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2007年12月22日() 旧暦 [n年日記]

[その他] まー、ありがちですが

  ドワンゴによる初音ミクオリジナル曲独占配信問題とかまとめwiki 。まー、契約とかはっきりしてなかった時点でいいようにやってくるなと想像は簡単につきますけどね。けど、契約でがんじがらめにするのもちょっと普及の足かせになりますし、難しいところもあるのでしょうね。でも、こうなるとJASRACによる楽曲管理体勢自体がますます疑問が出てきますなぁ。だって、著作者の権利を奪ってるんじゃん。ダメでしょ、こりゃ。

  <オタク市場>推定規模は1868億円 3割がメイド喫茶経験 「オタク産業白書」調べY!hl )。「 同社は、専門店に足を運んで商品を買い集めるコアなオタク層ではないが、ゲームやアニメなどを趣味にするライトなオタク層が増えていると分析。」。いや、なんつーか、「専門店に足を運んで商品を買い集める」のが「コアなオタク層」と言われることには、ちと個人的に違和感があるのですが……(別にそれがライトだとか言うことではないけども)
 昔気質のオタクとしては、与えられた作品をどれだけ遊び倒せるかでオタクの度合いが決まる、みたいな感じがあって金にあかせて商品を買いあさるのが本来のオタクの行動パターン、というような書き方はちと居心地悪いのですよ。まあ、経済的な調査なので意図としてはそういう調べ方をするのが当たり前で、別にオタク文化の云々ってことはわかるのですが、やっぱなぁ。

  銃にレーザー照準装置 命中精度高まる 長崎乱射事件朝日 )。いや、散弾銃にレーザーサイト付けてどうしようと? もしサバゲでエアソフトガンでそれをやってるのだったら「ネタ」として笑いようもあるのだけど、これはただでもやってることが洒落にならんので、頭のおかしさが協調されてるような……朝日新聞の記事もまたおかしいのですけどね。散弾銃にレーザーサイト付けても実用上の意味はないってわかるだろうに。

[アニメ] バンブレ#12とマイユア#12

  バンブレ #12「東の事情とメイの事情」。ついに五人目、東聡莉本格登場。剣道の腕前はお墨付きだが、彼女には重大な問題があり、高校進学後の剣道を諦めていた……そう、彼女は剣道以外ではどうしようもないほど「ドジ」だったのである。って、いや、そのドジッぷりはありえないだろ。w 頭も悪いわけではないのだが、そのドジさ加減のためにテストの点数はいつも悪く、成績も最悪。それなのに大学進学希望だから、剣道は好きなのだけど諦めて、学業に専念……虎侍はそのことを聞いて聡莉獲得を断念しかけるが、キリノたちの強引な勧誘で、練習試合に今回だけという約束で顔を出すことに。一方、その対戦高はスパルタで知られた先生が指導をしていて、男子でもへたばる練習に、女子生徒は次々脱落。唯一の一年生になってしまったメイが練習試合に選手として出ることになってしまう。剣道をしたいのだけど諦めてる聡莉と、元々友達の付き合いで入ったのが抜けるタイミングを失ってしまっただけのメイ。お気楽な室江高校剣道部に触れて、ちっとは変わってくのかなぁ。あと、都付のストーカーは今回も活躍してるな。w


  マイユア #12「赤い記憶」。「赤い○○」シリーズかよ! ってツッコミはさておいて、今回、初めて金朋メガネが年上らしい行動を……しかし中学までお母さんと風呂に入ってたって、いろんな意味でうらやましい。w
 話の方は双子が家出してしまって、心ない噂がそのまま流れる中、心を痛める佐菜たち。そんな佐菜の元に修輔から釣り竿が届き、みんなを励ますために佐菜は前にみんなでバーベキューをやった河原に遊びに行こうと提案する。
 星野さん、自分が流したデマは訂正してないのね……なんたる黒ビッチぶり。w まあ、これが原因で争点になってた新市庁舎計画は断念するのだろうけど、このままだと後味悪いなぁ。あと、洞窟から夕日を見た奈々香が、火を連想して火事の時の記憶を甦らせる。「先生」って言葉がいきなり出てきたけど、叔父さんは無実だってこと? って、そもそも先生って誰よ?
 ちと展開が重くなってるだけに、最後はOPのライブみたいなシーンで締めくくってほしいのだけど……無理かな?

[その他] どうにもnamazu.cgiが直らんので

 ちと諦めて、google検索窓を付けてみた。まあ、ないよりはマシだろうと。


2007年12月23日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] 電王#46

  電王 #46「今明かす愛と理(ことわり)」。過去に飛んだ良太郎は、ゼロノスに変身してイマジンと戦う桜井と、世界の未来が変わり崩壊に飲み込まれる愛理を目にする。過去のカイは驚喜していたが、良太郎は唖然。取り乱す良太郎に侑斗は「これは過去のことだ」と無理矢理現代に連れ戻す。現代では、愛理も消えておらず、世界も元のまま。一度消えた世界は特異点である良太郎の記憶により復元されたらしい。しかし、それも「たまたま運良く」だという。桜井が良太郎は勿論侑斗にも黙っている秘密に思い悩むが、カイがその秘密に気付いてしまった。それは、本当の分岐点の鍵は桜井ではなく愛理。愛理を消せば未来は自分たちのものになると、カイはもう一度アルビノレオイマジンを一年前の桜井失踪の時期へと飛ばせる。それを追う良太郎たち。しかしアルビノレオイマジンは強く、電王ライナーフォームとゼロノスゼロフォームの二体がかりでも圧されてしまう。そこへやってきたのは時間の中を逃げ回っていた桜井。桜井は過去のゼロノスベルトを取り出すと、ゼロノスへと変身した――

 電王(テレビシリーズでは)初のトリプルライダー。けど、ライダーは二体しかいないのに……と思ったら、過去の桜井さんが変身したゼロノス。桜井さんは桜井さんでカイの野望の実現を防ぐために時間の中を逃げ回りながらゼロノスとして戦っていたのだが、その時にその懸命さに打たれたデネブがカイを裏切り、桜井と契約をした。しかし、その契約は過去の自分にゼロノスとして戦わせることだったのだが……そのことに引け目を感じ「許してくれ」と言うデネブに、「だったらずっとオレと一緒に戦え!」と答える侑斗。それは不可能なのだけど、初めて侑斗がデネブに気持ちを伝えたなぁ。
 一方、カイもなんだかおかしな感じ。ど忘れが酷いという描写はこれまでもあったけど、それはどうも進行している模様。カイが未来を変えようとしてるのと関係してるのかな?
 で、トリプルライダーが勝利した後、デンライナーの中で愛理の口から桜井失踪の真実が語られる。きっかけは、ある晩に二人の前に現われたゼロライナーだった。そのゼロライナーにより愛理が分岐点の鍵であること、そしてそれを守らなければ未来は消えてしまうことを知った二人は、世界の未来を守るため、桜井は戦いを、愛理は桜井が未来を守りきるまで全てを忘れることを選択する。
 しかし、流石に愛理も良太郎が電王になって戦ってることは知らなかったよう。「辛かったでしょう?」と言う愛理に、良太郎は「仲間がいるから」と答える。思わず芝居がかって涙ぐむタロスたちw でも、次回からはその仲間が欠け落ちていくようで……初っぱなはキンタロスか……どうも良太郎からライダーベルトとパスを無理矢理奪って自分がアックスに変身するらしい。実体化してるみたいだから、時間の中か、契約を果たすのか? タイトルが「俺の最期にお前が泣いた」だけど、予告だけで泣けてきますわ。

[アニメ] やっとかめ#12

  やっとかめ探偵団 #12「なんまんだぶの金庫番」。ことぶき屋常連で、いつも念仏を唱えている吉川さん。なんだか最近凝ってる超常現象の談話会に、水島さんを誘って参加する。吉川さんは会長の話に感動しまくるが、水島さんは相変わらず食い気ばかりで興味がない。水島さんから話を聞いたまつ尾は、宗教ではないと言って警戒心をゆるめるのが向こうの手だろうと考えを口にするが、それを立ち聞きした吉川さんが凄い剣幕で迫ってき、前言を撤回するハメに。
 そんなとき、吉川さんが代表に呼ばれて特別な頼まれ事をする。講演会で自宅を留守にするので、その間留守番をして欲しいのだという。会の副会長と秘書も一緒に行くので家が開いてしまうのだ。しかも、自宅の隠し金庫には集めた会費、五千万円が。大役に恐れまくる吉川さんだが、その夜忍び込んだ不審者に頭を殴られ昏倒、お金も盗まれてしまう。
 しかし、金庫は鍵と暗証番号の二重のロックがかけられていて、鍵は副会長だけが持ち、暗証番号は秘書しか知らない。しかも、副会長は会長の元奥さんで、秘書は愛人という関係。犬猿の仲なのだ。せっかく任された大役を果たせず、信頼を裏切ってしまったとしょげかえる吉川さんを見て、まつ尾婆ちゃんが一肌脱ぐことに。

 宗教法人じゃないんだけど、まあ実質宗教団体の、お金にまつわる生臭い話。だけではなく、元妻と愛人のそっち方面の生臭い話まで……これ、ホントに日曜朝の番組か?w
 まつ尾たちは不審感を抱くけども、吉川さんは「他の宗教と違って先生は自分を偉そうに見せない!」と心酔しきっている。というのも吉川さんは四十代の頃に医者もさじを投げた病気で連れ合いをなくし、その時に方々の神様に信心をして快気を願った過去があった。しかし、祈願の甲斐なく連れ合いをなくしたことで逆に都合の良いときに神様にすがるのは本当の信心ではなく、日頃平素を心穏やかに過ごし、あの世に行っても恥ずかしくないようにするのが本当の信心と神様の役目と思い、そういう教えを求めて信心するようになっていた。
 トリックとしては、平素犬猿の仲の二人が結託して金を盗難されたことにし、宗教法人ではないのでかかる税金をごまかそうとした流れ。まつ尾婆ちゃんにそれを見破られ、会長もすまなそうにしながら「利用しようとしたわびに」と吉川さんに札束を差し出すが、吉川さん、それを撥ね退け、逆に会長に説教する。吉川さんに逆に真理を諭された会長は、会のダメージになることを承知で自首する。
 吉川さんのポリシーには100%は賛同できないけど、そのまっすぐさはいいなぁ。
 次回はスポーツお婆ちゃんの早坂さんが関わる話らしいんですが、ええっと、ひょっとして、バラバラ死体ですか? これまた日曜の朝から……


2007年12月24日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 謝罪は謝罪でいいのですが

  「デスノート」盗作で少年マガジン編集部謝罪Y!hl )。まあ、なんというか。デスノートだけだったらともかく、自社の「エアギア」も気付かなかったというのは、実際は難しいんだろうけど、ちと印象がアレな気が。
 パクリじゃなくってパロディにすればまだ批判は少なかったのかな?
 って、 これ は流石にどうにもフォローできんか……トレースしすぎやねん。

  江頭2:50「チ○コ、マ○コ、○○コ!」「お前にチ○コをズームイン!」 女性リポーターを襲うニチスポ )。そりゃ、エガちゃんだからなぁ……レポーターさんも大変だ。

デジタル放送番組の複製、「無制限」機の規制を検討・総務省日経 )。なんで世の中を無意味にめんどくさくしようとするのだろう? ダウンロード違法化と言い利権団体の言いなりになりすぎだよなぁ。

[アニメ] オーバン#11〜#13

  オーバン #11「沈黙のスピリット」#12「勝利への意思」#13「前進!」。予選最終リーグ、総当たりの最後の相手は不気味な影のような姿のスピリット。だが、その異様な姿に、モリーとドンは不思議な不安感を覚える。その理由が、レース当日になって明らかになる。スピリットが自らの肉体を変形させた巨大な鳥のようなシルエット。それはモリーの母が亡くなった事故のレース相手だった。モリーは復讐心と恐怖に駆られ、レースよりスピリットへの攻撃を優先してしまう。ドンも冷静さを必死に保ちながら指示をするのだが、それを振り切って暴走してしまい、勝負は自滅によるアロー2の大破という、最悪の結果に終わってしまう。だが、傷ついたモリーに歩み寄ったスピリットが見せたものは、涙だった。実はモリーの母の事故は純粋なトラブルによるもので、スピリットは彼女を助けられなかったことでずっと心を痛めていた。母の事故の真相を知ったモリーだが、やはり自分を捨てたドンへのわだかまりを捨てきれない。そんな時、ドンからレーサーだった妻を事故で亡くしたこと、それがきっかけでたった一人の娘も捨ててレースに没頭したことを明かされたリックが、モリーがその娘・エバであることに気付く。

 リックから自分の正体を看破されたモリーは、リックに「過去を乗り越えろ」と諭され、自分の正体を明かしにドンの元へ向かうが、やはりリックから「モリーにもっと優しくしろ」と言われたドンはよりによってモリーの前で娘を捨てた罪悪感から辛く当たっていたのかもしれない、と告白してしまい、逆にモリーを逆上させてしまう。一方地球チームは大破したアロー2の修理に頭を痛める。メカニックのコージとスタンは、パーツを探しに出た街で二回戦で負かした相手、フリントに絡まれてしまう。そんな中開催された最終予選のレースはバイラス星のラッシュとグルーアのトロス大佐。バイラス星はグルーアによって侵略され属国化された怨みがあった。序盤、試合を有利に進めるラッシュだったが、トロス大佐の挑発に乗ってしまい、勝負を見失い、壁にぶつけられて大けがを負ってしまう。心配して駆け寄るモリーに、ラッシュは「自分を見失うな」と激励の言葉を残して搬送されていく。

 地球チームが優勝すれば負けた自分たちの格も上がるとの打算を抱いたフリントたちの協力を受け、アロー号はより強力にパワーアップして生まれ変わった。そして最終戦、クジによって当たった相手は因縁のトロス大佐。モリーは「究極の報償」によって母を甦らすためにも勝利しようと集中。相手の手の内が判っていることと性能がアップしたアロー号を最大限利用し、トロス大佐を下す。だが、地球チームは三勝。次の試合で三勝中のアイカ王子がスピリットに負ければ、三勝で並ぶのだが、両者に負けている地球チームは格下ということになり、決勝進出は断たれる。トロスから確実に地球チームをふるい落とすためにわざと負けることを強要されていたアイカ王子だが、葛藤の末、不正を行うことはやはり潔しとせず、スピリット相手に勝利を収める。からくも得た決勝進出に湧く地球チームだが、宿舎からいつの間にかリックの姿が消えていた。モリーの見事な勝利を見届けたリックは、もはや自分がなすべき事はないと、黙って地球に戻ろうとしていた。

 一応この前の土曜は二話一挙放映で、後半の一話目になる#14も放映したのだけど、予選編までで一区切りと言うことで。
 スピリットの存在が思わせぶりだったのだけど、見た目で惑わされちゃいけない、という好例でしたな。実際はマシントラブルを起こしたモリーの母を助けようと近づいたのだけど、事故に巻き込ませまいと彼女の方から救助を拒否していた。特にコートを脱ぐと両肩から腹に大きく切れ目の入ったデザインなのだもの……それで四つんばいになってから鳥のような姿に変形するのだから、そりゃ不気味だよなぁ。しかし、実際はレースの遺児となったモリーのために涙する、心優しい存在だった。
 母の死について一つの真実を知ったモリーだけども、ドンとのわだかまりは解けない。究極の報償について知ってからは、「母を究極の報償で甦らせれば、きっと以前のように親子で暮らせるに違いない」と決意するのだが、そういう類のものではなさそうだよなぁ。
 ドンもリックに説得されてモリーに最大限の譲歩をするのだが、タイミング悪すぎるよ、このオヤジ。w
 コージとスタンは大破したアロー号の修理で、思わぬ助っ人を得るのだけど、フリントは「地球が優勝すれば自分たちが弱いということにはならない!」という打算ではあるのだけど、「どうやって礼をすればいいのか」というスタンに「ただ、見事な勝利を!」と、レーサー魂の片鱗を見せるところは、ちょっとカッコイイ。いや、弱いんだけど。w
 で、トロスとの因縁を抱えていた気のいいラッシュが、トロスの挑発で大けがをすることに。普通だったら死んでるだろうけど、頑丈だからなぁ。そのトロスに勝利しラッシュの仇と同時に雪辱をすすぐモリーだけど、アイカもまたグロックからの圧力を受けていた。当面の敵はグロックだけども、リックが自分を罠にはめた相手を探して、アルーアスのシャーマンの元で見たビジョンのことがあるし、どうもそれだけで話は終わりそうにないのだよなぁ。
 トロス大佐との因縁を残し、謎をはらんだままレースは後半戦へ。これまでは一対一のレースだったけど、これからは全チームでのレースになるらしい。複雑になりそうだなぁ。


2007年12月26日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなみけ#12と獣神演武#12

  みなみけ #12「クリスマスとかイブとか」。夢のない女、チアキのためのサンタクロース作戦……って、カナの動機はあくまで不純ですが。
 でもそれで割を食うのは藤岡番長。いや、もうカナは諦めた方が……って、それでも運命の人なんだよなぁ。
 後半は、もうひとつの南家のクリスマス。冬馬に何をプレゼントするかで紛糾する兄三人。ボンクラ揃いだ。w
 しかし、裸サンタ祭って一体……

  獣神演武 #12「月下の煌き」。なんだか話にだんだん黒いところが出てきたな。w 五天闘士の一人であり、岱燈の親友でもある劉煌。同じ捨て子ということでお互いシンパシーを抱いていたのだが、捨てられていた劉煌と共にあった守り刀から、とんでもない事実が発覚……オヤジと似てないぞ、全然。w
 岱燈の方も、皇帝とそっくりだから、まあ、多分そういうことなんだろうなぁ。

[アニメ] スケッチブック#13

  スケッチブック 〜full color'S〜 #13「ひとりぼっちの美術部」。美術部のお花見。根岸先輩の妹も交えて、美術部フルメンバー……って、見覚えがない人がいるよ! 大庭先輩って、今まで出てたっけ? って、出方が微妙すぎ!w 桜の咲き方にもいろいろあって、個性いっぱいの美術部員の中でも一人きりの美術室マイペースな桜もマイペースなりに、ということで空もマイペースにちょっとだけ自信を持ったようで。
 特にはっきりしたテーマがあるわけではないけども、なんとなく日常での新しい発見を見つけるってのは、そういう心構えってのは、常に必要だよね、という感じで、結構いい感じでした。春日野先生が初めて先生らしいところを見せたような。


2007年12月28日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ナイトウィザード#13とD.C.II#13とマイユア#13とスカイガールズ#26

  ナイトウィザード #13「ハッピー・バースデイ」。絶望から心を閉ざし、シャイマールとして覚醒してしまったエリス。破壊を繰り返すエリスを蓮司は止めようとするが、くれはを自分のために死なせてしまったと絶望するエリスに蓮司の声は届かない。アンゼロットはこれまで仕えていたキリヒト=ゲイザーが「世界の敵」になったと、彼に反逆、蓮司を助け、シャイマールもろとも世界の外側へ。しかし、多くのウィザードの攻撃もキリヒトの「神の盾」の前にすべてはばまれる。ベール・ゼファーも利害の一致から共闘するが、しかしそれでも傷一つ負わせられない。心を閉ざしたエリスに声を届かせるため、蓮司はナイトメアの協力を得てエリスの心の世界へ飛び込む。一方、アンゼロットもゲイザーを盲信していたが故に自ら世界の危機を招いたことの責任を取るべく、封印していた力を解放する。

 というわけで大団円。まあ、ご都合主義的展開は多いけど、それでも結構盛り上げたなぁ。アンゼロットは意外とあっさりゲイザーから離反。そして、封印していた力を使ってくれはをよみがえらせる。いや、でもそれ言ったら、宝玉集めで死んだウィザードをよみがえらせないといけない気も……
 で、展開は予想通りエリスを救済する展開に。しかし、結構前からいろいろ伏線張ってたんだなぁ。心の闇の扉は出てたけど、キリヒトが蓮司たちがそこへ近づかないようにしてたり、エリスの攻撃だけはキリヒトの神の盾を通過していたり。
 くれはも蘇り、帰る場所があると言ってもらえたエリスは絶望から回復し、シャイマールの力だけは神の盾を破れることに気付いた蓮司が、エリスの法機が砕けながらも開いた血路を通り、キリヒトに渾身の一撃を与える。
 エリスはシャイマールの転生体だけど、法機も宝珠も砕け散ったことでその力は失われ、普通の女の子に。蓮司は「下がる男」の汚名を返上して卒業も無事できたけど(それが最大の不思議かも)、やっぱりアンゼロットにこき使われる毎日。w それを見てエリスは、戦う力はなくなっても、仲間として一緒にいることを誓う。まあ、あのメンバーならお弁当やらは重宝するでしょう。って、そういう問題じゃない?
 なにはともあれ、思ってたより面白い展開になって楽しめました。


  D.C.II #13「桜笑み君想う」。最後数話のこのgdgd感は……いや、何か破綻してるってわけではないのだけど。小恋が自分との約束も放り出してみんなのために奔走する主人公に心の距離を感じるってのは、わからない部分はないではないけど、ちと状況を考えろよ、とか思うし。音姫が心労で倒れたり、美夏が最悪廃棄処分になろうって時期に、「私のわがままかな?」って、わがままだと思います。それに、なんの工夫もなく美夏が退学処分って……ご都合主義を避けたかと言えば、直前に学園中が手のひらを返してあれだけいじめてた美夏の味方になるしで、そういうわけでもない。
 まあ、美夏の次回予告が一番の見所(聞き所)だったので、生徒たちお手製の美夏の卒業式で締めるのは悪くはないんだけど……


  マイユア #13「きずな」。前回奈々香が思い出した火事当夜の記憶というのは、自分が父親の実の子供ではなかったという衝撃の事実。奈々香には幼いころバイオリンをならっていた先生で、父の親友がいたのだが、不治の病に冒され、病床で父に奈々香が実は自分の子供だと告白して死んでしまう。許しを請うての告白だったのだが、奈々香の父は逆上。妻の不実を弾劾した挙げ句、「堕ろしてしまえばよかったのに」とまで言い出す。そして、その晩ついに家に石油を撒いて、火を点けた……そりゃ、忘れたくもなるよなぁ。
 奈々香の出生の秘密を弟から聞いていた伯父さんは、真相を察し、奈々香の記憶を封印したままにしようとしていたのだ。だが、伯父さんの危惧したとおり、記憶を取り戻した奈々香は部屋に閉じこもり他者を拒んでしまう。佐奈は奈々香を心配して足繁く通うのだが、部屋の扉は決して開かない。しかしある日、風呂に入っているらしい奈々香をいつものように待つ佐奈が、あまりに遅いのに不安を感じ風呂場に飛び込むと、手首を切った奈々香が湯船に……
 佐奈が助けたために一命を取り留めるが、どうして死なせてくれなかったの、と言う奈々香に、佐奈は今まで隠していた腕時計の下の手首を見せる。佐奈も中学時代にイジメに遭い、登校拒否の挙げ句自殺未遂を起こしていたのだ。やっぱり、なんだけど、奈々香の展開と絡めてくるとは。かつてはどうして死ねなかったのかと思っていたけど、今は死んでいたら奈々香を助けられなかったと思うと、ぞっとする、と昔通りではなかった自分の傷を吐露し、奈々香もようやく心を開く。
 エピローグは10年後、星野さんの活動のおかげで守られた桜の杜自然公園で、プロバイオリニストになった奈々香のコンサートが開かれる。そこにはコンサート直前に奈々香にプロポーズした佐奈に、背中を押した藤村先生、ちょっと大人っぽくなったけど中身は相変わらずな麻緒衣、落ち着いたと言うより地味目になった星野さん、年下のボーイフレンドを作ったらしい雛子はもちろん、修理と周介らしい二人の後ろ姿も……公園は、罪悪感から星野さんが活動して守ってたのか。つか、双子の名誉回復はしてないの?
 よくよく考えると登場人物それぞれ悲惨な目には遭ったけど、ハッピーエンドと言えるエンドには、なったかなぁ。惜しむらくは金朋メガネがあまり活躍できなかったことでしょうか? もっと暴走して欲しかったのに。


  スカイガールズ #26「それぞれの・・・」。ワームとの戦いが終わって半年、音羽たちは軍を除隊しそれぞれの生活へ戻っていた。唯一元のテストパイロットに戻って軍にいた瑛花に、冬后大佐から辞令が下る。それと同時に、元追浜メンバーの元へ軍から手紙が届くのだった。

 コナミだからってビッグバイパーとか出てきたときには、思わず笑ってしまいましたが。ええ。レーザーやオプションまで付けてるし。ロリコン尻アニメとして最初は浮いた感じだけど、終わってみれば、まあ全体としてそんなに悪くなかったかなぁ、という印象に。「ファイナルエンカウンター」としての音羽の因縁をもうちょっと強調して欲しかった気もするけど。
 新生ソニックダイバーチームもなんかキャッチーなデザインばかりで。飛行外骨格は量産型みたいだけど。スーツはもう開き直って本当に猫耳になってるし。
 数分差だけどテレビ愛知での放送が最速と言うこともあり、半年の間わりと楽しませていただきました。
 しかし明確にキャラ同士の関係に劇的なことが起こらないラストというのは、吉岡たかおらしくはあるけど、もうちょっとなにかあって欲しかった気も。


2007年12月30日() 旧暦 [n年日記]

[その他] まあ、そうだよなぁ

  「11万人」集会 誤報指摘の公開質問状にマスコミ7社が回答産経 )。「 メンバーの藤岡信勝拓殖大教授は会見で「11万人報道がなければ、今回の教科書の『再検定』はなかった」と指摘。」って締めの言葉は、この会と政治的信条に肯首できずとも同意。(っつーか同意できるほど政治的信条がわからん) 「誤報じゃないの?」ってニュースが流れたとき、「コンサートだって水増し発表は当り前」というコメントもそこここにあったけど、コンサートと違って政治圧力になる集会で大幅な水増し発表はどうよ。それもマスコミ各社が訂正もなしってのは。とは思うのだけど。別に「いまさら現状がそうではない」ということはないが、マスコミが扇動団体であるということを肯定してしまってるも同じだと思うけど。一般が突き上げないのにマスコミ自身の自浄作用などさらに期待しようもない。
 さらに「 それによると回答したのは産経、朝日、毎日、読売、東京の各紙と共同通信、NHKの7社。日経新聞や時事通信、沖縄の地元2紙、在京の民放各社は回答しなかった」地元二紙の一つは確実に沖縄タイムスだよなぁ。もう一紙ってなんだろう? しかし時事通信も、記事を売って商売してるのに、自覚なさそうだなぁ……

  領事館に反捕鯨団体赤インク「ぶちまけ」 検挙せずに豪州非難がネットで高まるJ-CAST )。実際にはぶちまけたわけではなく自分たちの服にペンキをかけて抗議行動してたのが滴がカーペットに落ちただけ、たって、領事館内でのこういう行為自体がアレなのは間違いないので、それは議論終了。あるいは事を荒立てまいと、外務省側から「音便に」との意思が働いてるかも知れない。
 気になるのは、この事件の背景であるオーストラリアの反捕鯨姿勢の過激化が、現政権とどの団体がどうつながって起こってるのか、ってのがわからんことなのよね。日本への圧力になれば諸々の交渉ごとが有利になるってのが計算で、この手の環境運動は利用されてるのは世の常なんだけどさ。扇動されやすい国民が多いと、こういうのって有利だよねえ(心にもないこと)。

  長崎県知事:「人権より管理強化を」銃乱射事件で毎日 )。銃規制の強化の議論はそれはそれでいいのですが(勘弁してくれって方も多いでしょうが)、ちと、「人権より」ってフレーズで福祉政策との温度差が気になってしまったり。
 ここんところあちこちの駅でエレベーターの敷設が行われて、障害を持つ方には便利なのだと思う。それは良いことなのだけど、毎朝のラッシュとかでの混み合いが、余計に酷くもなってるのですよね。その分の階段スペースなどを潰してエレベーターを施設してる駅が多いので。また、エレベーターの敷設費用がどこから出てるかというと、全体の利益から、ということ。まあ、駅のエレベーター施設は努力義務らしいので各社判断というところはあると思うのですが、基本的に福祉政策ってのはそういうことなのだと思うのですよね。一部の人のために、全体からどれだけコストを割くか、割けるか、という兼ね合い。
 別に福祉政策なんてやめちまえ、とは言ってませんよ。私や身内だっていつお世話になるかわからない。しかし、「フクシ」という響きだけが一人歩きし、そういう実際的な生臭い部分がわざとらしく議論されない風潮ってのは、なんだかなぁ、と思う。

  沖縄には異論を認めない空気があるようだが、日本全体に広がっているのではないか。もしそうなら、小紙は喜んでKY(空気が読めない)の“汚名”を引き受けよう産経 )。記事内容はさておいて(おいおい)、「KY」と言えば「危険予知」だとばかり思ってたのですが、なんだかいつの間にか世間様では違うようで。「空気読めない」くらい略さず言えばいいのに。

  朝日新聞の「読者信頼度」が3位に転落goo news )。
が、より大きな理由は就職活動の時期に日経を読む大学生が社会人になっても日経の購読を続けていることではないか。

社内では「問題はコンテンツ力の低下だ。街ダネも含めて共感を得られない記事が多い」(中堅記者)と、他人事のように語られ、危機感はさしてないらしい。
 いや、単に、あれだけネット上で記事内容にツッコミ入れられまくってたら、信頼性も落ちると思うのですが……加えて、過去の誤報・捏造も蒸し返されて定着化してますしね。朝日新聞も人ごとな態度だなぁ。新聞冬の時代だというのに。