波の存在がそのまま。さらに、高校卒業と同時にそれ以前の記憶をなくしてまっさらな人間として再出発をせざるを得なかった万里の、過去の自分の人間関係への不安や、「過去の自分が戻って今の自分は消えてしまうかもしれない」という不安定要素がからまり、到底このままでは収まるわけがなさそう、という第二巻。
 千波は実際にいたら受けがいいんだろうけど、やっぱ香子の計算ができてないかわいさの方が際立つわけで。千波は、悪い子じゃないんだろうけど自然体の処世術の部分が大きく、どうにも読み切れない。こういう子はこういう子で何かしら溜め込んでるのだろうけど、それがどう爆発するかが大きなポイントの気がする。
 そして、今回一方的に不幸だったリンダ先輩。かつて憎からず思ってたクラスメートから告白され、迷って返事の待ち合わせ場所に遅刻したら当の相手は事故でそれまでの記憶を全部失っていた。しかもそいつは一年浪人してまったくの別人の後輩として目の前に現れた、と来て、良き先輩として昔のことなんかおくびにも出さず付き合う以外の選択肢があったのか。とは言え、万里が過去を知ってしまった上で何も知らなかったふりをして付き合い続けるというのも無理があったわけで。ただ、それが最悪のタイミングで最悪のやり方で爆発してしまっただけで。
 これまで出てきた情報以外に、万里が記憶を失った事故がなにかありげで、どう転ぶのかわからない展開です。しかも今回、次巻が何時出るか予告されてませんで。うーん。
 まさかこれで終わり、ってことはないですよね?


2011年03月16日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] Rio#11

 まあ、不謹慎だとのお叱りを覚悟しつつ、できる限り通常運行。

  Rio RainbowGate! #11「ナンバーテン」。ハワードリゾートを取り戻すため、カルティエの物となったカジノに殴り込みをかけるリオたち。復活したリオのロールルーラーの能力もあってあっという間に買い戻しの資金の15%を荒稼ぎするが、彼女らの前にカルティエの新たな刺客、「ナンバーテン」ことヤンヤンとアンアンがたちふさがる。

 ハワードリゾート乗っ取り以降話が転がっていることもあるのだけども、なんというかこのダメアニメっぷりが非常に心が癒されます。
 カルティエが自信満々に送りつけるので、強敵かと思いきや、運次第の神経衰弱ゲームで良い勝負。ヤンヤン曰く、「中国製のものにしか術が効かない」ということらしいのだけど、今だったら相当いろいろなものに効きそうだなぁ。つか、チョコがメイド・イン・チャイナって一応伏線だったんだ。あまり意味がない伏線だけども。
 なんかこれまでにいろいろ撒いてきたキャラの性格とか展開とか、微妙にちゃんと踏まえてるのがなんかスタッフに妙に愛されてるなぁ、という感じがしてほほ笑ましいです。
 そういう部分もあるし、状況の変化もあるし、下らないと思ってたのが大事に思えるとは、思って見ませんでしたわ。
 次回はクライマックス直前なのに何故か温泉卓球。いいぞ、そのまま最後まで突っ走れ。w


2011年03月18日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] まどかマギカ#9

 え? #10じゃないのかって? いえ、未見だった録画をニコニコ配信前に消化したので、これで正しいのですよ。
 事前に展開は聞いていたものの、やっぱキュゥべぇのエントロピーの説明は、なんか釈然としない。「嘘も方便」の「方便」という意味なら、大枠では間違っていない。でも「エネルギーが目減りする」って発言は明らかに間違いだけど。エネルギーは減らない。保存量だから。しかしエネルギーを低い状態から高い状態にするには絶対にその差分以上のエネルギーが必要になる。これはエネルギー保存則だけでは説明できず、その説明のために必要な概念が「エントロピー」になる。簡単に言えば何かの状態を高いエネルギー状態に移すにはその差分以上のエネルギーの高い何かが必要で、それを続けていくとみんな均一のエネルギー状態になり、エネルギーを高い状態に移せなくなる、というのが「熱的平衡死」。外部からエネルギーの供給が得られない場合(閉鎖系)、これは避けられない。だから、宇宙全体が閉鎖系という前提の下では、これは正しい。
 あ、ちなみに熱力学的には熱と各個のエネルギーはほぼ同等の意味です。
 だから説明が微妙なところはあるけど、大枠では正しいです。
 でも、その後にすぐ「感情をエネルギーに変える方法を開発した」って、おい、それって直前に言った「木を燃やしても育てた以上のエネルギーは得られない」をすぐさま否定してるぞw いや、単にこれは既存物理の話を利用した衒学でそれっぽい設定を作ってるってのはわかるんですが、あまりに一言で前提条件をひっくり返してるので、「そういうものとして楽しもう」と考えても、「負のご都合主義」にしか見えなくなってしまって、なんというか。
 いや、すいません。変なことに拘るオタクの戯言なんでしょうが。気にならない人にとっては大事なのはそこではないというのはわかっているのですが、一応書き記しておかないと気がすまなくって。
 出来ればあまり気にせずスルーしてください。


2011年03月19日() 旧暦 [n年日記]

[映画] 「トゥルー・グリット」

  トゥルー・グリット 。コーエン兄弟による本格西部劇。ジョン・ウェイン主演の「勇気ある追跡」のリメイクと宣伝されてますが、どっちかというと同名原作小説の再映画化、という方が正しいようです。
 主人公のマティ・ロスは14歳の少女で、雇い人に殺された父の遺体引き取りにフォート・スミスにやって来るが、父の遺体と一緒に帰ろうとせず、仇のトム・チェイニーを追うため、隻眼の老保安官ルーベン・コグバーンを雇う。それと、テキサスでチェイニーが起こした議員殺人の捜査のためやってきたテキサスレンジャーのラビーフも加わり、少女と男二人による追跡劇が行なわれる。
 基本、抑えめの雰囲気で、ど派手な銃撃戦とかがあるではなく、でもそれが逆にコーエン兄弟の作風に合っている。何より、主人公のマティがひたすらタフ。若干14歳ながら泣く以外出来ない母親に変わって遺体引き取りや父の最後に交わした契約の破棄など、一切を取り仕切り、更に同時に父の仇を捕らえるためにその人材捜しと交渉まで並行して行なう。
 「grit」というのは「根性」とか「肝っ玉」という意味らしく、劇中ではマティが渋るコグバーンを挑発するのに言った「本当の勇者(トゥルー・グリット)だって聞いてたのに!」というセリフで使われていたが、マティのど根性こそが「トゥルー・グリット」なんじゃないかと思う。そして最初マティを小娘と侮りながらも、そのど根性を認め「いっちょまえ」として認めていく二人の男の行動も、「トゥルー・グリット」。たったの14歳の少女が、ただひたすら悲嘆に暮れいていてもおかしくない状況で、肉親の死の後始末を淡々と行なうだけではなく、その死の理不尽さを明白にすべく、「復讐」という後始末まで決意し決行する姿は、今の状況だからこそ、より強く胸を打つ。
 マジでお薦め。
 あと、「クァントレル」や「コール・ヤンガー」「フランク・ジェイムズ」など、西部劇ではおなじみの名前も聞かれるのがちょっと嬉しい。


2011年03月20日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#5とオーズ#26

  ゴーカイジャー #5「ジャッジメント・パイレーツ」。ナヴィのお宝センサーの指示に従い、地球の警察署を訪れることになったゴーカイジャーたち。ところがゴーカイジャーは海賊行為で指名手配されており、マーベラスはそこにいた宇宙警察署のメンバー礼紋茉莉花に手錠をかけられてしまう。他のメンバーはマーベラスを助けようともせずあっさり逃げだし、マーベラスも彼らの逃走を助けた上で自身も逃げようとするが、その彼を追って取り押さえたのはSPD地球署の署長ドギー・クルーガーだった。ザンギャックとは関係なく犯罪者は処罰する、というドギーだが、マーベラスを取り押さえた廃工場でザンギャックが地球破壊ミサイルを準備しているのを見つけてしまい、それを止めようとするのだが……

 今回はデカレンジャー編。今回はジャスミンとボス、そしてバンの三人が登場と、かなり豪勢な顔ぶれ。でもメインはボスw 着ぐるみだから、スケジュール合わせやすいしね。
 でも、デカレンジャーたちはスーパー戦隊としての力は失ってるものの、宇宙署自体は存在してるっぽい。ザンギャックには反目しながらも特に活動はしてないみたいだけど……まあ、活動してたらややこしいことになるけど。
 そして海賊と警察という相性悪そうな取り合わせ通りに、海賊として指名手配されていたマーベラスたちを逮捕しようとする。こう、犯罪者と警察という関係だと逆にドラマが作りやすいな。48時間的な。
 ドギーはマーベラスを庇い負傷し、ピンチに陥ったドギーを逆にマーベラスが助ける。マーベラスに海賊としての誇りがあるのを感じたドギーはマーベラスに協力を仰ぎ、地球破壊ミサイル発射を阻止。そしてデカレンジャーの力を託す。
 今回の戦隊メカはパトストライカー。胸のパトライトが異様に派手で、しかも二挺拳銃。そう言えば、デカレッドのバンはジュウクンドーの使い手って設定だったっけな。
 最後にバンがマーベラスたちへの容疑はザンギャックの捏造で彼らは無罪だったことが判り、事件は無事解決。シリーズ構成が同じ荒巻氏だけに、バンは別の所で頑張ってるとかの設定を上手く使ってるなぁ。
 次回は守銭奴な性格のゴーカイイエロー・ルカがメインの話らしい。戦隊で守銭奴って、海賊だかららしいと言えばらしいけど、すごい設定だな。まさに現金な性格。


  仮面ライダーオーズ #26「アンクとリングと全部のせ」。アンクがオウムヤミーを倒す邪魔をしたことで、後藤はヤミーを作ったのはアンクだと断定、アンクを庇って結果ダメージを負った映司を甘いと責めるが、映司は、それでもアンクがヤミーを作ってはいないと反論する。
 アンクが首謀者かどうか、その結論は先送りにして後藤と伊達はオウムヤミー追跡に。映司はクスクシエで安静にしていろと言われる。
 その間にもオウムヤミーは次々とボクサーを襲い、岡村に欲望に従って武田と戦えと誘惑する。最初は他のボクサーたちを犠牲にしてリングに上がることを拒否していた岡村だが、ボクシングへの未練で結局それを承知。武田もまた、岡村との決着をつけたいと、現れたオウムヤミーに自らさらわれる。
 そして映司も、場合によってはアンクと戦う覚悟で病床を抜け出す。

 ヤミーを庇ったことで自らに向けられる疑惑の目を強めてしまったアンク。しかし、その目的はオウムヤミーの主を突き止め、そのグリードが持つ自分のメダルを取り戻すこと。映司は「もし本当に敵に回ったなら自分のメダル三枚を自分に持たせたままにしておくはずがない」と、アンクの狙いを見抜く。しかしアンクの狙いはオウムヤミーに見抜かれ、目的を果たせぬまま戦うことに。伊達たちも駆けつけるものの、映司は前回の戦いのダメージが大きく、火炎を吐くオウムヤミーにバースもやりづらい。コンボで勝負を一瞬でつけるために映司にヤミーの動きを封じてくれと頼まれた伊達。追加アームを全部装備した全部乗せ形態・バース・デイでオウムヤミーの動きを封じる。派手にバースバスターでセルメダルをばらまくなら、こっちの方が効率いいんじゃないかなぁ……
 とどめは「火に水」とばかりにシャウタコンボで一撃必殺。アンクは映司が信じた通りだったけど、結局鳥ヤミーの秘密はわからずじまい。でも、アンクたちを背後から見つめる赤い左手が……そして鴻上は誕生日ケーキに赤い羽根を飾る。鴻上は全部知ってるのか? クジャクメダルをどっかから持って来たくらいだしなぁ。
 今回は後藤がつまらないプライドを捨て、情報を得るためにも頭を下げて鴻上ファウンデーションに復帰。また真木も「ヤミーの研究よりも大事なこと」に没頭するのだけど、どう見てもただのストーカーw しかも相手は加世子? なんか唐突な人間関係ですな。
 次回は1000回記念のエピソードの前編。またなんか変なノリっぽい感じが……