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2007年11月01日(木) 旧暦 [n年日記]

[マンガ] ジャンプSQ創刊号

 ま、創刊号ということで、お試し購入。
 創刊号で雑誌としてのカラーが確立してるわけはないんだけども、月ジャンからの移籍組と新連載組の温度差も相まって、なかなかに微妙。これは別冊の新創刊でよくあることなので、別に特にジャンプSQがどうってことでもないのだけど。
 新連載組の中でも元週ジャン連載作家陣とその他の差があるので、なかなかにカオスなことになってます。一応表紙と巻頭にもなってるから一番のメインは和月伸宏の「エンバーミング」だと思うのだけど。赤マルジャンプなどに過去二回掲載された読み切り(それぞれ登場人物と内容は独立)の世界観をベースにしてるのだけど、扉絵を見る限り、展開的にそれら二作の登場人物も絡む構想の模様。けど、「武装錬金」でも感じた、「どこか小さくまとまってる」感は、やっぱり否めない。「巧み」「緻密」というタイプの作家さんではないので、破天荒になってくれればいいのだけど。かずはじめの「Luck Stealer」は、一見して「白い」というのが第一印象でしょうか。絵の表情が(キャラクターの表情ではなく)昔よりさらに抜けてしまってるような。「マインドアサシン」とかでもそうだけど、ネーミングセンスは基本的に「まんまやな」なのだけど、妙にまっすぐな話をてらいなく描く人なので、そういう方面で期待したいのだけど。他にはコミック版「ドラゴノーツ」が「テレビと全然違う話やな」とか、藤子不二雄Aや神尾葉子や福光しげゆきが載ってて「一体どこらへんをターゲットにしてるんだろう?」とさすがに創刊ながらも思ったり(いや、それぞれそれなりに面白いんだけど)、まあ、いろいろ。
 個人的には一読した限り、当面「テガミバチ」を中心に行くのがいいと思ったのだけど(突出して優れてるとか、他が劣ってると言うことではなく)、どうなるんかなぁ。
 個人的には、まだ荒いんだけど遠藤達哉「TISTA」がちょっと気になる部分があるって感じでしょうか。

[その他] いいもわるいもないけれど

  whirl→now さん経由で、 こんなコメント があるのを初めて知った。(元スレッドが落ちていたため、取り上げてるニュースブログをリンクしてます)
 「アホかい」と思ったのも事実だけど、同時に「こういうアホも出るんだろうなぁ」ともどこかで思ったり。「コードギアス」で、アメリカそのものではないにしろIFの世界で北アメリカ大陸を中心とした軍事帝国「ブリタニア帝国」が敵役として出たのもそうだけど、「00」にいたってはそのまんまアメリカ合衆国で出てるからなぁ。「BLOOD+」でも敵勢力の側としてアメリカが出てる。まあ、BLOOD+はまだ現代が舞台だからってのはあるけども、その必要性が薄い遠未来の創作において、アメリカを悪役として出すってのは、アメリカ批難の意図と取られても仕方ないだろうね。いや、批難するなら批難するでいいんだけど名指しっていうことは、それは創作上の比喩でも暗喩でもないと思うのだけど。行動は創作で対象は実在。ま、別にいいんだけど。
 ちなみにガンダム00も今のところ見てますが、特に「アメリカ、酷い!」とは別に思わなかったけどなぁ。つか、ソレスタルビーイングって、極局所的な戦術レベルで戦略レベルをどうにかしようとしてるわけで、しかも最終目標は外交レベルってんだから、「矛盾」以前に、普通に考えればただ誇大妄想なんですが。その行動は必然的に「世界の迷惑」になる。まあ、その辺はアニメなんだけど、歴史の介入者をやるなら第二ファウンデーションクラスの壮大さとハッタリを望みたいところ。


2007年11月02日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 今日も感想簡易版

 ドラゴノーツ#4「飛翔−青の果てへ」。ひんぬーがようやく活躍かと思いきや、やっぱりイマイチ存在感薄いままですた。今更なんだけど、あのポッドが必要だってのがわかったのは百歩譲っていいとしても、どこにあるかとか、操縦の仕方を知ってるってのは、なんで?

 スカイガールズ#18「侵入者」。音羽の弟の優希の失踪がらみと、五番目の少女登場か。奇妙にワームと感応する少女アイーシャ。多分瑛花因縁のテストパイロットかと思ったら、予告で早速ばらしてた……

 バッカーノ!#13(最終回)「不死者もそうでない者もひとしなみに人生を謳歌する」。なんか良い終わり方だった……気がする。って、ただでも登場人物が多いのに話の年代が飛ぶので、ほとんど把握できなかった。多分、原作を知ってれば面白かったのだろうけど、一見さんお断り状態だったなぁ……現代になって不老に気付くアイザックとミリアの愛すべきとことん脳天気さ加減は、好きだったけど。

 Myself;Yourself#5「咲かない桜」。先週出番なしだった奈々香がメイン。バイオリンを弾かなくなってるのは、理由があるっぽいが、奈々香を孫娘と間違えた婆ちゃんが、なにかありそう。入れ替わりってのは、佐菜のことを覚えてるしないよなぁ。つか、夜に一人で老人ホームのホールで、奈々香のことを取り上げたノイズ混じりのニュースを見てる婆ちゃん、怖っ!
 おもしろ生き物の面白さは今回控えめ。

 もやしもん#3「菌でかもすぞ!」。面白いんだけど、ここまで堅実だと逆に語ることがない罠……

 バンブーブレード#5「室江高と松戸高」。団体戦なのに一人足りない。というわけでブレイドブレイバーの出番、ってなんのこっちゃ。それはともかく、西山良いよね、西山。

 あと見たのはプリズムアークとか、ハニーLIVEとか。


2007年11月04日() 旧暦 [n年日記]

[その他] ダウン

 週末はちょっと用事で長野の山奥へ。疲労と回復気味だとはいえ体調不良とでちょっと今日はあきまへんわ。
 録画の消化をなんとかしたかったのだけどなぁ。


2007年11月06日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ][特撮] またもや感想簡易版

 しおんの王#1-#2。女流棋界+サスペンスな原作のアニメ化。原作の「かとりまさる」は、あの林葉直子元棋士のPNとか。昔両親を何者かによって殺され、その現場を見たショックで言葉を失ってしまった少女、紫音。プロ棋士安岡の幼女として引き取られ、自身もプロ棋士としての道を歩むが、本当は男なのに母の入院費を稼ぐため女装して女流棋士として活動する斎藤歩や財閥令嬢でありながら棋士としての道を行く二階堂沙織などのライバルと出会う。が、それだけではなく、数年前の事件の犯人の影が再び紫音の周囲にちらつき始める。
 二話目になって作画は微妙に。つまり、原作絵がアニメ絵化されてて、その違和感が。原作でも歩が男の姿の時と女装姿の時とで輪郭が変わってて「おいおい」と突っ込んだのだけど、それも原作準拠。まあ、記号だから。
 それはそうと、原作ちゃんと読んでなかったんで、紫音が小学生だって事に気付いてませんでしたわ……orz

 ゲキレンジャー#36「ムキュムキュ! 怪盗三姉妹」。気のせいかもしれないですが、ゲキレンジャーに出てくる女優さんって、基本的に微妙なビジュアルの方が多いような……多分に好みの問題かもしれませんが。いや、メレ様は別ですよ、もちろん。(ミキさんは振り向かないポニーテールなので別格)
 しかし、女にだらしないエレファンはともかく、なんでシャッキーが出るんだろうと思ったら、酔拳だからですかいw 微妙にわかりにくいリスペクトだな。
 あと、臨獣拳側の話がメインになりすぎて、主人公たち側のキャラがすっかり薄くなってしまったような。棺桶引きずってきたんなら、中身はガトリングガンだよな、当然?

 レ・ミゼラブル 少女コゼット#44「未来へのともしび」。ABCの友、原作通り全滅。しかもBGMはボーカル曲。狙いすぎ。戦闘なのにABCの友が全般的に甘ちゃんすぎなのは、まあ媒体を考えれば仕方ないのか。(原作ではアンジョルナスは、非道行為を行った味方側の分子を自ら処刑してる。しかも、それがパトロン・ミネットの首領格の一人だったんだけど)
 しかし、原作通りのグランテールの最期っぷりは良かった。いや、実際なんにもちっとも役に立ってないのだけど、本当なら目が覚めた後どこかに逃げて隠れてれば助かったかもしれないのに、わざわざもう絶体絶命のアンジョルナスの前に出てきて、運命を共にしたのだから。
 革命編が終わった後は、ジャンヴァルジャンにとって辛いだけの展開になるんだよなぁ。どうにかなるんか?

 みなみけ#5「海へ行こうよ」。ハルカ姉様、初めてのビキニ。は、どうでもいい(個人的にはホントにどうでもいい)として、いよいよ次回、マコちゃん登場! って、予告でも煽りまくってますな。今作では多い頭の悪い子供の中でも、キング・オブ・頭の悪い子供であるマコちゃんが!

 あれ? リンクを貼ってない以外は、あまり簡略版でもなかったような?

[その他] 「正解は、CMの後で!」(ぷちっ)

  「正解はCMのあと」は逆効果 視聴者86%「不愉快」朝日 )。「だからどうした」と不愉快だったものが、概ねみんなそう思っていたとわかって安心。結局その番組に魅力があるかどうかが基本なのに、下手なヒキを使って興味をつなげようなんてのが。週刊漫画誌だったら十週打ち切りですよ?
 とは言え、視聴者の視聴パターンが昔とは変わっているのは事実。個人的にわかるのは、まずはテレビゲームの台頭、それから携帯、ネット。テレビ業界もあがいているのはわかるのだが、視聴者を嘗めた作りではあるのだろうな。
 特に深夜アニメのビジネス形態については考えてることはあるのだけど、今回は省略。

  国歌斉唱を拒否して着席、北海道文化賞受賞者産経 )。だったらそもそも国旗国家を前に拝領するような賞をのこのこ受け取りに出るなよ、というのはデフォとして、今、青空文庫で海野十三作「海野十三敗戦日記」を読んでたり。終戦の前年から終戦、そして戦後直後につづられた日記なのだけど、青空文庫の海野十三の他の作品より正直面白いw
 他に思惑があるのかもしれないけど、正直、あまりに行動が単純すぎるのでは、と思える部分が多々。これは海野十三の他の作品においても感じたことなのだけど、「悪い奴」「良い奴」というのを、子供向けということを考慮しても二極分化しすぎてる。「敗戦日記」でも、その傾向はある。しかし、その言動は推察される当時の「良識的な国民(=社会人)」としてのものである。「作家としてそれはどうよ」とか、今から見て後出しジャンケンで思う部分は多々あるものの、作家としてはさておき(正直、意図と能力はともかく作家性は評価しない)当時の社会情勢を鑑みれば、当時の社会の渦中では理想的かつ理性的な家父長ではなかったのかと思われる。
 閑話休題。話はそれたが、何を言いたいかと言うと、この「敗戦日記」の中で、特に興味深かった部分の一つは終戦前夜とその後の差。海野は原爆も投下されいよいよ敗戦は免れぬというときに、家族に自死の覚悟を問う。家族はそれぞれその覚悟を海野に告げるのだが、終戦後、十日程度はともかく、その後はそのような空気は微塵も出ないw 海野は「作家としての自分は死んだ」と終戦直後言うのだが、年明け直前の頃になると新しい仕事を受けた事を日記に書いている。(前の宣言と後の行動が矛盾してるところも正直にちゃんと書いているのは大したものなのだけど)
 海野とその家族の終戦直前直後の悲壮なことは確かなのだけど、その後の落差とを考えると、やはり笑ってしまうと言うか、ほほえましいとすら思えてしまう。それには、正確な情報が得られなかった状況もなくはないのだが。
 また話がそれた。
 要はさ、「米軍上陸の際には自死の覚悟で」なんて勢いだった海野が戦後あっさり普通の生活に戻って行きながら、でも、国旗国歌からの戦前の全否定なんてことをやらかしてなかったのと比較すると、なんだか宗教じみてるなぁ、ということ。海野の基準は、なんだかんだで言って家族の生活基盤なのが見える。
 鈴木喜三夫氏は思春期に重大な価値の変遷を経たことはおそらく大変なショックだったとは思うのだが、国旗国歌が悪いみたいな態度は、なんか実際的な意味があるのかね。というのが、国旗国歌への反対運動を見ての感想。


2007年11月07日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] もっけ#6

  もっけ #6「ケサランパサラン」。お爺ちゃんに来たお客が持ってきたもの。白い綿毛のようなそれは「ケサランパサラン」と呼ばれる、幸運を呼ぶ物の怪だった。お爺ちゃんからケサランパサランを貰った瑞生は、早速翌日からの幸運続きに気を良くする。が、そんなとき、霊や妖怪といった話を嫌う静流と瑞生の母がやってくる。

 ケサランパサランとは懐かしい。一応、江戸時代の文献にも名が出てくるらしいが、むしろ1970年代のブームの方が記憶に残ってるか。そのほとんどは、肉食動物に補食されて未消化のまま排泄された小動物の毛玉らしいが。
 めずらしく良いものを貰った瑞生は例の如く調子に乗るけど、頭に乗る前に怪しい話を嫌う母親の剣幕にたじろいでしまう。娘たちのことを本気で心配はしてるのだが、静流や瑞生と違ってまったく霊感のない母親にとっては二人の言うことは理解できず、お爺ちゃんの言うことも迷信や世迷い言としか思えない。
 ケサランパサランは幸運を呼ぶはずなのに、何故? という気持ちのまま眠った瑞生は、翌朝目が覚める前に両親が発ってしまったことを知る。が、その直後、来週も来るという連絡が……ケサランパサランのくれたこの幸運に、あまりたくさんの幸運は要らないことを悟った瑞生は、お爺ちゃんの言葉に従って自分にとって役目を終えたケサランパサランを風に乗せて放つ。
 実際、幸運ってのはガツガツ求めるものじゃないだろうし、多すぎても幸運に鈍感になるのかもなぁ、と思ったり。


  ナイトウィザード #6「ナイトメア〜エリス、目覚めず〜」。勇者王ゲストで登場。てか、定刻王だったりなんだったりいろいろ大変だなぁ。でも、やたらと語尾に「ドリーム」と付けたがる変態なのは変わらないですが。
 アンゼロットとナイトメアの会話が滅茶苦茶わざとらしいなぁ。
 あと、今回の敵役、最期が哀れすぎる……

[アニメ] やっとかめ探偵団#5

  やっとかめ探偵団 #5「鬼のすみか」。なんだか見てると心洗われますわ。子供向けアニメで、しかも初っぱなから猟銃自殺したり老父が鬼の形相で娘を絞め殺す場面が出てくるのに心洗われるのも間違ってる気もするけど。
 でも、懐かしの火サス土ワイのノリで、あそこまでわざとらしくはないから安心して見られるのは事実。まつ緒も超推理力で事件を解決するのではなく、集めた情報(主に状況証拠)から事件の真相を推測して関係者に教えたり、また真犯人を説得するという形なのも、あんまり無理がない。


2007年11月08日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 茶番は茶番なんだろうけど

 小沢一郎氏の辞意と撤回にまつわる云々、茶番は茶番なのだろうけど、どういう茶番なのかがよくわからない。自党を「政権担当能力がない」とまで言い切ってしまうのだから、どういう意図なのか。まあ、なんか企んでることはわかるんですが。やっぱ連立政権への布石と見るのが妥当なのかな。

  捏造放送への処分は見送り 放送法改正案修正へ産経 )。「 これに対し、日本民間放送連盟は「報道の真実性は取材合戦と論争で担保されるもので、国家権力によって確保されるものではない」と反発。NHKも「行政機関が取材や制作の是非を判断、関与すれば、表現の自由が損なわれる恐れがある」と主張し、メディアの中立性をめぐる論争に発展した。」。その「担保」が機能してないから、国が乗り出そうかってことになってるんだと思いますが。自分たちでどうにかできない(するつもりがあるか自体怪しい)のに、権利ばかり主張されてもなぁ。

  ビートたけしは韓国人じゃないよ! 韓国のマスメディアが韓国系と報道!トレビアンニュース )。まあ、これは誤解があっても仕方ない部分もあるんですけどね……実はビートたけしが自分で「祖母が朝鮮人で、自分にも朝鮮人の血が流れてる」と言ったことがあったんで。 これ の18以降のこと。後に間違いだと自分で言ってるし、調べればすぐわかることだから、まあ、間違いでなければリップサービスなんでしょうね。ビートたけしは子供の頃から周囲に朝鮮人がいる環境で育ってるので、抵抗もないみたいだし。でもむこうは間に受けちゃうからなぁ……

 今日の青空文庫:小栗虫太郎「人外魔境 有尾人」


2007年11月09日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ][特撮] いろいろ感想

 スカイガールズ#19「アイーシャ・クロニクル」。ワーム創生の設定、無理あるなぁ、と。人体内レベルと地球レベルじゃ同じに認識しようがなかろうに。むしろメインは艦内飢餓化か? あれだけソースやらパイ生地作る材料があるなら、三日くらいなんとかなっただろうに。ナノスキンとスーツ、高いんじゃなかったのか? 小型艇くらいあるだろうし、何もソニックダイバー出す必要はなかったんじゃ……つか、魚群に向かって手榴弾一発放り込めば一発よ?
 瑛花がソニックダイバーに志願した原因であるテストパイロット=アイーシャなことがあっさり明かされたけど、本人に記憶がないという大肩すかし。記録に残るテストパイロットより記憶に残るテストパイロット? ソニックダイバー隊に加わるわけじゃなさそうだけど、ただこれだけの出番ってことでもないよなぁ。

 Myself;Yourself#6「コドモじゃないもん」。雛子リターンズ。そいでもって金朋メガネの勘違いもリターンズ。「また」って、前回の誤解は解けたんじゃなかったのか? 仕事で忙しいのかもしれないけど、子供の誕生日くらい、とも思うが、雛子も家ではしっかり者に振る舞ってて上手く甘えられないのかもしれん。そいでもって子供を落としてどうする、主人公。
 次回は、また例のおばあちゃんが再登場。やっぱ奈々香が変わった過去と関係あるのだよな。

 ハニーTHE LIVE#5「第二の少女」。麻宮もといシスターミキ本格登場。つか、むしろ女囚さそりって感じ? 「シスター」なのになんでかハニーフラッシュとかしてますが、味方と確定してはいないけど、敵、でもないのだよなぁ。
 つか、ミキ役の水崎綾女って、二年前のヤングサンデーで15才巨乳グラビアアイドルとして取り上げられた子だよな、確か。こんな感じのクールビューティになってたのね。つか、迫力ありすぎて怖いくらいなんですが。特に「さようなら、しらかわしょちょう」の部分とか。
 しかし、アンドロイドだから性能は基本的に高いハニーが前回に歴代総理をずらずら並び上げて褒められるシーン、ただのアホシーンかと思ってたら、きちんと今回の伏線になってたのね。


2007年11月11日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 罪のなすりあいというか

  「吉兆の歴史に汚点」船場吉兆会見で陳謝産経 )。「 地鶏と表示しながらブロイラーを使っていたことについては「地鶏の品不足から業者が無断でブロイラーに切り替えていた。信頼しきっていたのに裏切られた気分だ」」。しかし業者側は 「一生懸命やってきた、悲しい」船場吉兆に鶏肉納入業者朝日 )。発注伝票とかあるだろうから、どっちが正しいかはすぐわかると思うけど。少なくとも「地鶏」と注文していたかどうかは。いずれにしても船場吉兆側の品質管理責任は免れないと思うが。ちなみにホントの地鶏の定義は こんな感じ らしい。飼い方だけじゃなく血統が重要なのだな。
 しかし、肩書きに弱い消費者とか、それを悪用する業者とか、偽装事件って全体的にどうしようもなさが漂うような。
追加: うちは一言も地鶏と言っていないし、店にも若鶏専門店と書いている。若鶏といえばブロイラーだし、15年にわたって誠心誠意、最高級のブロイラーを卸してきたのに…産経 )。調べてみたら、 食肉用の交雑種(ブロイラー)を生後八週間程度、2.5kg前後に育てて出荷するものを「若鶏」と呼ぶ らしい。一般人は知るわけないけど、外食産業の人間が知らないのは、むしろそちらの方が問題だろう。あとは、卸が船場吉兆が地鶏を売りにしてたことを知ってたかどうかが気になるが、いずれにしてもブロイラーであることが常識の「若鶏卸専門店」が「地鶏を卸さない」というおかしな主張から見て、船場吉兆側の責任転嫁だろうな。

  「うどん、そば」伸び〜る輸出 神戸港から世界へ神戸新聞 )。いや、和麺の輸出が増えてるってのはいいんだけど、米国じゃ音を立ててすするのってマナー違反じゃないの? そばやうどんやそうめんは、音を立ててすするのが基本なのだけど、どんなもんなんだろう?
 ところで「フォー」を売ってる店ってないかなぁ……

[特撮] 電王#40とゲキレン#37

  電王 #40「チェンジ・イマジン・ワールド」。侑斗が消えてしまった世界。愛理は心からの笑顔を取りもどし、タロスたちも良太郎に以前と同じように憑いている。デネブでさえも侑斗のことは記憶になく、良太郎に憑いてることになっていた。覚えているのは特異点である良太郎とコハナ、そして正体が未だもって不明のオーナーだけ。
 そんなとき、スネイルイマジンがコハナを攫って良太郎をカイの元へおびき出す。カイはこれまで見せつけた「侑斗のいない世界」を「最初からいないことになってるんだから、誰も悲しまないし、むしろ今の方が幸せだろう?」と言うが、良太郎は釈然としない。愛理も久々に何の屈託のない笑顔を見せ、それを嬉しい反面、大事なものが欠けた気持ちで見ていた。カイが言うには、侑斗が重大な時間の分岐点の鍵になっているというのだが……
 再度良太郎の前に現れるカイだが、良太郎はカイの言動から、未来はまだ確定していないことを見抜き、そのことを突きつけカイが何かをごまかしていることを暴露する。

 侑斗が消えてどうやって復活するのかと思ったら、侑斗は特異点ではないながらも、ゼロノスのシステムは時間の変化から装着者を復元する能力があるらしい。ただ、復元に時間がかかるので(時間を行き来するのに時間がかかるって概念もなんか変だが)、その間は「侑斗がいなかったことになっている世界」になったらしい。カイは、その世界を見せることで「今より良い世界だろ」と見せつけ、良太郎の抵抗を止めようとしたみたいだけど……
 ってワケでゼロノス・ゼロフォーム登場。パワーアップというより、侑斗の存在の残りを燃やし尽くすかのような存在っぽい。デザイン自体はアルタイフォームと変わらないものの(ベルトのみ若干変更)、緑だったアーマーがさび色のような、銅色のような色に変化している。使うカードも、未来の桜井侑斗の記憶を消費するものではなく、今の桜井侑斗の記憶を消費するカードに。そのため、愛理は侑斗のために作ったコーヒーのレシピを忘却してしまう。
 これまでのゼロノスと何が違うのかということだけども、アルタイフォームより全体的にスペックが上がっているっぽい。やっぱ一番のポイントは、デネブが変化した「デネビッグバスター」か。個人的にはもっと大きな得物でも良かったんだけどな。
 しかし、番組開始前の宣伝で「さびても俺はかーなーりー強い!」と言ってるんで何かと思ったら、敵がゼロフォームになったのを見て「錆びたか?」と突っ込んでるし。クライマックスフォームと言い、電王ってライダーのデザインに対する作中のツッコミ、厳しいな。
 それと、久々にクライマックスフォームも登場。現代でなら、まだクライマックスになれたんだ。まあ、クリスマス商戦前の旧フォームのテコ入れなんだろうけど、クライマックスフォーム、実は何気に結構好きなんだけどなぁ。

  ゲキレンジャー #37「ギャンギャン!お見合い問答無用」。ラン、お見合いでスクラッチを寿退社か? ってのはわりとどうでも良くって、新しい勢力・幻獣拳にメレが入門することに、そいでもってこれまでの臨獣カメレオン拳から幻獣フェニックス拳に。なんだかあっさり転換できたなぁ。つか、バエはメレの臨気を浴びてないと生きられないんじゃなかったけ? 臨気から幻気になってもOKなんかな? 残りの敵が理央、メレ含めて13体になって、いよいよラストまでのスパートか。主人公側はこれ以上のパワーアップはないだろうになぁ……

[アニメ] 電脳コイル#23

  電脳コイル #23「かなえられた願い」。メガマス社が背後で企む不始末のもみ消しに、抹殺されそうになるイサコたち。かろうじて新型サッチーの活動外ドメインである私有地に逃げ込むが、京子とデンスケを持って追われるダイチは逃げ回ることに。間一髪、イサコとヤサコ、おばちゃんによって助けられるが、デンスケを助けるためには古い領域へ行かなければならないのは変わらない。そのためには、古い領域に至る特殊な道順をたどらなければならないのだが、イサコとヤサコが探しても見つからない。そんなとき、イサコに猫目から連絡が入る。あからさまに警戒するイサコだが、猫目は、イサコの兄が生きていると言い、みんなが幸せになるためにデンスケを連れてこいと言って古いドメインへの道順を教える。イサコはデンスケとヤサコを伴い、猫目の指示通りの場所へ行くのだが、それは新校舎が収まったメガマス社のビルだった。

 すべては、コイルス社が見つけた新型量子回路、そしてそれが人間の意識に相互作用するという発見から端を発していた。コイルス社はそれにより「イマーゴ」機能を開発するが、人間の意識にも作用し、神経系にも影響を与える危険な機能に、コイルス社は解散、後をメガマス社が引き取ったのだが、コイルス社の遺したCドメイン、そしてそこに生息するヌルと「ミチコさん」により起こった不祥事が四年前。メガマス社の目的はその不祥事隠しと残った古いドメインをすべて消去することだろうが、メガマス社の先兵であるらしい猫目の思惑は、それとは違うらしい。どうも「先生」という人物の研究成果を引き継ぎ世に知らしめることが目的らしいが、その「先生」ってのはヤサコのお爺ちゃん。ヤサコのお爺ちゃんもただイマーゴの医療研究をしてたわけではなく、コイルス社製ペットのデンスケをメガマス仕様に偽装したり、コイルス社の研究データを隠し持っていたから、元々コイルス社絡みの人間の可能性が高い。つまり、すべてのはじまりはヤサコのお爺ちゃん?
 そして、危惧していた通り待ち受けていた猫目の罠にはまるイサコ。そこで兄が既に肉体的には死んでいること、イサコは四年前に「ミチコさん」に、「あっち」で兄と永遠に二人きりで暮らすことを願ったことを告げられる。しかし、イサコはあっち側で兄に会うことよりも、キラバグの代わりに扉を開く燃料にされようとしたデンスケを救出、自分はヌルたちに襲われる。
 罠を見越してイサコに置いていかれたヤサコだが、開きかけた扉から出現したヌルたちに襲われる。が、それを助けたのは、バグにむしばまれたままのデンスケ。ヤサコを襲うヌルたちに立ち向かう。そしておばちゃんによって電脳コイル現象しかけていたのを助けられたヤサコが見たのは、デンスケのいない空間、そして、電脳体の抜けたイサコの姿だった。
 猫目の野望は食い止めたものの、デンスケとイサコと、その代償は余りにも大きい。特に、イサコは「お前と友だちになれるかはわからんが、これほどまで近づいてきた他人はお前が初めてだ」と心を開きかけていたのに。
 次回は「メガネを捨てる子供たち」らしい。デンスケともども子どもたちの遊び場だった古い空間は消え、イサコが意識不明になってしまい、もはや遊びの時間は終わった、ということなのだろうが、このままで終わり、ではないよな。


2007年11月13日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ][その他] 感想縮小版

 みなみけ#6「マコちゃん誕生」。ついにマコちゃん登場! バカな子供二号、マコト君があっという間に早変わり。あふれる男らしさもワイルドさも厚い胸板も、全部関係なさそうですw 単にカナの玩具にされてるだけとも言いますが。しかしハルカさんに会いに行くためと言いつつも、意外にもノリノリなマコちゃん。女物の服を自ら買いにデパートの洋服売り場まで……流石頭の悪い子供。しかし、マコトとマコちゃんへのチアキの露骨な温度差が……

 スケッチブック#7「9月の日に…」。転校生で留学生のケイトが美術部に入部。美術部のパペットマスター夏海が適当な理由でお世話係に。が、先輩たちに間違った知識を植え付けられるケイトをなんとかしようと、ケイトのために正しい日本語知識ノートをつける夏海だが、バリバリの博多弁が「変な日本語」と言われ、ショック。でも、そのノートを空がケイトに届ける……これに不覚にも来てしまった自分は、普段自分の努力が報われてないとか思ってしまってるんだろうなぁ。努力なんて掛け捨て。報われたらめっけもんと思っておかないと。
 とりあえず、ケイトには日本語には同音異字・異音同字が多いからやたらと漢字にすると混乱の元だと教えてやれ。

 やっとかめ探偵団#6「ダイスケパパの災難」。舞の友だち、ダイスケの両親が喧嘩。その理由がダイスケパパが撮った運動会のビデオが原因だという。ビデオに、何の脈絡もなく女児の下半身をなめ回すように映したシーンがまじっていたのだ。夫がロリコン趣味だったと思い糾弾するママに、撮った覚えがないと言うパパ。それだけでなく、実はそれはダイスケが勝手にビデオを使って撮ったのではないかとコロッケが疑い、二人の仲まで悪くなってしまう。
 やっぱ題材が日曜早朝の番組だと思えないよなぁ。結局事件はまつ尾婆ちゃんのお陰で全部誤解だったことがわかるのだけど、やっぱこれに日曜朝の一服の清涼を感じてる自分はおかしい気がしてきた。

 今、青空文庫で「大菩薩峠」の中里介山のコラム(?)を読んでるのだけど、「大菩薩峠」の初版本は、介山が新聞小説しかなかった自作を道楽で刷ったものだと知ってびっくり。中古の印刷機械一式を買ってきて自分で活版を組んだり、刷ったり、装丁したりってやってる様が、実際書かれてるのだものなぁ。そうか。大菩薩峠って、明治期のコピー本だったんだ!<それ、違う。


2007年11月16日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ラビリンスとナイトウィザードとシャナIIの#7

  素敵探偵ラビリンス #7「旧都と爆弾と紅茶」。なんだかひどいことになってるw イカレた映画監督が映画を撮るために建物に爆弾をしかけて逃げまどう人々を隠しカメラで撮っていた、とまあここまではまだいいとして、追い詰められた犯人が巨大ロボを呼ぶ段に至っては、もうなにがなんだか。もはや探偵ものの影も形もない。ここまで滅茶苦茶(しかも狙ってやってるのではなさげ)だと、珍物として価値がある気がしてきましたw

  ナイトウィザード #7「小さな絆 〜エリスの贈り物〜」。こっちもなんでもありというかありがちの集成なんだけど(元々そういう世界観だからなぁ)、あれ? なんかこっちの方がまだまとまってる気がしますよ? いや、母娘の会話でさらっと「この前世界を救った」とか言われてもアレですが。まあ、「魔神」たちがちょっと超能力をもってるだけのおねえちゃんたちにしか見えないのも(ゲームとして成立させる以上そのくらいの強さにしないといけないのでしょうが)、なんか気軽に世界を救ってるなぁ、という印象に働いてるような。まあ、ゲーム感覚で見れば悪くもないですが。
 基本はやっぱり主人公たちのドタバタなのだけど、最初「それってどうよ?」と思った「下がる男」という愛称も、結構しつこく繰り返されるうちに面白い気もしないでもなくなってきたのは、繰り返し効果による刷り込みでしょうか?

  灼眼のシャナII #7「池速人、栄光の日」。「池速人」とフルネームで書かれると、元ネタの池田勇人を連想してどうにもアレな。新シリーズになってからヌルヌルのラブコメ展開ばっかなわけですが、いつ本題に戻るんだろう? と思ったら、今回は冷静な傍観者・池を徹底的にいじる話。乗り物酔いの設定は、今まで印象が薄かったからなぁ……しかし、だめぽ感もここまで来ればアリな気もしてきた。
 って、今回感想書いてるのって、全部そんな話の気が。


2007年11月17日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 電脳コイル#24

  電脳コイル #24「メガネを捨てる子供たち」。イサコの電脳体とデンスケがいなくなり、ヤサコは意識を取り戻すが、デンスケの「メモリー」(死んだ電脳ペットのアルバム)がメガマスから届き、イサコもメガネのせいで階段から落ちて意識不明と言うことになっていた。
 これまでメガネを通してあったことが現実なのか、それとも嘘なのか曖昧なヤサコは 、電脳メガネが見せる仮想現実の子供への影響力を心配した母親によって、メガネを取り上げられてしまう。抵抗すら思い付かないヤサコだが、周囲の子供たちもイサコの意識不明をきっかけに、メガネを取り上げられてしまい、事件に対する心の整理がつかないままこれまでの遊び場を失い、途方に暮れる。
 ヤサコは、それはそれで真摯な母の心配と、最後にイサコが言った「これからは手に触れられる物だけを信じて生きろ」という言葉に、イサコがいなくなり、デンスケも死んでしまった事実も「手に触れられないのだから、この悲しみも全部本当のことではない」と思いこもうとする。だが、通りすがった犬の鳴き声をデンスケと勘違いし、却ってデンスケがもういないことを実感したヤサコは、大人たちが言う「現実」と「仮想」の差に疑問を持ち、苦しむ。その中、おばちゃんが示した、意識不明のハラケンが描いた四つの円に実は心当たりのあったヤサコは、取り上げられたメガネを持って以前住んでいた金沢に単身向かう。彼女の目的は、以前の級友だった。そして、意識を取りもどしたハラケンもオバちゃんの元からカンナのメガネを持ち出していずこかへ姿を消す。

 これまでの謎の回収をしつつ、さらに風呂敷をひろげるかw
 まず重要なのは、イサコ関連。やはりイサコの兄・伸彦は既に死んでいた。ただ、その死に関する周辺事情が新たに提示されている。イサコの父が死去し、母も病床に伏した時に、兄妹は事故で二人一緒に意識不明に。しかし、その時にまだ治験中だったイマーゴ機能による医療を施され、イサコは意識回復、伸彦はそのまま回復することはなかった。そして当然、その治療を施した医師の名は小此木……ヤサコの祖父だった。
 イサコが兄と二人きりの世界で願った云々、というのは、臨死体験をイサコがそういうふうに記憶してた、ということだろうな。
 次に、猫目関連。猫目たちの目的は、「父親の汚名雪辱」らしい。しかし、それらしいものは今まで……って、消去法で考えると、イマーゴ? 誰がイマーゴを見つけたか、ってことは、これまで触れられてなかったわけだから……もう一つ、カンナの死に、意図せぬながらも関わっていたと言うこと。一年前に「扉」を開いたときに、たまたまイマーゴ機能のメガネを有してたカンナが電脳体を分離、そのために安全装置が誤作動した車に、カンナの本体がはねられてしまったという……猫目はそれを逆ギレ気味に弁明するが、弟のタケルは気に病み続ける。さらに、カンナに「4423」として警告を送っていたのは猫目だという……ヤサコが会った「4423」は誰?
 そんな状況が明らかになる中で、「メガネによって問題が起こった」ことにより、大人たちは子供たちからメガネを取り上げていく。ヤサコの母は、デンスケと友だちを失ったヤサコを思いやってだが、いずれの親も、それなりに子供を気遣ってのことだろう。それはそれで間違いではないのだが、しかし、大人たちの体験してきた世界と、子供たちの体験した世界の、違いは、考慮されていない。
 そのために、ヤサコも、ハラケンも独自に行動する。特に、ヤサコは最初の方で示唆された、「前の学校で起こったこと」に対面することになるのだが……ヤサコ自身は「いじめられた」と認識していたが、相手からは「ヤサコが自分をいじめてた」と認識されている。一体どういうこと???


2007年11月19日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] 電王#41

  電王 #41「キャンディ・スキャンダル」。時間の分岐点であることから、未来の桜井は過去の自分である侑斗にデネブとゼロノスシステム、ゼロライナーを託し、時間の分岐が起こらぬよう逃げ続けさせていた。しかし、ゼロノスシステムは侑斗の存在を消費し続ける諸刃の剣。このまま戦い続けていてもカイの思惑に近づいていくことに、良太郎は矛盾を感じる。
 さらに今いる時間の人間の記憶のみではなく、過去の記憶も消費してゼロノスに変身しだした。良太郎も、侑斗と会っても覚えてない愛理に愕然とする。デネブは、自分が侑斗のことを一時的にしろ忘れていたことにショックを受け、侑斗のために勝手に乗り移って侑斗を覚えている人を増やそうとしていた。
 そんなとき、デネブ侑斗は一人の少女と出会う。居眠りしていた彼女にコートを貸したデネブ侑斗だが、少女は侑斗に一目惚れ。翌日コートを返して貰うためにまた公園で待ち合わせることを約束する。
 自分の意識がない間にそんなことがあったとは知らない侑斗は、デネブがしきりに待ち合わせ場所の公園に侑斗を行かせようとするのに不審を覚える。そして、知らない相手からキャンディのお礼を言われたことで、デネブが勝手に自分の身体を使ってることを悟って大激怒。待ち合わせどころではなくなってしまった。
 一方、例の少女は公園でまだ来ない侑斗を待ち続けていたが、彼女にはオクトイマジンが取憑いていた。「侑斗とまた会いたい」という願いをしてしまい、オクトイマジンは侑斗を殺して彼女に会わせようとする。

 二号ライダーが話の重要なキーパーソンってのは、これまでになかったなぁ。これで話は侑斗を守りきりつつ、カイの目的を挫くことに集約されるのだけど、カイが目指す未来が「イマジンの未来」と言ってるってことは、時間の分岐をふせぐとモモタロスたちも消えちゃうってこと?
 で、侑斗を心配してのデネブの行動が、騒動を引き起こすことに。しかし今回のゲストキャラも濃いな。侑斗に再会するのを楽しみにしてきゃあきゃあ騒いで、「望みを言え」と言うイマジン完全無視。w
 しかし、侑斗は記憶を消費し続けてるわけで、彼女の中の侑斗の記憶も、デネブの思いやりも……愚直なまでのデネブが、どういう結論に至るのかなぁ。

[映画] インベージョン

 スペースシャトルの墜落事故、それにより全米にその破片が撒き散らされた。政府機関が事故原因の究明と共に、破片に危険な物質が付着していないかを調べるのだが、衛生局のトップであるタッカーが破片に付着していた物質に感染してしまう。また、時期を同じくして全米各地で、夫が、妻が、子供が、親が、今までとは別人になってしまったというホームページの書き込みが激増する。
 タッカーの元妻で精神科医のキャロルは、これまで音沙汰のなかった夫から、息子オリバーと会いたいという連絡があったことに不審を覚える。しかし、面会の権利が保障されている以上、拒否するわけには行かない。オリバーをタッカーに預けるが、その様子に違和感を覚える。そして、キャロルの周りでも異常は増え続けて行く。
 すべてはスペースシャトルの破片に付着していたウィルスが原因だった。そのウィルスは人間に感染すると遺伝子レベルで人間を作り替え、見た目は変わらないが、思考、行動様式をすべて変えてしまうものだった。そして、変化の引き金は「眠り」。
 全米がそのウィルスの脅威にさらされる中、オリバーが過去の病歴からウィルスに免疫を持つことを知り、息子を守るためウィルスに「侵略」された人間たちであふれる街の中を、キャロルは救出に向かう。しかし、彼女も「ウィルス」に感染してしまっていた……
 ジャック・フィニィ「盗まれた街」の、何度目か良く分からない映画化。映画化って言っても、「そっくり人間に街が乗っ取られる」というアイデアのみを使ってる感じですが。じわじわと追い詰められていき、作り替えられてしまうことを拒否した普通の人間たちの抵抗の様子が、地味に怖い。眠気との戦い、あるいは、そっくり人間たちに追い詰められ、親子二人で飛び降り自殺する者。そっくり人間のふりをして街中を脱出しようとする者。
 下手に作ると陳腐で退屈になるのだけど、こういった描写とかもあって、正直結構面白かったですわ。基本は「息子を守る母親」がメインになるのだけど、一本調子でもなく、派手なCGを使って迫力を演出してるでもなく、ただ、不気味に押し寄せてくるそっくり人間の恐怖をきちんと描いてるのは、ちゃんと原作を換骨奪胎してるなぁ、と思った。
 そっくり人間に侵略されていく仮定で紛争が次々と終結していき、そして戻ったら紛争が元に戻る、という描写は、「そっくり人間の方がマシ」という雰囲気は出さずに、人間のどうしようもない業を描いてて、良かった。


2007年11月20日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] やっとかめ#7とみなみけ#7

  やっとかめ探偵団 #7「健康ランドの悲劇」。全世界に発信するインターネットで、東海地区ローカルアニメの話をしてどうするねん、という気もしますが。今回は、町内会の慰安で行った健康ランドで、家庭にいどころがなく常泊している老人に起こった殺人未遂。あれとかこれとかの探偵アニメと違って、ちゃんと推理ものしてるから、安心して見れる。
 まあ、こういうんばっかが推理ものじゃないにしても、こういうんがあると安心する。

  みなみけ #8「いろいろな顔」。マコちゃんのその後、及び、藤岡の番長正式襲名。タケルおじさんネタも若干。従兄弟だってことを、チアキは小さいし、カナはアレだしで仕方ないにしても、ハルカも忘れてるとは、流石初代番長。というわけでミナミハルカ伝説。尾鰭付きまくり。流石初代番長。
 しかし三代目番長は俺の嫁。


2007年11月21日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] もっけ#8

  もっけ #8「ヤマウバ」。小学校の修学旅行で箱根に来た瑞生。お爺ちゃんとも静流とも離れての旅行に、瑞生は何かに憑かれないかと戦々恐々。案の定早速何かに憑かれてしまうが、街で出くわした不思議な老婆が、憑き物を落としてしまう。
 その晩も金縛りに遭ったりと散々な瑞生だが、次の異動先でも例の老婆に会う。老婆にお礼かたがた話を聞くが、「憑かれないようになるためには、人を食うくらいの図太さを身につけなければならない」と言われ、とまどう。
 そんな時、隣のクラスの麻美が瑞生から借りていたカメラを落として壊してしまう。カメラの故障自体は大したことなかったのものの、折角旅行の思い出を写したフィルムはダメになってしまう。開き直ったかのように麻美の態度に怒り、収まりのつかない瑞生だが、移動中のフェリーの上で、三度例の老婆が現われる。だが、老婆は「仕返しをしてやりな」ととんでもないことを言い出す……

 ヤマウバのおばちゃん、派手だなぁw
 小学校の思い出作りにとお爺ちゃんの反対を圧して修学旅行に来た瑞生だけど、箱根は古い町だけにあちこちで霊障に出くわす。そんな中で出会った不思議な老婆。元々霊媒体質だったが、今はそれを克服しているという話に、瑞生は興味を示す。が、「人を食い物にするくらいのふてぶてしさを身につけな」と言われ、素直には肯けない。
 そして、三度目に会ったときには、老婆は明らかに人間ではなかった……おそらく、二度目の後に迷いが生じた瑞生に何かがつけ込んだのだと思うのだけど、でも絶対そうとも言い切れないのだよなぁ。
 ふてぶてしさを身につけるのも一つの手だろうけど、老婆は「別のやり方を身につけるかもしれない」と言っていたから、瑞生はむしろそうするんじゃないかとも思えるけど。
 しかし、予告は悪のりしすぎw え〜っと、次回は「キビキビキビダンゴ」だっけ?<違う

[アニメ] 獣神演武#8

  獣神演武 #8「哀しみの禄存」。関係ないけど、金庸の武侠小説が萌え系キャッチフレーズと絵柄の帯(キャラは男だったけど、アニメ調)で並んでるのを見て、いろいろ違和感が……
 ずっと単調な話だったけど、今回は、意表は突かれてないけど結構重い話だったなぁ。切ろうかどうしようか悩んでたけど、今回見て、もうちょっとだけ見続けることにした。

  ナイトウィザード #8「時代を翔ける〜少女の塔〜」。いや、今更ですが、古代バビロニアで、メイド姿の魔王ってのはどうよ? なんだか、キリヒトは本当は敵っぽい。
 今週の下がる男は、奴隷にまで下がりかけてましたw

[その他] これって、「ウィンドウ・ショッピング」?

 木登りの師匠とちょっと 木登り装備のメーカーサイト を見ながら「あ、これ良さそう」とか話してて気付いた。
 これも一応「ウィンドウ・ショッピング」になるんでしょうか? まあ、確かに窓は開いてるんですが。


2007年11月22日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 蹴りたい背中

  痛いニュース さんより、 電車のドア付近に座り込んで雑談の少女、背中を蹴られる→会社員逮捕 。事件の事実関係は不明ながら、このイメージ映像はめがっさ蹴りてえw
 ただ、最近通勤時にやや混雑気味の電車に乗ると、後ろにまだ人がいるにも関わらず「ああ、もう自分は乗ったからいいや」とばかりに立ち止まる人が結構多い気がするのですが。そういう場合、「すいません」と言いつつ押させていただくのですが、一様に不快な顔しかされないのは何故なんでしょうね? 「しまった」と後ろめたい表情がちらとでも見えればまだマシなんですが。

  人工多能性幹細胞の作製成功でローマ法王庁、「倫理的問題とみなさず」AFP BBNews )。多能性細胞作製は新聞で見て知ってたけど、なんかこんなとこからコメントまでw 宗教の時代が終わってくれればこんなややこしいコメントを必要とすることもないのだろうけど、人間は非合理な生き物だから、その日は来ないのだろうな。

  恐喝疑惑で中田カウスらに事情聴取Y!hl )。週刊誌ではいろいろ取りざたされていたネタですが、事情聴取までされてたんだ。ただ、裏社会との関連が事実だとしても、吉本も利用してたってことだよなぁ。まあ、世の中そんなものか。

[アニメ] オーバン#7

  オーバン・スターレーサーズ #7「危険なトロス」。リックが事故の後遺症でレースが出来ない身体になってしまったことが判明し、失踪。一次予選はモリーのお陰もあって勝ち抜いた地球チームだが、総当たりの二次予選には、強敵揃い。勝ち残っていたアイカ王子も、不気味なフィルス星のスピリットに惨敗を喫する。しかし、モリーとドンには、そのスピリットの姿に、見覚えがある気がして仕方なかった。
 地球チームの緒戦の相手はクロッグ帝国のトロス大佐。クロッグは昔地球を攻撃し未曾有の危機に陥れた相手。レースもこれまで負けなしの強敵に、ただ挑むしかできない地球チーム。しかし意外にもレースは善戦、トロス大佐を引き離すのだが……

 意外にも、勝ち目がほとんどない相手に「私があいつらを信じないでどうすると言うのだ」と断言するドン。うわ、親としては最低だけど、上司としては最高だよ、あんた。
 「勝った」と思った瞬間に、温存されていた圧倒的能力差でゴールにたどり着くことすら許されず、敗北。この上なく惨めな敗北に、ドンのかける優しい言葉も、逆に厳しく響く。初めての敗北に語るべき相手がわからなかったモリーは、やはり敗北を喫したアイカ王子の元へと行く。アイカ王子の優しさにのぼせあがるモリーだけど、総当たりだからアイカともぶつかることになるのだけど、大丈夫なのか?
 行方をくらませたリックは、自分の事故の元になった爆発の痕跡から、それを仕組んだ相手を追跡し続ける。こっちパート、なんだかハードだなぁ。でもダークサイドに落ちるには、惜しいキャラなのだけど。
 スピリットは、モリーの母が死んだ事故に関わってる?
 それとかかずゆみ、よりによってそのキャラを選ぶかw


2007年11月24日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 一端帰還

 しかし明日も用事。うにゅう。


2007年11月25日() 旧暦 [n年日記]

[その他] あかん

 自分は何にでも興味を持つよう、どんなジャンルの話題でも何らかのコメントはできるよう、少なくとも「それってなんなんでしょう?」と質問をできるように、自分自身を育ててきたつもりなのですよね。BBSの管理者を長らくやってるので、いろんな人が来ても話題がつなげられるように。
 逆に、それもあって大抵のことに反論を試みること自体はできるので、それが相手の立場をなくす、ってこともあるのだと、最近、頭では理解した。
 理解したけど、いまいち身につかない。
 それって、おそらくこちらが悪いのだよなぁ。特に他意はないつもりなのだけど。


2007年11月26日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 電脳コイル#25

  電脳コイル #25「金沢市はざま交差点」。ミチコさんの謎をかつての友達、マユミが知っていると悟ったヤサコは、金沢に行きマユミにミチコさんのいるCドメインと繋がる四つのマンホールのある交差点を聞こうとする。しかし、マユミはヤサコを裏切り者呼ばわりし、教えようとしない。「私がそうしたように、自分でなんとかしなさい」と……マユミはかつてヤサコが他の子と一緒に、ミチコを真剣に探していた自分を遠ざけ、無視するようになったと糾弾した。
 マユミに強力を拒否されたヤサコはなんとかマンホールの四つある交差点、「はざま交差点」を見つける。そこで待っていたのはヌルの原型「ヌル・キャリアー」だった。イマーゴの発明により見つけられた人間の集合無意識空間。ヌル・キャリアーはそもそも人間の意識をメガネを介してそこに通じるCドメインに移動させるものであり、それが野生化し無差別に接触した人間をCドメインに送るようになったのが「ヌル」だった。
 ヤサコは祖父のメガネを使い、ヌル・キャリアーによりイサコが連れて行かれたCドメインの深層へ。しかし、イマーゴの発明者でありながら全ての成果をメガマス社に奪われた父の復讐を遂げようとする猫目が操る「バージョン2」がヤサコを抹殺しようとする。猫目はイサコをミチコに捧げることでCドメインとの通路を確保、それによりヌルを「こちら側」に呼び寄せることで大量の意識不明事件を起こし、メガマス社を責任問題で追い込もうとしていたのだ。オバちゃんの操る最後のサッチー・タマの犠牲によってなんとかミチコさんとイサコのいる領域へやってきたのだが、イサコはミチコさんのささやきにより無為に犠牲を増やしてしまった罪悪感を突かれ、ヤサコを拒否。それでも助けようとするヤサコを、兄を取られたと錯覚した過去を利用して攻撃までしてくる。
 しかしその頃、イサコの伯父にイサコと兄・信彦の治療記録を見せて貰っていたメガ婆は、とんでもない事実を見つける。信彦は病院に搬送直後死亡していた上、そのカルテ番号は「4422」だった。そして「4423」のカルテ番号の主は、天沢勇子、イサコ自身だった……

 怒濤の展開。猫目の目的が遂に明らかに。しかし、その常軌を逸した執念に、弟のタケルもついていけず、逃げ出してしまう。まあ、罪のない子供までも犠牲にしようってんだからなぁ。
 そして、タマの犠牲。最初は子供たちにとってはマヌケだけども恐怖の対象だった存在が、最後は子供の守護者として犠牲になる。泣かせるなぁ。意思があるわけじゃないんだけど、そうでもあるかのように感じさせるのは、上手すぎ。
 しかし今回もいろいろ津波のように謎証しが続きましたなぅ。ヤサコが金沢で抱えていたトラブルというのは、やはりいじめ。しかし、ヤサコとその相手の友達、マユミとの間には微妙に認識の違いがある。ヤサコはマユミが自分を無視していじめたと思っていたのだが、マユミは一緒にミチコさんを探す仲間だったはずのヤサコが、影では自分のことを馬鹿にして他の子と一緒に自分を無視したと思っていた。おそらく、雰囲気に流されてのヤサコの行動をマユミが目撃し、それがどんどんこじれていったんだろうな。
 しかも、イサコは兄である「4423」がヤサコと仲良くしてるのを見てヤサコに嫉妬。それから兄と二人の世界を願って生み出したのがミチコさんだと言っていたが……あれ? なんか時系列がおかしくない? イサコと信彦の治療をしたのがヤサコの祖父で、ヤサコがイマーゴ機能付のメガネをかけたのが祖父の葬式の時だから……やっぱりおかしいなぁ。ミチコさんの見せた幻影か?
 そして、本当の4423の謎。既に死んでイマーゴ治療を受けられなかった信彦のわけがない。カンナに4423の名前で警告を送った猫目? それとも、イサコの作り出した願望? それとも、別の何か?

[特撮] 電王#42

  電王 #42「思い出アップデート」。デネブが侑斗の身体に乗り移ってる間に知り合った少女、翔子をどうするか紛糾するデンライナー。彼女がイマジンと契約してることもあるのだが、侑斗はかたくなに彼女と会うことを拒む。結局デネブに付き添っていた良太郎が、頼まれてウラタロスに憑依されて相手をすることに。でも、ウラタロスの話術でも彼女の想いを変えることが出来ない。結局、デネブの憑依した侑斗が相手をする。
 なし崩しのデートだったが、デネブはもちろん、侑斗もそれなりに楽しめるようになってしまう。だが、翔子がかつて大きな病気をきっかけに「今」の自分の想いを大事にしようと決めたという話を聞き、侑斗の表情は曇る。侑斗は自分のことを忘れ去られる以上に、誰かを自分の運命に巻き込むことを嫌がっていたのだ。
 そんなとき、翔子に取憑いていたオクトイマジンが侑斗たちを襲う。契約が果たされたことに強引にしてしまい、過去へと飛んだオクトイマジンを追おうとする侑斗だが、変身前に翔子に「お前が俺のことを忘れても、俺はお前のことを覚えてる!」と言うのだった。

 なんだかますます侑斗がヒロイン路線ですな。(誤解のある言い方を)
 侑斗が、「侑斗を覚えてる人を増やそう」というデネブの行動に怒っていたのは、自分の身体を使って勝手なことをしていたからだけではなく、他人を巻き込みたくなかったため。そして、おそらく他人を自分のために利用するような真似をしたくなかったため。
 翔子が何故ああもハイテンションなのか、そして侑斗への想いも真摯なものであることを知り、侑斗はあらすじ最後の台詞を言う。
 人々の侑斗に関する記憶を消費し続けるゼロノスシステムにより、あれだけ侑斗に固執してた翔子も、侑斗にかけてもらったマフラーを頓着することなく捨てていく。誰のせいでもない、侑斗自身の運命。それを諦めようとしたところで、良太郎が侑斗を連れて行ったのはミルクディッパー。侑斗の記憶が消えた愛理が、侑斗用のレシピを「完成させないといけない気がする」と言って試行錯誤してる姿だった。
 侑斗が「いなかったことになってる世界」と違い、記憶が消えてるだけなら、強い記憶を持っていた人の想いが勝るかもしれない、ってことなんだろうか。
 次週は、今回最後に再登場した駅長から示唆される侑斗に関する秘密の一端が絡んでくるらしい。侑斗自身が分岐点の鍵でないなら、一体何が鍵???


2007年11月28日(水) 旧暦 [n年日記]

[マンガ] 大したことではないが

 コミック版「あそびにいくヨ!」で、エリスが探してるDVDタイトルがツボ過ぎてワロタw 知り合いに「話が合いそう」とか言われたこともあったが、なんとなくそんな気がする。(意味不明でも突っ込まないで)

[アニメ] みなみけ#8

  みなみけ #8「ほさか」。今回は保坂先輩オンステージ。「変態の割にキャラが立ってない」なんて言ってすいません。BGMと効果音があると、めがっさ変態ですわ、保坂先輩。
 男らしいけど、気持ち悪い保坂先輩の、南春香お近づき作戦の云々、なんだか余計な方向に暴走してるなぁ。それがみなみけクォリティなんだけど。


2007年11月29日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] もっけ#9

  もっけ #9「エンエンラ」。静流は友人・芙美のお香の師匠・佐保を紹介される。年上の高校生なのだが、静流のお爺ちゃんが拝み屋と聞き、かねてから妖怪に興味のあった彼女はお爺さんに話を聞けないか尋ねてきた。佐保はお爺ちゃんが講師をする、資料館で定期的に行われる勉強会に参加するようになるが、静流も物静かで知識も考察力もある彼女に興味を持ち、交流を持ち続ける。しかし、佐保の知識に圧倒されながらも、静流が「見える人」と言うことを知らずに妖怪のことしか話さない彼女に、静流は妙な感じを覚える。そして、見えない世界に答えの出ない問いを追求する佐保の身体から、煙のようなものが流れ出てるのを見てしまう。お爺ちゃんの言うには、それは「煙々羅」というものだという。

 うわぁ……身に覚えがありすぎるなぁ。答えの出ない問題をどうにかしようと力尽くで知識をかき集め、それをこねくり回して考察を生み出す。実はそのやり方では永遠に答えも満足感も得ることが出来ないのだけど、視野狭窄に陥ってしまい、他のやり方を自分で見いだすことが出来ない。佐保の場合、優秀なだけにその世界観が強固になってしまったのだな。
 その堂々巡りの悩みが「煙々羅」を生み出す。静流もその悩みに巻き込まれかけ、同じような堂々巡りに陥りかけるのだが、お爺ちゃんの「煙を吹き飛ばすには、風を吹かせにゃならん」という言葉に、思い切って煙を一層濃くする静流に向けて「普段のことから大切にしないと、非日常のこともわからないんじゃないですか」と呼びかける。その一言が佐保にとっての「風」となり、煙が一時的に晴れる。
 佐保の煙は消えた訳じゃないのだけど、静流との交流の中で新しい視点に刺激を受けるたびに、煙はまた吹き飛ばされていく。お互い刺激を受けて、まあ、いい関係なんだろうねえ。
 あたしゃ人間関係につかれかけてますが。言わずもがなを言っちゃうのが一番いけないんだけどさ。

[アニメ] やっとかめ探偵団#8と素敵探偵#9とスケッチブック#9

  やっとかめ探偵団 #8「遠い国から来た友人」。最近ことぶき屋の常連になったまつ尾婆ちゃんの友だち・メドク。バングラデシュから出稼ぎに来た工員なのだが、日本に来て初めて知った名古屋に親しみを感じてくれていて、まつ尾婆ちゃんも嬉しい。しかし、メドクが働いている工場で、事務所の金が盗まれるという事件があった。唯一アリバイがなく住み込みだったメドクが参考人として警察に連れて行かれる。物的証拠はなく、犯人と断定されたわけではないが、メドクの滞在ビザは切れていてオーバーステイだったことが発覚。捜査の如何に関わらず強制送還されることに。
 真面目で日本と名古屋のことが心底好きになってくれたメドクのために、まつ尾婆ちゃんはマンガ喫茶にいたというメドクのアリバイを立証しようとする。

 マン喫が名古屋発祥だってのは、本当。つか、名古屋来て「こんなのあるんだ」と思ったんだけど。その後、関東の友人に「近所にこういう変わった喫茶店が出来たんだけど〜」と話をされて「いや、それ前から名古屋にあったって」と説明したんですが。
 しかし、相変わらず日曜の朝っぱらからわりと重めのテーマをw 不法滞在の出稼ぎ労働者、しかもこき使われているという。しかし正直で働き者のメドクが人の金を盗むわけがないと、また名古屋に悪い思い出を持って欲しくないと真犯人捜し。まあ、物的証拠がないままのハッタリをかませての自白誘導なのだけど、感情の動きがはっきりしてるだけに、納得はしやすいかな。


  素敵探偵ラビリンス #9「許されざる罪」。ただ一言。「こ れ わ ひ ど い」。いや、近未来が舞台だからSF的ガジェットをトリックに使ってもいいんですが、いきなり伏線も無しに出されても。前のエピソードで追い詰められた犯人が巨大ロボを呼び出すのにもずっこけたけど。そもそもHMDになってるサングラスがあるのが分かり切ってる世界なら、大した推理じゃないだろ、それ。っていうか、キャラの感情の機微の伏線もめちゃくちゃだし。しかしここまでひどいと、逆にそのひどさが楽しみになってきましたよ? どこまでひどくなるんだろう、ホント。


  スケッチブック #9「ナニかのために」。定期試験が近づき、焦る夏海たちが先輩方に試験勉強のコツを聞いて回るのだけど……歌にするとかはありえへんやろw つか、鼻歌で歌ったら試験中周りにも聞こえてしまうじゃん。(実際には使わない)カンニングペーパーを作る、ってのは、結構いいような気がする。結局、試験範囲の要点をピックアップして筆記するってことなのだものな。
 でも、部長の「普段から習慣づけておくのが一番楽」ってのは、至極まともな意見。つか、漏れはそうしてた(優等生的発言)。
 結局、「なんで勉強するんだろう?」ってことになり、やりたいことがあるから、そのためといういつになくまともな栗原先輩、負けたくない奴がいるから頑張るという青、ま、人それぞれで良いんだよね、という話でした。
 しかし、涼風コンビは相変わらずいいなぁ。両方ボケのお笑いコンビが成立するかが問題だけど。