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2008年10月21日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 尋ね人

  「番組二次利用のため、出演した人捜してます」CPRAがリスト公開INTERNET watch )。こないだ NHKアーカイブス の公開作品一覧を眺めていたら、「新腕に覚えあり」はあるのに「腕に覚えあり」がなかったり、途中で歯抜けのように大河ドラマが公開されてなかったり、「どういう基準で登録されてるんだろう?」と謎だったのだけど、ひょっとしたらこういうことも関わってるのかな?
 関わった人たちが多いと、全員に確認を取らなければいけないとは、大変だなぁ。この辺、フェアユースと絡めてもうちょっと利便性が高くできたりしないものだろうか?

  フェアユース議論、利用者側の声も聞いて〜MIAUが要望書INTERNET watch )。確かに経済的に見れば権利者等の権利というのは無視すべからざるものなのだけど、でも「文化」として見た場合、利用者無視でいいのかというのはあるかと。なんでもかんでも自由、というのはなかなか出来ないだろうけど、とにかく利用者を金づるとしか見ず金をいかに搾り取ろうかという戦略の結果、今のバラエティ失墜の現状があるわけで。利用者の利便性はともかく、利用者と一緒に文化を築くって考えがないと、ただ過去築いてきた肥沃な土壌を吸い尽くすだけだと思うのだけど。

   自民、党首討論を直談判 小沢氏「解散なら受ける」47news )。相変わらずすぎてどうしようもないというか。自民がどうこういう前に逃げ腰姿勢をアピールしてどうするんだか。と、思うと同時に、なりふり構わない「解散総選挙要求」は、選挙のための事務所確保だとかもあるのかもしれないけど、ひょっとして小沢氏の健康に割と選挙に影響が出るくらいの深刻なものが出てきてるのかなぁ、という気が。二、三、それを臭わせるようなニュースがあったけど、実際はどうなんだろう?
 いずれにしても政局ではなくまともに政策で対決して欲しいものです。無理か。

[アニメ] 今日の5の2#3

  今日の5の2 #3「サコツ/トショシツ/メクリ/ジッケン」。「グラグラ」と並んで今日の5の2を代表するエピソード「サコツ」が登場。フェチ度は今一歩だったかなぁ……<そういう話じゃないって
 微妙に作画が崩れてきたけどとりあえずキニシナイ。相変わらず妙に過剰な演出がたわいない日常の痴情とミスマッチ。いや、でもリョータのスカート姿は見たくなかった。たとえ声が小林ゆうでも!
 それにしてもツバサの宇宙フェチっぷり原作に輪をかけてる……

 ラインバレル、技術部主任の牧五郎がどう見ても岸田森なのにワロタw それ以外は見てるのわりとつらいですが。

[マンガ] いや、出そうだったけどさ……

 今月号のCOMICリュウの、「青空にとおく酒浸り」見てたら、「巾着!」が……ああ、若返りメークって、そういう伏線だったのね。いや、わずか数コマ前の伏線ですが。
 なんとなく、関係してそうな気はしてたのですが、まさかストレートに出すとは思いませんでしたわ。これって「火星人刑事」、単行本未収録分も含めた復刊の伏線ですかね? いや、それはないか。


2008年10月22日(水) 旧暦 [n年日記]

[読書] 四十七人目の男/S・ハンター

 ええ、ついに読んでしまいましたよ……「たそがれ清兵衛」を見てとちくるったハンターの書いたトンデモチャンバラ小説を。
 硫黄島の戦いでリー・スワガーの父親アールと対峙し、敗北した日本人下士官・矢野。その息子がスワガーが父の最後の戦場にいたと知り、尋ねてくる。お互いを勇者の息子として尊敬し合う二人だが、矢野が尋ねてきたのは父の最後を知るためだけではなく、父の持っていた軍刀を、あるいはアールが戦利品として持ち帰ったのではないかと期待してのことだった。
 そのような話は聞いたことがなく、また敵とは言え尊敬すべき兵士の持ち物を父親が奪うとは思えないリーは、意に反して一度は矢野を失意のまま日本に送り出してしまうが、父の遺品を探し、一本の軍刀がアールの部下からアールへ、アールからその上官へと渡されたことを知る。遺族の許可を取り矢野の軍刀を譲り受けたリーは、それをもって自ら日本へと飛び、矢野に形見の軍刀を渡してつとめを果たす。形見を手に入れたこともさることながら、リーの行為に感激し、家族でリーを歓待する矢野一家に、リーもまた理想的な兵士の平和な家庭を見、幸福な気持ちのまま本国へ帰ろうとする。
 だが、気をよくして長らく断っていた酒を空港で口にし、深酒で寝過ごした彼が空港のテレビで見たのは、矢野家の炎上と一家の死だった。
 あまりに理不尽で不自然な出来事にリーは取り乱し、警察に捜査妨害と見なされ、一度は強制退去の憂き目を見る。だが矢野家の悲劇が彼が持って行った刀を巡る何者かの陰謀と確信した彼は、偽造パスポートで再び日本に舞い戻る。
 そこで知ったのは、実は伝説的な刀をしつらえなおした矢野の軍刀を奪うため、「ショーグン」と呼ばれる日本のポルノビデオの帝王が、自身の権威付けのために武闘派ヤクザ組織「新撰組」若頭「近藤勇」に命じて一家を惨殺し、刀を奪ったという事実だった。
 真相を知ったリーは、矢野一家の仇を討つことを誓い、そのために剣の修行に打ち込む。
 え〜、最後の二段落くらい、「え?」と思ったでしょう? でもこれがホントにそういう内容なんだなぁ……
 部分部分で見ると、結構良くできてるところもあるんですよ。ある登場人物がどうしてリーに近づいてきたかとか、日本刀とかのディテールについても、ブレインが付いてるとは言えよく調べてるなぁと感心する。日本刀を軍刀に拵え直すとき、刀長を縮めてすりあわせるとか、具体的な作業は全然知りませんでしたわ。
 でも、コンセプトの「チャンバラ小説を書く」というのがそもそもダメなので、どうにもならんわなぁ……確かに外国人であるハンターが時代小説を書くのは無茶にもほどがあるだろうけど、それにしたって、これだってまともだとは……
 現代日本でチャンバラをする、ということ自体がおかしいのだけど、ハンターにはその辺の機微はさすがにわからないのか、わかってて「このくらいならフィクションだから大丈夫だろう」と思ってるのかわかりませんが、日本人が見るととってもおかしなことになってます。
 ヤクザが「新撰組」や「近藤勇」を名乗るというのも、ヤクザの感性とはそういうものではないというのが日本人的な感覚なんだけどなぁ。チャンバラ映画、時代映画はさすがに批評家の顔もあるだけあって「日本人でもこんなに見ないぞ」というくらい見てるのだけど、ヤクザ映画についてはちょっとそこまで理解が深くなかった模様。
 それと、外国人は「忠臣蔵」を「武士道の典型」として思い入れるきらいがあるのだけど(「RONIN」とか)、忠臣蔵を美徳とするのは、今日的な日本人の感覚とはずれてるのだけどなぁ。
 アメリカ映画に絶望し、日本映画を褒めちぎってくれるのは日本人としてうれしくはあるのだけど、やはりどうひいき目に見ても「珍品」としか言えませんわ。
 あと、映画化するなら誰がリー・スワガーを演じるかで意見が割れますが、個人的にはやはりスティーブン・セガール一押し。「必殺仕舞人」の時には京マチ子にも武術指導してたセガールくらいでないと。それに、セガールが出れば絶対B級映画になるし<おいおい


2008年10月23日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] やっぱりなんかおかしいと思うのだけど

  視聴率ほしい民放テレビ局がNHKに負けるジレンマIT-Plus )。ドラマ、バラエティの不調として民放はゴールデンのドキュメンタリーを増やすらしいけど、下請け、さらに孫請けに丸投げして少ない予算、短い納期でやらせたんじゃ、同じ事だと思うけどなぁ、というのは以前書いたとおり。このコラムでちょっと面白いのは、根本的には民放テレビ局側は視聴率低下の理由は自分たちにある、と本気で思ってないのではないか、と感じられるところ。オリンピックについてはNHKがいいところを持って行った、と僻み嫉みを持つのはまだわからないではないけど、NHKをまねて安易にドキュメンタリーってあたり、「NHKの人気はドキュメンタリーだけではない」とドラマなども上げられてることと対比して見ると、「単に番組作りに対して確固たる独自の指針を失ってるだけじゃないか」とも思える。
 また、10年ほど前のエピソードとして、筆者が番組撮影中に中学生がテレビクルーより最新型のノートパソコンにばかり興味を示し、テレビに対する無条件のあこがれというものが既に存在していなかったことにショックを受けた、という出来事を紹介している。実は先週末、NHK名古屋のスタジオ公開に行って来たのだけど、長寿番組「中学生日記」のセットを見ているとき、案内をしてくだすったスタッフの方が「最近の中学生は、度胸があるというか、テレビが特別なものと思ってないのか、カメラ向けられても別に緊張とか萎縮とかしないんですよ」という話をしていた。ご存じかとは思うが、「中学生日記」に出演する中学生は皆公募で集められた一般の生徒さんたちである。
 現場で一般視聴者にふれる機会が多いスタッフはともかく、そうでないスタッフあるいは幹部は、実はこの実態をまるで感じていない、テレビは無条件にあこがれと敬意の対象である、と思ってるのではないのか。
 麻生氏が「ホテルのバーは(銀座とかのバーに比べて)安い」と言ったことに対し「庶民感覚がない!」と恥ずかししげもないバッシングをしてる報道の過剰さを見ていると、「テレビが指し示せば視聴者は皆そっちを向くはずだ」と信じている一部テレビの人間がもはやそうではないという現実を認められず、自己確認のために一生懸命世間を煽ろうと必死になってるだけではないか、とも思える。
 テレビが変えなければいけないのは番組編成とかの小手先のことではなく、もっと根本的な認識だと思うのだけどなぁ。

[アニメ] とらドラ!#4とのらみみ2#4

  とらドラ! #4「あのときの顔」。今日も大河の朝ご飯を作りに来た竜児。そのついでに片付けをしてると、大河が隠し撮りして集めた北村の写真ばかりのアルバムを見つける。だが、あまりのピンボケぶりに思わず、「俺が撮ってやる」と約束してしまうはめに。

 大河、かわいいけどとことんダメ人間だなぁ……よくこれで今まで無事に暮らしてこれたものだ。つか、ダメというかなんというか、本来マドンナ役であるみのりが傍目から見ても「痛い子」なのが珍しいか。
 それにしても、昔北村の方から大河に告白したってのが、ちょっとびっくり。しかし、北村の告白もどうかと思うよ、さすがに。
 それと、原作一巻では出てこなかった五人目のメインキャラがようやく登場ですか? 声が喜多村英梨だけに、なんだかどこぞのエロ小学生かと。


  のらみみ2 #4「ドリーム・ジャンボリー」。宝くじで大金を当てにわか金持ちになったのらみみ。成金ぶりを他のキャラたちに自慢しまくるが、実はそれは夢。目が覚めるとハローキッズ59号店の前に行きだおれていた羊型キャラを見つけ、介抱する。夜になった目覚めた彼はシープ・ストロガノフと名乗り、好きな夢を見せる能力があること、そしてとある事情から一日三時間くらいしか起きていられないことをあかす。
 「金魚ツアーズ」。退屈して町をぶらついていたシナモン。チョコハット団の集まりをなんとなく見ていると、金魚型のキャラに話しかけられる。名前もまんま「きんぎょちゃん」というそのキャラの平凡さに最初歯牙もかけなかったシナモンだが、彼女に町のあちこちにある不思議スポットを案内されることに……

 う〜ん、第一期のように破壊力のあるエピソードがまだ出ないなぁ。味わい深くはあるんだけど。
 前半の話は、羊キャラが子安。ぬいぐるみみたいなかっこして、ずいぶん渋いな。あ、トッピーもそうか。少佐声のにわとりってのもいたな。
 二重生活という悲惨な過去の結果わずかな時間しか起きていられなくなったシープだけど、どちらかといえば夢うつつなシープの世界がメインなような。しかしシナモン、微妙にゆがんだ夢を見るな……
 後半は、地味だけどちょっとじんとくる話。行為も持たず近づいた子に連れられるうち、その子の言う「町の秘密」に引きずり込まれるシナモン。どれも大したことはないことなのだけど、金魚がそこから膨らませた想像の世界に、シナモンも引き込まれていく。そして、新しい子供のいる町に向かうためキャラバスに乗る金魚に、初めて友情のような気持ちを吐露する。平凡だけど突飛な想像力を持つ金魚を、新谷良子が演じてる。上手くなったなぁ。


2008年10月24日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] わりと、当たり前のことのような

  ワンデーレスポンスについて@IT )、そういう言葉があることを、初めて知ったのだけど、言ってる内容については 当たり前のこと だよね。あえて言えば。
 いや、その手法自体をバカにしてるのではなく、締め切りとの兼ね合いで最低限の進捗報告、締め切りを超えそうな場合はその時点での推定納期を先方に知らせるのは、相手の立場に立って考えればしてしかるべきだと思うのだけど。
 締め切り目前、あるいは締め切りを過ぎて何も状況がわからないのって、最悪じゃない? どの程度作業が進んでるのか、あるいはもしかして放り出して逃げ出してるのかとか、管理してる側が全然わからないんだから。当然進んでるものとして考えてたものがちっとも進んでない、となると、ちょっと洒落にならないでしょ。
 だから「ほうれんそう」の報告は重要なのだけど、その程度も場合によりけりで、その必要がないときにあまりに詳細な報告を送られても相手にとっても迷惑だし、送る側もそれに時間を取られては本末転倒になる。だからざっくりと相手が現在必要としてる情報だけをまとめて送る、というのは、進捗管理において重要なことだと思う。作業が遅れることは、いろいろ事情があるから不可避なことはありますさ。でも遅れるのは仕方ないとしても、どの程度で片付きそうなのか、めどくらいは欲しいのって管理する側にとっては当たり前じゃね?
 いや、私が絶対的に出来てることでもないのですが。

 ちなみに明日からちょっと遠出します。土日は留守にして、月曜に復帰予定。

[アニメ] 夜桜四重奏#1

  夜桜四重奏 #1「サクラサク」。一見普通な桜真町は、いろいろちょっとヘン。町中には何本もヘンな柱が立ってるし、女子高生が町長だし、高校生が所長の相談事務所はあるし。その桜真町で無差別発砲事件が起こる。並外れた身体能力で犯人を追い詰める町長のヒメだったが、その犯人は追い詰められるとヒメの目の前で忽然と姿を消してしまう。実はこの桜真町はあやかしの世界と人間の世界を結ぶ場所で、多くの妖怪が人と一緒に住んでいる場所だった。犯人は人間ではあったが、何かのきっかけで妖怪化し、脱獄して事件を起こしたらしいのだ。ヒメは幼なじみで妖怪と人間を取り持つ相談事務所の所長をやってる秋名に依頼し、事件を解決しようとする。

 原作も結構ごちゃまぜな感じで、アニメ化をどうするんだろうと思ってたけど、悪い方に予想が当たった感じ。しかも、作画も全般的にクォリティ低いのは、スタッフを責めてるわけではないけど原作がスタイリッシュな作風を旨としてるだけにちょっと痛い。
 初見は「怪物王女」と似た印象を受けたけど、同じスタッフなのかな? 怪物王女は、規制やら予算やらで苦しかった割に、全体的には悪くない感じにまとめたので、断定は出来ないけど、原作だと最初は隠されてた秋名の力がアニメは第一話から全開だし、話数の問題もあるけど「おかしな町での事件をおかしな連中が解決してく」日常から大きな事件につながってくという原作の展開とは違い、いきなり大きな事件につなげる感じで、導入にかなり躓いてる印象は免れない。
 視聴継続すべきかどうか、ちょっと迷う。


2008年10月27日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオンジャー#36とキバ#38

  ゴーオンジャー #36「走輔...トワニ」。走輔が斃され、自失呆然のゴーオンジャーたち。そんなときにヨゴシュタインがホロンデルタールのエネルギーを注入されたネジでパワーアップ、街を襲う。出撃したゴーオンジャーたちはヨゴシュタインのパワーと走輔がいないことの精神的ダメージで普段の戦いが全く出来ず、敗れた上にチェンジソウルを奪われ、変身ができなくなってしまう。
 走輔がいなくなった上に変身もできなくなり、もはや戦う気力も残っていないかと思われたゴーオンジャーたちだが、走輔の思い出を胸に再び立ち上がり、生身でヨゴシュタインに立ち向かう。

 顔出し戦闘は、最終回と決まっていたけどこのタイミングでとは。しかも、ヨゴシュタイン退場。ヨゴシュタイン退場であるからにはそれなりの苦戦を出さないといけない、ってことなのかなぁ。何かパワーアップがあるわけでもないのに、ちょっとその辺は不明。むしろ来週に新アイテムが出るみたいなのだけど……
 走輔がいないまま、その無鉄砲さを見習い、がむしゃらに立ち向かうゴーオンジャーたちはヨゴシュタインを追い詰め、生身のまま負荷も顧みず炎神たちに搭乗、エンジンオーG12で巨大化ヨゴシュタインを斃す。そしてそれにより金属のようになってた走輔も元に戻り、再起を誓うヨゴシュタインと一騎打ち、これにとどめを刺す。けど、ヨゴシュタイン斃せば元に戻るんだったらあそこまで悲観的になる必要がないような……
 しかし、三大臣で一番キャラが立ってたヨゴシュタインがいなくなり、三大臣も弱体化はまぬがれないような。最終回までの展開、どうするんだろう?


  キバ #38「魔王・母と子の再会」。お互いの正体を知った渡、大牙、深央。大牙はビショップにキバの正体を黙っていたことを責めるが、逆にビショップは元クイーンの真夜に会うことを勧められる。母である真夜に会った大牙は、そこでかつてキングを裏切り人間を愛した彼女が人間の子供を産んだのではないかと詰問する。
 一方、現実を受け入れられない渡は大牙と深央の正体を夢だと信じ込もうとするが、次狼が現れ現実を突きつける。どうしたらいいのか、わからないまま深央を呼び出した渡は、そこに現れた大牙にある人物に会うべく連れて行かれる。
 22年前、イクサに変身して無茶な戦闘を行ったゆりを見舞う音也だが、音也と真夜の間の割って入れないものを感じた彼女は逆に音也をたたき出してしまう。そしてビショップの密告により、キングから音也とのことを責められた真夜は、言いつくろいはするが、その疑念を完全に払拭させることはできなかった。そして音也たちを追い詰めるように次狼の前にキングが姿を現し、ダークキバへと変身。次狼を窮地に陥れる。

 過去編では現在の状況になる過程が着々と進んでいく。一方、現代では半ファンガイアである渡の出自が明らかにされる。
 と、まあそこんなことはともかく、名護さんの転落ぶりが面白すぎる。w 健吾の嫌な奴度が増していく一方で、どうにかコーチとして上から目線を保とうとするものの、まるで相手にされない。まあ、確かに名護さんってそういうキャラで、しかも全然懲りないんだけどさ。
 渡の正体を知った大牙は真夜と会い、渡を彼女に会わせることで二人が母子であり、大牙の異父兄弟であることを明らかにする。本来キングのものであったキバシステムを渡に渡したのは真夜のようだけど、ファンガイア陣営も一枚板じゃない、つか、それどころかてんでバラバラなのに加え、渡に一方的な恨みを抱くようになった健吾がそれを知ってどう出るのか。
 大牙は渡にファンガイアとして生きることを勧める上に、青空の会は渡を敵認定するらしい。嶋の考えがさっぱりわからないのだけど、まあ、井上脚本だから伏線じゃなく単なる狂言回しである可能性の方が高いだろうなぁ。
 あと、ダークキバは結構かっこいい。


2008年10月28日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 今日の5の2#4

  今日の5の2 #4「ミズカケ/キセカエ/ウエシタ/ダマシウチ」。今は秋だけど番組内は夏。夏真っ盛り。ということで当然プール話。洗眼器で目が開けられない、って、反射的に閉じても指でこじあけて使ったものだけど、目を開けるのってそんなに怖いものだっけ? それとも「ほら、痛くしないから開けてごらん?」ってフェティッシュなアレか?
 一応チカがヒロインっぽく恋愛感情にうといリョータに一人相撲してたりするのがオチだけど、狂言回しとしてはユウキだったような。まあ、お約束とはいえどうしてこう間が悪い時に出くわすのか。でも、ウエシタのはリョータが悪い。
 あと、今回からEDが変更。ZONEのカバーで行くのか?

[その他] これはいろいろダメだろう

 世間様では円が高騰し続けたり株価が大暴落して洒落にならないことになってますが、ま、それはさておき。
  日本政府に対し「二次元キャラとの結婚を法的に認めて下さい」という署名活動実施中GIGAZINE )。いやもうこれはいろいろダメだろう。というか、目的が一緒の同志がいたとしても「××は俺の嫁だ!」「てめえ人の嫁になに言ってやがる!」と内輪もめになるだけの気がするのだけど。ま、それ以前の問題なんですけどね。

    麻生首相、カップめんは「400円?」サンスポ )。相変わらず何が問題なのかようわからん。カップめんの値段を知ってようが知ってまいがちゃんと仕事をしてくれれば文句ありません。カップめんの値段なんかを国会で聞いてる政党さん。ちゃんと仕事してください。
 まあ、 「選挙戦をやった後、国民の強い支援・支持を得た内閣が、思い切った政策を国民のために実行する。このことのほうがよほど政治の空白を避ける」と堂々と「どんな政策でも自民の足を引っ張りまくって解散に追い込むぞ」宣言をしたり、「政府の対応では駄目だということであれば、民主党政権のキャンペーンを大々的にするべきときだと記者にも求め」て法律にも書かれている報道の不党不偏を破るように示唆したりする のだからなぁ。だからちゃんと仕事してくださいって。

[その他] あ、気がつかなかった。

  天体戦士サンレッド のOP「溝ノ口太陽族」を歌ってるmanzoって、「日本ブレイク工業」「霊峰マウンテン」の萬Zか。今まで気づかなかった。


2008年10月29日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 営業経験はもちろんないんですが

 最近何気に毎週連載を楽しみにしてるのが IT media奇跡の無名人たち 。営業コンサルタントの吉見範一氏から著者が聞いた実話を元に脚色した、読み物仕立ての営業ハウツーもの。マイライン拡大のとある営業所の所長として招かれたフリーの営業の主人公が、事前に聞いた話とは全く違う営業の素人集団を率いて営業日本一の営業所にするまでの話、らしい。
 読み物とはいえ登場人物には実在のモデルがいる実話ベースなので、基本的には「本当にあったこと」らしい。あちこちでお話ゆえの脚色があることは解説で説明されているが、吉見氏のチェックを受けているので、大筋では間違いはないのだろう。
 「どんな手段を使っても成績を上げろ」「お客さんに嘘をついてはいけない」と、一見相反した言葉が同時に書かれるが、営業経験のある友人から聞いた話を思い出すと、結構納得が行く。相手の警戒心を解き、話を聞く体制にするのにどんな手段でも有効なら使ってもかまわない、しかし、嘘というのはまず必ずばれるので嘘はついてはいけない(有効な手段ではない)、というのが友人の言っていたこと。さらに、「商品が必要ない相手に売り込もうとするな」というのもその友人の言葉。必要性を自覚してる人は自分で導入する。必要性がない相手に押しつけるのは損失感や遺恨を残すだけになる、必要性はあるが必要性に気づいてない相手に、それを気づいてもらうのが一番良い、とのことらしい。
 それをどのようにもっていくのかにテクニックが必要で、そのテクニックや考え方が一部だろうが説明されている、と見るとすんなり読める。さらに、営業に根性論はあまり役に立たないが、営業する側のモチベーションは大事だということも解説で説明されてる。それが第一部のクライマックスの「震えるひざを押さえつけ」につながるのだけど、このへんは純粋に読み物としてちょっと感動してしまった。
 営業とは関係ない場合も、対人関係、普通の交渉術として有効と思われる部分も多々あり、そういう意味でも興味深く読める。

 先週末の録画の消化中。レスキューフォース、斉藤千和がリングアナウンスでノリノリ……なんだかケメコ先生と見間違えたよ。イメージキャラクターであるボクサーの内藤選手が特別出演しての回だったけど、イジメカコワルイ、という内容。そういえば内藤選手って、昔はいじめられっ子なんだっけ? と思うと、本人もいろいろ思うところがあったんだろうなぁ、と。

  角川アニメの歴史をたどるDVD-BOXシリーズが超低価格で登場GIGAZINE )。え〜……こう言うのはなんですが、わりと微妙なラインナップが多いような……いや、確かに安いは安いので、期間限定でもいいからこういうことは今後もやってほしいですが。


2008年10月31日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] ちょっとへこみ気味。

 いろいろあってへこみ気味。何かがあったというより、気分の波の問題ですな。主に。
  /.J 経由で 九十九電機民事再生法適用申請帝国データバンク の大型倒産情報)。うわー。大須の五号店がこないだつぶれたと思ったら、そういうことですか。民事再生法申請なので店舗営業はすぐには影響はないですが、資金支援やら買収やらがなければこのまま店舗経営もどうにもならんわけで。この急激な不景気の中、無事見つかるといいのだけどなぁ。いや、あまり九十九では買い物してなかった自分が言えることではないですが。ポイントもさすがに消失してたはず。しかしこの余波はでかいだろうなぁ……

  「単に(定額給付金として)2兆円をばらまくような、選挙前の場当たり的な思い付きのようなことをやっても、決して日本経済そのものの立て直しにはならない」時事 )。え〜……自己批判でしょうか? 外貨準備金を切り崩したあげくにそのばらまきをやると公言してた方がそのようなことを言われましても、さすがにどうかと。むしろ納税額関係なしに一律一万二千円、子供と老人で+1万という方がちょっとなんだかなぁ。否応なくさせられる借金なのだから、もうちょっと公平感を演出して欲しい。

[アニメ] のらみみ2#5ととらドラ#5

  のらみみ2 #5「恐怖のおばけモンスター/灼熱エイリアン」。梅雨のハローキッズ59号店で怪談話にふけるのらみみたち。ナオミが雨の日に出るモンスターになってしまったキャラの話をしたところで、トマゴメがお客さんだと呼びに来る。いるのはキャラのはずだったのだが、何故か子供しかいない。その子供が話すには、自分の家にいたキャラが突然蒸発したのだが、普段から素行が怪しい上に訪れてくるそのキャラの自称友達も何か怪しいのだという。だが、半田たちが調べてもそのキャラのファイルは見つからなかった。
 暑い夏の日、冷房の効いたハローキッズにこもってだらだらと過ごしていたのらみみだが、なんだか変な子供と宇宙人のようなキャラが外からのらみみをうかがっていて、それが気になったのらみみは外に出たくもないのに出てしまうことに……

 最初は怪談話。モンスターの格好をしていたらその衣装が脱げなくなってしまったキャラの話をしていたら、いかにも怪しいキャラの相談が……検索しても見つからないそのキャラの正体は、チビキャラと醜いキャラが二人羽織で一キャラのふりをしていたもの。例外的にダブルキャラで居候することで解決するが、最後に出てきたのが……まあ、ホラーのお約束。
 灼熱エイリアンは、なりきりキャラにつきまとわれたのらみみの災難。思い込みの激しいキャラに振り回されるのらみみだけど、キャラはキャラで子供のために一生懸命で、ミュージックビデオとしては灼熱の雰囲気と共に、とても良い出来でした。
 あと、灼熱エイリアンのエピソードでおそらく最終話付近の展開につながる伏線がちらっと……浮かれてる場合じゃないよ、半田っち。
 次回は人魚のシンシアが登場。やっぱこのエピソードは来るのか。


  とらドラ #5「かわしまあみ」。連休最後の日、みのり目当てでバイト先のファミレスに大河と一緒にやってきた竜児。だがみのりはおらず、くさっていたところにやってきたのは北村と謎の美少女。彼女は女優の娘で雑誌モデルもしている川嶋亜美。大河は北村とやたらなれなれしい亜美に反発を感じるが、竜児は男受けする亜美の態度にデレデレ。が、亜美の正体は外面はいいものの超腹黒なわがまま女。竜児と北島が席を外している間に大河相手に本性を見せているのを盗み見た竜児はショックを受ける。
 大河と亜美が険悪になったのを北村が無理矢理納める形でその日は終わったが、翌日、連休明けの学校で亜美が転校生としてやってくる。本性を隠した態度でクラスの男女の心をあっという間につかむ亜美だったが、北村はむしろ本性を見た竜児に何か含むところがあるよう。そんなとき、再び大河と亜美との間でいざこざが起きてしまう。

 五人目のレギュラーが登場。嘘くさいくらいに性格が良くて、でも抜けてて、という亜美に竜児はたやすくたぶらかされるが、もちろん嘘。(笑) 単にそうやって他人にいい顔をしてるものの、亜美の本来の性格は自己中で他人が自分の思うように振り回されるのを見て楽しむ腹黒。でも、北村と親しげなのを見てとげとげしかったのもあるにしても、嘘くさいその態度を見破った大河には二人きりになったとたんにたちまち本性を見せる。でも、この亜美もどうも単に性格悪の腹黒ではなく、他人の顔色を伺ってそうなってるきらいがあり、北村はわがままな亜美の本性を受け止め、取り繕った態度を竜児たちになんとかしてもらいたいよう。
 亜美がかけてきた北村がらみのちょっかいに本気で反応してしまった大河は、深夜にいかにもわけありそうにスナック菓子を買い込んで帰る亜美の姿になんかいろいろ察したらしいけど……表面的態度は違えど、似たもの同士ってことなのかなぁ。あと「自分で自分のことを天然と言う女なんて」ってのは、まあ確かに間違いなく疑わしい。w