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2006年07月21日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 蒸し返し

 ってより、蒸しなおしか。
 昨日作った「ツォイワン」の麺を蒸しなおしてみる。凍ったままのを放り込んで20分ばかり放置。結果、なかなかにつるつるした食感になりました。やっぱ蒸しが足りなかったのか。
 コシを求めるものじゃないけど、コシが欲しい場合にはもっとこねた方がいいのだろうなぁ。なかなかに奥深い。


 富田元宮内庁長官の手帳の中に発見された、昭和天皇の発言と報道された靖国についてのメモ。どうやら 産経 の方に メモの全文の写真 が掲示されている。 朝日新聞の方 にもメモは掲載されているが、なんというか、かなり悪質なトリミングをされている。普段なら「またかよ朝日」とちょっとだけ怒りつつ呆れるところだが、いずれにしてもメモの文脈がよくわからない。なにが「だから」なのか、どういう主旨の発言なのか。
 どうもこれはやはり発言の要所要所を記しただけのメモ以上のものではないのではないかと思える。というか、としか思えない。
 あともうひとつ、「これは昭和天皇の発言をメモしたものではないのでは?」という説もネットでは出てきている。 楽韓web さん内の 特設ページ や、 天皇A級戦犯発言報道に関する簡易まとめサイト などでそれらがまとめられている。ちょっと前提となる基礎知識が不足してるのでなんとも言えないのだが、いずれにしても事実関係がはっきりするまではむしろこれ関連でのコメントの方が見ていて面白そうである。


  自由は根付いたのか朝日 )。なにを言ってるのか、さっぱりわからん。要は小泉批判をしたいことはわかるが、論旨が滅茶苦茶なので批判になっていない。どうしろっていうのかなぁ……


 あ、今テレビで「ハウルの動く城」やってら。 宮崎さんも余計な口を出さず、細田守氏にちゃんと作らせとけばねえ……(いや、それが出来てたら宮崎さんじゃないんだが)
(この点について、細田氏のハウルからの降板は宮崎氏による口出しが原因ではない、という指摘を受けました。ので、撤回)

[その他] 買ったもの

 ・ 時をかける少女 新装版/筒井康隆

 貞元表紙の新装版が出てることをこないだ映画で知ったので。

[アニメ] ちょこsis#2といぬかみ#16とホスト部#15

  ちょこsis #2「はじめてのお正月」。まあ、基本的には前回同様特になにがおこるわけでもなしで、アパートの住人がボチボチと登場。は、いいんだけど、ちょっと気になったのは、「管理人さん」と呼んでるけど、大家さんなのでは? というのが。いや、「取り壊す云々」の話を聞いてるとどうも。大家兼管理人の可能性もあるが、そうだとすると引退して孫にまかせる、ってのはどうなんだ??? アパートを生前に財産移譲? どうもよくわからん。


  いぬかみ #16「部屋と怪談とわたしっ!」。薫の犬神のうちの一匹、たゆねの当番回。強気でいじっぱりだが、実は怖がりなたゆねを他の犬神たちが脅かそうとする。しかし、本当に妖怪が出てきてたたゆねが怖がって暴走してしまうのだけど……あまりかわいくねえ(笑)。
 それなりに面白い回だったけど、なにか物足りないと思ったら、マッチョも出てないし啓太も脱いでねえ! いかん、それがないと既に物足りなくなってしまってるのか……


  ホスト部 #15「軽井沢さわやか勝負」。夏休みになり、部員には内緒で軽井沢のペンションでバイトするハルヒ。ところがハルヒの身になにかがあったのかと暴走した環がおしかけて静かに勉強しようという計画が台無しに。のみならず、ハルヒのペンションの空き部屋一室に誰が泊まるかを賭け、「誰が一番さわやかにバイトするか」で勝負しだす。
 あいかわらずどいつもこいつもアホだなぁ(笑)。殿がその暑っ苦しい性格ゆえに(見た目はさわやかなんだけど)減点くらいまくってしまうのはいつもどおり。モリ先輩と双子がポイントをゲットしまくるけど、モリ先輩は付き合いで勝負してるだけなので、双子で勝者確定か、と思いきや、鏡夜の入れ知恵で、バカ殿が一気に巻き返す。そうか、ピアノって特技があったことをすっかり忘れてた……つか、本人も忘れててどうするよ!(笑)
 でも結局、二階の窓から落ちてきた花瓶からハルヒをかばった薫が最後にポイントゲット。次回は双子の非対称イベントらしいが……
 ところで原作見たけど、原作は意外とフツーでしたね……悪くはないんだけど、アニメはスタッフの腕がかなり効いてるかと。あと、蓮華は一回こっきりのゲストキャラのはずだったのか。「超強力モーター」といい、アニメスタッフ、いい仕事してるなぁ。


2006年07月22日() 旧暦 [n年日記]

[その他] ぽっかり

 今週末の予定が急に空いたので、レンタル料金半額中のツタヤでちょっとDVDをまとめ借り。全部見れるかなぁ。


  福田氏、総裁選に立候補せず…「安倍政権」有力に読売 )。う〜ん、強力な対抗馬の福田氏が出馬しないのか……この手のは内部でなにが起こってるのかわからんなぁ。このままだと、安倍氏でほぼ確定っぽい感じだけど、個人的にはどうもなぁ。


  ウナギ:高値続く…なぜ? 23日は土用の丑の日毎日 )。稚魚(シラスウナギ)の不漁と、抗菌剤使用の問題で中国産の輸入量が減ったことが原因、ということ。まあ、風物詩って言えば風物詩だけど、無理して食わなきゃいけないものじゃないしなぁ。


  10円玉で蚊、撃退 日本銅センター朝日 )。へ〜。こんな単純な方法で、ってのが意外。原理がわからないけど、面白い。


 天皇発言のメモの件は特に進展なし。自民総裁選に微妙に影響を及ぼし、民主は相変わらず足並みの揃わなさを露呈し、強いて言えば 朝日新聞のコラムメモは一つの史料として冷静に受け止めたい。政治などの場で過大に扱うのも控えた方がいい。と、わりと目を疑うようなことが書かれていたくらいか。「案外と決定的な資料というわけではない」という判断か? むしろ 日経社説 が意味わからない。笛吹いたけど思ったほど踊らず、で、戸惑ってるのかもしれない。
 あ、それと「天皇の意向に同調する必要はない」ってのは、当たり前すぎてそういう論をしようとは思いつきもしませんでしたわ。つか、「天皇がこういう意向だっただから、他の連中も同調すべきだ」とは、内心そう言いたいと思っている人たちも、はっきりはそう言えんでしょう。日経の 昭和天皇の思いを大事にしたい もはっきりと「行くな」とは言えないで「察しろ〜察しろ〜」というのが、アリアリですものね。その下心が出すぎて、変な社説になってる。所詮、議論的にはこの程度のものです。
 政治的な影響云々、ってのは靖国問題ってのはぱっと見通りじゃない上に、メモの影響力が不明(つか、一過的に騒がれてるけど個人的には実はそんなにないと思ってる)なので、それよりかは「このメモが歴史のパズルのどこにはまるのか」の方に興味がありますね。
 あ、それと靖国についての中国の態度ってのは、気をつけないと簡単に読み違えます。

[アニメ] となグラ#2とつよきす#2

  となグラ #2「ツンツン香月と誘惑エプロン」。まー、なんつーご都合展開……両家の両親が二週間の海外旅行に。ところが飛行機が墜落して行方不明に。と思いきや電話がかかってきて「しばらくここでフィールドワークするから帰らんぞ」と……「こんなこともあろうかと、当座の生活費は振り込んどいた」って、どんなこと考えて旅行行ってるんだよ!(笑)
 超強引な両親不在の下繰り広げられるお色気ドタバタ。前回よりはテンポは良かったです。でも香月の声が幼すぎてイマイチなぁ、と思ったら、梨穂子の声でした……そういうことか。手を出したら能登声のママンにヌッコロされますよ?


  つよきす #2「生徒会なんて、大キライ!!」。まあ、なんつーか、普通にギャルゲ的展開。決して人に勧める出来ではないが、原作と違うからとこき下ろされなければいけないほどとも思えない。
 あえて言えば場面転換にキャラクターイラストが入るのが、ちとかしましいかなぁ。その他はわりとテンポもいい。
 個人的には若本声を聞ければそれでOKだが。

[アニメ] 徹之進#28とおとぎ銃士#4

  徹之進 #28「てつのしんオバケと出会う」。ショコラと仲良くなりたい徹之進は、犬楽園の仲間に頼み込んで肝試しをセッティングしてもらう。ところがペアを決めるくじ引きで、細工がしてあったはずなのにショコラの相手は徹之進ではなく見知らぬ犬になってしまう。しかもその犬は既に死んだはずの犬で……
 スーパー秘書・ビクトリアがメインの回なのだけど、唯一の苦手はオバケ。だから、肝試しにも消極的。幽霊に連れ去られたショコラを徹之進と追いかけるのだが、正体バレバレのオバケに怯えまくり。
 と、まあここまでは普通の話。後半がとんでもないことに……生前もてなくって彼女が出来なかった幽霊に、ビクトリアが「私だって、失恋くらいしたことあるわよ!」と、ラシッドとのことを持ち出したまでは普通だったんだけど、その後の失恋遍歴が痛すぎる……彼の誕生日にプレゼントを持って部屋に行ったら、彼が他のメス犬(文字通り)とイチャイチャワンワンしてたとか、年下の彼に頼まれてお金を貸したら翌日には姿をくらましていたとか、一応子供番組だろ、これ(笑)。
 なんだか妙なところですっとばしてるなぁ。


  おとぎ銃士赤ずきん #4「グレーテルの罠」。双剣幼女VS大剣幼女(いや、14歳と13歳は幼女じゃないだろ)で、ビジュアル的にはそれなりに映えるはずなんだけど、戦闘は既にあきらめた。というか、戦闘をネタにしたボケツッコミがメインだと悟った。ツッコミ役のりんごは不可欠要員だなぁ。他はみんなボケ役ばっかりだし。いや、一々ツッコミどころだらけなんで、却ってツッコんだら負けみたいな雰囲気が……
 赤ずきんはアホストーカーぶりを今週も冒頭で発揮してたけど、グレーテルの発動させた結界にも関わらず、まったく影響なく動けるところで主人公らしさをアピール。アホには効かない結界だったのか(多分違います)。
 しかし、「白鳥雪子先生です」は無理があるだろう……りんご以外特に誰も騒がないのが、また。この学校って基本的に天然揃い? りんごも大変だ……


2006年07月23日() 旧暦 [n年日記]

[マンガ][読書] 城物語/冨士宏

 舞台は十三世紀ドイツ。とある貴族の庶子であるミハエル。本来なら母の結婚した鍛冶の息子として一生を終えるはずだったが、十七歳になって突然実の父であるフォン・ハウゼンに引き取られ、騎士として叙任され、一城の主として任命される。ところがその領地モルゲンベルクは敵対的な他領の城と臨接していた上、前の領主によって金庫の中は空という悲惨な状態。しかも部下であるはずの三人の騎士は若輩者で庶民出のミハエルのことを軽く見て言うことなど聞こうとしない。
 かねてよりあこがれていたはずの騎士の身分なのに、山積する問題に頭を悩ませていたミハエルの元に、隣領のアーヴェントベルクから敵兵がやってきたと知らせが届く。
 マニアではナムコ版ワルキューレのコミックで知られている冨士宏氏による、中世を舞台にした本格的な騎士物語。連載誌「コミックゲーメスト」休刊により打ち切りとなった。本人も相当力を入れていたシリーズらしく、時折無念を漏らしていたが、この再版版でも前後に作者による売込みがあって、やはり続き(書き直しでもいいらしい)を描きたいらしい。
 正直、地味。無茶苦茶地味。騎士と言っても華々しい活躍があるのではなく、片田舎の城における領地経営と城内政治がメインなので、ある意味牧歌的ではあるが派手さはない。しかし、きちんとした時代考証を元にその描き出すその時代の空気は、読んでいて飽きさせない。
 三人の部下は、老獪で城の実権を握るフォン・ハルト、無口で頑固で実直な武人フォン・エルンスト、血気盛んで情の厚いフォン・グロープハイト。若輩で庶民出のミハエルを、どうせやっかい払いにこの領地に送られたのだろうとあなどっている。
 その他の使用人たちは、経験不足ながら聡明で真面目なミハエルに好意的だが、前領主が給金代わりに平騎士(一代限りの騎士の身分。名誉以外には何の特権もない)の身分を叙任していたりと、過去の負債がかなり残っている。
 城自体の立地も事前にフォン・ハウゼンから聞かされていたのと違って、底意地の悪いフォン・フレーゲンの治める領地、アーヴェントベルクからの嫌がらせのようなちょっかいを受けていた。てか、投石が届く位置にお互いの城が建ってるってのがかなりびっくり。きちんと考証はしてるみたいだから、そういう立地ってのは、多分実際にあったってことなんだろうなぁ。
 連載分は赴任した領地で麦の刈り入れ直前に襲撃してきた敵兵をミハエルの指揮の下撃退し、部下の騎士たちや領民たちもこのうら若い庶民出の領主のことを認め始めた時点で終わってしまっていて、かなり惜しい。きっと構想では大河ドラマ的な物語になる予定だったのだろう。
 個人的にはちょっと出てきただけで終わってしまった、フレーゲンの妹、ゲルトルーデが気にかかる。小狡い兄に対してむしろ聡明という印象。ただしやっぱりちと性格は曲がってる。もろに好み(笑)。おそらくモルゲンベルクとアーヴェントベルクとのやりとりでミハエルとの駆け引きが発生したはずであろう。場合によっては、政略結婚という流れもありえたかもしれない。
 中世物というと最近ではドラゴンエイジでCuvie作「ドロテア」などが連載されているが、あちらのような華やかさはない反面、リアリティのある空気がかもし出されている。
 冨士氏の制作ペースが、最低でも月一を維持できるのであれば、出来ればリメイクでもなんでもどこかで連載して欲しいものであるが(でないと、いつ終わるかわからん)、とにかく最初に書いたとおり「地味」なので、掲載誌っていうとなにがあるかなぁ、ってのが頭を悩ませる。「フラッパー」あたりはいいんでは、とか思うが、案外と「ヤングガンガン」あたりでも妙にはまったりするかもしれない。
 いや、結構続き読みたいんだけどねえ。

[その他] そういうことは言うべきじゃないんだろうが

 思わず言ってしまう。「頭悪い?」。
 いや、ネット上の誰かに向けての言葉ではなく、先日見た光景の話。交差点で信号の変わり際、補助信号で交差道路が右折車両通行可になっているときに横断歩道を渡っていたサラリーマン風二人組。右折車両にクラクション鳴らされてびびって戻ったはいいんだけど(事故がなかったという意味で)、その後のそいつらの会話が頭悪すぎた。
 「赤信号だったんじゃん。俺たち、悪くないよなぁ」。そもそも前提認識が間違ってる。補助信号見てなかったんか? 第一、歩行者信号は赤だったろうが。
 それ以前の問題として、一体誰に言い訳してる。問題点を正確に把握しないで自己正当化して完結するんでは、そのうちマジで事故るぞ。本人がどうなったとてそれは自分の責任だからどうでもいいが、事故が起こったら事故車両になってしまった相手がかわいそうだ。

[特撮] ボウケン#20とカブト#25

  ボウケンジャー #20「打出の小槌」。新たにメンバーに加わったシルバーこと高丘だが、その生意気な態度にブラックである真墨が反発。売り言葉に買い言葉で二人の仲が険悪に。そんな時、邪竜一族が打出の小槌を狙って活動しているとの情報を得る。しかし、その現場でもいさかいを続けるシルバーとブラック。そんな二人を見て、レッドはなにを考えたか二人一緒に行動するように命令する……
 シルバーがメンバーとして認められるエピソードを、一番反発を買いそうなブラックに集約、って感じかな? ベタだけど悪くないです。双方、実は人情家なところが出てたし。
 打出の小槌を使って雑魚のはずの邪竜兵が超巨大化して強敵になったのはちとびびった。すわ、新ロボとの超合体があるか、とも思いましたが、さすがにそれは早すぎるようで……それよりジャッキアップアクションが今回も、しかもジャンプ技として炸裂したのがちょっと意表を突かれた。結構ギミック的には面白そうなギミックだよなぁ。


  カブト #25。渋谷廃墟に潜入した天道、加賀美、ひよりは、封鎖された実験施設を発見する。そこには、1971年付けの「マスクドライダー計画」のファイルが……渋谷隕石よりはるか前に、マスクドライダー計画が行われていた? 事情がつかめず混乱する三人だが、ザビー率いるシャドウの襲撃に、その場を退散せざるを得なかった。
 その計画書の真意を探るため、天道はZECTとつながりのある警視庁に潜り込む。一方加賀美も独自にZECT本部に接触してマスクドライダー計画の真意を探ろうとする。だが、天道の妹・樹花をねらい、間宮という美女に擬態したワームが暗躍しだす。
 女性型カニ怪人(間宮)ってのはちと以外でしたわ。全身トゲトゲなのに、胸も唇もある(笑)。しかもただのワームでなく、組織的にワームを指揮する立場らしい。ワームって一体なに?
 間宮抹殺の命を受けたザビー=影山だが、逆に間宮の変身したウカワームに圧倒される。そこを通りかかり、参戦するのが、久々登場の風間=ドレイク。それでもようやくウカワームを撤退させるので精一杯……これまで人間側の内紛っぽかったのが、どうもワーム側も積極的に出てきそう。
 いや、ネタバレ見てると、この後風間、とんでもないことになりそうなんだけど……
 加賀美は35年前の計画書に自分の名前が、しかもガタック装着者として記されていたのにそれなりに衝撃を受け、田所に変装してZECT本部に潜入するが、バレバレ。迎撃するゼクトルーパーをガタックに変身して対抗する。なんだかガタックになってから加賀美、それなりに風格が出てきたなぁ。ひよりに対しても「お前は俺が守る」と……これは予告だけど。
 天道は警察の末端から警視庁上層部に潜り込んで行くんだけど、それが無茶苦茶だけど笑える。警察の包囲する強盗事件の起こった銀行に、カブトになって犯人をデコピンで昏倒させて(笑)、突入を指揮。さりげなく署長などにもゴマをすったりする天道。うわ、こんな天道初めて見るよ! そして対面した警視総監は、かつて会った加賀美の父、陸だった。これは天道も知らなかったよう。天道って本当に何者なんだ?
 ところで71年って言うと、初代ライダー放送年にひっかけてるのはもちろんわかってるんだけど、陸役の本田博太郎氏は直次郎もやってたかどうか……恨みがよんでる佐渡おけさ。
(ほとんどの方はなに言ってるかわからないと思いますが、気になったら適宜検索してください。どっおせひ〜と〜りさ〜、た〜び〜が〜ら〜す〜♪)


2006年07月24日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] あっけにとられる

  東京高等理容美容専門学校乗っ取り事件・完全解明レポート! 明らかになった「乗っ取り」のカラクリ!!インターネット行政調査新聞 )を見て、かなり唖然とする。いや、陰謀論と逆恨みによる誹謗中傷か? と、最初概要を読んだ時点では正直思ったのですよ。ところが示されている各種の公文書を見てるうちに、確かに変だ、と思い始める。で、pdfのレポート本文を、ちょっと食い入るように読んでしまった。すげえ、ミステリーばりの完全犯罪です。情報公開条例が制定されなければ、本当に完全犯罪だったでしょう。ただ、洒落にならないのはこれが実際に行われたことで、それにより財産を奪われたのみならなず、人生を蹂躙された人間が確かにいる、ということです。
 もうひとつ恐ろしいのは、この乗っ取り行為に加担した人物が、現在も安穏と行政の上部に居座っていること……公文書開示が制度化されたからではあるけど、これだけ犯罪行為の証拠が公文書と言う形で歴然と残ってるのに、ほとんど糾弾もされてない。
 別に義憤とかそんなんではないけど、ちょっとこれは……
 レポート本文は120ページとかなり長い(多分段組なしのMS word文書をpdf化してるんで、実際はそこまでではないけど、それでもかなりの長さ)なので、まず短めの関係文書等に目を通し、興味が惹かれたら見てください。


  「今すぐクラス移して」…教師に無理難題、理不尽な親急増産経 )。都教育委員の見張り(笑)なんぞよりよっぽど深刻ですな。まあ、生活スタイルの変化などもあって、親がどう子供に接するかが揺らいではいるんでしょうが……先生にしわ寄せが行って、先生の方ではどうしようもなく袋小路ってのがなぁ。
 あ、そういえば「アクション」に「鈴木先生」の新作読み切りがあったっけ。生徒の先生の評価に対する云々。一刀両断では行かないあたりが相変わらず生々しい。

[アニメ] マイメロちょっとだけ

  おねがいマイメロディくるくるシャッフル #17「マリーランドになったらイイナ!」。原稿に追われるメルヘンマンガ家がゲストキャラ。なんつーか、フリーザ様ばりの三段変身(笑)。クロミの魔法で変身したのも含めると四段か。
 彼女の願いでレギュラー一同メルヘンな外見になってしまうのだけど、かわいいものが大の苦手な真菜は自分の姿を見て気絶してしまう。つか、この衣装で普段の等身の真菜、誰か描いてみません?(実はそれが言いたかっただけ)


2006年07月25日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ちぐはぐ

 う〜ん、ここしばらく、自分の言動のあちこちでちぐはぐ感を感じる。あまりよろしくないなぁ。
 こういう場合、過剰な思い込みや思い入れが悪く働いてることが多い。一度全部手を離して、開き直って検討しなおす方がいい。

 ひさしぶりにじっくりとcapercaillieのbeutiful wasteland(美しき荒廃地)をじっくり聞いてみる。曲としては無茶苦茶好きってわけじゃないけど、タイトルはとても好き。私にとっては、世界そのものを指す言葉だと思う。


2006年07月26日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] どっちなんだ?

  Yahoo!テレビ 見ると、8/1(火)からテレビ東京系列の昼の「時代劇アワー」で「必殺仕舞人」をやることになってるのだが、テレビ情報誌だと「右近捕物帖」ってことになっている……いったいどっちよ?
 え〜。Yahoo!の番組欄見ればわかりますけど、仕舞人第一話「恨みが呼んでる佐渡おけさ」って、先日私が日記に書いた文句で……実は「カブト」で加賀美陸役をやっている本田博太郎氏がレギュラーの「直次郎」役をやってるんすよね。京マチ子演じる元締・坂東京山の一座に入り込んで、どこでおぼえたかの長ドスの居合で相手を仕留める、威勢のいい若者を演じてます。ちなみに主題歌も歌ってたり。
 とか言ってたら、今見てる岡本喜八監督の「英霊たちの応援歌」でも早稲田の演劇部で学徒出陣した学生役で出てた……まあ、岡本組だから出てても不思議は全然なかったんだけど。
 ちなみに仕舞人が81年で、「英霊たち」が79年。本田氏の実年齢をシフトさせると、71年のマスクドライダー計画に陸が関わってるってのはちと厳しいか?

[アニメ] シムーン#16

  シムーン #16「翠玉のリ・マージョン」。やはり偵察にシムーン各機が誘い出されたのは罠で、シムーンが三機しか残っていないメッシスを、礁国の飛行機械が襲い掛かる。ネヴィリルの身を案じるあまりの自身の判断の間違いに気付き混乱するパライエッタに、アーエルは「あんたごときがシヴュラ・アウレアであるネヴィリルを守るだなんて、思い上がるな!」と一喝する。彼女らは出撃するが、機数が揃わず、強力な攻撃用リ・マージョンを行えない。シヴュラたちとシムーンを守るため、メッシス艦長のワウフは、艦をおとりにして彼女らを逃がそうとする。みなを守るため、リモネとドミヌーラは、ついに幻の「翠玉のリ・マージョン」を行うことを決意するのだが……
 今回、アーエルがちょっとしばらくぶりに男前でしたな。全部一人で抱え込んでしまおうとして、しかも戦場での行動の仕方を知らず混乱する一方のパライエッタを一喝する。その分パライエッタはいいとこなしですが、ま、立ち直るかどうかは彼女次第ってことで。
 明らかにパライエッタの判断ミスではあるんだけど、それでも彼女を責めることより生き残るために戦うことを優先するシヴュラたち。そもそも、パライエッタにすべての判断をあずけていたということを忘れていないっぽい。
 機体の性能では上回っていても、やはり数で圧倒され、しかも敵機の性能自体も向上してきている。少なくとも全機揃わないと状況は覆せない、というところで、「巫女様たちを守るのだ!」と、さえないおっさんのワウフが玉砕覚悟でメッシスを浮上させ、おとりになる。
 それを見たリモネとドミヌーラはついに「翠玉のリ・マージョン」を実行、そして成功させるのだが……成功した結果は、リモネとドミヌーラを乗せたシムーンが消えた以外、なにも変わらない? 「翠玉のリ・マージョン」とは一体なんなのか、と謎に思う間もなくピンチ。しかし、翠玉の航跡を見た仲間が帰還、そして修理の完了したアルクスプリーマがかけつけ、どうにか九死に一生を得る。
 お互いの信頼が最高に達した挙句、仲間をたすけるために翠玉に賭け、消えたリモネとドミヌーラはどこに行ったのか。シムーンが一機消えただけの翠玉とは一体なんなのか、といった謎が……翠玉が実行されたことで「シムーンとはそもそもなにか」というところが再びクローズアップされるのだが……リモネとドミヌーラ、本当にどこ消えちゃったのかねえ。


2006年07月27日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ウィッチブレイド#17といぬかみ#17

  ウィッチブレイド #17「錯」。ウィッチブレイドの副作用の話を聞き、これまで以上に梨穂子を溺愛する雅音。周囲は一旦引き離されたせいと受け取るが、斗沢は異常なまでの溺愛ぶりに、なにか危ういものを感じていた。
 その斗沢はネオジーン計画がファーザーこと古水の個人的な過去から実行された計画であることを察知し、その原因が古水の、母親へのコンプレックスにあることを突き止める。父親を完全な人間と信奉する古水は学がなく貧しかった母を、憎み、子を作れない代わりに自分の子供たちを、そして「本来あるべき完全な母」を求めていた。
 一方、導示重工ではNSWFの西田からのデータを元に、男性でも装着できるウィッチブレイドのコピー、「アルティメットブレイド」を開発し、役員会議の席上で大々的に発表する。しかし、商品としての欠点をその席上で鷹山に指摘され面目を失い、鷹山追い落としのためとんでもない手に出る。

 ファーザーって、やってることはHリングの男と同じだなぁ……しかしファーザーの執着ゆえに父親側遺伝子にファーザーのものしか使えず、そのことにネオジーン計画の限界を見た西田が、どうも裏切りフラグを立てたっぽい。
 まりあも無条件で自分を受け入れてくれると思った玲奈に拒絶されたことでどうも人格形成に大きな影響を受けたよう。これまでのようにファーザーに甘えず、おねだりもしなくなった。「欲しいものはねだるのではなく奪い取る」という価値観に行ってしまいそう。力を持ったお子様だけに、たちが悪いよなぁ。
 導示重工側では、鷹山を追い落とそうと自信満々で「アルティメットブレイド」を発表する和銅だが、あっさり鷹山にやり返される。でも直前まで「ひょっとして鷹山はやばいか?」と感じた瀬川、なにげなく和銅に媚びを売ったりと、こいつ本当に曲者だ(笑)。
 でも小者・和銅、追い詰められて秘書の八木にアルティメットブレイドを装着させ、既に回収の終わったエクスコン事件を捏造させるという手に……やっぱエクスコンは玲奈の時に全部回収してたのか。どうもこの窮鼠のひと噛みで鷹山は更迭されてしまうらしいのだが、アルティメットブレイドも、多分装着者の寿命を縮めるんだよなぁ……しかも、クローンブレイドのように装着者を選ばないってことは、クローンブレイドより性能は劣りそうだし。さらに言えば、男が装着した姿なんか見たくない。(笑)


  いぬかみっ! #17「なんか見えてるっ!」。変態魔道士・赤道斎登場。仮名と川平薫が赤道斎の残した絵の仕掛にはまり、異空間に囚われてしまい、なでしこが啓太に相談に行く。絵の秘密は解き明かしたものの、啓太とようこ、なでしこも異空間に囚われてしまい……
 仮名四郎が赤道斎の子孫ってのはびっくりしたが、だから赤道斎の遺した魔道具を回収してたまわってたのか……つか、先祖と子孫揃って変態かよ! 先祖が若本規夫で子孫が速水奨ってだけでも相当濃い一族だけど……
 仮名と薫を助けるために絵の中の異空間に飛び込む啓太たちだけど、何故か異空間の中はマッチョ、マッチョ、マッチョ、マッチョ。ここしばらくの変態成分の薄さを取り戻そうとするかのような怒涛のマッチョ攻撃。カンベンしてください。トホホ。
 赤道斎の仕掛に翻弄される啓太を無条件で信じるようこを見て、その繋がりをなでしこが嫉妬したり、というまともな展開もあることはあるのだけど……
 で、赤道斎の目的は薫や啓太の魔力を奪い、復活して世界を作り直すこと。その作り直したい世界ってのが、象さん丸出しってんだから……啓太の「変態だ〜〜!!」の叫びには同意だが、「お前が言うな!」でもある。そんな世界見たくないので、啓太も頑張ってください。いや、変態勝負になるのは目に見えてるんだけど。

[その他][マンガ] パンと平和とマンガ誌

  マレーシアのマハティール前首相がリゾート地のランカウイ島に日本式のパン屋「ザ・ローフ」を開業news clip )。「日本式のパン屋ってどういうこと?」と思ったが、どうもマハティール元首相は こちらのお店 がお気に入りということらしい。こういうスタイルのパン屋って、日本特有なのか。


  映画:基地の住民を取材し製作 29日から名古屋で公開Y!hl )。 日本人の平和意識は観念的。もっ と具体的に言わなければ」とドキュメンタリー映画の製作に取り組んだ。「辺野古の 基地や矢臼別の演習場はイラクやアフガンにつながる問題」。う〜ん、基地周辺で運動してれば「観念的ではない」ということにはならないと思うけど。実際の戦場にどうつながるか、ってのもそうだし、またその戦場が自分たちにどうつながるか、ってのを意識して考えてるのかな? 映画を見ないで、映画自体は云々してはいけないですが。


  コミックアライブ の創刊二号購入。目玉がないのは創刊号と同じだけど、わりとそこそこ連載陣が面白くなってきてるかな? いや、眼球抉子はいるけど(笑)。全般的に、わりと調子が乗ってきた感じ。半年続けば、ちょっとは変わるかな?
 新連載「グレースケールチルドレン」。わりとありがちなギャルゲ的展開か? と思ったら、どうも日常と非日常の二重構造っぽい。
 「ガイスターバーン」スリッパではたいて精神防壁ってのは、初めて見た……
 「蟲と眼球とテディベア」。賢木愚龍はイケメンで金持ちだけど、ダメ人間という解釈でよろしいか? 基本的にはわりとご都合主義的ギャルゲ展開なんだが。所詮世の中顔と金か。
 「ムクロヒメ」いきなり巻末なのがちょっと不安が……それなりに安定してそれなりに面白いと思うんだけどなぁ。


2006年07月28日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 嫌韓ネタってわけじゃないですが

  フランスの「ジャパンエキスポ」に韓国の作家が多数参加し苦情殺到enjoy Korea )ってな投稿があったのだけど、元Navarだからなぁ、とか思ってたら、どうも出展した韓国出版社ブースの招いた韓国のマンガ家を、その出版社がオフィシャルゲストであるかのような宣伝をしたのは事実らしい。( 参考 ) 最近は韓国でも結構良いマンガ家さんが出てきてはいるので、こういうところでこういうバカな真似をすると、結局はマイナスにしかならないと思うのだが……なんだかんだで読者は作品で判断するしね。


  「シムーン」裏人気投票〜男だらけのキャラクター祭り〜 。そんなに数が多くない準レギュラー・ゲストの男性キャラの人気投票って辺りが……って、キャラクター解説が変。すごく変(笑)。っつーか、「豆腐艦長」なんて、2chのシムーンスレのジャーゴンそのものじゃん(笑)。も〜ワケわからん。


  逮捕者続出の京都市 市長「優先雇用が原因の一つ」同和行政で異例の発言産経関西 )。え〜、「同和迷宮」?(ってそのネタはもぉえぇねん) 本当に同和行政で雇用された人が問題を起こしてるのか、データがないんでなんとも言えないんだけど、取りざたする程度には市側も意識にはあるんでしょう。ただ、データがないんでただのスケープゴートの可能性もあるのには注意。


  バイクに乗らない「徒歩暴走族」朝日 北海道 )。それってただの愚連隊では……?

[アニメ] ゼーガペイン#17とイノセント・ヴィーナス#1と.hack//Roots#17

  ゼーガペイン #17「復元されし者」。「どうして彼らは自分たちと戦うのか――」セレブラントたちが戦う意味を疑問に思ったガルズ・オルムの復元者、アビスとシン。シンはその理由を知るために、オケアノスに侵入する。
 なんつーか、シン大活躍の回。これまで機械的な表情しか見せてなかったくせにいきなり無邪気っ娘ですか? 無邪気に破壊しまくるから性質が悪いですが。ミナトはミナトで平然と消火システムを使いシンを窒息させようとするから、まあどっちもどっちか。
 これまでも肉体をもった復元者が死を克服していて、データだけになったキョウたちが消滅の影に怯えながら戦っているという、倒錯した状況だったのだけど、今回「復元者」の肉体的スペックが明らかに。「復元者」は確かに生体ベースの実態を持っているのだけど、どうも「肉体型のサーバに収まった幻体」のようなものらしい。そして自らを「光ある者」と呼び、幻体たちを「光なき者」と呼ぶ。そして「光なき者」には未来がないと……ガルズ・オルムの創始者であり人類を破滅においやった元凶のナーガは、サーバ内で時間を加速させたシミュレーションを行い進化の可能性を探っていたらしいから、アビスやシンのデータってのはそこから生み出されたものだろうか?
 シンが本当に「なぜ戦うのか?」の疑問をぶつけたかったのはイェル=シズノだったのだけど、シズノはシマと行き先不明の外出中。他のセレブラントたちに代わりに質問しまくるのだが、彼女が納得したのは、リョーコの「かけがいのないものを守るため」という答え。「かけがいのないもの、シンにもあるよ!」と喜び、リョーコを気に入ったシンは、リョーコの欠損した幻体データを見ると、なにごとか手を加えて去っていく。
 他のセレブラントたちは「光なき者」なのに、シズノは「光ある者」と呼ばれたということは、これまでシズノは単純にナーガの関係者だと思ってたのだけど、アビスやシンと同じ、進化実験で生み出されたオリジナルなき幻体データという可能性も……
 シンに手を加えられたリョーコは舞浜サーバ内に戻るのだが、サーバ内では意識不明の状態のはずが、なぜかベッドから抜け出して……本当に一話でコロコロ大きく状況が変わるなぁ。ただ、今回作画が悪かったのがちと残念。


  イノセント・ヴィーナス #1「奈落」。公式サイトによれば「近未来幕末アクション」と銘打たれてるのだが、なんで、どこが「幕末」なのかはよくわからなかった……単に鎖国的状態、ってところか?
 ストーリーは近未来、軍事的政権により支配された日本で、政府の追う謎の少女と、それを守る二人の青年の話らしい。ロボとガンアクションよりどりみどり、というところだが、イマイチぴんと来ないかな……ただ、戦闘シーンに力が入ってるのはわかる。しばらく見んとなんとも言えないなぁ……
 個人的にちと思ったのが、未来の日本の状況に至る設定がわりとご都合主義的ってところか。これなら説明を入れずに徐々に状況を匂わせていった方が良かったかも。


  .hack//Roots #17「Painful Forest」。え〜っと、なにがあったかってのは、ハセヲがレベルアップのために謎のイベントに参加して、そいでもって中身が直毘とエンダーな八咫とパイが、旅団メンバーだったハセヲとタビーを探るために三郎(という名前だけど女性キャラ)を二人に接触させる、くらいしか話が進んでないような……でも、ハセヲがどんどん顔つきがヤバイことに……うちのハセヲちゃんが不良に! ってな勢い。でも、ゲームってタビーは出ないんだよなぁ……最終的な役どころがよくわからん。


2006年07月30日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 危機後の対応

 パロマと言い、なんでこんなに謝り方が下手なのか……
  兵庫県が訓練情報を放置 ミサイル試験問題神戸新聞 )。「 結果的に問題があったかもしれない」。え〜、結果的にって、結果に問題があるから体制を見直すんでしょうが……「本当は自分たちは悪くない」と言いたいんならはっきり言えばいいのに。言わないんならそんないいわけがましいこと最初から言わなきゃいいのに。


  「疑問の声許せない」と批判=昭和天皇メモで−自民・古賀氏Y!hl )。ちと正確な答弁はわからないのですが、記事中では 昭和天皇がA級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示したとされるメモの信ぴょう性を疑う意見があることについて、「とんでもない議論があるのは残念。昭和天皇や英霊に対してもそういう議論は許せない」と厳しく批判した。とありますね。「30日午前のテレビ朝日の番組」ってのは「サンデープロジェクト」だと思うのですが、見てないのですが、見てた方、録画した方は確認出来るはずですわな……
 記事どおりの論旨だとすると、思想の自由を真っ向から否定してるわけですが……恐ろしいことですな。

[特撮] カブト#26

  カブト #26.加賀美の父、陸にライダー計画の全容を問い詰める天道だが、逆に「お前は知っているはずだ」と言われ、激しく動揺する。そしてひよりから樹花が岬に化けたワームにさらわれたことを知らされ、樹花を助け出す。自分の周りに敵が目を付けたことを知り、天道はひよりにも自分の目が届くところにいろと言うが、自分が七年前の少年であることを明かした天道を、ひよりは信じきることができない。
 一方、加賀美はZECT本部に乗り込もうとするが三島にはすべてお見通しで失敗、粛清されようとするところを田所が間に入り、ことなきを得る。しかし田所は渋谷廃墟の秘密の片鱗を知り、ZECTを信用できなくなったと退職を決意する。その田所を、加賀美は「俺がZECTの中でのし上がって組織を変えます! その手助けをしてください!」と頭を下げる。
 天道から逃れた岬擬態ワームは神代邸に忍び込むが、倒れていた彼女を神代はワームに殺された姉と見まちがえる。彼女を保護した神代は想いを寄せていくが、樹花誘拐に失敗した彼女を粛清するため、ウカワーム=間宮が二人の前に現れる。

 展開、急いでるなぁ、という印象。そのせいで明らかに説明不足のところも……ただその分展開がころころ転んで、把握できれば飽きはしませんな。
 天道は自分がライダー計画のすべてを知ってると指摘されるが、天道には覚えがない。のみならず、陸が彼の両親、そして唯一の肉親である妹のことまで知っていることに珍しく戦慄を覚える。
 加賀美はZECTの抱える闇を身をもって感じ、その中でのし上がることによりその謎に迫ることを決意する。そしてひよりに疑惑の目を向けられ続け、いつもの調子の出せない天道に「俺と一緒に戦ってくれ!」と叱咤する。天道のいつもの俺様ぶりが弱まったとはいえ、対等の関係に一歩近付いたなぁ。ガタックエクステンダーのキャストオフモードでの必殺技もかなりドハデでしたわ。もっとも、ウカワームの強さを強調するだしにされてしまいましたが……キャストオフ・ガタックエクステンダーは、上に乗ってるガタック含めCGか。
 神代は、岬擬態ワームをワームと知らず姉の影を重ね、想いを寄せていくが、失敗した彼女を粛清するため襲撃したウカワームと戦い、その強さに窮地に陥ったところ、何故か岬擬態ワームが神代を助ける。ウカワームは部下がおかしくなった理由が、人間に擬態しその記憶を得たためと推測する。そして、岬擬態ワームは再び神代の前に姿を現し想いを告げる。その想いに応えたかのように神代だが、彼女の裏切りに神代はサソードの剣で彼女を貫く……ワームへの憎悪を新たにする神代だが、自身がワームであることを知った時、どう反応するのだろう?
 次回は、風間がいろいろ大変なことになるらしい。どうもゴンが記憶を取り戻すらしいのだけど、風間は殺人犯として指名手配されることに……さらに、ネタバレだと風間はもっととんでもない目にあうらしいのだけど……


2006年07月31日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] ただいまタレてます

 夏バテ気味なのかなぁ。どうも精神的にヘコみやすくなってきてる。体調的には全然大丈夫なんだけど……病は気から。へんにょり。


  在日差別発言で積水ハウス社員が顧客提訴日スポ )。このニュースを見て、可能性は幾つかある。「実際に発言はあったのか」「発言の具体的内容は」「その発言の前後状況は」「この顧客と会社の関係はどうだったのか」というところがまず気になる。だから、「無茶な訴訟」とも「当然の訴訟」とも記事だけでは判断できませんわなぁ。


  TVタックル 見たら、テーマは天皇メモ問題。まあ、テーマについてパネラーが紛糾するのを見て楽しむのが番組の主旨だとはわかってるんだけど、一生懸命になってるハマコーと大竹まことが、なんと言うか……
 いや、浜田幸一氏の発言は、戦時下を体験したり、従兄弟が戦死したりという体験があるから、こちらから見ると「ちょっとそれは違うだろう」というところはあるけど、おそらくそれとは違うところから発してるのだろう、というのはわかる。「なんだなぁ」と思うのは大竹まこと氏。その発言は体験から発するものというより、明らかに知識不足なんですが……タレントさんですから、知識がなくても、あるいは知ってることとは反していても番組で与えられた役を忠実に果たそう、ということなのでしょうが……

[アニメ] 徹之進#28おとぎ銃士#5とその他

  徹之進 #29「てつのしんカードを持つ」。犬楽園で買い物が出来るカードを持った徹之進が、調子に乗りまくってショコラにおごりまくる。その浪費っぷりと来たら、やっぱ徹之進も犬山家の一員だったんだなぁ、と……そのくせ、カードの残金が尽きるとショコラはあっさりと去っていく……現金だなぁ。結局、最後にルミちゃんから手作りの財布を貰って、金にあかせたプレゼントより心のこもったプレゼントの方がいい、ということで締め。でも、なにげに取り扱ってるの、カード破産なんですけど……
 一方ハンゾウがジョンに化けて白金の犬社会に潜り込むが、ネオの目的は各地の犬楽園と人間社会の支配だということがわかったくらい。犬楽園にもスパイが入り込んでるが、ショコラじゃないかって気が、最近……


  おとぎ銃士赤ずきん #5「いばら姫の目覚め」。三銃士最後の一人、いばら姫登場。って、寝起きが悪いにもほどが……しかも、触手怪人ですか! ところかまわず寝そうで、あてになるんだかならないんだか。まあ、個性派で面白いは面白いですが。しかしグレーテル、「エコーズ・3・FREEZE」を逃走技にしか使わないとはもったいない。
 しかし三人揃っての「じゅ〜ぅしぃ〜」は、やっぱり予測はしてたけど脱力というか……この脱力感が快感になったりするんだろうか?(ないない……とは言い切れなかったり)


 妖逆門見てたら、イヅナに加えて雷信、かがりのかまいたち兄弟が……うしとらの妖怪のデザインを流用してるだけかと思ったら、同じ世界って設定だったのか?

[アニメ] シムーン#17

シムーン 「遺跡」。リモネとドミヌーラを失ったコール・テンペストだが、悲しみに暮れる間もなく次の任務が下る。礁国と嶺国が狙う宮国の遺跡を、彼らの手が伸びる前にその秘密を探り、シムーンの謎を解き明かすことだった。多くのシムーンが以前の自爆テロにより失われ、コール・テンペストにはもはや拒否権すらない。彼らは納得しきれないながらもそうせざるを得ないことを悟り、遺跡に向かうが、そこで待っていたのは見たこともない、黒いシムーンだった。

 やはりというか、敵と思われる黒いシムーンが出てくる。しかもリ・マージョンまで行い、ただ形を真似た偽物ではない。なんとか撃退、あるいは撃墜するが、撃墜された黒いシムーンの中に乗っていたのは、以前アルクスプリーマ上で自爆テロを行った嶺国の巫女アングラスだった。
 そして、一歩先に遺跡の中に足を踏み入れたアーエルとネヴィリルも信じられないものを見る。そこにあったのは、性を決定するための「青い泉」そのものだった。遺跡では空間と時間が常識どおりではないらしいが、シムーンのヘリカルモートリスが時間と空間を操ると言われてるのとなにか関係があるのだろうか? アーエルはなにか知っている様子だけど……
 前回消えたリモネとドミヌーラだが、メッシス艦長ワウフは「彼女らは生きていると思います」と自分の考えを述べる。でも、生きてるとしたらどこに?
 いよいよ終盤に向けて謎を貼りまくってるなぁ。オラちょっとわくわくしてきたぞ。