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2006年05月01日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 微熱気味

 夕べから熱い風呂への耐性が落ちてきていると思ったら、ちょっと微熱が……まあ、熱も出ないより出るべきときに熱が出た方がいいんだけどね。今日は暑かったのも結構効いてる。

  コスプレ女?地下鉄車内でスプレー噴射 5人軽症産経 )。なんじゃそりゃ。どうも電車内で化粧してたんじゃないか、って話もあるんだけどね……どっちにしてもはた迷惑な話。

  愛・蔵太の少し調べて書く日記 さん経由で 中国が反対しても日本は国連の常任理事国になれる?  まあ、シミュレーションとしてはそんなに間違ってないとも思える。日本がそこまで強硬な手を取ることはないだろうけど。つか、国連信仰を国民にやめさせた方が早い気も。

  韓国人すり団、再び活発に 凶悪化…警戒強める産経 )。だからそれはすりじゃなくって強盗だと小一時間(略)

  中国カトリック愛国会:バチカン無視、新司教を任命毎日 )。おいおい。中国正気か?(いや、そりゃ中国には中国の事情はあるんだろうけどさ)

[特撮] ボウケンジャー#11とカブト#14

  ボウケンジャー #11「孤島の決戦」。独断暴走したレッドの目的は立ち雛に隠された地図の場所にあるプレシャスだった。財団に逆らってまで一人で向かったレッドの行動に打たれた他の四人は、ダイボウケンのリミッターをはずし、スーパーダイボウケンへと合体をさせる。
 新しい合体、「スーパーダイボウケン」登場。これまで出た9台のゴーゴービーグルすべてが合体。おもちゃ的に結構面白そう。
 おばあちゃんの立ち雛は無事で、焼いたと見せたのはレッドのお芝居だった。これって地図は無意味になったからもうおばあちゃんに返してもいいんだよな? レッドの行動は自分ひとりで命令違反をすませようとしたからではなく、単に一人で宝探しをしたかったからと判明。いや、なんつーか、久々にまともにリーダーやってるレッドかと思ったらコレかい。(笑)

  カブト #14。内通者の容疑者を加賀美に絞った景山。しかし加賀美の携帯に細工をしたりと挙動がおかしい。そして殺されたシャドウ隊員の携帯に加賀美からの着信が残っていたことから、加賀美は内通者としてZECTに追われることに……
 うわ、景山ひでえ。ZECTって組織自体が構成員の生命軽視ではあるのだけど。これまで上司に恵まれなかったって言っても、これで本当に部下はついてくるのか? 追跡者から逃げてる加賀美の助けを無視した天道も、なんだかんだで本当の内通者に口封じされかけた加賀美を助けるのだけど、加賀美を捨て駒扱いした景山に不快な模様。加賀美も来週組織を離れて一人でワームを追う?

[アニメ] 牙#5とマイメロシャッフル#5

  牙-KIBA- #5「戒律の国」。ゼッドの友人のノアがネオトピアに転移。そこは一見穏やかな国だったが規律の違反者に対すて厳しい制裁がある国だった。そしてノアを助けてくれた恩人も……どうもノアもシャードに目覚める展開になるのかな? 予告を見る限り、暴走っぽい気が……

  マイメロシャッフル #5「仲間が見つかったらイイナ!」。行方不明の元仲間たちを探しにマリーランドへ行ったクロミ。クロミが心配でマイメロたちもマリーランドへ向かうのだが……
 まあ、ちょっといつものパターンを崩してるけど、前シリーズで投げっぱなしになってたクロミーズ5のメンバーたちのフォロー話。ダークパワーに仲間がいたってのは意外だが、やっぱ今回もダークパワーがらみの展開になるのかな? 今回のお助けキャラはクロミーズ5。毎回ウサミミ仮面とかの強烈なキャラを出すわけにはいかないけど、今回も結局ウサミミ仮面ネタは出してたなぁ。あと、伏線に使えそうな展開も幾つか。この辺、油断がならない番組だから。


2006年05月02日(火) 旧暦 [n年日記]

[読書] コラプシウム/ウィル・マッカーシィ

 ひでえ詐欺(笑)。表紙イラストと裏表紙のあらすじを見ると萌え萌え美少女が活躍するスペオペかと思ってしまいますが、嘘八百です。いや、あらすじは必ずしも嘘は書いてない(そういう場面はある)けど、本旨ではありません。編集部は一体何を考えてるんだか。
 舞台は様々な超技術が開発されたことにより不死も当然になった太陽系、主人公はその中の一つ「超物質」コラプシウムの発明者にして社会性欠如の変人、ブルーノ・ド・トワジ。彼の元に持ち込まれる、ソル女王国で起こったコラプシウムにまつわる太陽系の危機を解決し救っていくのだが、華麗とかとは程遠い。隠者然としたヒゲ面のおっさんが「社交だなんて面倒な事やりたくないんだ」とボヤきながらひらめきだけを頼りに解決してくんだから、絵面的には映えないことこの上ない。でもハードSF風味のあるスペオペ……っつーかそもそもスペオペってのは「科学知識」を盛り込んでのそれっぽい講釈とかがケレンのひとつだったので、これはある意味スペオペの正統後継者とも言える。
 まあ、やたらとスケールの大きい話とそこらへんの大ケレン、それと望まずして英雄に祭り上げられたいかにも人間臭いブルーノの悩みとが面白く読める、久々にSFらしいSF。だから余計にライトノベル読者層に間違ったアピールを持たそうとした表紙とあらすじの方向は×。

[その他] いや、別にどっちも真に受けすぎることはないのだけど

  ライシャワー東アジア研究所のケント・カルダー所長「隣国と対話できない日本は、米国にとっても役に立たない」朝日 )。素人目にもつっこみどころがあるってのはどうよ、ってなところだけども、まあ、米国側にしてみれば、って部分はあるのだろう。けど、 日米が協力して中国を国際社会のパートナーにしていこうという時に、日中首脳会談もままならない日本に対するいらだちがある。って、会談を一方的に拒否してるのは中国側ですけどね……
 で、一方、 日米軍事同盟強化…日本、北東アジア戦略拠点に中央日報 )って、あのー、いきなりいろいろ前提が崩れてるんですけど? 無論米国にとっては軍事周りと外交周り両面で日本が有用であることを望むだろうので全部間違いってことはないだろうけど、一つの衝突で 隣国と対話できない日本は、米国にとっても役に立たないは極論過ぎだろうねえ。米国内勢力の意見の対立もあるだろうし。

  ハンバーガーに人間の「指先」、調理人知らずにCNN )。The Texus Chainsaw Massacre2(悪魔のいけにえ2)?

  東京裁判「知らぬ」7割、20代では9割 本社世論調査朝日 )。意外っちゅーか、朝日も流石に出てしまった結果を捻じ曲げるわけにはいかなかったんだろうなぁ。個人的には「行こうが行くまいが信仰の自由」で、「中国韓国も騒げば対抗勢力の宣伝に使われるだけだろうになぁ」と思ってしまうのだが。しかしこのアンケートの対象者の「有識者」ってのは何を指してるのだろう?

  中日韓のコスプレ交流会、杭州で開催人民網 )。一体何なんだか。(元ネタがわからん格好がいくつか……)

  フジテレビ、「YouTube」的な動画投稿サイトに参入ITmedia )。やっぱ気になるのは YouTube を見る限り、著作権に侵害する動画の温床になることは想像に難くなく、それにフジテレビがどう対応するかだよなぁ。とてもじゃないがリソース的にuploadされたものが著作権を侵害するかを逐一チェックすることは不可能で、通報があったら削除とかになるのだろうけど、それとても追いつくとは……Youtubeにもそういった著作権侵害のコンテンツばかりではなく自主制作のバカ映像とか、おそらく本来の趣旨のものもたくさんあるんだけどねえ。(人に教えて貰った 陽気なカントリーミュージックをBGMに、RPG-7で漁をするアフガン兵士 とかが笑えた)

[アニメ] ディスガイア#1とxxxHOLIC#1

 ちょー手抜きで。
  魔界戦記ディスガイア #1「眠れるゴミ捨て場の王子」。日本一ソフトウェアのやりこみ系シミュレーションゲームのアニメ化。原作未プレイ。なんだかかわいらしいキャラが殺すだのなんだのそれなりにえげつないことを言いつつバタバタしながら魔王復帰を目指す? ん〜、どうだろう。見たところわりと定番の域を脱しない印象は免れ得ない。既に放映している地区での感想を見ると、その印象は覆らないような気も……もうちょい「愛マニア」のフロンと魔界の王子ラハールのキャラが掘り下げられればなぁ。

  xxxHOLIC (ホリック)#1「ヒツゼン」。まー原作通りの第一話。不思議なものが見える四月一日(ワタヌキ)君尋が、なんでも願いを叶える店の店主壱原侑子と出会うまで。勧善懲悪では全然なくって異なる理を持つ世界との接点を持った主人公(巻き込まれ型被害者)が「こちら側」から見れば道理に合わないそれに触れてくって感じで、CLAMP原作では一番個人的に馴染む話かも。まあ、安定感はある作り。監督が水島努氏ってのがちょっと意外だったが。
 それにしてもやっぱり手足が異様に細くて長いね、キャラの。


2006年05月03日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 副交感神経刺激

 実家に帰った時、食後に生姜湯を付き合って飲まされたのだけど、これが無茶苦茶効いた。どう効いたかというと、まず眠くなる。食後だから血糖値が上がってるし酒も飲みながらなのでそれもあるのだけど、そんな問題じゃないくらい眠い。ごろっと横になってると何の抵抗感もなく眠れてしまう。もう一つの作用は消化器系。胃腸の働きが妙に活発になるのが実感できる。
 って、これってモロ副交感神経系の刺激による作用じゃん! と調べると、しょうがの副交感神経刺激作用は良く知られているものらしい。 *1 ジンゲロン、ショウガオールなどの成分もあるけど、基本的にしょうがの苦味と辛味と酸味に対し身体が忌避反応を示し、反射で副交感神経系を励起するらしい。 手っ取り早く身体の調子を整えるにはいいかな? 胃腸の調子が悪いときには要注意だけど。

  NECを会社丸ごと「偽造」、中国で発覚Y!hl )。中国らしいにもほどがある事件。会社ごと偽造して調達業務などまでしてたってんだから……中国としてはこういう事件は中国ブランドの確立にとって頭が痛い部分もあるだろうなぁ。

  中国、急転「日本と関係改善」朝鮮日報 )。日中関係には下手な日本人よりよほど敏感なことのある韓国メディアだけども、こんなニュースもあるそうで。指摘されて私も気がついたのだけど、実際のところ、靖国云々とかは政府外交部からの発信で、共産党自体は注意深くそういった具体的な批難はしてないのだよね。それで外交部が方向修正を示してきたってことは、結構大きなことかもしれない。中国国内世論を考えれば急速かつ大幅な方向修正はまあありえないけど。

  「デジタル音楽の売り上げ搾取」でアーティストがSony Musicを提訴ITmedia )。チープ・トリックとオールマン・ブラザーズ・バンドっすか。大物じゃないですか。70セント中4.5セントってことは、6.4%程度? 書籍の印税が大体最大10%ってことなので、これは大物バンドとしてはプライドにも関わるかもなぁ。ただ、30%って計算は妥当なのかな? ちと計算がようわからんのだけど……
 まあ、 倖田來未の年収はあゆの200分の1?excite )とか、売れっ子なのに年収150万円とかちょっと信じがたい話もあって(ちょっと細かい契約約款は知らないけど)、全般的に音楽業界はアーティストを消費材と考えてるんじゃないかって思えてしまう部分もあるので、体質改善のきっかけの一つになってくれるといいなぁ、とあまり期待してもいないことを言ってみる。

  憲法9条「変える」43%、「変えぬ」42% 世論調査朝日 )。改憲賛成43%、反対42%ってのは憲法9条について。改憲全体では、55%と32%。数字の差の原因とかはちと気になるが、まあそれよか過去からの推移を知りたかったかな……
 自衛隊を軍隊と位置づけるべきかどうかってのは自衛隊幹部からも「議論や移行に使うリソースと時間が莫大なものになる上、現代では現行の自衛隊の方が都合の良いことも多い」って意見も出てるそうで、どちらにもメリット・デメリットはありそう。現実的な路線では自衛隊の活動がしやすいように文面を若干変える、くらいかなぁ。

 NHK-FMでやってる「 今日は一日アニソン三昧 」を聞いてたら小山茉美氏の「ラブ・ラブ・ミンキーモモ」が……ああ、歌声はこの頃でもバラライカの姐御に近いや。声質が変わったってことでもないのだな。
*1: 一般的には交感神経系は内臓や内分泌系の働きを促進させ副交感神経はその逆だけど、消化器の場合は副交感神経系の刺激により活発化される。

[アニメ] まじぽか#5

  錬金3級まじかる?ぽか〜ん #5「脱力の呪文は海水浴」「恋の呪文は海水浴」。初の続き物。って、続きってえのか、これ? 前半は海水浴に来た三人だが、台風直撃で泳ぐどころではない。天気予報も見ずに予定を立てたゆうまに非難集中。ゆうまはしぶしぶ魔法で天気を晴れにしようとするがゆうまの魔法があてになるわけがなく……そりゃ旅館の畳や風呂のタイルにビーチパラソル立てたら怒られるだろう。w ゆうまの常識の欠如は諦めたが、他の三人もかなり常識がないなぁ。しかし鉄子、どうやって泳ぐのかと思ったら潜水装備……
 後半は一転晴れた翌日、いい男を捜す四人だが、そうそう上手い話があるわけもなくウサ晴らしに泳ぎに出る。が、海上のいがみ合いでお互いの浮き輪を破っておぼれかけたところを、人魚のプリンセスに救われる。聞けば彼女は人間に恋をしてしまい、それに悩んでいるという。助けて貰ったお礼にと、四人は彼女の恋の成就を手助けしようとするのだが……相変わらずチームワークも義理人情も欠片もない四人。まあ、人魚姫も人魚姫なんだが。お約束のオチもこうやって複数畳み掛けられると予測する前にぽか〜んとするなぁ。ところでパキラは流れ水は渡れるのか?
 エンディングはゆうまバージョンののみこカバーバージョン。


2006年05月04日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 中国の本に釣られてみる

 引用が多めになるのでご容赦。
  「戦争の飢えを日本軍が救った」中国の作家が異色ルポ読売 )。件の本は2001年に中国で発刊された「温故一九四二」というもの。作者が戦時中大旱魃に伴う凶作により飢餓に陥った河南省の当時を訪ね歩くルポタージュらしい。で、その中で中国政府(国民党)が住民を見捨てたのに対し、当時その地に進軍していた日本軍が救済に軍糧を放出した、という話があるらしく、そのことが中国でも発表当時話題になったとか。
 が、2ch 東アジアNews+板当該スレ にこの本の日本語訳を読んだという方の報告が挙がっている( 362レス目 )。それを全文引用する。
結論から言うと、別に日本軍を持ち上げるような美談仕立ての本ではない。
内容は「河南省で旱魃があった時に日本軍が食糧をくれた」という話を聞いた作者が
当時の様子を知る人を尋ね歩いて事実を知ろうとする過程を書いたもので、
証言から農民の困窮を救う気の全くない為政者(国民党)の姿勢があぶり出される。

日本軍の話はラストにちょろっと出てくるだけ。比重としては全体の3〜5%ぐらい。
それも「飢えた農民を見兼ねた日本軍が食糧を供出してくれた」じゃなくて、
「政府に見捨てられた農民に食糧を与えて日本軍シンパにしようとした」というトーン。
この部分について、「日本軍は卑怯」とか「農民は売国」とかの非難はしていない。
日本軍が農民を取り込もうとするのは作戦として妥当だし、
農民が日本軍に靡くのは政府が責任を果たさないんだから仕方ないって感じ。

「日本軍が食糧をくれて農民を救った」ってコピーは本書の紹介として間違いではない。
が、この本を売るためにはこれ以上ないキャッチーなものだとは思うが、
半面必要以上に日本軍がフォーカスされて内容を誤解させるものでもあると思う。
日本軍は添え物で、「農民などどうなろうが知ったことではない中央」が本筋です。
だそうで、(表面上は少なくとも)国民党批難、庶民肯定の本のようで、日本軍の行動についても特に賞賛も否定もなく、かなり客観的な考察をしているようです。
 で、更に面白いのが東亜News+のスレ。読売の記事が日本軍賞賛の本であるかのように取られかねない書かれ方をしているので、著者の身が危ないとか(ま、冗談半分でしょうが)、中国による日本懐柔工作の一貫じゃないかとかたわいもないレスも多いですが、日本軍関連のエピソードが挙げられてるのが興味深い。板とスレの性質上、肯定的評価のできる行為(ただし内容が本当かは各々確認要)が多いけども、ちょっと面白いと思ったのが このレス
>一つの例として、日本が占領していた都市と、占領日本軍の連隊所在地の
>都市とが、戦後姉妹都市となった例もあるという。

宇都宮とチチハルが姉妹都市になってるのってこれが縁だったのか?
第十四師団(宇都宮)がチチハルに駐屯してたと聞くし。
 調べてみると確かに宇都宮市とチチハルは友好都市(姉妹都市ではないよう)で、1984年に提携している。また第十四師団はチチハルに駐留したのも事実で、第十四師団が宇都宮出身者で編成されていたのも事実らしい。へ〜、と思わず感心。
 当時の日本軍の支那進駐と現在の米軍(多国籍軍)のイラク進駐とで対応させられる部分がけっこうある、って意見も興味深い。

[アニメ] ウィッチブレイド#5とRAY#5

  ウィッチブレイド #5「探」。NSWFのクローンブレードを装着した「ネオジーン」たちと接触した雅音は、導示重工とNSWFの対立を聞かされる。児童福祉局がウィッチブレイドの適格者を探すための隠れ蓑であると聞かされ、雅音はNSWFに反感を抱く。そして雅音はマリ子の雑居ビルでの新生活を始めるが、あらたなエクスコンの出現の報を受け、撃退する。しかしそこにウィッチブレイド回収を目的としたNSWFの都築栞が現れ、雅音を挑発する。そしてその現場を、雑居ビルの住人であるフリールポライターの斗沢が目撃していた。
 いよいよ仮面ライダー龍騎だ。w 六年前までウィッチブレイドについて提携していた導示とNSWFは大震災を契機にその関係を解消、表立っては反目していないが、裏では対立の種を温めていたのだろう。導示もエクスコンの逃走を意図的に行ったかはともかく、放置させておいたのはウィッチブレイドの発見とその確保(手元に置いておくための方便)ってのはありそう。「局長が折れるところを始めてみた」と言われた鷹山の態度も、それを織り込み済みなのだろう。「ハゲるぞ」呼ばわりまでされるとは思わなかっただろうが。って、慈善パーティで育毛剤会社の社長を紹介された時の微妙な表情を見ると、実は本人も気にしてた?
 フリールポライターの斗沢は梨穂子の頼みとは別に第一話の破壊された留置所で見た異形の人影を追って雅音に食らいつくが、早々に「ウィッチブレイド=雅音」と知ってしまったよう。でかいネタを求めてたけどそれが身近な人間で、しかも一介のルポライターの手に負えるネタではないと気付いた時に、どういうポジションになるのかなぁ。雅音の名前を紹介されて(まず胸を見て)「マサ ムネ ?」と妙なあだ名を付けたりしてたけど(笑)。
 しかしあの雑居ビル、マリ子含めて6組しか部屋がないのか? しかも全員個人借主? 地理条件もあるだろうけど、やっぱまともに会社に貸す気ないんじゃないかなぁ、マリ子さん……もう一つの謎は「ウチには合うサイズがありません」と断られた雅音のサイズかな?(どこの、とは聞かない)

  RAY THE ANIMATION #5「成り代わり」。なんつーか、相変わらず無茶な奇病だ。それも今回二本立て(笑)。人体内で種子が発芽した、って話とか、傷口から入り込んだフジツボがって話は昔からあるが、あまりに原型から離れすぎてて……ある意味それが愉快痛快。つか、木の伐採と関係があると気付いたんだったらまず作業止めさせろよ。それと緊急時だったとは言え、女子高生時代の零の行為は流石に違法性を問われたりしなかったんだろうか……

[アニメ] アニメ版「涼宮ハルヒ」のこと

  whiteさんとこ のネタ振りに釣られて。
 正直、涼宮ハルヒが人気の割には同人ジャンルにどうしてならないのかってのは興味ない(つか、単純に同人をできるような「IF」の余地を排除した作りにしてるからだと思うが)のだけど、テレビシリーズ(流石に1クールでしょ……)は恐らく「憂鬱」のクライマックスを最後にして、間に続刊のエピソードを時系列を無視して差し挟んでく形だろう。って、時系列は入れ替えてるけど予告でハルヒが間違えて言ってる話数が多分時系列順なのだよね。で、孤島症候群(前編)が(アニメ版では)9番目のエピソード。10番目は多分同後編。恐らくOPとEDを見る限り(それとシリーズの安定感を増すことを考えても)「笹の葉」のエピソードは入る。で、草野球が「第7話(7番目のエピソード)」と言ってるから入るとしたら8番目。
 1クールだと仮定すると(あのクォリティでそれ以上は無理でしょ……)、「朝比奈ミクルの冒険」で11〜13(12?)番目のうちの一話は既に埋まってる。撮影エピソードも多分入る。そうすると残りはあっても一話分。いずれにしても「消失」を差し挟むのは不可能(撮影エピソードを省いたとしても2話で消失やるのはまず無理っしょ)。このけったいな構成の意味を考えても本当に意味不明でけったいになるから多分やらない。もし余裕があれば突っ込みそうなのは「エンドレスエイト」か。
 で、これで1クール最後のエピソードまでは埋まるので、4〜6で「憂鬱」の残りを消化、でしょうな。
 もし2期目があるとしたら「消失」を軸に据えることになるだろうけど、今回のアニメ化ではおそらくこんなもの。ただ、気になるのはEDに冬のシーンが入ってることだが、まあ、フェイクの可能性があるしなあ。あ、あと消失をクライマックスに持ってくると長門がヒロインになってしまうんだ。


2006年05月07日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 復帰

 二日ほど更新がありませんでしたが今日から復帰します。でも疲れたから本格復帰は明日からで(今日からじゃないじゃん)。


2006年05月08日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 曽我町子氏訃報

  「オバQ」初代声優、女優の曽我町子さん死去朝日 )。我々くらいの世代になると強いのはオバQというより魔女パンドーラやへドリアン女王の御姿だったりする。パワーレンジャー(アメリカ放映版スーパー戦隊シリーズ)でのインタビューで追加撮影分のことを嬉々として語っていたり、最近では「 宇宙刑事魂 」発売記念のインタビューで、ゲームに歌まで吹き込んだことをはしゃいだ様子で語っておられたのが印象に残ってる。特に後者のインタビューは掲載されたのがほんの先日だったので、なおのことその印象との落差に打ちのめされた。
 本当にお悔やみを申し上げます。ジャンルを限定することもないのだろうが、これからももっとたくさんの特撮番組に出ていただきたかった……

[特撮] ボウケンジャー#12とカブト#15

  ボウケンジャー #12「ハーメルンの笛」はチームを支えるしっかり者のサブリーダー、ボウケンピンクことさくらがメイン。あくまで冷静に、仲間のピンチにも慌てることなく計算を立てて行動するピンクに、イエローは不信感を抱き、その指示に従わず、結果レッドは倒れブルーとブラックはつかまり、ボウケンジャーはピンチに陥る。って、でもどう見ても助けに行くさくら姐さんも無謀です。本当にありがとうございました。アクセルラーが壊され変身できないのにブルーとブラックを助けに行くイエローのピンチに、ピンクが重装備で駆けつけるシーンはどっちかというと思わず噴出してしまった。「昔の伝手」って、どんな伝手やねん……自衛隊にマッコイ爺さんは多分いないと思うが。ピンクは「元自衛官」って設定だけど、年齢は何歳の設定なんだろう……中の人よりは年上の設定だよな、多分。

  カブト #15。前回影山に囮として使い捨てされそうになった加賀美はZECTに不信を抱き、休職願いを提出する。一人でワームを駆除し、自分は何も出来ない奴ではないと自分に証明しようとするのだが……それより、モロ師岡演じるワームの被害者(?)の医者のインパクトが強すぎて……とか言いつつ、岬が「アルティメットメイクアップ!」されて妙に至福の表情を浮かべてるのもうけた。その岬は風間にモデルになることを交換条件に加賀美を陰からフォローすることを依頼。あっさりと承諾(平伏)する風間。こいつ、筋金入りのアホだ。天道は天道で風間のメイクにいつになく敵愾心を燃やし、ヘアメイクで対抗。そういえばスクラッチの当たりが出なかったからと延々スクラッチをやり続けたことがあったっけな……無茶苦茶負けず嫌い?
 その天道は岬からの加賀美を手伝って欲しいと言う依頼を断ったばかりか、何故かザビーの装着者である影山を差し置いてシャドーの隊長に……いや、なんとなく考えてることはわからんではないけど、無茶すぎな展開だ(笑)。この番組、毎回の登場人物の無茶なシチュエーションとか展開を楽しめばいいんだな。うん。


2006年05月09日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] PS3価格発表。だけど……

  やっとすべてを発表できた――SCE久夛良木健氏プレスイベント直後インタビューITmedia GAMES )。具体的なスペックや価格帯が発表されたわけだけども、それよりかは、
例えば、高級なレストランで食事をした時の代金と、社員食堂での食事の代金を比べるのはナンセンスですよね? これは極端な例ですが、まさにそういうことなのです。そのゲーム機で何ができるか、というのが問題なのです。
という言葉が気になる。「極端な例ですが」とは言ってるものの、素人目にもちょっと不安になってくる。確かにMPUであるCellなど、「すごいなぁ」と思える技術もあるし、ゲーム端末としてのスペックも高そう。が、「何が作れるか」という点においては、具体的なビジョンが見えてこない。「どんなものが出来るか」の予想は出来る。これまで発表された対応ゲームのデモなどから推測はできる。が、それはあくまで「これまでのゲーム進化の延長線上」のものだ。それが行き詰まってきている(正確には進歩に注ぐ労力とプレイヤーに対する効果が線形ではない、段々落ちてきている)から、どうするか、という話なのだが。どうも基本的にスペックの数値の増加でそれを乗り越えられる、と単純に考えているふしがある。その点ではやはり任天堂は大したもので、単純にスペックの数値の増加ではなく、「新しく何を付け加えられるか」を考えている。それが見えないんだよなぁ……なんだか「地上波デジタル化」と同じ、独り善がりな夢を見ているようにも思える。
 もっとも高い能力を持つ機械であることは間違いないので、私の懸念などものともせず普及する可能性は勿論ある。ただ、その場合「社員食堂ではなく高級レストラン」などと言ってられるのだろうか? 高級レストランのメシを日常的に食ってる人などそうはいない。常日頃に必要とされるものを提供できない、といった事態に陥ることも十分ありうる。
 率直に言えば、何より漂う傲慢さが鼻につく、ということなのだが。

  割りばし:輸入先・中国が生産制限 弁当業界などに影響毎日 )。確かに中国における砂漠化はよく聞く話だが……まあ、無計画と言うかなんと言うか。

  「平和憲法を守ろう」大津でビラ配り訴え朝日滋賀 )。
同会事務局長の稲村守さん(53)は「戦争を経験した世代には今の状況に危機感を感じている人も多いが、若者は関心のある人とない人が二極化している」と話した。
 多分ソレって二極化とかじゃないと思うなぁ……主義主張にそもそも賛同しないがそれをおいといても、「今の世間にどう理解してもらうか」というアプローチがまったく欠けており、過去の行動を無反省に繰り返してるだけに見える。他人に問題の原因を求めてるだけじゃダメでしょ。

  「中学生はこれを読め」 書店主が推薦リスト、全国波及朝日 )。リストを見る限り、個人的には「ふ〜ん、悪くないんじゃない?」くらいかなぁ。私の場合、小学校中学校時代は、むさぼるように本を読んだ。小学校の場合は図書室の本は読み尽くし、町営の図書館も児童向けやもうちょっと背伸びしたものも端から読んでた。中学時代は、流石に図書室の冊数も増えて端から全部、ということはしなかったが、それでもかなり読んだ。だから、私には中学時代に何を読むべきか、ということはよくわからない。高校時代に一体普通は何を読むものだろうと思って友人に端から聞いてみたが、かなりの率、恐らく4割くらいは「娯楽として本を読む」という習慣がなかった。それ以外も娯楽としてのパーセンテージは高くない人が多かった。つまりは、割と昔からそんなものだった、ということだろう。
 まあそれはそうと、気持ちは理解できるしどちらかと言えば賛同なので これ読め のサイトをリンクしておく。

[マンガ][その他] そういえば買ったもの

 買ったけど書いてなかったもの。
 ・ STEEL BALL RUN(8)/荒木飛呂彦
 ・ カムナガラ(10)(最終巻)/やまむらはじめ
 ・ SPEED GRAPHER(2)/ともぞ
 他にあったかな? あったかも。

 WBSでCD生産額が数年ぶりに上向いたことが取り上げられていたが、のっけにいきなりアニソン。TM Revolutionが出ていたが、流石自身もオタクだけあってファン心理に気を遣ったコメントをしていた。もっともアニソンによる音楽プロモーションだけがCDの売り上げ増につながったって話ではなく、その後ネット配信の戦略の話などが出たり、CD生産額上昇の話を枕にしての音楽業界の新しいビジネスモデルの紹介の話だったよう。

[アニメ] ガーゴイル#4とホスト部#4といぬかみ#5と涼宮ハルヒ#5

 まあ、できるだけ簡単に。
  吉永さん家のガーゴイル #5「鏡に映らない心」。梨々の身体を治すのにガーゴイルの中の賢者の石が必要と言われた百色はガーゴイルと対決するが、当然ハミルトンの罠。ガーゴイルのピンチに東宮に命令されたケルプがガーゴイルの加勢に現れる。東宮は実の娘も罠に使うハミルトンのやり口が見過ごせなかったよう。ハミルトンって、この番組では初の悪役らしい悪役か。と、梨々まで納得づくでハミルトンの罠に利用されていたってのがかなりショック。親はどんな親でも親、ってことか。でも、それで終わらないのがこの番組ってことか。今のところ鈴木行×吉岡たかをコンビと原作の相乗効果は良好みたい。
 しかしこの番組、略称が付けにくいな……

  ホスト部 #5「女子マネージャー襲来」。ゲームオタクでありなおかつ思い込みで暴走する迷惑娘登場。って、パリの邸宅から飛び出したと思ったらそのまま窓から飛行機が飛び立つのが見えるってのはすごい演出だな(笑)。相変わらずいいノリしてます。悪乗りでキャラクター設定変更もありがちな設定ばかりでしかもツボをくすぐる変さだ(笑)。でも、この娘ってオタクか? ちょっと違うような。

  いぬかみ #5「啓太とようこっ!」。啓太とようこの馴れ初めエピソード。なんで啓太がチョーカー(首輪?)つけてるのかと思ったら、そういうことなのね。どたばたした割にすんなり二人の契約は行われるわけだけども、啓太が忘れてるけど二人は既に出会ってた? ようこが啓太に拘る理由もその辺か。
 それにしても犬神なのに犬が苦手って変なの、と思って(まあ、別に犬神は犬ってことでもないのだが)調べたら、ネタバレによると ようこは元々犬神ではなく大妖狐の娘だそうで、それなら納得。でもそれって タイトルに偽りアリだよなぁ。

  涼宮ハルヒ #5「涼宮ハルヒの憂鬱III」。いい加減「すずしいみや」と打つのが面倒になってきた。単語登録しろって? いや、それも面倒で。SOS団のメンバー3人の正体と、ハルヒがなにやら世界を揺るがす特別な存在であるらしいことが明らかに。って、単にめいめいがそう言ってるだけだから電波が三人に迷惑娘が一人いるだけなのと変わらないのだよな、今のところ。まともそう(?)に見えたみくるも自称未来人だし。「これって本当なの?」というところで、次回はまた話が飛んで「孤島症候群(前編)」。すげー飛び方。
 町に不思議を探しにSOS団を率いて出たハルヒが、キョンが自分以外の女の子とばかりくじで組むことになるのに明らかに嫉妬してるのが、原作より露骨な気が。やはり「笹の葉ラプソディ」やらないとおかしくなるよなぁ。って、次々回(#7)は「ミステリックサイン」だとか。孤島症候群もすっとばしかい。ってか、なんでミステリックサインなんだ??? この選択基準はちょっとよくわからない。


2006年05月10日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] もろもろ

  愛・蔵太の少し調べて書く日記 より フジテレビ深夜アニメにおける迷走劇のデータ集 。ここまで詳細に分析してるのを見ると、「すげー」と思うと同時に、一期と二期でフジから他局へ移った番組もかなりあるのを見て、フジが「ノイタミナ」とかとアニメに力を入れてるポーズを取るのは、その辺の事情もあるんではないかと思ったりする。

 2ch 東アジアニュース板眠りから醒めた旧日本軍兵器引継書 スレ。遺棄化学兵器の問題は政治的に絡み取られてる部分もあるのでこれが発見されたからと即処理費打ち切りとかとはならんだろうけど、中国にいいようにやられてたってことは多少は認知されるんじゃないかなぁ。
 別に「中国、トンデモナイ!」ってことじゃなく、ちっとはまともに外交でやりあえるようになってくれってことなんですが。

  テレビ東京に人骨?送られる 番組放送時間変更に抗議産経 )。豆乳吹いた! 犯人は、オタクの可能性が結構高いよなぁ……「フィギュア萌え族」とかの話じゃなくって。いや、確かにテレビ東京が放送時間延長で深夜の放送時間をずらすって滅多にないけどさ。そのくらいで遺骨をそんなことに使われた方があまりに……

  肩ひもにコウノトリ、カップにおばあさん 少子化対策ブラ登場産経 )。なんなんだかなぁ……

[アニメ] まじぽか#6とブラクラ#5

  まじぽか #6「再生の呪文は地獄探訪」「癒しの呪文は公園デビュー」。前半、いきなり死んで地獄送りになるゆうま。ゆうまを地獄送りにする閻魔がなぜかDr.K子だったり、獄卒がりる、パキラ、鉄子だったり……でも自分から賽の河原の石を崩したり、釜茹での刑もどうせ死なないからと開き直ったりと、獄卒の方が仕事に自信を失くすはめに。挙句天国送りになるけど、何もすることがなく生き返る、ってなんじゃそらw。お約束の話のはずなのに、まじぽかがやるとどっかずれてる。投げやりなラストもゆるゆる。
 後半は公園で魔法を披露するゆうまだけど、あまりに微妙すぎる魔法の効果に、誰もちゃんと見てくれない。で、その演目で唯一受けたのが……微妙すぎる魔法が妙にじわじわとツボにはまってくるけど、個人的にはパンチラ落ちは……後半は作画が妙に落ちているのも気になる。まあ、仕方ないことではあるのだが、高いクォリティでしょーもないことをやってるってのがツボの一つなので。

  BLACK LAGOON #5「Eagle Hunting and Hunting Eagles」。潜水艦の中に残されたヒトラーの絵の回収に向かったレヴィとロック。ところが同じ絵を狙うネオナチ集団と出くわし、絵を奪われてしまう。絵を取り戻そうとするレヴィだが……
 ちとドイツ軍人の話がくさいかなぁ、と思ってたのだけど(これは原作時から)、見所はむしろ潜水艦内で墓場泥棒をするレヴィにそれを受け入れられないロックと、生まれも育ちもまったく違う二人の間の溝がはっきりしていく過程。あと一回あるけど、このエピソードではそれは解決されないで、次のエピソードに持ち越し、かな?

[アニメ] SPEED GRAPHER#1〜4

 変態フェチ超能力バトルアニメということは聞いていた SPEED GRAPHER だけども、「ウィッチブレイドを見てSPEED GRAPHER2かと思った(けど全然似てなかった)」とか言われてるのを見たり、「好みそう」と言われて気になったので、近所のレンタル屋に全巻あるのを確認してレンタル。
 あらすじを説明すると――大企業コングロマリッドである天王洲グループが主催しているという秘密の地下クラブをスクープしようと追っていたカメラマンである主人公の雑賀は、潜入した秘密クラブでオカルトじみた儀式を目撃してしまう。その儀式の中心である少女の姿に心を奪われた雑賀は思わずシャッターを切るが、そのために見つかり、始末されそうになる。が、突如少女が殺されようとする雑賀にキスをすると、雑賀の身体に異変が起こる。何故か彼がカメラを向けてシャッターを切ったものは爆発するという能力「写殺」に目覚めてしまう。「連れて逃げて」と言う少女と共にクラブから逃げた雑賀だが、少女は秘密クラブのことも儀式のことも何も覚えていなかった。それどころか、少女の正体は天王洲グループ総裁・天王洲神泉の一人娘・神楽だった。自分の身に何が起きたのかを知るために、天王洲グループと秘密クラブのことを調べようとする雑賀だが、そんな彼らを、雑賀を始末し神楽を取り戻すために雑賀と同じように自らの欲望に沿った能力に目覚めた怪人「ユーフォリア」の一人、ゴム人間の白金が襲い掛かる。
 いや、ホームページとか見てもどんな話か要領がつかめないんだもの。一応コミック版はちらちらと目を通してたのだけど。
 要は、謎の組織の鍵を握る少女を連れて逃走する、過去を持ったしょぼくれた男に、その組織からの刺客が襲い掛かるって形なのだけど、神楽は大企業総帥の娘にも関わらず母親から虐待を加えられていたり、怪人を生み出す秘密クラブを取り仕切り何事かを企んでいるのは神泉の部下の水天宮だけども、神泉はユーフォリアのことも神楽がそれに関わらされてることも知らなかったりと、ちょっと人間関係が込み入ってる。その分襲ってくる敵はわりと単純なのだけど、コミック版の方は小金井夫人は主人を水天宮に謀殺された復讐をしようとしてクラブを裏切ってたり、ゴム人間の白金は小金井の愛人だったりと敵方の人間関係も入り組んでたりする。
 OPがデュラン・デュランの曲(「グラビアの少女」)だったりという辺りもびっくりだったりするけど。つか、A野氏が関東で放映時に見ていた理由が最初の敵見て納得行った。だってラバーフェチのゴム人間なんだもの。
 まだ話にはそれほど関わっていない銃器マニアのはぐれすぎ刑事・銀座ひばりも今後活躍するか楽しみ。
 東海圏では放映したなかったのが残念だなぁ。レンタルに全話並んでるから順次見ていこう。
 ちなみにアニメでは四話目であっさり倒される白金だけども、コミックではもうちょっと見せ場があります。w