2008年12月02日(火) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ] 今日の5の2#9と巌窟王……あれ?
今日の5の2 #9「タイフウ/ファッション/ウトウト/メシアガレ」。台風が近づいてきて、異様にテンションが高くなったリョータたち男子。ところが女子もその雰囲気に飲まれていって……って、チカ、お前も楽しみだったんかw まあ、台風前の非日常感ってのは、確かに子供心にはわくわくするものだけど。「ファッション」では新しい美容院に行って服も新調したユウキが、さりげなくリョータたちに見せびらかしに来るのだが、コウジがいないとこいつらボンクラだな。って、注目点は半袖長袖しかないんか?
日よりの良い日にリョータの眠気がみんなに移り、カズミは本格的に眠り込んでしまう「ウトウト」。リョータが責任を取って背負って送っていくことになったが、一緒についてきたチカとなんだか良い雰囲気に……まあ、当然カズミがいたら上手くいくわけないですわな。天然エロス小学生。
調理実習で料理ベタな連中ばかり集まってしまったリョータのグループ。意外な包丁さばきを見せるユウキだったが、味付けの段になってご飯を炊くのにココアとバニラと蜂蜜を入れはじめて……「メシアガレ」。なんつーか、ユウキって本格的に味覚障害? ヤバイだろ、それは……コウジが健闘したけど、それはむしろツッコんでやるのが親切ってものかと。
巌窟王 #24「渚にて」。シャンゼリゼ通りの大破壊から五年後、帝国と王国の確執にもようやく和平の道が開かれ、若者たちは未来の希望のために生きようとしていた。
って、あれ? 先週で終わりじゃなかったの? 確かに中途半端な切れ方だと思ったけど、予告も何もなかったものなぁ。
それぞれの五年後を描くエピローグ。伯爵は裏切りと絶望の中で憎み、復讐の炎を燃やしていたのだけど、その一方でそれをやめにしたいという自分もいた。巌窟王に寄生され復讐を加速していったけども、アルベールの言葉と行動に、二つの心に揺らぐ自分へと戻り、最後を迎える。それは救いだったとは言えないけど、二つの心の中で揺らぎ、それでも暗い心に捕らわれまいとあがく伯爵の姿は、エデとアルベールに確かな何かを残したよう。そしてアルベールは、接収される館の中で、母の肖像画の裏に隠された、かつての伯爵、エドモン・ダンテスから母への手紙を見つける。それはまだ憎しみと復讐の渦中におらず、日の明るさに満ちていたダンテスの青春の輝きそのものだった。待ちわびるメルセデスに「待て、しかして希望せよ」と結びながら。
アルベールは「過去にとらわれて誰かを憎みたくない」と言っていたけど、過去を捨てるのではなく、過去の上に生き、そしてそれが心の暗黒面にあらがう力になることもある、ということか。ぎりぎりで伯爵が落ち込まずに済んだのは、マルセーユの太陽の下での友と恋人との記憶を、かつての友そっくりのアルベールでよみがえらせたからかもしれない。
先週までだったら「ふーん」だったけど、この最終回は納得。大満足。
2008年12月03日(水) 旧暦 [n年日記]
■ [その他] なんだか変じゃない?
ってのが先日の党首討論を巡る評価。読売新聞で概要を読みまして、確かに小沢氏が勢い良くまくし立ててるというのはわかるのだけど、内容的に実のある言葉はまったくなく(「審議に協力する」とは言ってるけど、小沢氏の言質がまるであてにならないことは過去が実証済)、「二次補正予算だ」「解散しろ」としか言ってない。それに麻生氏が一応ちゃんと反論し説明してるのだけど、それに対し馬鹿の一つ覚えを繰り返すだけ。これってネット上の自称論客な質の低い人が取る行動で、オーディエンスに受けが良さそうなことをひたすら繰り返し、相手の反対質問は徹底的に無視し、自分が有利に討論を進めてるように見せるという、程度の低い手に見えるのだけど。
いや、麻生氏の肩を持つ訳じゃないけど、あまりに質の低すぎるこれを「小沢氏の勝利」とマスコミとかも言ってるのって、一体何? と思ったら、やっぱ同じ事思ってる人は多いみたい。
小沢「金融機能強化法案は通さない、中小企業がガンガン潰れれば野党有利になる」 ( 働くモノニュース )。このスレタイは煽りなので真に受けない方向で。中小企業対策を訴えるのはいいけど、一次補正予算に重要な法案を審議ストップして二次補正予算を求める理由って、何? というのはやっぱ普通に疑問に思うところだよなぁ。審議ストップする理由があるのかというと、党首討論でもちっとも触れてない。新聞、テレビのニュースも解説は見あたらない。なんだかマスコミだけ見てると世間がおかしな熱に浮かされてうわごとを言ってるように見えるのだけど、おかしく思える方が異常なのかなぁ。
それとは関係なく、メモ的に、 トークに「ブレーキ」をかける技を身につけよう ( ITmedia )。人にものを教える機会がわりとあるのですよね。その時に、説明する内容を煮詰めて、簡潔にして説明しても、やっぱり相手の聞き入る説明ってのは難しい。こういうのを参考にして勉強しないとなぁ。
2008年12月04日(木) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ] のらみみ2#10ととらドラ#10
のらみみ2 #10「行楽パーマネント」。居候先が見つかるかもとうきうき気分で男と合流したのらみみ。男は離婚した妻のところにいる娘のプレゼントにとのらみみを紹介してもらったのだが、面会日に遊園地に行く約束で落ち合った娘には既に母親が付けたキャラがいた。それを知ってむくれるのらみみだが、男に「今日気に入られればきっと君に乗り換える」と吹き込まれ、俄然その気になってしまう。男は元妻が娘のことを勝手に決めてしまうことに腹を立て、さらに娘の態度が自分に冷たいのも妻が自分のことを悪く言ってるからと機嫌を悪くするのだが……「ウサミミデラックス」。キャラ紹介所にやってきたとある客。娘と母親と「マネージャー」という妙な取り合わせだが、実はその家に居候しているキャラは人気タレントキャラの「デラックス」ことミミ子。何故か機嫌を損ね専用のトレーラーハウスから出てこなくなってしまったミミ子を説得して欲しいとキャラ紹介所に相談しに来たのだ。のらみみが頼まれて説得に向かうが、ミミ子に妙に気に入られてしまったのらみみは逆に懐柔されてミミ子のチーフマネージャーとしてミミ子側についてしまう。キャラのミミ子に大人たちが翻弄されるのを最初は楽しむのらみみだったが、あまり幸せそうに見えないミミ子に、率直な感想を言ってしまう。
今回はどちらも原作ネタ。パーマネントはおばさんっぽいキャラだったのかw
居候先が見つかるとうかれるのらみみだけど、開始五分で終了w まあ、いつものことなんだけど。それでも娘が母親のものになってるようで気に入らない父親はのらみみをけしかける。が、のらみみが必死のアピールをしてる裏で、パーマネントが父親と急接近。不倫の仲に……はなりません。当たり前だけど。
パーマネントは純粋に家族みんなが楽しくなるように、昔の楽しかった思い出を思い出してもらえるようにと、気遣っていた。元妻から聞いたという家族の思い出をパーマネントと語らう内、とげとげしかった父親の気持ちもいつしか和らぐ。
結局やっぱりのらみみの居候話はなかったことになるのだけど「チェッ」と言いつつも「でも、結構楽しかったッス」と漏らすのは、のらみみのいいところだよなぁ。
後半はタレントとして働いているキャラの悩み。自分が居候したくてもできないこともあって、のらみみは終始タレントキャラには批判的。でも、あっさり取り込まれるw 大人たちが言いなりになる様が面白くてミミ子のいたずらに乗るが、トレーラーハウスの隠し窓から子どもを見るミミ子を見て、「こんなの、キャラなのにおかしいんじゃねえの?」とぼそり。それが「みんなの期待に応えなきゃ」というプレッシャーから、子どもと遊びたい、一緒に過ごしたいという気持ちを押し殺してたミミ子の核心に触れてしまう。のらみみは怒ったミミ子に追い出されるが、のらみみの一言で気持ちを決めたミミ子は、芸能活動を引退する。自分の一言がそんな結末を引き起こしたことを知らないのらみみは、引退会見をテレビで見ながら「チェッ」といつも通りw 前半は主役がパーマネントだったけど、どっちものらみみの自然体が良い感じの話でした。
とらドラ #10「花火」。みのりを驚かそうとして、逆に怪奇現象におびえて一夜を過ごすことになってしまった大河と竜児。しかし作戦を中断するわけにも行かず、次の作戦を練っているところを、北村に見つかってしまう。「みのりは実は怖いもの好き」とごまかすが、それを真に受けた北村が二人の作戦に協力することに。亜美も巻き込んで近くの洞窟に探検に行くことになるが、「まかせとけ」と言った北村の仕込みはどれも子どもも脅かせない呆れたものばかり。すっかりしらけた亜美が皆と離れて帰ろうとしたのを追いかける竜児だが、二人きりになった亜美に本気かいつものからかいかわからない言葉を浴びせられ、とまどう。
前回はみのりが主役だったけど、今回は亜美が主役。まあ、どっちがどっち、とは言えないんだけど。竜児の恋愛についての質問をオカルトについての話にたとえてごまかしたみのり。でも、その内容はあくまで意味深。その会話に密かに自分のみのりへの想いを込める竜児だが、みのりはそれに気づいたかどうか、そぶりではまったくわからない。しかも「みのりんを脅かして竜児がナイトになろう作戦」は北村を巻き込んで、というかいつの間にか北村主導になって変な方向に。
それを冷めた目で見ているのは亜美。つーか、この旅行ではことある事に亜美の視線は竜児に向く。竜児の気持ちを揺さぶり反応を見ようとするかのような発言から、竜児がみのりのことを好きなのを知ってるのはわかるのだが、さらに「竜児に似合うのはみのりじゃなく、もっと対等になれる」誰かだ、と言おうとする。そして竜児を置いてけぼりにするふりをして脅かしながら、「あたしがいなくなったら寂しい?」といつものように茶化した様子で問いかける。けど、これが実は茶化しじゃないことは、続巻を読むとわかるんだけどね。まあ、今回のアニメ化ではそれは出てこないだろうけど。
大河や竜児と関わって、亜美も自分の気持ちを人にぶつける術を身につけたように見えるけど、みんなの関係を一歩引いた大人の視点で見ているにもかかわらず、実は基本的に不器用。ぶりっこ鉄仮面は対外的な顔で、腹黒性悪顔が本音みたいに見えるけど、実際は「他人と対するのに二つの顔しか使い分けられない」というのが正確なところだと思う。「性悪腹黒」でも表せない気持ちを伝えようとすると、途端に不器用になってしまう。それが竜児もとまどう亜美の素の態度なのだけど、亜美自身がそれに気づいてないからなぁ。
結局竜児たちの作戦は、最初からみのりにバレバレ(そりゃそうだ)で、深夜の怪奇現象や洞窟での出来事は北村が協力しての狂言だったと種明かしされる。つか、ホントにみのりは「怖いもの好き」で「まんじゅう怖い」メソッドで「怖いものが苦手」なふりをしてただけなんだけど……
今回、サブヒロイン二人が覗かせた本音に、竜児は優しい反応をする。いや、「ヘタレ」とも言うけどね?
次回からはシリーズの一旦の締めくくりになる「文化祭編」に突入。この話から原作では鬱っぽい展開になってくのだけど。ってことは、第二期あるとしたら鬱々だな……
■ [その他] 中国の言ってることの方がまともに思えるんですが
田原総一朗の政財界「ここだけの話」:歴史認識の次に進みつつある日中討論 ( nikkei BPnet )。日中のジャーナリスト交流会でこれまで定番だった「歴史問題」が出ず、さらに突っ込んだ内容になっていることが語られてる。でも、それもそれで重要なのだけど、個人的にもっとも重要と思ったのはここ。「日本は言論の自由があり、政府の批判もできる。それはわかる。しかし日本のメディアが政府批判を自由にやって、一体日本の政治はこの10年間良くなっているか」と問われた。現政権、とくに麻生批判については「対案を示さない非生産的なもの」どころか、「ホテルのバーがどうの言い間違いがどうの」という、非生産的以前に日本の主要マスコミとは思えない報道が続いているのは、そりゃ呆れるわ、としか言いようがない。自民党政権、麻生首相に批判されるべき点がないとは言わないし、批判は批判でやればいい。でも、こんなくだらない報道で政治がいい方向に向かうとは到底思えない。「今の党首はどちらも政策ではなく政局ばかりだ」と批判しつつ、結局政局をかき立て煽り立ててるのはマスコミ自身に他ならない。自分たちのことを棚に上げて「政局ばかり」とは、良く言えたものだと思う。先の党首討論の報道などもそのひとつだろう。
これは日本にとって痛い問題だ。
中国側もここは直截的ではなく、婉曲的な言い方をしていた。僕はそれを捉えてむしろ日本側の参加者に「日本のジャーナリズムは政府の批判ばかりしているが、首相は2人連続1年未満で政権を放り出し、3人目も危なくなっている。日本のマスメディアには言論の自由があるわけだが、中国側の疑問にどう答えるのか」とはっきりと聞いた。
ちょっと陰謀論じみるけど、これは小沢氏の作戦であるかもしれない。政策よりもセンセーショナルな部分に食いつき大々的に報道する日本マスコミの体質を見越して、わざとそのように報道を誘導し、「政策対決では不利」な状況を自分の得意な「政局対決」に持ち込もうとしてるということかもしれない。まあ、わかんないけど、この状況を大いに利用してるのはそうだと思う。
田原氏のこの辺の意見には概ね同意なのだけど、一つ足りないな、と思ったところがあった。
逆に怖いのは、あと2、3回この交流会をやると、中国が「もう結構だ」と言うかもしれない。この結びは、婉曲にではなくもっと直截的に「中国マスコミは、日本マスコミに学ぶべきところはない、と思ってるかもしれない」と言うべきだと思う。
中国はかねてから「日本の経済に学ぶところは多い。政治に学ぶところは全くない」と言い切っているからだ。
2008年12月05日(金) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ][その他] うわ、すっげー恥ずかしい
「とらドラ!」、てっきり1クールだと思いこんでおりましたが、 東雲さんの崩壊日記改 見たら、「DVD予定の巻数を見ると、2クール」という情報が……うわ、普通に2クールだったんだ。恥ずかしい。ってことは金髪××も見られるのか。7巻のラストのあの痛々しいシーンに「バニラソルト」がかぶさるわけか。つか、ペース的におそらく完結巻であろう10巻相当部分までやるのだろうけど、オリジナルになるのか? 9巻で「なんだか急ぎ足でみのりと亜美周りの描写が勢いはあるけど雑に感じるなぁ」と思ったのだけど、アニメに間に合わせようと展開を急いだ? それは考え過ぎか。ともかく、後半は鬱っぽくなりそうですな。
2008年12月06日(土) 旧暦 [n年日記]
■ [その他] ETVワイド ともに生きる「こんな福祉番組が見たいねん!」
20時頃に録画の消化を終えて再生を止めたら、「テレパシー少女蘭」を録画した後だったのでチャンネルがNHK教育に合っていまして。タイトルの番組をやってたのだけど、これが面白くて思わず見入ってしまった。番組内容としてはNHK教育の福祉番組「きらっといきる」に寄せられた「すごい人ばかり見せられて疲れる」という投書があったことから、「障碍者はがんばって生きている」というイメージを描くことありきで番組が作られていないか、そのイメージはいつから出来てきたか、どのような報道が良いのか、ということをスタジオに招いた障碍者や視聴者からの意見を交えて討論していくもの。
定型の番組作りに走ってしまうのは、作り手側としては視聴者の期待から外れるものを作るのは怖い、という素直な作り手の意見も出たけど、「本当の障碍者が抱える問題、障碍者の生活を描いたことにならない」とばっさり。「では、どのような描き方が良いのか」ということで討論は紛糾する。「がんばって生きてる」というテレビの流すイメージについても「車いすの恋人が普通に買い物に出ただけでも『がんばってますね』と声をかけられて苦笑する」などといったものや、「支援や保護を受けるときに『がんばってる』というイメージの方が支援・保護を支給する側も明るい気分になるので双方にとっていいことではないか」という意見もあり、「がんばってる」というイメージの押しつけにうんざりしてるという雰囲気は強いものの、それをめぐる障碍者自身の考え方も千差万別であることがわかる。
一方で「障碍者をどのようにテレビに出すか」についても、BBCで放送された障碍者による美人コンテストのドキュメンタリーや、車いすの登場人物のコント番組、また「8時だよ全員集合!」で1クールの出演契約を結んだ小人症のプロレスラーが、視聴者から「あんなかわいそうな人をテレビに出すなんて」という抗議が相次ぎ、2,3回で契約が打ち切られて逆にその仕事がなくなってしまったことなどを例に出し、「視聴者側の意識も変わらねばならないのではないか」という制作者の意見も交えられた。最後のは若干責任転嫁っぽいところもあるけど、でも概ね事実だろうなぁ。
この番組は福祉番組、障碍者の描き方についてだったけど、基本的に報道全般について考えねばならない問題の提起だと思う。視聴者の「期待」と「受け取り方」、制作者の「意図」、報道対象の「実態」や「意志」、それらがそれぞれ絡んで模索していくものなのだけど、今は制作者の意図や都合ばかりが先行しているように思う。
番組もきちっとした結論が出たわけではないけど、「こういう番組はこういうもの」というのが当たり前と思ってた裏で、実際はどうなのか、報道対象の意見はどうなのか、というのが生々しく語られてただけでも貴重な番組でした。
2008年12月07日(日) 旧暦 [n年日記]
■ [特撮] ゴーオンジャー#42とキバ#43
ゴーオンジャー #42「学園ノヒミツ」。街に現れたビンバンキに応戦するゴーオンジャー。だが、ビンバンキの熱湯攻撃は生ぬるく、あっという間にボコボコに。いずこかへと逃げて消えたビンバンキを追う須藤兄妹はケガレシアが人間に変装して人間の学校に入っていくのを見つける。学園内には生徒か教師でないと入れない。「それなら一番女子高生に年齢が近い自分が」と美羽が転校生として潜り込むのだが、エキセントリックな校風に振り回され気味。しかも、ガリ勉生徒が美羽に対しおかしな力を使い……相変わらず弱々な蛮機獣。熱湯を吹き付ける攻撃技の「熱湯コマーシャル」はぬるくてただ気持ち悪いだけ。そのビンバンキをパワーアップさせるために、ヒューマンワールドに飛来したマジックワールドの魔法アイテムを手にした学生にケガレシアが近づく。 この展開でどうして「魔法」が出てくるのかと思ったら、「魔法びん」かよ! くだらね〜〜〜。w
美羽は学園に入り込んだもののチアリーディング部や映画研究会の活動に巻き込まれて逆に振り回され気味。しかも、大翔から「武器だ」と渡されたのはヨーヨー……って、どんな昭和テイストやねん。
そんな美羽を見て一目惚れしてしまったガリ勉学生・ニュートン君は、マジックワールドから飛来した魔法の杖を使い、美羽に惚れてもらおうとする。ケガレシアはそんな彼に協力する見返りに、ビンバンキをマホウビンバンキにパワーアップさせてもらう。かけ声が「タイガー!」になってるし。
でも、魔法で人の気持ちを変えようとしたニュートン君の魔法は美羽には通じず、逆に説教された彼は逆にゴーオンジャー側に立ってマホウビンバンキ撃退に協力する。変なヤツだけど悪いヤツじゃないってことか。しかも最後の最後で魔法の杖の解析データの入ったパソコンを踏んで壊してしまい、なんともまあしまらない。ダメ男に弱い美羽に慰められて、悪い立場じゃないんだけど。
しかし今回、いつも通りグダグダなガイアークの作戦に、支援攻撃を行った謎の存在が現れる。予告によると「掃除大臣キレイズキー」だそうだけど、きれい好き、って、汚いの大好きなガイアークなのにいいの? しかも年末大掃除に合わせてるみたいだから、大ボスにはならなさそう……
キバ #43「結婚行進曲・別れの時」。大牙によって生命の危機から脱したはずの嶋。しかし重態から立ち直ったばかりのはずなのにその後異様な食欲を見せるなど、様子が明らかにおかしい。名護たちの護衛の申し出も断る嶋を名護たちは遠くから見守るが、彼らが見たのは、突如ファンガイアに変身する嶋の姿だった。「何故嶋がファンガイアに?」渡は大牙の治療が原因ではないかと思い当たり、大牙を呼び出し問い詰める。悪びれもせず嶋にファンガイアの力を移植したことを認める大牙に、渡はかつてない激しい怒りを覚える。
一方深央は、大牙のプロポーズを受け入れ、二人だけの結婚式を挙げようとする。が、それは深央の策略で、二人きりの大牙を殺そうと重傷を負わせる。深央の裏切りにビショップが深央を殺そうとするが、大牙は初めて自分の孤独を埋めてくれる存在になりかけた深央をかばおうとする。その姿に深央は心を揺るがせる。
22年前、さらわれた音也を助けるため、キャッスルドランにいるキングの元へと向かうゆりと真夜。番人であるシルクモスファンガイアを撃退し内部に入り込むが、音也はライフエナジーをほとんど吸い尽くされ息も絶え絶えの上、キングの絶大な力になすすべがない。真夜が足止めしている間にゆりが音也を外へ連れ出すが、再び立ちふさがったシルクモスファンガイアに音也は満身創痍のままイクサに変身。キングに音也を追わせまいとした真夜もまた、組み伏せられクイーンの力そしてファンガイアとしての力までも抜き取られる。
や、やっぱり名護さんがおかしい……「自分をファンガイアとして始末するように」と命じる嶋に、イクサに変身しつつ、やはり手を挙げることが出来ない。前だったら遠慮なく拳を振り抜いてたのに……「あの」名護さん復活はあり得るのか?(復活してええんか?)
一方、自分が大牙を信じてしまったばかりに嶋の身に悲劇的な事態が起きてしまったことにショックを受ける渡。大牙に激しい怒りを向けるものの、「俺はキングとしてファンガイアを護る義務がある!」と言われ、やはり迷いを覚える。だが、その迷いも、目の前で嶋が決着をつけるべく大牙と戦い、倒された現場を見たことで吹き飛んでしまう。その直前、大牙は深央により致命傷を負わされていたのも気づかず……
深央は自分と渡の未来を信じ、自らの手で大牙を亡き者にしようとするが、とどめを刺し損ねた大牙がビショップに向かい自分をかばったことに激しく動揺する。嶋から冷遇されたと感じ続け、ファンガイアサイドに走ったもののやはり孤独だった大牙にとって、深央は初めて自分に寄り添い、孤独を埋めてくれるかもしれない存在だった。その深央の裏切りを、大牙は許そうとする。渡に対しても始末しようとするのではなく、人間に失望させたり、人間とファンガイアは決して相容れないものであることを突きつけてファンガイア側に付くようにしてるしなぁ。
しかし渡の立場とは相容れず、弱った身体にキバの必殺技が炸裂しようとした瞬間、そこに割って入って大牙をかばったのは深央……深央は夢にまで渡の腕の中で、ステンドグラスのようになって砕け散ってしまう。嶋、そして深央の犠牲を目の当たりにし、渡は自分が生まれなければ良かったと思ってしまうようだけど……
で、その原因である過去編では、音也の救出には成功するがその引き替えに真夜がすべての力を奪われてしまう。しかも音也自身息も絶え絶え。「歴史通り」なら、このまま音也と真夜が結ばれることになるはずだけども……
なんだか最後の最後で現代編と過去編が結びつく展開になりそう。
ところで、来年の仮面ライダーは「ディケイド」だそうで、なんだか「平成ライダーが総登場」という情報が特撮誌に……全部別世界のライダー(アギトのみ、クウガとの平行世界という設定)なのだけど、どうするの? ディケイドの個性的なデザインも吹き飛ぶインパクトですな。昭和ライダーになぞらえれば十人目でZXに相当するので、それにならってる部分があるのかもしれないけど。あと、未確認情報でディケイドは一年ではなく半年のシリーズとか。ホントにどういうことになるんだか。
2008年12月08日(月) 旧暦 [n年日記]
■ [その他] 珍名さんランキング……え? 違う?
名前ランキング:女の子は「葵」ちゃん−−ベネッセ発表 ( 毎日 )。ゴーオンジャー見てて「『大翔』と書いて『ひろと』って、無理矢理すぎだよなぁ」とか思ってたのですが、「新生児名前ランキング」連続一位の名前だったのねorz女子の名前も痛々しい。いかにも名前負けしろといわんばかりのものが……つか、ここには載ってないけど、「心愛(ここあ)」とかもあるそうで。ロザパンかよ!?
しかし男子上位を見て、どんだけ特撮オタかと。「大翔」に「蓮」に「優斗」だものなぁ。「大翔」だなんていかにも珍名な名前、どうしてこれだけ多いのだろうと思って検索してみたら、 こんなタレントが引っかかった 。けど、どうも違ってそう。一体どこから出てきたんだ? あ、でも伊藤大翔って、子ども時代の乾巧役やってたんだ。リュウケンドーにも出てたみたいだし、やっぱり特撮じゃん。
話変わって、マスコミの麻生叩きはなんなんだろうなぁ。元々過激な発言が多いので叩きやすいのはわかるのだけど、まともに政策で叩いてないで、しかもそれが功を奏してるように見えるのがますますなんなんだか。
ただでも十二月で情緒不安定気味なのに、なんだかより一層世間に絶望傾向。
そういえば、麻生批判には朝日、毎日他読売も身を入れてるのだけど、雪満ちゃん殺害・死体遺棄についての報道。 また、勝木容疑者の部屋には、女児向けアニメのポスターが壁に張られ、本棚にも「プリキュア」シリーズなどの少女漫画が並んでおり、部屋一面が漫画に囲まれた状態だった。 ( 毎日 )、 アニメやビデオを好み、県警の捜索で部屋から大量の漫画本が見つかった勝木容疑者 ( 読売 )。で、その一方で、 【幸満ちゃん事件】プリキュア、聖闘士星矢、ブリーチ…容疑者自室に子供向け漫画、犯罪性は見当たらず ( IZA! )。「アニメが原因のひとつだ」という結論ありきで記事書こうとしてない? 頭の悪い定型文法での記事にはもううんざり。>毎日、読売
2008年12月09日(火) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ] 今日の5の2#10
蟲師はまだ見れてません。今日の5の2 #10「アタタメテ/メルヘン/メルヘンII/ヒトハ」。冬のある日のおさわりプレイ……小学生なのに。ではなく、女子同士が冷たい手をくっつけてびっくりさせて盛り上がる。リョータはいつも通りカッコつけて上から目線でコメントするけど……カズミは、普通にいつでも手が冷たそうだよな。なんとなくイメージ的に。
続いてなんとなく役得なリョータ……でもないか。ユウキがまた怪しげな話を仕入れて目にゴミが入ったリョータの治療にと、チカがキスする直前にまで行くのだけど……そりゃ、そんなんで治るわけないわw そいでもってそれをおもしろおかしく広められてしまう。短足の呪い、私のも直してください。w
最後はちょっとしんみり。「最後の一葉」(多分子ども向けにリライトされたもの)を読んで泣き出したナツミに、本当に落ちそうになってしまってる枯れ葉の最後の一枚を見せまいとみんなで協力するのだけど……思ったよりおばかでもみんなの思いやりに気づかない鈍感でもないってことか。女の子は成長が早いからねえ。
■ [その他] ちょっwwwww野尻さんwwwwww
大人はニコ動プレミアム会員になろう」――SF作家野尻抱介さんが“個人アピール” ( ITmedia )。SF大会の初音ミク企画でもUGC(User Generated Contents)の未来を熱っぽく語ってたからなぁ。言ってることは至極まっとうなのだけど、最近はよくわからない流れで祭や叩き・煽りが始まるからそういうのに巻き込まれないかはちょっと心配。それはさておき、実は最近プレミアム登録してもいいかも、とは思ってる。プレミアム会員への優遇もまるっきり原因ではないわけではないけど、それよりも テレビ局を含む121社のコンテンツホルダーと契約、ニコニコチャンネルで動画を配信 するというニュースが大きい。UGCの配信だけではなく、既存のマスメディアの形を変えていくという積極性に投資してもいいかもと思ってる。まあ、とりあえずニコニコチャンネルの新しいサービス内容を見てからのことですな。
「かんなぎ」無期限休載の背景に「怒りのオタクが抗議」説 ( ITmedia )。本当のところはまだわかりませんが、ありえそうだなぁ、とは。つか、mixiでも書いたけど、産土神に処女性求めるなんてアフォかと。日本は元々処女信仰あまりないぞ。いや、それ以前にマンガのことで怒ってそこまでするのは、頭おかしいんですが。警察に届け出れば普通に脅迫が成立するかもなぁ。なにはともあれ作者のご静養と一日も早い復帰をお祈りします。
今日新聞見てたら、社会保障費財政圧縮のために必要な法案が、民主党の反対で通らない、という解説記事が。ごく小さく、わかりにくい場所に。印象操作のマッチポンプ記事じゃなく、こういうのこそちゃんとわかりやすい場所に掲載して民意を問うべきものじゃないの? おかしくない、新聞?
平成20年度(第12回)文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品 。
スト魔女って……もうちょっと考えようよ、文化庁。orz
アニメーション部門/長編(劇場公開・TV・OVA) 作品名 :作者名:ジャンル 劇場版 空の境界 俯瞰風景 あおき えい 劇場公開 スカイ・クロラ The Sky Crawlers 押井 守 劇場公開 コードギアス 反逆のルルーシュ R2 谷口 悟朗 TV・OVA さよなら絶望先生 新房 昭之 TV・OVA ステファンの恩返し 内藤 まろ / すずき ゆきひろ/青木 純 / 恵土 敦 TV・OVA ストライクウィッチーズ 高村 和宏 TV・OVA ソウルイーター 五十嵐 卓哉(監督) TV・OVA 鉄腕バーディー DECODE 赤根 和樹 TV・OVA 東京マーブルチョコレート 塩谷 直義 TV・OVA のらみみ 湖山 禎崇 TV・OVA 墓場鬼太郎 地岡 公俊(監督) TV・OVA ヘルズ エンジェルス 山川 吉樹 TV・OVA みなみけ 太田 雅彦 TV・OVA やさいのようせい第5話「ピアノがいなくなっちゃった」 天野 喜孝 TV・OVA
■ [その他] なんじゃこりゃ?
TBS女性記者が勝木容疑者とカラオケ密着取材→勝木「彼女ができた」と周囲に勘違い報告?…ネットで話題に ( 痛いニュース )。……これ、なんかおかしいだろ? いや、強引な取材・報道とかなんとかかんとかは、まだ倫理的にはともかく行動が理解できないわけじゃない。でも「自社の記者がストーキングされてた」と報道した後で、親しげな映像を流す??? あたまおかしいんとちがいます?あたまおかしいと言うと、 そうなった時に、テレビの前の視聴者が、不景気にあえぐ世間のニュースにつづけて、そうしたセールスポイント満載の広告を見せられて、その企業に対してどんなイメージを持つのか。 ( NBonline )。まあ、言われてみればその通り。トリビューンも再生法申請したし、日本のマスコミ倒産もそう遠くないのだろうなぁ。