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2010年12月21日(火) 旧暦 [n年日記]

[マンガ] コミックリュウをパラ見してたら

 見覚えのある絵柄が目に入ったんで名前確認したら見間違えじゃなかった。突然だったんでちょっとびっくり。
 何はともあれ、受賞おめでとう。

[読書] ゴールデンタイム(1) 春にしてブラックアウト/竹宮ゆゆこ

 多田万里(ばんり)は一年の浪人期間を経て東京の大学に合格。慣れない東京での新生活に戸惑いつつも、柳澤光央という友達も出来、どうにか明るいキャンパスライフが送れそうだと思っていた矢先、突然ゴージャスな美人が二人の前に現れ、彼女の持っていたバラの花束で柳澤もろとも張り倒される。
 狐につままれた心境の万里だったが、柳澤によると、彼女、加賀香子は彼の幼なじみで、子供の頃虐めから庇ったのがきっかけで、柳澤を生涯の伴侶と決め猛烈なアタックを繰り返してきてるのだという。思い込みが激しくやることなすこと的外れな香子の「人生設計」に振り回され続け辟易した柳澤は、進学を機に彼女と地元から逃げて来たのだ。
 端から見ればうらやましいようなそうでもないような話に、最初は柳澤に同情するばかりだった万里だが、見た目は完璧なお嬢様なのに柳澤のこととなると我を忘れて暴走してしまい、大学に入っても友達が出来た様子もない香子を見て可哀相に思い、彼女に近づいて友達が出来るように働きかけようと決意する。
 10月発売だったんだけど、一刷目は瞬殺で見つからないなあと思って忘れてたところで見かけたので。
 「とらドラ!」作者の新シリーズで、今度の主人公は大学生。片思いの女の子を放っておけず、彼女の恋を手伝ううちに……というのはとらドラと同じパターンかぁ、と思っていたら……
 主人公は取り立てて取り柄も特技も目立つところもない、人当たりが良いだけの一浪大学生で、案外と普通だなぁ、と思ってたら、途中で唐突に記憶喪失過去属性が明らかに。これまた唐突でいきなりな設定だな、と思っていたのだけど……
 万里と香子が「香子にお友達作ろう作戦」で参加したサークルの新入生合宿が、悪徳新興宗教の新入生囲い込みだったことに参加後に気付き、勧誘に引っかかったふりをしながら他の新入生を逃がした後、自分たちも逃げ出したことをきっかけに、本当に心中を打ち明け合う仲になる。
 宗教合宿から逃げ出し山の中で迷っていたところを助けてくれた先輩、林田奈々ことリンダ先輩の所属する日本祭事文化研究会、通称「おまけん」に恩義もあって一緒に入部。心底嫌がり逃げ回る柳澤をどうやって振り向かせるかの作戦を立てるうちに、思い込みが激しく突然とんでもない行動に出てしまうが一途で不器用で一生懸命な香子の良さに気付いていき、それにみなが気付かないことに苛立ちを覚えるようにもなる。
 結局柳澤は同じ映研に入った岡千波に惹かれだしたことから、これまでの関係を断ち切ることを決意。香子に対して彼女の幻想は独りよがりで自分も香子自身も幸せにしないと、きっぱり突きつける。
 十年来の片思いが木っ端微塵にくだけた香子は、リンダ先輩の顔見知りからもらったチケットでライブハウスに乗り込むと、やけ酒の勢いもあって大暴走。香子が心配でついていった万里も止めようとして巻き添えを食らう。騒ぎの後、ぐでんぐでんになった彼女をとりあえず自室に運び、なぐさめ話の流れで自分がいつのまにか香子に惹かれていたことを告白してしまう。
 まだ混乱したまま帰宅する香子を見送った後、つい勢いで告白してしまった万里は、香子と向き合うためにも記憶を失った一年前からずっとつきまとい続けている、「失われた過去の自分」と対峙するため、静岡の実家に帰り、記憶喪失以降封印していたアルバムを開く。しかしそこにいたのは高校のクラスメイトの写真の中にあった林田奈々の顔。のみならず、二人きりで写った親しげなたくさんの写真も……
 これはヒキが卑怯すぎるくらい卑怯だw 続きが気になるが、来年春とは……その間悶々とし続けるのか。


2010年12月23日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 神知る#12とミルキィホームズ#11

  神のみぞ知るセカイ #12「おしまいの日」。図書館の視聴覚ブース増設に伴い、所蔵本の大量廃棄を知る栞。しかし人と話をするのが苦手な彼女は声をあげて反対することもできず、図書館での立て篭もりという暴挙に出てしまう。
 彼女を攻略中だった桂馬は、彼女を応援するか、それとも諌めるか、考えた末にエルシィの助けを借りて図書館に潜入する。

 汐宮栞編完結編。思考は暴走していても、それを口に出し他人に伝えることから逃げつづけてきた彼女は、想いを伝えるすべがわからず行動でも暴走。
 人との付き合いが煩わしく本の世界に耽溺したものの、本が好きなのも事実。でも、今度は切羽詰まった揚句本を逃げ口上に明らかに他人に迷惑をかける行為を取ってしまう。図書委員長もなかなかいいタマだけどな。
 まあ、桂馬と似てると言えば似てるけど、桂馬の場合はより数本何かがブチ切れてるからなぁ。
 桂馬はたてこもりに付き合いながらも他人からの逃げだと薄々気付いてる彼女の気持ちを揺さぶり、駆け魂追い出しのキス。
 栞は占拠を謝罪する一方で、ブース設置はいまさら撤回できないが、廃棄図書の再考を取り付ける。
 演出と、花澤の暴走妄想演技で見せた回だった気がするなぁ。一昔前だったら能登の役所だったかも。


  ミルキィホームズ #11「恐怖のグランドヨコハマ峡谷」。ついにホームズ探偵学院を退学になってしまったミルキィホームズ。探偵への夢を断たれ、それぞれ生活に追われる日々に埋没していく。落ちこぼれ生活以上のド貧困にも慣れてきた頃、にわかに活動を活発化させてきた怪盗アルセーヌひきいる怪盗帝国が、ホームズ探偵学院生徒会長であるアンリエットを誘拐、ヨコハマ中の警察と探偵に挑戦状を突き付ける。

 何気にこれまでのゲストキャラが(ほとんどが名前と顔だけだけど)総登場だったなぁ。そっくりさん王女は実にどうでもいい登場の仕方だったけど。w
 アルセーヌからの挑戦状は、当然自作自演の罠。しかしミルキィホームズのトイズが復活しなかったのは自分が本気を出さなかったから彼女達の本気を引き出せなかったのだと、ヤラセなしで吊橋から吊される。
 時間が来れば爆弾が爆発してアンリエットは谷底に真っ逆さま。心配するシャロたちだが、もう探偵でもないしトイズもない自分達にできることはないと、行動する前から諦めてしまう。だが小衣たちも返り討ちになり、いよいよアンリエットの運命も風前の灯火というとき、シャロが思わず飛び出ていく。能力がないからと尻込みする皆に、学院を追い出されても探偵を目指すことは出来るといい、「大事な人が困ってるときに何もしないなんて探偵以前の問題」と泣きながら説得。
 シャロの説得にトイズのあるなしは関係ないと、初心を取り戻した三人はミルキィホームズを再結成。それに答えるように再び姿を見せたかまぼこと共に、これまで関わってきた様々な人たちの助けを得て、グランドヨコハマ峡谷へ。
 ネロたちが必死に石流たちを食い止めている間に、シャロはアンリエットを助け出そうとするが、アンリエットはシャロたちをさらに追い詰めるために自ら最後のケーブルを爆破する。
 その後の展開はお約束なのだけど、トイズが復活し、アンリエットも助け出して喜ぶミルキィホームズの前で、アンリエットは能力が復活した彼女らと決着をつけるためにアルセーヌの姿になる。シャロたちを追い詰めるために自らをエサとしたアンリエットのイッちゃった表情がちょっと面白かったw

[アニメ] 最終回いろいろ

  薄桜鬼 碧血録 #10「夢幻の薄桜」。函館五稜郭に旧幕府軍の一員として立てこもった土方歳三。その側には、最後まで一緒にいると決めた千鶴の姿も……だが、幕軍は圧倒的劣勢に立たされた上、羅刹となった土方の余命もあとわずかとなった。そして運命の日、政府軍の銃弾に土方が倒れる。既に羅刹としての寿命が尽きかけ、もはや再生もままならない土方の前に、決着を付けるべく鬼の一族まで抜けてきた風間が姿を現す。
 最後はかなり史実を忠実に追ったけど、史実にあてはめるのに一生懸命で、「鬼の一族とはなんだったのか」とか、風間の存在が「土方がただ銃弾に倒れたわけではない」ことにするための存在になってしまったりと、かなりぞんざいになってしまった気が。その後も生き続ける連中もいるので、そこらへんを上手く使ってエピローグを作れば良かったのになぁ、と思う。

  百花繚乱 サムライガールズ #12「さよならの忠」。ついに義仙によって天草四郎が武應学園塾に甦りそうになる。天草の霊的エネルギーにより学園は隔絶され、壊滅的状況に陥る。十兵衛は皆を助けるためにも宗朗とキスをしてマスターサムライになろうとするが、宗朗が真の将として目覚めた今、もし今度「真の契約」をしてしまえば、かりそめの契約により生まれた十兵衛の人格である自分は消えてしまうという。だが、それでも宗朗や皆を助けるため、十兵衛は宗朗と最後のキスを……
 一応、大団円、なのかな。将軍としての責務の重さに、将として大事なことを忘れ力のみを求めるようになった徳川慶彦も将とマスターサムライとの絆が大事であることを知り、将として真に目覚め、消えるはずだった十兵衛の人格も本来の十兵衛の人格と一緒になり、天草復活を目論む義仙の野望を打ち砕く。が、最後に十兵衛は宗朗の元には戻ってこない……十兵衛の人格も消えなかったし、続編を作る余地は残しておいた、という感じか。
 まあ、ポルノまがいアニメとしては、実は主人公が特別な力を持っていたわけではなく、元々マスターサムライというのは主従の間の強い信頼と絆がないと生まれないもの、という設定だったのは意外でちょっと面白かった。まあ、いろいろ突っ込みどころも多かったけど。

  えむえむっ #12「クリスマスの願いごと」。今日の第二ボランティア部の活動は、街の各所に設置したツリーに飾られた願いごとの短冊を、サンタになってかなえること。大金持ちにしてください、とか、自分勝手でつかみ所のない願いばかりの中、「お店を繁盛させて欲しい」という、まともな願いの短冊が二つ。意気揚々と願いごとの店へ向かう面々だが、なんと二つの店は向かい合ったライバルのケーキ店。とたんに2チームに分かれての売り上げ合戦になってしまう。そんな中、美緒たちが担当した店に誕生会を予約したという子供が……クリスマスが誕生日の子がいつも誕生会を開かれないので、開いてあげようと思ったのだという。だが、そんな事情を知らなかった美緒がパーティ用の料理やグッズも売り払ってしまっていた。謝ってキャンセルさせてもらうしかないのでは、と太郎たちが話す中、美緒は絶対に誕生会は開く、と言い張る。
 マンガの方は面白いのに、アニメの方は単発ネタの連続で、散漫になってしまった印象が。まあ、太郎のド変態リアクションだけでも十分笑えるのだけど。最終回はそんな流れで、なのだけど、美緒が自分の事を「神様」と言っていた理由がちょっと垣間見える。
 まあ、楽しめたことは楽しめたのだけど、もうちょっと構成がちゃんとしてれば、今期の中でも上位に食い込めた素材なのになぁ、と思うと、つくづく惜しい。

  もっとTo Loveる #12「大スキ1/大スキ2/大スキ3」。まあ、原作通りの最終回。家庭内のトラブル(シャレではない)を抱えながら「パンツ出したりもっと見せたり」という、ただそれだけのマンガを、読者を楽しませるために延々と描き続けた作者のど根性に「敬意を表するッ!」だったのだけど、アニメの方は普通にパンツ見せたり、のアニメでした。それ以上ではない。

  伝説の勇者の伝説 #24「遠い日の約束」。最初、なんか軍事要素を出した剣と魔法もの、と思ったら普通のRPGファンタジー風になって、それでもライナとフェリスの夫婦漫才でなんとなく見続けてたら、なんだかいろいろな要素が説明なく入って来てわけがわからんことに……どうやら「黒い勇者」というのが数々の「勇者の遺物」を残した存在で、その存在がシオンに影響を与え彼をおかしくし、また黒い勇者と関わりのある悪魔がライナと関係するらしい、というのはわかったのだけど、色んな人物が突然出てきて思わせぶりなこと言ったりで、かなり意味不明な事態に。
 シオンとライナが決別し、これまでのお気楽な旅は終わり、ライナはシオンを助けるためにまた新たに旅に出た、というとことはわかるのだけど、かなりの事情を知るらしいレファルだとか、魔眼を人類と別種と言い切り人類と敵対しながら独自のコミュニティを作ろうとするティーアだとか、一体どんな役回りだかわからないままに終わってしまった。う〜ん、「わけがわからなかった」という以外に、なんとも評価出来ない。


2010年12月24日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] イカ娘#12とアマガミSS#24とぬら孫#24

  侵略!イカ娘 #12「ビーチバレーしなイカ?/ピンチじゃなイカ?/もっとピンチじゃなイカ?」。一本目は賞品の3Dテレビ目当てでビーチバレー大会に出場する栄子とイカ娘。フルメンバーが参加する中、イカ娘の触手で順調に勝ち進んでいく。しかし最後に決勝で当たったのは悟郎と相棒の磯崎。磯崎って今回初めて名前が出たような。普段から鍛えてるだけあって、拮抗した勝負になるが、栄子が足をもつれさせ、観客席に突っ込んでしまう。けど、その後復帰した栄子は、どう見ても千鶴……原作では触手で作った巨大ハンドで決勝点を入れたのだけど、アニメではイカ娘と千鶴の連係攻撃に。千鶴最強エピソードが入ったばかりなんで、こっちの方がまとまりがいいなぁ。レギュラーキャラ総登場になってるし。あと、トーナメント表の名前がいい加減すぎるw
 2,3本目は、触手を始めイカ機能が使えなくなってしまう話。原作では1エピソードにすぎないのだけど、それを膨らませている。ちょっと話のまとまり自体は悪いけど、イカ娘がいなくなってすっかりあかりの消えたようになってしまった「れもん」や栄子たちの姿で、いつの間にかイカ娘が彼女たちの中心になっていたことを示すシーンはなかなか良かった。
 で、3本目でイカ娘が帰ってくるのだけど、イカ機能は結局戻らず、強がりでそんなのなくても平気と語尾まで無理やり改め、触手もばっさり切ってしまう。そんな痛々しいイカ娘の姿に、みんな気遣いながら接するのだけど、耐えられなくなったタケルが、「そんなのイカ姉ちゃんじゃない!」と、無理をしてるイカ娘に「王様は裸」的な指摘をしてしまう。原作を読まないとシャチの浮き輪を投げた後の流れがわかりづらいと思うけど、原作ではあれがきっかけで生存本能でイカ機能が復活してるんですよね。でもアニメではシャチを怖がる元気もないイカ娘を見て、自分がイカ娘に追い打ちをかけてるだけだとタケルが気付いたというわけ。
 その後、原作では別エピソードのタコ娘(田辺梢。名言はされてないけども、彼女もイカ娘同様海からの使者であることが暗示されている)が登場し、「地上に出て、悪い人間どもだけでもなかったでしょう?」と言い、さらに「あなたは一人じゃない」と言い残していく。これは、原作では「地上に出た海の仲間はイカ娘一人じゃない」「侵略だけがすべてじゃない」というニュアンスが強かったけど、アニメでは栄子たちのことを指してるのかも、という含みを持ってる。そのおかげで田辺梢の立ち位置が曖昧になったけど。
 そして、栄子に訪れる危機。ベタな展開だけど、この流れはひたすらに演出の上手さ。イカ機能が復活し、「ずっと続く夏の海」もまた戻る。
 「面白くないけどイカちゃん可愛い」「チャンピオンの箸休め」と言われてた原作がアニメ化し、スタッフの手腕と原作理解度もあって(でも、変に話を転がさず、ずっと同じテンションでいろんな方向にまんべんなく話を作り続けてきた原作の素材の良さがあってこそだと思う)、これまで原作を知らなかった人や原作の味がわからなかった人まで巻き込んで、ネットではかなりの話題になり、集中連載一回目から見ている者として、個人的にはかなり嬉しいアニメ化でした。なんか本当に、ずっと転んで泣いてばかりだった近所の子が、いつの間にか高校生になり、友達がたくさんできたのを見てる気分です。


  アマガミSS #24「ヤクソク」。本性はかなり計算高く、猫かぶりだけど、一生懸命でちょっと抜けててさびしがりやで憎めない絢辻詞と純一は気持ちが通じ合ったと思った矢先、詞が彼女に反感を抱くクラスメイトに本性丸出しでやり出してしまう。彼女が孤立しかけてるのを見ていられず、創設祭成功のためにも謝って協力をお願いしては、と言う純一に、詞は「あなたまで私を否定するの!」と激昂して去ってしまう。だが、純一翌日クラスで見たのは、別人のように穏やかにクラスメイトに謝罪し、協力を請う詞だった。その姿におどろき、どうしたのかと聞く純一に、詞は穏やかな笑みを浮かべながら「あの子はもうどこにもいないの」と、謎の言葉を残す。

 絢辻詞編最終話。これまで純一にだけは見せてた腹黒い表情も一切見せず、純一は「二重人格では?」と疑問をぶつけるが、詞は「面白い話だけど」と笑いながら否定する。
 誰も嫌な想いをせず、創設祭も成功し、何も言うことはないはずなのに、純一は何かもやもやしたものを抱え続ける。そして、創設祭の終了後、無理していないかと詞に問いかけ、「前の綾辻さんも好きだ」と、口にする。
 前回の予想通り、詞は二重人格とかではなく、純一に拒否されるのが怖く、自分のプライドを曲げてまでその意に沿う行動を取ろうとしただけ。そのために「自分はもう消えた」と思い込もうとして、そう発言していた。けど、そんなのは当然無理があるわけで、自分を押さえ込んで不自然な彼女を、「どんな綾辻さんでも本当の絢辻さんが好きだ」って意味のことを言った純一に、本当の姿を見せて応える……掌底と膝蹴りでw
 純一にしてみれば理不尽だろうけど、詞にしてみれば「あなたのために無理してたのに!」ってところなんだろうなぁ。でも、元鞘どころか、二回目の十年後ENDにw
 ただ、詞の姉への反発の理由が描かれなくて、それが不完全燃焼かも。もっともキャラとしては立ちまくりでしたが。
 次回は最終回で、原作ゲームの隠しヒロインらしいのだけど……ストーカー?


  ぬらりひょんの孫 #24「月は空にある」。こっちもあと一回あるけど、それは総集編なので実質今回が最終回。なんでも第二期が決まったって噂も聞いたけど、どうなんだろ?
 隠神刑部狸玉章編の完結。斬った妖怪の妖力を吸い取る妖刀「魔王の小槌」で、部下すらも斬り殺し自分の妖力にする玉章に、リクオは一家を率いる者としての対極の姿を見せつける。
 展開を早めたり原作ではすっかり存在が消えたも同然のヒロインを立たせるために、いろいろ原作と変え、必ずしも上手い改編ではないけど、全体としては結果的にバランスは良かったかも。奇妙な話ですが。

[アニメ] 最終回いろいろ2

 イカ娘も最終回だったけど、アレは別物だから別枠。
  俺妹 #12「俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない」。桐乃の様子がどこかいつもと違うような気がしつつ、いつものようにエロゲの深夜販売に行かされる京介。ゲームやアニメの話が出来るオタク友達も出来たし、オタク趣味を毛嫌いしてた親友もそっちには目をつぶって付き合ってくれるようになったとは言え、けど身近の最大の理解者は自分ということもあって桐乃のワガママに付き合う京介だけども、身勝手な桐乃の言動に流石に切れる。が、実は桐乃が明日アメリカ留学に行ってしまうと聞き、混乱したまま、意地を張って「せいせいする!」と言ってしまう。
 いや、これはわかんないではないし、凡百の萌え話に落とし込むより、よっぽど出来がいいとは思うのだけど、思うのだけど……
 やっぱり肝心の桐乃がイマイチ、可愛く思えないのだよなぁ。ある意味、リアルな妹すぎて。いや、桐乃はよく見れば実は兄にデレデレ「らしい」という描写はあるのだけど、兄を汚物扱いしたりする言動が、リアルすぎて笑えん……それでも喧嘩したりなんだりして、妹は妹として可愛いとは思ってるのだけど、でもそれって萌えとかとは確実に違うものなので、萌えキャラとしての立たせ方としては明らかに間違ってるのだよね。逆に言えば、それだけ上手く「妹」を描けてるってことでもあるのだけど。
 一応、ネット配信で別EDが公開されるらしい。なんか黒猫エンドらしい。真奈美じゃないのか。

  そらおとf #12「明日に羽飛くフォルテ」。復活し暴走するカオスを止めたイカロスたち。イカロスの自動修復プログラムにより消えかけた記憶も、羽が復活したニンフによりプログラム修正され、またいつもの日常が戻ってくる……って戻りすぎw
 でも変態行為をして皆からフルボッコにされるいつもの怠惰な生活を見て腹に据えかねた会長が、智樹を拉致、イカロスたちの誰を選ぶのか迫る……ま、本命がわかりきってても誰か選んじゃったらラブコメじゃなくなりますわな……え? ラブコメ? 自分で言ってこれがラブコメだってことに始めて気がついた。へー。そうだったんだ。
 最後にはカオスまで降ってきてまさしくカオス。
 そいでもって劇場版予告は……頭大丈夫か、スタッフ? 石原都知事にひのきのぼうで挑むつもりか? ウラヌスシステムも大破してるし、どういう話にするつもりなのか。


2010年12月25日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ミルキィホームズ#12

  探偵オペラ ミルキィホームズ #12「ミルキィホームズの帰還」。ついにトイズを取り戻したミルキィホームズ。アンリエットを助けるためにかつてよりパワーアップしたその力に、より強い敵を渇望していたアルセーヌもまたその歓喜でトイズをパワーアップさせ、ライバル同士の最終決戦を迎える。極限まで高まったトイズの力により、両者の決戦場は宇宙へ……

 トイズが戻ったかと思うと、なんか滅茶苦茶バトルアニメになってるんですけど? しかも動く動く、これでもかというくらい動く。それに最終決戦は宇宙って、いつのアニメやねんw あとミルキィホームズたちとアルセーヌ、パワーアップしすぎ。シャロのテレキネシスは巨大な岩盤を宇宙に持ち上げるほどになり、ネロは機械を操るだけじゃなく組み替えて別の機械を作れるように、エリーとコーデリアは順当なパワーアップかな? コーデリアはちょっと予知入ってるみたいだけど。あと、引き出物の皿が役に立ちまくってるw
 幻惑を実体化させることが出来るようになったアルセーヌと、ついに激突……と思ったら、朝日が目に入って接触事故、ポヨヨン、でアルセーヌの正体がアンリエットと悟る。ここまで来てそれかw
 正体がばれてしまったアンリエットが、気まずさから放ったヤケクソの隕石攻撃で、シャロの持ち上げてた岩盤は木っ端微塵になり、皆は大気圏に……まあ、こうなったら絶対出てくるよね、009ネタ。「キミは、どこに落ちたい?」
 生身で大気圏突入して地面に激突しても地面にめり込むだけだなんてことになっても、ミルキィホームズだから気にしないw そしてアンリエットの正体も都合良く衝撃で記憶から飛んでしまったこと気にしないw と、なると当然オチは……まあ案の定。折角戻ったトイズも記憶ごとすっとんでしまってました、というオチ。
 でもまあトイズが一度は戻ったのは事実だし、ヨコハマを怪盗たちの手から救った功績を認めて、退学処分は春まで延期に……って、延期だけかよw
 脳天気に前向きなミルキィホームズを尻目に、一人苦労性なアンリエット。ほんと気苦労が絶えない人だねえ。
 そして妙に早めのエンディングと思ったら、エンディング後に最終回の最後だと言うのに、新キャラが……声が、男? (と思って調べたら、本人が素で女性と間違えられる30男の声優でした) そしてその名も「森・アーティ」。言うまでもなくホームズ最大のライバル、モリアーティ教授のもじり。なんか第二期への伏線なのかネタなのか、ミルキィホームズだからどっちとも判断できん……結局彼女たちがトイズを失った原因(怪盗帝国との戦いの最中、何者かが謎の爆発を引き起こした)もわからないし。黒幕はこいつだった、ってことなのか?
 なにはともあれ、最初「またよくわからん、ありがちな萌えビジュアルの萌えアニメを量産して」としか思ってなかったんですが、二話にしておちこぼれ貧乏生活に突入し、ストーリーもめちゃくちゃなことになって、大変たのしゅうございました。イカ娘が期待以上の出来だったのに対し、こちらは期待してなかったら裏切られた、という感じでしょうか。


2010年12月26日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイジャー#45とオーズ#16

  ゴセイジャー #45「救星主、誕生」。今回は総集編。これまでの戦いを振り返りながら、名前と姿を変え、ゴセイジャーたちと敵対し続けたブレドランとは何者なのか、皆が不審に思うのだけど……
 で、マスターヘッドが天知博士の身体を借りて復活。しかしそんな時にまたマトリンティス反応が……ゴセイジャーたちは話の途中で出撃すると、そこにいたのはやはりブレドRUN。だが、天装術の攻撃は一切ブレドRUNに効かない。それどころか、ブレドRUN自身も天装術を……
 その本当の姿は、かつて幽魔獣をエルレイの函に封じた最強の守護天使、救星主のブラジラ。彼の目的は穢れた地球を砕き、新たな星を創造すること。そして、そのためにゴセイナイトが必要だと言う。かつてゴセイナイトがヘッダーとして共に戦ったのが、ブラジラなのか。え〜っと、つまり、ウォースターのふりをして地球にやってき、かつて自分が封印した幽魔獣を利用してゴセイナイトを手に入れようとして失敗し、マトリンティスによって復活したと。迂遠だなぁ。
 名前の元ネタはおそらく言うまでもなく「未来世紀ブラジル」か。


  仮面ライダーオーズ #16「終末とグリードと新ライダー」。比菜は無事助け出すものの、多くのメダルがカザリに奪われてしまい、さらにカザリと手を組んだ真木の目の前で、ガメルにメズールのメダルを大量に吸収させる実験が行われる。
 カザリにほとんどのメダルを奪われてしまったメズールはグリードの姿に戻れず、人間態のまま隠れ家に戻るが、カザリがしようとしてることを察したウヴァが、残るメダルも奪おうとメズールに襲い掛かる。
 アンクは鴻上に隠し持っているメダルを出せと詰め寄るが、メダルはただグリードを完全復活させるものではない、と言う鴻上の言葉におとなしく立ち去っていく。
 アンクが何かしないかと駆けつけた映司はアンクらしからぬ行動に首をひねるが、鴻上はそんな映司にグリード誕生の秘密を語る。かつての科学者が人工の生命を生み出そうと、人間の欲望から生み出したメダルで作り出したのがグリード。わざと「9」という不完全な数のメダルで構成することで、より多くのものを欲する怪物となった彼らを、グリードから奪ったメダルで封印したのがオーズだった。しかし、メダルの力はただそれだけではないらしい。
 後藤は警備状況を知っているとしか思えないグリードたちの襲撃に、真木がグリードと手を組んだことを察するのだが、鴻上にそのことを言っても鴻上は欲望に忠実な真木の行動を賞賛するだけ。真木のところに直接乗り込み、警察に引き渡そうとするが、完成目前の新ライダーシステムを盾にされ、苦渋の決断を求められる。
 そんな中、クスクシエではクリスマスキャンペーンの真っ盛り。比奈も映司も接客に大わらわだが、そんな中にメダルを吸収しすぎ、意識が朦朧としたガメルが人間態で紛れ込む。比菜を人間態のメズールと見間違え、違うと知ったガメルはメズールを求めて暴走、グリードの姿になって騒ぎを起こし、飛び出てしまう。
 その後を追う映司たちだが、そこにウヴァの放ったクズヤミーに襲われる人間態のメズールが……彼女のメズールと知らない映司はオーズに変身し、クズヤミーを撃退するが、そこから逃げ出したメズールはガメルと接触。ガメルは彼女の求めに応じるまま、自分のメダルも全部差し出してしまう。さらに、カザリが持っていたウヴァのメダル二枚も投げ入れ、メダルの力は完全に暴走、メズールは巨大な怪物となってあたりを破壊し出す。

 なんと、メズール、ウヴァが退場。と言っても、メダルがそろえば復活すると思われるので、一時的なものかもしれないけど。800年前と同じくグリードとして完全復活し、世界を飲み込むために行動していた、ウヴァ言う所の「古いグリード」だった二人は退場、カザリはメダルが集まると得られる力への好奇心で、ウヴァはカザリの意図を察し、その力を自分が得るためにグリードとして以上の行動を取り出す。
 しかしその裏切りと仲間割れの結果は、さらなる事態の混迷。そしてその混迷の中に、もう一人真木の投げ込んだ存在が……セルメダルを消費し、強力な攻撃を放つ、新たなライダー、仮面ライダーバース。「XXX」と書いて「バース」と読ますらしい。阪神の助っ人外人か?(いや、birthの方だろ)
 真木はこの存在をエサに後藤に言うことを聞くようにちらつかせてもいたけど、装着者は精悍そうながらもどこかとぼけた愛嬌のある男、伊達明。後藤は、真木を警察に突き出さないまでも、プライドの高さゆえに従うことも出来なかったのか……
 でもここ最近の後藤のクローズアップのされ方からしても、このままで終わるわけがなく、しばらくバース装着者編になるのかな?

[アニメ] スタドラ#13

  DRIVER 〜輝きのタクト〜 #13「恋する赤い剣」。ある週末、いつものようにタクトが泊まりに来ていたシンドウ家に、学園生徒寮の寮長にして、剣道部部長のスナダ・ベニオがスガタとの一戦を求めてやってくる。だが、スガタは自分で相手をせず、「自分より強い」とタクトに相手をさせる。不満そうなベニオは一瞬でタクトを下すが、「次は彼が勝つ」と言って、スガタはもう一度タクトと勝負させようとする。
 スガタが自分を相手にしていないのだと思って怒ってシンドウ邸を後にするベニオだが、彼女は幼い頃、スガタと試合をして負けた時からずっとスガタに恋をしていた。そして、その背景には、サイバディとアブリボワゼするために必要な「しるし」を失った一族としての宿命があった。
 そんな中、すべてのサイバディを失い、なおかつ資金面も技術面も提供できない第五隊「フィラメント」の存続に異議が出される。サイバディ修復の技術は開発されたが、それにはスタードライバーへの大きなリスクも伴う。尻込みするスカーレットキス=ベニオだったが、そんな彼女を後押ししたのは、第3隊ブーゲンビリア隊長イヴローニュことニチ・ケイトだった。

 綺羅星十時団メンバーにもそれぞれ参加する個人的な事情があることはいろいろ描かれてきたけど、今回はスカーレットキスことベニオの事情。単にスガタが好きで彼を手に入れたいため、ということかと思ったら、名誉を失ったお家事情が絡んできてたとは。名誉復活のために力が欲しいのか、スガタが欲しいから名誉復活したいのか、まあ、そのへんは複雑な乙女心なんでしょうな。
 しかし、いざサイバディが復活できると知っても、その代償が不明なことに尻込みしてしまう。その後押しをしたのがニチ・ケイト。これまでもあまり積極的に打って出ることはなく、正体を明かして他のメンバーと関わってる立場なのだけど(つか、先天的ツッコミ役?)、他の団員を利用してタクトたちの力を計っている、というふうでもなく、ただひたすら何かを見極めようとしてるような印象なのだけど、彼女の事情もそのうち語られるんでしょうね。
 そしてサイバディ戦。よく考えたら前回はスガタに乗っ取られてしまったから、今回が本領発揮か。剣の技量はタウバーンを脅かすのだけど、しかし立ち会いで彼女の剣筋を見たタクトに同じ技は通じず、結局敗れてしまう。
 強さへの執着から少し解放された彼女はタカシに「タクトとお似合い」とからかわれ、顔を赤く染めるのだけど、これってもしかしてスガタがベニオをタクトに押しつけた? 油断ならんなぁ。
 それと、綺羅星十時団って基本的に小細工を弄してそれが逆に敗因になるパターン多いよね……今回もベニオが自分で最初から本気出してればタウバーンを倒せてたってことだし。


2010年12月27日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイジャー#45とオーズ#16

  ゴセイジャー #45「救星主、誕生」。今回は総集編。これまでの戦いを振り返りながら、名前と姿を変え、ゴセイジャーたちと敵対し続けたブレドランとは何者なのか、皆が不審に思うのだけど……
 で、マスターヘッドが天知博士の身体を借りて復活。しかしそんな時にまたマトリンティス反応が……ゴセイジャーたちは話の途中で出撃すると、そこにいたのはやはりブレドRUN。だが、天装術の攻撃は一切ブレドRUNに効かない。それどころか、ブレドRUN自身も天装術を……
 その本当の姿は、かつて幽魔獣をエルレイの函に封じた最強の守護天使、救星主のブラジラ。彼の目的は穢れた地球を砕き、新たな星を創造すること。そして、そのためにゴセイナイトが必要だと言う。かつてゴセイナイトがヘッダーとして共に戦ったのが、ブラジラなのか。え〜っと、つまり、ウォースターのふりをして地球にやってき、かつて自分が封印した幽魔獣を利用してゴセイナイトを手に入れようとして失敗し、マトリンティスによって復活したと。迂遠だなぁ。
 名前の元ネタはおそらく言うまでもなく「未来世紀ブラジル」か。


  仮面ライダーオーズ #16「終末とグリードと新ライダー」。比菜は無事助け出すものの、多くのメダルがカザリに奪われてしまい、さらにカザリと手を組んだ真木の目の前で、ガメルにメズールのメダルを大量に吸収させる実験が行われる。
 カザリにほとんどのメダルを奪われてしまったメズールはグリードの姿に戻れず、人間態のまま隠れ家に戻るが、カザリがしようとしてることを察したウヴァが、残るメダルも奪おうとメズールに襲い掛かる。
 アンクは鴻上に隠し持っているメダルを出せと詰め寄るが、メダルはただグリードを完全復活させるものではない、と言う鴻上の言葉におとなしく立ち去っていく。
 アンクが何かしないかと駆けつけた映司はアンクらしからぬ行動に首をひねるが、鴻上はそんな映司にグリード誕生の秘密を語る。かつての科学者が人工の生命を生み出そうと、人間の欲望から生み出したメダルで作り出したのがグリード。わざと「9」という不完全な数のメダルで構成することで、より多くのものを欲する怪物となった彼らを、グリードから奪ったメダルで封印したのがオーズだった。しかし、メダルの力はただそれだけではないらしい。
 後藤は警備状況を知っているとしか思えないグリードたちの襲撃に、真木がグリードと手を組んだことを察するのだが、鴻上にそのことを言っても鴻上は欲望に忠実な真木の行動を賞賛するだけ。真木のところに直接乗り込み、警察に引き渡そうとするが、完成目前の新ライダーシステムを盾にされ、苦渋の決断を求められる。
 そんな中、クスクシエではクリスマスキャンペーンの真っ盛り。比奈も映司も接客に大わらわだが、そんな中にメダルを吸収しすぎ、意識が朦朧としたガメルが人間態で紛れ込む。比菜を人間態のメズールと見間違え、違うと知ったガメルはメズールを求めて暴走、グリードの姿になって騒ぎを起こし、飛び出てしまう。
 その後を追う映司たちだが、そこにウヴァの放ったクズヤミーに襲われる人間態のメズールが……彼女のメズールと知らない映司はオーズに変身し、クズヤミーを撃退するが、そこから逃げ出したメズールはガメルと接触。ガメルは彼女の求めに応じるまま、自分のメダルも全部差し出してしまう。さらに、カザリが持っていたウヴァのメダル二枚も投げ入れ、メダルの力は完全に暴走、メズールは巨大な怪物となってあたりを破壊し出す。

 なんと、メズール、ウヴァが退場。と言っても、メダルがそろえば復活すると思われるので、一時的なものかもしれないけど。800年前と同じくグリードとして完全復活し、世界を飲み込むために行動していた、ウヴァ言う所の「古いグリード」だった二人は退場、カザリはメダルが集まると得られる力への好奇心で、ウヴァはカザリの意図を察し、その力を自分が得るためにグリードとして以上の行動を取り出す。
 しかしその裏切りと仲間割れの結果は、さらなる事態の混迷。そしてその混迷の中に、もう一人真木の投げ込んだ存在が……セルメダルを消費し、強力な攻撃を放つ、新たなライダー、仮面ライダーバース。「XXX」と書いて「バース」と読ますらしい。阪神の助っ人外人か?(いや、birthの方だろ)
 真木はこの存在をエサに後藤に言うことを聞くようにちらつかせてもいたけど、装着者は精悍そうながらもどこかとぼけた愛嬌のある男、伊達明。後藤は、真木を警察に突き出さないまでも、プライドの高さゆえに従うことも出来なかったのか……
 でもここ最近の後藤のクローズアップのされ方からしても、このままで終わるわけがなく、しばらくバース装着者編になるのかな?

[アニメ] スタドラ#13

  DRIVER 〜輝きのタクト〜 #13「恋する赤い剣」。ある週末、いつものようにタクトが泊まりに来ていたシンドウ家に、学園生徒寮の寮長にして、剣道部部長のスナダ・ベニオがスガタとの一戦を求めてやってくる。だが、スガタは自分で相手をせず、「自分より強い」とタクトに相手をさせる。不満そうなベニオは一瞬でタクトを下すが、「次は彼が勝つ」と言って、スガタはもう一度タクトと勝負させようとする。
 スガタが自分を相手にしていないのだと思って怒ってシンドウ邸を後にするベニオだが、彼女は幼い頃、スガタと試合をして負けた時からずっとスガタに恋をしていた。そして、その背景には、サイバディとアブリボワゼするために必要な「しるし」を失った一族としての宿命があった。
 そんな中、すべてのサイバディを失い、なおかつ資金面も技術面も提供できない第五隊「フィラメント」の存続に異議が出される。サイバディ修復の技術は開発されたが、それにはスタードライバーへの大きなリスクも伴う。尻込みするスカーレットキス=ベニオだったが、そんな彼女を後押ししたのは、第3隊ブーゲンビリア隊長イヴローニュことニチ・ケイトだった。

 綺羅星十時団メンバーにもそれぞれ参加する個人的な事情があることはいろいろ描かれてきたけど、今回はスカーレットキスことベニオの事情。単にスガタが好きで彼を手に入れたいため、ということかと思ったら、名誉を失ったお家事情が絡んできてたとは。名誉復活のために力が欲しいのか、スガタが欲しいから名誉復活したいのか、まあ、そのへんは複雑な乙女心なんでしょうな。
 しかし、いざサイバディが復活できると知っても、その代償が不明なことに尻込みしてしまう。その後押しをしたのがニチ・ケイト。これまでもあまり積極的に打って出ることはなく、正体を明かして他のメンバーと関わってる立場なのだけど(つか、先天的ツッコミ役?)、他の団員を利用してタクトたちの力を計っている、というふうでもなく、ただひたすら何かを見極めようとしてるような印象。彼女の事情もそのうち語られるんでしょうね。
 そしてサイバディ戦。よく考えたら前回はスガタに乗っ取られてしまったから、今回が本領発揮か。剣の技量はタウバーンを脅かすのだけど、しかし立ち会いで彼女の剣筋を見たタクトに同じ技は通じず、結局敗れてしまう。
 強さへの執着から少し解放された彼女はタカシに「タクトとお似合い」とからかわれ、顔を赤く染めるのだけど、これってもしかしてスガタがベニオをタクトに押しつけた? 油断ならんなぁ。
 それと、綺羅星十時団って基本的に小細工を弄してそれが逆に敗因になるパターン多いよね……今回もベニオが自分で最初から本気出してればタウバーンを倒せてたってことだし。


2010年12月30日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 夢パテSP#13と心霊探偵八雲#13

 どっちも最終回。
  夢色パティシエールSP〜プロフェッショナル〜 #13「モーニンググローリー〜聖なる夜」。小城美夜との売り上げ対決で、苦戦を強いられるチームいちご。しかし、口コミや地道な宣伝活動、顧客のニーズに応えたケーキ作りが功を奏して、地道に売り上げを伸ばし続ける。しかし総売上ではまだとうてい及ばず、クリスマスケーキの売り上げにすべてをかけることに……

 おそらく、最初から1クールのみってのは決まってたんだと思うけど、それでも最後は結構急ぎ足だったような。
 短い期間で口コミなどで売り上げを追い上げる、というご都合主義は置いとくにしても、ここの戦略がはまってくところが、どうしても駆け足すぎる印象が否めない。
 まあ、予定調和とはいえ、落ち着くところにおちついたので良いのだけど、個々の要素をもっとじっくり描く余裕があれば、というのが残念。


  心霊探偵八雲 #13「失意の果てに〜久遠(くおん)〜」。両目が赤い目の男の正体が八雲の血縁上の父親で、しかもすでに死んでいてその人間を恨む妄執だけが現世に残っていた、という展開は良いのだけど、無難にまとめすぎた感が。そつはないのだけど、とにかく13話でまとめることに腐心したような。


2010年12月31日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] それでは良いお年を

 年末ながら慌ただしいスケジュールで、どうにか年越しです。
 まあ、ボチボチ来年もこんな調子でやっていけたらと思ってます。やっていけたらいいなぁ。
 それでは皆様、良いお年を。