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2009年01月13日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 結局週末寝込んでた

 いや、熱が出てたとか気分が悪かったとかはなかったんですが、数時間起きてると意識がもうろうとしてきて布団に潜るとほとんど気絶みたいにすぐ寝れてしまうという、「ただの寝不足じゃねーの?」と言われかねない状況だったんですが、丸二日、一日の3/4以上が睡眠時間だったってのはちょっとさすがに我ながら異常だと思う。
 月曜午後にようやくその状況もなんとかなってきて、約束があったので外出して人と会うと「肺炎かなんかじゃね?」と言われた。咳と痰はあったけど、熱はなかったのになぁ、と調べると、マイコプラズマ肺炎の場合、劇症でないことが多い上に熱が出ない場合もあるのだとか。
 ……病院行った方が良かったか、やっぱ?

[特撮] ゴーオン#46とキバ#47

  ゴーオン #36「家出ボンパー」。走輔と連が「もう壊れて直せないんじゃない?」と話してるのを聞いてしまったボンパー。自分のことだと思ったボンパーはあちこちを調べるがわからない。自分のわからない箇所が、もう修理不能なのでは……その心配ばかりしていたボンパーは、ガイアーク反応を検知し損ね、ダンベルバンキの出現を見逃してしまう。何故か両腕が上がらず大したことのなかったダンベルバンキを撃退するゴーオンジャーだが、走輔がボンパーが出現を知らせなかったのを責めたのに、ボンパーは「自分はもう必要ないんだ」とすねて家出してしまう。口では「勝手に出てったんだからほっとけ」と言う走輔だが、ガイアーク出現待機のために須藤兄妹のところにいる間も、どこか気もそぞろ。
 一方、家出したボンパーは二体のウガッツと出くわす。実はそのウガッツたちもダンベルバンキとの連係攻撃のための特訓に嫌気がさして家出しており……

 ウガッツとボンパーの交流? かと思ったら、ちっともそんな話になりませんでした。w そもそも待遇要求改善って……しかもキタネイダス、滅茶苦茶立場弱いし。それを叱責する謎の声……「どっかで聞いた声」って、あのキャラ復活?
 ボンパーの件はもちろん勘違い。走輔たちはギンジロー号のことを話してただけ。お約束なんだけど、この時期でそのオチはありかい……
 メカ戦はあまり活躍の場がないセイクウオーとゴローダー。ううむ、在庫セールっぽい雰囲気が……


  キバ #47「ブレイク・ザ・チェーン・我に従え!」。ビショップの扇動で襲ってきたファンガイアたちを退け、大牙と決着を付ける渡。過去から戻り一回り大きくなった渡の前に大牙は敵ではなく、傷ついた大牙に自らの勝利ともう一つの覚悟を宣言する。
 一方、ビショップとの戦いで視力が失われつつある名護は、渡に自分の替わりに青空の会会長に立候補することを勧める。が、渡は「自分には自分のやるべきことがある」と名護の言葉を拒否する。失意のまま再び現れたファンガイアの群を迎え撃つ渡と名護だが、渡は変身もせず、眼力だけで相手を退ける。一方名護は視力が効かず窮地に陥る。そこを助けた銃弾の主は、なんと死んだはずの嶋。幽霊でもニセモノでもなく、ファンガイアとの合体も解かれた嶋は、名護の視力がなくなりつつあることに気づき、戦士からの引退を勧告する。が、名護の最近の動きは視力を失った自分の替わりに跡を託そうとしていたのだと知り、恵が「私が名護君の目になります!」と……
 一方、嶋は渡に、自分を助け、ファンガイアとの分離手術をしたのは大牙であることを明かし、大牙の奥底には本当は優しさがあるのだと解く。しかし、それを聞いた渡の表情は変わらず……
 キバに破れた大牙は、ファンガイアたちから見切りを付けられ取締役総会で社長から解任させられる。さらにビショップが「もっとキングにふさわしい人物にキングの力を渡す」と襲ってくる。
 命からがらのがれる大牙は、真夜の元へと逃げるが、「自分より渡を愛してるのだろう!」と追い詰められた大牙は真夜を殺害、ダークキバの力を奪い取る。
 そして渡もまた、キャッスルドランの中で次狼たちを前に「自分が新しいキングだ」と宣言をする。

 名護さんがすっかり人格者だのう。昔なら嶋に引退宣言を出されてたら泣いてすがって土下座とか別の人物と自分を比較して貶めてたのに……あれ? よく考えると名護さんすごい最低な人だったんだな。(何を今更)
 渡は復活したのはいいけど、名護や嶋の言葉も聞かず、ついには自らキングを名乗り出す。あれ? キングって力が受け継がれないといけないんじゃない? 自分がキングになってファンガイアと人間の友好を成し遂げようということかと思ったけど、そうだとしてもファンガイア側にまるっきり人望がないし(そもそもキバとして同胞を多く倒した渡じゃ、力で押さえ込むしかないだろうし)、キングの継承者である大牙も倒してない。意図がどうにも読み切れない……
 大牙も「実は嶋さんを助けてました」といういい人フラグが立った直後に、自分の母親である真夜を手にかける。それで「お前の中には闇がある。気に入った!」と言って闇のキバの後継者と認めてしまうキバットII世……おいおい、キバット父ちゃん、いい加減だぞ。
 ビショップが復活させようとしてるのは多分バットファンガイアである前キングなのだろうけど、前キング復活で兄弟和解、という展開になるのかどうなのか。


2009年01月14日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなみけおかえり#2と続夏目#2

  みなみけおかえり #2「オレも」。なんだか早々にカレーの妖精が登場してますよ? この話原作でこないだやったばっかじゃなかったっけ? いったいどんな制作ペースなんだ?
 それにしても「近づかなければ無害が売り」って、「近づいたら有害」という認識は持たれてるんだ。近づかなくても「キモイ」という話もありますが。


  続夏目友人帳 #2「春に溶ける」。結構毎回いい話で楽しませてもらってるのだけど、毎回見ていて疑問なのが「元になった動物・器物」と妖怪の姿があまり統一性がないってのと、あと、名前の由来がいちいちよくわからない……いや、ファンタジーとして見るべきであまり妖怪ものとして民俗学的に凝ったことは考えない方が楽しめるとはわかってるんですが、こう、つい。
 つか、委員長が声だけですよ? さらに新しい萌えキャラが出てくるそうなんでますます委員長が影が薄くなりそうですよ?


2009年01月15日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] ストレスを(勝手に)感じやすい気質だと言うことは自覚してますが

 体調崩してる間にたまったToDoでストレスが。orz
 頼まれ事なんだからそんなにストレス感じる必要がないのに、なんでなんだろう……出来ることを出来るようにしかやりませんとも。ええ、開き直ろう。
 でも「ホントに自分に出来る範囲を越えてるか?」と考え出すと……ああ、ストレス気質。

[アニメ] とらドラ#15

  とらドラ #15「星は、遠く」。文化祭も終わり、次期生徒会長選挙に向けて準備が始まろうという時期だが、次期生徒会長筆頭候補と目されている北村の様子がおかしい。上の空だったと思ったら、突如言動が不審になったり。しかもホームルームの最中、突然発狂して「生徒会長選挙には出ない! 副会長もやめりゅ〜〜〜!(ゆ〜〜、ゆ〜〜)」と叫び出す。一体何が起こったのかと不審に思う竜児たちだったが、翌日登校してきてさらに驚くことになる。校門の前で生活指導の先生ともめている北村の頭は真っ金々……ゆりちゃん先生に事情を聞かれるが、竜児にも理由がわからない。なんだか腹を立てている生徒会長と「かまって欲しくてすねてるだけ」と突き放した言動を取る亜美は何か原因の心当たりがあるようだが、それを口にしようとはしない。
 わけがわからず家にお見舞いに行くも、不在で空振りのまま帰宅した竜児が自宅で見たのは、異様に緊張しまくった大河と、当たり前のように「家出してきた!」といつも通りにくったくなく笑う金髪北村だった。
 「生徒会長になりたくないから」と突然の乱心の理由を語る北村だったが、いつも通りの行動に見えてどこか無理してる様子がありあり。最初は「北村君が生徒会長と縁を切る!」と喜んでいた大河も、北村が抱え込んでる何かの深刻さを悟り、浮かれていた自分を自己嫌悪する。
 保護者として見過ごせない泰子がとりあえず頭だけでも更正させようとしたため、北村は高須家からも飛び出すが、「本当に北村君は生徒会長になりたくないのかな?」と疑問に思った大河は、北村を生徒会長選に出させるために、秘策を思いつく。その秘策とは……

 北村御乱心、編開始。これまでやや暑苦しいくらいに模範的な健全学生だった北村が突然問題を起こし出す。というか、一生懸命模範的な問題児になろうとしてるのが、またなんだかずれてるんだけど……
 竜児や大河を含めた周囲が唖然とする中、生徒会長の狩野すみれ、そして亜美は何かを察してるようなのだけど、それぞれ違う理由でそれを口にしようとしない。亜美は北村に呆れ、突き放した態度を取りつつも、問題の中心らしい生徒会長に棘のある言葉を投げつける。ああ、なんだか一生懸命周囲の期待通り大人な振る舞いを取ろうとしてる亜美のストレス値がどんどん高まってますよ? まあ、この期に及んで北村まで甘えてきたんではねえ……
 そのことを、冷静に観察しつつ、それゆえにどこか傍観者のように冷静に語るみのり。「櫛枝は優しいな」と言う竜児に「私は、ずるいんだよ」とどこか心苦しそうに語るが、亜美が敢えて大人の役目を引き受けてることを承知しつつ、それに頼り、「救い」とまで言ってしまってることが「卑怯だ」と自責してるんだろうな。
 大河も、生徒会長と北村の距離が常日頃近いことから今回の「生徒会やめる!」宣言に内心ほくそ笑んでいたが、高須家へ家出してきた北村が寝ながら涙を流していたことに、自分が北村の苦悩をまったくわかっていなかったことを思い知って自責しつつ北村と自分との隔たりを認識する。
 それでも、北村が自分の救いになってくれたように自分も北村のために何かしたい、と思った大河は、「北村が生徒会長になりたくないと言ってるのは、実は内心とは逆なんでは」という憶測を元に、北村を生徒会長選に引っ張り出そうとする。そのための秘策は……魔王・大河の選挙立候補? いや、いいんだけど、「モルグ」は未だに噛むのね……
 あと、尺とテンポの関係上突然保護者の強権を振るいだしたかのような泰子のフォローをすると、原作では最初から北村の母親と連携を取って北村を週末預かる、ということをしてたんですが。ちゃんと保護者してるんですな、あれでも。


2009年01月17日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] まりほり#2と宇宙かけ#2と鋼殻のレギオス#1と黒神#1

  まりほり #2「甘美な疼き」。ひょんなことで「実は男」という鞠也の秘密を知ってしまい、その秘密を守らされるためにあまつさえ男が苦手なのに寮で同室にさせられ24時間監視下に置かれることになってしまったかなこ。朝から鞠也の営業用スマイルにあっさりだまされ鼻血を流しつつも人目のないところではいびられる。
 それでも編入初日に美少女だらけのクラスメイトにまたも鼻血を流しつつ気を取り直すが、校舎内でも学年が違うのに、超有名人である鞠也の影から逃れることが出来ない。そんなかなこを、最初に同室だった隆顕が尋ねてくる。突然部屋割りを変えられたため、かなこがどうかしたのかと心配して来たのだが……

 今回からOP付。でもそれで尺が圧したのか今回はEDなし。残念。OPは新房監督色が全面に出つつ、どこかのスタジオ風のロケーションで暴れまくる鞠也がかわいくも(注:男です)、ハニワ顔のかなこ人形が普通にキモイです。いや、鞠也に振り回されたり筆にされたりぶん投げられたりしてるんだけど。あれ? 本編とあまり変わらないや。
 でも、歌詞の内容はかなこの立場なのに、歌ってるのは鞠也役の小林ゆう……小林ゆうのぶりっ子声にはちょっとドキドキしてしまいましたが。
 そして第二話から問答無用で鼻血を垂らしまくって変質者スキルを発揮するかなこだけども、原作通りならこれからますますエスカレートして頭の悪さと変態の度合いが犯罪者の域にまで達しっていくことに。声が真田アサミで良かった。下手な声優がやったら本当に「バカで変態で癇に障るだけのキャラ」になりかねないものなぁ。(ひどいこと言ってる? 気のせい気のせい)
 クラスメイトは一話にも出てきた本格派和風美少女稲守弓弦に、小動物系美少女桃井サチ、そしてクールビューティなメガネっ娘桐奈々美。大体この三人がクラスメイトの友人で、最後に出てきた演劇部は……まあ、最後の会話で何やってるかはわかると思いますが。この人たちも大体まとも(桐はわかりやすくおかしいんだけど)なんだけど、やっぱり変なんだよなぁ。
 来週はツンデレ穂佳が出番か? 原作じゃモブだったり時々出てきてツンデレ親切を振りまく人になってしまってるけど、アニメじゃ出番増えるのかしらん?


  宇宙かけ #2「使者」。こちらも今回からOPあり……だけど、ALI PROって……そのうちシリアス展開も出てくるのだとは思うけど、この雰囲気でALI PROはちょっと合わんだろう……OP映像もシリアスにしていいのかほのぼのコメディにしていいのかなんだか迷ったような中途半端な構成だし。ただ、OP見てちょっと期待するのは無機質なアンドロイド? 機械人? みたいのが出てくるところ。ちょっとその辺の世界観には期待。
 で、本編は……タイトルが「宇宙をかける少女」なのに、いきなり日常生活に話が戻ってます。そいでもって意味ありげなタームをばらまきつつ、なし崩しに戦闘で引きと。う〜ん、舞-HiME・XENOGLOSSIAのスタッフが多数ということなので納得できるようなできないようなだけど、話が複雑ではなさそうだからついてはいけそうだけど、微妙な置いてけぼり感が……キャラがどれだけ魅力的になるか次第かなぁ。一番魅力的なのがレオパルドだって時点で正しいような、間違ってるような。


  鋼殻のレギオス #1「意識を持つ都市」。原作はまるで知りませんが、移動都市で構成される世界で、都市を襲う化け物を超人的な戦闘力を持つ連中の組織が守ってて、主人公は実はすごい戦闘力を持ってるんだけど、その組織の育成部門のある学園の普通科学生として編入した。という解釈でよろしんでしょうか?(なんか身も蓋もなくまとめてしまった気が)
 言ってしまえばわりとありがちな「厨二病設定」なんですが、絵は綺麗だし今のところ話もそんなにイヤミがないので、まあ、見続けられるかも。


  黒神 #1「三位一在」。……そこそろ妙な熟語を羅列する傾向ってやめません? うちのIMEがどんどん変な学習をしてしまいますよ? それはともかく、ドッペルライナー(原作の時から思ってるけど、すげー頭の悪い造語だよな)の設定が暗いとかそういうことは関係なく、なんなんでしょうね、この微妙どころではないおいてけぼり感は……主人公の性格や設定も原作と変わってるけど、これは良いのか悪いのか。ドッペルライナーの設定を強調するためにホラー風味を強めてみたのだとは思いますが。
 なんだろう、韓国のマンガ家、特に萌え系って、設定とか物語作りでものっそ「テケトー」な人、多いよね……文脈も微妙に日本のと違ってるし。ケンチャナヨなのかな? でもやたらと仕事の手が早い人が多いので、その辺はすごいなぁとは思います。内容の密度と反比例してるっぽいのがアレですが……
#黒神も読み切り版の時はまあまあかなと思ってたのに。

[アニメ] ドルアーガの塔 〜the sword of URUK〜#1,2

  ドルアーガの塔 〜the sword of URUK〜 #1「ギルガメスの塔」#2「王都メスキア」。ジルたちがドルアーガを倒し、そしてニーバとカーヤが裏切り幻の塔へと消えてから半年。メスキアはギルガメス王によって王都とされ、かつてのドルアーガの塔も「ギルガメスの塔」と名を変えていた。すっかりモンスターも出なくなり塔頂者のほとんどはメスキアを離れたが、ごく一部はそこに居続け、別の仕事を細々と続けていた。ニーバのパーティにいたファティナもその一人。今やすっかり観光名所と化したメスキアと塔に旅行者を案内するガイドとして、ぱっとしない日々を送っていた。そしてジルはと言えば、カーヤの裏切りから立ち直れず、元親衛隊隊長であるケルブの営む居酒屋の二階に間借りし、ファティナに世話をされつつほとんど引きこもりの生活を送っていた。
 自身もニーバのことを引きずりながらも自分以上にカーヤのことを引きずるジルに業を煮やしたファティナは、気晴らしにと二人で芝居見物へと繰り出す。興業のレスリングを見ながらファティナが「もう塔のことは忘れて、二人で新しいことをしようよ」と、過去との決別を口にしたとき、二人の足下にうごめくものが……
 どう見ても小さな少女であるその子は、自分がずっと昔に出奔したギルガメス王の妃であり、女神イシターの巫女でもある「カイ」だと言い、「私を塔のてっぺんに連れてって」と、かつてのカーヤと同じ言葉を口にする。
 しかし彼女を捜し、何故か黄金騎士団が興業のテントに乗り込んでくる。装備もなく騎士団に取り囲まれ絶体絶命と思われたところを救ったのは、レスリングチャンピオンとして興業の花形になっていたウトゥ。初めて見る彼の素顔が普通にハンサムなのに驚きつつ、ジルたちはカイを連れてケルブの居酒屋に逃げ込む。
 ジルから事情を聞いたケルブは、今の王都で我が物顔に好き勝手している黄金騎士団とアミナたちへの反発、そしてジルが再び何か行動を起こそうとしていることに、彼らをバックアップすることを宣言。だが、それで収まりが付かないのはファティナ。これまで何度も塔の最上階まで行っても何も起きなかったのに、カイを連れて行ったからと同じにならないなんて信じられない、と言うが、実際はせっかくジルと二人で過去を捨ててやり直すことができそうだったのに再び過去が浮上してきたことに腹を立てていたのだ。一緒に塔に登ろうというジルの誘いも断り、すねてシカトを決め込んでしまう。
 が、アミナの命を受けて一般市民の居住区を破壊するという暴挙を犯しながらも、黄金騎士団がカイを探してケルブの居酒屋にまで迫ってくる。

 待望の続編。前シリーズは「the aegis of URUK」のタイトル通り、教条通りの正義感しか持たなかったジルが冒険を通じて「みんなを守る楯になる」決意をし、ドルアーガを倒しつつも、ニーバとカーヤの手ひどい裏切りを受けて終わった。
 そのラストで再度の登頂を誓ったはずのジルはと言えば、完全に引きこもりニートの生活。w ファティナが田舎者丸出しの観光客相手のガイドをしながら彼を立ち直らせようとしているが、かつての覇気はまったくない。実際はあれから何度も塔には登ったのだが、結局幻の塔への手がかりすら掴めず、完全にやる気を失った状態。彼のことが気にかかっていたファティナも、ジルを立ち直らせようとしつつ、心を寄せていたニーバに裏切られその代替として彼を見てるのではないかと感じてるのか、どこかもう一歩を踏み出せないでいた。
 そいでもってギルガメスはと言えば、突然暗君のように振る舞いだし、佞臣の提言を右から左へと施策に移す。そしてその威光を笠に着た軍高官アミナとその配下の黄金騎士団はやりたい放題。あれだけドルアーガ打倒に尽力した塔頂者への報償どころかドルアーガを倒したのはギルガメス王と宣伝しようという提案まで受け入れる王に、腹を立てたケルブは親衛隊を辞め、今では居酒屋のオヤジに……常連にはかつての塔頂者も多数いるなぁ。
 そんな一歩も進まない状況をファティナがなんとかしようとした矢先、事態が動き出す。動かすのは黄金騎士団に追われていた女の子。彼女は自身をイシターの巫女カイと名乗るが、カイが生きていたとしてもギルガメスとの間に二人の王子をもうけていて、自身もいい年齢のはず……無論普通なら信じられるわけはないけど、ジルの「この子どっかで見たことある気が」というのと、黄金騎士団が彼女を捜して無茶をしてるのでなし崩しに彼女を中心に再び塔に挑むことになる。
 そうなると収まらないのがファティナ。ニーバのことを振り切り、ジルと新しい一歩を踏み出そうとしたタイミングにこれでは……だってジルが「カーヤのことが忘れられません」と言ってるようなものだからなぁ。久々に会ったウトゥにも「兄から弟に鞍替えか?」とかからかわれてるし。相変わらず空気が読めないジルに「一緒に来て欲しい」と言われ、火に油状態。
 しかし、黄金騎士団に追われる彼らを見捨てておけない(それと、やっぱりぱっとしないガイドの仕事に見切りを付けた)のか、最後の最後でジルたちに追いつく。今回のパーティはジル、ファティナ、ウトゥと、ただ居酒屋にいただけなのに秘密の話を聞いてしまったばっかりに巻き込まれたボウガン使いのドルイド・ヘナロ。「ボク」と言ってるけど、胸は一応あるみたいだから女だよな……? 次週はメルトとクーパも出るみたいだから、彼らもパーティに加わるのかな?
 他には、黄金騎士団に追われるカイの逃走を影から助けつつ、カイを助けるというより事態の進行を観察しているかのような謎の女グレミカと、その従者のアクラの立ち位置がどう関わってくるのか。
 それと、OPに何気にアーメイがいるのがちょっと泣ける。さすがに復活はないだろうけども。


2009年01月18日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#47とキバ#48

  ゴーオン #47「内閣カイゾウ」。ゴーオンジャーたちにいつもやられているキタネイダスとケガレシア。その二人を一喝して登場したのは、ヨゴシュタインそっくりのガイアーク総裏大臣ヨゴシマクリタインと危官房長官チラカソーネ。実はヨゴシュタインの父というヨゴシマクリタインは偉そうな肩書きだけあって三ワールドを散らかしたという実力者。
 一方、ギンジロー号では軍平が範人の女装写真を撮ろうと大騒ぎ。軍平の両親の勧めるお見合いを断る口実に使おうとしてるのだが、馬鹿馬鹿しい騒動にも関わらず、実は二人の仲が良いことがわかってる走輔たちはほほえましく見ている。
 そんなときボンパーの感じたガイアーク反応で駆けつけたゴーオンジャーは、ヨゴシマクリタインとチラカソーネと対峙。だが、ヨゴシマクリタインの名を聞いたキャリゲーターがエンジンソウルのまま暴走。マンタンガンを勝手に乗っ取って滅茶苦茶な攻撃を仕掛け出す。実はかつてキャリゲーターたちジャイアン族を殺戮しまくったのが、ヨゴシマクリタインだというのだ。だが、すべての攻撃エネルギーを吸収し相手に返してしまうというチラカソーネの「天地逆転」にまったく歯が立たず、敗退してしまう。

 今回は後発参加組の軍平と範人がメイン。性格が正反対で喧嘩ばかりしてるが、実は仲の良い二人。って、なんかむしろホモじゃないかというような会話が風呂場で……大丈夫か、こいつら?
 が、チラカソーネの攻撃でキャリゲーターの仇も討てず敗退することに。「誰かが『天地逆転』を受けてる間に攻撃すれば、攻撃が吸収されないんじゃないか?」とアイデアを出すが、そんなことをしたらおとり役がただで済まない。その案は取り下げられたのだけど、相棒であるキャリゲーターのために、軍平と範人は独断でその作戦のおとり役を……二人の決死の行動でチラカソーネは倒すのだけど、その直後に現れたヨゴシマクリタインの必殺技「正義解散」によって、ガンバルオーと範人・軍平が光になって消失してしまう。
 しかし、「うちら意外と下っ端だったでおじゃるね」と自身の組織の全容を知らないケガレシア……同情するけど、それでええんか?

  キバ #48「フィナーレ・キバを継ぐ者」。キャッスルドランでキング就任を宣言した渡の前にビショップが現れ、彼らへの宣戦布告をする。それを受ける渡だが、真夜から闇のキバを奪った大牙も彼に決着をつけることを提言。「勝負はついた」と言う渡だが、真夜を大牙が手にかけたことを聞くと、その勝負を受けることに……しかし、そこにビショップ率いる復活ファンガイアの群が現れる。二人はひとまず協力して撃退することに……
 その二人の戦いを高みの見物でほくそ笑むビショップだったが、ビショップの前に視力を失いつつあるはずの名護が現れる。一度はイクサを返却し戦士であることをやめようとした彼だったが、気弱なその姿を見かねた恵の喝で一転、恵とコンビネーションの特訓を重ね、再びビショップの前に現れたのだ。目の利かない名護を最初翻弄していたビショップだったが、恵との特訓の成果により、その指示でビショップにカウンター攻撃を一閃、そして必殺の一撃で仕留める。
 復活ファンガイアたちを撃退した渡と大牙は戦いを再開。激闘の末に負ったダメージで変身が溶けても、大牙は自分が認められるためにはキングであることが必要だと信じて渡と戦おうとする。だが、渡はそんな大牙を攻撃せず抱きしめる。渡がキングの座を奪ったのは、ビショップから命を狙われた大牙をキングの座から引きずり下ろすことで矛先を自分に変えようとしてのことだった。その真意を知り、和解する二人。
 だが、倒されたビショップが自らの命を最後の供物として復活させたバットファンガイアが二人の前に現れる。再度変身して立ち向かう二人だったが、傷ついた身体で、しかも凶暴さを増したバットファンガイアに歯が立たない。渡はバットファンガイアによって崖下へと投げ落とされてしまう。落ちていく渡が必死で掴んだのは、22年前音也が装着し、バットファンガイアの攻撃で四散したはずのイクサの腕パーツ。音也自身が助けたかのようなその奇跡に、渡は再度力を振り絞り、大牙と共にバットファンガイアに立ち向かい、これを倒す。
 誤解が解けた渡と大牙だったが、大牙は真夜を殺したという大罪を犯した自分は許されない、と渡の許しを拒む。しかし、渡は「ならば自分もその罪を背負う」と言い、さらに(何故か)生きていた真夜自身が現れ(え?)許しを与え、二人は互いの遺恨をすべて流すために再び戦いあう(おいおい)。  それからしばらくし、静香に急かされ結婚式に向かう渡。特訓の間にお互いを認め合った名護と恵の式が行われるのだった。式には青空の会メンバーを初めとして三モンスターやこれまで出会った人々の姿も……大牙もまた再びキングとして復活し、人間のライフエナジーに変わる新エネルギーの開発と人間との共存を新しい方針として打ち出す。が、すべてが丸く収まったはずの式場に、音也そっくりの青年が飛び込んでくる。22年後から来た渡の子どもと名乗る彼は、未来で暴れているネオファンガイア打倒に力を貸してもらうために過去に飛んできたのだった。彼を追って現れた巨大なネオファンガイアに、全ライダー+三モンスターが再び集結し、挑む。

 え〜、なんと申し上げればいいのでしょうか……「わあい、なんだろね、この惨状は」(真田アサミの声で)。いや、楽しい最終回でしたが。全編どこを取っても突っ込みどころばかりという意味で。
 思わずあらすじにも幾つかツッコミの合いの手を入れてしまいましたが、もちろんそんなものでは済みません。まあ、最後に全キャラクターに活躍させる、という意図もあるので、全否定ではないですが、まあ、なんつーか、こうまで全方位突っ込みどころだと、さすがに見ながらツッコミ入れるだけで疲れると申しましょうか。
 まあ、安っぽく悲劇で終わるよりは、安っぽいハッピーエンドで終わった方が楽しい分OK、という見方も出来なくはないでしょう。ええ、そう思ってみます。
 何気に結婚式場から話が始まり、結婚式場で話が終わった、といろいろ統一を取ってるのですが、音也までの話は結構ちゃんと伏線回収してたのになぁ、と。やっぱ名護さんが真人間になっちゃったのがすべての間違いか。(そうなのか?)
 最後に渡の子どもが現れ、彼と渡、名護、大牙まではともかく、渡の伯父って……ええ、わかってます。突っ込んだら負け、まともに突っ込んだら負けなんです。ええ。ああ、でもなんでしょうね。この感動とかの意味じゃない涙は。
 まあ、ツッコミまくり番組としては楽しめたので良しとしましょう。伏線回収も意外とまともにしてたし。でも楽しんだけども、やはりこの最終回は楽しいながらもなんか釈然としない。w


2009年01月19日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 前から疑問なんだけど

  今年の鳥人間コンテストがテレビ局の収益悪化を受けて中止(2010年は行われる予定) というニュースを見て改めて思ったのだけど、実際の収益ってどんな推移なの? と。
 いや、だって確かに人件費その他が上昇してるとかあっても、昔より相対的な収益が減少してるってあるのかなぁ、とか、まあ、デジタル化による設備負担とかもあるとは思うけども、それでも釈然としない。可能性としては
 1)本当にテレビ局の収益は過去より悪化傾向にあった。
 これは広告代理店最大手である 電通の過去十年の株式変動 を見ていると、2006年をピークに(2003年の落ち込みがあるが)停滞、そして下落傾向を見せている。なので、ここ二年くらいのレベルでは収益悪化というのはそうなのだろう。でも、二十年、三十年レベルではどうなの? というのはすぐにデータが出てこないのでわからない。
 2)収益構造の変化。
 これはありそう。収益安定のため経営の多角化は昔から行われている(××(テレビ局名)ハウジング、ってのは昔からあった)し、ここ十年くらいの傾向では特にそうだろうなぁ。キャラクターグッズ、映画業界など。これはテレビ局だけに限らずいろんなところがそうだろうし。本来リスク分散のはずのそれらが、世間の景気が一気に地盤沈下したことにより逆に本業であるテレビ番組製作まで圧迫してるという可能性はある。
 3)制作構造の変化。
 言うまでもなく番組製作のアウトソーシング化。アウトソーシングってのは概ね必要なときは調達し、必要のないときは簡単に切れる、という、収益のお手軽上昇には便利なシロモノ。それを全否定はしないけど、下請けだけじゃなく孫請けとかなると、中抜きの度合いが大きくなる。それに普通に考えて収益悪化で真っ先に下請けイジメがはじまるだろうし。つまり、最も重要なはずの「番組製作」が不況の煽りを真っ先に受けるという構造を促進させるのは想像に難くない。また、テレビ局自身の番組制作力が減退していくことにもなるから、外注を打ち切り中抜き分予算を浮かそうとしても、そう簡単には行かない。
 これらはほとんどデータを参照してない想像だけど、単なる「不況」とか、「テレビ離れによる収益悪化」とかじゃなく、テレビ局自体のいろんな構造的な問題だと思うのだけどなぁ。


2009年01月20日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなみけ おかえり#3

  みなみけ おかえり #3「ケンカでも」。ナツキに隠れ家的名店のプリンを食べられてしまったトウマが、南家に家出してくる。最初冷静に「とりあえずお家の方今日は泊まることだけは知らせないと」とトウマの家に電話するハルカだが、ナツキがスイーツwの価値を軽く見てることに激昂。むしろ南家同士の全面戦争の様相を……呈さないけど。
 そんな感じで両南家と食い物だらけの話。統一性はあるんだけど、インパクト的には……一期がかなり神だったんでこれだとインパクトが足りない向きがあるかもしれませんが、原作はこんな感じなので、個人的には悪くないです。はい。下手に保坂頼りになっても困るし。
 あ、そういえばマコちゃんネタまだないじゃん!