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2008年01月12日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] のらみみ#1とPERSONA trinity soul#1

  のらみみ #1「居候の世界」「うたうコトリ」。ドラ○もんやオ○Qのような居候キャラがあふれかえった世界。そんなキャラたちに居候する子供のいる家庭を紹介する「居候先案内所」『ハロー・キッズ59号店』。そしてそこにに居着いているキャラ、のらみみ。イマイチぱっとしないために居候先が見つからず、住み込みで働きながら居候先が決まる日を待ち続けているのだ。
 そんなハローキッズ59号店にはいろんなキャラたちが居候先を求めてやってくるのだが……

 IKKI掲載のマンガが原作らしいけど、読んだことないです。でも、なんつーか冒頭からすさまじいカオスっぷり。w 藤子F不二雄に訴えられたらヤバイぞ。って、既に故人ですが。
 世界中にあふれかえったキャラたちは子供といないと満足感が得られないらしく、居候先を常に求めている。人気のあるキャラ、ないキャラや、その居候先を紹介する紹介所もたくさんできてるわけで……って、どこから報酬を受けるんだろう? やっぱ紹介先の家庭からなのかな?
 のらみみ自身は見た目印象の薄い生意気そうな小坊主キャラなこともあって居候先がなかなか見つからない。元は雷小僧キャラだったらしいが、そうは見えないよなあ。いつも水飴ばっか嘗めてるし。
 前半は、いつまでたってもキャラ離れ出来ない子の元で16年過ごしてしまったくまキャラが、キャラ離れさせようとその家を飛び出す話。「フツーの所員」更科さんが「結婚相談所で、彼女でも探されては?」と実にドラスティックな答え。しかも、照れて好みのタイプを言おうとしないそのメガネ青年に、くまキャラがメガネ青年の実にドリーマーな好みを言ってしまうという……のび太のダメな成長後みたいで痛々しすぎる。w
 後半は、のらみみが公園から連れて帰った幼い小鳥キャラの女の子。居候をしたことがないというその子を、しばらくハローキッズ59号店に置かせてあげることになるのだが、先輩風を吹かせていたのらみみが、水飴を分けたりとなんやかやと世話を焼くようになる。
 まったく期待していなかったけど、実は今まで見た今期新番組中では一番インパクトが強いし面白かったんですが。これはゴールデンタイムにやっても良いのでは……いや、やっぱ色々アレか。


  PERSONA trinity soul #1「特A存在」。地方都市・綾凪市へやってきた慎と洵の兄弟。今まで身を寄せていた叔母に彼氏が出来たのをきっかけに、綾凪市で警察署長をしている長兄・諒と一緒に暮らそうと引っ越してきたのだ。しかし綾凪市では被害者の身体の中と外が裏返るという、人間業とは思えない連続猟奇事件が起こっていた。その事件にかかりきりのせいもあってか、久々に会う諒とぎくしゃくする慎たち。だが、事件には超常の能力が絡んでおり、諒もその能力を秘めていた。そして、弟である慎にも……

 ペルソナ3の世界観を元にした初めてのアニメシリーズ(公式によると十年後の話らしい)。あ、ちなみに「女神転生はアニメ化してるだろ」ってツッコミはなしね。
 元々学園ジュヴナイルな側面の強いシリーズだけど、アニメの方もそんな感じ。まだ事件が起きてることがわかるのみでメインキャラもそんなに印象が強くない。ただ、洵に双子の姉妹がいたらしいこと、そして兄弟たちの両親は大分昔に亡くなっていて、なんらかの家庭の事情で離ればなれになってることはわかるのだけど……諒も兄弟を大事にしてないわけではなさそうなのだけど、事件の重圧と離れて暮らした年月からどう接して良いかわからないところもあるよう。
 主人公の「ペルソナ」が発動したばかりで、まだこれからどうなるかわからないけど、様子見。
 ちなみにEDの映像はなかなか良い感じ。

[アニメ] ロザリオとバンパイア#1とAYAKASHI#1とtrue tears#1と破天荒遊戯#1

  ロザリオとバンパイア #1「ロザリオと新生活」。ことごとく受験した高校に落ち、高校浪人直前な青野月音(つくね)。しかし、父親がたまたま拾った高校の入学案内のおかげで、「陽海学園」なる学校になんとか入学することが出来た。おまけに入学初日から赤夜萌香(もか)というかわいい女の子とお近づきになれて有頂天になるのだが、萌香は自分がバンパイアだと言う。しかも、陽海学園は人間御法度の怪物専門の学校で、もし人間がいたら秘密保持のために抹殺されると聞き、月音は学園から逃げようとするのだが……

 休刊した月刊ジャンプ連載で、今はジャンプSQ連載の人外ハーレム漫画が原作。とはいえ、まあ、どうでもいいというか……
 基本的に初回から作画のアラをパンツで補う作りでした。補えてねえけど。
 色々言いたいことはあるが、とりあえず一言。ロザリオってのは数珠の部分が本体で、十字架とかは付属品だ! と、「まりあ†ほりっく」を読むまで私も知らなかったんですが。


  AYAKASHI -アヤカシ- #1「始まりの血」。久坂悠は超能力のような不思議な力を持っており、それを種にスプーン曲げの見せ物などをして小遣い稼ぎをしていたりした。悠の力を知る幼なじみの薬師寺陽愛(ひめ)はそれを気にして悠に忠告をしていたのだが、校内を締める不良の真田恭平に目をつけられてしまう。ごまかそうとする悠だが、真田も同じような力を持っており、執拗に迫ってきた。カマイタチのような能力を発揮する真田に怯える悠だが、悠にとどめを刺そうとするのを、やはり不思議な力で止めた少女がいた。

 エロゲ原作、らしい。原作は知りません。
 まず、間違ってる感想ながら、これとペルソナTS見て思ったことを言わせてください。
 スタンドバトルを発明した荒木飛呂彦って、やっぱ偉大だったんだ! いや、どっちも普通にスタンドバトルだし。
 そして、ロザリオとバンパイアとを見て思ったことは言わせてください。
 水樹奈々、妖怪ヒロイン専門かよ!
 まあ、どうでもいいんですが。
 どうでもいいついでに言わせて貰えば、ちとねえ、いくら超常の能力を持ってるって言っても、ヤクザが簡単に高校生に命乞いをするってのは考えづらいですわ。ましてや、いきなりナイフを振りかざして襲ってくる兄貴分ってのは、冗談にもなりませんわ。
 まあ、それはやりたいことはわかるし、「あくまで演出上の云々」とするとしておいて、まあ、血が派手に出るわ鼻をそぎ落とすわで、結構悪くはなかったですわ。妖怪がペルソナの悪魔というか、寄生型スタンドというか、そういうのなのはどう転ぶかわからないですが、まあしばらくは見てみようかなと。


  true tears #1「私…涙、あげちゃったから」。
 ストーリーを把握して説明するのももはやまだるっこしい。これもエロゲ原作らしい。主人公が酒蔵の息子って設定らしいのだけど、ちょっといろいろ、描写が。爺ちゃんが造り酒屋に入り浸ってた人間をなめるな?
 そして、最も言いたいのが、メインのヒロインらしいのがエキセントリックなだけで魅力の欠片もないのが。意味不明のまま敵意と好意を示すのは、混乱の元になりこそすれ魅力にはつながらん。昨今、そんなのが多いなぁ。


  破天荒遊戯 #1「永遠のともしび」。どんな話だ、と言われても、すいません。原作見てないのでよくわかりません。
 いきなり家を追い出されて世界放浪の旅に「出ざるを得なくなった」女の子と、それに付き従う美男二人の話、ってのがかろうじてわかったくらいで。遠藤海成作品は、まりあ†ほりっくしか見たことがないので。まあ、いや、確かに破天荒だなぁ、というのが第一話の印象で。それなりに楽しめはしたものの、何をやりたいのかまではわかりません。原作は読んでませんから。以上。


2008年01月14日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] 電王#48

  電王 #48「ウラ腹な別れ」。キンタロスが敵を食い止め過去に残ってしまい、意気消沈するデンライナー。それでも愛理を守るため急いで現代に戻ろうとするが、デンライナーにもイマジンたちが潜り込み、爆弾を仕掛けていた。ウラタロスがそれを見つけるが、ウラタロスは意外にもイマジンたちと共謀、デンライナーから良太郎たちを叩き出し、過去に置き去りにしてしまう。何故かデンライナーの外に出ても実体化しているモモタロスたちだが、それを不思議に思う余裕もなく、ウラタロスの裏切りに呆然とする一同。良太郎だけは「みんなおかしいよ。ウラタロスと過ごした時間のこと忘れちゃったの? 僕は心配なんかしていない」と言うのだが……
 一方現代では愛理に迫ったカイが愛理の身体の中から何かを引きずり出すのだが、それを見て逆にショックを受けて逃げ出してしまう。そしてデスイマジンを呼び出し、この時間のすべてを吹き飛ばそうとする。
 そして過去に取り残された良太郎たちも、過去の愛理から欠けていた良太郎の記憶に関する、重大な秘密を明かされていた。

 デンライナーに仕掛けられた爆弾を見てあっさり裏切るウラタロス。単純なモモタロスはそれをすぐに信じてしまい、リュウタロスはおろおろするばかり。良太郎はウラタロスを信じようとするが、それでも混乱は避けられない。
 もっとも、それはもちろんイマジンたちを油断させて爆弾を解体するためのウラタロスの嘘だったのだけど。そしてデンライナーを動かすにはパスが要ると嘘を吐き、良太郎たちを抹殺しようと見せかけ、ナオミに合図でデンライナーを奪還させる。まあ、基本モールイマジンがバカばっかで良かったというか。
 デンライナーが戻ってきてウラタロスの真意をモモタロスもようやく悟るが、早く乗るようにという良太郎の呼びかけに、ウラタロスもキンタロスのように敵を食い止めるために居残ってしまう。「もう少しでクールな僕じゃなくなるところだったよ。時間を手に入れるのも善し悪しだよね」と言いながら。
 デンバードにまたがり必死でデンライナーを停止させようとするモモタロスが、こいつらがタロスたちの中で一番友だちに近かったんだなぁ、と。
 そして愛理から明かされた良太郎が忘れていた秘密というのは、愛理の中にいた赤ちゃん。特異点である良太郎がいれば時間は復元されていくが、もし、ゼロノスカードで良太郎が桜井に関する記憶の一部ごと赤ちゃんのことも忘れてしまえば、その再生された時間の中には赤ちゃんは復元されない。全てが終わるまで、良太郎の記憶を消して赤ちゃんをカイの手から守ろうというのが愛理と桜井の計画だった。そしてそこまでして守ろうとした赤ちゃんは、良太郎と同じ未来の特異点。つまり、時間復元の起点となりうる赤ちゃんが生まれてしまえば時間の分岐はほとんど確定してしまう、ということか。そして、結婚式が四月ではなく二月に早まっていたのも、良太郎が結婚とは関係なさそうな八月に時計を贈る手配をしていたのも、そのせいなのだろうな。
 しかし、おそらくその事実を知ったカイは何故か混乱して一気に時間を消し去ろうとする。愛理の子供に、まだ何か秘密があるのか?
 そして次回は最終回。良太郎がついにモモタロスに望みを言うことになるのだが、その内容は一体なんだろう?

[アニメ] オーバン#16

  オーバン #16「神経質なニンとスクン」。二戦連続でポイントが得られたなかった地球チーム。ドンもモリーに檄を飛ばすが、流石に堪えているよう。モリーも「大いなる報償」を得るためになんとしてもポイントを得ようとする。次のレースは巨大な蓮の生い茂った密林のコースなのだが、序盤、モリーたちは有利に試合を運ぶ。が、悪魔のような外見をしたニンとスクンがアロー号に絡んでくる。

 生中なレースではないことはわかっているものの、やはり決勝戦だけあって一筋縄ではない相手ばかりが揃っている。今回絡んでくるニンとスクンは、女悪魔のような外見の二人組。二台に分離する期待を操ってアロー号を襲ってくるのだが、ツメで外壁を切り裂いて内部にまで侵入してくる……これは流石に「故意にパイロットを狙わなければ」って範疇を超えてるだろ。
 それはジョーダンがなんとか撃退するのだが、合体したニンとスクンの機体から発射された熱追尾弾に、ゴール目前で回避を余儀なくされ、結局今回も入賞を逃してしまう。
 ホントにまともにレースしてるのってアイカ王子と地球チームくらいだなぁ。
 気晴らしをするようにアイカ王子と共に原住生物の不思議な集会を見に行くモリーだが、ジョーダンもレース前に不慮の事故からモリーに抱きついてしまって妙にモリーに女を意識してしまい、これまで以上に明確にアイカへの嫉妬心を出してしまう。まあ、当のモリーはアイカに惹かれている部分はあるものの、母を復活させることで頭がいっぱいだし、またジョーダンはちょっとは意識しだしたところもあるのだけど。
 しかし、原住生物って、魔法のようなやり方で石を動かして神殿を築いたり、どうも知能の低い存在ではなさそう。オーバン星の秘密と関係あるのかな?
 それと、モリーが熱追尾弾を避けた軌道を見て、ドンは思わず動揺。チームメンバーはいつものモリーへの怒りと、参戦連続ノーポイントのショックかと思っていたようだけど、実際は、その軌道はかつてモリーの母でドンの妻であるマヤがショーで見せた軌道と同じだったから。ドンはそのことでモリーに対し娘のエバではないかと疑問を持ち始めたようだけど、過去から逃げてきたドンにとっては、積極的には肯定したくない模様。でも、家族を捨てたと言いつつも家族の写真をまだ持っているのだから……

 それと、「やっとかめ探偵団」は放送打ち切り確定。種々の情報を見ると、どうも2クール以降のスポンサーが付かなかったことが原因らしいのだけど……確かにアピール力は弱いけど、サスペンス&推理物としては、某半ズボン探偵なんかよりずっと面白かったのだけどなぁ。なんとかならんものか。


2008年01月15日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] なんだこりゃ

  大人が選ぶ、泣ける映画ベスト30TV朝日 )。いや、これって、ホントに大人が選んだ映画なの? 深+の映画の日にこのラインナップ挙げたら、多分「愉快な」評がずらずら並びますよ。確かに面白い映画も中にはあるんですが……こういったランキングを元に「売れる映画」が企画されてるのだとすれば、最近映画館に行こうという気力が湧かない理由も納得。

  【独女通信】独男に蔓延する「何もかもが面倒くさい」病とは?livedoor news )。「もてたいのだったら自分を磨け」という理屈はある程度は納得行くが、この記事の中での主張はイマイチうなずけないのは気のせいなのかなぁ。「 とにかく彼らにはもっと新しいことにアンテナを張って、引き出しのある人になってほしいというのは、独女のワガママ・・・なのかもしれない」。これって、詰まるところ「私の乗ってる流行の話を面白くできる人であって欲しい」ってことで、その欲求は悪くはない、というか自然だし、まあ、狙ってる相手ならそういう努力も必要だろうね。でも、そうではなかったり、また、他に広がりのある話をしても憑いて来れない人、ってのも、それなりにいるような。情報誌で情報を集めるのもいいけど、それ以前にもっと広い方面に好奇心を持つだとか、知的な遊びをする余裕を持つとか、そういうのも面白そうではない? マーケティングによる商業主義に特化した情報収集の消費パターンが、破綻してきてるってことでもあるんじゃない?

[アニメ] ヤッターマン#1とARIA THE ORIGINATION#2とみなみけおかわり#2

  ヤッターマン #1「ヤッターマン誕生だコロン」。ああ、ホントにやってるよ……正直、懐かしいとも思ったし、楽しみもしたんですが、狙いがあまりにあからさまで、概ね後ろ向きなのがなんとも……キャストはじめスタッフの方々が頑張ってるし効果が上がってるだけに、なんだかやるせない。それでも三悪のやりとりが懐かしくて仕方ないのが、しょうもないなぁ。
 それはともかく、話としては旧作との繋がりは完全になし。ヤッターワンはガンちゃんのお父さんが作りかけのままだったのを、ガンちゃんが完成させたことになってる。
 まあ、とりあえずしばらく見てみます。
 OPについては、山本正之のコメントを見た後では後出しもいいところなので評を控えます。
PS.書かないと言ったけど、一言だけ。山本氏のコメントを読んで「アニメがなんだ」を思い出しましたよ。何年前の曲だ、あれ? つか、当時と状況ホントに変わってないのね。

  ARIA THE ORIGINATION #2「その 笑顔のお客様は…」。内容はどうでもいいんですが、ゲストキャラの声が杉山加寿子なのが、やっとかめ探偵団が放送休止になった直後だと堪えますなぁ。そこは名古屋弁で話してくれよう。「アクアはやっとかめだもんで、ちいとばかり案内しとくりゃーせんか?」とか。しくしく。

  みなみけおかわり #2「味は受けつがれていくもの」。う〜ん、やはり動くところと動かさないところのバランスが、やっぱまだイマイチ違和感が。一期の「どこがおかしいかはイマイチよくわからないけど、なんかおかしい」ってところが薄れてしまったなぁ。でも、まあそう悪くもない感じ。けど、ほとんどがオリジナルだけども、この話の元になった原作エピソードではケイコが珍しくカナに逆襲して成功するのだけど……それはなくなってしまったか。浮かぶ瀬がないなぁ。いや、弄られて花、か。

 もひとつおまけにロックマントライブ。響ミソラの動きが気合い入りまくりすぎてワロタw


2008年01月16日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ウエルベールの物語第二幕#1(#14)

  #1(#14)「再会の章」。前期はメ〜テレがネット局だったけど、第二期はメ〜テレでネットしてません。w でも、Gya0でネット放送してますけど。
 ふつーに続きですわな。公式でも「第二期第一話」ではなく「(通算)第十四話」として紹介されてるし。
 前期は戦争の危機回避のための旅だったわけだけども、今期はティナの復讐の旅。「シニガミバチのタトゥーの男」を求めて新たに旅立つティナ。そして、立場の違いからリタを旅に誘うことを一度は諦めるのだが……
 今回は以前のメンバーに加えてガラハド、ジンを加えて、道中はにぎにぎしくなったようで。でも、ティナにベタ惚れのジンに、影のある色男のガラハドも一緒なのだから、そっち方面でもごたごたしそう。まあ、シェリーはミルクとあまり変わりないのはデフォで。
 しかしグリーダム王妃、むっちゃ物わかりのいい人だったなぁ……サンガトラス国王の逆襲がありそうと踏んでたのだけど、それは今回はなし?

[アニメ] もっけ#14と狼と香辛料#2

  もっけ #14「ツエザクラ」。いつも通り、道すがら何かに憑かれないかとびくびくする瑞生。だが、そんな時たまたま落ちていた杖を手にすると、身体に力があふれて瑞生に取憑こうとしていたものが消えてしまった。大喜びでお爺ちゃんに杖を見せる瑞生だが、お爺ちゃんが言うにはそれは杖ですらなく、単に落ちていた棒に布が絡まって杖のようになったものだろうと言う。しかし、瑞生が杖と見たことで力が生まれたのだろうとも言われ、喜んで翌日からその杖を持ち歩く。だが、静流にはその杖から花が咲いているのが見えていた。そんなことも知らずに瑞生はその杖のお陰で物の怪にも憑かれず、学校での勉強も順調と喜ぶのだが……

 静流は瑞生が物の怪を退けたり学校で指された問題がわかったりしたのは、杖の力ではなく元々の瑞生の力ではないか、と疑うのだが、お爺ちゃんはそんな静流に杖桜の話をする。
 瑞生も最初は杖のお陰で調子がいいことを単純に喜んでいたが、だんだん力を増す杖を不気味に思い、手放そうとする。が、何故か手を離すことが出来ない。静流の目には、杖から瑞生の手に根が張られているのがはっきりと見えていた。
 結局お爺ちゃんに頼ることになるのだが、杖を瑞生の手から話す準備をしながら、「杖もいつまでもあるわけじゃない。俺もいつまでも生きてるわけじゃない。その時、お前はどうするつもりだ?」とドキッとするような言葉を投げかける。
 お爺ちゃんが杖を否定しなかったのは、杖桜の盲人に杖が必要だったように、物の怪への対処の仕方がわからない瑞生にも何か支えが必要なこともあるとわかっていたから。でも、杖も自分もいつまでも瑞生と一緒にいてやれるわけではない……お爺ちゃんがしばしば二人に突き放したような態度を取るのは、自分がいなくては、瑞生や静流たち一人きりではどうにもならないようになってはいけないから、ということなのだな。
 静流はそういう寂寥とした祖父の優しさに感づいたようだけど、瑞生はまだそこまでは行っていない。ただ、誰かに、何かに頼らず自分一人で歩けるようにならなければならないとは漠然と感じたよう。


  狼と香辛料 #2「狼と遠い過去」。なし崩し的に少女の姿をした狼ホロと旅をすることになった行商人のロレンス。見た目は少女だが中身は何百年も生きた妖怪狼のホロに、手もなく振り回され続ける。そんな時、一夜の宿を求めた修道院で、若い行商人ゼーレが儲け話を持ち込んでくる。近々とある銀貨の回収が行われるという極秘情報を掴み、それで一儲けしよう、と言うのだ。胡散臭さを感じるロレンスは、「嘘がわかる」と言うホロに相談するのだが……

 まあ、改めての話だけど、やっぱ基本的に作者はマネーゲームの人だなぁ、と。「農民は空気に正確」という言葉は、ロマンティックで説得力を持ちそうだけど、実際に農業やアウトドアをしてる人間だったらこういう言葉は逆に出てこない。何故なら、実際にはそんなことはないから。「歴」がそもそも農業上の必要性から発達したことでもそれは明らかだし、空気ではなく長年に培われた自然観察と経験によるものなのだけど。
 ま、それはともかく、今回はロレンスとホロのやりとりが中心。これがこの作品の柱でもあるのだけど。狼が云々かんぬんというところでも突っ込みたいところはあるけど、まあそれはあまり話の幹とは関係ないので控えておく。雰囲気はそれなりに出てるし、面白いことは違いないので。


2008年01月18日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] のらみみ#2とペルソナ#2とロザリオとバンパイヤ#2

  のらみみ #2「はじめての代キャラ」。病気やその他よんどころない事情により子供の世話が出来なくなったキャラに代わって別のキャラを派遣するサービス「代キャラ」で数日居候をすることになったのらみみ。久々の現場に緊張しまくるが、その家のキャラは別にどこかに行ったわけではなく、イモムシキャラのためにサナギになったのだという。ところが当のその家の子供はのらみみにも、サナギになった自分のキャラにも関心なさそう。聞けば、そのキャラは年一回いつもサナギになって一回り大きなイモムシになるだけだという。実は内心わくわくしていたのらみみはがっかり。しかしそのイモムシキャラと話をしてると、何か様子がおかしい。翌日、二人の目の前で羽化がはじまるのだが……
 「オヤジ参観」。子供に居候キャラをせがまれ続けてるお父さん。しかし、キャラに不信感を持ってるお父さんはキャラの居候に消極的。それでも仕方なく「ハローキッズ59号店」に登録に行くのだが、登録と簡単な説明だけ聞いてさっさと引き上げてしまう。ところがその帰りに寄った喫茶店に、ハローキッズ59号店で見かけた妙にオヤジ臭いたぬきキャラがいて、キャラへの不信感などを世間話で打ち明けているうちにすっかりうち解けてしまう。

 基本的にいい話でまとめてきたなぁ。前半は、昔は小さかったからどこに行くにも一緒だったけど、すっかり大きくなってしまったので一緒に遊べないことを不満に思っていた子供。キャラがサナギになっても「また一回り大きくなるだけだろ」と冷めた目で見ていたのだが、のらみみにキャラとの関係を突っ込まれたりして昔を懐かしむ。そして、サナギから出てきたキャラは、今までのイモムシキャラではなく……その子は既に六年生。どうも中学進級と同時にキャラ離れするのがあたりまえらしく、イモムシキャラはそれまでの残り少ない時間を二人で遊び回れるようにとでも言うように、蝶のキャラに羽化する。
 後半はキャラに不信感を抱いてるお父さんがメイン。お父さんの不安は異分子を家に入れるだけではなく、子供がキャラになついてしまい、自分がなおざりにされないか心配だから。しかし、妙に世慣れしたオヤジ臭いたぬきキャラと出会い、意気投合。キャラへの不審を打ち明けつつ、相手からも単身赴任の父親が帰ってきて自分だけおいてけぼりで家族旅行に出てしまったという不満を打ち明けられ、妙に気があってしまう。
 酔った勢いで「うちに来なさい!」と言って連れて帰るのだが、夜が明けて妻から「あんなキャラいやですからね!」とお説教。どう切り出したらいいものかと悩んでいたお父さんだが、たぬきキャラが昨日のことなど覚えていないかのように、今日、家族が帰ってくる日なので、迎えに行くと意気揚々と帰って行く。お父さんはそれを見て、子供と一緒にキャラ選びに行く約束をする。
 しかし、「国から認定を受ける大食いキャラ」ってあいつか!? 頭に毛が三本しか生えてないあいつか!? 

   ペルソナTS #2「影抜き」。夜コンビニへ買い出しに行く途中、苦しむ男から抜け出た魔神の像に襲われた慎。しかし、慎の身体からも剣を持った魔神が現われ、その魔神を消し去ってしまう。わけのわからぬまま立ちつくす慎の前に新たに二人の男女が現われ、女の方から現われた魔神に襲われる。無我夢中で逃げおおせた慎だが、夜が明けてもそれが意味することがさっぱりわからない。さらに、兄の諒からは「手続きはするから、それが済み次第街から出て行け」と言われる。
 魔神のこと、兄のこと、わからないことだらけのまま新たな学校に通う慎だが、新しいクラスメイトたちが話す中に「影抜き」という言葉が出てくるのを耳にする。そして、クラスメイトの一人拓郎が「影抜き」をしたとおぼしき現場に出くわしてしまう。そして、拓郎から「影抜き」をしてくれとせがまれるのだが……

 街で起こる怪奇事件に加え、子供たちの間で流行るオカルトめいた儀式「影抜き」。普通は精神の浮遊状態をもたらすだけのようだが、それが原因で行方不明になった子もいるという噂が立つ。さらに、せがまれて慎が拓郎に「影抜き」をすると、拓郎の身体から「魔神」の像が現われ、慎からも現われた魔神と戦い出す。
 慎は「あの出てきたの、なんだ?」と拓郎に問われ、怪人物(イゴール)のつぶやいた言葉「ペルソナ」を口にする。慎のペルソナって、クフーリン系だよな、多分。
 事態が「ペルソナ」を中心に回りだし、しかも茅野めぐみが前回関わっていた男に襲われ、無理矢理「影抜き」されそうになる。
 しかし、この「影抜き」は、きわどい表現抜きにいろいろ表現できる、いいアイデアだなぁ。それと、叶鳴(カナル)が、「あなたに、影抜きして欲しくて」と拓郎に迫る、結構アレなキャラだったとは。


  ロザリオとバンパイア #2「夢魔とバンパイア」。いや、いろいろ言いたいくてその気力すら萎えるところではあるんですが、せめて一言。「田中公平の無駄遣い」。


2008年01月20日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] 電王#49

  電王 #49「クライマックスは続くよどこまでも」。カイがついに時間ごとすべてを消し去ろうとする。キンタロスとウラタロスがいなくなって戦いに怖じ気がついたリュウタロスをデンライナーに残し、良太郎とモモタロスはカイを止めるために戦いに向かう。その途中で、良太郎はモモタロスに「望み」を口にする。「最後まで一緒に戦って欲しい」と……しかしその行く手を数多のイマジンたちが阻む。一方、愛理がいる病院を守ろうとデスイマジンと戦うゼロノスだが、圧倒的なデスイマジンの力を前に追い込まれてしまう。そして変身が解けるが、ホルダーに残ったゼロノスカードはすでになかった。ベルトを投げ捨て徒手空拳で戦おうとする侑斗だが……

 電王最終回。電王は最後まで電王でした、という電王らしい最終回。愛理が分岐点だった理由は愛理の胎内にいた(そして桜井と愛理の計略により存在そのものが隠された)次世代の特異点だったことを知って、カイが暴走して時間のすべてを吹き飛ばそうとするのは……だったら最初からもう一度そうしてればいいじゃん、とか思ったりするけど、まあ、、その辺が電王だからなぁ。カイが時間を吹き飛ばそうとするのはライナーフォームになった良太郎がビルの屋上からカイごと飛び降りたことで阻止。飛び降りた良太郎はやっぱり居ても立ってもいられなくなったリュウタロスが受け止めて助かる。しかし、銃使いのライダーは弱体化するのが平成ライダーの常とはいえ、リュウタロス、ホントに弱体化しちゃってるなぁ。分別を覚えたってことだろうけど。
 もう一度この時間を吹き飛ばす前に邪魔な良太郎たちを消してしまおうと、デスイマジン率いるイマジン軍団がカイの命令で襲ってくる。デネブから「桜井の記憶の最後のカード」を受け取った侑斗も参戦するが、多勢に無勢。しかしそこにデンライナーが降り立ち、ナオミが過去から回収してきたウラタロス、キンタロスを降ろす。いや、そんなんでいいんかい。w(好意に解釈すれば敵イマジンを全て倒した、あるいはカイが良太郎たちを襲わせるために引き上げさせてしまって、立ち往生したのを回収したってことだろうけど) 更に、「たまたま居たんでついでに連れて来ちゃいました」と、ジークまで……なんでもアリすぐる。w
 最後は四フォームに次々変身した後でソードフォームの繰り出した「俺の必殺技・ファイナルバージョン」でデスイマジンたちを撃破。次の特異点である桜井と愛理の子供・ハナ(まあ、良く考えればハナは消えた自分の時間を戻すためにデンライナーで時間を遡ってやってきたのだから、それは順当ですわな)が守られ、時間の分岐が確定して野望が潰える。しかし、それは同時にイマジンの未来が途絶されたということでもあり、カイと共にすべてのイマジンが消滅する……と思いきや、何故かちゃっかり生き残ってるタロスたち+ジーク。チャーハン旗倒し対決で奇跡の勝利を遂げたオーナーが言うには、「時間の分岐点に依拠しない、彼ら自身の良太郎との過去が彼らを存在させ続けた」と、まあ、やっぱりね、なのだけど、無闇にしめっぽい終わりになるよりは予定調和な方がいいですわな。最後に「残さず食べてね」というメッセージと一緒にゼロライナーの中に残されていたしいたけたっぷりのキノコご飯を泣きながら頬張っていた侑斗の前にも、デネブが。
 結局侑斗は過去に戻り、「桜井さん」ではない桜井侑斗としての未来を築くことになり、良太郎もデンライナーと一緒にタロスたちとの別れが……だが、「また会おうぜ!」「いつか、未来で」と言い交わす。
 アラやらなんやらもあったけども、「戦いはノリの良い方が勝つんだよ!」とばかりにノリで突っ切りました。玩具展開の関係上付けられたギガントの設定が序盤以外関係なくなってしまったりとかがあったり、ヒロイン役が途中で謎の降板をしてしまったりとか、いろいろありましたが、一年間遺憾なく楽しませていただきました。
 次シリーズは「 仮面ライダーキバ 」。今度のライダーは吸血鬼がモチーフとか。笛でモンスターを召還しフォームチェンジやらするという玩具ギミックらしいけど、それよりも、主人公とその父の話を並行して進めていく、というのが気になる……大丈夫か知らん?