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2007年07月01日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] 電王#22

  電王 #22「ハナせない未来」。侑斗を襲い、ゼロノスと戦うリュウタロス。隙を突いてリュウタロスはゼロノスを追い詰めるが、とどめを刺そうとしたすんでのところで良太郎が身体の支配権を取り戻す。イマジンをしっかり管理できない良太郎をなじりその場を去る侑斗に、ハナが消えた時間のことについて聞こうと食い下がる。侑斗は「デネブの代わりにお菓子を全部売り切れ」と無理難題をふっかけてきた。
 一方、リュウタロスとゼロノスが戦っている間に契約を完了してしまったトータスイマジンだが、契約相手のサラリーマンは大した思い入れもない願いだったのでなかなか扉が開かない。業をにやしたイマジンは腹いせに契約者をぼこぼこにして病院送りに……良太郎はそんなイマジンの監視とハナの手伝いを、タロスたちを二手に分けて両方やることを提案する。


 リュウタロス、子供と言っても攻撃力がやたらと高いから洒落にならないなぁ。侑斗でなくてもそりゃ怒るだろう。と言ってもリュウタロスは独自にチケットを持ってるし追い出すに追い出せないって事情もあるのだけど(そもそも良太郎の性格から言って追い出せないだろうけど)。侑斗がいらついていた理由がもう一つあって、ゼロノスのカードは枚数制限があって変身できる回数が限定されていること。増やすことはできないのかな?
 足を怪我したハナが侑斗の無理難題に答えようとするのを良太郎が止めるのだけど、途中でハナが着ぐるみ持って物陰に隠れ、良太郎が慌てだしたからなにかと思えば……良太郎、役得? 白鳥百合子、最近あちこちでグラビアアイドルとして出てるし。前回まったくいいところなしだったモモタロスも所場代を求めて絡んできたチンピラ撃退で活躍。こういうのは確かにモモでないとなぁ。
 で、かなり無理矢理気味に過去に飛んだトータスイマジンを追って、今回の電王はロッドフォームに。亀対亀w 二体に分離するイマジンに、ゼロノスと協力して退治。けど、暴走してギガント体が出現。ギガントも二体……一体はイスルギで倒すのだけど、もう一体はゼロライナーが倒す。けど、バッファロー型ヘッドのドリルの方はともかく、もう一体のナギナタ型は……ウラタロスが「もう電車じゃないね」とツッコミ入れてたけど、それを言ったらおしまいよ?
 結局侑斗もゼロライナーと消えた時間のことはなにも知らなかったのだけど、「ゼロライナーは過去に確かに消滅し、そして復活した」と、ハナのいた時間も復活してるかも知れないという示唆を残す。消えたり復活したり、って、イマジンたちの目的にも関係があるのかな?
 次回は良太郎に憑く新たなイマジン、ジークが登場。別に磁石の力で合体したりとかはないと思いますが。でもこのジーク、映画版にも登場して映画版オンリーフォーム「ウィングフォーム」になるはずなのだけど……テレビではウィングフォームは出ないのになぜ???
 あと、雑誌媒体で「クライマックスフォーム」が露出し始めてる。ソードフォームをベースに、左肩にロッドフォーム、右肩にアックスフォーム、胸にガンフォームのデン仮面がくっついた形。四体同時憑依状態なのだろうけど、主導権は誰?

[アニメ] 電脳コイル#8とグレンラガン#14

  電脳コイル #8「夏祭り、そして果たし合い」。いよいよ夏休みに突入する大黒市第三小学校。ハラケンのおばちゃんは、デパート建設現場の電脳空間に大穴が開いた事件にイサコかヤサコのどちらかが関係しているのではと、二人を探り学校内に罠を仕掛ける。学校内の古い情報空間を探ろうとするイサコは、邪魔な罠を回避しようと、黒客をコイル探偵局たちにけしかけ、その隙を突くことを計画する。
 しかし、イサコの命令に複雑な表情をするのは黒客の元リーダー、ダイチ。ダイチは本当はフミエのことが好きなのだが、それがなかなか言い出せないこともありイサコの命令に素直に従えない。それでも逆らえないダイチは夏祭りに集まったフミエたちに、果たし合いの肝試しを申し込もうとするのだが……

 甘酸っぱいですなぁ。ダイチは浴衣姿のフミエに見とれ、イサコの到着まで申し込みを待つはずが、「は……果たし合いに行きませんか?」とマヌケな挑戦を……果たし合いの情報は実は事前に掴んでいた(そういや弟がスパイになってたっけな)フミエは、別に驚きもしないし、イサコが来てから再度果たし合いの申し込みをすることになって、その間皆で夏祭りの出店を見て回ることに……なんだかんだでダイチとフミエ、ヤサコとハラケンがいいムードになるのだが、腑抜けてるダイチを見て、イサコが「ミチコさんを呼んでフミエたちからメガネを取り上げても良い」と、ダイチに半ば脅迫じみたことを言う。自分が果たし合いで勝ってメガネを取り上げるのがフミエたちにとっても一番穏便に済む方法、と信じ込んでしまったダイチが、感情を押し殺して敵意丸出しの挑戦を……イサコにとっては騒ぎが起こることが重要であって、勝負内容は二の次のはずなのだけどなぁ(勝ったら勝ったで邪魔者を消すことができるのだろうけど)。
 ダイチ、フミエ組とは別に、ヤサコ、ハラケン組は境内でイリーガルを見つける。が、そのイリーガル、実は死んだカンナの電脳ペット・クロエのなれの果て。メタバグをハラケンに渡したところで、キュウちゃんに消滅させられてしまう。メタバグは、カンナのメガネにかかったパスワードなのかな?
 他に今回わかったことは、サッチーの命名はヤサコのお父さん(確かにセンスない……)、自称十七才の原川玉子さんはお酒が飲める(らしい)年齢、イサコの頭には少女の顔に見える影があること。
 で、さんざん甘酸っぱかった今回に対し、来週は黒客たちとのバカ騒ぎっぽい。ヤサコはメガビームのポーズの特訓やらされてるし、ダイチたちはどうもチョコレートボンボンで酔っぱらってるらしいし……ダメだこりゃw


  グレンラガン #14「皆さん、ごきげんよう」。王都テッペリンに迫った大グレン団は、獣人たちの攻撃に耐え、いよいよ大反撃を行おうとしていた。カミナの墓参りをしてそのことを報告するシモンとヨーコ。しかしそのことを察知したかのように四天王二人の要塞型ガンメンが同時に出撃してくる。圧倒的な物量を前にグレンラガンも押され、あわやとどめを刺されそうになるが、その時以前シモンがグアームを倒した時の映像を見て決起した人間たちが集結してくる。

 流れとしては、大グレン団集結と同じなのでその辺は、まあ。
 しかし大決戦だけあってアクションはかなり大サービス。板野サーカスもやりまくりだし。前回のシモンの活躍で、ロシウ乗ってる意味ないじゃん、と思ったら、シモンが疲れた時のバックアップとしての意味があったかw
 で、シモンとグレンラガンのピンチに決起した味方が集結……はいいのだけど、ダイガンドとテッペリンの合体技に、なすすべもなく特攻、ってのは……まあ、バカばっかだからなぁ。で、それに釣られて続々特攻をしようとした援軍を止めたのはニアの空中映像。いつあんな設備がw 天を衝くシモンのドリルを信じるニアは、ダイガンドをシモンが止めることを信じて、皆にも待つようにお願いをする。そこで「お願い」とメロディマークをすれば……って、それは持ってるぬいぐるみの方だったか。
 その信頼に応えるように、地中からダイガンドを攻撃したグレンラガンは、一度は押しつぶされそうになるものの見事に撃破。残るはテッペリン攻略のみになるのだけど、そのテッペリンの外壁が突然崩れ始め、巨大な顔が……テッペリン自体がガンメンかよ!
 次回は第二部終了か? 最後に立ちはだかるのはヴィラルかとも思ったけど、顔が二つあるガンメンが出てるな……エンキドゥではないよな? ロージェノムのガンメンなのかしらん? グレンラガンと因縁のある機体なのかな?

[その他] 関係ないし、どうでもいいってやどうでもいいんですが

  突如アキバで“6・30アキハバラ解放デモ”発生! 彼らの言葉に耳を傾けろ!ascii.jp )。デモの届け出は警察に届け出てるみたいだし、まあ、法律には抵触してないようだからお好きにどうぞ、というのが一応の態度なのだけど、個人的にどう思うかと言えば、ウザイ、の一言。
 「解放デモ」って、一体何から解放だってのか。「革命」とかを前面に打ち出すのも、冗談のつもりかもしれんけどそれにしたって何時のセンスかと聞きたくはなる。ギャグにもなってない。別にそれをやるのは自由だけど、自分たちがオタクの代表だ、みたいなツラされるのは鬱陶しい。そもそもオタク文化そのものがもはや消費文化の産物である以上、共産主義的思想とこれほど相容れないものもあるまい。こいつら一体何をしたいんだ、というのが正直なところではある。デモというわりには確たる主張があるわけでもなさそう。集まって騒ぎたかっただけ? それならそれで構わないけど、思想を振り回してるふりをして、それにオタク云々という看板を使われるのははた迷惑。
 主催者が中核派のシンパという話もあり、なんだか政治的に利用してやろう(そいでもって失敗してなんだかわけのわからないものになった)という匂いがしないでもない。
 何をするのも勝手かもしれんけど、やるなら自分たちの名前と主張だけでやってくれ。アキハバラ解放とか訳の分からんお題目をオタクの代表面してしないで欲しい。そもそもの主張がよくわからんけど、自分たちの要求を声高に叫ぶのが当たり前で、世間からどう見られ、それによりオタク全体がどう思われるのか、って頭はないらしい。人様世間様に迷惑をかけない、という価値観はないのだろうか。少なくともオタクの代表顔をされるのは私には迷惑。


  防カビ洗面器、「置くだけでピカピカ」根拠なし 公取委朝日 )。マイナスイオンとか酸素水とかもなんとかしてください。もうアフォかと。


  2007/06/29-17:49 医師、看護師の派遣解禁を=07年度規制改革要望−経団連時事 )。「 医師や看護師らが携わる医療は同法で派遣禁止業務とされている。しかし、医務職の人材不足が社会問題となっている中で、有資格者の女性や高齢者の活用を促す観点からも、早期に派遣を解禁する必要性を指摘した。」。自分の頭が悪いだけかもしれませんが、ここの理屈がようわかりませんですた……人材不足の解消のために不安定雇用を解禁することが、リーズナブルな解法? わかりません。人材不足の分野は、ただでもハードワークで責任を求められるというのに……


  Asked for Apology, Japan Plays for Time in Sex Slavery StandoffNYtimes )。はいはい、大西大西。本当にこの人はギャグにしかならなくなったなぁ……


2007年07月02日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 要領を得ない

  首相「実績問う」、小沢氏「逆転を」…参院選で党首討論読売 )。党首討論の最後の方だけ見ました。小沢氏が「二大政党制の確立を」と言ってる部分。「二大政党制にならなきゃ民主主義じゃない!」みたいなことまで言ってましたが、まったく根拠不明……安倍首相を支持するわけでもないけど、民主を支持するのもバカバカしいとしか思えない。どうにかならんものか。


  ニンテンドーDS、Wii好調の中、PSは…アメーバニュース )。スクエアエニックスとコナミがしばらくPS3用ゲームの開発と販売を見合わせるというニュース。新規は、ということだと思うけど、やたらと開発費がかさむが、売り上げが見込めないのでは、まあ、そういう流れになりますわな……久多良木氏にとっての理想かはよくわからないけど「理想のハード」を追求するあまり、戦略まで狂わせてるわけで……ハード自体の性質から来る戦略の足かせが大きいのだから、取れる手はあまりに限られてるのだが。


 それはそうと、今日買ったもの。

ベクター・ケースファイル 稲穂の昆虫記(1)/藤見泰高・カミムラ晋作
図説武器だもの/武器ドットコム・大波耀子

 「ベクター〜」は週刊チャンピオンで連載していた「サイカチ」の「師匠」こと昆虫マニアの女子高生・榎稲穂が主人公のスピンアウト作品。虫が引き起こす事件を解決していく、というものなのだけど、悪い虫を退治する、というより、起こる事件は人間の生活圏の拡大により居場所が奪われた虫が人間の生活圏に入り込んで騒ぎを引き起こしたり、虫の習性を利用して人間が他人に危害を加えたり、というもの。サイカチも最後の方はちょっと現実離れしたバトルものになってきてしまったので、むしろこういう地に足のついたものの方がやはり合っていて安心する。
 「武器だもの」は、最近流行の萌え解説本。いろいろな武器を総覧的に、マンガ、アニメ、映画などに出てくるハンドウェポンを絡めて解説するライト向け武器解説本。っつっても真面目に武器について調べようというより、軽い読み物として読む類のものか。その限りで読むのであれば、この手の萌え解説本としては悪くない。解説の内容が偏ってる気もするけど、まあそこまで求めるのは無い物ねだりでしょう。
 いや、手に取った理由はイラスト描いてる人のマンガのファンだからなんですけどね……中を見たら「銀の戦車」(の剣)やら「棺桶の錠」(の手槍)やらが出てきてるんだから、買わないわけには……でも、錠の手槍は持ち手も金属製なので、彩色があれでは間違いなんですけどね。デザインも違うし。(これだからマニアは……)


2007年07月03日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 久間氏辞任、だそうですが

 発言単体で見ても、不謹慎ではあるかも知れないけど辞任を迫るほど問題があるものとは思えなかったのですよね。で、気になって発言全体の流れを調べてみたのですが、問題があるものどころか。
  whirl->now さん経由で見た 朝日新聞の記事 を見てみると、問題があるどころか、世間的な一般常識の話。世間的に、であってもちろん正確ではない部分はあるのだけど、それとても問題になるほどのことではないし、第一問題にしてる人自体がほとんどいない。
 久間さんは正直好きか嫌いかでは好きではないし、発言が迂闊すぎてなんとかしてくれ、とも思いましたが、これに関してははっきりと「マスコミの発言トリミングによる世論誘導の成功例」と言えましょう。柳沢厚労相のときなどと比較してみると早い話が「水に落ちた犬ほど叩くと効果がある」ということでしょうね。そういうマスコミにも、そういう空気を作った世論にも絶望気味。無論民主などに期待できるわけもない。(だからと言って自民に期待しているわけでもない。ひどい状況の中で比較的マシな選択肢を選ぶ他ないと言うこと)

  上半期の新車販売、30年ぶり180万台割れ朝日 )。「 自動車税や自動車重量税などで軽自動車が優遇されている現行の制度を見直さない限り、軽への乗り換えは今後も進むという見方も出ている。」なんかいろいろ間違えてませんか? 努力の方向を大幅に間違えてるような……しわ寄せは消費者に、ですか?


2007年07月04日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 聖十月#26と瀬戸の花嫁#13

  聖十月 #26「ロリ決着!めくるめくあなたと超運命!」。ユアン君を石板に戻し、食べてしまったクルツ社長は「完璧クルツ」となって黒ロリたちの前に立ちはだかる。黒ロリたちの行動さえ操ってしまうクルツの前に、なすすべもないのだが……

 黒ロリたちのみならず、クルツがエルロックに戦いを強要したことを知ったエスメラルダもクルツたちに排除されるが、クルツと同化してしまったユアンは消滅しきっておらず、内側からクルツを押さえ込む。そして黒ロリに「自分たち石板の役目は終わった。ジャッジメントしてくれ」と頼む。最初は拒む黒ロリだが、ユアンの決意に、完璧クルツ+ユアンをジャッジメント。カードの力も消え失せ、最後に石板とカードを作った予言者がジャッジメントで消えたエルロックとソフィアを復活させ、ユアンとクルツ以外は元通りに。
 小十乃とアッシュは最後の語らいだけど、親子のそれではなく、むしろお互いの決別のため。エピローグは平和が戻るアルカナシティで、皆は平和な学園生活を、功士朗はアルティスタと一緒に暮らし、ソフィアもカフカの田舎で平和な毎日を送っている中で、最後、予言者の計らいで人間に転成したユアンが小十乃たちのところに戻ってきて大団円。
 最初どっちに行くのかさっぱりわからず、脱力系と思ったらシリアスな展開になってハラハラしたけども、結構独自の路線を築いて予定調和的ではあるけども綺麗に着地した印象でした。


  瀬戸の花嫁 #13「ある愛の歌」。誤解と引っ込みのつかなくなったルナの見栄のせいで、ルナと祝言をあげさせられることになってしまった永澄。燦は誤解とも知らずそれが永澄とルナの決断なら、と身を引こうとする。かのように見えたが……

 あ〜、確かに思い込みが激しい天然さんですわ。(笑)。
 ルナも両親の愛情に恵まれなかった(と当人が思いこんでいる)記憶と燦への対抗意識から吐いた嘘を吐き通そうとするが、巻に本当は後悔してるのを見透かされたり。で、最初江戸前組の強面にびくびくしていた永澄も、嘘だらけの固めの杯をきっぱりと断る。助平で短足で埼玉のもやしっ子とか散々言われてた割に、男を見せた形。でも、そのことでルナが永澄への気持ちを逆にはっきりと自覚してしまい、祝言続行ということに……で、燦が花婿奪還。いや、なんつーか、何気に燦って危険物ですか? 危険な海の生き物?
 豪三郎は最初燦が永澄への意趣返しに乗り込んできたと勘違いして喜ぶが、祝言をぶっつぶすために親子の縁を切る、と言われて、大ショック。でも結局縁を切っても義理は切れず、東西魚人同士の大抗争再開の危機が……けど、アンシエント・リリックで踊りまくってなし崩しになにもなかったことに……政さん、サタデー・ナイト・フィーバーですか?
 これまで義務的にお嫁さんになるとも取れる言葉しか口にしなかった燦がはっきりと永澄が好きだと言い、ルナも仲直りしつつ永澄を諦めない宣言をして、日常生活に戻ってめでたしめでたし。綺麗な最終回で……え? 最終回じゃないの? そう言えばOPのキャラでまだ出てきてないのがいたなぁ……

[アニメ] ウミショー#1とドージンワーク#1

  ケンコー全裸系水泳部ウミショー #1「ちゅらうみっ!」。子供のころ人魚(?)におぼれさせられたせいでかなづちになってしまった要は、泳げないのになぜか水泳部のマネージャーをやっていた。ところが部活動の最中、後輩が駆け込んで来て近くの海岸で海の上に家が浮かんでいると騒いだことから、騒ぎ好きの副部長・桃子に引っ張られて海岸に野次馬に行くことに。行くと本当に海にイカダの上に立った家が浮かんでいたのだが、そこに住んでいるらしい美少女・あむろに要は見覚えのある気がしてならない。
 ところが、恥をかかされたこともあり、あむろの泳ぎに興味を持った桃子があむろに水泳で勝負を申し込む。


 週刊マガジンで連載中のお色気(?)水泳部マンガ。正直アニメ化に向いてる作品とも思わなかったけど、彩色や線などをいわゆるアニメ的な絵にアレンジしないでむしろ作画を原作の絵柄に近づけているのはちょっとびっくりしましたわ。しかも、タイトルでもわかるとおり原作では脱ぎまくりなのだけど、アニメでも脱ぎまくりでした……あまりにあっけらかんとやってるので、エロではなくむしろ健康的なお色気なのも原作通り。
 水泳のシーンも身体の動きをきちんと描いていて、当初の評価より大分上がった感じ。一話目はマイペースに周りを巻き込むあむろの天然ぶりをメインに、深読みしすぎてむしろ自滅する桃子副部長が引っ張っていった感じだけども、これからどんどんおかしな人が出てくるので、第二話以降も楽しみ。というか、次に出てくる静岡さんが(見た目まともだけど)おかしな人の筆頭なんですが……あと、(今回は顔見せ程度だった)部長もだけど。


  ドージンワーク #1「はじめての×××」。貧乏大学生の長菜なじみは同級生の露理の誘いで、同人誌即売会の売り子のバイトをする。そこでカルチャーギャップを味わいつつも、大手になれば数千万単位の売り上げがあると聞き、欲の皮をつっぱらかせて同人誌作りを始めることを決意する。

 あ〜、正直、アニメのAパートより、カオスってる実写のBパートの方が(ある意味)面白いとは思ってませんでした……まあ、Aパートもそんなに悪いわけではないんですが、オタクネタは若干食傷気味というのもあるし、ネタ的にもはっちゃけてるわけではないので、流し見程度。しかし幼なじみが大手同人作家でなぜか幼女を引き連れていてしかもナチュラルにジャスティスとか呼んでるっていったいどういう世界よ? 全部諸々ひっくるめて、次も見るかというと……う〜ん。


2007年07月05日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] CODE-E#1とSchool Days#1

  CODE-E #1「転校生と告白のこと。」。海老原千波美は、少しどんくさいところがある普通の女子高生……に見えるが、とある体質上の秘密から、転校を繰り返していた。今回も時季外れの転校生として吉祥寺の高校に転校してきたが、初日から千波美の周囲では電子製品が不具合を起こす現象が頻発する。千波美は実は電波体質。感情を高ぶらせると高出力の電磁波を発してしまい、電子製品の不具合、酷い場合には故障までさせてしまうため、これまでの学校では他人となじめずにいた。そのことを必死で隠そうとする千波美だが、科学研究部の巫光太郎が千波美に何か秘密があることに気付き、放課後、彼女に迫る。

 タックル、電波投げ……とまずお約束は済ませておいて。
 キャラクターデザインが懐かしめなのは、意図的なのかなぁ、と。今より更に電子化の進んだ社会で、でも表面的には一見どちらかというと懐かしさすら感じさせる、というとつい「電脳コイル」と比較してしまうかな。ただ、あちらほどビジョンに新鮮みがあるわけではない。もっともあちらはその世界を遊び場にする子供たちの話なのに対し、こちらは電子化社会から体質上浮いてしまっている少女が主人公なので比較としては必ずしも適当なわけではないのだけど。OPがビッグバンドジャズ風のインストゥルメンタルなのも考えると、懐かし目のあれこれについては意図的なのだろうなぁ。
 ちょっとまだ話がどういうふうに転がるかが見えてこないのだけど、いかにも千波美の正体に気付いた風の美少女・由真やら(公式見れば、正体は一発でわかるんだけど)、あからさまに好きなくせによりによって鈍い光太朗に迂遠なアプローチを仕掛けて自爆する園美(あの気合いの入ったラッピングで「調理実習で作った」は普通は通らんだろう)やら、他にもキャラクターが色々出てくるようなので、その引っかき回し具合かなぁ。いきなり「キミのカラダ(体質)に興味があるんだ!」はいくら天然さんでも、まずいだろう……
 とりあえず体質の制御が出来ないので、電子製品を過剰に恐れる千波美の姿が可笑しくも、「今の社会だと難儀だよなぁ」と思ったり。備長炭入りの鍋でご飯炊いてたのは、電子制御の炊飯器が使えないせいか。
 あ、ちなみに公式サイト開くといきなり大音量でOPテーマのイントロが流れるんで注意。(今更……)


  School Days #1「告白」。榊野学園に通う高校生・伊藤誠は通学電車でいつも姿を見る桂言葉(ことのは)のことが気になり、「片思いの相手を形態の待ち受けにして三週間、誰にもばれなければ想いが叶う」というおまじないを実行しようとする。が、初日から隣の席の西園寺世界にばれてしまう。世界はなかばからかうようにおまじないを邪魔したお詫びにと、クラスの違う言葉と友だちになり、その動向を逐一誠に伝え出す。誠は積極的な世界の行動にとまどいつつも、その仲立ちで言葉と急速に接近し出す。そしてついに言葉に告白し、思っても見なかったOKの返事を貰うのだが、それを知った世界は……

 え〜、すいません。先入観のせいでしょうかね。OPがホラーにしか見えませんでした……作画は文句なしにいいし、話の進みもテンポ良く進んでいったんですが、この番組の場合「どこまでやるか」がやっぱ注目の焦点でしょうね……ヒロイン二人、どちらを選んでも地雷ですから……主人公がそれに輪をかけて鬼畜ですが。
 ホントどうするんだか。もう漏れは七海でいいや。(おいおい)


2007年07月06日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 藍蘭島#14とDARKER#14

  藍蘭島 #14「はずかしくて、着ぐるみ」。藍蘭島で食べ物が盗まれる事件が続発。普段のいやしい素行から真っ先に疑われたまちは、濡れ衣を晴らすため犯人確保に珍しく執念を燃やし、行人たちもそれに巻き込まれる。行人はそれまでの犯人の行動パターンから狙われる可能性が高い家の目星をつけ、手分けして張り込むのだが、惜しくも空振り。しかし夜を徹しての捕物から戻ると、すずの家で風呂に勝手に入っている少女がいた。

 島の外から流れ着いてきた新キャラ梅梅(メイメイ)とカッパの遠野さん登場。
 梅梅は雑伎団の団長夫婦の娘で技量的には問題ないのに、極端な人見知りでまともにお客の前で演技ができないというこれまたポンコツな……そのため、いつも人目を避けてかぶりものや着ぐるみを着て行動してるのだけど、そのために飢えてやむを得ず盗みを……しかし、梅梅の覚えのない悪質なキュウリ泥棒も起こっており、犯人が二人いると知らないまちたちから梅梅を庇おうとして行人とすずはいつも通り振り回される。
 で、結局犯人は藍蘭島に流れ着いたときに梅梅と離ればなれになってしまった親友の遠野さん……ってカッパなんですが。梅梅と遠野さんにもやむをえない事情があったということで(あと、まちの普段の素行の悪さw)島のみんなには許してもらうのだけど、無意味に戦闘力の高い遠野さんが……行人は行人で非科学的なものを信じまいと遠野さんが亀だと信じようとしてるし。いや、もうこの島だと亀でもカッパでも大して違いはない気はしますが。
 今回からEDが新EDに変更。ってことは前々回が旧EDの見納めだったのか。


  DARKER THAN BLACK #14「銀色の夜、こころは水面に揺れることなく…(後編)」。元ピアノ教師のエーリスからの依頼で、銀を確保した久良沢たち。何者かに狙われる銀を出国まで匿うために地方の温泉地に向かうのだが、銀はエーリスと共に日本を去ることをなぜか拒絶する。
 一方、黒のチームを狙う契約者・イツァークとベルタは捕らえた銀の観測霊をたどり、銀を追跡する。それを察知した銀は、久良沢たちの目を逃れてエーリスに連れられ追跡から逃れようとする。

 銀の過去、それと黒のチームの関係の変化がメイン。普通だったころの記憶も、自我さえもないはずの受動霊媒なのに、銀はエーリスとのことを覚えていたし、自発性は希薄とはいえ自分の意思で選択を行っている。ゲストキャラとして出てきたイツァークとベルタも人間性が希薄な契約者であるはずなのに、あまりに人間的すぎるし、契約者や受動霊媒って、本当に世間一般で言われているようなものなの?
 そのイツァークとベルタもなかなか泣かせる。ベルタの対価は、実際はタバコである必要はまったくない。が、ヘビースモーカーだった昔、子供が目を離したすきにタバコを口に入れて死んでしまった記憶から、わざとタバコを口に入れることを対価として選んでいた。贖罪、のつもりなのかなぁ。そして黄に狙撃されたイツァークも最後にベルタを慰めるかのように捕らえていた観測霊を全て解放し、夜空にまるで月のような輝きを発させる。
 黄からは目をつけられた銀を始末するように言われた黒だが、単に同じ組織のチームに属するという以上の感情が芽生え、銀自身にエーリスと行くか、残るかの選択を迫る。黄はそれを見て銀をも狙撃しようとするのだが、銀が「仲間」と共にいることを選択し、また月の光に返らない過去を想って涙するのを見て、結局引き金が引けない。黄の契約者や受動霊媒嫌いぶりはただ事ではなく、これまでは単に「嫌なヤツ」だったのだけど、やはり何か過去にあったのだろうなぁ……これまで単に必要から一緒にいるだけだった黒のチームが、銀を中心に明らかに変わり始めている。むしろ猫が契約者っぽい発言をしてるのが……
 おちゃらけキャラの久良沢でさえも、銀を追う黒と出くわし、ストーカーと勘違いするのだけど、「あの子にもちゃんと心がある!」と黒に熱く語る。段々いいキャラになってくなぁ、こいつ。それにしてもキコは二十歳超えてたんか。
 今回のエピソードはどのキャラも立ってて神がかってましたわ。次のエピソードはちょこちょこ顔出ししていたキャラ「アンバー」と、彼女と黒の過去が、MI6の連中を絡めて語られるっぽい。
 ところでベルタの固有振動数の説明、微妙に間違ってるw

[その他] ひぐらし解#1とスカイガールズ#1

  ひぐらしのなく頃に解 #1「サイカイ」。圭一たちの事件から25年後、廃墟となってしまった雛見沢村に、かつて村を訪れたことのある赤坂刑事が訪れる。オヤシロ様事件とも深く関わった大石と合流し、この村でかつて起こったことの真実を探ることが目的だった。村は25年前に火山ガスの噴出で全滅、長い間封鎖されていたことになっていたが、幼い梨花の曰くありげな言葉を聴いていた赤坂には、発表を額面どおりには受け取れない。そのために、村で起こった事件の鍵を握ると思われる、村で唯一の生き残りを呼んでいた。

 原作は未プレイなんですが、一応ネタバレはそれなりに聞いていて。聞いてはいたんですが、流石に「ちょっwwwwwwwおまwwwwwwww」ですわな(三十四号文書にも裏がある、ってことは知ってます。為念)。一エピソードごとが楽しめればいい、ってことでしょうが……あと、細菌とウィルスは違うっちゅーねんw
 と、まあ、そういうツッコミを踏まえて(どうやって?)、基本的に「ギャグである」と捕らえれば、まあ、エンタテイメントとして楽しめなくもない今回。作画は前シリーズより妙に上がっていて、篭城事件を起こした後村を離れたために唯一関係者で生き残ったレナが40前後のわりに全然相応の年齢に見えなかったりなんだり。
 サブタイトルの「サイカイ」ってのはレナや赤坂たちの「再会」と「再開」をひっかけてるんだろうけど、今後もタイトルはこのパターンなのかな?
 OPは狂気を前面に押し出した前のものからかなりフツーっぽいものに。一応、ネタバレの大まかな流れは知ってるけども、ネタが割れれば割れるほどトンデモになってく展開を、どうまとめるのか……


  スカイガールズ #1「候補者たち」。「ワーム」と呼ばれる敵が地球を襲い、人類はからくも勝利したが総人口と文明の多くが失われてしまった未来。離島で祖父と暮らしていた少女、桜野音羽の元に、その適正を認めた軍のスカウトが訪れる。空を飛ぶことにあこがれていた音羽は祖父の反対を振り切って軍に行こうとするのだが、それには極秘の軍の計画が関わっていた。

 え〜、なんつか、びみぉ。ってのは、話が、ということではなく(いや、話も微妙なところがあちこちあるんですが)、コレの企画の元になった「軍用航空機・車両・艦船擬人化」の企画のさらに元になった 擬人化スレ の頃からスピンアウトしてってるのを見てるもので……島田フミカネさんの投稿もリアルタイムで見てましたよ、ええ。そういう意味でいろいろびみぉな感じ。ものとしては「おとぎ銃士赤ずきん」と同じく、フィギュアとOVAの組み合わせ企画からTVシリーズ化、ということになりますかね。
 はじめにそういうビジュアルありきなので、設定的に大分無理やりなところが……まあ、「おとぎ銃士赤ずきん」や「セイントオクトーバー」も大分微妙なところからスタートしてそれなりにまとまったので、予断はいけないのかもしれません。
 ところで、「音羽」で連想するのは当然「音羽屋半右衛門」ですから、主人公の声は山村聰コンパチと言うことで……え? ダメ?


2007年07月08日() 旧暦 [n年日記]

[必殺] 必殺仕事人2007

 ま〜、予想通りの出来。ジャニーズがどうとかなんとかより、脚本がメタメタすぎ。それ以外も一体何をやりたかったんだと言いたいけど、今のテレビで「必殺」を再度作ろうとすると、こうなってしまうのだろうな。どうしても。その分、ドラマには頑張って欲しかったのだけど。
 必殺ってお約束のかたまりみたいに思われてるところがあるけど、実は必ずしもそうでもないのだよね。「依頼者から金を貰う」という大前提も実は結構あやふや。シリーズ中、悪人を殺さない話というのも存在する。
 でも、そうじゃない「必殺のイメージ」が固定化してしまった現在、それ以外では作るのは難しいのだろうね。そして、固定化した必殺のイメージが物作りの足を引っ張る。制約を外してしまえば、末期でも面白い物を作っていたのだけど……まあ、これが今の世相なんだから仕方ない。個人的にはそんなものならもう作らなくてもいいと思うけども。

[アニメ] 電脳コイル#9とグレンラガン#15

  電脳コイル #9「あっちのミチコさん」。夏休みになり、生物部親睦合宿がいよいよ始まる。ダイチたちもまだ生物部に在籍していたのだが、合宿自体顧問のマイコ先生がフミエたちとダイチたちを仲直りさせようとして仕組んだこと。しかしそれも知らずに罠アリの肝試しで対決し出すコイル探偵局と黒客。その裏で、連続電脳破壊事件を調べるオバちゃんと、その裏をかいてイリーガルからキラバグを取り出そうとするイサコが動いていた。

 ダイチが生物部の合宿で勝負をしかけてくるから何か変だと思ったら、まだ退部させられてなかったのか。子供らしい対抗意識を燃やすフミエとダイチの横で、ハラケンは誘電波体質のデンパにクロエの残したメタバグを預け、その内容を聞いて貰おうとする。デンパはひたすらダイチを慕い従おうとするけど、過去、イジメにあっていたのをダイチが助けてもらったから。やっぱりどうしようもない悪ガキなだけで、悪い奴ではないんだな。でも、黒客たちにメタバグ奪われたりしないだろうな?
 宇宙人やらなにやらわけのわからない罠を仕掛けられたりウィスキーボンボンで悪酔いしたマイコ先生が乱入したりでバカ騒ぎになってしまった肝試しだけど、イサコはイリーガルから分離した「ミチコさん」を追い、オバちゃんはそのイサコを追う。そしてハラケンも「ミチコさん」を見かけてそれを追いかけるのだけど、その途中で「あっち側」に迷い込んでしまうことに……そしてそこにあった公衆電話でかけた番号は……あれれ? それってヤサコが昔の自分の日記に見つけた番号では? ハラケンがそのことを知るわけがないから、実はカンナがらみの数字?
 で、ミチコさんを捕獲したイサコはなんとミチコを取り込んでしまう。イマーゴの秘密もそれと関係あり?
 しかし、「ミチコさん」の怪談にびびったフミエとダイチの顔が、梅津かずお風味になってるのが……


  グレンラガン #15「私は明日へ向かいます」。四天王の要塞ガンメンもすべて撃破した大グレン団。しかし王都テッペリンが超巨大ガンメンとしてのその正体を表わした。巨大すぎる敵に、果敢に立ち向かうシモンたちだが……

 第二部終了。かな。グレンラガンのドリルが通らない相手に、ダイグレンとの合体特攻でなんとか侵入。しかしそこでも簡単に終わるわけがなく、グレンラガンタイプのガンメン、「ラゼンガン」が待ちかまえていた。刺身のツマにもさせてもらえなかったヴィラルとエンキドゥ改(仮名)が哀れ。不死の身体に改造してもらったそうだから、今後も出てくるのかな?
 で、ラゼンガンも出鱈目だけど、それ以上に螺旋王ロージェノムが出鱈目過ぎ。最終的に素手でラガンと殴り合うし。しかもほとんど勝ってるし。でも戦いの最中しきりに「螺旋力」って言葉を使ってたけど、なんなんだろう? 上限の月を喰らう獅子?
 結局最後、「穴掘りシモン」の勝利なのだけど、いまわの際にロージェノムは不吉な予言を……ロージェノムが人類を地下に押し込んでいたのって、さらなる外敵から人類を守るため、ってことでいいのかな? シモンはそれと知らずにパンドラの箱を開いてしまったことになるけど……
 来週はカミナの堂々たる「これが本当の、総集編だ!」宣言で「総集 」。温泉の時には、あんなのは総集編じゃないって言いたいのかな……で、その次は第三部突入のはず。いきなり七年後に時間が進むという話もあるけど……

[特撮] 電王#23

  電王 #23「王子降臨、頭が高い!」。オーナーとナオミが、最近デンライナーの中で動物の鳴き声がしたり食料がなくなっているとモモタロスたちを問い詰める。もちろん動物だろうが無賃乗車はルール違反。その犯人を捜すモモタロスたちだが、その犯人はリュウタロス。動物好きのリュウタロスは犬や猫を拾っては集めていたのだが、なんとその中に赤ん坊と、赤ん坊に取り憑いた白鳥型のイマジンまでいた。
 ジークと名乗るそのイマジンによると、赤ん坊と契約したのは確からしいのだが、その内容も経緯も覚えていないという。ジークも赤ん坊を母親の元に戻すことを望み、赤ん坊捜しが始まるのだが、やたらと高飛車なジークに良太郎もモモタロスたちも振り回されっぱなし。おまけに赤ん坊誘拐の犯人がイマジンと契約してしまう。

 映画限定フォームのイマジン、ジークが何故か登場……って、次回予告ではその限定フォームのはずのウィングフォームが出てきてるんですが……
 イマジンはどれも癖のある奴ばかりなのだけど、このジークも癖がありすぎ。振る舞いは高貴なのだけど、良太郎たちを下僕扱いして高飛車に命令……でも、根本的には悪い奴ではなさそうなのだよなぁ。イマジンって結構そういう奴が多いな。
 でもその煽りを食うのは周りの連中。特に良太郎。何故か契約者が別にいるのにジークは良太郎に取り憑くことが出来、追い出そうとしたモモタロスたちを逆に小さくしてしまう。オーナーの言葉によれば、赤ん坊と一緒に産まれるという体験をしたために存在の力が他のイマジンより強いのではないか、ということだが……
 だが、赤ん坊を母親の元に戻そうとして誘拐犯と間違えられ、良太郎に後を任せて勝手に離れてしまうし、犯人と契約したイマジンに掠われた母親を助けたのに、良太郎は母子誘拐犯として連行されることに……ホントにバカを見てるなぁ、良太郎。不幸慣れしてるにもほどがある。
 次回はそのジークに消滅の危機? ホントに消滅するんか?


 で、おまけでゲキレンジャーなのだけど、残りの拳聖三人が一挙登場。ゴリー・イェン(ドニー・イェン)、ピョン・ピョウ(ユン・ピョウ)、ミシェル・ペング(ミシェル・キング(=ミシェル・ヨー))ですか……


2007年07月10日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] アホらし

  下関出身 在日コリアン2世が挑戦朝日山口 )。まあ、どんな政治主張をするも自由なんですが……しかし、政治行政の立て直しが根幹の焦点なはずなのに、義務なき権利の拡大を支持する民主党って……こう書くと差別主義者に思われるかもしれないけど、純然たる数字上の事実なので書いておく。
 たとえば、ある社会的弱者がいる。それの救済・保護のための政策を充実させると、予算を割く。当り前の話だが、その負荷はそれ以外の有権者にかかってくる。
 そういう政策が打ち出されたらそれを良しとするか否か。それが民主主義というもの。良しと思えばそのように、否と思えばそのように投票すればいい。どちらも制度的にまったく間違いではない。
 ましてやこの候補者の場合、権利主張がまったくめちゃくちゃだし。税金はインフラサービスに対する対価であり、参政権とは基本的には関係ありません。第一、相互主義を考えても日本側にメリットないし。(この場合は利己主義でおk)

[アニメ] 瀬戸の花嫁#14と絶望先生#1

  瀬戸の花嫁 #14「子猫物語」。朝、巻にじゃれついていた(襲っていた)子猫を拾った永澄。だが、燦もルナも子猫に近づこうとしない。人魚族にとって猫は天敵。大の苦手だと聞いた永澄はいつも追い回す豪三郎をからかおうと子猫を学校に連れてくる。しかし政に大人の人魚族は猫にさわっても平気と聞いてがっくりするのだが、実は豪三郎は大人なのに猫恐怖症が治っていなかった。それを知った永澄はいつもの仕返しとばかりに豪三郎を追いかけ回すのだが、キレた豪三郎が瀬戸から親衛隊を呼んで永澄と子猫に仕返しを企てる。

 どうでもいい新キャラ三人登場。ホントにどうでもいい。w OPのダンスシーンまで順番変わってるけど、今回だけにしてください、流石にあの顔は……
 狂乱した豪三郎の暴走っぷりがいつもにも増してなのだけど、ホント大人げない……ってそれはいつものことか。
 で、人魚族ビジョンではめちゃ怖い怪物になってるキュートな子猫が、子安ナレーションだとホントに怖く思えるw で、猫対策に呼んだエラ呼吸三兄弟……って、顔が魚のまんまだよ。自己紹介がAチームと旧ルパンのちゃんぽん……もうやりたい放題だな。
 結局豪三郎が猫に怯えて火災報知器を押してパニックになった学校で生徒に踏みつぶされそうになった巻を子猫が助け、逆に豪三郎の意趣返しで川に投げ込まれた子猫を巻が恩返しに助ける。
 EDは新EDに。岸誠二監督いつものSDキャラによるダンス。だけど、政さん、ここでも特別扱い……どれだけ愛されてるんだ、政さん。
 次回は新キャラ登場……って、新キャラじゃないような。


  さよなら絶望先生 #1「さよなら絶望先生」。ことあるごとに「絶望した!」と言って死にたがる教師・糸色望と(頭の)おかしな生徒たちによる学園ギャグ。って、言ってしまえばおしまいなんだけど、そのネタが結構洒落にならない領域に指先突っ込んでいるのだよなぁ。しかも本編始まってから気づいたけど、新房監督作品でした……黒板の落書きが映るたびに描いてある内容が違うネタで確信して、確認したら……この監督は妙な方向に走り出すのが心配。
 クォリティ自体は高めで、暴走度はまだそんなに高くない。って、原作から暴走してるようなものだし。原作通り「やっちゃう」のか、原作からさらに「やっちゃう」のか、ある意味楽しみではありますが。