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2012年06月10日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#16とフォーゼ#38

  ゴーバスターズ #16「亜空間から来た男」。十三年前研究所ごと亜空間に転送された陣マサトがビートバスターとして現れた。しかしリュウジや司令によれば、間違いなく本物だというのに、彼の姿は十三年前のまま。彼にはどんな秘密があるのか、悩むゴーバスターの前にエネトロンを求めてビート・J・スタッグがやってくる。しかし、マサトがエネトロンを集める理由や他の亜空間に転送された人のことはビートも知らないという。
 そんな時にヴァグラスが出現。リュウジとヨーコにヴァグラスはまかせ、ヒロムはそのまま去るビートの跡をつけるが、その尾行はマサトの予想のうち。待ち構えていたマサトは研究所を転送させたマサトの父の判断をなじり、挑発した上で一対一の決闘で勝ったらヒロムの父たちのことも教えるという。
 その挑発に乗るヒロムだったが……

 ビートバスター、陣マサトの謎が明らかに……って、あまり大したことはわからなかったような。マサトは確かに亜空間に転送されていたのだが、実は彼の実態は亜空間に囚われたまま。十三年の間になんとかバディロイドであるビートを現実世界に送り出し、ビートをマーカーとして自身のアバター(化身)を送り込んでいた。
 そして、研究所で独自で研究を続けてたマサトは亜空間で皆とバラバラにはぐれてしまい、その所在は知らなかった。なんという肩透かしw
 ヒロムの目的は自分が戻るためにゴーバスターズにより強くなってもらうこと。エネトロン収集もその目的のためみたいだけど、なんか結構あっさりゴーバスターズに合流したなぁ。これからしばらくビートバスター編だろうけど、謎で引っ張れないけど大丈夫かいな? 新メガゾードも登場するみたいだし、普通に新メカお披露目になるのか?


  仮面ライダーフォーゼ #38「学・園・法・度」。弦太郎のところに突然助けを求めてきた不良グループの一人。どうやら自由な校風がうりのはずの天ノ川学園に、生徒会が新たなる規則を設け違反する生徒を弾圧し始めたらしい。ところがそれを主導するのは入院中の生徒会長に代わって生徒会を仕切る副会長の杉浦。宇宙飛行士の最終選考でフェア精神を発揮し堂々と合格した彼が、何故? 疑問に思う現太郎だったが、そのリーゼントと改造学ランをJKのファッションともども糾弾され、苛烈な弾圧をやめさせるために杉浦と勝負をすることになる。
 しかしJKと弦太郎はそれぞれの得意分野で挑むが、杉浦の超人的な能力の前にあっさり敗北。タウロス・ゾディアーツの正体をさらした杉浦にフォーゼに変身して対抗するが、戦いを優勢に進めるものの、タウロスの不敵な笑みとともに、突然攻撃ができなくなってしまう。タウロスには勝負事で勝つとその時した約束を強制的に守らせる能力があったのだ。
 タウロスの支配下に置かれてしまったフォーゼに代わり、流星がメテオに変身してタウロスと戦うが、タウロスはメテオが天ノ川学園の生徒でないと聞くと、突然興味を失ったように撤退してしまう。
 結局タウロスの能力のまま、意に沿わぬ模範的行動を取らされる弦太郎とJK。それどころかフォーゼに変身してタウロスと戦うことも出来ない。
 そんな状況で弦太郎は「戦えないのなら従うまでだ!」と生徒会の風紀見回りに参加。杉浦の懐に飛び込んで、彼が急変して厳しく学園を取り締まりはじめた理由を探ろうという作戦だった。
 その作戦が的中し、杉浦についていけなくなった生徒会メンバーから彼の急変の原因が入院中の生徒会長、壬生才加にあるということを知った弦太郎だったが、今度はメテオがタウロスに勝負を挑まれてしまう。

 幹部ゾディアーツが続々登場(在庫整理)な展開ですが、今度はタウロス。正体はもう早々にわかっていて、前回も登場した宇宙飛行士候補の一人で生徒会副会長の杉浦。嫌味なぐらい模範的な好青年で前回の選抜試験でも本心からお互いの健闘を湛えたように見えたのだけど、今回は歪んだ規則を生徒に押し付ける。って、いや、規則自体は厳しいものの歪んでないんだけど、その徹底の仕方が……
 しかも「学園法度」って何よ? 局中法度?  士道不覚悟切腹よ
 どうも杉浦の場合歪んだ欲望をスイッチにより暴走させているのではなく、何か思いつめてそれがスイッチにより暴走しているようなのだが、それが入院中の生徒会長と関係が? つか、生徒会長って今まで出てないよな。でも黒幕って言っても、なんか本当に糸を引いてるようには見えないし……
 そして、ストームスイッチを奪われピンチに陥ったメテオに、優位に立ったメテオが挑んだ勝負に、流星は逆に「そっちの得意種目でいい」とその勝負を受け、ゴルフ勝負をすることに……でも流星はゴルフ初心者!? 正気はあるの? つか、そもそも次回がゴルフ中継で放送休止。来週のゴルフ中継中にゾディアーツが乱入して……(ないない)


2010年06月10日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] デュラララ#21とWORKING#10と大魔王#10

  デュラララ!! #21「五里霧中」。ついに一部黄巾賊によるダラーズ狩りは、帝人の周辺まで及んできた。ダラーズの掲示板を見ても不安と恐怖と何もしないリーダーへの不満が渦巻いており、どうすればいいのかわからない帝人はダラーズから距離を置くことしか出来なかった。
 一方、ダラーズと黄巾賊の抗争に責任を感じた杏里は、黄巾賊内にいる「罪歌」の「子ども」にダラーズ狩りを止めるように頼むのだが、これが逆効果。不思議な力で黄巾賊メンバーを操る人物がいると、「首無しライダー」を擁するダラーズへの疑いにますます信憑性を持たせる。
 だが、彼らを操ってたとおぼしき人物の特徴が杏里に酷似してると気付いた正臣は、この件への追求をきつく禁止するのだが、それに法螺田たちをはじめとする新参メンバーが不信感を持ち始める。
 そんな事態になってると知らない帝人は、現実から逃避しつつも「自分にとってダラーズとはなんなのか」を煩悶し続けた末、数日ぶりにダラーズの掲示板を見る。相変わらず不安と猜疑と不満が渦巻く中に、「ダラーズの異議」を問いかけると、リーダーへの不満が綴られる中、「リーダーとかじゃなく、自分たちの手でダラーズを良い場所にしよう」という書き込みが……図らずもそれは、かつて架空の組織であったはずのダラーズが暴走をし始めた時に、帝人がみんなに投げかけた言葉だった。
 「自分にとってダラーズとはなんなのか」その原点を思い出した帝人だったが、丁度その時、杏里とおぼしき来羅の女生徒が黄巾賊に連れ去られたという情報を目にする……

 ついに話も大詰めに。原作三巻分を2クールで消化という、かなり贅沢な作り(原作にそれだけ広がりを持った世界観の下地があればこそだけど)のこともあって、いろいろ振りまかれた伏線が色々と収束していく感じ。
 すべての元凶の臨也は自分の思った通りの絵図が展開していくことに愉悦し、それ以外のほとんどの池袋住人は日々高まっていく不穏な空気に不安を募らせていく。そんな中で勢いを得てる小物が数人。元ブルースクウェアの法螺田たち。でもそれ以外にも、セルティに襲われた誘拐犯たちも混じってるような……
 この事態のキーマンとなる帝人たち三人は、お互いの正体を知らぬまま、焦燥と不安からどんどんドツボにはまっていく。一番事態打開のために積極的に動いてるのは杏里だけど、その特殊な力故に、逆にダラーズへの疑いを深めさせ、彼女を庇おうとした正臣は、組織内で窮地に追いやられていくことに……杏里はその気になれば肉体的危険は被らないけど、それは彼女の一番望んでいる「居場所」を失う危険を常にはらんでいる。正臣は、自分の大事な人たちの仇を討とうとして、逆に彼らを危険に陥れている、のみならず信頼すら揺らぐことになり、帝人は友人たちが巻き込まれてることすら気付かず、自分と組織との関係に悩む。
 しかしまあ法螺田、ホントに憎たらしい小物ぶりだなぁ……ところでOPやEDにも羽島幽平出てきてるけど、まだ本編に本格的に絡んではいないよな……


  WORKING!! #10「疑惑の真相…、なずな働く。」。伊波の父襲来からこっち、小鳥遊への恋心を意識してしまった伊波。しかし当の小鳥遊はその事実に気付くこともなく、女装写真の拡散に戦々恐々したり。そんな中、伊波の男性恐怖症克服のために一緒にバイトから帰る小鳥遊を、彼の妹なずなが見てしまい、二人の関係を探るために「社会体験」と称してワグナリアでの一日体験バイトに入り込む。
 え〜、いや、普通に労働法関連に抵触とか……しないのか? よく考えたら小学生のバイトはダメってことはないのか。でも、本社の就業規定には反してそうだけど、それ以前の問題だからなぁ、ここ。
 変人ばかりのワグナリアメンバーを見ても動じないなずなも大人物かもしれない、てか、伊波に「お姉ちゃんたちみたいにいろいろしてもらおう」って。道踏み外し以前に手遅れっぽくね?
 それはそうと、今回も松本摩耶はモブキャラ止まり、と。


  いちばんうしろの大魔王 #10「阿九斗の帝都大戦争」。スハラ神が発したけーな暗殺命令を機に、阿九斗の魔王化が一気に進行。身勝手な神の命令からけーなを護ろうとする阿九斗と、政府機関、そしてスハラ教祭司の座を手にした照屋栄子率いる甲賀・伊賀忍軍が魔獣と共に学園に立てこもった阿九斗への総攻撃を開始する。
 その中にはスハラ神と祭司からの命に背けず、命令に従い先陣を切って切り込む服部絢子の姿も……

 うーん、原作の情報量に対し尺を短くしすぎというのはあるんだけど(ただでも宗教とかの要素が出てくるし)、それでも脚本が赤星氏でなく吉岡氏ならなぁ、というのはどうしても思ってしまう。吉岡氏が赤星氏を鍛えてるって側面も、ひょっとしたらあるのかもしれないけど。
 それはともかく、なんやかんやで最終決戦。若干唐突気味だけど黒幕の大和望一郎の登場だとか、照屋栄子の暴走だとか、5話からこっちすっかり影の薄くなった江藤不二子が大活躍だとか。
 しかし阿九斗、「全部終わったら君を大事にするよ」って、多分絢子の言葉の意味、まったく届いてないんだろうなぁ。そこら辺、朴念仁というか、朴念仁過ぎて害悪というか。


2007年06月10日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゲキレンジャー#17と電王#20

  ゲキレンジャー #17「ゴロゴロ!師弟愛」。まだ新しい技と武器を伝授して貰ってないジャンがレツとランをうらやましがってるところで、四人目の拳聖のところに三人で修行に向かうように言われる。海の拳魔ラゲクに対抗するため、海の拳聖の強力を仰ごうというのだ。が、拳聖の元にたどり着くためのボート漕ぎが実は修行とテスト。合格したのは体力の有り余っていたジャン一人。待っていた海の拳聖シャッキー・チェンはジャンに新アイテム「ゲキソード」を授ける。が、ジャンだけではなくなぜかシャッキーも嬉しそう。実はシャッキーは拳聖の中では若輩者で、弟子を持ったのは初めてだったのだ。しかし、他人の身体に潜り込み操ることが出来るハーミットクラブ拳のリンリンシー・ドカリヤにシャッキーが取り憑かれ、ジャンたちを襲い出す。ジャンの呼びかけに危機一髪自分を取り戻すシャッキーだが、自分が初めての弟子を襲ったことにショックを受けてしまう。

 サモ・ハン・キンポー(エレファン・キンポー)、ジェット・リー(バット・リー)の次は、ジャッキー・チェンですか……声は勿論石丸博也。いかついサメ顔とは裏腹にひょうきんでノリのいい性格だが、拳聖としてはまだ精神的に未熟なところもあるようで、ドカリヤに簡単に操られてしまったり、そのことでショックを受けてしまったりする。ジャンはそんなシャッキーを見てドカリヤに怒りを燃やすのだが、ゲキトージャを呼び出したところで、ドカリヤが操ったゲキシャークに襲われてしまう。
 今度は師匠から力を授かるという展開ではなく、ジャンが師匠を助けようとするわけか。

  電王 #20「最初に言っておく」。侑斗から人助けのつもりでイマジン退治をするなと厳しく言われた良太郎。オーナーもかつてとある時間と共に消えて失せたはずのゼロライナーに乗る侑斗を見て、その助言も一考に値するかもしれないと言い出す。
 一方侑斗は良太郎がショックのあまりイマジン退治までしなくなるのでは、とデネブに言われ、ジェリーイマジンの情報を得るために契約者に会って話を聞く。契約者は元プロボクサーだったのだが、婚約を機に引退。ところが婚約者はそれからまもなく大病で死んでしまっていた。その婚約者と埋めたはずのタイムカプセルを探し求めているのをイマジンにつけ込まれたのだ。ところが、この話を既に良太郎が聞きに来ていたと知り、侑斗は驚く。
 その侑斗を襲うジェリーイマジン。ジェリーイマジンは無理矢理他人の埋めたタイムカプセルを契約者に掘らせると、過去へ跳んでしまう。それを良太郎と侑斗が追うが、良太郎はイマジンとの戦いよりも、タイムカプセルを埋めた場所に印をつけることを優先させてしまう。

 二号ライダー(?)ゼロノス本格登場。定期券タイプの電王のパスと違い、ゼロノスのは一回こっきりの使い切りらしい。使用制限があるってことか? 最初は侑斗の意識のままのアルタイフォームで戦うが、侑斗の不意打ちをデネブが叱責。交代してベガフォームに……アルタイフォームのマスクも変な形だと思ったら、牽牛星の牛が目の部分になるのか。で、ベガフォームはドリル……ドリルでルンルンクルルンルン。
 決めぜりふは「最初に言っておく」なのだけど、侑斗が「俺様」な性格丸出しの「はっきり言って、俺は強い!」なのに対し、デネブは「この胸の顔は、飾りだ」と肩すかし……まあ、ベガフォームはデネブの身体のパーツがくっついた形だからなんだけど……でも強いのは確かに強く、デネブも「この勝ち方なら問題ない」という圧勝。しかしデネブ、侑斗をやたらと「侑斗も本当はそう思ってるはず」とフォローするけど、どこまで本当なのか……まあ、悪い子ではないのは確かなのだろうけど。
 で、人のためにイマジンと戦う良太郎を侑斗はまた牽制するのだけど、今度は良太郎が「人助けとかじゃなくって、やらなきゃいけないからやるんだ!」と一歩も退かない。良太郎の強さにたじろいで、侑斗も少しは良太郎に一目置いたのかな?
 次回はどう考えても性格的にそりが合わないリュウタロスと侑斗がぶつかるらしい。う〜ん、どっちもわがままだからなぁ。

[アニメ] グレンラガン#11

  グレンラガン #11「シモン、手をどけて」。大グレン団はアディーネを退け、ニアも皆に受け入れられる。が、シモンは相変わらずいじけたまま立ち直れない。さすがにヨーコたちですら愛想をつかしはじめていた。そんなとき、美女ばかりの村から助けを求める通信が入る。ガンメンに襲われているというのだが、あからさまに罠くさい。それでもキタン一同、救出に向かう大グレン団だが、案の定罠。全員捕らえられ、ニアだけは罠を仕掛けた四天王の一人グアムのところに連れて行かれる。そこでニアは自分が螺旋王の手慰みに育てられた人形に過ぎないと知らされる。

 シモン、復活!
 どう見ても罠な美女たちの救援要請にうかうか乗ったはいいけど、あっさり捕らえられて進退窮まる大グレン団。いや、こういう連中だってことはわかってたけどさぁ……キタンの勢いも力任せの脱出もことごとく徒労に終わり、皆が諦めかけたとき、ただ一人、コアドリルを使って黙々と脱出路を掘り続けていたのはシモン。そこでヨーコが皆に語ったのは、地上を目指して生き埋めになったときにカミナがシモンを鼓舞したという前回シモンがした話の、カミナ側から聞いた話。本当はカミナも不安と後悔でいっぱいだったのだが、それを支え、強がりを言い続けられたのはこつこつと穴を掘り続けていたシモンの存在があればこそ。カミナもまた、シモンに恥ずかしくない兄貴になろうとシモンを励みにしていたのだ。目を覚ましたシモンに呼応するように現れるラガン。
 ニアもまた、自我が目覚め螺旋王から不要と捨てられた事実を知り、それでも自分は自分として生きると決意。ニアを殺すことを惜しむグアムは、螺旋王に送りつける美女たちをリザーブする村の長になれと言うが、ニアははっきりとそれを断る。
 取引を断られたグアムはニアを殺そうとするが、そこにやってくるラガンに乗ったシモン。つか、ココ爺が怪しすぎるんですが……ただの変なキャラ、ではないよなぁ。
 で、その後ガンメンで大グレン団を皆殺しにしようとしたグアムを、復活したシモンとグレンラガンがぶちのめす。その時の名乗りから必殺技への流れは、涙なしに見られませんよ、ええ。
 カミナのまがいものではなく、シモンとして復活したシモンを、キタンもリーダーとして認める。まあ、名乗りは確かにちょっとどうかと思ったけどw
 次回は水着回。って、細田直人氏が参加ですか。どれだけエロくする気やねん。w


2005年06月10日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 今日の失敗

 ネギを買って薬味にしようと包丁を入れたら「ゴリッ」と音がした。ネギを切ってそんな音がするなんて、生まれて初めてですよ? 細かく切ればどうにかなるかと思い無理矢理切ったけど、やっぱりどうにもなりませんでした。orz 県内産だったのになぁ。

 本日早めに出勤しようと目覚ましをセットしたら、予定の時刻より大分遅れて目がさめる。さては寝惚けまなこで目覚ましを止め、二度寝したな、と自分を恨みつつ慌てて家を出る。そいてもって一日が終わって家に帰ってくると……あれ? 目覚ましが鳴ってますよ? ウチのめざましはアナログなのでスイッチを切らない限りは午前と午後の同じ時間にベルが鳴る。ってことは、目覚ましを切ったんじゃなくって鳴ったけど起きなかったのか! そんなに疲れているって自覚はなかったのだけども……

[特撮] 旧作信仰

  元祖「仮面ライダー」映画で復活スポニチ )ってニュースがある。個人的には白倉プロデューサー&井上脚本ってあたりでいろんな意味での期待大(笑)なのだけど、やはり旧作ファンには受けはあまり芳しくないようで。
 旧作が好きだから不安、ってのはわかるし論理だった批判もいいのだけど、「旧作サイコー! 新作はとにかくクソ」みたいな態度は、好きじゃない。旧作の仮面ライダーは確かに大したものだったけども、本当にそういう人たちが思ってるような形で大したものだったんだろうか? 自分はそうは思わない。
 村枝賢一氏作画のライダーコミック「仮面ライダーspirits」ってのがある。これが旧ライダー世代には評価が高いのだけど、第二部のゼクロス編になってからとたんにあまり話題に上らなくなった。特に極端につまらなくなったとかいうことではない。ゼクロスというのはちょっと特殊な経緯で、最初児童誌グラビアの限定露出ライダーで、その後スペシャル版が一本だけテレビ放映された。つまり、あまり当時の視聴者になじみのあるライダーではない。結論から言えば、仮面ライダーSpiritsが受けた最大の要因は「自分が見たかったカッコいいライダーがそこにある」ということなのだ。旧ライダーが手抜きだとかダメなものだというつもりは毛頭ない。が、児童番組ゆえや低予算ゆえの瑕疵はあちらこちらにある。子供といえど、それに気付かないわけではない。が、多くは頭の中でそれは修正・補正したり無視したりして楽しむ。まあ、子供がそれをやる分にはいいし、大人だってわかってる上でわざとそれをやるんなら構わない。村枝氏のライダーは、昔のスーツっぽさを残しつつカッコイイものにしあげ、ライダー好きなのだろうし、なによりプロとしての技術と意気を感じる。けど、騙されるとわかってて騙されるのと、騙されてると気付かない、というか、ただ漫然と自分を騙しているのとは違う。
 旧作が良いと思うのも良さを語るのも構わないけど、上記のような「幻想」の上に信仰を持って、それと比較し攻撃するのは個人的には好きではない。あまり美しくない行為だと思う。
 ちなみに 仮面ライダーTHE FIRST は原作版をベースにしており、原作版の本郷猛の顔はいつもの石ノ森主人公の顔なので、 黄川田将也 氏でもそんなにおかしな解釈ということはない。

[マンガ] つれづれ

 週間少年チャンピオンで「ロボこみ」がイキナリ最終回。鈴木ロボ子機体の寿命が尽きかけてると知った石上君は最期の思い出にデートに誘うのだけど……って、オチは 新バージョンの機体にデータ乗せ替えというものでした。まあ、そんなことだろうと思ったけど。しかも 見た目はほとんど普通の人間になってますよ? 露骨に等身まで上がって。石上君以外にはこんな感じに見えていたのだろうなぁ。しかし中身は相変わらずでした、というオチ。これまでのドタバタが続きつつも関係の変化を予期させる終わりで、なかなかソツなく。

 スーパージャンプの徳弘正也「バンパイア」で、太平洋戦争について、「マスコミに国民が煽られ云々」というセリフあり。それは間違ってないけど、別に決定的原因ではない。じゃ、なにが決定的原因かといわれると困ってしまうので私もロクでもないけど。まあ、作者の言いたいことはわかるし、それには同意する。


2004年06月10日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] SFファンダム小史

  内田樹氏のblog(6/9) に「60年代のSFファンダムの活動を記録したドキュメントはない」と書いてあったのだけど、確かあったはずなんだけどなぁ……簡単なものなら、一応 ネット上にもある し。ただ、実際この辺は結構「口伝」的で、古い世代から話を聞いてそれを知る、というのが多くはある。星雲賞によく理由がわからない規定が結構あったのだけど(最近は整理されてきている) *1 、なぜそんな規定が出来たのか、その規定を作った世代から話を聞いて、ようやく合点が行ったものだ。また、詳細なドキュメントと言われるとはなはだ自信がない。
 そのもともとの話題の「オタクが自分の立ち位置について自己言及しない」というのに関してはまったく同意で、概して近年のオタクが「文化としての歴史的流れ」や「他の分野とのつながり」に無関心、というより、作品と自己との関係のみにしか興味がない態度が多いのを見て、それは感じている。二体問題では、立ち位置など決定はできないだろう。自分もオタクだけど、どうもこの傾向はなじめない。別にマニアックに調べ上げろ、ということではないけど、なんだか危うさを感じてしまうのだよなぁ。
*1: 具体的に言うと、雑誌連載作品について、連載誌がSF専門誌と非SF専門誌で扱いが異なっていたこと。これは小松左京作「ゴルディアスの結び目」が文芸誌で連載され、SFファンのチェック漏れが多かった。そのことがきっかけでSFファンがチェックすることの多い専門誌と非専門誌で取り扱いを変え、機会を平等化しようという意図だったらしい。近年ではSF周辺領域の広がりが大きくなりすぎ、「SF専門誌」の定義が事実上不可能なため、修正された。一応、これもSFファンダムの歴史のひとつなので、記録の意味も兼ねて解説

[その他] ニュース

  韓国産餃子から大量の大腸菌などが検出・出荷停止に朝鮮日報 )。腐った大根や廃井戸からくみ上げた水を使用していたとのこと。これはちょっとあまりにもひどすぎる。まあ、例によって一部日本のマスコミはほっかむりみたいですが。
 また 楽韓web さんがこの件のまとめページ(トップページからリンクしてくださいとのことなので一旦直接リンクを解除。左側の一覧から「Contents」の下の「生ゴミ餃子事件まとめ」を探してクリックしてください)を作っておられます。さすがにこの事件は韓国内でも反発が大きいみたいですね。とりあえず、まとめページにもある「餃子の王将」と中華ファミリーレストラン「バーミヤン」は早速韓国からの納入はないと安全宣言を出しています。今回問題となった韓国企業と取引のあったニッスイは、今のところコメントは出していないようです。
 一部、「安全性には問題ない」などとヨタを飛ばしている人もいるようですが、加熱しても菌の作る毒素は分解されなかったり、耐熱性の強い菌もおり、よく一年以上も問題にならなかったと呆れる他ありません。作った奴らの口に腐った大根入りの餃子詰め込んでやれ!
  政府、東シナ海の試掘検討東京新聞 )。はっきりいって対応が遅すぎますが、まあ、動いただけマシとしておきましょう。
  学校建設のODAで、幹部が高級車購入−中国産経 )。ま、今さら驚きません。厚生労働省が年金使ってあれやこれや作ったこともあるし。でもこんなの見ると血税からODA出してるのが馬鹿らしくなる。


2003年06月10日(火) 旧暦 [n年日記]

カツカレー

 今日、昼飯に食堂でカツカレー頼んだら、食堂のおばちゃんが聞き間違えて普通のカレーを出してきた。「あの、カツカレー頼んだんですけど……」と、カツを頼んで載せてもらったら、たまたま後から来た、同じくカツカレーを頼んだ人が、先にかっさらてってしまった……あの、私が先に頼んでたの、聞いてましたよね? 朝飯食ってなくって腹減ってるんですけど……と、些細なことが気になる今日この頃。
  マトリックス・リローデッド の感想をつらつら考えていて、前回書かなかった欠点とかを挙げると、終盤の説明台詞とか(でも、あれがあったんで個人的には腑に落ちたんですが)、個々のシーンがやや長く感じられたこととか、前半の濡れ場のシーンが長すぎたとか、トリニティ役のキャリー・アン・モスが老けて見えたとか、あるんですが、やっぱりトータルでは「あんなゴッツイ映像見せてくれてありがとう」な感じ。キャリー・アン・モスの外見云々は、「 メメント 」の時に、わりとスーパーでゴージャスな美女ってよりは、年齢も感じさせる身近な美女って印象を受けたので、特に不満はないのですけどね。しかし、本編が終わった後の“To be continued"”にかぶさった字幕は、ちと……せめて「以下、次号!」とか、「震えて待て!」とか、「×××、再起不能(リタイア)」とかだったら……あ〜、どれも激しく違いますかそうですか。
  宇宙のステルヴィア の先週分を見直す。で、自分なりにどこが引っかかったかを考えてみると、スケール感がまったくわからないところではないか、と思う。端的なところでは「いきなりグレートミッションで大活躍」なところもそうなのだけど、最初に僚機を助けるために戦線離脱、という場面があって、戦線離脱した自分への悔しさと、人命を助けられたという事実との間の折り合いがつかないうちに、スーパーな活躍で地球を救う、という展開になってしまったのが、まずは大きいと思う。個人レベルの小さいことと大きいことが、その間をつなぐものなしに示されたので、そのつながり・流れがわからなかった、ということでもある。敢えて言えば、光太のすごさ、ってのも、結局伝わらなかったし……スケール感か。自分で言っておいてなんだけど、とりあえず覚えておこう。
  カレイドスター は、成り行きで新作主役オーディションをうけることになったそらが、演技中の事故で演技に恐怖感を持ってしまう話。う〜ん、ケンが珍しくそらを叱咤したりするのはすごく良かったけど、あの変なポーズとかは、イマイチなじまなかったかも、と思ってしまう。あと、それほど大きなことではないけど、スポンサーはそらのどこを買ったのかがわかりにくいのも、気になると言えば気になったかも。
 でも、全体的には、いまだ十分な水準ではあるとは思う。
  ファイズ もいまだ面白いです。ファイズ側三人組と、オルフェノク側三人組との絡み方とか。細かい齟齬はあげつらえるけど、そんなに多くない登場人物でも、絡ませ方がいろいろ出来る、ってのは、ちとすごいなぁと素直に思ったり。
  ドグマ・マ=グロ を読み終え、 マルドゥック・スクランブル を読み始める。ドグマ・マ=グロは視点が複数に分かれてることもあって、ちとすぐにはまとまった評価を出しにくい。もう少し自分の頭の中で整理しないと……あと、最初の出版元は早川でなく朝日ソノラマ、掲載誌はグリフォンでなく獅子王でした。うう。
 マルドゥックは、まだ途中だけどもかなり個人的好みと合致してる気がする。そんなに分量があるわけではないので、明日・明後日には読み終わるかなぁ。


2002年06月10日(月) 旧暦 [n年日記]

本日も体調悪し

 熱が36.5度から37度ちょいの間でふらふら。熱としては大したことはないのだけど、わりと元々が微熱でもあたまがぼうっとしてくる方。しかもこれが一週間近く続いてる。さすがにつらい。風邪なのかなんなのか。
 こんな状態でさらに夏バテになったらたまらんので、暑気ばらい用にレモンの蜂蜜漬けを作ってストック。レモンの薄切りをはちみつにつけて、丸一日たったくらいから食べごろ。一度沸かした水で割ってレモンネードもどきにするもよし、牛乳で割るもよし、ロンリコやスミノフなど、比較的癖のないスピリッツに入れて飲むもよし……って最後のは飲みやすすぎて却ってヒドイ目にあった。100プルーフ(50度)のスミノフのボトル半分を一日で空けるのはやはり身体に良くない。ってわけでこれはしばらく封印。
 今現在、冷蔵庫には鳥ハムとめんつゆ、そしてレモンの蜂蜜漬けと、一人暮らしにしてはめずらしく、わりと自家製食材が揃っている。あとは、もうちょいまともに料理する時間があればね。
 昨日書き忘れたが、実は ラーゼフォン 第15楽章(15話)も良い出来だった。ファンタジックというかエキセントリックな環境での子供たちのジュヴナイル。シリーズ全体での話の位置はさっぱりわからんけど。やっぱ、この手の連続性が高いシリーズで、時間帯をホイホイ動かすのはどう考えても良くない。おかげで話にまったくついていけん。ちょっとくらい視聴率が悪かろうと、どうせ打ち切りにできないなら腰をすえてやりなさいって。>テレビ局
  HAPPY☆LESSON アニメ版に関して嫌な噂(あくまで噂なんで、ご注意)を聞く。シリーズ第二期、あるいはOVA4巻の制作が決まったが(OVA4巻は本当に決まってる。シリーズ第二期はまだ不明)、プロデューサーとの方針の違いにより、 吉岡たかを 氏降板という (あくまで噂ね)。事実かどうかは不明だが、本当ならば、もともとが しょーもない 設定なのをどうにか大家族ものスラップスティックとして成立させていたのは吉岡氏の手腕だと思うので、あとに残るのは本当に しょーもないもの だけだと思うのだけど……噂がデマであれば嬉しいが、本当なら本当で見ないだけなので、まあ、それはそれでいいか。
 書店に寄ると「地球美沙樹」三巻は見事に品切れ(一、二巻はあったんで品切れなんだろう)。でも「カムナガラ」四巻が出てたので購入。世の中そんなもんである。


2001年06月10日() 旧暦 [n年日記]

打ち合わせとは戦いである

 昨日の日記に関して少しだけ補足。私は「マスコミ全般」および「視聴者全般」が「下衆な報道をする」あるいは「興味本位」とは書いていない。どこをどう間違えれば「全般」としか受け取れないのかは知らないが。
 日記のアクセスログから辿ったページをネタにするのは非常に気が引けるのだが、 笑えるもの発見。先行者ネタ。でも公開OKか、不明なのよね。
  アギト はなんか話がすげーことになってます。子供についていけるのかは不明(多分ついていけてない)だけど、すげー面白いです。久々に惚れ直した。
 アギトと言うと、名大祭の 島本和彦講演 で、アギト関連の話が。でも、ちとオフレコなネタだったので詳らかにはできないが、 アギトの映画 関連のネタ、というよりは、映画周辺関連のネタ、とだけ言っておこう。
 とりあえずワタシ的には「燃えよペン」の「パパンパンパンパン!」「打ち合わせとは、戦いだ!」が実話だったと聞いて満足。
 後輩が講演を録音してたので、後でダビングさせてもらおう。
 昨日は 山口さん が来名してて、いつものメンツで 深+ へ。いじめられましたよ何時ものごとく。ハイ。でもマスターの蔵書の処分で、買う気はないけど読もうと思ってた「テロリストのパラソル」や馳星周の著作数冊等をいただけたのはラッキー。マスター曰く「金出して読むものじゃありません」。…ちょっと不安。
 最近のネタ。 我が妻との闘争 。泣けるほど笑えた。正直どっちもどっちなんだが。しかし「経済的自立が思想の自由を勝ち得られる」は本当だとつくづく思う。
 「自分の 彼女彼氏 を部屋に連れ込んだ時に書棚にある本」という2chスレッド。女性側の意見が面白い。っつーか バイの彼氏の頼みでホモ漫画を揃えた という彼女、貴方はある意味立派だ。