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2010年10月21日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] またいろいろ

  おとめ妖怪ざくろ 。パートナーである総角につっかかってばかりでただ一人重要な仕事をまかされないざくろは、ややへそを曲げ気味。そんな時、とある村から神隠し事件の調査の依頼が妖人省にやってくる。ざくろは顔色を変えて無理やり依頼を受けるのだが、それには半妖人の身の上である彼女と深い関わりが……
 母親が身ごもってる間に神隠しに遭い、戻ってくるとお腹の子は半妖人になっている。そうやってざくろも半妖人の身の上となり、人からも妖人からも差別され続けてきた。そんな身の上だから、神隠し事件と聞いていても立ってもいられなくなったのだけど……それより、「支援を」と言われた総角がとりあえず歌を歌い出すのが……w そりゃ、そう思うよなぁ。
 最初はいつもの妖人怖いでびびりまくりだった総角だけど、神隠しの犯人の妖人が女子どもをいたぶって食らっていたことを知り、怖さも忘れて軍刀で斬りかかっていく。イケメンだけどいいヤツだ。

 もっとToLOVEる。今度のシリーズは全部三話構成か……うーん、なんかしまらないというか、せわしないというか。モロだしとかより前のフェチっぽい演出の方が好きだったんだけどなぁ。

 イナズマイレブン。なんか影山が「実はサッカーを愛する男」フラグがバリバリに立ってしまい、微妙なポジションに。なんか影山の裏に更にいた黒幕の存在もほのめかされてるし、影山、このまま浄化されちゃうのかねえ。エイリア学園編は完全に空気だったし、一期目はいい悪役だったのに。


2010年10月22日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] それでも町は廻っている#1とイカ娘とか。

  それでも街は廻っている #1「至福の店ビフォア アフター」。メイド喫茶「シーサイド」でバイトをする女子高生嵐山歩鳥。しかしシーサイドはメイド喫茶とは名ばかりでどう見てもうらぶれた時代遅れの喫茶店を、オーナーの婆ちゃんが流行り物のメイド喫茶を聞きかじってそう名乗ってるだけ。歩鳥がメイド喫茶と聞いて胸をときめかせた歩鳥の同級生辰野俊子は、実際に見たシーサイドがメイド服を着てるだけでメイド喫茶どころかあまりにやる気のない場末の喫茶店そのものなことに我慢がならず、歩鳥にメイド指南をするのだが……

 基本的には上手い。歩鳥の垢抜けないかわいさとか、タッツンの空回り気味な委員長的ツンデレキャラとか、見た目にもかかわらず一番の常識人の針原春江とか、丁寧な作画なんだけど原作を綺麗な方向に崩しすぎないとか、間をあまり詰めすぎないところとか。ただ、やっぱりいつものシャフトの、ではあるんだよなー。平野耕太氏がtwitterで「シャフトは良く配合されたカレー粉なので美味しいんだけど、素材の味が全部カレー味になるな」「原材料、すげえ美味いんで、カレー味もいいけど他の味にもしてくれ。煮つけが会う回は煮付けに、鍋が合う回は鍋にしてくれ」と言ってたのも頷ける(それ町のこととは書いてはいなかったけど)。ナレーションと幕間が出しゃばりすぎなのが顕著なのだけど。
 それでも面白いのが楽しいやらくやしいやら。特にED、原作のアレ、実際曲にしちゃったのかよw まだ登場してないけど紺先輩は可愛いです。はい。
 あと、声優ではばっちゃんが櫻井孝宏とか、どういう配役wwwしかも合ってるのが怖い。後は、悠木碧がどんどん器用になっていて「紅」の時の素人臭さが嘘のようとか(目指す先輩が沢城みゆきって言うだけのことはある)、小見川千明が今夕方に再放送してるソウルイーターの時と比べてあまりに変わってないことに逆に愕然とする(でも、声質で大分得してるよなぁ)とか。


  侵略!イカ娘 #3。イカ娘が 発酵 発光したり、天敵が現れたり(早苗ではない)。何より、大分前倒しで渚が登場。唯一イカ娘を人類の脅威と見なし、ずっと怯え続ける子。最初はそれが当り前かとも思ったけど、いつまでたっても改善しないあの怯えっぷりは、あれはあれで変人だ。しかし渚が怯える度に、イカ娘がかつてなく輝き出すのがw そんなだから「面白いわけではないけどイカ娘が可愛いマンガ」って言われちゃうんだよw いや、個人的には奇に走りすぎない地味に妙にずれたようなセンスが好きなんですけどね。
 それにしても放送したアニメを見て出来の良さに泣きそうになってしまっているアンベちゃん先生が一番の萌えキャラだなぁ。

  俺妹 #3。何故か地味にイカ娘に順調に侵略されている( うー さんっ はいっ )番組ですが、話は序盤のクライマックス。オタ趣味を隠し続けていた「可愛くない妹」桐乃から相談されオタ趣味をバカにすることなく認めたり、ネットで同じ趣味の人間を探すことを薦めたり、オフ会に参加していがみ合いながらもなんだかんだで本気でオタ趣味のことを語り合える友達が出来たりして、安心する京介だが、桐乃のオタ趣味が最悪の形で親バレ。折角居場所を見つけた桐乃の為に、京介が一肌脱ぐことに……
 ああ、これだからギャルゲーじゃなくエロゲーじゃなきゃいけなかったわけね。納得。話の流れとして「社会的にどう考えても正論に対し、妹を守るためにどこまでするか」ってのが重要なポイント。まあ、実際に自分が京介の立場だったらオタ趣味は庇うにしても、エロゲまでは流石に庇わないと思いますが……中学でエロゲはメーカーにも迷惑かかるだろ。
 ところで、そういや前回桐乃が自分のパソコンでSNSに参加してたけど、今回の放送でパソコンを持ってるのは家族で桐乃だけ、って……桐乃のためだけにネット回線契約(プロバイダも)してるの? 基本的に元々桐乃に甘いんですな、この父親……


2010年10月24日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイ#36とオーズ#8

  ゴセイジャー #36「走れ、アグリ!」。今日も身体を鍛えることに余念のないアグリ。だが、ランニングの最中一人の青年と競い合いになってしまう。話を聞くと、彼は短距離選手で、名門事業団の記録会で良い記録を出したいのだが、最近伸び悩んでいるという。意気投合したアグリは彼を応援することにするが、そんなとき、マトリンティス帝国が優れた人間を誘拐しメカ人間に改造しようと目論む。アグリは青年の参加する記録会が狙われると確信し、自分も記録会に参加すべく一層トレーニングに励む

 今回はちょっと面白かったかも。トレーニングに協力するとゴセイナイトがグランディオンでアグリを追い回したりとかw お前実はアグリのこと嫌いだろ?w
 そいでもって今回の敵スキャンのバサルゾLJの元ネタは「ユニバーサルソルジャー」か。そういえばバンダムがUS新作の収録中に心停止を起こしたとか。一応、回復はしたみたいですが、撮影は止まってるらしい……


  仮面ライダーオーズ #8「サボりと無欲と休憩中」。鴻上から届けられたライオンメダルでガメルたちを撃退したオーズだが、桃子と武の夫婦は相変わらず喧嘩してばかり。怒った桃子は武が持ち出した金で買ったスクラッチの当たりくじを川に投げ捨てるが、武は反省するどころか川に入ってくじを捜し出す。落胆する桃子だが、それはかつてはカメラマンとして高い評価を得ながらも、目的を達成してしまったため意欲をなくしてしまった武に、もう一度カメラマンとして情熱を取り戻して欲しいという願いから出た行動だったのだ。
 一方、コインを囮にウヴァからかろうじて逃げ延びたアンクだが、受けたダメージは大きく身動きすらもままならない窮地に陥ってしまう。

 「欲望というのは人間にとっても必要」という話。カメラマンとして大成しようとしていたども、その夢が叶ってしまい目標を見失ってしまった武。妻の桃子もその気持ちを理解しながらも、もう一度武に意欲を取り戻してもらおうとつい口うるさく言ってしまう。そんな彼らに同意を示しつつ、話を聞く映司だったが、たとえが「夏休み」とか「揚げまんじゅう」とか……もうちょっとマシなたとえはなかったものか。たしかに揚げまんじゅう20個は胸焼けしそうだが。
 しかし「でも、今でも揚げまんじゅうが好き」という映司に、武は自分がかつて写真に感じていた喜びを忘れていたことを思い出す。
 アンクの方は半死半生。弱みを見せるわけにはいかないと映司に助けを求めることも出来ず、子どもにまで「ツチノコ」と追い回される悲惨な状態だったが、アンクの姿が見えないことを奇にした映司が、鴻上光生からセルメダルを前借りし、瀕死のアンクを見つけ持って行く。
 「交換条件はなんだ」と問うアンクに、「そんなのないよ。お前と約束しても意味ないし」と、交換条件も何にもなしでセルメダルを渡す映司。利用される一方のようでいて、なかなかにしたたかだな。
 バッファローヤミーを倒し、武ももう一度カメラマンとして一からやり直すことになり、全てが丸く収まったかのように思えたが、映司はクスクシエでのバイト話を話を逸らして逃げ続ける。比奈はそれが兄の身体を乗っ取ったアンクと自分を近付けさせないためだと気づき、気遣いをしすぎる映司に「むしろ、兄の身体を乗っ取ったアンクを近くで監視していたい」と、映司に住み込みバイトの件を薦める。
 これで一応、主人公サイドの状況は固まったかな。ただ、映司が世界放浪を中断してる理由が、どうもやはり回想シーンのことが大きく影響してそう。


2010年10月26日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] だから言ったのに

  中国デモ 反日 徐々に 反共化東京新聞 )。「  陝西省宝鶏市の二十四日のデモは、反日スローガンのほか、「マンション価格に抗議」「(独裁ではない)多党制を採用せよ」「馬英九(台湾総統)兄さん、人民はあなたを歓迎する」との横断幕も掲げられたという。」って、完璧に日本と関係ありませんがなw
 先週も書いたけど、中国では反体制デモは許されない。何故なら勢いづいた人民が暴徒と化すことが、一番共産党政府にとって恐ろしいから。反日デモを目の仇にしてる人の中には「むしろ願ったりだ! 中共をぶっつぶせ!」って言う人もいるだろうけど、それに対する突っ込みは後述。
 そんな中で、反日は大義名分的にも政府も禁止することができない、ほぼ唯一の集団的鬱憤晴らしという意味合いもある。元々日常や経済的な不満を「何か」にぶつけたいだけ、というのがほとんどなので(往年の日本の学生運動とその意味では大して変わらん)、叫んで、暴れたいだけ、という一面もある。ただ、反日デモを野放図にしておきたくもない政府の事情もある。
 ひとつには、日本との関係悪化。日本とあまりおおぴらに仲よくして親日的と見られたくはないが、一番近くの経済大国と経済的な関係を深めることの重要性は、現胡錦濤政権はわかっている。反日を叫ぶ人間も、日本と経済的に断交してしまえば中国の会社も雇用者も困ることはわかりそうなものだが(他外国にも「進出リスクが大きい」と見なされかねない)、まあ、そこらへんが何も考えてないというか。
 もうひとつは、上のように基本的には現政権は日本との経済関係を良好に保とうとしてるので、「反日」が「現政権への攻撃」に転嫁されかねないこと。というか、実際しょっちゅうされていてその対応に苦慮している。
 前政権の江沢民政権は自分への反対勢力をかなり強引に弾圧し(江沢民の人望のなさに起因しているともいう)、それにより生じる反発を強力な反日政策により押さえ込んでいた。その江沢民政権から、一応は「あとを継いだ」胡錦濤政権だけども、人民解放軍に影響力を残し(中国は基本的に「軍閥」「地方閥」の国なので、より強力な軍隊をどちらが抑えられるかが重要)院政をしこうとした江沢民の力を巧みに殺ぎ、人民解放軍への影響力を骨抜きにして実権を完全に奪ってしまっている。その上でこれからの中国は経済開放が必要なこと、そのためには一番近くの経済大国である日本が重要であることを理解し、江沢民政権の極端な反日政策を改め、柔和にした。そのため、「親日的」といううたい文句で反胡錦濤派は結託しやすい。
 これは逆に言えば、現政権の反対勢力が実権を握ったら、その政権は反日的政権になる可能性が高い、ということ。要は、「中共政府をぶっつぶせ! 現政権を打倒しろ!」と言ってる人は、日本のすぐ近くにより過激な反日政権を打ち立てる手伝いをしてるのに他ならない。
 ホント、そういう人たちも何も考えてないよなぁ、中国で反日とわめいてる人民と同程度に。


2010年10月27日(水) 旧暦 [n年日記]

[マンガ] sunny/今村陽子

 いや、なんで買ったの? と聞かれると「表紙買い」と答える他ないのだけど、なんで表紙買いしたのか、自分でもよくわからない。作者名にどっかで聞き覚えがある気もするのだが、既刊単行本を見てもタイトルに覚えがないので、読み切りで見たのか、覚え違いなのだろうとは思う。
 内容としては、人に勧めるかというとわからないのだけど、なんだか妙に気になる作品だった。
 主人公のハルは、しがないサラリーマンだが、数ヶ月前に亡くなった兄夫婦の娘(要は姪)アキラの保護者として同居することになる。しかし、アキラの家にはアキラの他、訳ありで同居してる二人の女子高生が……姪と暮らすはずが、何故か女子高生三人と同居することに……と書くと「嬉し恥ずかしハーレムもの」と思うだろうが、違う。同居人の一人、絹子は意中の同級生が他にいるし、もう一人の郁はあこがれてたアキラの父の面影のあるハルを直視するとつい赤面するが、別に恋愛感情とかにも発展せず、いがみ合ってばかりいる。
 姪のアキラのみは、ハルになにやら委細がありそうだが、自分からは事の詳細を明かそうとしない。(以下ネタバレ)
 実はアキラの母は高校時代家庭の不和から家を出て他人の家を転々としており、それを見かねたハルの兄アキが自分の家に住むようにさせ、ハルたち兄弟と同居生活を送っていた。それはアキが彼女のことを想っていたからであり、彼女もそれを受け入れるが、家族の愛に飢えていたアキラ母はハルと一緒にいることに、より安らぎを憶え、アキへの罪悪感を抱きつつもその想いを日記に書き綴っていた。
 が、アキと結婚しアキラが生まれてから数年、アキラがその日記を見つけてしまう。まだろくに文字も読めなかったアキラだったが、秘密の日記を見られて血相を変えた母に突き飛ばされ、母の影と母親ではない姿を垣間見、恐怖を抱く。そして何気なく父(アキ)の前で日記の話をしてしまい、それが原因で夫婦仲がギクシャクしてしまう。それは主に母のアキへの罪悪感からだったが、アキラは自分が日記を見、その話をしたせいで家庭が壊れてしまったと感じ、事故で両親が亡くなってしまったことでその罪悪感が定着してしまい、家族に対してあこがれと同時に強い拒絶感を持つようになっていた。ハルに保護者になるように強く働きかけたのも、母の愛した人に会いたかったのと、家庭を壊してしまった罪悪感を共有、あるいは押しつけてしまいたかったからだった。
 しかし四人での生活を続けるうち、失ったはずのぬくもりをそこに見出し、そして幼い頃見たきりだった日記を見ることで、アキラの「家族」は決して失われていなかったことを知る。
 なんか、すごい作品、というわけではないし、客観的に見てそこまで特筆するところがある作品、ってわけでもないんだけど、なんか妙にツボにはまってしまった部分がある。家族のぬくもりというのが、無条件の愛情で成り立つというものではなく、「他人」である家族同士が、家族になろうと歩みよることで生まれる、という、どこか寂しい、でも日だまりのような暖かさが見えたからかもしれない。


2010年10月28日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] とあるインなんとかさん#3を見て

 いやまぁ、大概いい加減なアニメ(ってより、原作がいい加減なんだろうけど)だと思ってたけど、今回、すげーもうドラマがいいかげんというかでたらめというか人間を馬鹿にしすぎてて、なんというか。
 世界を破滅させることも出来るアイテムを盗み出した連中からそのアイテムを奪還するミッションになりゆきで参加するという話なのだけど、善悪ひっくり返るというどんでん返しの話が、あまりに話が安っぽすぎて、白ける他ないという……アイテムを起動させる方法を知ってる人物が、誰も信じられずに一度は助けを求めた相手からも逃げてるのに、何故か主人公の軽薄な言葉を信じたり、その割に事情とかなんとか全然説明しないわだし。
 挙句、とっつかまえた今回の首謀者(と思ってた人物)が、いきなり「俺たちは彼女を助けようとしてただけだ」と、言い出す段においては、何をか言わんや。
 信頼とか一番大事なキャラの心の動きがすげーいい加減にご都合主義、というかキャラの心情の動き自体が出鱈目すぎ。「こうしたら読者は驚くだろう!」って考えかも知れないけど、驚くも何も、呆れるしかない。
 とこんなことしつこく書いてるのは、「信頼」を得るための「言葉を武器にした戦い」というので、直近で「スティール・ボール・ラン」のジョニー対ヴァレンタイン大統領戦を見ていたから。
 身体にジョニーの「無限の回転」を食らい、実質不死身に近いはずの大統領が、行動不能に追いやられてしまう。その攻撃を無効化できるのは、攻撃をしたジョニー自身だけ。しかし、負けを認めた大統領は、ジョニーを「説得」しはじめる。自分の行動は私欲ではなく、国の繁栄のための行動であること、ジョニーが助けてくれれば、死んだツェペリを別の世界から連れてくること(大統領のスタンド能力でそれが可能)をかき口説く。それで説得されないまでも心が揺れ動いたジョニーに、大統領はだめ押しの話をしだす。それは、大統領の父親の話。国のため、敵に拷問されながらも決して機密を漏らさず、しかし、家族との絆であるハンカチを、拷問で潰れた目を自らえぐり出してそこに詰め込み、隠し持ち続け、ついには命を落とした父親の話。大統領は、自分の行動はその父親から受け継いだ魂からの行動だとジョニーに言う。
 ジョニーはその話に激しく動揺する。ジョニーは父が死んだ兄と自分をことあるごとに比較し、自分を認めようとしなかったことに傷つき、自暴自棄な行動を繰り返し、そして下半身不随の身の上になった過去を持っていた。家族として愛すべき父を愛せず(しかも父を悲しませることになった理由が自分だとジョニーは思っている)、悲しませ憎むことしか出来なかった自分と、父の意思を受け継いだ大統領を比較し、ジョニーはついに陥落する。「わかった。100%信じよう」と。
 しかし、ジョニーは「あと1%の信頼」を求めて、大統領にある要求をする。そしてその結果、ジョニーは勝利を得るが、勝利することでなにも得るものはない。自らの信念を貫いての行動とは言え、何も得ることのない勝利に、ジョニーは地に這い嘆き悲しむ。
 荒木飛呂彦に敵うわけがないとは言え、人の心の動き、そしてお互いの信念を描いた「言葉を武器にした戦い」を見たすぐ後では、まがい物すぎて何も言えない。

[その他] 相変わらずブーメランが良く刺さる。

  蓮舫氏チクリ、進次郎氏のしぐさ“指さしは失礼”スポニチ )。
 しかし早速、ブーメランが刺さってる…… 出典
5 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2010/10/28(木) 07:40:29 ID:Tz6yux2v0
REN4 「ただ一つだけ、人を指さすのはやめたほうが良い」

蓮舫
http://www.heming.co.jp/blog/wp-content/uploads/image/nagao%20rennhou.jpg
枝野
http://upload.fam.cx/cgi-bin/img-box/s74101027145415.jpg

http://www1.dpj.or.jp/news/files/030319_02qt1.gif
平野
http://sankei.jp.msn.com/photos/politics/situation/100316/stt1003161724010-p2.jpg
小沢
http://sankei.jp.msn.com/photos/affairs/crime/100103/crm1001030703001-p3.jpg
仙谷
http://sankei.jp.msn.com/photos/politics/policy/100609/plc1006091830024-p1.jpg

鳩山
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/8a/b74814f7ed4c8416087fa7082f7041df.jpg
 反応はえ〜。


  国会のやじを批判=仙谷官房長官時事 )。
 仙谷由人官房長官は25日午後の記者会見で、国会審議における自民党など野党側のやじについて、新聞に掲載された読者の投稿を取り上げながら暗に批判した。
 投稿は、参院本会議での菅直人首相の所信表明演説がやじで聞き取れなかったとの内容。同日の参院予算委員会でも、自民党議員らが閣僚答弁に盛んにやじを飛ばした。この感想を問われた仙谷長官は、やじを批判する投稿に言及。その上で、「(事実を)あるがままに受け止めていただきたい。コメントはしない」と語り、マスコミにも注文を付けた。
 でも、 ちょっと前に自分が言ってた言葉zakzak )。
 「新聞記事を確認する質問なんて聞いたことがない」。仙谷由人官房長官は14日の参院予算委員会で野党にこう逆ギレ、委員会が紛糾し中断したが、
 新聞記事は信頼するに足りなかったのでは?
 ホント、こいつら無茶苦茶だなぁ。まともに質問に答えられず話題そらしをしようとするとそれが自分に突き刺さるってのは、まあろくな行動を取ってないってことなんだろうな。せめて質問にきちんと答えてれば「しかし仕事はちゃんとしてる」と言えるのに、仕事をしてない上でのコレだもの。そしてそれを選んだ国民。泣けるな。


  尖閣ビデオ、全体の一部=仙谷官房長官時事 )。
 また、柳田稔法相は参院法務委員会で、映像を編集した理由について「今後の海上保安庁の活動に支障が生じないようにしたいし、関係者の名誉や人権にかかわる情報は省きたい。公益上の必要性を考えたときに、6分50秒(の映像)を作成して出した方が妥当と判断した」と述べた。
 国会内で限定公開なのに、どこから情報が漏れるって言うんだ? 責任転嫁というか、頭がおかしすぎる。
 あ、ちなみに私は基本的に全部公開すべきと思ってます。これまで書いてることで「全部うやむやで水に流すべき」と考えてると思われるかも知れませんが、実際のところ、「それやって失敗してる仙谷・菅はアホ」と言ってるわけで。ここまで大々的になった以上、自分からうやむやにするのは国の沽券に関わります。国としての主張はちゃんとすべき。その上で水面上下での交渉で落としどころを探すべき、それが出来ない民主政権はアホで無能だ、と言ってるのです。


2010年10月29日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] イカ娘#4とアマガミ#16と海月姫#1

  侵略!イカ娘 #4「買わなイカ?/乗りこまなイカ?/ニセモノじゃなイカ?」。最初の話は落とし物の謝礼話とエビ話のニコイチ。一万円という大金をいきなりもらったイカ娘が、結局買ったものは……最初は「権力が欲しいでゲソ」と言ってた割に、非常に現実はたわいないというかw しかし、早苗、最初はまともだったのにどんどん常軌を逸してきているな……
 二話目は、イカ娘が相沢家に進出。侵略者としてはどんどんダメになってるだろ? っつーか味噌汁飲んだことないのに一話目で味噌汁って言ってるんだが……
 三話目は、また新キャラ、ライバル店「海の家南風」の店長と偽イカ娘登場。なんつーか、エビタイツ姿の早苗もそうだけど、微妙に不気味なモノ出してくるよな、この番組。南風の店長は原作どおり暑苦しくてはた迷惑だし、偽イカ娘の中の人は相変わらず普通に美人だし。
 それよりなにより、EDが始まった瞬間吹き出してしまった。あのツーショットは反則だろw


  アマガミSS #16「コクハク」。七咲逢編最終話。ツンデレキャラのエピソードかと思ったら普通にイチャラブエピソードでした、と。ただそれだけなんだけど、距離感を異様に詰めてくるキャラなので、なんつーかうらやましからん状態の連続。おかげで主人公は変態紳士の本領を発揮する間もあまりなかったなぁ。女子水泳部のぞきで正座説教食らっての逆ギレと、山の中で競泳水着妄想くらいか。ってそれだけやってれば十分か。
 この学校男子水泳部はないのかよとか、学園イベントの出店でずっと二人だけで店番とかありえんだろうとか、不自然すぎて突っ込みどころは満載なんだけど、ニヤニヤしてしまったら視聴者の負け。はいはい、負けですよ。
 しかも最後は秘湯で混浴(ちゃんと全裸で)というのは、これなんてエロゲ? なんでも全ヒロインで七咲が一番の人気らしく、確かにこれは反則だわ。でも、キャラ設定見たときは絢辻の方が人気かと思ったんだけどなぁ。


  海月姫 #1「セックス・アンド・ザ・アマーズ」。鹿児島からイラストレーターになる夢とキラキラした生活への期待を抱いて上京してきた倉下月海。しかし生まれてこの方のダサさは上京したくらいではなおるわけもなく、さらに下宿先の天水館にはキラキラと男を捨てて趣味に邁進するおしゃれとはほど遠い女性たち、通称「あま〜ず」が集い、キラキラとは遠ざかるばかりだったが、もはやそんなことは諦め、仲間たちとそれなりに楽しく過ごしていた。
 が、ある日、クラゲが好きな月海は熱帯魚店で気になっていたクラゲがしてはいけない飼い方をされてるのを発見。このままでは死んでしまうと勇気を振り絞りそのことを伝えようとしたが、店番をしていたのはサーファー風のリア充男で、月海は怯えてしまってまともに話をすることができない。そんなとき、たまたま通りかかった綺麗なお姉さんが月海を助けてくれ、気になっていたクラゲを引き取る交渉までしてくれた。
 感謝しつつも、こんなおしゃれ人間のリア充お姉さんを見たらあま〜ずのみんなはパニックを起こしてしまう、と、なんとかお姉さんにおひきとり願おうとするが、お姉さんは強引に月海の部屋に泊まり込んでしまう。
 困惑しながらも助けてもらった恩もあるのでその日はとりあえず泊めることにする月海。しかし翌朝起きると、とんでもないことが判明してしまう。月海が「綺麗なお姫様」と思っていたお姉さんは「お姫様の格好をした綺麗な男の子」だったのだ……

 東村アキコ原作のコミックのアニメ化。つか、なんかモーニング連載の「ひまわり!」に出てたキャラに酷似した人たちが出てる気がするんですけど……
 原作は比較的シンプルな絵で、基本的にはそれに忠実なんだけど、監督が「デュラララ!」の大森貴弘氏で、センスの良い映像とギャグ調とシリアス調のメリハリの良さで映像だけでもかなり見せる。だからヒロインの月海の声が花澤香菜なのか? メガネの地味子さんだし。
 クォリティも高いし、腐女子をメインキャラにした話も面白いし、なかなか期待できそうです。
 ところで男のお姫様こと蔵之介、声は男かと思ったら、麗人サイーガかよ。絶対DNAは男だろ、サイーガ。


2010年10月31日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイ#37とオーズ#9

  ゴセイジャー #37「エキサイト・モネ」。つけてるだけでダイエット効果のあるブレスレットを街で配っているのをみつけ、もらって身につけたモネ。ところがブレスレットが取れなくなってしまい、さらにマトリンティスの反応が。反応のあった場所に駆けつけると、マトリンティスの怪人・アドボルテGと、石膏像にされた人々が……実はブレスレットを配っていたのはアドボルテGで、そのブレスレットは怒りが頂点に達すると、人間を石膏化させるガスを噴出するようになっていた。マトリンティスはそのブレスレットを使って人類を無害な家畜化しようと企んでいたのだが、ブレスレットを付けてしまったモネは怒ることが出来ず、戦いに参加することができない。しかたなく、平静な精神を保ったまま戦えるよう、いろいろな修行を行なうのだが……

 メンバーの中で一番短気で直情的な(アグリより子どもっぽいから)モネが、怒るに怒れない状況に。平常心を手に入れるためにいろいろやって、天地博士の博士の寒いギャグを聞いて精神が空白になったことにヒントを得て、無心を手に入れるのだけど……結局戦いの最中我を忘れてしまい、「ガスが噴出するより先にとどめを刺す!」といつもどおりの展開に。ゴセイジャーって、成長がないのを楽しむ番組だよな、どっちかというと。
 今回の敵は「アドレナリン:ハイ・ボルテージ」が元ネタ。って、どんだけマイナーな映画持って来るんだよ。


  仮面ライダーオーズ #9「ずぶ濡れと過去と灼熱コンボ」。クスクシエでバイトを住み込みの始めるようになった映司。アンクのこともなんとかごまかして屋根裏に住居を構えることになったが、アンクがねぐらを確保してこれからメダル集めをしようとしていた矢先、比奈が兄の身体の健康管理でアンクに鶏料理を無理やり食わそうとする上、知世子は映司の説明のせいでアンクのことを可哀相な目で見る始末。さらには鴻上から前借りしたメダルを回収されて泣きっ面に蜂。早くヤミーを倒してセルメダルを回収しようとしていた矢先、クスクシエの店先で自動車の爆発事故が起こる。騒ぎを聞きつけて店から出てきた映司は、もう一台の車も爆発することを察知、野次馬を遠ざけて事なきを得るが、比奈はその時の映司の様子がいつもと違っていたこと、何故もう一台が爆発するとわかったのかを疑問に感じる。
 そこへアンクからの連絡で、ヤミーが出現したという現場に駆けつける映司。そこには、地面に潜行して襲ってくるサメヤミーが。地面に潜って素早く移動する上、強力な攻撃を仕掛けてくるサメヤミーに苦戦するオーズ。タトバコンボだけでは対応しきれず、結局取り逃がしてしまう。
 アンクが映司のふがいなさをなじるが、映司はそれよりもサメヤミーの攻撃が車の爆発と良く似ていたことに気付き、爆発の現場におかしな雰囲気を身にまとったことを思い出していた。もしや、あの男の「破壊したい」という願望がヤミーの欲望の元なのかも……そう考えていた矢先、比奈の学校の前でも爆発騒ぎが起こり、現場にかけつける。現場に駆けつけた映司に、比奈は一体なんで爆発がまだ起こるとわかったのかと聞くが、映司はかつてお世話になった紛争地域の村で爆撃に遭ったこと、そこで仲良くなった少女を助けることができなったことを語る。

 これまでたびたび回想シーンで差し挟まれてた、戦災のことが語られる。まあ、詳細はあまり予想とはずれてなかったのだけど。
 そして爆発現場に出現する、不気味な人物。それは、鴻上ファウンデーション所属の天才科学者、真木であり、カンドロイドやライドベンダーなどのメダルシステムを生み出した男でもあった。物事の誕生から全てが始まるという鴻上に対し、真木は、死んでこそ人間が完成するという正反対の価値観の持ち主。しかし、映司の推測と異なり、本当の爆弾魔は別にいるようで……
 そして、第二のコンボ、ラトラーターコンボ発動。光と灼熱を発し、高速移動での攻撃を繰り出し、サメヤミーに加え現れたメズールとガメルまでも一蹴し、メズールのメダルを奪う。けど、メズール系のコンボというか、メダルチェンジって発表されてなかったよな……タコとウナギでは、まあ中々始末に困るところだろうけど。
 なんか中途半端なところで新コンボを出すと思ったら、次回は新武装、トラカンドロイドを出すらしい。このカンドロイドはカンドロイド単体で発動させるのみではなく、ライドベンダーと合体させることで真価を発揮するらしい。って、カンドロイドとライドベンダーでは随分大きさが違うと思うけど……