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2007年06月01日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] みんながんがれ

 ちょぉがんがれ。(なんとなく言ってみたくなった)

  俳優の石立鉄男さん死去 コミカルで人情味あふれる役朝日 )。2chのν速+で見て、まだその時は速報だったので「バーボンスレ?」と半信半疑だったのだけど、新聞各社に記事が掲載されるに至っては……変な話ですが、この人が死ぬとは考えたこともなかった、というか。お悔やみ申し上げます。


  2007/06/01-13:07 IWC脱退も辞さず=沿岸捕鯨拒否は「機能障害を象徴」−日本政府が表明時事通信 )。まー、正直、反捕鯨国が多数決の決議を反故にしたりって時点で、脱退してもいいんじゃない? って感じですが。その一方で IWC総会、調査捕鯨船への過激抗議活動規制決議を採択読売 )。シーシェパードとかは普通にあかんやろ。

[アニメ] DARKER#9

  DARKER THAN BLACK #9「純白のドレスは、少女の夢と血に染まる…(前編)」。中華系マフィア「青龍頭(チンロンタン)」の幹部が次々と契約者に殺される。血の付着した部分を物質転送させる手口の能力者「VI952」の仕業。外事三課の霧原未咲が情報を得ようとした男も、目の前で殺されてしまう。
 VI952逮捕のため青龍頭をマークする霧原は、青龍頭グループの運営するホテルの前で、旧友のアリス・ワンと出会う。たまたま誕生パーティが開かれていたのだが、そのアリス・ワンは青龍頭の頭首の娘。霧原が無理やり引っ張り出された会場には、ホール係のアルバイトを装った黒の姿があった。


 マフィアのボスの娘と、堅物女課長の意外な接点。ってか、眼鏡は伊達だったの?
 高校時代に出会い、アリスの身元を知って臆することなく喫煙を注意したのが縁で友人同士になった二人。霧原、どう見ても眼鏡委員長だが、委員長は他にいるのか。
 不良娘(ショートでつり目)と堅物優等生(眼鏡でつり目)の組み合わせ。よきかなよきかな。
 で、そのアリスに捕まって無理やりパーティに引っ張り出されるのだが、スリットが超深いチャイナドレスを着させられる。ああ、なるほど、やっぱ元の造作は悪くないんだ。パーティ会場には外事三課の斉藤も潜入したたのだが、パーティは隠れ蓑で、実際は緊急の幹部会。探りを入れようとする霧原を止め、アリスが連れて行ったのは「ゲート」由来の石の花の花壇。そして、そこにはVI952に殺されたアリスの父である青龍頭頭首の死体が……
 ハード→ソフト(萌え)→またハードと、なかなかに息をつかせぬ展開ですよ。そして、旧友に襲われ逃げる霧原が黒と接近……そぉいう展開?


2007年06月02日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 先日の話の続き

 あちこちを見ていたら、松岡農相の自殺について こういう話行政調査新聞 )を見かけた。この話が本当か、というのは勿論あるのだが(勿論、安倍総理が松岡氏を殺した、と同様に疑ってみなければいけない)、そういった事情があるのならば、安倍内閣が松岡氏を下ろすわけにはいかなかった、というのも道理だしわかる。松岡氏が農政に関し太いパイプをあちこちに持っていたというのはどうやら本当らしいし。
 そうなると「安倍内閣に逃げ場を奪われた」という主張も、一面的なものに過ぎないことになる。もちろん、これは「この話が本当なら」という仮定の上での話ではある。でも、不透明なまま糾弾を行う、ってのは、ちとなんだよなぁ、と思う。特にマスコミ、野党など糾弾側にいたっては、その意図が公益のためだったのかという疑いもあるということだし。(元々ほとんど建前にすぎないのはわかっているけど、辞任させた場合と継続させた場合、どちらが公益が大きいか、ということを見据えていたのか、どちらが大きかったのか、という視点も必要になる、ということ)
 いずれにしても、自分もだけど、なにもわからんうちからごたごた言うのは拙速ではありましたな。見えないところを「見えない」と意識するのは、やっぱ難しいですわ。日々精進ですね。

[その他] 昔のSFみたいだ……

  世界初、完全再利用ロケット開発へ 宇宙機構グループ朝日 )。「  発射から2分半で高度100キロまで上昇した後、スペースシャトルのように滑空しながら降下。全地球測位システム(GPS)などを使って、打ち上げ地点に自動的に戻る。着陸時は機体を垂直に戻し、4本の脚で接地する。」だそうで……昔のSFに出てくるロケットみたいだ。(まあ、発想の大元はそこなんでしょうけど) 実際のコストダウンに繋がるのかなぁってところはあるけども、面白いのでアリの方向で。


  英BAE、三菱重と戦闘機の生産ライセンス供与で交渉朝日 )。これも米に対する揺さぶりなのか、本気なのか……本当にユーロファイターが選定されたら、それはそれで面白いですけどね。


 アニメ話だけど、現在 RED GARDEN 全話が一挙無料配信だそうで。と思ったら こんなOVA が……って、 全員キャラクターが裏返ってる!?

[アニメ] 電脳コイル#4

  電脳コイル #4「大黒市黒客クラブ」。優子の転入した翌日に、同じく転入してきた勇子。メガ婆に依頼されたフミエは勇子の目的を調べようと探りを入れるが、相手にされない。ガキ大将のダイチも自分の「大黒市黒客クラブ」に勧誘するが、これもつれなくされる。
 勇子の態度に腹を立てたダイチは電脳で嫌がらせをしかけるが、「暗号屋」の勇子にかなうわけがなく、返り討ちにされる。それでも給食をこぼす、など、執拗な嫌がらせの果て、放課後に電脳戦を仕掛けることを画策する。
 そんなダイチたちをよそに、優子は勇子と仲良くしようと接近するが、勇子は拒絶。
 のみならず勇子は、「前の学校でイジメに加わっていたか、受けていた」という優子の秘密を看破し、その事実を突きつける。

 子供たちの無邪気な電脳遊び、では済まないもうひとつの要素が出現。優子のやたらとフレンドリーな態度は転校したてだから、ということばかりではなく、前の学校でトラブルが起こっていたことが原因とわかる。それを「イジメ」と勇子は看破するが、してた方か、されていた方なのかは不明。なんとなくだけど、イジメを見て見ぬふりをした上、強要されて加わったことがある、ってところかな。
 勇子は必要以上の干渉をして欲しくないと、優子たちだけにではなく、誰にもつっけんどんな態度を取り続ける。その態度がダイチたち「大黒市黒客クラブ」の反感を買い、放課後に電脳戦を仕掛けられることに。ダイチたちのアイテムは直進ミサイルの「直進くん」に、ちょっと高価な自動追尾ミサイルの「追跡くん」、「カンシャク玉」など、攻撃的なものばかり。ネットの電脳駄菓子屋でアイテムを購入してるそうだけど、大丈夫かいな。
 結局勇子はダイチたちの使っていたツール、電脳ペットやアイテムを送り込めるゲートを好きな場所に開ける「ショートカット」を解析し逆用。ダイチたちの「追跡くん」を奪取して、偽情報で旧理科室におびき出し、返り討ちに……しかし、この戦闘に乗じてフミエが勇子の情報を得ようとクラッキングを仕掛ける。「イマーゴ」という、思考するだけで電脳メガネを操作できる隠し機能を駆使する勇子に苦戦するフミエだが、意表を突いて「ショートカット」を使うことで、勇子の情報を引き出すことに成功。データは壊れていたけど、中には都市伝説になっている電脳中の万能の存在「ミチコ」の名前が……勇子の目的?
 今回も面白かったけど、メガネは休み時間中は上げて使ってなかったかと思うと、授業中は下ろしてたり、どういうルールなんだろう? あと、メガネはお年玉二年分ということも判明w 結構高価なものなのだなぁ。

  あ、 電イルは 6/16に#1〜5を連続再放送 するそうです。どんだけ力入れてるんだ、NHKw
#しかし意外と見られてないのだなぁ、電イル。


2007年06月03日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] 電王#19

  電王 #19「その男、ゼロのスタート」。良太郎の前に現われた、失踪した姉の婚約者と同じ「桜井侑斗」を名乗る人物。だが、年齢も良太郎と同い年くらいだし、性格もきつく、良太郎の知る桜井侑斗とはかけ離れている。まさか、過去から来た桜井さん? と確認をするが、侑斗ははぐらかすだけ。しかも良太郎に「イマジン退治は人助けなんかじゃない。そんな覚悟ならやめておけ」と……
 侑斗の目的も正体もわからない良太郎たちは、侑斗にイマジンが取り憑いている、しかも契約状態だということを知る。だが、憑いているイマジン「デネブ」は、心配性なまでに侑斗につきまとい、他人には礼儀正しく争いを好まないいい人、もといいいイマジン。ケンカを売ろうとしたM良太郎にもあっさり謝ってしまい、拍子抜け。
 そんなとき、契約者に勝手に他人が埋めたタイムカプセルを掘り返させようとしているイマジンが出現。良太郎はソードフォームで戦うが逃げられてしまう。
 良太郎は侑斗を捜し、知ってることを話して欲しいと頼むが、侑斗はなにも語らないばかりか、「自分がイマジンと戦う」とライバル宣言とも取れる発言を……そして、謎の列車「ゼロライナー」に飛び乗ってしまう。

 二人目のライダー登場。しかも姉の婚約者と同じ名前、でも性格も見た目も全然違うという……過去の桜井侑斗である可能性大なんだけど、そうすると桜井侑斗ってのは何者?
 で、あっけに取られたのが今回登場の「デネブ」と「ジェリーイマジン」……声が大塚芳忠に中尾隆聖ですかよ! どれだけ豪華なんだ。しかも芳忠キャラはレギュラーだし。
 侑斗はやたらと攻撃的でなにも知らないと良太郎をバカにするんだけど、そのわりにはなにも教えようとしない……デネブに寄れば「本当はみなさんと仲良くしたがってるんです」とのことだけど……デネブとのコミカルなやりとりを見てると、わがままだけど悪いヤツではなさそう。でも、今回は本編には出なかったけど、二人目のライダー「ゼロノス」なわけで。自慢するだけあってきっと実際強いんでしょうが、さて。

[アニメ] グレンラガン#10

  グレンラガン #10「アニキっていったい誰ですか?」。ダイグレンの前に立ちはだかったニアが螺旋王の娘ということで一旦撤退する流麗のアディーネ。だが、ニアは既に不要だから捨てたという螺旋王に叱責され、再度出撃することに。ダイグレンでもニアの正体を知って尋問をしようとするが、ニアはなにも知らない上に逆にそのマイペースさにみんなが手玉に取られることに。連れてきた責任と言うことでシモンに押しつけられるが、ニアは逆にシモンの話にたびたび出てくる「アニキ」に興味を持ち、質問する。カミナとの思い出を話して聞かせるシモンだが、「アニキがいないと何にも出来ない」と落ち込んでいるのを、ニアが「死んだ人に守ってもらうことはできない」と発言し、シモンを落ち込ませ、ヨーコを怒らせてしまう。

 アディーネ、顔の崩れがはげしいなぁ。w(意図的な作画です)
 ニアがどういう位置づけになるのかなぁと心配していたら、やっぱり尋問……と思ったら大グレン団はたちあっさり手玉に取られてるw
 純粋培養で全てに興味津々なニアはカミナのことを尋ねるが、カミナに依存しすぎて腑抜けてしまったシモンに「シモンさんはなにも出来ない人ではありません」と言うのはともかく、死んだ人のことを考えても仕方ないと空気を読まない発言を……
 でも今度はニアを殺す気で襲来したアディーネの前にそれでも立ちふさがり、人間は殺すのが当り前、という彼女に「当り前なんかではない」と力説「彼らはただ地上で静かに暮らしたいだけなのです!」「彼らもアニキという人を失い、深く悲しんでいるのです!」と……彼女を守ろうとするシモンと、ニアの演説に感動した大グレン団たちはニアを守ろうと殺到、アディーネのガンメンに蹴散らされるが、危機一髪ダイグレンの整備が完了し、逆にアディーネを踏みつぶす直前まで行く。が、そこにヴィラルが駆けつけ、アディーネを助けて撤退させる。
 去り際、ヴィラルはロシウの乗ったグレンに「決着は今度つけてやる!」と言い残していくのだが、カミナが死んだことは知らないのか……知ったらどういう反応をするんだろう?
 で、ニアは螺旋王の娘にもかかわらず大グレン団のアイドルに。あとはシモンが復活すればいいんだけど、まだそれは難しいかな……


2007年06月05日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 瀬戸の花嫁#10と聖十月#22

  瀬戸の花嫁 #10「鋼鉄の男」。朝、永澄の枕元にいきなり未来から来た暗殺アンドロイドチックなおじさんが立っていた。脅し文句を残し窓から去っていったそのおじさんのことをクラスメイトに話すが、逆に「(頭が)かわいそうな人」扱いされてしまう。ところが学校でも行く先々でそのおじさんが現われ、ついには海も巻き込んで学校中を逃げ回ることに……

 ターミネーターおじさん、江戸前組組長登場。つか、声が玄田哲章ってやりすぎだろうw
 のっけのアメコミ風イントロダクションから今回もとばしまくり。おじさんのことを話してクラスメイトたちに一気に心理的距離を取られるは、追いかけられまくるは……ルナのことを心配したルナのお父さんと言うことを知らないので、怖さ倍増。トータルリコールだったりターミネーターだったりターミネーター2だったり。SF超人ヘラクレスは流石にありませんでしたが。あったら困る。
 あのハイテンションは見なきゃわからんというのが一番説明に困るw
 しかし、一発ネタかと思った今日の政さん、続きがあったとは……しかも今回は巻。って、あのケージに入ったままどうやって来たんだ?w


  セイントオクトーバー #22「ロリ公開!超NAZO・NAZOな私のヒミツ!」。クルツ社長によって正義のカードが破られ、力を失ってしまった小十乃。その小十乃に、ヨシュアはついに小十乃の出自を話す。

 アッシュが小十乃の父親では? という推測は初期からあったけど、ヨシュアがその弟、つまり、小十乃の伯父だったってのは意外。しかしヨシュアも小十乃も、アッシュから肉親として見られたことはなく、小十乃を捨ててこいと言われたヨシュアは、アッシュの言いなり状態から、自分を取り戻すことに……そしてクルツ社長の魔力にとらわれたアッシュがリバース社に移るために小十乃を捨てろと言いだし、ヨシュアは小十乃を連れて逃亡。
 ヨシュアがやたらとケーキを作る理由もわかったけど、アッシュが肉親の情に目覚めて、って展開はなさそうですな、こりゃ。
 いよいよクライマックス展開だけど、小十乃は力を失うし、クルツは本気になりまくるし、大丈夫かいな。


2007年06月06日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ウエルベール#10

  ウエルベール #10「絆の章」。女盗賊出現の話を聞き、それがティナだと思ってしまったリタはティナに別れを告げる。しかし、その後女盗賊は盗賊稼業を捨てたティナが売り払った盗賊衣装を入手した、別の女盗賊のなりすましだとわかる。リタはティナに誤解をわびるために探すが、グリーダム行きの船の出航時間が迫る。

 ティナへの友情と国の命運、どちらをリタが選ぶか、だけど、あっさりとティナを選んだな、随分。ティナはティナでリタに疑われて決めつけられたことをすねて、飲んだくれた挙げ句、運び屋の仕事を手伝うことに。でもリタに未練たらたらなのがあからさまで、気を利かされて置いてけぼりに……なんだ、相思相愛じゃん。w
 結局、謝るリタをティナがビンタ一発でチャラに。そしてティナは初めてリタを「姫さま」ではなく、「リタ」と名前で呼ぶ。ベタだけど、女同士の友情も美しき哉。って、公開処刑の期日はどうなったの!? つか、手紙がこんな短時間で届くって、どうなってるのよ?
 こんな事態なのに、次回はガラハドの話らしい……まあ、今のガラハドの行動原理自体が謎っぽいのだけど。あくまで主人を傷つけた落とし前をつけさせるべく、主人の意にそまぬ行動を取るのか。


2007年06月07日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] マジへこむ……

 ひとつには自分の能力不足、ひとつにはコミュニケーション不足、なのだけど、どうにも釈然としませんわ。必死で食い下がらなかったのがいけなかったんでしょうかね。自分の至らなさが大きいというのはわかってはいても、でもそれだけじゃ釈然としません。
 でもひとまず根本的なネガティブ思考はどうにかしよう。>自分

[アニメ] 藍蘭島#10

  藍蘭島 #10「雨だって、友だち!」。藍蘭島に雨が降り、ほとんどの家がお休み状態。すずと行人も仕事を休んで家の中で過ごすことに。すずと二人で遊びながらもすぐにネタが尽きて退屈する行人に対し、すずはなにをするではなくても楽しそう。早くに親のいなくなったすずにとって、行人の来る前の雨の日は一人で過ごさないといけない、寂しい日だったのだ。

 頭のゆるそうなすずだけど、実は将棋が無茶強いというのが……コマが一枚割れてるってのは、新しく作ってもらったりはしてないのかな?
 行人に取って「雨が降ったらお休み」ってのは新鮮だけど、そこは現代っ子、何もすることがないのにすぐ飽きてしまう。けど、それって結構贅沢なことなのだよなぁ。
 で、そのついでに行人がいてくれるだけで嬉しいというすずにぐらっと来るのだけど、すずを心配して島のみんなが遊びに来る。結局行人は鼻血を噴かなきゃいけないんだなw
 夜晴れて覗いた月に「雨降りお月さん」を歌うすずが以外。つか、漂流の当時ってこの歌あったんか? 調べると大正十四年(1925年)だけど……って野暮は言いっこなしか。


2007年06月09日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] DARKER#10とロミジュリ#10

  DARKER #10「純白のドレスは少女の夢と血に染まる…(後編)」。チンロンタン当主の娘でありながら、VI952であったウェイと組んで父親と幹部を皆殺しにしたアリス・ワン。アリスは親友であるはずの霧原すらも殺そうとする。霧原は斉藤と共に脱出しようとするが、そこに「石の花」を狙う「BK203」も関わってくる。

 リー・シュンシェンとしての黒って、霧原と以前会ってたはずなのに、と思ったけど、玄関先で一言二言言葉を交わしただけだから覚えているわけがないか……血を流すことが対価でありながらその血が能力の媒体でもあるウェイに、黒も苦戦する。最初のエピソードで出てきた「物質転送能力」契約者は手で触れたもの(部分)を何かと交換して転送したけど、ウェイの場合は直接接触の必要がないのがたちが悪いですな。
 で、アリス凶行の理由。アリス自身は自分を縛るものをすべて消そうとしての行動、と思っていたのだけど、裏切ったウェイに「自分を束縛するはずものが、望むとおり束縛してくれない、依存できないからだ」と指摘される。幼い頃からチンロンタンに縛られていたアリスは、縛る者なしにはいられなかったってことか。そして依存する対象はチンロンタンの当主の娘であることを否定した霧原に移り、立場の違いから決してお互いが相容れないことを知って、自暴自棄になっていた、ってことか。ウェイはそれを利用して、チンロンタンを裏切り壊滅させる。ひでえ奴だな。って、感情の希薄な契約者ってのは元来そういうものか。
 霧原は学生時代アリスの喫煙を「依存だ」と否定したけども、依存するもの、頼るものなしには生きられないのも人間。最後の会話は自分がアリスの弱さに気付いていたら、という後悔か。
 今回、黒は部外者のトリックスター的だったけど、霧原と黒であるリーが出合ったのがメインストリームだろうな。今後どう関係していくのか。って、黒が関わった女性ってほとんどことごとく悲惨な死を迎えてるんだけど……不吉? ウェイも黒の電撃で顔が半分焼けただれながら、死んではいないみたいだし……
 次回は二人、ゲストキャラ(女)が登場? 死ぬのはどっちだ!?(っておいおい)


  ロミオ×ジュリエット #10「泪〜貴方と遭えて」。モンタギュー打倒に蜂起しようとしたジュリエットたちは、密告により包囲される。ロミオのことを振り切るように蜂起を急いだジュリエットも、初めての生死のやりとりに怯えたまま落ち延びるしか出来なかった。そして単身彼女が忍び込んだ修道院には、ロミオの母親がいた。

 いつも取り上げないのに今日なんで取り上げてるのかというと、DVDのCMで「革命劇」と言ってたのにびびったのがひとつ。ロミオとジュリエットが革命劇!
 それと、今回が「おお、ロミオ。貴方はなぜロミオなの」の回だったからなんですよね。原作と相当シチュエーションが違いますが……話自体がロミオ視点よりジュリエット視点になってるんですが、それでもこれだけ大胆に違うってのもすごいですな。それでも結構面白いってのも。それに加え、これだけ変えてもまだ匂いの残る原作(製作スタッフが残してもいるんだけど)ってのも改めてすごいなぁ、と。
 まあそんな感じ。

[アニメ] 電脳コイル#5

  電脳コイル #5「メタバグ争奪バスツアー」。フミエは優子(って、もうヤサコって書くべきか)に生物部部長ハラケンを紹介する。ハラケンはデンスケにも取り憑いた「イリーガル」について研究してもいるのだが、それ以前に「コイル探偵局」のメンバー。三人でメタバグ鉱脈探索の噂をしていたのを、ダイチたち黒客クラブが盗聴する。ダイチたちは前回の学校内戦闘の損害を埋め合わせるため鉱脈を探し当てようとするが、どこにあるのかアテのない彼らに、イサコが話をもちかける。

 キーとなるキャラクター(多分)の一人、ハラケン登場。って、冒頭から中盤にかけてまったくぱっとしないんで、肩すかしかと思ったら、最後の最後で本領を発揮。で、そのハラケンがらみでフミエとダイチたちの関係も説明される。
 ハラケンとフミエの所属する生物部(ハラケンが部長でフミエが副部長)には元々ダイチたち黒客も所属してて、ダイチは元部長。が、いたずらが過ぎて退部させられることに……のみならず、ダイチは昔からフミエを重点的に目の敵にして、スカートめくりしたり、フミエがメガネを買った後にダイチもメガネを買ってクラッキングをしてきたり……ヤサコも言ってたけど、フミエって鈍いんですな。つか、ダイチも小学生の男子そのまますぎやねんw
 黒客たちはすっかりイサコに仕切られてメタバグ探しに。それを知って逆にフミエとヤサコがハラケンを巻き込んで黒客の後をつける。で、荒稼ぎには必ず裏があるわけで、そんな簡単に済むわけがない。ダイチたちは廃バス置き場に埋まっていた大物のメタバグに大喜びだけども、イサコの目的はそれとはまったく別のよう。誘爆性のメタバグを爆発させてなにかを起こそうとする。そのドタバタで、黒客クラブは完全にイサコの支配下に収まってしまい、後をつけていたヤサコ、フミエ、ハラケンも騒動を察知して駆けつけたサッチーに襲われる。
 で、最初の話。そのピンチを救うのがなんとハラケン。フミエは「実力ない」と言ってたけど、コイル探偵局会員番号では五番でフミエより早い。それを裏付けるように、一分だけだが、サッチーの動きを止めてしまう。父親が電脳ペットメーカーに勤めてるそうだが、それだけの話ではないよなぁ。
 しかし、ダイチたちにあちこちのバスの床を掘らせるイサコが極悪ですな。


2007年06月10日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゲキレンジャー#17と電王#20

  ゲキレンジャー #17「ゴロゴロ!師弟愛」。まだ新しい技と武器を伝授して貰ってないジャンがレツとランをうらやましがってるところで、四人目の拳聖のところに三人で修行に向かうように言われる。海の拳魔ラゲクに対抗するため、海の拳聖の強力を仰ごうというのだ。が、拳聖の元にたどり着くためのボート漕ぎが実は修行とテスト。合格したのは体力の有り余っていたジャン一人。待っていた海の拳聖シャッキー・チェンはジャンに新アイテム「ゲキソード」を授ける。が、ジャンだけではなくなぜかシャッキーも嬉しそう。実はシャッキーは拳聖の中では若輩者で、弟子を持ったのは初めてだったのだ。しかし、他人の身体に潜り込み操ることが出来るハーミットクラブ拳のリンリンシー・ドカリヤにシャッキーが取り憑かれ、ジャンたちを襲い出す。ジャンの呼びかけに危機一髪自分を取り戻すシャッキーだが、自分が初めての弟子を襲ったことにショックを受けてしまう。

 サモ・ハン・キンポー(エレファン・キンポー)、ジェット・リー(バット・リー)の次は、ジャッキー・チェンですか……声は勿論石丸博也。いかついサメ顔とは裏腹にひょうきんでノリのいい性格だが、拳聖としてはまだ精神的に未熟なところもあるようで、ドカリヤに簡単に操られてしまったり、そのことでショックを受けてしまったりする。ジャンはそんなシャッキーを見てドカリヤに怒りを燃やすのだが、ゲキトージャを呼び出したところで、ドカリヤが操ったゲキシャークに襲われてしまう。
 今度は師匠から力を授かるという展開ではなく、ジャンが師匠を助けようとするわけか。

  電王 #20「最初に言っておく」。侑斗から人助けのつもりでイマジン退治をするなと厳しく言われた良太郎。オーナーもかつてとある時間と共に消えて失せたはずのゼロライナーに乗る侑斗を見て、その助言も一考に値するかもしれないと言い出す。
 一方侑斗は良太郎がショックのあまりイマジン退治までしなくなるのでは、とデネブに言われ、ジェリーイマジンの情報を得るために契約者に会って話を聞く。契約者は元プロボクサーだったのだが、婚約を機に引退。ところが婚約者はそれからまもなく大病で死んでしまっていた。その婚約者と埋めたはずのタイムカプセルを探し求めているのをイマジンにつけ込まれたのだ。ところが、この話を既に良太郎が聞きに来ていたと知り、侑斗は驚く。
 その侑斗を襲うジェリーイマジン。ジェリーイマジンは無理矢理他人の埋めたタイムカプセルを契約者に掘らせると、過去へ跳んでしまう。それを良太郎と侑斗が追うが、良太郎はイマジンとの戦いよりも、タイムカプセルを埋めた場所に印をつけることを優先させてしまう。

 二号ライダー(?)ゼロノス本格登場。定期券タイプの電王のパスと違い、ゼロノスのは一回こっきりの使い切りらしい。使用制限があるってことか? 最初は侑斗の意識のままのアルタイフォームで戦うが、侑斗の不意打ちをデネブが叱責。交代してベガフォームに……アルタイフォームのマスクも変な形だと思ったら、牽牛星の牛が目の部分になるのか。で、ベガフォームはドリル……ドリルでルンルンクルルンルン。
 決めぜりふは「最初に言っておく」なのだけど、侑斗が「俺様」な性格丸出しの「はっきり言って、俺は強い!」なのに対し、デネブは「この胸の顔は、飾りだ」と肩すかし……まあ、ベガフォームはデネブの身体のパーツがくっついた形だからなんだけど……でも強いのは確かに強く、デネブも「この勝ち方なら問題ない」という圧勝。しかしデネブ、侑斗をやたらと「侑斗も本当はそう思ってるはず」とフォローするけど、どこまで本当なのか……まあ、悪い子ではないのは確かなのだろうけど。
 で、人のためにイマジンと戦う良太郎を侑斗はまた牽制するのだけど、今度は良太郎が「人助けとかじゃなくって、やらなきゃいけないからやるんだ!」と一歩も退かない。良太郎の強さにたじろいで、侑斗も少しは良太郎に一目置いたのかな?
 次回はどう考えても性格的にそりが合わないリュウタロスと侑斗がぶつかるらしい。う〜ん、どっちもわがままだからなぁ。

[アニメ] グレンラガン#11

  グレンラガン #11「シモン、手をどけて」。大グレン団はアディーネを退け、ニアも皆に受け入れられる。が、シモンは相変わらずいじけたまま立ち直れない。さすがにヨーコたちですら愛想をつかしはじめていた。そんなとき、美女ばかりの村から助けを求める通信が入る。ガンメンに襲われているというのだが、あからさまに罠くさい。それでもキタン一同、救出に向かう大グレン団だが、案の定罠。全員捕らえられ、ニアだけは罠を仕掛けた四天王の一人グアムのところに連れて行かれる。そこでニアは自分が螺旋王の手慰みに育てられた人形に過ぎないと知らされる。

 シモン、復活!
 どう見ても罠な美女たちの救援要請にうかうか乗ったはいいけど、あっさり捕らえられて進退窮まる大グレン団。いや、こういう連中だってことはわかってたけどさぁ……キタンの勢いも力任せの脱出もことごとく徒労に終わり、皆が諦めかけたとき、ただ一人、コアドリルを使って黙々と脱出路を掘り続けていたのはシモン。そこでヨーコが皆に語ったのは、地上を目指して生き埋めになったときにカミナがシモンを鼓舞したという前回シモンがした話の、カミナ側から聞いた話。本当はカミナも不安と後悔でいっぱいだったのだが、それを支え、強がりを言い続けられたのはこつこつと穴を掘り続けていたシモンの存在があればこそ。カミナもまた、シモンに恥ずかしくない兄貴になろうとシモンを励みにしていたのだ。目を覚ましたシモンに呼応するように現れるラガン。
 ニアもまた、自我が目覚め螺旋王から不要と捨てられた事実を知り、それでも自分は自分として生きると決意。ニアを殺すことを惜しむグアムは、螺旋王に送りつける美女たちをリザーブする村の長になれと言うが、ニアははっきりとそれを断る。
 取引を断られたグアムはニアを殺そうとするが、そこにやってくるラガンに乗ったシモン。つか、ココ爺が怪しすぎるんですが……ただの変なキャラ、ではないよなぁ。
 で、その後ガンメンで大グレン団を皆殺しにしようとしたグアムを、復活したシモンとグレンラガンがぶちのめす。その時の名乗りから必殺技への流れは、涙なしに見られませんよ、ええ。
 カミナのまがいものではなく、シモンとして復活したシモンを、キタンもリーダーとして認める。まあ、名乗りは確かにちょっとどうかと思ったけどw
 次回は水着回。って、細田直人氏が参加ですか。どれだけエロくする気やねん。w