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2005年06月01日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 今日は軽めに

  昭和天皇が「米重視」の発言 米で公文書6点見つかる朝日 )。例によって朝日の報道だけど、これって昭和天皇が非常に常識的な判断能力の持ち主だったって事以外のなにものでもないと思うけど……朝日はなにかを煽りたいんだろうかと邪推してしまうが……

  ゲーム脳、言われているのは日本だけITmedia )。科学者の立場からの「ゲーム脳」批判。プレイヤーになんらかの(良いか悪いかの)影響があることは当然と言いつつも、安易な「結論ありき」の研究への批判といったところ。

  石原知事、英紙に「北京五輪ボイコット」日刊スポーツ )。中国でのオリンピックは不安要因が大きいのは事実だが、これはどう考えても行きすぎ。

  本社の旧日本兵生存情報の報道について産経 )。旧日本兵生存のニュース報道の、勇み足についての謝罪。そもそも勇み足は良くないと批判は出来るけど、こうした潔さは評価できると思う。 こちらzakzak )のイサギ悪さに比べれば。朝日ってなんで何事も素直に謝罪せず、見苦しい言い訳をどこかに載せるんだろう? 「見解の相違」って……それって翻訳すると「これで国税局をごまかせると思ってましたが、ダメでした。てへっ」ってことじゃん。ロクでもない。

  韓国漁船、海上保安官2人乗せ逃走…2時間半後に保護読売 )。こっちも相変わらず。一度沈めちまえ、とか乱暴なことも思ってしまったり。実際にはできないけどね。

  「アニメソングをチャート1位に」 ネット運動勃発ITmedia )。あんまりまともに相手にするとこっちも程度が低くなると思ったけど、やっぱり一言だけ。 このプロジェクトの目的は、アニソンで日本の音楽アーティスト達を圧倒し、オリコン一位を取って歴史に名を残す事、及び、荒廃した邦楽業界に革命を起こす事を主な目的としています。こういう自己矛盾の塊の醜い小理屈をくっつけて自分たちの馬鹿げた行動を正当化することを「無粋の極み」という。遊びなら遊びと割り切って胸を張ってやれ! 自分のやってることに自信がないからそんなロクでもない理屈で正当化しようとするんだ。オタクの質も落ちたものだ。同じオタクとみなされたくないな、 こいつら とは。


2005年06月03日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ][マンガ] フタコイその他

 今週の フタコイ は評判悪いだろうなぁ、と思ったら案の定(笑)。作画節約(ってほどものすごく節約してるわけではないが)と展開的にいったん徹底的に落とし込まねばならないため、というのはわかってるけど、この話は敢えてダメ出しさせていただく。いや、無茶苦茶ダメ、ってわけじゃないけど少し「他にやりようあるような」的な感じの。
 結局 沙羅がいなくなって恋太郎と双樹が沙羅の気持ちを汲んで二人きりでまた以前のように過ごそう、と無理矢理はしゃぐ、という展開なのだけど、はしゃげばはしゃぐほど痛々しい、という演出意図は当たっているが、結局気風のいい沙羅がおらず、恋太郎の悩み方もこれまでの演出からの流れ上小児的なので、本当に子供がダダを捏ねてるようにしか見えない。これでなにか吹っ切れて「やるときはやる」モードになれば、カタルシスがあったのだけど……今回は結局沈んだままの回とも言える。
 で、個人的には 三ツ木公彦の元へ行くのは沙羅じゃなくって双樹の方が展開的に面白くなったんじゃないかと思う。今後の展開を見てみないと断言は出来ないけど。

 批判っぽい話ばっかりでなんだけど、 エウレカセブン も実はまとまりの悪いところのある番組で、よくあるロボットものと日常もののミクスチュアなのだけど、ロボットものなのにそれっぽくない話が多々ある。今回のレントンがからかわれる話など、ロボットはまったく、微塵も出ていない。でも作画レベルは高値安定。ロボットものとしてみると肩透かしもいいところだが、そういうものとして見れば面白い。ある意味非常にちぐはぐなのだけど、そこに理屈を入れようとすると却って空中分解してしまうのでわざと曖昧にしてるのだろう。それは同時に非常に不親切ってことでもある。
 だけどもそれでもテンポ良く見られるのは、ひとつには音感の良さではないかと思える。「エマ」が非常に良く出来てるにも関わらずイマイチ乗らないのは、「溜め」と「解放」のテンポが微妙に効果的でない気がする、というのもひとつの理由だったりする。この辺は今期ではエウレカセブンとフタコイオルタナティブがかなりセンスが良い。どっちもそれぞれ別に弱点を抱えてはいるけど。

  ヤングガンガン で始まった新連載……座頭市……ってより、ブラインドフューリーだよな……あと、「すもももももも」はこう来るとは! 容赦ないキャラのいじりっぷり。眼鏡っ娘受難。

[その他] 今日あたりのニュース

  ニセ日本兵現る…ミンダナオ島zakzak )。う〜ん、状況がよく見えん。「ナカウチ・ツヅキ」を名乗った男性が地元民なのは確実だとして、どうしてその名前を知っていたのか、どうしてそう名乗ったのか、とかが……本当の中内氏は戦時中亡くなったのか、戦後も生きていたのか……?

  【韓日の海上対峙】蔚山海警30人を表彰へ ( 朝鮮日報 )。犯罪者を匿ったのみならず、匿ったことを表彰するとは、やっぱ法治国家じゃないなぁ……思いやり外交もほどほどにしておいた方がいいんじゃない?(いろいろ日本も困るが、韓国は困るどころの話じゃなくなる)

  金属片:全都道府県4200カ所で見つかる けが人4人に毎日 )。全国で、というのがわけがわからない。なんらかの事故、ってことは多分ないよな……一体誰が、どういう目的でこんなことを? 


2005年06月04日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ][マンガ] 今週のフェチアニメ

 じゃない、 絶対少年 は、新キャラの濁らない須河原(すかわら)サンがエロス振り撒きまくり。巨乳を惜しげもなくさらす無防備なタンクトップ姿に制汗スプレーをかけるフリをしながらわきの下までみせつけ、いたいけな少年を誘惑しまくりですよ? おまけにトイレの中にまで……へそ女(深山美紀)も頑張ってアピールしていましたが、大人のボディにはかないません。つか、いくら前屈でアピールしても電話越しでは歩少年には見えませんから。残念! でも妹をダシにちゃっかり携帯番号ゲット!
 ってな主題、もといヨタ話は置いといて、田菜に存在する「何か」に感づいた地元ケーブルテレビ局の名物アナウンサー・須河原晶。幼い頃田菜に来た時に、何かあったはずだがそれを思い出せない歩少年の「何か」探しとシンクロするのかしないのか、ってところ。どうも歩の両親の離婚理由は、父親が田菜で動物病院を開業したいと言い出したことがきっかけっぽいのだけど……冒頭の潮音が表したような、都会の人間にはなじめない田舎の時間の流れ方ってのは、生活そのものに響く場合があるからなぁ……田舎は田舎でめんどくさく、嫌なことはわんさとあるし。
 ちなみに今回話に出た 「ロッズ(rods)」あるいは「スカイフィッシュ」 が映る原理については こちら が詳しい。 こっちの方 では更に意図的にロッズの撮影を行っている。ジョジョの奇妙な冒険第六部ではモロ謎の生物として出てきてるけどね。
P.S.ちなみに「田菜」のモデルは乳牛の牧畜や「七人の侍」のロケ地としても知られた 丹那 らしい。

 その他本日の散財。

  いばらの王(5)/岩原裕二
  涼宮ハルヒの動揺/谷川流

 とらのあなで行われていたOURS購入者へのペーパー配布目当てに行ったが、既に切れていました。残念、と多少思わなくはないけど、でもなぁ……そもそもペーパー程度なのだからもっと十分量用意しといてもいいと思うが、こういう中途半端なプレミアのつけ方はなんなんだか。
 「いばらの王」は、マニア向けだけどもかなり面白くなってきている。最初岩原氏をネットで見つけた時は、まさかこれだけ化けるとは思ってなかった。オタクをやってる醍醐味、って奴ですね。
 涼宮ハルヒは、まだ読んでません。すいません。

[その他] ウソか本当か

  韓国、日本大使館全焼。YaHqqq )。え〜、あらかじめ断っておきますが、これ、 ネタサイト です。URLとロゴ等をチェックのこと。いや、私もすっかり騙されたんですけどね。悔しいしよく出来てるので晒しage。
 でも オーストラリア:中国領事が亡命申請 本国の抑圧に反発毎日 )はマジネタ。いや、ネタじゃなくってマジ。やっぱり中国関連はそのうち荒れそうだなぁ。中国も 反日団体に抗日記念行事への参加中止を要請毎日 )と、いろいろ対外と対内の対応から生じた軋轢に苦慮してるようですが。ま、関係なければ「自業自得」とだけ言ってせせらわらうんですけどねえ……


2005年06月05日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ][特撮] たったひとつじゃないかもしれない冴えてないやり方

  エウレカセブン は、う〜ん、って感じ。いろんな要素があるのだけど主軸になるテーマがなくって、どれも消化不良という感じ。どれも突き詰めればそれなりに面白そうなのだけど……ネタとしてもちょっと消化不良。
 一方、ゲストキャラの婆さんはちょっとイイカンジ。爺婆キャラには元々甘いんだよう。婆さんのセリフが「たったひとつの冴えたやり方」で、名前が「ティプトリー」、おまけに婆さんを取り囲んだホランドたちのコードネームが「不思議の国のアリス」にちなんでるのも、確信犯だと思われる(ジェイムズ・ティプトリーJrの本名は「アリス・シェルドン」。彼女の母によって幼い頃の彼女を連れたアフリカ紀行が「 ジャングルの国のアリス 」というタイトルで出版されている。幼い頃、アフリカ以外にもインドなど各国を巡っている)。あと、他には子供の泣き顔が良かった。次回はエウレカの秘密に関わる話らしい。

  マジレン は、多分前半の山場にさしかかるところ。敵の中ボス、ブランケンが地上に出そうになって、大ピンチ、という感じか。よく考えると、マジレンジャー、ブランケンの名前どころか、大ボスの「ン=マ」の名前すら知らなかったんだな……その辺を教えるべきマジマザーが早々に殉職したからなぁ。って、マンドラ坊やはなにやってた?
 ちなみに新戦士は マジシャインだそうな。 ちょっとアラビアチックなデザインに、魔法のランプやカーペットを使う戦士、らしい。まあ、確かに魔法だ。

  響鬼 は、今週の話見てるとやっぱ轟鬼さんと斬鬼さんの師弟コンビ主役に据えたほうが良かったんでない? って感じ。いいじゃん、別に敵倒した後のシングルプレイくらい。前線の兵士って時々バカやってないと神経持たないよ?
 それはそうと、明日夢母、鼻歌が左卜全の「老人と子供のポルカ」かよ……やめてけ〜れストスト。

 昨日書き損ねたネタだけど、「絶対少年」の平五郎の「月読天文台」(つか、住居?)って、 フラードーム ですな。なかなかちょっとアレっぽい感じ。

[その他] アレコレ

 近所のスーパーが新装開店セールで、生イカを安く売ってたので久々に塩辛など作ってみる。作り方自体は簡単なのだけど、塩分の調整がちと難しい。今回もちょっと思ってたよりしょっぱくなった。どうやって調整するものかなぁ。
 吹上にある ギガス が店じまいセールで、本日最終日ということで見てきたのだけど、さほど掘り出し物はありませんでしたな……幾つか小物を買ってきたくらい。イマイチ思い切りが悪いなぁ。
 またもやノートPCの調子が最悪で、仕方ないのでリストア。何が原因なんだかさっぱりわからん。前回のHDD交換からまだ三ヶ月くらいだってのに……なんかそれ以外の問題の気がするなぁ。買い替え検討しようかしらん?

[その他] 幾つかフォロー

  響鬼 の視聴率がイマイチ過去のライダーに達しないのは、裏に ポケモンサンデー があるためという分析もアリ。

 あれこれやってることについては、特に隠してるつもりもないんですが、本来的な意味での「ホームページ」がない、というかもうまとまんない状態になっちゃってるんで、放棄してます。はい。


2005年06月06日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] みぐるしきもの

 自転車乗りから見ても、携帯でメール打ちながら走ってる自転車ってのは無茶苦茶あぶないわけです。普通自転車に乗りながらメモ書きするか? って襟首とっつかまえて問い詰めたい気分なんですが、自転車に乗りながらメモはほとんど物理的に不可能なのに対し、携帯メールは片手で操作可能なため、やってしまう奴が多いんだよなぁ。でもそれって異常って気付け。
 この手の自転車の前方不注意でぶつかりかけたことが何度あるか。ぶつかったらぶつかったで慰謝料請求してやるところですが、痛いのもイヤなので避けてるわけですが。あれ、悪いとか思ってないのかね? 相手によっては相手か自分が死ぬよ?
 もっとあきれたのは、いい年したオッサンがわりとそういうことしてること。中高生とか、まあ、百歩譲って大学生も元々がバカな存在と見なしてそういうものだと思うにしても、それを注意すべき大人がそんなことしてるなよ。
 自転車で走ってる際、特に子供、おばちゃん、老人は気をつけることにしている。この三種類にカテゴライズされる存在は、実に挙動が読めない。子供は経験不足がゆえに、老人は身体能力の低下がゆえに、普通の人間ならリアクションを起こすところをしないことが多々あるし、ぶつかったり、おばちゃん以外の両者はあるいは驚かせて転ばせるだけでも大事になる可能性が高い。老人の近くを走る時は鳴らすベルも驚かさないように注意して鳴らしてるくらい。だってのに、この手の連中と来たら、自転車乗りの肩身の狭くなるようなことを平然としやがる。
 まわりが気をつけてくれるのが当たり前、というようなこの手の行動は危険な上見苦しいことこの上ない。自転車に乗りながらの携帯電話の操作は厳重な罰金刑にでもして欲しい。この手の連中はしつけがなってないんだからなんらかの痛みを感じないと悪いことって気付きそうもないし。

[その他][特撮] 先日の散財

  タフの方舟 1 禍つ星/ジョージ・R・R・マーティン
  タフの方舟 2 天の果実/ジョージ・R・R・マーティン

 たまにはSFもちゃんと読まんと。
  マジレンジャー の新戦士についての追加情報。 変身アイテムは改札鋏型の携帯電話(どんなやねん)、ランプ型のアイテムマジランプは銃撃モードに変化、カーペット型の乗り物の名は「スカーペット」、表面に傷(スカー)があるんだそうな。く、くだらねえ……(笑)。ロボは自身が変形するのでなく、機関車型のメカ「トラベリオン」が変形、だそうな(マイトガイン?)。こちら に写真等あり。
 それにしても SICの555 、欲しいなぁ……ウルフオルフェノクにも換装可能って、あの逆関節足はどうするのだろう?


2005年06月07日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 不調

 ノートPCが不調なら、その持ち主の方も不調。いや、痛いとかなんとかってことではなくって、単純に「だるい」ってだけなんだけども、身体までイマイチ思うように動いてくれなくってなかなかめんどくさい。
 実は四月の健康診断で高血圧を指摘されていて、って、前から血圧が高いのは指摘されていたのだけど、それがなかなか洒落にならないレベルになってきていて、医者には「このままだといつか脳の血管切れますよ?」などとまで脅される。薬物による治療をしていても不思議ではない、というかそのままならしなくてはならんのだそうな。
 が、いろいろやってたらこの二週間くらいでスカッと最低血圧が八〇前後まで低下。まあ高めっちゃ高めだけど、十分普通の範囲内。そうするとなにが変わったかって、いままで不規則に訪れていた頭痛と倦怠感がなくなった。ほぼ毎日、ってほどでもないがかなりの頻度でこれが起こり、そうなると一日に三〇分から一時間はなにもできない時間ができてしまっていた。が、これがなくなって非常にさっぱりした。
 のはいいんだけど、急激に体質が変化したため、なんだかちょっと身体のあれこれが変わった感じで戸惑う面も。今日の妙な倦怠感もその一つ。高血圧時の倦怠感は、なんというか気分の悪さが伴っていたけど今日のは単にテンションが上がらない。気分だけじゃなく身体の方もそんな感じ。
 これは……なんなんだろなぁ。慣れていくしかないのか。

[アニメ] 舞……

 週刊少年チャンピオンの早売り画像があちこちで流れているようで、「舞-HiME」の続編? の速報の話をちらほら見かける。
 続編って、いやもうお腹いっぱいですから、ってのもあれなのだけど、タイトルは「舞☆MAiD」だそうな。こう書いて「マイスターメイド」と読ませるらしい。めどいもとい冥途もといメイドですか。いや、いいんですけどね。
 そういや最近奇しくもまったく別方面(たってオタク方面なのだけど)からほぼ同時に「復活させちゃいかんだろう」という、舞-HiME最終回の感想を聞いた。あ、やっぱ普通はそう思うんだ。自分はと言えば、もう諦めていたというか、最終回までで全員復活以外のエンディングになる伏線がまったく張られていなかった(全員復活の伏線も十分張られていたとは言えないが)ので、それしかないだろうなぁと思っていた。いや、要はほとんどのキャラの退場の仕方に「そういうシステムだから」以外の意味付けが特にないんす。まあ、その前提で最終回を見てたんですが、まるっきり機械仕掛けの神による復活劇(美憂はメカだから)に、その上ギャグで無理矢理まとめてしまうってのは予想外でした。迷わず直球で大暴騰、というか。自分的にはこういうのも一回こっきりなら笑って許します。二度目はないけど。
 絶対少年予告のタルトとロクとオカカ婆さんの声、オカカ婆だけわからなくって誰だろうとか悩んでたんですが、ひょっとして、歩のお母さん?


2005年06月08日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 押し売りお断り

  Umikazeさん(6/7)の話題 経由で、 訪問販売等撃退法 を見る。これで気になったこと。
 宗教団体云々について。こないだ「も○みの○」系の方が例によっていらしたわけですが、その際ドア越しに「すいません、そういうのは間に合ってますんで」と言ったらあっさり引き下がったわけですが……あの手の人は元々わりとあっさり引き下がるのだけど、それにしてもあまりにすぐに引き下がってしまった。その後で気付いたけど、宗教系で「間に合ってる」って、一体なにが間に合ってるんだろう?(自分で言っておいて悩むな)
 あと、催眠商法ですが、実は比較的近所で催眠商法の店舗と思えるものが、ここ二三年以内、わりと近場で少なくとも三件確認できてるのですよね。いずれも空きテナントを借りて改装費用とかをほとんどかけず、長くて二ヶ月で姿を消してしまうという……たまに通りかかって店内を覗くと、ご老人方がパイプ椅子に座ってなんか講義らしいものを聞いてました。あれってどう考えてもそうだよなぁ。それもあんな短期間に三つも。どっかでやはりネットワークが出来てるのかな?

 人様の日記のネタからが連続で恐縮なのだけど、 わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいるさん(5/16)なんのことはない、戦争とはプロジェクトなのでありって言葉は、実は友人から同じような言葉を聞いて、ドキッとした記憶がある。それを言った友人は軍事方面はとんとうとい(はず)なのだが、こちらがひとしきり日本の軍事アレルギーについて文句を言ったのを聞いた後で「要は、戦争ってプロジェクトなんだね」とポツリと、なんでもないようにもらしたのだ。この的確な指摘には却ってこちらがびびってしまった。この友人は普段真面目な話題にもはぐらかしたようなことしか返さないのだけど、なんだかんだとものの評価はしっかりしてるし、こういう部分で的確な目を持っていることがわかるので、本当に油断がならないというか、ただふざけているだけではないな、とか思う。


[読書] テレビアニメ魂/山崎 敬之

 あまりに俗なタイトルに、敬遠してしまいながらもパラパラとめくってみたらその内容のあまりの濃さに購入してしまった一冊。
 著者の山崎氏は、東京ムービー(現 TMS )で文芸担当としてアニメの非常な重要な時期に現場で活躍された方。「アタックNo.1」の主題歌の歌詞を作られた方だと言った方が、わかりやすいだろうか……実は本人はものすごく恥ずかしい思いをしていたらしいが(特に「だけど、涙が出ちゃう。女の子だもん」の部分)。
 氏が東京ムービーに入社したのは'68年、白黒の時代の「怪物くん」放映当時のこと。それから'88「アンパンマン」の立ち上げまでが氏の東京ムービーでの活動期間である。
 一番生々しい記述はその間なのだが、それ以前、鉄腕アトムによるTVアニメの立ち上げ以降についても、当時の内部者でなくては記述できない部分が多々ある。
 氏が担当したアニメには上記のものの他に「巨人の星」「ルパン三世」「天才バカボン」「ベルサイユのばら」「宝島」などがあり、体勢云々よりも当時の現場の雰囲気が感じられるものになっている。なぜ当時の作品があれほどエネルギッシュだったのか。それは理屈でなく、それゆえに説明が出来ないという、現代のマーケティング偏重に対する警鐘的な部分も含まれている。それは、当時とは市場規模が異なり世界市場も視野に入っているので同じ視点で語ってはいけないのかもしれないが、初代「オバQ」、「おはようスパンク」などの、視聴率は校長なのにスポンサーの一方的かつ短慮的な判断により打ち切られた作品群の例示による「本来の対象である子供たちが置き去りにされた状況」というのは、最低でも傾聴に値するのではないかと思える。
 また、今のアニメーターの環境が云々、としばしば言われるけども、昔から先駆者はぎりぎりで戦いつづけていたということ。だから今の状態が正しいということではないのだけど。
 ちなみに「アタックNo.1」の歌詞は、原作をろくに知らない状態で、しかも二日酔いの状態で書いたのだそうな……当時はオーバーアクションが好まれていてそれが疑問をもたれなかった、ってな印象を抱きがちだけど、実はそうではなく、当時の人の常識からも「オーバーだろ」と思われつつも、受け入れられたものだということ。これは非常に大きいなにかを示唆してると思う。
 個人的には、最終章の「葛藤、太陽、月が大事」というのと「漢詩から学ぶ起承転結の転」というのが刺激だった。


2005年06月10日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 今日の失敗

 ネギを買って薬味にしようと包丁を入れたら「ゴリッ」と音がした。ネギを切ってそんな音がするなんて、生まれて初めてですよ? 細かく切ればどうにかなるかと思い無理矢理切ったけど、やっぱりどうにもなりませんでした。orz 県内産だったのになぁ。

 本日早めに出勤しようと目覚ましをセットしたら、予定の時刻より大分遅れて目がさめる。さては寝惚けまなこで目覚ましを止め、二度寝したな、と自分を恨みつつ慌てて家を出る。そいてもって一日が終わって家に帰ってくると……あれ? 目覚ましが鳴ってますよ? ウチのめざましはアナログなのでスイッチを切らない限りは午前と午後の同じ時間にベルが鳴る。ってことは、目覚ましを切ったんじゃなくって鳴ったけど起きなかったのか! そんなに疲れているって自覚はなかったのだけども……

[特撮] 旧作信仰

  元祖「仮面ライダー」映画で復活スポニチ )ってニュースがある。個人的には白倉プロデューサー&井上脚本ってあたりでいろんな意味での期待大(笑)なのだけど、やはり旧作ファンには受けはあまり芳しくないようで。
 旧作が好きだから不安、ってのはわかるし論理だった批判もいいのだけど、「旧作サイコー! 新作はとにかくクソ」みたいな態度は、好きじゃない。旧作の仮面ライダーは確かに大したものだったけども、本当にそういう人たちが思ってるような形で大したものだったんだろうか? 自分はそうは思わない。
 村枝賢一氏作画のライダーコミック「仮面ライダーspirits」ってのがある。これが旧ライダー世代には評価が高いのだけど、第二部のゼクロス編になってからとたんにあまり話題に上らなくなった。特に極端につまらなくなったとかいうことではない。ゼクロスというのはちょっと特殊な経緯で、最初児童誌グラビアの限定露出ライダーで、その後スペシャル版が一本だけテレビ放映された。つまり、あまり当時の視聴者になじみのあるライダーではない。結論から言えば、仮面ライダーSpiritsが受けた最大の要因は「自分が見たかったカッコいいライダーがそこにある」ということなのだ。旧ライダーが手抜きだとかダメなものだというつもりは毛頭ない。が、児童番組ゆえや低予算ゆえの瑕疵はあちらこちらにある。子供といえど、それに気付かないわけではない。が、多くは頭の中でそれは修正・補正したり無視したりして楽しむ。まあ、子供がそれをやる分にはいいし、大人だってわかってる上でわざとそれをやるんなら構わない。村枝氏のライダーは、昔のスーツっぽさを残しつつカッコイイものにしあげ、ライダー好きなのだろうし、なによりプロとしての技術と意気を感じる。けど、騙されるとわかってて騙されるのと、騙されてると気付かない、というか、ただ漫然と自分を騙しているのとは違う。
 旧作が良いと思うのも良さを語るのも構わないけど、上記のような「幻想」の上に信仰を持って、それと比較し攻撃するのは個人的には好きではない。あまり美しくない行為だと思う。
 ちなみに 仮面ライダーTHE FIRST は原作版をベースにしており、原作版の本郷猛の顔はいつもの石ノ森主人公の顔なので、 黄川田将也 氏でもそんなにおかしな解釈ということはない。

[マンガ] つれづれ

 週間少年チャンピオンで「ロボこみ」がイキナリ最終回。鈴木ロボ子機体の寿命が尽きかけてると知った石上君は最期の思い出にデートに誘うのだけど……って、オチは 新バージョンの機体にデータ乗せ替えというものでした。まあ、そんなことだろうと思ったけど。しかも 見た目はほとんど普通の人間になってますよ? 露骨に等身まで上がって。石上君以外にはこんな感じに見えていたのだろうなぁ。しかし中身は相変わらずでした、というオチ。これまでのドタバタが続きつつも関係の変化を予期させる終わりで、なかなかソツなく。

 スーパージャンプの徳弘正也「バンパイア」で、太平洋戦争について、「マスコミに国民が煽られ云々」というセリフあり。それは間違ってないけど、別に決定的原因ではない。じゃ、なにが決定的原因かといわれると困ってしまうので私もロクでもないけど。まあ、作者の言いたいことはわかるし、それには同意する。