不定期日誌


google検索

日記内検索  ウェブ全体から検索

hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.9

先月 2010年10月 来月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
HNS logo

2010年10月01日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その3

  けいおん!! #24「卒業式!」。番外編があと二話あるらしいし、そもそもストーリーらしいストーリーもないアレなんで鬱陶しいあらすじ略。
 世間では若干「友達と同じ大学にと進路変更するのはおかしい」って声もありましたが、いや、だってこれそういうアニメだから。延々と変化せず、ただ可愛いキャラがショートコントを繰り返すのを眺める、って言う。勿論、それだけで持つわけがないので環境の変化とか、若干成長を暗示させることを入れたりする。けど、キャラは変化させない。一期目との変化も、成長というよりあまり不快感を与えないよう、ソフトになるように微修正、という感じだし。
 よくよく考えて見れば、高校時代とかにクラスメイトとかの別離で大泣きしたとしても、進学してすぐに別の環境になって薄れるのがほとんどだし、更に時間がたてば、言われて「あれ?そうだっけ?」と苦笑いしながらそう言えば思い出すというような感じがほとんどと思える。薄れた痛みこそがそういう年代のリアリティなのだ。とすれば、「けいおん!!」は実に的確にそういうおっさん向けのアニメだったのだ。いや、日記書きながら自分でも今気付いた。
 高校時代の楽しかったふわふわとした思い出だけで、別離の痛みは年相応の不感症に薄らいでく。現実逃避だけでなく、そういう年代の共感を呼び起こすものとして作られたものだったのだとすると、ある意味、マーケティング的にも作劇的にも納得がいった。いや、考えてみるものだ。
 で、なんか映画化らしいけど、「とりあえず見に行こうか、どうしようかなあ」という気も起こさせない映画化告知は流石に初めて。映画化の具体的なイメージが浮かばないこともあるけど。

  生徒会役員共 #13「生徒会役員共、乙!」。最終回なのに新キャラ登場。って、これ出していいのか? いや、そもそも横島先生が出てきた時点で手遅れではあったんですが。で、後半は何故か最終回で総集編。捏造も含めてw 流石に終盤浅沼氏のツッコミのキレも流石に疲れが見えてきた気もしますが。
 全般的に楽しめたし、スタンプの微妙すぎるツッコミが特に楽しみだったです。「俺の嫁が非処女だったと知ってネットで暴れる野郎『共』」とか。ここらへんのツッコミ具合好きだったんですが、売り上げ的には微妙だろうなぁ。

  あそびにいくヨ! #12「みつけきにました」。原作では「やめてとめてのうちゅうせん」のサブタイトルのエピソードなんですが、特に「やめてとめてやめてとめて」ってセリフは原作動同様ありませんでしたなぁ。がっかりだ! 仕置屋稼業的に!
 その割にはテッカマンブレードになったり、確かに「WOWOWアニメ」的なアレでした。まあ、こちらのツボは90年代より60〜80年代前半だからなんですけどね。そこらへんのネタを振っておきながらさらっと流してしまうので、こちらとしてはなんとも。そもそもそんなの知らない世代は、どこらへんに引っかかるんだろう。やっぱ乳掘り出しとかか。そんなのしか育ててこなかったんだなぁ、今まで。


2010年10月03日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイ#33とオーズ#5

  ゴセイジャー #33「恐怖のマトリンティス帝国」。幽魔獣を倒したゴセイジャーたちだが、彼らを助けるためにマスターヘッドが犠牲になり、また再建中だった天の塔も再び壊れてしまった。故郷に帰れなくなったアラタたちが実は寂しいのではないかと、望は護星天使一人一人に聞いて回るのだが、彼らはそれぞれに地上でやらねばならないことを見つけていた。しかしアラタだけが「自分たちは本当は地球にいちゃいけない」と言い、望はやはり護星界に帰りたいのではないかと不安になる。
 しかしそんな彼らを、新たな敵が虎視眈々と狙っていた……

 あと二十話もないのに新しい敵組織ですか。一応、約五十話を均等割してるんで最初からの予定なのかも知れないですが、その割にはあまりアラタたちの人間、地上との交流がそれほど描かれてるわけでもない……
 で、今度の敵は機械化された怪人たちで構成される「マトリンティス帝国」。まあ、マトリックスとアトランティスの合成ですわな。総帥は「10サイのロボゴーグ」で、どう考えてもロボコップ。それと女性(型)幹部にエージェントのメタルA(アリス)。声がどう聞いても井上麻里奈です。わかりやすいなぁ。こっちの元ネタはアリス・イン・ワンダーランドもしくは不思議の国のアリスなんだろうか? だとしたらメタルってなんだろう? と思ったら「メトロポリス」だろう、って考察があった。なるほど。女性型ロボット出てたものなぁ。
 ザンKTもなんやねん、と思ったけど、ショートサーキットじゃないか、って考察が。ちょっと苦しい気がするけどなぁ。
 まあ、今回は護星天使がそれぞれ自分の目標を持ってることを再確認する回だったんで、そんなにひどくもなかったです。しかしピーピ虫って、そんなに貴重なのか? 実は真のラスボスはあいつらの気がしてきた。


  仮面ライダーオーズ #5「追いかけっこと巣とセレブ」。映司とアンクの前に現れた鴻上ファウンデーション総帥・鴻上光生。彼は取引と称し、バイクやカンドロイドなどの提供をする代りに、ヤミーを倒して得たメダルの七割を要求してきた。もちろん強欲なアンクがその提案に乗るわけもないが、贈り物にと渡されたカンドロイドの便利さに映司はすっかり乗り気。鴻上はしばらくの猶予を与えると言う。
 アンクはスマートフォンを使って鴻上のことを調べようとするが、簡単に目的がわかるわけもない。そんな時、グリードの一人メズールがコアメダルを集めるためにヤミーを生み出していた。そのヤミーの元になったのは比奈の同級生の山野遙。遙は金持ちの娘であることを鼻にかけ高級マンションに一人住まいし、ブランドものの服やバッグを買いあさるという毎日を過ごしており、それがメズールに目を付けられたのだ。
 そんな密かに動くメズールと映司は偶発的に接触、戦闘になるが、メズールはヤミーの成長の確認を優先し、戦闘を離脱する。だが、映司はメズールが一瞬遙のマンションの方を見たことから、そこにヤミーがいると睨んで訪れる。が、そこにたまたま比奈もやってくる。さらにメダルを取り戻そうとウヴァも襲って来て……

 グリードによってヤミーのタイプが違うらしいってのは前のエピソードで描かれたけど、メズールのヤミーは一箇所に巣を作り、そこで人間の欲望を吸収し続けるタイプ。静かに成長し続け孵化するまで動きがないので、事前に対策を立てるのがとても難しい。もっとも、アンクは成長前に映司が倒そうとしないと言うことでちょっと安心してるみたいだけど……
 グリードの方も、人間たちが自分たちの姿に怯えて逃げるのみではなく物見高く見られネットに上げられてしまうということがわかり、人間の姿になって潜伏する。が、ウヴァ、カザリ、ガメルは声を演じてる役者さんなんだけど、メズールだけゆかなじゃなくって女子高生の姿に……十数年前は中の人もかわいらしいお嬢さんだったんですけどね。そん時は棒だったけど。
 しかしグリード同士でもなんだか不穏な空気が。グリードの中では直情型らしいウヴァが映司を襲うのだけど、アンクと別行動をしていてオーズに変身できずピンチに。そこで活躍するのが通信機能を持つバッタカンドロイド。それでアンクに連絡し、どうにかオーズに返信するのだがヤミーとは桁違いの力を持つウヴァにはやっぱり苦戦。だが、ウヴァの様子から、カザリがウヴァのメダルを一枚奪っていったことを知らないと睨んだアンクが、そのことをウヴァに告げ、カザリの裏切りにショックを受けた隙にオーズが一撃を……カマキリメダル、クワガタメダルゲットだぜ! ということで既にあるバッタメダルを含めて、昆虫系メダルが三枚コンプリート。同じ系統のメダル三枚で変身したコンボフォームは、なにやらひと味違うらしいが……次回予告、分身してない?
 今回のヤミーの犠牲者の遙はわかりやすい非常に嫌なセレブお嬢様。比奈とぶつかって落としたショールを、買ったばかりだというのに「汚れたから要らない」と比奈にやると言い出すお約束。もちろん比奈はもらうわけにはいかないので返しに行くのだけど、そこでヤミーの巣になってるマンションに行ってしまうことに……
 そんなセレブお嬢様の遙だけども、突然父親から会社の倒産を連絡され、大パニック。どうも会話の様子からすると、父親からの愛情をお金と物でしか感じられず買い物依存症に陥ったみたいなんだけど、ヤミーの孵化と関係するのかねえ。


2010年10月04日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その1

  スーパーロボット大戦OG〜ザ・インスペクター〜 #1「赤い衝撃」。
 いきなりすぎて、いろいろわからん……とりあえず「 デバイン・ウォーズ 」から続いており、のっけはデバインクルセイダーズの残党との戦いが各地で繰り広げられてること、そこに謎の勢力がやってくる、って感じなのは掴んだ。一応前作でもおなじみのATXチームがのっけに出てきたけど、その他のチームも出てくるんだよなぁ。やたらとキャラが多い上、前作で出たキャラとなると説明不足も多そうだし、その辺どうなるのかなぁ。

  テガミバチ reverse #1「約束」。
 待ち望んでいたゴーシュとの再会、しかしゴーシュはラグのことも覚えておらず、略奪者ノワールと名乗り、ラグを邪魔者として排除しようとする。という辺りからそのまま続きの第二期。基本安定。「精霊になり損ねた者」率いる体制への反逆者集団がテガミバチの前に立ちはだかるようになりってのは今の原作の展開でも佳境なのだけど、どこまでやるのかな?

  STAR DRIVER 〜輝きのタクト〜 #1「銀河美少年」。
 離れ小島の南十字島。そこにある南十字学園高等部に、流れついた少年、ツナシ・タクトが入学してくる。祖父の紹介により青春を謳歌するためにやってきたと言う彼は、生来のくったくのなさで彼を助けたワコ、その許嫁であるスガタともすぐに打ち解ける。しかし、島と学園にはとんでもない秘密があった。そしてタクトにも……
 CMの「綺羅星☆」と「銀河美少年か!」で全部持ってかれた感じですが、全編そんな感じでした。ただ、基本は学園青春ものらしく、そのセンは外さないんじゃないかと。しかしダムの水面から現れたタウバーンの手の上に乗ったタクトの姿見て、「強力モーター」って文字が出てくるんじゃないかとちょっと期待しました。してたのに!

  心霊探偵八雲 #1「開かずの間」。
 大学生の小沢晴香は人付き合いの悪い同級生、斉藤八雲の元を訪れる。彼女によれば、心霊スポットとして噂になってる旧校舎を一緒に見に行った友人たちが次々と意識不明になったり怪死を遂げたりしているという。それを霊能力があるという噂の彼に解決してもらおうと頼みに来たのだが、晴香は愛想がなく傍若無人で人を食った八雲に腹を立てて依頼を撤回しようとする。しかし八雲の方が興味を持ち、その事件を調べ始めることに。
 え〜っと、作画やキャラは綺麗なんですが、犯人があまりに見え見えなのが……原作の尺を詰めたからなんでしょうか? 原作読んでないのでわかりませんが。 ゴーストハント とか、それ系を期待してたんですが、現時点だとちょっと期待はずれっぽい……


2010年10月06日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その2

  薄桜鬼 碧血録 特別編。最初から総集編。基本、新撰組ものは京都から江戸に撤退してからはエピローグ的なのが多いんで、あまり詳しくは語られないってのはあるんですが、制作体制的にはちょっと不安……
 逆に言えば、マニアックなネタが出るかもと言う期待はあるんですが。史実では既に死んでるキャラも生きてたりするんで、そのへんの始末も含めてどうするんですかね。

  百花繚乱 サムライガール #1「はじめての忠」。墨で局所隠しってのは新しい。もっとも、それ以上ではないですが。それ以外は……うーん。史実との対応もそんなに真面目にやってないみたいだし。逆にどこまで悪のりするか、か。

  えむえむっ! #1「直滑降ファーストラブっ!」。展開早! しほり姫の正体が早々にばれてるよ! コミック版を見る限り結構面白そうなのに、シリーズ構成にちょっと不安。もっとも、砂戸太郎のブタロウぶりは非常によろしいですが。ブタロウは変態だけど実に男らしいってところが、ちゃんと描かれるのかが鍵の気がします。第二ボランティア部とか、弟・息子を(性的な意味で)溺愛する変態姉・母とか、その辺大分説明不足気味の気がするけど、大丈夫かしらん? テンポ自体は層悪くなかった。


2010年10月07日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その3

  荒川アンダー・ザ・ブリッジ×2 #1。まあ、普通に続き。一応、ニノの正体っぽい伏線とかは張りつつ、ではあるけども。まあ普通に続きなので安定してるけども、原作では嫌味があまり感じられなかったところも、ちょっと嫌味っぽくなってしまってたしなぁ。これは作風なのだろうけど、ホント難しい。

  おとめ妖怪ざくろ #1「いざ妖々と」。文明開化と共に妖怪の存在が公に認められ、「妖人」として人と共に暮らすようになった日本。しかし妖人がらみの事件も多く、政府は人間と妖人が協力して解決に当たる「妖人省」の設立を決定する。社会に認められるようになったと言ってもいまだ妖人に対する風当たりが強い世の中だったが、その妖人省に派遣されることになった三人の若き将校のうちの一人、総角(あげまき)景は、それどころではない問題を抱えていた……
 まあ、時代設定、人物配置は「はいからさんが通る」を想像すればわかりやすいかと。ただ、紅緒に当たるのが半妖のお侠な娘で、少尉に当たるのが「妖人嫌い(というより妖人怖い)」のヘタレのかっこつけなんですがw
 総角はホントは妖人が怖くてたまらなくて夜一人ではばかりにも行けないくらいなのに、周囲の目や名門である実家への反発心からそれを隠して妖人省に赴任するのだけど、妖人にびびってるのがばれそうになるたびに華咲かせてごまかしてるのがw でも、結局彼にときめきかけていたざくろにヘタレなのがばれてしまい、面目丸つぶれ。ヘタレなのがわかった瞬間、それまでデレまくってたざくろが「ハァ?」と一気に声のトーンが変わるのが笑えた。
 戦闘シーンは、ざくろが戦ってる間何故か他の半妖の娘たちは枝を手に歌い踊るのだけど、あれはなんかの支援効果があるのかね? それともただの様式美? まあ面白いからいいけど。
 なかなかに(色んな意味で)面白くて、ちょっと期待したいところですわ。

  もっとTo Loveる #1「もう一度ここから/お風呂戦場/チクタクチクタク恋の音」。こっちもTBSネットからUHF局配信に変えてはいるけど普通に続き。っつーか、作画的にかなり「かのこん」「れでぃ×ばと」色が強くなったみたいだけど。他にも短編三話の構成だったけど、この後もずっとこの形式なんですかね? あと、局所隠しがハレーションとか湯気とかというレベルじゃ、既になくなってる……直接的なエロより一期のOPみたいなフェチっぽいセンスが好きだったんですが。


2010年10月08日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 侵略!イカ娘#1

  侵略!イカ娘 #1「侵略しないイカ?/同胞じゃなイカ?/最強じゃなイカ?」。海を汚す人類を侵略し懲らしめるため陸上にやってきた自称海からの使者・イカ娘。が、手始めに拠点にしようとした「海の家れもん」でまったく本気にされず、何故か雰囲気に乗せられて仕事まで手伝わされることに……

 ひねったところのまったくない設定と、「これは面白いのか?」という絶妙な空気により、週刊少年誌の中でも図抜けて濃い連載陣を抱えるチャンピオンの箸休めとしてのポジションを獲得しつづける侵略者日常マンガのアニメ化。ネットでも「どこが面白いの?」と言われ続けてるわりに、妙に愛されてるんだよなぁ。
 でも、2ch漫画板の本スレでは最初あまりの閑古鳥でスレ落ちを防ぐために延々と AA が貼りつづけられたというので笑えないというか、哀愁漂うというか。しかも原作自体よりもその時作られた大量の AA があちこちのスレに貼られることによる知名度の方が高いかもしれないというのが……
 とりあえず、
  イカ娘:アホの子担当
  相沢栄子:ツッコミ担当
  相沢千鶴:最強担当
  相沢たける:がきんちょ担当
  悟郎:海の男担当
  海の家れもん:ずっと夏の海担当
  その他:もっぱら変態
 だけ抑えておけば、まあ問題なイカと。
 でも、水島努監督ということで挙動不審なキャラの動きとか入ると思ったらそんなこともなく、よく動いてるのは確かだけど、原作の話をニコイチとかはしてるけど基本的に忠実に、原作の「なんか見続けてしまう」感が非常によく再現されてる。
 なんだか土曜の夕方辺りにやってたアニメの懐かしさと安心具合と言うか、なんだかんだでイカ娘がアニメ化されたのが嬉しいんだなぁ、自分も。


2010年10月09日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その4

  俺の妹がこんなに可愛いわけがない #1「俺が妹と恋をするわけがない」。主人公・高坂京平には一つの悩みがあった。それは平々凡々な自分と違い、あまりにできすぎた妹のこと。ファッション誌の読者モデルをするほど容姿端麗の上に、成績も優秀、部活でもエースの活躍と、まさに非の打ち所がない。自分とはあまりに違う世界の住人になってしまった妹に、まともに会話することもなく接触も最低限で済ませているはずだったのだが、玄関先で妹が落としたとおぼしきアダルトゲーム(しかもアニメパッケージに偽装)を拾ったことをきっかけに、両親自慢の完璧な妹が「重度の隠れオタク」ということをカミングアウトされてしまう。
 あー、いや、これって萌えるものなんですかね? ツンな妹が「お兄ちゃんなんて好きなわけじゃないんだからね!」と段々デレていって極度に鈍い主人公がサインに気付かず決定的なことはなしという寸止め感を味わうものってことだとは思うんですが……個人的にはちょっとダメかなぁ。いや、作品がダメとかってんじゃなく、リアルに妹がいるので。妹の反応のリアルな部分と、性的なファンタジーの部分とか、どうしても一緒にならず頭ん中で乖離してしまうのですよね。
 ところで、あまりうるさいことを言う気はないけど、エロゲー設定は必須だったんだろうか? まあ、確かに親バレしたらとんでもないことになるけども、あの演出なら普通のギャルゲーでもOKだった気がするのだけど……

  そらのおとしものf(フォルテ) #1「キミも脱げ!帰ってきた全裸王(ユウシャ)」。なんつーか、のっけから酷すぎるw 第一期のOPのセルフパロで智樹の煩悩バージョンになってるし。公式でも「めざせ、先行やり逃げランニング・ホームラン」と書いてあるし。確信犯かよ。一応智樹の見た夢とシナプスとの関係とか、基本は一応シリアスな設定の前振り話。シナプスにあった椎の木の苗が何故か智樹がイカロスと出会った山の上にあるのとそっくりというのは、原作で出てたっけ? 新しいエンジェロイド・アホのアストレアも登場するらしいけど、基本は変わらんのだろうなぁ。

  探偵オペラミルキィホームズ #1「屋根裏の入居者」。偵都・ヨコハマで「トイズ」と呼ばれる特殊能力を駆使し、探偵として活躍していたシャーロック・シェリンフォールドたちミルキィホームズ。が、宿敵の怪盗アルセーヌを追っている最中に謎の爆発に巻き込まれ、トイズを失ってしまう。その日から、ホームズ探偵学園きってのエリート探偵だった彼女らは、探偵失格の落第生の烙印を押されることに……
 この手のヤツで、ネロ・ウルフが元ネタの一つにされるのはめずらしいなあ、としか。デブで出不精で部下に理不尽な罵倒をあびせる、相当クセのあるキャラなのに……話自体は、こいつら基本的に特殊能力におんぶにだっこでその他の技能磨いてこなかったんだなぁ、としか思えないので、あまり同情できない……

  パンティ&ストッキングwithガーターベルト #1「仁義なき排泄/デスレース2010」。ダテンシティに出没するゴーストを狩る二人の天使はビッチだった、というのが基本設定。パワーパフガールズっぽい絵柄でカートゥーン的な演出とかも多用してるのだけど、正直、狙ってるところがわからない……PPGを真似して下品・悪趣味なことをやってやろう、ということなのかもしれないけど、アメコミやカートゥーン独特のニヒリズムではなく、単に大人が頭で考えた「見てる人間の嫌がること」にすぎない。それを、「視聴者がどれだけウンコだのビッチだのをスタイリッシュでカッコイイと言うか」と「裸の王様」的に試そうとしてるようでもあり、同時に「こんなバカなことでもやってみせられるんだぜ」と自分の技術を見せつけるためだけに作ってるようにも感じられ、なんか作風とか関係なしに、なんか上から目線でいやらしいと感じてしまった。別に下品だからどうこうってことじゃなく。そもそも下品が嫌いだったら、モンティパイソンとか好きじゃないしね。
 演出力・技術力は高いだけに、作品作りの大事な部分を見失ってるような気がして、最初から方向性を見失ってるようでなんか惜しい。


2010年10月10日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイジャー#34とオーズ#6

  ゴセイジャー #34「ゴセイナイト・ジャスティス」。4500年前に滅びたマトリンティス帝国の目的が、人間を機械の奴隷にすることだと知り、改めて戦意を燃やすゴセイジャーたち。しかし人間が地球にとってためになる存在だと思っていないゴセイナイトは、ゴセイジャーたちほど乗り気ではない。さらに、メタルAに「地球を汚すつもりはない」と言われて完全に戦闘を放棄。説得しようとする望に「ならば、人間に守る価値があることを示せ」とつきつける。

 わりとのばしのばしになってる、ゴセイナイトとゴセイジャーの目的の違いの話。だけど、なんかあっさり解決したような……まあ、前回の望の行動もあってのことなので、突然でもないのだけど、もう少し引き延ばせる展開だと思うンだけどなぁ。ヒーロー同士の戦いって展開に持って来たくないのかもしれませんが。
 今回の敵は前回のザンKTの改良型、ザンKT2。ショートサーキットは2もあったしねえ。


  オーズ #6「お洋服と契約と最強コンボ」。ウヴァのメダルが三枚集まり、「メダルの本当の力が見られるかもな?」と、同系のメダル三枚のコンボにとてつもない力が秘められてることをほのめかすアンク。しかし映司がそのことを詳しく聞く間もなく、アンクは鴻上にアイテムの使用料の取引について出て行ってしまい、結局メダルの秘めた力については謎のまま。
 その間にも、実家が破産したと聞いた遙はそれを認められず次々と買い物を続けようとし、その欲望を吸い込んだヤミーがついに孵化してしまう。

 欲望は悪いんじゃなく、欲望をどうするかが問題なんだ、ってまあ、玩具販促の意味合いもある番組で、「欲望はいけないな」って話にはもってけないですわな、ってのは、とりあえずおいといて。
 遙が浪費に走る理由は、金持ちではあるけどセレブとは言い難い田舎の出であったコンプレックスから、ブランド品を買いあさることにより自信を持てるという理由。うーん、このへん、女性に特有の感覚なのかなぁ。
 結局そんな遙の欲望を吸収し、大量のピラニアヤミーが出現する。
 そのピラニアヤミーの大群に、とりあえずライドベンダーで対抗しようとする映司だけども、何故かライドベンダーがバイクに変身しない。というのも、アンクが鴻上を始末してファウンデーションのメダルシステムをタダ乗りしようとしてたのに対し、鴻上が事前策として、自分の意思でシステムを停止できるようにしてたため。メダルシステムに既に依存してたオーズを見て、アンクは結局折れ、回収したセルメダルの60%を上納することで手を打つことに……ところが、ライドベンダーが変形しなかったのは鴻上の意思でもなんでもなく、リモコンで後藤がコントロールしてたから。鴻上は自分が始末しようとしてたことも読んで出し抜かれていたことを知り、アンクは臍を噛むが後の祭。特に、鴻上が死んだらメダルシステムが使えないとアンクが思い込んでしまってるので……
 でも、アンクって交渉相手としては結構チョロいよな。
 で、妥協しきったアンクがもたらした同系メダルのコンボ「ガタキリバコンボ」の特殊効果は、分身。大量発生したピラニアヤミーを分身して迎え撃つオーズ。ピラニアヤミーは殲滅するものの、コンボの特殊能力の強力さに対する消耗も激しく、戦闘後の映司は疲労困憊で倒れ込んでしまう。
 コンボがあまり使えない理由なんだろうけど、少なくともグリードの数だけコンボがあるわけで、逆にコンボの使いどころが難しくなったような。
 次回は、ネコ系カザリのコンボが発動するらしいけど、どんな特殊能力なんだ?