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2007年09月01日() 旧暦 [n年日記]

[その他] ちょっと宣伝。

 萌えミリタリー本シリーズを出してる イカロス出版 から、友人の EXCEL さんがイラストを担当した「どくそせん」が出版されるので、宣伝。発売日は9/7らしいです。「萌え解説本」となってるし、絵柄はこんなですが、話聞く限り「萌え」じゃないような……EXCELさんを知ってる人になら「いつものあんなんです」と説明すれば事足りるんですが。ええ、いつものあんなんらしいです。分かる方もわからない方もご期待ください。多分。

[その他] 「悪」が付く方の趣味ですが

 この手の「趣味」は極個人的(且つ悪趣味)なので、日記にはあまり書いてませんですが、痛い方々の観察とかもしてるわけで。で、あまりに痛い方がいたのでびっくり。
  大石英司氏も巻き込む形での用意周到な罠にハメられていて、それに気づかなかった私に全ての責任があります。
 経緯とかわかんないとさっぱりでしょうが、説明するのもめんどくさい。 こちら でも御覧になってください。要は根拠不明の非難を言い立てた後、その行為のために進退窮まり、自分が出入りしている(そして自分が常連だと思っている)某作家さんのブログで、某作家先生に脈絡もなく助けを求めて、当然ながら余所のいざこざを持ち込まれてうんざりなその作家先生からけんもほろろにされた、ということ。端から見てると、自業自得としか言えないんですが。
 で、その断末魔が「用意周到な罠にハメられて」なわけです。いや、罠にハメられたって、あーた……
 このArtane氏とは一二度どっかで論を交わしたことがあったはずなんですが(どこかは忘れた)、その論のいい加減さにはあきれ果てた記憶だけはあります。あれってわざとじゃなくって素だったのね。
 世の中理不尽なことはあるけど、ネットでの論戦なんて行為と論理を正しくしてれば追い詰められるほどやましいことなんてないのにね。自分に都合の良い妄想を抱いてると、世間と比べて厳しくもないネットでさえ追い詰められるのか。哀れ。

[アニメ] 電脳コイル#14

  電脳コイル #14「いきものの記録」。フミエの弟、アキラは姉からの虐待の恨みを、日々電脳ペットにより記録していた。そのアキラがフミエの周囲の人々を自由研究として記録していくのだが……

 前半は総集編。後半開始にともない、各キャラの紹介し直しってところかな。アキラの虐待されっぷりには涙が出てきます。同情の涙。ええ、身につまされますよ。えぐえぐ。それにしてもアキラ、フミエ以外の女性には節操ないな……
 前半で最も真面目な話、イサコの素顔をかいま見た(つか、盗み見た)のは身内以外ではアキラだけなんだけど……アキラの電脳ペット「ミゼット」も、なんだかおかしな調子になってるし、伏線?
 後半は、夏休みの自由研究にイリーガルの研究を続けるハラケンが、謎の青年と接触する。ハラケンの研究に興味を持つその青年だが、段々言動があやしくなって来る。イリーガルについて、詳しく知ってるふうなのだが……そしてその青年から出た謎の単語「電脳コイル」。って、単に「コイル電脳探偵局」にひっかけたタイトルじゃなかったのか! 「電脳コイル」って存在があるってことは、「コイル電脳探偵局」の産みの親でもあるメガ婆もそのことについて詳しく知っている? ヤサコが幼い頃であった「4423」のことといい、ヤサコ周りにすべての謎が帰結しそう。
 そして次回は「隣駅の少年」。誰のこと?
P.S.謎の青年「猫目」って、声がウラタロスなのか……それでメガネなのか(違う)。


2007年09月02日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] 電王#31

  電王 #31「愛・ニード・侑」。ゼロノスのカードが残り一枚になってしまった侑斗。電王がフォローすることでどうにか最後のカードを使わないでは済んではいたが、強がる侑斗に良太郎は却って心配する。
 そんなある日、愛理が借金の保証人になってしまった煽りで、ミルクディッパーが差し押さえになってしまう。実は悪徳金融会社の社長・藤代が愛理をモノにするために仕組んだ罠で、借金を帳消しにする代わりに自分と婚約しろと迫っていた。良太郎はミルクディッパーのこともさることながら、消えてしまった姉の婚約者・桜井侑斗のことを知る人物が姉の前に現れたことにはらはらする。姉が無理矢理桜井の記憶を取りもどすことで、また自殺を試みるのではないかと不安になったのだ。
 侑斗も表面上は無関心を装いながら気が気ではない。そしてもう一人、愛理に近づく悪い虫に、リュウタロスがじりじりとしていた。

 侑斗は自称愛理の婚約者の桜井侑斗と同一人物なのだけど、その態度といい、良太郎の知ってる桜井さんとまったく違うことといい、良太郎は半信半疑。それでも侑斗は愛理のピンチにいてもたってもいられない様子で……
 愛理のことが大好きなリュウタロスも当然藤代のことが気にくわない。暴走しそうなリュウタロスを「必要なときには呼ぶから」と説得して引き下がって貰う良太郎だが、これが後でとんでもないことに。
 で、愛理が藤代に会いに行ったのを追いかけてった先で、藤代に憑いていたアント・ホッパー・イマジンが電王を挑発、愛理のことは侑斗に任せて、良太郎はリュウタロスを憑依させてイマジンを追う。リュウタロスも愛理のためだからとしぶしぶその場は侑斗に任せてイマジンを追うのだけど、これが裏目に。強さは四フォーム中最強だけど子供っぽいリュウタロスの性格を逆手に取られ、実は二体いたアント・ホッパー・イマジンに不意打ちを食らってしまう。「ボクがお姉ちゃんを守るんだ!」と意地になったリュウタロスは他のタロスに交代することもクライマックスフォームになることも拒否し、電王はボロボロにやられてしまう。
 この二体のアント・ホッパー・イマジン、「アリとキリギリス」のイメージを得て実体化したらしく、左半身はアリ、右半身はキリギリスモチーフというデザイン。しかし二体の兄弟で、兄がアリでスコップを手にし、冷静沈着で陰険な性格、弟がキリギリスでヴィオラを手にし、享楽的で暴力的な性格。その他のデザイン上はまったく同じ、というか、一体の着ぐるみを合成で二体登場させてるみたいなんですが……予算、ホント厳しいんだなぁ。でもマスクくらいは変えて欲しかった……あと、スコップのヘリは当然鋭く研いであるんですよね? 塹壕戦で最も多くの兵士を殺した武器だし。
 次回は愛理に婚約の申し出を断られた藤代が暴走、監禁するのを見て、侑斗がついに最後のカードを……ということらしい。侑斗はカードを使うたびに大事なあるものをなくしていってるらしいけど、一体なんなんだろう? 桜井さんが消えたのとかと関係ある?

[特撮] ゲキレンジャー#27

  ゲキレンジャー #27「ベランベラン!燃えよ実況」。ゴウの加入によりさらに強くなったゲキレンジャーだが、ゴウが不完全な獣獣全身変の後遺症に苦しんでいることを見抜いたロンが、自分の臨気を送り込むことでゴウの狼男化を促進、ゲキレンジャーの連携を崩してしまう。
 自分で制御できない狼男化に悩むゴウだったが、それを見かねてやってきたのは、なんと巨大ロボ戦の実況担当をしている激獣フライ拳の使い手バエだった。

 って、まさかバエが本筋に絡むとは……つか、正直役に立たなくね? つか、ジャンたち、存在も知らなかったし。ピョン・ピョウからは「激獣拳から臨獣拳に鞍替えした裏切り者」呼ばわりされるが、実はバエにも事情があった。かつてメレとの戦いの中で不完全な獣獣全身変を使い今の姿になってしまい、さらにはメレに飲み込まれてしまったが、その後メレは死亡、理央によるメレ復活の煽りで一緒に復活したバエは、一定時間メレの臨気を浴びないと再び死者になってしまうのだ。って、そんなことよりバエが元々ちゃんと人間の姿だった方がびっくりですが……いや、そのはずではあるんですが。
 しかも激獣フライ拳は、激気を声に変換する技って……いや、それ実戦で役に立つの?(一応実況はフライ拳を使ってたんだ……)
 けど、自分と同じ不完全な獣化に苦しむゴウを見かねて、身の危険も省みずメレから離れて「実況」でゴウの心の戦いを応援するバエ。ちゃんと役に立ちました。
 で、メレの臨気が切れかけて力尽きたバエを、メレが迎えに来る。「勘違いしないでよね!」って、メレ様ツンデレ? 「こいつも一緒に理央様によみがえらせて貰ったのだから、こいつも理央様の愛の一部」って、理央に関係した物はなんでも取っておきたいってこと? ヤンデレ?
 次回は五人目のメンバー・ゲキチョッパーが早くも登場。バイオレットがムエタイモチーフなのに対し、チョッパーは空手モチーフらしい。つか、「チョッパー」って色じゃないし。マス大山?

[アニメ] グレンラガン#23

  グレンラガン #23「行くぞ最後の戦いだ」。月落下阻止から一週間、シモンたちは地上復興を急ぐと共に、新たに得た超巨大戦艦「カテドラル・テラ」により反螺旋族への反抗を行うことを検討していた。そんな中、地上復興を一任されていたロシウが、復興プランをキノンに託した後、いずこかへ姿を消してしまう。そのことをキノンから相談され、シモンは不安を覚えてロシウを探す。
 シモンの不安通り、ロシウはシモンを追い落としてまで取った行動が結局人類を破滅に追いやりかけたことに自責の念を起こし、人知れずその責任を取るつもりだった。そして最期の場所として選んだ生まれ故郷のアダイ村で、ロシウは育ての親である司祭と再会する。

 冒頭の螺旋力と反螺旋族の説明、なんつーか……結局、最初にカミナが言ってた「気合いがあれば動く!」は正しかったってことか。「この宇宙は気合いと恋で動く」って、バカバカしいほどわかりやすい説明だな。そのくらい噛み砕かないとグレン団のメンバーには理解できないのだろうけど……まあ、そのアホが良い方に出てヴィラルもあっさりメンバーに認められる。けど、ガンメンを動かせるのだから、獣人も螺旋力はあるはずだよな。繁殖力がないから地上人口の数にはカウントされない、ってことなのかな。
 一方、生真面目なロシウは自分のしたことをあっさり忘れるわけがない。他のメンバーは気にもしないのだろうけど。で、それと適地に殴り込むための機能「螺旋認識転移システム」の起動がからんでるのが今回の話。かつてはカミナにぶん殴られたシモンが、今度はロシウをぶん殴る。
 活を入れられたロシウに地球の後事を託し、シモンたちはカテドラル・テラ改め超銀河ダイグレンで反螺旋族の本拠地に殴り込む。これで第一話冒頭の展開に繋がるわけなのだな。「戦いはこれからだ!」で終わるかとも思ったけども、きっちり最後までやるのか。
 全27話だからあと四話。どういう風に展開するのかな。


2007年09月03日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] レ・ミゼラブル

 みなもと太郎じゃないです。
 今 青空文庫 (著作権保護期間が切れたり著者が著作権フリーにした著作を有志がテキスト化して公開しているボランティアサイト)でレ・ミゼラブルをダウンロードして読んでるんですが、「第二章コゼット」まで読み終わりました。アニメの「少女コゼット」だと、修道院に入ったところで、少女期のところ。アニメの方はもちろんアニメ向きな肉付けをされてるんですが、大きな違いは以下の通り。
  • ジャン・ヴァルジャンは最初は脱獄囚ではない。刑期を終えてツーロンの徒刑場を出ている。しかし、ミリエル司教のところから銀食器を盗んだ罪(司教は「あげたものだ」と言ったのだが、ジャヴェルが盗みにカウント)と更にもう一件(こちらは明確な盗みを行っている)により、元徒刑囚であるジャン・ヴァルジャンは微罪でも無期懲役になってしまう。
  • 正体がばれてからマドレーヌ市長としての身分を捨てて、すぐにはコゼットを迎えに行っていない。最初に手持ちの資金を隠し、その後コゼットの預けられているモンフェルメーユの下見を行った後、警察に逮捕。その後ツーロンの徒刑場に再収監されるが、作業中の事故による死体行方不明の死亡を偽装して脱獄に成功する。コゼットをテナルディエ夫妻から取りもどすが、ジャヴェルの嗅覚により生存がかぎつけられる。
  • 少女期のコゼットの生活及び虐待は具体的にはほとんど描かれていない。しかも日常的な暴力と侮蔑により、虐待された小動物のように萎縮し、怯えた子になってしまっている。シュシュは勿論出てこないし(犬はいたがシュシュとは別物)、ガヴローシュとの関係も描かれない。
  • ヴァルジャンはミリエル司教の慈悲を受けて完璧な慈愛の人になったわけではなく、その流転の中で何度か信念を挫きそうになっている。
 読んでるとジャン・ヴァルジャンがいろんな意味で超人。まあ、作劇上の都合というか、良い嘘というか。

[その他] 痛々しい……

  国際陸連、大会成功をアピール=世界陸上時事 )。「 男子50キロ競歩での混乱に象徴される運営面の不手際に関する質問には「(競歩は)日本陸連からコメントが出されている。そちらを見てほしい」とコメントを避けた。」。まあ、対面の問題もあるので「運営上の問題がありました」とは総括で言いづらいのだろうけど……
  「世界陸上」の真の舞台裏、運営がむちゃくちゃで現場は大混乱GIGAZINE
  閉会式で盆踊り? 世界陸上Sportsnavi )。
 「成功」の定義にもよるのでしょうが、ちょっと、ね……


  少林寺、ネットの「忍者に敗北」投稿に激怒ITmedia )。なんで忍者なんだ??? 香港映画のネタなのか?(たしか、そういうのもあったと思ったが) わけがわからん……


2007年09月04日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 鉄のフライパン

 ここ半年ばかり、鉄のフライパン使ってるんですよ。それ以前は安手のテフロン加工のを使ってました。最初はいいんですが、どう使ってたってだんだん皮膜がはがれて使い勝手が悪くなっていく。構造上、当り前ですわな。安手だからはがれやすい、ってのはあるだろうけど、理屈上高価なものだろうがだんだん皮膜がはがれていくことには違いがない。しかも普通は再生不可。これまでは買い換えていってたんですが、なんだか捨てるたびに無駄にしてる気がして、鉄のフライパンに乗り換えました。
 使い終わったらすぐにちゃんと手入れしないとすぐ表面にさびが浮くし、空焼き、油返しの手間はいるんですが、きちんと道具を「手入れ」してる感覚があるのですよね。きちんと手入れをすればその分の働きをしてくれる。「道具」としての感覚ですわ。手間がそんなにかかるわけじゃないですし。
 ナイフとか同じ、「使い潰す」のではなく、手入れをして「使い切る」まで使える道具ってのはやっぱいいですな。
 だけど、ちょっと弱点があって、麺類の炒め物、例えばソーミンチャンプルなんかは特に表面に焼け付きやすい。使って半年程度では油の皮膜が出来きらないということなのか。
 で、いろいろ試行錯誤してみたのだけど、この欠点をどうにかする方法がようやくわかった。フライパンに麺を投入する直前にだしなどを少量入れ、炒め始めは炒め煮っぽくなるようにすれば麺がフライパンにくっ付かない。水分が入ることでフライパンの表面温度が一気に下がることと、麺が表面から「浮く」状態になるためだと思われる。
 ソーミンチャンプルだとどうせ鰹だしを入れる(手軽に粉末おでんだしを水で溶いたもので代用)ので、そうめんを入れる直前に鰹だしを入れるようにしたら、くっつきがなくなった。ペペロンチーノの場合は、ゆで汁。
 ただ、入れるだしなどの量が多すぎると水分が飛ぶまで炒めなければならず、麺がのびてしまうので入れる量は加減すること(麺を入れてせいぜい十数秒で汁気がなくなるぐらいがいい。)と、麺は普段より若干固めにゆであげておくことが必要。あと、鉄のプレス製品は急激な温度差で歪みが出やすいので、重くても厚手のフライパンの方がいいと思う。厚い方が保熱力もあるし。

[その他] 瀬戸の花嫁#22

  瀬戸の花嫁 #22「傷だらけのアイドル」。歌番組にバラエティ番組、最近はドラマまでにと仕事が忙しい江戸前ルナ。授業も欠席しがちだが(単に影が薄くなってたわけじゃないのね)、今度はドラマの台本読みに隠し芸大会の隠し芸の練習が重なり、燦にドラマの台本読みの相手役をしろと言い出す。友達のルナのための二つ返事で引き受ける燦だが、「理想の恋人を演じればいい」というルナの言葉に、燦は「自分の理想」である、時代錯誤なバンカラのコスプレをしてルナたちを逆に引っ張り回す。学校でもルナの台本読み合わせの相手をめぐってあわや再びの校内大抗争の惨事になりかける。
 結局台本読みが出来なかったルナは、ドラマは後回しにして隠し芸大会の練習をしようとするのだが、これまで練習をサボっていたルナは、ずるをして巻を使った腹話術をすることを考えつく。巻も燦からも頼まれたのでは仕方ないと承知するが、学校で腹話術人形に扮した巻がルナの普段の姿を口走ったりと永澄たちは巻の正体がばれないかとはらはら。案の定、巻が腹話術人形の中に入っていることに気付いた明乃が、テレビの前に巻の姿がさらされるような真似をやめるようルナに忠告するのだが……

 久々のルナメイン回。って、先々回もそうだっけ? いや、ありゃルナパパと豪三郎か。
 ここしばらくずっと影が薄かったのはお仕事してたせいで、出すのを忘れてたわけじゃないのよ、と言わんばかりのアレ。前半は、なんと言っても「瀬戸島燦八」が……燦がさらし巻きのヘソ出しルックなのだけど、ちっともサービスでないw まあ、燦の理想像は前回出ていたのだけど、ホントにアレなのか? ええのか? 塾長言われても。むしろ富樫?
 後半は台本読み合わせは諦めて、隠し芸大会に巻を使おうとするのだけど、燦の頼みだから引き受けたものの、ルナのことをどちらかと言えば敵対視してる巻が素直に協力するわけがない。家で永澄を下僕とか呼んでることをばらしたりするのだけど、学校でも普通に地を出してるだろ、ルナ……
 明乃が巻がテレビに姿をさらす危険を指摘し、巻を使うのをやめさせようとするが、どんな仕事でもいい加減な仕事は晒さないと宣言するルナの芸魂に巻が感情移入、一転協力的に。が、燦も明乃を止めようとしてデッキブラシ片手に対峙したことから、燦様命の巻はさっきの宣言もどこへやら、ルナを引きずり倒して加勢に……あ〜あ、話はまとまりかけてたのに。
 最後はなんでルナが永澄を台本読み合わせの相手にしようとしなかったのかの、本心がちらっと。あ〜、そういえばこいつツンデレだったね。素でこうなんで忘れてましたわ。
 次回はミスターダンディこと政さんの過去。やっぱりダンディな過去が?


2007年09月06日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 藍蘭島#23とCODE-E#9

  藍蘭島 #23「つれていって、寺子屋」。藍蘭島にも島民のみんなに勉強を教える寺子屋があり、最近行人はそこで算数を教える手伝いをしていた。しかし、すずは大の勉強嫌い。以前寺子屋に無理矢理連れて行ったときも大暴れして逃げ出したのだが、島民のみんなはそんなすずを心配し、なによりすずと一緒に勉強をしたいと、すずを寺子屋に連れてくることを画策する。その計画で行人がすずを欺して連れ出す役をさせられるのだが……

 くないさん、存在が削除ですか。本来しのぶ登場前で、みこと、しのぶの上の姉くないが先生のはずだったのだけど、ヒロイン登場を優先させたために構成にそのあおりが。前回の「青い鳥」もそうだったけど、最初の方のエピソードを後に持ってきているので、なんだかちょっと変な感じ。てか、行人のナレーション「みことの姉のしのぶさんが……」ってのは明らかに変だろ。
 話もすずを寺子屋に連れて行くドタバタがメインで、すずがヒロインということを強調するためかも知れないけど、本来最初の方のエピソードなので、そう大きなエピソードにはならない。う〜ん、やはり構成ミスな気がする。とは言え、あと三話。どうも最後はアニメオリジナルエピソードで、行人が島の外に帰るかも、という展開になるっぽい。


  CODE-E #9「消えた力と気持ちのこと。」。光太郎と園美の話を立ち聞きしてしまい、光太郎の口から「千波美の能力に興味があるだけ」と語られるのにショックを受けた千波美は、能力を暴走、町内一帯の電気機器をふっとばしてしまう。アドルとミリスなどはその力の強さに喜ぶが、その後千波美の暴走がぴたりと止まってしまう。実は、ショックせいか千波美の能力は消えてしまっていたのだ。それに気付いた由真からそのことを知らされる千波美だが、ずっと望んでいた通りになったはずなのに、嬉しいとも思えない。テレビを見たり、電気調理器具を使ったりと、今までに出来なかったことをし、携帯も買うが、友達の小松菜から「なんだか、らしくない」と言われてしまう。

 やっかいだと思っていたものが、自分と不可分の個性だった、かも、という話。光太郎に惹かれつつあった千波美は光太郎が、父から見合いを奨められた園美から千波美をどう思ってるのか問い詰められ、動転してしまい、「彼女は研究対象に過ぎない」と千波美が聞いてるのも知らず口走ってしまう。そして千波美の能力が消えたことも知らず新しい装置を開発するが、園美から千波美の能力が消えたことを知らされ、逡巡する。園美も、「ただの研究対象だったんでしょ?」と言うが、その表情は園美自身、その言葉を信じてないよなぁ。光太郎はどう思ったか知らないけど、園美は千波美が立ち聞きしたことに能力が消えるほどのショックを受けた、ということに感づいたようだし。
 千波美の能力の強さに一度は喜びつつも、どうやら能力が消えてしまったことに落胆する双子スパイも、千波美の監視をやめることを口にし出す。こいつらはこいつらで事情がありそうだし、役に立たないから見捨てる、ということが出来るほど非情にも見えないのだよなぁ。特に、次回以降の展開でお人好しぶりが発揮されそう。
 次回は千波美の能力が消えたにもかかわらず安満沢村に絡んだ陰謀が本格化?
 しかし、人の気持ちをおもんばかる心の余裕と、大人の存在があるだけでどうして恋愛のもつれでもこうも違うのか……>School Days
#しかも次回は「みんなの誠」って……


2007年09月07日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 書店にならんでいなかった

 「 どくそせん 」目当てに書店に行ったけど、まだ並んでませんでした……出版社サイトの発売日9/10の記述が正しいのかな?

 まあ、それとはまるで関係ないんですけどね。今日、地下鉄のトイレに寄ったんですよ。用を足しながらぼーっとしてたんですが、ふと気付くと、便器から人が離れた後で水音がしない……って、ええ!? 手を洗わずに出てる!?
 全員が全員じゃないんですが、三人に二人はそんな感じ……いや、その、自分のをさわった手でドアノブ持ったり握手したりしてるんですか? 吉良吉影の気持ちがちょっとだけわかった。

[アニメ] DARKER#22

  DARKER #22「粛正の街は涙に濡れて…(後編)」。アンバーたちによって掠われた猫(マオ)とノーベンバー。そこでやはり誘拐されたゲート研究の第一人者シュレーダー博士から、博士の研究に関する驚くべき事実が明かされる。
 実は、博士が研究していたのは「契約者」を地球上から一掃してしまう方法。本来は「流星の欠片」が必要なのだが、博士はその代替物で達成する方法を開発していた。しかも、実はその計画には国連組織の「パンドラ機関」をはじめとして、各国が協力していた。黒たちの属する「組織」もその例外ではない。アンバーたちはそれを阻止しようと活動していたのだ。
 力を使うことで次第に幼くなっていくアンバーから、「このままだと、契約者がすべて滅びる未来が来る」と言われるノーベンバーは、「まるで未来を見てきたようだな」と皮肉を返すのだが、アンバーは未来を見てきた証拠に、ノーベンバーがこの部屋から出たら死ぬと予言する。
 そこに、猫を助けるために契約者らしからぬ無謀を冒す黒がアンバーたちの隠れ家に侵入してくる。

 これまで不明だったアンバーの動機が明かされる。能力も、やっぱり時間移動能力らしい。しかも、対価は「年齢逆行」のよう……「老化」が対価の契約者もいたけど、「若化」の場合はしばらく力を使わなければ、無制限に、しかもいつまでも若くいられる。逆に、使い続ければ最終的にはどうなるのか……だけど、アンバーはそんなことすらいとわず能力を使っているらしい。アンバーの奇妙な挙動は、未来を知ればこそのことであって、実はその根本は黒と契約者の未来を救おうとしてた、ってことか。
 今回、最初は猫の独白でおちゃらけ気味に、しかし後には自分たちの破滅を組織が計画してると知らされたノーベンバーが取った「契約者には人間性が欠如してる」という「常識」の破綻。合理的な思考は性質のようだが、感情や情動は依然としてある、ということか。
 そして、それがゆえに、ノーベンバーの取った行動は……誇りのための行動だったんでしょうかね。出来る限り自分一人でことを収める、以外は、どう考えても「合理的」ではないのに……
 猫からアンバーの真意を聞かされる黒たちと、ノーベンバーから後事を託されたフェブラリーとジュライ、そしてアンバーたち。世界を相手取ってどう動くのか。
 って、次回は初の一話完結ものっぽい。それも、アンバーが退場? へっぽこ探偵たちも関わる?


2007年09月09日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 電脳コイル#15

  電脳コイル #15「駅向こうの少年」。買い物先のデパートで母親に「方向音痴」と言われてムキになったヤサコは、一人で帰ろうとして迷ってしまう。しかもイサコと間違えられて別の学校の男の子たちに追いかけ回されてしまう。それを、やはり違う学校の男の子タケルに助けられる。タケルに送られる途中、辺りの風景が昔見た光景であることを思い出し、「4423」と会った思い出の神社を探す。しかし、案内された「階段に鳥居のたくさんある神社」は、似てはいるが別物。それを聞いたタケルは「その神社は現実世界ではなく、メガネの見せた仮想の場所なのかも知れない」と言う。

 ヤサコが昔4423に会った場所は現実ではなく仮想世界。のみならずヤサコはその時にイリーガルにも会っていた。そんな昔からイリーガルがいたことにタケルも驚く。さらにヤサコのメガネが「イマーゴ」の機能が生きているらしい。ヤサコが古い空間に入り込んだりしたのはそのせいらしいのだが、ただの親切げな男の子に見えたタケルはそのことを何者かに報告、その中で「カンナ」の名前が……カンナのメガネもイマーゴの機能を持っていて、それが事故に巻き込まれた原因らしい。てか、カンナのことを知ってるってことは、タケルは猫目とつながりがある?
 なんだか一気にいろいろ明かされてきたけども、このことがどんな危険な事態になるのか。ヤサコもカンナのように事故に遭うのか、イサコの目的がそれにどうからむのだろう。

[特撮] 電王#32

  電王 #32「終電カード・ゼロ」。リュウタロスが意地を張ったせいで二体のアントホッパーイマジンに追い詰められる電王ガンフォーム。後を追ってきたデネブによりかろうじて救出されるが、良太郎は大怪我で入院してしまう。そしてお見舞いに来たデネブから、「ゼロノスのカードを使うことで侑斗は大事なものを消費している」と聞かされる。良太郎たちは一致団結して侑斗に最後のカードを使わせないようにしようと決めるのだが……
 一方、ミルクディッパーでは尾崎と三浦が藤代の会社の悪事を暴くことでその陰謀を挫くことに成功。しかし、藤代に取り憑いたアントホッパーイマジンが藤代の願いを叶えるために藤代の身体を乗っ取って愛理を誘拐。良太郎は無理をおしてアントホッパーイマジンを追うが、二対一どころか、デネブが参戦しても押されてしまう。見かねた侑斗は、ついに最後のカードを使って変身する。

 藤代の野望は挫かれ、愛理も桜井のことを思い出しかけるが、ゼロノスのカードがなくなってしまったことでとんでもないことが起こる。ゼロノスのカードを使うことの代償、それは、人々の記憶の中から「桜井侑斗」の存在が消えてしまうことだった。桜井のことを思い出しかけていた愛理はもちろん、特異点である良太郎以外は皆桜井のことを忘れてしまったよう。ゼロノスにももう変身できず、人々からも忘れ去られて、侑斗、どうするんだ。
 一応、ゼロノスの新フォームも発表されてるので復活はするのだろうけど……
 次回は、ハナが若返って、子供の姿になってしまう。そういや、ここ暫く姿を見せてなかったな。最強ヒロインの座、あやうし?


2007年09月10日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] ガラじゃねえ

 ガラじゃないことをする必要ってのがたまにあるわけで。自分の利害だけだったら「じゃ、逃げちゃお」で済ませることもできなくはないのだけど、それやると自分よりも他人がまずいことになるってのが……しかも、そのまずいことになる他人が、自分がガラじゃないことをしなければいけない相手ってのが、また。
 ま、焦らず戦略を立てよう。

[アニメ] ゼロ使双月#09

  ゼロ使双月 #09「炎の贖罪」。案の定、アニエスの故郷を焼き払った部隊の隊長はコルベール先生。しかしコルベール先生は直後にそれが政治的陰謀に利用されたと悟り、唯一の生き残りのアニエスを助けていた。直後に言い出すくらいなら事前に村が本当に疫病だったのかとかは調べてなかったのかってのはあるのだけど、原作ではその辺クリアしてるんでしょうかね?
 それはさておき、最初から登場していたので微妙にモブキャラっぽかったのだけど、魔法使いなのに魔法に頼らない技術の研究にいそしんだり、にわかにだけど戦争に拒否反応を示すところを見せたりとして、最後の最後に妙にかっこいいところを見せましたな、コルベール先生。今回のシーズンは戦争が舞台なだけに、反戦を全肯定とはいかずともやっぱその言動が以後の展開に影響を与えるのか。
 でも、過去で一番びっくりしたのは、コルベール先生のおぐしが……昔からさびしい頭なわけではなかったのね。