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2008年11月21日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 黒執事がわけわからん

 え〜、なんというか、これはどんな文法なんでしょう? まじめにやってるのか、ふざけてるのか、よくわかりません。ギャグはギャグで切り分けて見られればいいのだけど、そうじゃなく、ギャグがシリアスパートのストーリーにまで干渉してくるので、はっきり言って文法としては統一感がなくめちゃくちゃ。まあ、他事しながらだらだら流し見は出来るので、切りはしませんが。
 しかしこれってどんな層に受けてるんだろう? 普通に考えてダメだろう、これは。

[その他] なんだか暗いニュースばっかり

 むろんこの経済状況下でそんな話には枚挙にいとまがないことはわかってるのだけど、そんなニュースばかりではないはずなのに、なんか無理矢理そういう方向にしてるって気が。
 まあ、無理に明るいニュースを流すこともないんだけど、無理矢理悲観的な方に持ってってる感じでなんか嫌。そうした方が衝撃度が強くて受けがいいんだろうけどさ。でも社会不安をいたずらに煽る責任ってのはどうなのよ?

  幹細胞から作った器官を移植する手術が成功/.J )。こういうニュースって、日本じゃあんまり流さないよね……コメントを見てると気管の軟骨部分はドナーから提供を受け、それに本人の細胞から作った幹細胞で気管組織を作成、移植したってことらしい。軟骨組織の作成、あるいは人工的な代替物を作れるようになれば、さらにすごいことになると思うんだけどなぁ。

  スパムメールの収益性が明らかにZDnet japan )。十日前の記事だけど。やっぱ成功率は低いけど母集団を大きくするのにさほどコストが要らないので収益は上がってしまうものらしい。うちにも届いてははじかれるんだけど大体性的な薬とかなんとか、出会い系とか。引っかかる奴がいなければ収益性が上がらないということで撤退するだろうに、まあ、その辺は人類の限界でしょうな。
 しかし28の1000ドル程度のバイアグラもどきを売るのに、3億5千万通のスパムが必要とは……迷惑メールが絶えないわけだ。

  WILLCOM 03、アカデミックパックで実質負担額0円 。まあ、例の契約年数縛りはあるんですが、それでも二年使えば03が回線使用料だけでOKとは、最近の学生はめぐまれてるなぁ。


2008年11月22日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] レスキューフォース#34

  レスキューフォース #34「戦いはあくまで人命救助のために」。レスキューフォースに近づいてきたIT会社の有能社員・白石。ファンだという言葉に気を良くした石黒だが、その誘いによって訪れた新送電システムの施設で、超災害が起こる。だが、ネオテラーたちがその隙に送電システムに攻撃用プログラムを忍ばせようとするのだが、すでにシステムには攻撃プログラムが仕込まれていた。白石は軍事産業に乗り込む事を計画し、送電システムの軍事利用を密かに計画。のみならず、レスキューマックスも軍事転用しようと石黒に近づいてきたのだった。

 レスキューフォースのコンセプトの再確認、かなぁ。ネオテラーたち相手に毎回戦闘をしてるレスキューフォースだけど、「だったら軍事に転用しても良いじゃないか」という理屈に、「我々の任務はあくまでレスキューだ」と言い切る石黒隊長。最近あまり言わなくなったけど、最初の頃R-1は「お前らの相手をしてる暇はないんだ!」と乱戦を抜け出そうとばかりしてたものなぁ。
 軍事は軍事で必要なのだけど、石黒の職業意識は正しいと思う。このコンセプトがなかったら、ちょっと変な脱力特撮ヒーローものに過ぎないからなぁ、レスキューフォースは。逆にこのコンセプトを基本では崩してないから見続けてるんだけど。
 ところで、でっかいそろばんで計画を立てようとするマーエン。マールが「マーエン様の本体は地下にある巨大コンピューターだから」とフォローするけど、そろばんでエアギターしたりして遊んでる姿見ると、いろいろ絶望的な気がするわ。

[マンガ] 買ったもの

 ・ 数学ガール(上)/日坂水柯・結城浩
 主人公「僕」は数学好きで無口無表情の不思議な少女ミルカさんと、放課後に図書室で禅問答めいた数学談義を交わし、その世界を共有するのが日課になっていた。数学が自分の言葉であるかのように語るミルカさんの不思議さにどんどん惹かれていく「僕」。そんな日常に、「僕」に想いを寄せる後輩テトラちゃんが数学のことを教えて欲しいと近づいてきた。だが、いつものように放課後の図書室にやってきたミルカさんは無口無表情のまま、「僕」に数学に教わるテトラちゃんを見るや彼女の椅子をいきなり蹴り飛ばしたのだった。
 コミックフラッパーで連載中の、数学で交流する不思議なラブストリー。原作は 数学解説もののウェブ連載 で、それを単行本にまとめたものらしい。原作は未読です。
 数学方面はあんまりのめり込んでないんですが、数学の魅力とシンクロするようにミルカさんの不思議さに惹かれていく描写は上手い。まあ、作画担当のメガネ女子もの作家・日坂氏は数式の方は理解しておらず、ストーリーのアレンジ・演出に主に注意してるとか。取り扱ってるのは大学数学の初級くらいまでだけど、それでもわかりやすく、「数式に込められた意図」を「僕」に解説していくのは、数式部分は理解してないとは思えないほど。教科書だと無味乾燥に解き方が示されているだけだけど、こういうことを読み解いていくと数学も面白いんだけどなぁ。
 とは言っても、よくある入門書ものっぽいところはほとんどなく、あくまで数学を軸にした恋愛ものになってる。
 フラッパーで連載を読んでるけど、連載の長さが決まってるのは単行本の「上」を見て初めて知った。良い雰囲気なので、続編の方まで連載して欲しいなぁ。


2008年11月23日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオンジャー#40とキバ#41

  ゴーオンジャー #40「将軍フッカツ」。突如ヒューマンワールドに現れた炎神大将軍の石像。その復活の鍵となるのは晴之助・昭之助兄弟が持っていた烈鷹の剣だった。剣と二人を守り抜こうとするゴーオンジャーたちだったが、兄弟の目の前に烈鷹とうり二つの青年が現れる。それが烈鷹本人と思った兄弟は剣を渡してしまうが、その青年は受け取った剣で炎神大将軍を復活させると、なんと魂のない大将軍に街を破壊させ始める。
 烈鷹そっくりの青年は就職を始め何をしても上手くいかず、雷々剱、獄々丸の口車に乗ってしまっていたのだが、炎神大将軍を止めるにはその青年がそう願わねばならない。度重なる説得にも「こんな世界、壊されちまえばいいんだ」と拒む青年に、走輔は彼を考え直させるために炎神大将軍に立ち向かおうとする。

 映画では烈鷹役の半田健人が過去ヒーロー役をやった一人としてパロディ的に「ヒューマンワールドでも俺とそっくりの存在がヒーローをやってるかもな」と締めていたわけですが、この話はそれをまともに受けてますな。
 各ワールドにはそれぞれ魂と外見がそっくりな存在がいる、という新設定だけど、映画版で出たサムライワールドの女将さんはケガレシアの同一存在だったのか? まあ、そうだとしても後付っぽいけど。逆に言えばヒューマンワールドにもガイアーク側の同一存在がいるわけで……それって最終回まで引っ張るのか?
 で、絶望する理由は就職が決まった会社が倒産したからと、世界を滅ぼすにはいささかアレなような、でも昨今の世情や事件を見てると微妙に笑えないようなもの。「西洋洗濯舗菊池」はつぶれたのか?(だから乾巧じゃねえって)
 自分の境遇を悲観しヒーローであるゴーオンジャーたちをやっかむ青年だが、ゴーオンジャーたちの普段の生活見てたらとてもそんなこと言えないと……ほとんどヒーローやってるだけのニートだもんなぁ。生活費は範人のバイトにおんぶにだっこじゃないかという気も。あ、軍平は警察の退職金があるか。
 しかし晴之助・昭之助兄弟にも「どこでも同じです。皆、それぞれ一生懸命に生きているのです」と言われて青年涙目……ではなく、また倒されても倒されても大将軍に向かっていくゴーオンジャーたちの姿を見て自分に甘えていただけだと気づき、炎神大将軍の暴走を止める。最後は烈鷹たちのキャストにスピードルたちのソウルをセットし、巨大化した雷々剱、獄々丸を炎神大将軍で撃破。青年はやる気を取り戻し、晴・昭兄弟は烈鷹たちのキャストと剣を持ち、エネルギー満タンのキシャモスたちでサムライワールドに送られていく。
 しかし今回、ガイアークは利用された挙句に縛り付けられて、踏んだり蹴ったりだったような。ラスボスどうするんだ、ホントに。
 次回は大翔にものすごいデレ期が来るらしい。


  キバ #41「ララバイ・心を解き放て」。ファンガイアの本能を暴走させてしまったことからいまだに立ち直れず、前より酷い引きこもりになってしまった渡。名護たちがなんとかして対話を試みるが心を開かず、嶋から解雇を言い渡されたことをきっかけに自分の間違いに気づいた健吾も説得にやってくるが、「自分は誰とも友達になってはいけないんだ」と、健吾も拒絶する。さらに深央が「大牙を殺してキングになってくれ」と迫ったり大牙が共にファンガイアとして生きようと言ったりし、渡は一層頑なになる。そんな渡を導いたのは、かつて母・真夜から聞いた言葉だった。
 22年前、キングに音也を殺す代わりに生き延びさせてやると言われた次狼たちは、音也を油断させた隙に彼を殺そうとするが、すっかり感情移入してしまって殺すことが出来ない。かくなる上はと三人バラバラに逃亡するが、キングの目から逃れることは出来ず、次々にキングに倒され、像にされてしまう。
 一方、相も変わらず真夜に戦いを挑むゆり。音也に言われたとおり衝突を避けようとする真夜だが、ブラッディローズを楯に脅され、イクサに変身したゆりと闘うことに……しかしそこにキングが現れイクサを一蹴。そして真夜に音也を殺せと命じるのだが、真夜はその命令を拒否する。音也もまた、キングに「俺は真夜に惚れている」と宣戦布告するのだった。

 やっぱりなんだかおかしくないですか、名護さん? 本当にまともな人間になっちゃったみたいじゃないですか。嶋が態度を急変させて健吾からイクサを取り上げたりしたのは以前名護にもやったような、戦士としての資質を確かめるためのテストだったのだけど、名護は顔色を読みながらも合格だったのに対し、ただ突っかかるだけしかできなかった健吾は失格の烙印を押されてしまう。名護はその健吾すらかばうし、嶋がキバを倒せと命令したのにも「渡を殺したくない。共存の道はある」と、かつての経験からファンガイアに絶望している嶋に毅然と反対する。この数回テレビに出てるのは本当に名護さんなんでしょうか? 偽物ちゃうか?
 健吾は自分がいい気になって八つ当たりしていただけと気づき渡に謝罪、元通りキバとして闘ってくれと説得するが、その説得も渡には通じない。おまけに大牙や深央が勝手なことを押しつけるから、なおさら収拾のつかないことに……
 それを解決したのは真夜の幻影の言葉。強引だなぁ。と言っても過去編で音也と真夜がキングに襲われてお互いの気持ちを確認するというのとシンクロしてるので、「んなご都合主義な!」というのはさほどない。いや、それ以前にカオス状態だとかあっさり改心する健吾だとか、何より 真人間になってしまった名護さん だとか突っ込みたいところはあるのだけど。
 で、過去編ではゆりを運命の女と定めても、どうしようもなく真夜に惹かれていく音也が、ついに決定的な一言を。ゆりもそれがわかってたけど、どうしようもなく、必死にあがいてたんだろうなぁ。でも、真夜がここまで音也に惚れてたってのは割と唐突な気が。単に気まぐれなゲームかと思ってたけど。って、これまでも「人を愛すると言うことがどういうことかを知りたい」と言い続けて、それがわかってきてたようだからそうでもないのか。
 あと、次狼が目の前で像にされて音也が怒りをキングにぶつけるけど、音也が男のために怒っただなんて、初めてじゃないのか?
 人間側に付いたわけではないけども、はっきりと大牙と袂をわかった渡を、大牙は嶋と共同戦線を張って始末しようとするらしいけど……渡への憎悪は潜在的にあったんだろうなぁ。深央はどうするんだろう?
 しかし、復活キバと巨大サガークベルトの戦闘は……ちょっとやっつけ?

[その他] 元厚労相次官連続殺傷事件の犯人

 出頭してきて逮捕されたわけですが、マスコミも年金問題が云々と言い、世間も厚労省といえばそれが真っ先に出て来ていた状況だったのに、動機が「ペットが保健所に処分されたから」、しかもその処分されたのは三十四年前だったってのが……そういうまともとは言えない精神状態に追い詰められた理由というのは無論それとは別なのだろうけど、それで三十四年前のことを思い出してほぼ無関係の人に凶刃を振るうって……ちょっとあまりに想定外の出来事に呆然。これはあまりに理不尽だ。
 犯人(正確には容疑者)については正直わけがわからないとしか言いようがないけど、事件と犯人をめぐる周辺の動きは興味深く見てみたいです。


2008年11月25日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 今日の5の2#8と巌窟王#23

  今日の5の2 #8「メモリ/ハラヘリ/セクラベ/ギュウニュウ」。なんというか、セクハラ大会? 子どもが大好きな揚げパンとプリンの給食をメグミが残した理由とは……の「メモリ」をはじめとして、リョータ様々な女難の回。女難なのか? まあ、女難。メグミが一方的な被害者の気もしますが。ナツミが相変わらず無自覚なエロスを振りまいたりしてますが、「セクラベ」のリョータの気持ちは良くわかる……身長が負けそうなあたりとか、その後の敗北感だとか。w
 それにしても鼻から牛乳を垂らすところで「トッカータとフーガ」の冒頭が流れたのは、やっぱ嘉門達夫を意識してたのか?

  巌窟王 #23「エドモン・ダンテス」。伯爵とフェルナンの暴走により瓦礫と化していくパリの街。狂気に奔ったフェルナンは制止しようとしたメルセデスとアルベールにまで凶弾を放つ。アルベールたちは突っ込んできたバスティタンたちによってかろうじて一命を取り留めるが、アルベールは傷ついた身体のまま伯爵と父を止めるために二人の最後の決戦場である地下の黄金庭園へと向かう。そこで見たのは、復讐の心に完全に捕らわれ、正真正銘「巌窟王」となってしまった伯爵の姿だった。

 伯爵の暴動に引きずられるようにしてフェルナンも暴走、アルベールは傷つきながらも二人を止めようとするが、もはや伯爵は寄生生命体「巌窟王」に完全に乗っ取られてしまっていた。伯爵は本当は復讐など望んでいないという叫びも、巌窟王の「お前に伯爵の本当の心がわかるのか」という一言に、何も言い返せない。逆に伯爵の復讐の矛先がフェルナンの息子であるアルベールに向かおうとしたとき、彼をかばって逆に傷ついたのは伯爵の一の部下であるバスティタン。
 エデの叫び、バスティタンの献身から、誰も伯爵自身が苦しむ復讐などさせたくないのだと悟ったアルベールは、ただ伯爵を受け入れ、抱きしめる。
 最後に伯爵は救われたのかどうなのか、結局はわからないけども、巌窟王の呪縛から逃れたことを見ると、復讐だけに凝り固まった自分からは脱したのだろう。ただ、最後までアルベールの命を取ろうとしたり、復讐心とエドモン・ダンテス本来の心との間で葛藤したままだったようだけど……
 テクスチャーやサイケな色彩でちょっと独特な作品だったけど、大胆なアレンジで大変面白かったです。しかし、巌窟王の光る入れ墨は、ホントに「虎よ!虎よ!」だなぁ。

[アニメ] ヤッターマン特別版

 野球中継のせいかやたらとお休みが多いですが、二度目の一時間スペシャル。つか、映画とのタイアップ。なのだけど、ドロンボーがひたすら「ニセモノ」を連発してるのが……ええんかいな? まあ、悪のりをしてもOKという作風を確立させてしまったのだろうけど。
 懐かしいサイコロ振りマシーン(バージョンアップしてるけど)とか、メカが旧作の第一回のメカだったりと懐かしネタも出してたけど、今の女子高生はすっかりノリが悪くなってしまってるのが……時代が悪い。w
 ところで深田ドロンジョのシルエットは、ドロンジョというよりベルクカッツェのようだと思った。


2008年11月26日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] そういう見方もあったか

  誤読連発の麻生氏は「○○障害」? 養老氏が分析ビジネス誠 )。読字障害のことは知ってたけど、ついぞ思いつきませんでしたわ。言われてみれば、確かに知能とかいう問題ではないのでなんなんだろうなぁ、と思ってたけど、その可能性はありますわな。
 まあ、挑発的な発言については素の性格だとは思いますが……

    民主党「IMFだけでなく、特定国への支援を」痛いニュース )。う〜ん、正直、意図がわかりません。特定国とははっきり言って韓国だと思います。しかし過去の実例を見れば、先の韓国の財政破綻、IMF管理下の折には、アジア開発銀行を通じて支援を行っていますが、多額の返済滞りが起こっています。そのことで韓国の対日感情が特に良くなったと言うこともない、というか、韓国内ではほとんど報道もされていないようです。また、経済圏であることで支えねばならない、という理屈も、たった十年で再度IMFの管理下になりかねないという状況を見ると、簡単に支援云々と言って良いものとは思えません。もし支援を行うにしても、それを交渉材料として様々な条件を引き出すくらいするのが普通の外交でしょう。リスクと国益を比較すると、国内向けの案として出すにはあまり意味のないことなのですが、一体何故このようなことを盛り込んでいるのでしょうね。
 このことに魅力を感じる層がどこなのか、よくわかりません。


2008年11月27日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] のらみみ2#9ととらドラ#9

  のらみみ2 #9「少年飛行訓練」。59号店に居候紹介でやってきた威勢の良いトリキャラのトリロー。彼は幼い頃の半田と会ったことがあった。かつてのトリローは高所恐怖症で飛ぶことが出来ず、それをごまかすためにペンギンキャラのふりをしていた。が、結局自分に自信が持てずなんとかして飛ぶ訓練をしようとしていたところを、ドッタリくんが来たばかりの半田が通りかかる。トリローの話を聞いた半田は特訓を手伝うことにするのだが、トリローは半田との訓練中に居候をしてるかのように思えて来、怪我をしたと嘘を付いて訓練の時間、半田と一緒にすごそうとする。が、半田を探しに来たドッタリ君がそれを見たことで半田とドッタリはケンカになってしまい、トリローはそれに責任を感じてしまう。
 「みんなでゴルフ」。飲み仲間であるタヌキキャラのシガラキ、古山と一緒に半田も連れてゴルフに出かけたトマゴメ所長。シガラキは相変わらずオヤジギャグ連発ながらも絶好調。初打でアゲインストを真っ向から突っ切って飛距離を出す。和気藹々とホールを勧めていた彼らだが、それを見ていたキャディがシガラキの第一打以降様子を変える。彼女はかつてプロゴルファーを目指していたのだが、プロ試験で無謀な賭けに出て失敗、それ以来自分を見失っていたのだ。とてもまじめにゴルフをやってるとは思えないシガラキの態度と裏腹に決して悪くないプレイを見て、彼女は自分に足りないものをシガラキが持っている気がして、シガラキに質問をしてしまう。

 9話でこのペースって事は、半田の失踪がラストではないのか。コバチさんも出てこないし。
 キャラの独占欲のせいか、ダブルキャラは基本的に御法度なのだけど、幼い頃の半田は飛べないトリキャラに協力してかまったせいで、ドッタリ君と妙な諍いを起こしてしまう。トリローは居候できない心の穴を半田で埋めようとしてしまうのだけど、それが原因で半田が嫌な目になってしまったことに責任を感じ、本当に飛ぶことを決意し、半田たちの前で屋根の上から飛び立……とうとするんだけど、夕方までそのままかよ!w
 飛び立ったトリローは不格好だったけど、それでも何かを見つけたよう。それからキャラ(性格の方)を変えたトリローは今のイケイケになったのだけど、実はそれで高所恐怖症を克服したかというと……そんなんアリか!?w まあ、無理に自分を変えなくても、それが自分の個性になることもあるってことなのか? この変の妙に無理をしない感じは作風だなぁ。
 後半は久々登場のタヌキのシガラキ。相変わらずオヤジギャグ連発で、プロ志望のキャディは嫌な顔をしてるのだけど、意外にもそのプレイは悪くない。キャディは自分を追い込んでプロテストで失敗してしまった過去を持っていたのだけど、のびのび楽しそうにプレイしているシガラキを見て、思わず、無謀とも思える第一打について「何を考えて打ったのか」と聞いてしまう。その答えは「次に言うギャグのこと」ってオイw 無心で楽しいことを考えながらゴルフをするシガラキに、楽しいからゴルフをやっていたことを忘れていた自分を思い出し、シガラキの代打ちでプロ試験のミスを乗り越えたようなショットを見せる。
 今回後半はオリジナルだけど、是が非でも泣かせようとかいう感じはなくて、良かった。


  とらドラ #9「海に行こうと君は」。大河と亜美の勝負が亜美の勝ちに終わったことで竜児は夏休み亜美の別荘で過ごすことになるのだが、結局いつものグループでのお泊まり会に。しかし出発前に不吉な夢を見た大河と竜児は夢を正夢にしないためにも、今回は大河が竜児のみのりへの攻略を全力でサポートするということになってしまう。そのために大河が練った作戦は、お化けが苦手なみのりを驚かして、それを竜児が助けることで良い雰囲気にしてしまおうというもの。果たして怖がらせるのは上手くいくのだが、結局臆したりマイペースだったりで微妙に思ったようには行かない。亜美も竜児をからかってるのか本気なのか不明な挑発を繰り返し、結局なんだかいつものドタバタに。しかし、夕食の後片付けを済ませたみのりが竜児をベランダへと誘い、竜児は千載一遇のチャンスとばかりに「彼氏はいるのか?」と聞くのだが、その返事は……

 え〜、原作買ってきました。全巻。通勤時に読んでて一日一冊。今、五巻まで読み終えました。今の展開が四巻の前半だから、最終二話は五巻の分か。なんだか鬱な展開になりそうですな。
 それはそうと、大河のフォローに回ってばっかりだった竜児が、逆に今回は大河にサポートされることに。けど、天然ドジの大河のサポートだけに、ありがたいようなありがたくないような……
 今回の作戦のそもそものきっかけは、竜児と大河が揃って見た夢。二人が結婚して犬小屋に住んで犬の子どもが生まれてって……大河は「警告夢だ!」と言って聞かないのだけど、いいじゃんお前ら。もう結婚しちゃえよ!
 しかも大河は自分の特異なバドミントンでサポートされる側を決めようとするが、犬にじゃれつかれて不戦敗……しょうもな。
 「実は怖いものが苦手」なみのりを大河の作戦通り脅すことには成功するが、竜児がヘタレだったり大河がちぐはぐだったりで微妙に良い雰囲気には持って行けない。それでも五人とも楽しそうなのだけど、亜美は竜児をからかう中にも思わせぶりな表情を見せ、北村は亜美に「生徒会はいいの?」と含みがありそうなことを言われる。ああ、やっぱ北村ってそうなんだ。Mなのか。相手がSなら誰でもいいのか。おまけに裸族だしな!
 けど、一日の最後には竜児とみのりは良い雰囲気に……なりかけるのだけど、「彼氏はいるのか?」という竜児の問いに、みのりは恋愛をお化けの話にたとえてすり替えてしまう。「幽霊は見たことないし見たって人も信じてない。けどひょっとしたら自分も見れるんじゃないかと思っている」というみのりに、竜児はさりげなく、「櫛枝に幽霊を見て欲しい」とアピールをする。水泳勝負の時もそうだけど、みのりは目元が見えない演出が時々あって、これって要は本心を隠してるって暗喩なのだよね。天然で変でお騒がせに見えて、実はいろいろ考え、自分を隠してるということではあるのだけど、竜児も人のことだとお節介なのに、自分のことはてんで、だから普通に考えたんじゃ上手くいかないよなぁ。
 で、少しみのりと近付けたと浮かれていた竜児は、大河もろともみのりを脅した罰のように怪奇現象に襲われる。
 ライトノベル一冊を二話で消化ってのは割とはしょりすぎ感が出てくるものなのだけど、アニメはテンポ良い会話と思い切りの良い編集と演出で、かなり上手いことやっとりますな。
 そういえばとらドラのアイキャッチで こんな話 が。今回は互い違いの二列整列っぽい感じ。一応グループが安定を見せたってことなのかな? しかしこんなネタ振ってたとは、気がつかなかった。

[必殺] 菅井きん、必殺降板の話

 いや、今度始まる仕事人2009とかいうオリジナルキャストを使ったパロディのことじゃありません。いやぁ、オリジナルキャストを使うのは、「ゴッドキャンブラー」で松楓楼にカチコミをかける「男たちの挽歌」のマークの後ろ姿が出てくるという微妙にわかりづらいギャグをやってたこともありますし。(無論「男たちの挽歌」のマークはチョウ・ユンファが演じ、「ゴッドギャンブラー」の主役もチョウ・ユンファ。自身が演じた役の背中を自身が見るという、わかりづらいギャグ)
 それはともかく、ギネスブックに「世界最高齢の現役女優」として名前が掲載された菅井きんさんですが、 朝日新聞どらく という芸能人のインタビュー連載で、菅井さんが「娘の縁談に差し障りがあるかと思い、せん役を降板させてくれと頼んだことがある」という話をされてる部分が。新必殺仕置人企画時に話が進んでいた娘さんの縁談に差し障りがあるかと、婿いびりをするせん役の降板でもめていたという話は必殺ファンでは非常に有名な話ですが(その為新仕置人の開始が遅れ、その穴埋め的に急遽作られたのが「必殺からくり人血風編」)、菅井さん本人がそのことに触れてる記事は初めて見ましたわ。いや、これまでにもあったかもしれないんですが、私は見たことなかったので。
 あ、それとプロフィールに「73年から始まった必殺シリーズ」とありますが、72年の間違いですね。菅井きんが初めて出演したのは確かに73年の「必殺仕置人」からですが。


2008年11月28日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 相変わらずの報道

  首相「何もしない人の医療費、なぜ払う」、諮問会議で発言読売 )。記事内では「 病気を予防することが社会保障費抑制につながることを強調する物言いとみられるが、病気になり医療サービスを受ける人が悪いとも受け取れる発言で波紋を呼びそうだ。」ってありますが、むしろ「積極的に波紋を起こそうとしてる報道」にしか見るんですが……
  内閣府経済財政諮問会議 のサイトで議事録は見ることができますが、該当の発言全体を見るとこう。
(麻生議長) 67歳、68歳になって同窓会に行くと、よぼよぼしている、医者にやたらにかかっている者がいる。彼らは、学生時代はとても元気だったが、今になるとこちらの方がはるかに医療費がかかってない。それは毎朝歩いたり何かしているからである。私の方が税金は払っている。たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金を何で私が払うんだ。だから、努力して健康を保った人には何かしてくれるとか、そういうインセンティブがないといけない。予防するとごそっと減る。
 病院をやっているから言うわけではないが、よく院長が言うのは、「今日ここに来ている患者は 600人ぐらい座っていると思うが、この人たちはここに来るのにタクシーで来ている。あの人はどこどこに住んでいる」と。みんな知っているわけである。あの人は、ここまで歩いて来られるはずである。歩いてくれたら、2週間したら病院に来る必要はないというわけである。その話は、最初に医療に関して不思議に思ったことであった。
 それからかれこれ 30年ぐらい経つが、同じ疑問が残ったままなので、何かまじめにやっている者は、その分だけ医療費が少なくて済んでいることは確かだが、何かやる気にさせる方法がないだろうかと思う。
 発言全体、あるいは結論を紹介せずに、一部分を切り出して騒ぎすぎじゃないですか? それに前後を読めば文脈はわかるでしょう。政策方針をなおざりにして発言を切り出してさも揚げ足を取ったかのように「というようにも受け取れる」とあからさまに煽りの報道するのは、ちょっとレベルが低すぎる気が。

[その他][アニメ] とらドラ!6巻まで読んだ

 4巻の時点からちょっと違和感を感じてて、5巻を読んでちょっとだけ「もしや」と思い、6巻でちょっと確信が強まったことだけど、みのりが大河に対してものすごく引け目を感じてる事って、北村の大河への告白のことじゃないのか? 煽ったとか、たきつけたとか。
 みのりと大河がどうやって知り合ったか、いつ知り合ったかわからないのでどうなのかわからないけど、大河が孤独でなくなるようにと北村を焚きつけたけど北村は玉砕、ところがその後状況ががらっと変わり、今のややこしい状態になった、ということではないかと。おかしいのは、みのりが大河の北村への恋愛に対してまったくノータッチなことなのだよね。北村に意中の人が別に出来たと知っていたのだとしても、なんらかのアクションを起こしそうなのに。善意だったとしても大河たちの心をもてあそんだきっかけが自分だということでずっと罪悪感を抱いてた、ってことかなぁ、と。まあ、続巻を読み進めればわかることだろうけど。

 「ラオウ伝」見てて、ラオウの「勝手に単独行動を取るな」という言葉に、思わず「お前が言うな!」と突っ込んでしまったり。リュウガとかソウガとか、きっと内心ではそう思ってるよ?


2008年11月29日() 旧暦 [n年日記]

[マンガ] 梅崎が!

 やるときはやるとは思ってたけど……うわああああああ。


2008年11月30日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオンジャー#41とキバ#42

  ゴーオンジャー #41「育児ノススメ」。訓練中にどこからともなく飛んできて、トリプターにぶつかった派手な模様の卵。「弟分が欲しい!」というトリプターにせがまれて大翔はそれを持ち帰えるが、調べてもそれが何の卵か、まったく該当するものがない。そうこうするうちに生まれたのは、やっぱりカラフルな巨大なオタマジャクシのような生物。赤ん坊のような鳴き声で辺りのものを破砕するそれを大翔はたまらず捨てようとするが、どうもその生物は一番最初に見た大翔を親と認識したようで、大翔が離れるとその破壊音波をまき散らす。仕方なくまた連れて帰る大翔だが、相手をしている内にだんだん情が移ってきてしまう。
 そんなとき、ガイアークが町中の小川をさらったりして何かを探してる。そして大翔の謎の生物を見たガイアークはそれを奪おうと、襲いかかってくる。

 いや、なんつーかもう、謎生物をあやす大翔の変顔のインパクトがすべての回。本気で変な顔だ……
 謎の生物はストーミーワールドのワメイクル。成長するとその破壊音波はますます威力を増すらしく、ガイアークはストーミーワールドからさらってきたのだが、やっぱりロストしてそれがトリプターにぶつかったといういつものオチ……大丈夫か、ガイアーク?
 大翔を親と慕う赤ん坊なワメイクルに、彼も思わず父性本能を目覚めさせてしまう。挙動不審のまま家を飛び出した大翔を捜してギンジロー号に乗り込んだ美羽の、兄の普段見せない姿に唖然。つか、他のメンバーも唖然なんだけど。
 そしてガイアークのせいで巨大化し凶暴化してしまったワメイクルをあやすため、大翔の見せた変顔……これは褒めた方が良いんだろうか? 突っ込みすぎると逆に傷つくんだろうか?
 しかし、巨大化ワメイクル、大翔はかわいくてしかたないみたいだけど、やっぱブサイク……
 次回は、学園もの!? 美羽が女子高生でケガレシアが女教師? なんかの企画モノA(ry


  キバ #42「パワー・オブ・ラブ・王の怒り」。22年前、真夜とのことでキングの怒りを買った音也。イクサでの抵抗もむなしく、キングにねじ伏せられ、処刑のためにどこかに連れ去られてしまう。
 ゆりが音也を助けるためにどこかもわからないキングの居場所へ乗り込もうとするのを、真夜は心当たりの場所へと、一緒に音也のために向かっていた。
 一方現代では、渡は自分の信じる道のため、人間とファンガイアの共存を目指すことを大牙に宣言。それを自分との決別と受け取った大牙は、しかし渡をあきらめきれず、嶋に共闘を申し込む。だが嶋はそれが渡を人間に失望させ、ファンガイア側に走るようし向ける策略だと看破。さらに名護らの説得もあり、ひとまず渡の人間としての意志を信じることにした彼は、その申し出を断る。
 健吾らとも関係修繕し、すべては渡にとって順調に行っているかのように見えたが、嶋が突如ファンガイアに襲われる。一命はとりとめたものの重傷の嶋に、何もできない渡たち。その渡の前に大牙が現れ、自分なら嶋を助けられる、とその身柄を預かる。しかしそれは大牙の渡への罠、そして嶋への復讐だった。

 嶋がファンガイアに失望してる理由ってのは、大牙だったのか。ファンガイアの衝動に襲われた大牙に襲われ、共存の夢を失った嶋。しかし、渡を見てその気持ちが少しだけよみがえる。でも、大牙は嶋に「あなたは昔から私を実験動物のように見ていた」と言ってる。そうだとすると大牙は潜在的に嶋を憎んでいたから襲ってしまった可能性もある。どっちが本当なんだろう?
 で、その嶋を大牙が助ける、というのだけど、もちろんまっとうなことをやるわけがない。嶋への歪んだ鬱屈を抱く大牙は、なんと嶋をファンガイアと融合させてしまう。なんてことだ! 過去の伏線(神田博士の能力移植技術)がちゃんと生かされてるなんて!<驚くところはそこか?
 自分が憎んでいるファンガイアになってしまったことに愕然とする嶋。それをあざわらう大牙。歪んでるなぁ、ほんと。
 歪んでるというと、深央もどんどん歪んできてる。渡が大牙を倒し、キングになることを夢見てクイーンとしての職務を淡々と果たす彼女。その彼女の前に真夜が現れるが、彼女の子どもたちが殺し合うことを望むと真夜に平気で告げる。真夜が音也と出会ったことで人間味を増していったのと、正反対ですな。
 で、その音也周辺は、今のキバの状況がだんだん整いつつある。三モンスターは彫像にされるし、キャッスルドランもキングの居城として登場。ライフエナジーをキャッスルドランに吸い取られようとする音也を、ゆりと真夜がなんとか救おうとする。このまま死んだら渡は生まれないから、死なないとは思うけど。何より、まだ話数が結構残ってるし。<おいおい
 なんか来年のライダーの情報が出てきてるけど、ホントなのかなぁ、ってものも。ライダーに関しては「それは絶対デマだろ」というものがホントのことが結構あるので、ホントなのかも。