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2008年10月01日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 潜脳調査室#26

  潜脳調査室 #26「リアルドライブ」。気象分子の暴走が始まり、海が燃えだした人工島。それを止めるために溶けてしまった久島の意識を探し求め、メタルを通して地球律にダイブした波留。そこで波留は久島の意識と再会し、地球律の正体を知る。

 ちょっと地球律とかが現実の感覚の延長線上ではないので感情移入しにくいのだけど、その点は演出でカバーの方針。やっぱこの点がネックになってしまったか。いや、作画の良さで相当底上げはされてるんですが。
 ただ、地球の神秘を追い求めた男二人の目的の達成と別れ、ということではあるのか。気象分子の暴走により地球律の異常を止めるため、ソウタはメタルの初期化を決断する。それはメタルに溶けた久島の意識が消え去ることを意味していたが、久島はメタルを通し地球律、更に海へとその意識を浸透させていた。波留も久島と共に海に溶け込もうとするが、波留の中にある躊躇に気付き、ある「贈り物」をして「海に来ればいつでも会える」と波留を現実に戻す。
 って、地球律万能だな! いや、基本的にネタはほとんど伏線が張られていたことではあったんだけど。
 地球律というネタがやっぱりどうしてもストーリー上引っかかってしまうのだけど、雰囲気とか、結構好きでしたわ。ソウタとホロンも落ち着くところに落ち着いたみたいだし。メタルが人工と自然の仲介をなし、アンドロイドであるホロンも人間の意識に近づきつつある、ということなのかな?


2008年10月02日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] のらみみ2#1

  のらみみ2 #1「キャラバス出発進行」。居候先と「お別れ」したキャラを次の居候先の子どもが待つ町へと送るハローキッズのサービス、キャラバス。一日添乗員になったのらみみは「こんなの楽勝楽勝」と言っているのだが、はじめてのお別れを済ませたキャラ・カブレロがいつまで立っても泣きやまない。回りのキャラたちも彼を慰め励ますのだが、カブレロが一向に泣きやまないどころか前の子どもの写真を未練がましく持っているのを見て、それまでなぐさめてたキャラの一人が「次の子どもがそれを見てどう思うと思ってるんだ!」と猛然と怒り出す。
 「ちるちるさくら」。急な紹介依頼で突然居候先が決まったのらみみ。裕福そうな家なのだが、そこの子ども部屋にはゲームはおろかトランプですらも遊ぶものがない。親の期待に応えようと受験勉強に明け暮れていて、遊ぶこともできなかったのだという。のらみみは仕方なしに一緒に散歩するのだが、河原の公園に置き去りにしてあるサッカーボールを見付け、日が暮れるまで二人で楽しむ。その翌日も何をして遊ぼうと期待に胸膨らませるのらみみだったが……

 個人的には今期期待度No.1。「12話じゃ短いよ!」とフラストレーションをためまくっていましたが、半年の充電を経て第二期放映。多分奇をてらわないタイトルになるだろうなぁと思ったら、やっぱりただ「2(に)」がついただけ。「ツー」ではなくわざわざ「に」と読みの指定までしてますよ。
 前半は原作にあったキャラバスの話。別れは誰しもつらいけど、その過去にばっかしがみついていては……とみんなわかっていてもやっぱりつらい。前の子どものことを思い出して一斉に泣き出すキャラたちに思わす「おいらなんか十年も居候してねえんだぞ!」と切れるのらみみに、みんな沈黙。痛々しすぎ。w
 後半はオリジナル。いきなりのらみみの居候先が決まってハローキッズに別れを告げるのだけど、もちろんのらみみの居候先がそんなにすんなり決まるわけはない。切なそうにしている半田が、前作最終回を見てると「自分の勤めを果たしたけども、胸に穴が空いてしまった」のだと思ってたらとんだミスリード。でも、これを見てるとやっぱり最終回は原作のあの展開か。
 のらみみの居候回数が「2」から「3」になるという、かなり大きな原作との変更だけど、のらみみの良さがわかる子がいたのはちょっと安心。まあ、ちょっと変な子だったけど。w
 次回は蒲公英とまめぺんが出るみたいだし、第二期はグラムとかおたまじゃくそんとかシンシアとか、出て欲しいキャラがたくさん出るといいなぁ。

[アニメ] ワールドデストラクション#13とセキレイ#12と乃木坂#12

 いずれも最終回。時間がないのでさくっと。
 ワールドデストラクション#13「未来には二通りある」。何故か幻で見せられた過去にモルテの弟がいたキリエ。そしてモルテから奪ったデストラクトコードを解析したワニ師は、重要な事実に気付き、ワシ師にデストラクトコードを引き渡す代わりに撲滅委員会を捕らえて寄越せと持ちかける。そしてやはり洞窟で過去の幻影を見たリ・アの話から、ナジャもデストラクトコードとキリエの秘密に気付くのだった。

 うわ〜、綺麗に終わったよ! デストラクトコードは何故各地の映像をキリエたちに見せたのか、何故キリエとデストラクトコードは反応するのか、どうしてリ・アは脈絡もなくキリエを見て頬を染めるのか……え? 最後のは関係ないだろうって? いやいや、それが実は伏線だったんですよ。演出上のミスだとてっきり思ってた。
 「本物のデストラクトコード」を見つけてしまったワニ師たち。そして「デストラクトコードの実在を信じる者の世界の滅びを強く願う心」に反応し、世界を元素の砂に返し始める真のデストラクトコード。自分が願ったとおりの世界の撲滅が始まったはずなのに、モルテが思い出すのは家族のこと、そしてこの旅のこと。そしてモルテは決断を下す。
 エンディングはこれまで出てきたキャラたちが、少しでも世界を変えようとする世界が差し挟まれる。
 プロダクションIGの割に作画はあまり良くないし少しへっぽこ感すら漂っていたけども、小品ながら楽しめ、綺麗にまとまったシリーズになりましたわ。最終回でも「くそタワケが〜!」も聞けたし。


 セキレイ#12「縁の鶺鴒」。原作の帝都脱出編をとりあえずのクライマックスに。多分、尺と展開から第二期を睨んで最初から第一期を作ってるだろうとは思ったけど、思った通り。原作者が意図的に何も考えないっで作ってる(ように見えるよう考えて作ってるのだけど)だけあって、色々こねくり回しすぎの番組が多い中で、何も考えずに見られましたわ。こういうのも重要ね。
 どうせパンツアニメならロザバンとかスト魔女よりこっちの方が気楽でいいわ。


 乃木坂春香の秘密#12「秘密です!」。え〜、超予定調和な終わり。以上。(いや、それ以外にホントに言うことないのよ……)


2008年10月04日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] とらドラ!#1とキャシャーンSins#1

  とらドラ! #1「虎と竜」。死んだ父親ゆずりの目つきの悪さで回りからヤンキーだと思われている高須竜児。しかし実際は水商売で天然ボケな母親と一緒に暮らす母子家庭の苦労人。その上最近は家の南側に大きな高級マンションが出来、陽当りが悪くなってさらに不幸度UP。しかし新学年になり、彼を誤解しない唯一の親友・北村そして普通に接してくる密かにあこがれている櫛枝実乃梨と同じクラスになったのが救いだったのだが、もう一人の学年の有名人「手乗りタイガー」こと、逢坂大河と最悪のファーストコンタクトをしてしまう。しかし、小柄だが横暴な大河が北村宛のラブレターを間違えて入れてしまったことから、竜児は大河の片想いに振り回されることになる。

 原作は一巻だけ読んだんですが、真っ正面からのラブコメで恥ずかしくて恥ずかしくて。 要はラブコメとして非常に正しいということなんですが、アニメの方はさらに演出がかなり良くって、手乗りタイガーが動く動く。
 でもいまだに放課後の教室でどうやって机が飛び散ったのか、飛び散らせたはずの大河はなんで清掃具ロッカーに入ってたのかよくわからん。北村の机からダッシュでロッカーに飛び込んでその途中で机をはじき飛ばしたってことなのか? 机の飛び方が面白すぎて、大河の動きが連想しづらかった。
 あと、大河もツンデレ声優・釘宮だけども、ルイズに似た演技をしてるんだけど、微妙に変えてる。他の役もそうなんだけど、多分、器用でもあるんだけど役に対する読み込みと解釈をちゃんとやってるんじゃないかなぁ、と思えるのだけど、どうなのだろう。


  キャシャーンSins #1「終末の世界で」。新造人間キャシャーンがルナを殺したことで「滅び」が始まった世界。ロボットたちは滅びに向かいつつ、「キャシャーンを食えば永遠に生きられる」という噂からキャシャーンを探していた。しかしそのキャシャーンは記憶を失い、自分が何者なのか、何故自分が狙われているのかもわからぬままさまよっていた。
 そのキャシャーンを、かつてロボット軍団を率いていたブライキングボスと、女ロボットのリューズがつけねらっていた。

 キャシャーンのリメイクなんだけど……う〜ん、続きではないのだよな。ただの人間だったルナが意味ありげな存在になってるし。しかし、この手の感情移入しづらい世界からの導入は、それでつまづきやすいのだけどなぁ。
 こういう大崩壊後の話はどうしても盛り上がりに欠けてしまうのだけど、どうなんだろう? 「鉄の悪魔を叩いて砕く」はやってくれないのかな? いや、やらなくてもいいのだけど、キャシャーン自身が世界崩壊の原因である悪魔なら、ちょっと人々のためにあらがう孤高のヒーローってのではなくなるからなぁ。どうするつもりなんだろう?


2008年10月05日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオンジャー#33とキバ#35

  ゴーオンジャー #33「原始エンジン」。黄金の竜の正体。それは謎の炎神だった。炎神族のことに詳しいキャリゲーターによれば、あれは彼らより太古に存在していた古代炎神族らしい。だが彼らが蛮機獣のみならず子孫であるスピードルたちまで襲った理由がわからない。特に、スピードルが傷つき巨大化できなくなってしまったことで走輔は怒り心頭。だが当スピードルは古代炎神族が悪い連中には思えず、なんとか走輔と彼らの仲を取り持とうとするが、実は今まで人間の存在を知らなかった古代炎神たちは、走輔への不審を隠そうとしない。

 古代炎神族たちと、合体形態「キョーレツオー」登場。う〜ん、ブロック数が多い合体だなぁ……しかも来週はエンジンオーV12が登場するし。あと三体いたら最多合体とタメ張りますよ?
 で、古代炎神族は古代生物がモチーフなのだけど、言葉がしゃべれない(でもスピードルは何故か言ってることが理解できる)。これ以上増えて名乗りが長くなったらたまらないものなぁ。
 彼らを伝説の蛮機獣「ホロンデルタール」と間違えた三大臣たちはがっかりだけど、だったらホロンデルタールってどこに行ったの? つか、敵側のがネアンデルタールのもじりなのは、人間による文明社会への批判か?(んなわきゃーねー)
 次は早輝の姉が登場って、どんな意味で強烈なんだ?


  キバ #35「ニューアレンジ・飛翔のバラ」。深央とのことの傷心を押し込め、壊れたブラッディローズを修復する渡。だが、前と同じ音色がならないと、渡は納得できない。一体何が違うのか悩む渡の前に次狼が現われ「最後に必要なものは祈りだ」と言って去っていく。
 一方、先代のクィーンである真夜を探し当てた深央は、クィーンをやめる方法を尋ねるが、真夜は「人間を愛したクィーンは罰としてクィーンの力を抜かれた上、苦しみを受けねばならない。あなたにその覚悟がある?」と逆に聞き返す。
 22年前、音也は真夜と共にバイオリン作りに没頭していたが、ゆりすら眼中にない様に、ゆりは堪えきれず飛び出てしまう。ゆりから話を聞いた次狼は音也に「お前はファンガイアに魅入られている」と忠告するのだが、その言葉も音也にはとどかなかった。

 劇場版で出たキバの飛翔態が登場。劇場版ではレジェンドルガに支配され力が暴走した姿として現われたが、テレビでは渡がバイオリンに込める祈りを定めた決意として登場。もはや全然ライダーじゃないなw
 次狼に「お前の祈りはなんだ」と言われ、迷う渡。だが、神田を殺しさらなる力を求めたホースファンガイアが、深央のクイーンの力を感じ彼女を襲う。深央を助けに向かおうとする大河に、一緒に行こうとする渡は心を決め、自分が深央のことを愛していることを告げる。
 共同で深央を助けに行くのだけど、お互いの正体を知らないのでキバに変身した渡に僕の化け物・ククルカンを彼にぶつけてキバの力を試す。
 しかし、今回は物わかりの良さを見せた大河だけど、予告ではクイーンである深央に対する執着を露わにしてる。深央もかなりきつい言葉で別れを告げたみたいだし、多分、思い通りに行かなかったことはなかったはずだからなぁ。
 真夜は覚醒したキバの飛翔態の声を聞き、大河と渡の名を呼ぶ。やっぱ二人は兄弟なのか?

[アニメ] 黒執事#1とテイルズ・オブ・ジ・アビス#1とイナズマイレブン#1と鉄のラインバレル#1

 数が多いので、例によって簡単に。
  黒執事 。貴族の眼帯少年シエルに仕える、美形の超有能執事・セバスチャンの正体は……
 いや、なんつーか、初回だけでめげそう。どこからとっかかればいいんでしょう? 最初に召還のシーンが入ってセバスチャンの正体はシエルが呼び出した悪魔であることが暗示されているのだけど、背景がわからんので全然感情移入が出来ない。読者目線に近い存在であるはずの他の奉公人たち三人(+1)も、度を越して無能で阿呆すぎて、とっかかりになるどころかいらつくだけだし。
 カタルシスを与えるクライマックスのはずの俗物への懲罰も、その相手がステレオタイプすぎることと仕置の内容が劣化「地獄少女」みたいで、かなりコケ気味。
 作画は綺麗なんだけど、それ以外に言及するところがない。見続けるのはきついなぁ……

  テイルズ・オブ・ジ・アビス 。「テイルズ」シリーズの最新作のアニメ化……ではないのか。今の最新作はヴェスパリア? まあ、近作のアニメ化には違いがないって事で。この手のRPG原作のファンタジーはあまり期待してないのだけど、案外と楽しんで見れた。主人公であるルークはファブレ侯爵家の跡取り息子でやんごとなき家柄なのだけど、昔敵国であるマルクト帝国に誘拐され、それまでの記憶を失っている。今はそんなこと関係ないほどやんちゃなのだけど、そんな過去もあって大事に育てられた反動で相当に世間知らずでもある。けど、そうなるとルークは本当に掠われたルークと同じ人間なのか、という疑惑が出てくる。婚約者に幼い頃したプロポーズを覚えてないので、かなり疑わしい。婚約者のナタリアはいい子なんだけどなぁ。
 それが剣の師匠であるバンを襲ってきた女軍人ティアと剣を交わした瞬間、見も知らない場所に飛ばされることに。ひとまず故郷に戻るため、一緒に旅をするのだが、彼とティアの起こした波動の共鳴のせいでマルクト帝国軍人ジェイドに捕らえられる。
 陰謀の臭いがちょっとして、筋としてはRPGファンタジーなのだけど、わりと楽しめるかもしれない。

  イナズマイレブン 。ニンテンドーDSのRPGサッカーゲームのアニメ化。人数も揃わない弱小運動部がいきなり呼び出されて次の試合で勝たなかったら背部だ! と宣言されて強豪校と試合するって、あれですよね。逆境ナイン?
 いや、いきなり「廃部だ!」とは言われないし、雨でノーゲームになって勝ちというオチでもないんですが。
 ライバル校である帝国学園が、名前の通り例のテーマソングが流れたりして来そうでそこら辺はわりと徹底してお約束を守っていて、キャラクターもオーソドックスで配置も安定してるし、まあ、見続けるかどうかはともかく、見ていて苦痛ではないです。べ、別に夏実お嬢様が可愛いとかじゃないんだからね!
 しかしあのエンディングはちょっとこけた。

  鉄(くろがね)のラインバレル 。美少女と巨大ロボットの王道物。ってちょっと待て! 王道って、そういうことじゃないだろ! と見ながらつっこまずにはいられない。
 原作は、アニメしかも最近の萌え系しか見ないでものを作ってはいけない、という見本みたいな感じ。いや、パロはパロであっていいんだけど、どうやってリアリティや実感を演出するか、というのが……いや、願望充足もいいんだけど、ロボットの巨大感・実在感については、マンガではごまかしがきかないんだけどなぁ。
 それがアニメになってどうかというところが気にはなるのだけど、どうなんかなぁ。


2008年10月06日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] ゴールデンのドキュメンタリーっつっても

  お笑い番組からドキュメンタリー番組にシフトしたテレビ局痛いニュース 経由 Livedoorニュース )。私などは今の安易なバラエティばかりに辟易してゴールデンタイムにテレビを付けないでいる習慣がついてしまってるので、本当に骨のあるドキュメンタリーをやってくれるのならば歓迎なのですが……ただ、テレビ局が番組制作力を失いつつある現状で、どれだけまともなドキュメンタリーを作れるかが不安ではある。NHKや地方局など、地道な取材を行ったドキュメンタリーの良作はあるのだけど、ゴールデンで、となるとどうなんだろう? バラエティしか作ってこなかった下請けが、厳しい予算で押しつけられてまたテンプレートで作る、という構図にまたなるんじゃないかという気も。
 そういうことを考えると、痛いニュースに掲載された「7」の意見でほとんど終了してしまってる気もしないでもない。(「あやしい伝説」を是非地上波で!)

 個人的なアンテナに入れてる巡回先の spanglemaker さんのところで知ったのだけど、 ニコニコ動画 でいつの間にか 女子高生EDパロ がジャンル化してたらしい。って、二年前は一部でマニアが騒いでいたくらいで、運が悪いことにハルヒのEDが話題になっててこちらは埋もれてしまった感じなのだけど、何故か時間を経てこんな状態に……
 放送時から、作画とか演出的なところはともかく、キャラクター表現としてはこちらの方が上、と言ってたのだけど、まあ、原作があるものを梅津絵で描く、というの自体がギャグにできるんで、あれなんですけどね……
 ビジュアリストとしての梅津氏のすごさが、こんなところで出てきてる気もするなぁ。

[その他][アニメ] なんとなく思った

 黒執事とメイドガイが対決したら、余裕でメイドガイが勝ちそうじゃね?
 と、黒執事を見て思ってしまった……
#いや、アニメ第一話にアレな感想を持っているからそう思うんじゃなくって、原作はパラ見してそれなりに面白いと思ってるんですが、でも誰がどう見てもそうですよね? ね?


2008年10月07日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 緒形拳逝去

 今日、出勤途中に姉からのライトメールで知りました。肝臓ガンが破裂したとのことで、ご本人は周囲に病気のことは堅く口止めしていたとのこと。道理で、健康のことについてニュースを聞いた覚えはなかったのに……と腑に落ちなかった理由がわかりました。
 緒形氏というとやはり個人的には「必殺仕掛人」藤枝梅安、「必殺必中仕事屋稼業」の知らぬ顔の半兵衛、「必殺からくり人」の夢屋時次郎、そして「新必殺からくり人」の安藤広重なのですが、必殺とは別に、異様にひときわ印象が残ってる役柄があります。
 それは代表作とされる「野生の証明」でも「砂の器」でもなく、NHKで昔放送した「海の群星」という単発ドラマです。
 戦後それほど年数が経っていない頃の石垣島のとある漁師が、使用人として幼い少年を人買いから買います。ただでも経済的に豊かでない地方の上、戦後間もない頃で生活の苦しさから子供を売りに出す親も多かった社会情勢です。漁師の親方は最初新しい環境に慣れない少年にどう接していいかわからず、「一人前に育てて立派に自立できるようにしてやる」と厳しく接することしかできないのですが、そのうち二人の間には親子のような感情が芽生えていきます。実はこの親方も昔人買いから漁師に買われ、その下で一人前の漁師として自立していったのでした。
 しかし、二人が絆で結ばれたと思ったある日、役所から人がやってきて「人身売買は法律で禁止されたから、子供は保護して親元に返す」と言うのです。それは近代的な倫理観では正しいことだとは言え、二人は引き裂かれ、そしてそれに何もできません。少年がいなくなり、親方は空を見ながら少年と一緒に出た漁で歌っていた歌を寂しそうに歌うシーンで終わりでした。
 この親方を演じたのが、緒形拳でした。他にも印象深い役はあるのに、なぜかこの人買いという非人道的な行為に関わりながら、自身も人買いに売られた身であり、さらに買った子供と情を深めていくという、この役が、とても印象に残っています。切なそうに歌を歌う姿が親方ではなく、なぜか緒形拳自身に見えてすらいました。
 他にもすばらしい役者はいますが、緒形拳はただ一人の役者でした。悔やむほかありません。

[アニメ] 今日の5の2#1

  今日の5の2 #1「グラグラ/スーパーボール/ノリノリ/アメフリ」。伝説の小学生ブルースが、今ここにアニメ化! って、だいぶん前にDVDでアニメ化してたよな。今回は、副音声でB級アイドルの吹き替えをプロモーションにつっこまれたそれとは関係なく、完全新作。
 公式サイトを見て不安だったキャラクターデザインも、いざ動いてみると案外といい。「みなみけおかわり」のように書き込みがやや多くて桜場コハル作品の特徴である「山場でのシリアス絵」が映えないということはなく、逆にギャップがちゃんとできてるというか。
 ただ不安要素としては、前にも書いたけど圧倒的に原作の話数が少ないってことなんだよなぁ。おそらくは差し挟まれるであろうオリジナル話がどうなるかが鍵。
 それと、DVDもそうだったけど、やっぱり「グラグラ」が一番最初なのね。


  #1「死が舞う」。お寺の一角を借りて運営されている孤児院で育った高校生・花神旺里。いつまでも孤児院にやっかいになってるわけにはいかないと、他に下宿し自立することにしたとある日、寺の中で少女の死体を見つける。だが、死んでいたはずの少女は住職である田神景世により復活する。
 夢でも見ていたのかと思いながらも翌日の学校帰りに早速引っ越すのだが、通りかかった藪で夕べの少女が倒れているのを見つける。だが、やはり完全に死んでいたはずの彼女が再び動き出す。彼女は動く死体「屍」でありながら同じ「屍」を狩る「屍姫」だった……

 ガンガン連載の伝奇アクションのアニメ化。個人的にはまとまってはいるけど強いクセや特徴があるわけでもない、という印象ですが、独自のガイナックス的演出で、下手をすれば陳腐になる設定や舞台が結構かっこよく描けてると思います。
 この後、どうなるかは見てみないとなんともですが、最終回は原作クラッシャーとなるガイナックスの悪い癖が出なければ、まあ大丈夫かなと。


2008年10月08日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 人の財布をアテにする

  日中韓、十分な外貨準備で金融危機には直面せず=韓国大統領痛いニュース )。いや、おかしいだろ、その理屈は。ひょっとしたらその前の文脈があるのかもしれないけど、どうすればそれで韓国民に「大丈夫」なのか、わからん。この明らかに間違ったオプティミズムはいったいどこまで行けば挫けるのでしょうか? まあ、混乱を起こして周囲に迷惑をかけるだけの気がしますが。

  狼と香辛料、第二期制作はIMAGINEからブレインズベースに毎日 )。メインキャスト、スタッフ等は引き継ぎらしいし、ブレインズベース、確かに作画すごいんだけど……作画は良好とは確かに必ずしも言えなかったけど、IMAGINEがんばってたのに……と思うのは私だけなのかな?

 昨日、ノーベル物理学賞で日本人(元日本人含む)三人が受賞(でも受賞枠としては二人分)でびっくりしたのだけど、今日は化学賞まで受賞とは……四人中三人が名古屋大学出身だけど二人が日本から離れているというあたりが微妙に微妙な感じではあるのだけど、それよりも気になったのが、「ノーベル物理学賞、今回は功労賞?」と思ってしまったこと。いや、南部陽一郎氏の名前を見て、「あれ? まだ取ってなかったんだっけ?」と思ってしまったもの。クォークについても、そこまでではないにしても大分遅いというか。化学賞のGFP(GREEN FLUOSCECNT PROTEIN)については、まあタイミング的にはそこまで遅いというわけではないけど。
 なんだか意図的なものかなぁという気がするけど、どういう意図なのかはわからない。ほんとよくわからん。


2008年10月09日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ヴァンパイア騎士Guilty#1と喰霊-零-#1ととある魔術の禁書目録#1

 例によって簡単に。つか、相変わらず新番組大杉……
  ヴァンパイア騎士Guilty 。「ヴァンパイア騎士」の続編。前回のラスト、唯一自身を救える緋桜閑が死に、レベルE化が進んだ零。だが第一話で早々に復帰。それは純血種である玖蘭枢の血を飲み、症状を抑えたからだが、閑に協力していた紅まり亜から、零の両親の死も含む一連の出来事を演出した真の黒幕がいることを聞かされ、また玖蘭も血の代償とでも言うように優姫を守るように圧力をかけてくる。
 黒幕の陰謀というのがどういうことかわからんけど、とにかくお嘆美美形がなんか巨大な敵と戦おうとしてることさえわかればOK?
 しかし、OP・EDなんで聞き覚えがあるんだろうと思ったら、ソウルイーターの録画見て判明。局のCMを、本編放送前にさんざん流してたからだ……

  喰霊-零- 。原作読んでないので「零」の付く意味はわかりません。霊能力を持つ者によって編成された悪鬼・妖怪退治の特殊部隊もの……と思いきや、いきなり全滅してるんですが? いきなりカップが手ごと落ちたり、マスコットと思われたオペレーターが精神浸食されたり、結構えぐいなぁ。
 本格的に話が始まるという意味では次回が実質第一話と思うので、それを見てちょっと判断しよう。

  とある魔術の禁書目録(インデックス) 。原作はライトノベルだけど、読んでません。けど、読んだ知り合いの感想が「これはひどい」ばっかなのが……それはともかく、超能力者が公然となっている社会で、やはり数多くいる無能力者である上条当麻。しかしいかなる超能力も右手で打ち消せるという力を持っていた。って、おいおい、その時点で超能力者だろ。そして、そんな彼のベランダにある日引っかかってた法衣のようなものを着た少女。彼女は自らを「禁書目録(インデックス)」と名乗り、自分は数多くの禁術書を封印してるがために、魔術結社に追われていると説明する。が、「魔術なんてあるわけない」と当麻は本気にしようとしない。って、おいおい。超能力と魔術の根本的差異がわかりません。この世界的に!
 絵が綺麗で演出も良いので楽しんでは見れるのだけど、突っ込みどころが多そうではあるなぁ。

[アニメ] のらみみ2#2

  のらみみ2 #2「居候カリキュラム」「春のうらうら」。前半出てくるのは、コアラ型なのだけど厳しい教育者であるキャラの蒲公英。のらみみはその厳しい教育方針を見て子供がかわいそうだと言うが、これはこれで安定した関係。だけど、小学校卒業を間近に子供が不安に思ったのは、自分が蒲公英の教えを十分に体得できておらず、最後に蒲公英から認められないことだった。最後のお願いにとおねだりしたのは、この子の精一杯の「師匠と一緒に遊ぶ」だったのかな。あるいは、師匠のようになりたいと思ったか。しかし、やっぱり「マスターコアラ」だけあって声は秋元洋介なのね……
 後半は、ハローキッズ59号店の前でうなっていた変なキャラにのらみみと半田が声をかけてしまうところから始まる。キャラの名は「まめぺん」。イカのかぶり物をしているが、実際は赤ちゃん筆キャラというよくわけのわからないもの。それを本人も気にしていろいろキャラチェンジを繰り返したのだが、妙に凝り性で本来の目的を忘れて脱線気味。最近はイカキャラに落ち着いていたが、居候先が決まったというところでまた自分のキャラに迷いだす。軽い調子で言ってるけど、自分への自信のなさの現れなんだろうなぁ。でも、その凝り性と手先の器用さは自慢にできると思うのだけど……
 本当はまめぺんはイカキャラでないと知った子供はぐずるのだけど、お父さんの一言でまめぺんとつきあってみることに。お父さん、いいこと言うね。会社ずる休みしてるけどw
 次回はチョコハット団絡みか。