2009年10月21日(水) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ] 蒼天航路#26
蒼天航路 #26「心の闇」。ひとまずの最終回。関羽は劉備の家族を守るために曹操の軍門に下るが、曹操の下で自身の新たな資質に目覚めていく。曹操と袁紹の戦いも火ぶたを切ったばかりで、第二期を狙ってるのかな。やっぱり。クセのありすぎる原作をどう料理するのかと思ったけど、意外と頑張ったなぁ、という感じ。これが並の原作だったら十分及第点だったんですが、原作が破格すぎるからなぁ……
終盤になって劉備も活躍しだし、これからというところなので続きを見たくはあるのだけど。
■ [その他] これは流石に予想外
日本郵政社長に斎藤次郎元大蔵事務次官 ( 産経 )。いくらなんでもこのタイミングで自分で官僚天下組を出してくるとは思わなかった。しかも、小沢氏が自民党時代赤字国債を乱発してた時からの相方で、細川政権時には福祉税を唱え、その後小沢と近しすぎたことから風当たりが強くなり退職、東京金融取引所に天下ったとのこと……うわぁ。あからさますぎなだけじゃなく、どう考えても小沢の手先じゃん。これでもマスコミはスルーなのかなぁ。それとも 中日新聞みたいにこういう狂った擁護 をするんだろうか?2009年10月22日(木) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ] DARKER THAN BLACK〜流星の双子(ジェミニ)〜#1、#2
DARKER THAN BLACK〜流星の双子(ジェミニ)〜 #1「黒猫は星の夢を見ない・・」、#2「堕ちた流星・・・」。トーキョーエクスプロージョンから2年後、ロシアのハバロフスクで暮らす日系ハーフの蘇芳・パブリチェンコ。写真が趣味の普通の中学生に見える彼女だったが2年前のあの夜、父パブリチェンコ博士と双子の弟紫苑と野外で天体観測を行っていた際、原因不明の隕石の直撃を受けていた。彼女と父は無事だったものの、紫苑は大けがを負ってしまった。それでも一命は取り留めたものの、彼の身には大きな変化が……そして蘇芳自身も契約者たちにまつわる事柄と無関係ではなかった。パブリチェンコ博士はME研究の第一人者であり、両思いの男の子に告白されたばかりの同級生も、突然契約者となり国の組織に接収されてしまう。
偽りで繕われた日常を送る中、家に帰った蘇芳は家の様子がおかしいことに気付く。何者かが家と隣接する研究所を急襲していたのだ。紫苑の姿を探す蘇芳だが、部屋に紫苑はいない。弟を捜す彼女の頭の中に、「逃げろ」という弟の声が聞こえる……紫苑は2年前の事故で契約者になっていたのだ。
しかし父を捜し父の部屋に向かった彼女が見たのは、目を見開き息絶える父、そして、その傍らに立つ仮面姿の黒い男だった。
研究所に研究員として入り込んでたMI6の契約者、エイプリルの手引きにより研究所から逃げ出した蘇芳。しかし蘇芳を紫苑と勘違いした別のエージェントとの戦闘に。エイプリルはそのエージェントを倒すが、彼女もまた、例の仮面の契約者の手にかかる。
仮面の契約に連れ去られそうになる蘇芳だが、肌身離さず持っていたカメラのフラッシュで目くらましをし、別の契約者の乱入もあり、間一髪、逃れることができる。
しかし、友人の家に助けを求めるも、友人たちはMEで蘇芳に関する記憶を抹消された後。頼る者もなくさまよう彼女だったが、友人のニカと出くわす。契約者になった級友ターニャの恋人だった彼は、ターニャの「能力」で怪我を負い病院に接収、しかしME処理を施される前に逃げ出すことが出来たため、彼女のことを憶えていたのだ。
たった一人であっても自分の事を憶えている人間に出会え安心した蘇芳は、秘密の隠れ家で「仮面の契約者」への反撃の準備を始める。
そして仮面の契約者――BK-201=ヘイに出会うのだが、彼女が目標の紫苑ではなく、また紫苑の居場所も知らないと知ったヘイは彼女を解放しようとするのだが、彼女を紫苑と勘違いしたままの別の契約者が現れ、蘇芳とヘイを襲い出す。しかし彼女にもはや何の関係もないはずのヘイは、彼女を守って戦い、相手の契約者を倒す。が、とどめを刺そうとした瞬間、仕掛けられていた罠が作動、ヘイは電撃のような攻撃を受ける。
そして日本、東京で星空を見ていた女性――元公安外事第四課課長霧原美咲は、BK-201の星が流れるのを見る。
掘勝之祐〜〜!
ってのはともかく、今期一番期待の作品。ウソと故意の盲目の上に成り立った平和な学園生活を送っていた蘇芳。緩やかに浸食されつつも平衡を保っていた日常は、何者かの突然の襲撃で終わりを迎える。目的はパブリチェンコ博士の研究データ。そして、契約者となった紫苑。それと……
公式のキャラ紹介ページの情報が、ウソじゃないけど開始15分で崩れるってのはどうよ? いや、そのスピード感がたまらないんだけど。
父親が殺され、弟も行方不明の中、蘇芳は彼女を紫苑と間違えたエイプリルに連れられ、研究所から逃げ出す。しかしエイプリルもまた別の契約者に殺され……それは、無精ヒゲを生やしすっかりうらぶれた雰囲気のヘイ。パブリチェンコ博士を殺したとおぼしき者もまたヘイ……しかしその傍らにはインの姿はない。この二年の間に何かあったらしいけど、かつての面影がすっかり消えてるとは、何があったんだろう? つか、エイプリルもう退場かよ!
そして今回新たにメインキャラになるらしい日本の特殊機関・三号機関の契約者たち。鎮目弦馬と葉月水無。水無はものを自在に刃物に変えられるが、対価は異性とのキス。しかも使用頻度に応じて濃厚さが変わるッぽい……弦馬の方はコンクリートや鉄骨を身にまとう能力で対価を出してはいないけど、感情の起伏を出さないのが常の契約者らしくなく、感情豊か、あるいはそのように見せかけてる、あまり契約者っぽくない契約者。この二人がどう関わってくるのか……あるいは、あっさり退場するのか。
ヘイはうらぶれ、CIAの汚れ仕事をしながらも、銃撃に巻き込まれそうになった蘇芳を助け、また別の契約者からも守る。しかし、三号機関の罠にかかり、ヘイの星が流れて堕ちる。次回予告ではヘイは生きてるみたいだけど、契約者としての死を意味してるんだろうか? 蘇芳を助けた三号機関の目的は元々ヘイで、ヘイは能力を失う? 姿を消した紫苑の能力と目的は?
のっけから各勢力入り乱れる結構複雑な展開だけども、期待通りの出来でやっぱり楽しみですわ。
2009年10月23日(金) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ] ささめき#3とにゃんこい#2
ささめきこと #3「ファーストキス」。忘れ物を取りに来た汐と純夏は教室でキスをする女子二人を見てしまう。逆行で誰かはわからなかったものの、それに当てられて汐は「私もキスしたい……」とまたまた暴走し出す。純夏は自分が名乗り出ようとするもののいつものように自爆。理科室の人体模型まで練習相手にしようとする汐だったが……「自分より背がちっちゃい人じゃないと」、と言われてしまった純夏。「あの子だったらいいのになぁ」と朱宮の女装姿・アケミの名前を出してしまわれて、意中の純夏に逆に睨まれる朱宮君があわれ。
ファーストキスはやっぱロマンチックにしたいよね、という汐は「そうだ! 練習しよう!」と思い立つが、「練習したらそれがファーストキスになっちゃうじゃん! ダメじゃん!」と……気付よw
自分より背の低い相手じゃないと、という汐に振り回される純夏だが、朱宮との会話を聞かれて汐に好きな人が出来たと誤解され、「練習相手になってあげる」と……誤解もいいところなのだが、それでも汐とキスができる(ただしお面越し)と、つい言葉に甘えてずるずると……そしてその二人を見守る別の女子……もうそろそろ女子部発足か?
にゃんこい! #2「その男、下僕?」。呪いのために仕方なく猫の頼みを聞く日々が続く潤平。せめてもの憩いは目前に迫った文化祭でやるクラスの出し物・メイド喫茶で楓のメイド姿が見れること。しかしそんなささやかな幸福をぶちこわしにするのが幼なじみの住吉加奈子。ギャル丸出しのマンバファッションになりはててしまった彼女とは何時の頃からか犬猿の仲の天敵になってしまっていた。が、そんな学校にもニャムサスとタマが……どうも学校に棲み着いた野良猫から依頼があるらしい。教師に見つかってしまい住み家を移らないといけなくなったが、その前によく世話をしてくれた女子生徒を見つけて、お礼を伝えたいという。
野良猫の世話をするだなんてどんな心優しい乙女だろうと妄想する潤平だったが、その場に現れたのは天敵の加奈子だった……
第二ヒロイン(当て馬とも言う)、加奈子登場。小さい頃から男友達のようにつきあってきた彼女だが、ある日、彼女から貰ったニャムサスのぬいぐるみを別の女生徒にあげているところを見られ、それ以来あってさわると喧嘩ばかり。高二になって同じクラスになってしまい無視し続けるわけにもいかなくなってしまったのだけど……中学生のときはまだ可愛かったのに、高校デビューひどすぎw
そんな彼女に猫のお礼を伝える依頼を受けてしまった潤平だが猫と話をしてるところを見られてしまい、それをネタに脅され文化祭で振り回される。彼女が一体何をしたいのかわからない潤平だったが、加奈子の啖呵から小学校時代のぬいぐるみのことをようやく思い出す。
しかし考えている最中にどっかの生徒が横着して窓から捨てた水が加奈子に……そして化粧が恐ろしいことにw ぬいぐるみのことに思い当たった潤平は誤解を解こうとするが、その矢先二人を見つけた楓が化粧どろどろの加奈子を見て、着替えと化粧直しに連れて行ってしまう。そいでもって、新生加奈子w なんでヤマンバメイクなんかしてたんだか……
結局、実はぬいぐるみはあげたわけではなく、見せていただけ。それを加奈子が誤解したのだが、世話してた猫がいなくなって落ち込む加奈子に、その事を伝え、「きっとあの猫もお前のことを忘れないよ」と……臭いセリフに笑いまくりの加奈子だったが、それでも潤平の心遣いに感謝する。そいでもってフラグ立ちまくり。楓よりこっちとくっついちゃえばいいじゃん。
■ [その他] HMOがNHKに出演
「アニソンSP.2」追加アーティスト発表!!! ( NHK )。無論中の人でなく楽曲だとおもいますが。元曲であるYMOの許可も得て一般流通でCDも出したわけなので、何隠れるところもないわけなのですが……アニソンじゃないだろう、と野暮なツッコミもしてしまったり。でも楽しみなのは間違いないです。録画を忘れないようにしないと。参考: PAW LABORATORY (初音ミクオーケストラ(HMO)の楽曲頒布してるサークル)
2009年10月26日(月) 旧暦 [n年日記]
■ [特撮] シンケン#35とダブル#8
シンケンジャー #35「十一折神全合体」。牛折神の車輪になっているディスク、そのディスクに全ての折神の力を集結させる可能性があることがわかる。だが、長い間歴代シンケンジャーが暴走に苦しんできた牛折神のディスク。失敗してとんでもない結果になるのではないかと、ひとまず全合体は様子見に。そんな中、流ノ介が不審な行動を見せる。流ノ介は昔の歌舞伎仲間の公演準備の様子を見に出かけていたのだが、公演実現を目の前にして姿をくらませた流ノ介のことを、かつての仲間たちはあしざまに罵る。流ノ介が姿を消したのはシンケンジャーとしての使命の為なのだが、それを伝えるわけにもいかず、歯がゆい思いをする流ノ介。そんなとき、街中で手当たり次第にものを食らうアヤカシが現れる。たまたま遭遇した流ノ介は単身シンケンジャーに変身して立ち向かおうとするが、こともあろうにショドウフォンを食べられてしまう……侍で歌舞伎役者って、何度聞いても違和感があるのだけど……芸能関係はどんなに高名でも基本的に身分外身分だったから、侍が歌舞伎役者になったりするときは絶縁状態じゃなきゃ無理なはずだったんだけどなぁ……
それはそうと、流ノ介の事情を知らず逃げ出したと誤解し、彼のことをあしざまに言うかつてのライバル。流ノ介も姿を見せて弁解したいが、生真面目な流ノ介のこと、シンケンジャーの使命を軽々しく話すことも、言い訳のようなマネをすることもできない。しかし、かつてのライバルも口では裏切り者呼ばわりしながら表現に行き詰まった中、流ノ介の助言を内心は欲していた。
それと、薄皮太夫と十臓、本格的にアクマロの用心棒的役割に。なんだかドウコクとシタリ、すっかり影が薄くなってしまったような……
そいでもって今回の本題、十一折神合体・シンケンハオー。かつてのライバルと舞台の上で理解し合い、わだかまりを解いた流ノ介の命名だけど、流ノ介、こういう時異様にノリノリだよなぁ……
シンケンハオーのデザインは、なんというか、小林幸子? 牛折神がせり出しの台みたいになって、余剰パーツがいろいろくっつくような形……いや、これはアリなのか? これはこれでアリな気もしないではないけど。
仮面ライダーW #8「Cを探せ!/ダンシングヒーロー」。コックローチドーパントにルナ、トリガーのメモリーに続き、メタル、ヒートのメモリーも奪われてしまったダブル。それもこれもフィリップが途中で気を逸らしたせいと怒る翔太郎だが、フィリップはヘブンズトルネードが見られないことにショックを受けてどこ吹く風。翔太郎は仕方なしに依頼人だった弾吾に怒りをぶつける。
弾吾の話によると、かつてたまたま知り合いパートナーとなった千鶴だったが、ある日突然姿を見せなくなり、シンクロナイズドスイミングを始めたと知り、自分とダンスが捨てられたと激昂、本当に何か起こるとは思わず腹立ち紛れに「闇の仕置人サイト」に千鶴の駆除を依頼してしまったという。しかし、その後そこに書き込んだ依頼の相手が実際に襲われたと聞き、自分のしでかしたことを後悔、鳴海探偵事務所に依頼をしてきたのだという。
振り回された形になってしまったが、依頼を受けた以上は仕方ないと、サンタちゃんからコックローチドーパントの正体とおぼしき者が書いた、駆除の様子を書かれた同人誌を見せられる。発行人は不明だが、同人誌に書かれた風景から相手の住み家を探し出す。
一方、フィリップは弾吾と千鶴が仲直りしないとヘブンズトルネードが見られないと、二人を仲直りさせようとまた一人で暴走し出す。
わからないことが我慢できないフィリップの暴走ぶりがメインで、そこは面白いのだけど、同人誌のくだりとか、戦ってるダブルに合わせて突然ダンスしだす弾吾とかが強引かなぁ……
コックローチドーパントの正体は同人漫画描きで、自分をヒーローに見立てて駆除の様子を描いた同人誌を発行していた。けど、奥付とかがなくてもいろいろ足がつかないか、それって?
千鶴は自分を襲わせたのが弾吾だと聞き、彼との対話を徹底的に拒否するが、フィリップは二人をリボルキャリーの中に閉じ込めるという作戦を敢行。もちろんそんなことで仲直りするわけもなく、逆効果かと思われたが、フィリップが外から流した千鶴のシンクロの練習テープが、弾吾と一緒に踊っていた曲だったことから誤解が解ける。弾吾と一緒に踊り自分がどんどん上達していくことを実感してた千鶴だったが、一方で自分の技量が弾吾に及ばず、与えられるだけな事に満足できなくなり、逆に弾吾に与えられる何かを見つけようと、シンクロを始めたのだという。でも、いきなり音信不通はやりすぎだろう……
二人の会話から、フィリップは見られなかったヘブンズトルネードの本の鍵が「二人のリズムの波」にあることに気付き、あこがれのヘブンズトルネードの検索に成功する。そして、さらに弾吾とのセッションでダブルに変身した自身がヘブンズトルネードを演じることに。いや、それは強引すぎるだろう……
亜樹子は無邪気にヘブンズトルネードを体験できたことを喜ぶフィリップを見て、ダンスに興味を持ったと勘違いするが、フィリップはもう得てしまった知識には見向きもせず、結局落胆することに。
それにしても霧彦さん、ダブルと戦ったのはまだ二回ほどなのに、ヘタレ化が激しすぎるような……
2009年10月27日(火) 旧暦 [n年日記]
■ [その他] どう考えても真っ黒です。
匿名献金の大半、鳩山家から 偽装総額2億円 ( 朝日 )首相、献金問題「私がしたわけでない」 ( 日経 )
パーティー券収入も水増し 鳩山首相資金管理団体 ( 朝日 )
この件は朝日が良い具合に食らいついてるなぁ。政治面では相変わらずあの所信表明を「画期的」とベタ褒めだったけど。政治部と社会部の方針の違いによるねじれなんだろうなぁ。
それはともかく、常識的に考えて第一秘書とは言え秘書が鳩山家の資産を勝手に動かすことができるわけがなく、それを鳩山氏が「知らない」と言い切るのは不自然に過ぎるんですが……
それにもし本当に知らないにしても(だとしたら管理能力不足の露呈だけど)、以下のようなことを言ったのは他ならぬ鳩山氏本人。
私は政治家と秘書は同罪と考えます。所信表明もそうだけど、この人は本当に口先ばかりだな。それでも実力が伴ってればまだいいのだけど、ヘボ指揮者っぷりが目立つばかりだものなぁ……
政治家は「あれは秘書のやったこと」と嘯いて、責任を逃れようとしますが、とんでもないことです。
政治家は基本的に金銭に関わる部分は秘書に任せており、秘書が犯した罪は〜 政治家が罰を受けるべきなのです。(抜粋)
故中川昭一氏に旭日大綬章 政府が閣議決定 ( 産経 )。それにふさわしい功績があったと思うけど、正直、生きてる間にちゃんと評価してやれよ、と思わずにはいられない。さらに今の政府はそういった評価をせずに酔っぱらい会見で激しく責め立てた民主党だけに、「どの面下げて」という感想も出ないことはないのだが、それを言ってはお終いなんだろうなぁ。やり方が低レベルとは言え、政争なんだし。
2009年10月28日(水) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ] 空中ブランコ#1と君に届け#1
空中ブランコ #1「空中ブランコ」。サーカスの花形、空中ブランコのフライヤーである山下公平は絶不調の最中。新しく雇い入れられた外人のパートナーのせいだと何度も訴えるが、聞き入れられず、逆になだめられて不眠を理由に精神科医に行くことを勧められる。しかたなく公平が行った先には、着ぐるみをきた奇妙な精神科医・伊良部がいて……ノイタミナ枠の新番組。いや、まあ、話としては面白いのだけど、演出とか画面効果がまた随分とクセがあるなぁ……おかしな精神科医と本人は大まじめなんだけど端から見てるとちょっと笑ってしまうような患者たちのアレコレ、という感じか。主題は面白いけど、この演出がなじめるかどうかで、ちょっと今後の視聴を考えよう……
君に届け #1「プロローグ」。常に不気味な雰囲気を漂わせている女子高生・黒沼爽子。呪いの日本人形のような外見から、「サダコ」と呼ばれ歩く学校の怪奇スポット扱いされていた。が、実は当の本人は生真面目で優しいけど人との接し方がわからない、不器用な女の子だった。そんな彼にただ一人気さくに話しかけてくる同級生の男の子、風早翔太。爽子とは反対に爽やかさを身にまとい、自然とクラスメイトの中心になる彼を、爽子はあこがれのまなざしでいつも見ていた。
そしていつしか夏休み直前、風早の発案でクラスで肝試し大会をすることになったが、爽子は自分の殻をやぶりたくて、肝試し大会への参加を決意する。そして放課後、クラスでクラスメイトのギャル二人、千鶴とあやねが「サダコがお化け役したらみんながびびるんじゃね?」と爽子をからかうように話をしているのを聞いてしまうが、人の悪意というものを知らない爽子は会話に乱入しお化け役をすることを宣言するが、霊感がないことまでカミングアウト。ピントがずれているが、素直でけなげな爽子に感じ入るものがあったギャル二人は、爽子に感動して彼女をはげます。
そして肝試しの晩。爽子のお化け役に阿鼻叫喚の大騒ぎで大いに盛り上がるが、たった一人でやってきた風早は、一目でお化けが爽子だと見破る。さらに千鶴とあやねも差し入れを持ってやってきて、これまであこがれてきた、クラスメイトとの和気藹々とした語らいが実現したことに感動し、その機会をくれた風早に感謝する。
しかし、ゴールまで到達できなかった風早にクラスメイトは罰ゲームとして「サダコと一週間つきあうこと」と言い出して盛り上がる。そんなクラスメイトに、爽子をかばって失礼だと起こる風早。爽子は、このままでは風早に迷惑がかかると、クラスメイト全員を前に、はじめて自分の正直な気持ちを話す。
ホラーな主人公の少女マンガっていうと、 ヤマトナデシコ七変化 があるけど、当然ですがまったく違います。w
つか、最近能登はどこか突き抜けたのか、ささやきボイスは変わってないながらもすんげー開き直りを感じるというか、むしろ底意地の悪いキャラが似合いそうな感じの図太さが演技に感じられるのだけど、これはかなり良い感じにマッチしてると思う。
みんなから誤解され恐れられてるけど本当はとっても良い子(その代わり、かなりずれた性格をしてる)の青春ラブストーリーで、ちょっと爽子が良い子過ぎるとか、クラスメイトが素直すぎるとか、感じはするけど、でも面白いと思えるのだよなぁ。
「君に届け」ってのは、爽子が風早やクラスメイトに自分の本当の気持ちを伝えたい、ということかと思ったら、実は風早の方が爽子に……あ〜、そういうオチですか。(まだ初回なのにオチって)
ひたすら甘ったるいラブストーリーを繰り広げる主人公たちはさておいて、ことサブキャラでは妙に侠気の篤いギャル二人組がなかなか良い味を出してるなぁ。
2009年10月29日(木) 旧暦 [n年日記]
■ [その他] いろいろひどい
昨日の国会答弁の記事を見ていたら、記事では鳩山氏優勢みたいな書き方だったのに、実際の答弁は鳩山氏が谷垣氏の質問に具体的なところは答えず理念やおおまかな方針を答えてるだけという、野党時代とまったく変わらないことを言ってるだけだったので脱力。まあ、期待はしてないんですが、予測くらい裏切って欲しかった……さらに、予算についての批判に対し、「こんな財政状態に誰がした!」と逆ギレしてたり、「埋蔵金がないと言ってたのは自民党じゃないか!」とか言い出してるのはもう、こいつなんとかしろとしか……
ちなみに今の借金の大半を作った海部内閣と村山内閣時代、鳩山氏、小沢氏はもちろん自民に所属しておりました……(それどころか海部内閣では小沢氏は自民党幹事長、村山内閣では鳩山氏は官房副長官……)
ひどいと言えば、関門海峡の護衛艦と韓国籍コンテナ船の衝突事故も。情報が出れば出てくるほどコンテナ船の過失・判断ミスの色が濃厚になってきてる。昨日言われていた「左側に出て追い越したのは海保の指示」という報道も、よくよく続報を見てみれば、
「コンテナ船が前の小型船の二倍の速度で近づき、右側から追い抜こうとする
→そのままだとコンテナ船座礁、あるいは小型船を巻き込む危険があり、小型船から海保に連絡
→海保、小型船に右に寄るよう指示すると同時にコンテナ船に追い越すなら左側から追い越すよう指示(これは小型船からの提案だったという話も)。また、その際に左側に護衛艦が近づきあることも警告(コンテナ船も認識)
→操舵ミス(予想外の潮流の速さでという仮説もあり)で船体が横を向く形になる
→護衛艦、逆進をかけるが間に合わず、衝突」
ということらしい……これを見る限りコンテナ船の危険運航に端を発する事故であり、この流れが正しいなら護衛艦も海保も過失らしい過失は見あたらない。
でも、第一報の時点、また今日の報道でも護衛艦の回避ミス、という論調が強かったのだとか……おいおい。
■ [アニメ] キディガーランド#1と流ジェミ#3とささめき#4
キディガーランド #1「ラッキー・アイテム」。銀河系政府の機関「GTO」。その本部内の喫茶店「タッチ&ゴー!」で働くウェイトレス、アスクールとク・フィーユは銀河系の様々な犯罪や紛争を収める特殊なエージェント、ESメンバー……の候補生。やる気はあるのだが思考がついていかないアスクールのドタバタに、ク・フィーユが振り回されるのが日常になっていた。が、いつも通りのドタバタを繰り返していたはずのGTO内に武装した一団が、見学客を装って侵入した。彼らの狙いはGTO長官イヴェール。主立ったESメンバーが任務で離れてしまっている中、アスクールは自分がやるしかないと彼らに応戦する。かなり長いこと企画が動いてるという話のあったキディグレイドの続編ですが……え〜、正直言って、前作がどんな話か忘れました。トゥイードゥルディ、トゥイードゥルダムはなんとなく憶えてるんだけど。
今回は「(パンツ)はいてない」のドタバタと、テロリストと応戦するアスクールのキャラと特殊能力(比較的短距離のテレポーター)か。まあ、期待できるかと言えばようわかりませんが……ただ、サブタイトルの出方が「ギャラクシーエンジェる〜ん」を連想してしまい、なんと言うか……
DTB 流星の双子 #4「氷原に消える……」。日本の特殊機関・三号機関の罠にはまってしまったヘイ。そのトラップに蘇芳も巻き込まれるが、その時胸のペンダントの流星核から何かの力が彼女の中に流れ込む。
その影響でトラップも破壊され、蘇芳のペットのモモンガに取り憑いていたマオの助言により二人はその場から逃げ延びる。蘇芳の隠れ家に逃げ込んだ二人だが、一体何が起こってるのか、どうして父を殺したのか、なんでこんなことになったのか、消え去ってしまった日常を返せとヘイをなじるが、ヘイは弁解も説明も何もしようとしなかった。
その頃、ロシアの諜報機関は紫苑(蘇芳)の居場所を探ろうと、契約者になったターニャを使いニカに接近、彼を利用して駅から逃げようとする紫苑とヘイの居場所を突き止める。契約者たちや兵士たちが入り交じっての戦闘、破壊の惨状。ターニャに騙されてなお、彼女に追いすがり元に戻そうとするニカを、ターニャが殺そうとするのを見て、蘇芳の中で何かが起こる。
マオ、生きてたのか……って、「動物に精神だけを取り憑かせる契約者」だったマオは黒猫に憑依してる間に本体を失い、そのまま猫の姿でいることになったのだけど、猫の脳の容量では彼の人格を支えることができず、外部のコンピューターとリンクして補助している、という設定だったっけ。そのマオはヘルズゲート内の影響で能力が消え失せてしまうことでその意識も消滅したはずだったのだけど、バックアップ側から「事件の顛末の直前」までのマオが復活させられたらしい。こんどはモモンガですかい……
そしてヘイ。契約者と人間の両方の未来を守ることを選択したはずの彼が、うらぶれ、そしてインの姿も見あたらないのは何故か。二年間の間に何かあったらしいけど、インのことをマオに聞かれ、「あの女を殺す」と……アンバーの時と似てるような……
が、そのヘイに大きな変化が。BK-201の星が「流れた」のではなく消え、ヘイも生きてはいるものの能力を使うことが出来ない様子……
そして、その彼を追う女、霧原美咲。トーキョーエクスプロージョン事件での勝手な行動の責任を問われてか、一般警察署の署長に「左遷」させられていた。彼女の父親にすればこっちの方がまだ安心だったのだろうけど、彼女の前に「三号機関」のエージェントが現れる。って、デューク東郷ですか!? かつての部下、斎藤から「三号機関には近づかないように」という警告があったにも関わらず、BK-201=ヘイの所在をエサにどうも一本釣りされた模様。これだから恋する乙女って奴ぁ。
そして、トラップと流星核の影響か、蘇芳も契約者として目覚めてしまう。隠れ家にニカがしまっていた対戦車ライフルを何もないところから作り出す。デグチャレフか、これ? 蘇芳の能力は物質の(一時的な)顕在化か? 少なくとも対価が折り紙を折ることなのは間違いなさそうだけど。ヘイの能力喪失と、蘇芳の能力獲得。あのトラップって一体何だったんだろう? 各国が狙う紫苑よりヘイの方を優先するのは何故? ヘイがジュライを同行させた理由は?
しかし、対価がお灸ってのは……あと、予告に出てたオカマのママって、まさか……
ささめきこと #4「4+1」。仮面越しのキスのことが翌日になっても頭から離れない純夏だが、そんな彼女の気も知らず、汐はきよりのお薦め美少女にチェックを入れては喜んでいる。その美少女たちの中の一人、クラスメイトの当麻みやこと王子様タイプの蓮賀朋絵のあからさますぎるスキンシップに、先日放課後の教室で見たキスしてたレズカップルが彼女らだと気付く純夏。しかし、すれ違いざまに朋絵から「見てたよ」と……
汐とのキス(の練習)のことだと察した純夏は「脅迫するつもりか」と朋絵に詰め寄るが、朋絵の用件は脅迫などではなく、女の子たちだけで放課後に語らう女の子のための部活「女子部」を作ることだった……
メインキャラ二人追加。王子様キャラの朋絵と、腹黒小動物みやこ。汐とのキス(の練習)を見られただけでも心穏やかではいられないのに、汐に片思いしてることを指摘される。というかカマかけられてばれたんだけど。
そして言い出したのが「女の子だけの部活、女子部を作ろう!」……って、バカ?
最初はけんもほろろに断る純夏だったが、女子部の説明を受けた汐が大乗り気に。こいつもバカ?
美少女との語らいを楽しみにしながらも、どうせなら純夏と一緒の部活がいいから、と女子部を諦めようとする汐にデレまくって、「女子部、いいじゃないか! 女の子? 好きになるなる!」と一転してやる気になる純夏……やっぱりこいつもバカ?
極め付けの大バカはBGMで流れた「女子部の歌」なんだけど。この番組、音楽が秀逸なのだけど、大まじめにこんなバカなことをやられるとサントラが欲しくなってしまうじゃないか。
閑話休題、しかし部活の申請をするためにはあと一人必要。汐好みの外見の「女の子が好きな女の子」を探し出すため、朱宮に女装させて片っ端から告白させてみる純夏……ひでえ、自分の事が好きだと言った相手に。あんた鬼だよ!
しかしもちろんそんな相手が都合良くいるわけがなく、朱宮を置いて新しい候補者捜しに行く純夏。その最中、「でももし、そんな子がいて汐と両思いになってしまったら……」と思い悩む。が、そんな悩みも吹っ飛ぶ事態が発生する。純夏を探していた汐が女装姿の朱宮を発見、勝手に赤い糸を感じてしまい、彼女(彼?)を女子部に……かくして女子五人(ただし一人は女装少年……)による「女の子が好きな女の子のための部活」女子部が発足……してませんw やっぱ申請却下されてるじゃん。まあ、当然なんだけど、純夏も汐のことに目が思いっきりくらんでたなぁ……
2009年10月30日(金) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ] にゃんこい#3
にゃんこい! #3「君の名は」。春、入学式の日に猫になってしまい桜の木の枝で立ち往生してる夢を見た潤平。それを助けようとしてた楓の上に落ちるところで目覚める。潤平にとって、入学式のあの日が楓との思い出の始まりだった。が、それとは関係なくやっぱり猫の願い事に振り回される日常。ニャムサスらに早く働けと急かされるが、そこに現れたのは郵便配達のバイトのお姉さん、望月千鶴。郵便配達人なのに方向音痴という致命的な欠陥を持つ千鶴に頼まれ、道案内をするはめになる。
ニャムサスが丁度良いとタマに猫の願い事をあつめさせ、潤平は行く先々で猫の願いを聞かされることに。愚痴りつつも千鶴のナイスバディに惑わされたり、オヤジ丸出しな発言でからかわれたり。しかし千鶴や猫に振り回されながらも千鶴といつしか打ち解ける。
が、行く先々で妹や加奈子たちと出くわし、誤解を恐れて逃げ惑うことに。挙句は千鶴にハグされてるところを楓に見られてしまい……
ヒロイン三人目(?)登場? 方向音痴のポストウーマン。見た目はナイスバディ、中身はオヤジ。そのいじくりに潤平なすすべなし。
でも、郵便配達の仕事にやりがいを感じてるのに、潤平はちょっと見直すのだけど、やっぱりトラブルメーカーなのには変わりなく、彼女の過剰なスキンシップを妹や加奈子、挙句は楓に見られて誤解されまくり。
で、後半は潤平が楓に会ったときの回想。入学式の当日桜の木の枝に登ってしまった子猫を助けようとして、立ち往生してた楓と出くわす潤平。天然ボケな彼女に振り回されつつも、その笑顔と優しさに心惹かれることに……いや、でも普通に加奈子の方がいいと思うけどなぁ。冒頭で潤平と一緒に下校する姿は、普通にリア充カップルだし……ちくしょう!
まあ、無自覚にフェロモンばらまいてる楓はともかく、最後に不穏な人物登場。って、小林画伯ですか。また変なキャラそうな……
■ [その他] 五代目三遊亭圓楽師匠逝去
三遊亭円楽さんが死去…76歳肺がん ( 読売 )。圓楽師匠というと長らく「笑点」の顔だったわけですが、当然立川談志時代は知らず、三波伸介もほとんどおぼろげな記憶なので、笑点というとやっぱり圓楽というイメージが強い。話自体は際だって面白いという感じではなく、「上手くこなす」という印象だったけど、お弟子さんからはなんだかんだと慕われてたんだろうなぁ、と思える。
やっぱ圓楽師匠というと、歌丸、木久蔵(現:木久扇)、楽太郎(現:六代目圓楽)、小遊三、こん平との顔ぶれを思い出してしまうなぁ。
2009年10月31日(土) 旧暦 [n年日記]
■ [その他] 今井商店、なくなってたんだ……
今日、大須に出たら今井商店がなくなってて、代わりにカジュアルショップが入ってた。あれ? いつの間に? と思ったら、三月に倒産して、六月に閉店在庫処分セールをしていたらしい……むかしから当然のようにあるものと思ってたのでなかなかショック。どうも地価高騰に伴う家賃上昇が発端となり、最後には融資詐欺にも引っかかったという噂も……なんか鬱になりそうな話だ。今井商店でもそうだけど、大須の色がどんどん塗り変わっていくのは仕方ないとは言え、雑多な雰囲気が消えていくようでなんとも言いようもなくさびしい。