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2009年06月21日() 旧暦 [n年日記]

[その他][アニメ] 「スッパー!ヒッローターイ!」のない日曜日

 ついでにプリキュアもな。
 ゴルフ中継で戦隊とライダーが一緒に潰れるというのは、最近では珍しい気が。誰得とまでは言いませんが、やはりプロゴルフは安定したスポーツショービズではあるのだろうなぁ。
 そのライダーの方は、「海東の世界」後に「シンケンジャーの世界」が入ることが確定。まあ、どっちもわりといい加減な世界だから大丈夫か。

  獣の奏者エリン は相変わらず高値安定。旧態然とした王獣飼育指南を無視し、効果を上げたエリンのやり方は、中央にばれればエリンの身も危うくしてしまうものだった。その為、王獣保護所皆でエリンを庇っていく事を決める。そちらは安心しながらも危うい物を含んでるのだけど、実際に危機が表に出てしまったのは大公領側。長い戦争で心身共に疲弊した大公軍に対し、その心中をまるで介さない王族のダミヤの慰安に、大公長男のシュナンは、真王国のあり方の歪みがもはや看過できないところまで来ていることを感じる。それに対し、次男のヌガンはどのような仕打ちを受けても真王に忠誠を尽くすのが使命と、兄と袂をわかつことに……真王への忠誠は変わらないながらも、宮廷の腐敗ぶりは真王国を蝕む上に真王と次期真王のセイミヤも苦しめるばかりであることを痛感しているシュナンだが、そのことをヌガンに伝えられないまま、決別せざるを得なくなる。
 このへんの、国内政争にきゅうきゅうとするばかりで軍を卑下し、ないがしろにする構図ってのは日本の現状と見れなくもないけど、それよりも多分普遍的なものなのだと思う。傷病兵が苦しみ、死体が安置されてる横で大公軍への侮蔑を隠さず花を送り届ける中央の官僚、戦場の過酷さに気が触れた兵士がその花をばらまき、戦死者に降り注ぐ様は、この意味が子供にわかるのはいつなんだろう、すぐにわかったらわかったでそれはかなりキツイだろうなぁ、と思うのだけど。

 あと、マジンガー。あしゅら男爵、意外とミーハーw


2009年06月23日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 咲#12とタユタマ#12(最終回)

  #12「目醒め」。先週破れてしまったエトペンは、ハヤテ以上の万能執事・ハギヨシによってあっという間に修復されてしまいました。こんなところにとことん意味のない万能キャラが!
 意気揚々とぬいぐるみを和に返しに行く衣だが、お礼を言われはしたものの、期待してた友達にはなれず失望を味わうことに。両親に死に別れ、引き取られた遠縁の龍門淵家でも「鬼子」扱いされていたことが上から目線だったり対人関係にはまるっきり子供だったりという辺りの原因のよう。空気の読めないお嬢様・龍門淵透華のおかげで、今は居場所を得ているようだけど。
 もう一人透華のおかげで居場所を得た龍門淵高校の国広一は、透華の恩と期待に報いようと、終盤なんとか立て直す。そいでもって「つながっていたい」発言で透華のアホ毛が大暴れ。このお嬢様、勘は鋭いようだけど、アホにしかみえないんだけど、見た目通りなの?
 エトペン復活でコンディションは万全ながらも咲がまだ仮眠室で休んだままでテンションが上がらない和も、ぎりぎりで目を覚ました咲の応援でテンション上がりまくり。ホント男の存在感が薄い番組だよな……


  タユタマ #12「裕理」。八衢の力に目覚め、応龍を圧倒する裕理。だが、尚もぶつかり合おうとする両者を、ましろとアメリが中に入り、争いのない人間と太転依の共生を再び説く。説得の甲斐あって両者の戦いは終結するが、裕理の目覚めた八衢の力は太転依を浄化する力。その力のせいで、昼夜行動を共にしていたましろが消滅の危機を迎える。

 え〜、ラストがよくわからなかったんですが、「わしら妖はいつかよみがえる」ということでよろしいんでしょうか? いや、まあ、茜色に染まる坂よりはマシだったとは言えるんですが……カタルシスには欠けますわな。まあ、実質最終回は前回の精神世界での修羅場ですか。
 上江洲達也氏の原作エピソード再構成力は相当高いはずなんですが、かなり無難に構成した印象。作画はあまり崩れなかったし、次週予告の鵺のまったく役に立たない予告とかは楽しかったんですが……


2009年06月24日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 涼宮ハルヒの憂鬱#12

  涼宮ハルヒの憂鬱 #12「エンドレスエイト」。新作話二話目。短編なので、一話で終わる話かと思ったら……その割に「エンドレスエイト 前編」ではないのだよな。大体、後半の演出が読めた。ファンのネットを媒介しての盛り上がりを演出する、ってのは悪いと思わないけど、いい加減最近やり過ぎだと思うのだけど。>京アニ
 この手の煽り方は京アニは神がかって上手いのだけど(それだけではなく、動作画もすごいのだけど)、なーんか違和感があるのですよね。視聴者の思考力に期待してないというか、なんというか。まあ、昨今の傾向ではやむを得ない部分もあると思うのですが、それでもなんだかなぁ、と思うところもあるわけで。
 まあ、とりあえず後半を見てからの判断となりますが。
 あと、新作話分OPが初公開だけど、下手にポップにしようとしてる分、やや滑ってるような。まあ、見慣れたら印象が変わるかもしれません。でも、やっぱりダンスはヤマカンの個人芸だったのだなぁ。


2009年06月25日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 今更何を

  「国連事務総長に存在感なし」 米英誌が酷評産経 )。いや、国連事務総長の身内への利益誘導なんざ日常茶飯事だし、潘基文氏の能力においてやなにをかいわんや……ただ、顕著な話としてはあれだけ「国連中心の外交を」と言ってた民主党が、ここ1,2年ぴたっとそのセリフを言わなくなったことですかね。まあ、何か下手なことされるよりおとなしくしていてもらった方がいいという考え方もありますが……しかし、ホントに国連の存在感薄くなりましたねえ。

  鳩山民主党代表への献金否定 収支報告書記載の3人47NEWS )。例の「故人献金」の続報なんですが、生きてる人の名前もやっぱり無断で使っていた模様。与謝野氏の迂回献金疑惑もあるんですが、これに関してはテレビはガン無視のようで……わかりやすい。与謝野氏の迂回献金にしても、西松事件があるから泥仕合と言うかなんと言うか。鳩山氏の違法献金(偽名での虚偽献金だから、違法なのは確実。誰がやったか、誰が関わってたかだけで)の場合、額こそ大きくないものの「本当に献金したのは誰?」というのが問題になるわけですが。
 それに関係するのか、鳩山氏は来週の党首討論をキャンセルしたそうです。身内どころか、自分の話だものなぁ。

P.S. 「迷惑掛けた」政治資金虚偽記載疑惑で民主・鳩山代表産経 )。
ただ、事実関係に関しては「実務担当の秘書の行為とは分かったが、正確を期さなければならず、調査している」と述べるにとどめた。調査結果の公開については「それほど長くかからないので、しばらく待ってほしい」と述べた。
 まあ、これを真に受ける人がどれだけいるかは知りませんが、 鳩山由紀夫幹事長は4日夕、党本部で、小林温自民党参院議員の議員辞職を受けて、「辞任は当然。むしろ出納責任者が逮捕された段階でお辞めになるべきだった」とコメントした。民主党 )。だそうです。  

[アニメ] バスカッシュ#10、11とうみものがたり#1

  バスカッシュ #10「ノンストップ・ジャンプストップ」。エクリップスとの一戦を引き分けに終えたダンたち「チームバスカッシュ」。しかし盛り上がった試合とは裏腹に、ダンが微妙に調子を崩しはじめる。そんなダンの前に謎の少年・スラッシュが姿を現す。戯れに勝負を持ち出す彼にアランと一緒に挑むダンだが、試合の最中、ダンが明らかにおかしな行動を取り始める。実はダンは、、エクリップスとの試合でルージュが事故に巻き込まれたふりをしたのがきっかけで、ココの事故のことを思い出してしまっていた。
 ダンが過去の何かを引きずっていることを女の勘で気付いたルージュは、ダンを過去に対面させるため、生バスケでの勝負を申し込む。
 #11「イン・ザ・ナイト・ビフォア」。追放されたはずのOCBからチャンピオンリーグの招待状を受けたダンたち。予選会場であるタービンシティに向かうが、その名前を聞いたセラの表情が曇る。試合のために街を下見するダンたちだが、セラだけは下見もせず、とある古びたアパートに立ち寄る。実はタービンシティは彼女の生まれ育った街であり、街の実力者である父から見捨てられた母が、息を引き取った街でもあった。

 二話連続、と言っても、監督変更の途中段階なので微妙な感じではあるのですが。製作体制の立て直しが交代劇の理由らしいので、やっぱ#10は作画が結構落ちてるなぁ。
 ココを事故に巻き込んでしまった記憶のトラウマを蘇らせ、苦しめられるダンだけど、そのトラウマが視覚化した姿が「虎」と「馬」って……ベタだなぁ。勢い任せはダンのプレイスタイルだけど、トラウマのせいでむしろ自棄に陥っているのを助けたのはルージュ……ではあるのだけど、スラッシュがそのお膳立てをする。過去、ダンはスラッシュに似た人物にバスケを教えてもらったようなのだけど、その姿は明らかにスラッシュより年上。爺さんもスラッシュの名前に聞き覚えがあるようだし、父親……というベタな話では多分ないよなぁ。
 #11はサラメインの小休止。街の知名度アップ及び再開発も兼ねて、いくら壊してもかまわない、と言う父親に、街に残る母との思い出もあり反発をあらわにするセラ。女であるが故に跡取りになれず、そのために母も捨てられたと思ってるようだけど、なんかそういう話でもなさそうな気が。
 でもそれ以外にも、アイスマンはファルコンとの確執を清算するためか、ホテルマンの振りをして彼の部屋へ忍び込む。ダンも、優勝賞品が月面リーグへの出場だということを聞く。が、その話よりダンは試合に向けて高ぶる街を感じ取り、試合への期待を募らせる。
 これから、というところでの監督交代は、どう影響するのか……

  うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜 #1「海の心・空の心」。海底で穏やかに暮らす海人(うみびと)たち。海人の少女であるマリンは、海上から落ちてきた指輪を拾う。その美しさに心を打たれ、持ち主に返しに行こう、と決意した彼女は、彼女を心配してついてきたしっかり者の妹・ウリンと共に海上の世界「そら」へと向かう。
 彼女らが「そら」と呼ぶ地上では、一人の少女が占い師の母に無理矢理祭の出店の店番を任されていた。しかしその少女・夏音は落ち込み、暗いを通り越して邪悪なオーラを発する始末。その原因は、つきあっていた彼氏にふられてしまったからだった。貰った指輪も海に投げ捨ててしまい、落ち込み続ける彼女の耳に、指輪の落とし主を捜すマリンたちの声が届く……

 まあ、パチンコ原作なんですが、気にしすぎても仕方ないのでキニシナイ!
 冒頭の入り方とか、水が多いビジュアルとか、ARIAを連想したんですが、監督が佐藤順一氏。道理で。
 どんな話になるのか期待も事前情報もなく見てたんですが、マリンたちが海中からはじめて顔を出す表情とか、油断するとすぐ落ち込んで邪悪なオーラを発する夏音とか、佐藤順一らしい作りで安心して楽しめる雰囲気。話としては「邪悪な存在が蘇ってしまい、違う世界の二人の少女が協力してそれを封印してく」というものらしいけど、一方は純真だけど天然ボケすぎ、もう一人は基本的に悪い子じゃなさそうだけど心が弱くすぐ安易な方に流される性格のようで、その二人がどう関わっていき、変わっていくのかが、佐藤監督だからメインになるのだと思う。パチンコ原作と偏見持たず、しばらく見てみますか。

 あと、最終回がいくつかあったけど、それはまた後ほど。


2009年06月26日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その1とその他ちょっと

  鋼殻のレギオス #24「胎動する都市」。え〜、どう判断すればいいのか。何が主題かわからないまま話が進んで、結局最後は「異世界からの侵略はこれからだ!」というオチとは……いや、レイフォンが過去の挫折から立ち直り、再び刀を手にするまで、を主軸にしたかったのはわかるんだけど、いろいろ中途半端すぎる……洋画もどきも本編にちょっとだけキャラがからんでくるだけで、意味がわからないままだったし。
 まあ、でも最後の二話に「クソ死ね」な魔女が出てきたから、それで良しとしますか。

  黒神 The Animation #23「道」。え〜……レギオスの構成もどうかと思いましたが、それに三重くらいに輪を掛けてどうしようもないとしかw
 黎真が倒され倉木がその野望を達成して世界を管理し始める、まではちょっと面白くなってきたかな、と思ったのだけど、その後の展開がグダグダすぎて……特に最終回。誰得? というか……サンライズ、ちとすべりましたな。

 あと、ファントムは第二部第三部のキーパーソンになるキャル(XX歳)登場、って、声がみゆきちですか。まあ、意図はわかるんですが。

 ハヤテのごとく!!では、話は聞いてたけど版権取得で伊藤静の声で「残酷な天使のテーゼ」。原作では(多分版権取得して歌詞を載せてもネタにならないと思って)「著作権的に配慮した歌詞」になってたのだけど、「原作で著作権的に配慮した歌詞の部分を本当に版権を取って歌わせる」というのがネタになると判断したのか(ややこしいな)、この展開に。まあ、見るのはオタクばっかりだし、原作者も多分喜ぶだろうからいっか。


2009年06月28日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#19とディケイド#22

  シンケンジャー #19「侍心見習中」。仲間として皆に受け入れられた源太。しかし、流ノ介だけは、粗野で品のない源太の振る舞いに、彼が侍を名乗るのが我慢できない。源太はどうして流ノ介が自分を侍と認めてくれないのか理由がわからず、千明たちに相談するがやっぱりよくわからない。そこで源太は、黒子のふりをして流ノ介に一日中付き従い、その理由を探そうとする。それを知った丈留は一度は呆れて止めようとするものの、思い直してやるだけやってみろと許可を出す。
 黒子として一日流ノ介に付き従う源太だが、時計のように規則正しい流ノ介の生活に、逆に音を上げそうになる。そんなとき、ランニングの途中で女性の悲鳴が聞こえてくる……

 新規参入した仲間と旧来のメンバーとの絡み編。まずは順当に一番ソリの悪い流ノ介。源太とは無駄に暑苦しいところは同じなのだけど、性格はと言うとおおざっぱで江戸っ子な源太と、生真面目で品格を重視する流ノ介では正反対。件は邪道ながらも腕前と心意気は認めて共に戦うことは了承したが、やっぱり源太が調子に乗って侍ぶっているのは気にくわない。折角あこがれの侍になれたのに、どうして認めてもらえないのかと悩む源太だが、その解決策が、黒子のふりって……
 でも、トレーニングの流ノ介を源太が追跡中、外道衆による事件が。流ノ介と、実は流ノ介に正体がばれていた源太が現場に向かうと、骨のシタリとアヤカシ・オイノガレの姿が。ドウコクが地上で暴れられるよう、三途の河を地上にあふれさせるために結界内で12人の少女を生け贄にしようとしていたのだが、たまたま結界の近くを通りかかった二人は声で聞きつけてしまったというわけ。結界内で仲間への連絡が取れず、多勢に無勢もあってひとまず隠れることに。源太だけでもこの場から逃がそうとする流ノ介に、源太は「自分を他人扱いするな!」と食ってかかる。
 共闘することになったものの二人きりでどうにかするしかない、という源太に、「丈留たちが必ず来る」と断言する流ノ介。その理由は、時間にうるさい流ノ介が書の稽古の時間になっても自主トレに戻ってこなかったから……まあ、ここまで時計じみてたら立派なものですわな。
 次回は、今回ちょっと出てきた海老折神と烏賊折神の合体、「ダイカイオー」登場。スタイルはあんまり良くないような……シンケンオーとも合体するの?


  ディケイド #22「ディエンド指名手配」。世界は九つだけではなかった……ネガの世界でそれを知り、旅を続けることを決意した士たちがやってきたのは、ディエンドの世界。一見うららかな田舎町だが、そこには海東大樹の指名手配写真が所狭しと貼られていた。海東は一体この世界で何をしたのか? それを調べるために警察署に向かったユウスケたちだが、その世界の住人は異様なまでに親切。ユウスケは感動しまくるが、この世界での役割であるサラリーマンとしてとりあえず働いた士は、流石に不自然なものを感じる。
 そんな時、遅刻ギリギリで遅れそうな中学生が自転車で士にぶつかりかけ、挨拶もそこそこに立ち去ろうとする。だがそこに「この世界のルールを忘れたのか……」と姿を現したのは、ダークローチ。ディケイドに変身して中学生を救う士、そこに二人の男女が現れ、仮面ライダーランス、ラルクに変身、撃退する。だが、士がライダーに変身するのを見た村人たちはそれまでの親切な様子もどこへやら、鎌や鍬を手に、ライダーである士を排除しようとする。村人たちから逃げる二人の男女を追って士も逃げるが、二人は士を警戒して事情を話そうとしない。ただ、この世界はライダーを排斥しているということだけを帰化される。
 戻った士はユウスケが海東の話を聞きたいという警察の偉い人に会うというのを聞いて、自分もそれについて行く。ついて行った先にいたのは、エリア管理員会次官と名乗る男、海東純一だった。
 「海東?」
 「はい。海東大樹は、私の弟です」
 大樹はこの世界を破壊しようとした反逆者だと言う純一。もしなにか情報を得たら教えてくれと言う順一に、海東のことは毛嫌いしてる癖に何かうさんくさいものを感じる士。
 だがこの世界の親切に感動して警戒心をまったく抱かないユウスケがダークローチに襲われ、連れ去れれる。また、士たちも再びダークローチに襲われるが、その戦いの最中、ランスは大樹に襲いかかる。「純一がああなったのはお前のせいだ!」と。純一たちはかつては彼らと共に戦っていたのだ。そして、純一を救いたいという海東に耳を貸さないランスは、かつて大樹がローチたちの手下だったと、衝撃の事実を明かす。

 これまで士の事情を知ってるふうながらも「各世界のお宝を盗んで回る」という独自の目的のために動き、だいたい敵対したり、ごくたまに協力したりしていた海東。だが、この世界ではどうも海東の様子が違う。
 海東は極悪犯として指名手配されている一方、人々は異様なまでに親切。海東の謎もさることながら、あきらかにおかしいのだが……
 謎を探るうち、住人たちに親切を強要するダークローチ、弟を反逆者として追う純一、そして彼らの上に立ってこの世界を管理しているらしい「フォーティーン」……
 かつて純一と一緒に戦っていた慎=ランス、遥香=ラルクは、純一が豹変したのはかつてフォーティーンの下で働いていた海東のせいだと責めるのだが……海東も兄を解放しようとしているらしい。ディエンドの力自体そのために手に入れたようだし、他のお宝も、ひょっとしてそのために?
 一方、この世界に警戒心を抱かなかったユウスケは、老女に優しくする夏美をほほえましく見ていたのが「親切をしなかった」と見なされ、ダークローチたちに攫われ、思想改造をされることに……改造人間がNGが昨今、まるっきり初代ライダーの改造シーンですな。
 次回は「エンド・オブ・ディエンド」だそうで、海東退場じゃあ、ないよな……まだ2ヶ月くらい残ってるし。


2009年06月29日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その2

  初恋限定。 #12「ハツコイリミテッド」。楠田、財津、曽我部はそれぞれ傷心を乗り越えるために、自転車でひたすら東へ向けて走り出す。しかし楠田たちが家出したと騒ぎになり、あゆみ、慧、名央、小宵は三人を連れ戻すためにその後を追うのだが……

 本当は慧のことが好きなのだが、彼女と自分の容姿の差にコンプレックスを持ってつい憎まれ口を叩き、思わず大嫌いだと言ってしまった楠田。片思いしていた美咲が有原兄を好きになってしまい、結果として失恋してしまった財津。想いを寄せていた千倉名央の悲しい恋の終わりを目にしながら、何も出来ない自分を痛感するしかなかった曽我部。それぞれの恋心を引きずるしかない自分に嫌気がさし、変わるためにただひたすら東へと向かう少年たち。でも、その旅の内容は……食料はと言えば駄菓子しか持ってこないし、持ち金も雀の涙。ろくに地図も読めないので本当に東に向かってるのかもわからない始末。
 それでも旅をあきらめず東へ向かう彼ら。それを追う少女たちは、彼らが何を考えているのか理解できず、「何でこんなバカなことを」とくらいにしか思っていない。しかし本気で心配してる彼女らは、ついに少年たちに追いつく。それも、海辺で夕日に向かってそれぞれ思いの丈をぶつけている恥ずかしい場面に……
 原作は打ち切りではあったけど、女の子サイドだけではなく男の子サイドの初恋もきっちり完結させ、アニメもそれを丁寧にアニメ化したという印象。尺の関係で詰め込み気味の話もあったけど……ただ、話はちゃんと全部つながってるのだよなぁ。この辺の構成はお見事。
 この見事な構成といい丁寧な作りといい、今期では思わぬ拾いものでした。


  蟲師 #26「草を踏む音」。フジテレビ一局放送で放送打ち切りだったものに、本来放送予定でBSフジで放送した6話を加えた完全版の最終回。数字取れなきゃ即打ち切りのフジ一局放送で放送するものじゃないよなぁ……むしろNHK-BSで放送されて、ようやく本来あるべきところで放送されたという感じ。人間や普通の動植物とは違う有り様の生き物である「蟲」。その蟲にまつわる障りを解決し、また蟲のもたらす奇妙な物品を売りさばくことを生業としている「蟲師」ギンコ。そのギンコの関わる蟲が起こす事件を一話完結形式で描いていったけど、蟲は特に人間を害する意図無く、しかし人間に気遣うでもなく、ただその有り様のままに行動し、時に事件を起こす。その事件は、必ずしも不幸ともなんとも言い難いものばかり……
 「蟲」という架空の生態を生み出し、「違うもの」との関係を淡々としかし情緒的に描き出すのは、やっぱりこれは民放では厳しかった気がするなぁ。秀作だけに、今回の一挙放映まで分散してしか放送されなかったのが惜しい。プラットホームって大事だなぁ。


2009年06月30日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 咲#13とよくわかる現代魔法#0

  #13「微熱」。県予選準決勝がついに開始。論理派の固い打ち手が集まり、大きな波乱もなく、淡々と勝負は進んでいた……かに見えたが、透華は和の異変を察知。そのまとう空気に、彼女こそがネット麻雀で透華最大のライバルだった「のどっち」であることを確信。さらに、彼女が覚醒しようとしてることを感じ取る。

 え〜、上場廃止になって、明日はどっちだのGONZOですが、今のところ作品には影響は見られず(そりゃそうだ)。
 解説役のカツ丼さん(あ、本名は藤田プロか)はより短期決戦になり、論理派の打ち手が不利になったと言って論理派が揃った副将戦を残念がるが、意図的に「特殊な才能」を持った子を探すようなルール改変に疑問を抱く。って、まさかホントに超能力者探してるの?
 より上がる可能性が高い手を組み、危ういと思えばあっさり降りる勝負の繰り返しに、観客もあまり盛り上がらないが、和を応援するのは前に電車を乗り間違えたり乗り過ごしてたりした中学生二人組と、意外にもエトペンを盗んだメガネ(これは本気で名前忘れた)。エトペンのことを許して貰って、わだかまりが溶けたを通り越して和贔屓になってしまったよう。
 その和は固い打ち方を崩さないが、途中から様子が変に……顔が上気してるんですけど。狙いすぎですなぁ。
 自ら「ヒーローの変身を待つ悪役」の気持ちがわかると言ったり、悪役ぶってる天然ボケお嬢様から本当に悪役オーラを出し始めてる透華だけど……「普段はドジなお嬢様だが」って、やっぱそういう解釈で良かったのか。しかもいろいろ居丈高にモノローグで解説していて「何もした気がしない……って、ホントに何もしてませんでしたわ!」って、おいおいw
 次回のお嬢様の活躍に期待しつつ……って、次回予告で見た記憶のない顔が雀卓にいるんですが? これが噂のステルスモモ?


  よくわかる現代魔法 #0「cruncha cruncha cruncha」。7月からの放映に先駆けて、 バンダイチャンネルで#0を配信中 。原作は一巻のみ読みました。
 魔法が実在し、プログラム言語と組み合わせてPCで呪文を組む「現代魔法」が普及した世界。日常生活も危ういほどのドジの上に、魔法を発動しようとすると魔法コードをすべて強制上書きして「金だらいを召還する魔法」に変えてしまう森下こよみは、同級生の姉、姉原美鎖の経営する魔法事務所で見習として働いている。が、今日も練習で組んでいたコードを金だらいにしてしまった上に、美鎖に文句を言いに来た同業者の弓子の魔法まで金だらいに変えてしまう。上級魔法である召還魔法を使うというのに、それがまったく制御できず、あまつさえ金だらい専門という状態が改善しないのを見かねた弓子は、こよみに現代魔法ではなく自分の専門である伝統魔法を教え込み、力を制御できるようにしようとするのだが……

 まあ、キャラ配置とかはベタな方向で。「PCで魔法を組む」と設定自体は今では珍しくもないけど、原作一巻で記憶する限りでは、情報開発関連と上手いこと絡めていたように思う。
 この#0はパイロットフィルムの流用なんでしょうかね? 主要キャラは基本的に揃った状態で、お色気&ベタなドタバタに終始してます。まあ、ストーリー的なあれこれは本編が始まってからでしょうか。

[その他] 切り捨て、御免

  鳩山氏、虚偽記載は2177万円 原資はすべて本人資金47news )。秘書の独断、って、それをホントに信じろと言うのか……毎年個人献金者リストに目を通すこともなく(通してたら亡くなった恩師が入ってることはわかったはず)、ぽんとあずけた数千万以上の個人資金があり、それは監視も管理もされておらず、会計士が申告時に減少を不審に思いもしないと……
 この二週間ばかり、必死にストーリーを組み立てたんだろうなぁ、という感じ。
 よしんば全部信じたとしても、監督責任、管理不足、道義的責任その他諸々はあるんですが。
 まあ、現時点だと秘書の献金法違反、税の過少申告もしくは脱税(その意図がないと判断されればそうはなりませんが)、くらいですか。流石に秘書の逮捕はあると思うので、そこからどう進展するかですかね。
 とりあえず秘書はやはり切り捨ての方向っぽいです。これで秘書が逆に「裏切り、御免」だったら面白いのに。

  矢口真里:「セーラームーンになりたい」栗山千明、加藤夏希とオタク全開 アニマックス特別番組毎日 )。え〜、なんと申しますか……栗山千明様が、頭二つ三つ飛び抜けて普通にオタク過ぎます。加藤夏希はひと世代前のややライトなオタク、賀集利樹はこの世代だとわりと普通にアニメマンガに接してきた感じで……矢口真里ですか? いや、なんか無理矢理話を合わせようとしてる感も……
 まあ、加藤夏希は最初から普通にオタク寄りのイメージを出してましたけど。ロビーナだし。それ言ったら賀集利樹もアギトで翔一君か。栗山千明は……そういうの抜きで普通にガチだ。うん。