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2005年05月11日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] ジュネーヴ条約での傭兵の取り扱い

 ふと気になって調べてみたんですが……
  外務省のサイト を見ると、ジュネーヴ条約(1946年)自体にはその記述はないんですが、1977年の追加議定書第一議定書第四十七条に、傭兵についての規定と定義がありました。
第四十七条 傭兵
1 傭兵は、戦闘員である権利又は捕虜となる権利を有しない。
 傭兵は戦闘への参加が認められていない、すなわち、存在が認められてません。「それじゃ民間軍事企業は一体?」ってことになるんですが、この後に傭兵の定義が続きます。
2 傭兵とは、次のすべての条件を満たす者をいう。
(a)武力紛争において戦うために現地又は国外で特別に採用されていること。
(b)実際に敵対行為に直接参加していること。
(c)主として私的な利益を得たいとの願望により敵対行為に参加し、並びに紛争当事者により又は紛争当事者の名において、当該紛争当事者の軍隊において類似の階級に属し及び類似の任務を有する戦闘員に対して約束され又は支払われる額を相当上回る物質的な報酬を実際に約束されていること。
(d)紛争当事者の国民でなく、また、紛争当事者が支配している地域の居住者でないこと。
(e)紛争当事者の軍隊の構成員でないこと。
(f)紛争当事者でない国が自国の軍隊の構成員として公の任務で派遣した者でないこと。
 おそらく焦点となるのは(b)でしょう。作戦立案のみなら戦闘員ではないですし、兵站や兵の訓練は「直接参加」にはあたらないでしょう。輸送や施設の護衛任務は? これは寡聞にして知りませんが、「直接参加にはあたらない」という解釈もできうると思います。もうひとつ、実はこの追加議定書、 アメリカ合衆国は調印してない んですね(ジュネーヴ条約自体には調印)……つまり、アメリカが追加議定書に拘束される法的根拠は存在しません。もとよりグレーゾーンな上にそれですから……別にこのこと自体はとやかく言うつもりはないですが、それではこういう人たちの身分ってのはどういうことになるんだろう? というのが激しく疑問なのですが……あらゆる意味で、リスキーなビジネスなようです。

[マンガ] ラバウルからの帰還兵

 今月のジオブリで出た「ラバウルからの帰還兵」の話について、私自身はあまりに当たり前にとらえてたので気づかなかったけども、この「ラバウルからの帰還兵」ってのが誰か、わかんない人だって世の中にはいるんですよね。うっかりしてました。
 水木しげる氏のことです。
 「氏が妖怪に姿を与えた」って評価もある方面には至極当たり前のものなんですが(いくつかあったもののひとつに固定したものもあるし、氏が一から生み出したものもある)、多分水木しげる氏がマンガに書く前からあの妖怪たちはあの姿で一般に認識されていた、と思ってる人も、多分いるのだろうなぁ、と思った次第。
 参考までに、氏の自伝にリンクを貼っておきます。いつもはネット書店にはアフィリエイトでリンク貼ってますが、今回はアフィリエイトではやってませんので。
 筑摩書房刊「ねぼけ人生/水木しげる」 bk1 amazon 7&Y
  水木しげるインタビュー記事


2005年05月12日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 「戦争請負会社」到着

 土曜予定とか言ってたのに、早かったな。むちゃくちゃ楽しみなんで、わくわくしながら読みます。
 これに関連して、朝日の今日(5/12)の 天声人語 が最低でした。文章として最低以前に、人として最低。報道者としては大失格のレベルだと思う。まだ「戦争請負会社」を見てないけど、 この辺 を見ればシンガーの発言を恣意的に(元の意図とは違うように)切り取った可能性が高い。そうだとしたら、このコラムを書いた奴は最低だ。恣意的ミスリードはマスコミのいつもの手だとはわかってはいるけど。


2005年05月13日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] ソースだせ

  AZOZ BLOGあまりにも辛くて、食べると死ぬかもしれないチリソース発売される って記事があって、これの The SUN版の記事 を知人が探してきたのだけど、掲載されてる写真を見て一言「これ、ビンの中にあるの、ソースに見えないんだけど……」
 記事中にもpure capsaisinってあるし、タブレットかなにか? と思って調べてみると、 それどころの話じゃねえ、結晶粉末でした 。orz ソースじゃないじゃん。って問題はそこで良かったのか? 果敢にもピンセットでつまんで料理してますが、スープにピンセットで一粒入れただけでも、スープの残りを鍋に戻すほど辛くなった、とか……これって実験試薬かなんかじゃないのか? まあ、 hot source blog なんてものがあることを今回の検索で初めて知ったのは収穫(?)か。世の中はやっぱり変な人が多いなぁ……

 上記の件に関して、最初は 日本語google で検索してたのだけどまったく引っかからず、 英語google で調べてようやく引っかかった。なんか規制に引っかかったんかいな?



2005年05月14日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 未明大迷走

 金曜日は金山で飲みがあって朝四時に解散。
 は、いいのだけど、違う道を帰ろうと思ったら、見事に迷う。金山から熱田区、南区、東海市まで……名古屋の半分を縦断した計算になるわけで。トータルの距離だったら完全に横断距離。orz
 結局ぐるりと回って金山近辺まで戻り、そこからさらに戻ったわけだけど、二時間走りっぱなしはさすがにちと疲れた。


2005年05月15日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 今日も木登り

 本日もお誘いがあって木登り。
 木登りって言っても裸の木に登るわけではなく、アーボリスト(arborist 樹医)が木の手入れや診断のため開発したツリークライミングの技法。って、私はいまだただ単に登らせて頂いてる状態なんですが('・ω・`)。
 でも、今回はスローライン(木にロープをかけるためにその準備としてオモリのついた細めのラインを投げて枝にかける)の真似事もさせてもらったり、って、本当に真似事なんですが。
 でも少しは登ったり降りたりだけでも身体が覚えるようになりましたわ。風景は絶景、風に揺られて木がしなるとこれもまた気持ちいい。でも、ぶらぶらロープにぶら下がったまま揺れるのはさすがにちょっと怖いけどな!

[アニメ][特撮] 最終回とか、そうでないのとか

  学園アリス 最終回。反アリス学園組織編は先週で終わってしまって中途半端な感じなのだけど、まあ、2クールという尺の長さを考えれば仕方ないのか。蜜柑と蛍の友情で始まり、二人の友情で終わる話は、まあ、まとまりは良い。お約束と言えばお約束。

  交響詩篇エウレカセブン #5。いや、すげーわかりやすくバカっぽくて、かなりこういうの好き。子供と大人の距離、ってのが、現代的な感じで描かれてる。

  響鬼 は、轟鬼さん継承編。これまでで一番盛り上がってますよ? って、今何話目だっけ? 十六話? スロースターターと言われたファイズですら8話で序盤の盛り上がりが来たのに……来週はようやく街中で怪人が暴れるらしいが、危機感が元々薄いからなぁ。う〜ん。

  プリキュアMaxHeart 。3on3のシーンは(動画的にはともかく)原画的には無茶苦茶頑張ってたと思うのだけど、世間的にはこういうのをどう評価するんだろう? 話的にも今まで単に守られる対象だったひかりがなぎさ・ほのか以外との交流を持ち、それを二人が見守る、という形で、今シリーズのテーマを象徴している形でなかなか良し。
 それはそうと、 こんなの


2005年05月16日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] レスポンスが……

 今臨時で使ってるメインPCの安手のマウスが、妙に軽いわりにレスポンスが微妙に悪く、やっぱり値段分だなぁ、などと思ってしまう。お金が入ったら、もうちょっとマシなのに買い換えよう。ディスプレイ、キーボード、マウスは直のインターフェースだから、慣れの問題でなくストレスが溜まるものはよろしくない。

  サイコドクターぶらり旅 さん(5/15)で こんなシリーズの自転車 が……なんか金子信とか竹内力とか哀川翔とかが乗ってそうだ。

 一部で斎藤昭彦さんの事件に関して「なんで自己責任だって文句をいわないんだ!」という頭の悪い論があって(そういうこと言ってるところに限っていまだに最初の三人の人質のときはどうこうとグダグダ言ってるサイトばかりだったりする)、そういや去年の三人の人質の時、自分はなんて言ってたっけ、と思い調べてみると……あ、良かった。自己責任だ云々なんて一言も言ってないや。えらいぞ、一年前の自分!
 しかし、自己責任云々って言え! って言ってるその手のサイトは、やっぱり自分も同じように、まず最初の三人とかに対して言わなきゃいけないんだよねえ……


2005年05月17日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] これはちょっと……

  韓国人観光ビザ、免除恒久化へ 関係修復狙い/治安対策カギ産経 )。「治安対策」どころの話じゃないと思いますが……まあ、いいでしょう。百歩譲って認めてあげますよ。 スパイ防止法を作ってくれれば 。それも めっさ厳しい奴 。拷問OK、デフォルト死刑、現場の判断でその場で射殺OK、しかも誤射でも責任をとる必要なし、くらいの奴。それだったらもう全然OKですよ?

  結局、人権擁護法案騒ぎはてんこもり野郎氏の「シャレ」若隠居の徒然日記 )。正直一部過激な反対言動に呆れてたんですが、これはこれであんまりだよなぁ……煽られてる人たちを見て「そんなに過剰反応することないのに」とは思ってましたが、これはこれで悪質だ。
 ちなみに個人的には緩やかな反対、ということはなんら変わりありません。こんなあからさまな煽りには最初から乗ってなかったので……

[アニメ] まほらば

 いきなり まほらば の感想をちょこっとだけ。
 「オタク向けのヌルい『めぞん一刻』」という評があって、まあ、それはそのとおりだなーと。でも、この手の需要に応えた作品としては実は結構欲求に応えてるんじゃないかと思う。かわいらしい絵柄で、ひたすら変な人たちがふわふらぽかぽか。
 原作は未見なのでなんともだけど、監督の木村真一郎氏は、やっぱりこういうの上手いなぁ、と思う。別に作品として優れてるというわけではなく、「こういったものとして」よくできてる、とは評価できる。これはこれで大変なことなのだろう。やはり。


2005年05月19日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] アクエリオン云々

  アクエリオン の各話感想ではないっす。
 「いったいアクエリオンはなにをやりたいんだかさっぱりわからん」と日記に書いたら「スーパーロボットものをやりたいんだけど、スーパーロボットもののお約束をことごとく無視してるからスーパーロボットになってないもの」と言われ、「スーパーロボットのパロディではなくってそのものをやりたかったのか!」と、コペルニクス的大転換の発想に衝撃。でもそれでなんであんな寒いギャグになってしまうんだ、と聞いたら「河森正治だから」とこれまた簡潔かつ納得しやすいお答。なるほど。
 スーパーロボットものの(形式的な)お約束なんだのかんだのってのは実は個人的にはどうでもいい。「主題歌は主役ロボの名前を連呼しろ!」とか、「鉄の城じゃなきゃヤダ!」なんて言ってるアホらしい懐古趣味は逆にうんざりしている。けど、アクエリオンがそういうのとは自由かと言われれば、逆。まったく逆。これまでのアニメの記号を、どうしてその記号がそこにはまるべきかを考えず、様式も無視し、珍妙なバランスで構成したもの、としか言いようがない。いや、その珍妙なバランスをギャグとして楽しむのは個々の感性による自由だけど(自分的にはできないけど)、「新しいことをやろうとしている」と言われてしまったら、「違う!」と言う。もう全身全霊をもって「違う!」と言う。
 どのくらいずれてるかが気になるのでとりあえず見続けてるが、本当にこれって万事において中途半端すぎる番組だよなぁ。それってコンセプトがいい加減だってことだろうけど。
 だから本当に変形合体できるゲッターはゲッターロボ號でとっくにやられてるっちゅーねん!

 アニメカテゴリーなのでついでに ハチミツとクローバー の簡単な感想を。
 原作全然知らなかったので当初スルーでしたが、面白いですわ、これ。ヒロイン?のはぐちゃんがロリ過ぎるってのはあれですが。ただ、あのOPのクレイアニメだけは何度見てもなじめない……本編とEDがとてもいいのに……

[その他][漫画] 主演、スティーブン・セガール「沈黙のピアノ男」

 嘘です(笑)。
 昨日、なんとなく作業しながら CNN を眺めてたら、 The silent piano man とかいうネタが出ててなんだろう? と思ったのだけど、記憶喪失でしかも一言もしゃべらない男が、華麗なピアノの演奏をしたということで欧米各国では話題になっていたらしい。日本では昨日あたりからようやくニュースになったのだけども。
 だけど「沈黙の〜」とか言われると、どうしてもセガールだと思っちゃうよなぁ。

 おとといの件にちょっとだけ関係しないでもないけど、 ヒル次官補「韓半島周辺は犯罪多発地帯」朝鮮日報 )。あのー、韓国のメディア自身が、半島の犯罪発生率が高く云々のニュースを伝えてるんですけど? そんなところのビザを恒久免除なんて、犯罪者輸入政策としか思えないんですけど。
#補足:朝鮮日報は韓国ではどちらかと言えば反体制寄りのメディア。

 ちょっととある漫画家さんのサイトで、マガジンZの編集のあれこれを見かけてしまう。まあ、漫画誌の編集者が漫画を好きとは限らない。希望しない人が編集に回されることは多々ある。講談社のような大きな出版社なら、なおのことだろう。それでも、ちょっとなぁ……まあ、マガジンZがなぜつまらないのかの理由の一端はわかった気がする。


2005年05月20日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ][その他] ヴィクトリアの風景

  エマ #7を見て、ずっと感じていた違和感がなにか、がようやくわかった。
 クリスタルパレスでのデートのシーン。万博の為に英国の威信をかけて作られたガラスの宮殿、さまざまな珍しい文物、奇妙な展示物。だが、見てると「だから何?」と思ってしまう自分がいる。
 フォローするが、これはスタッフの技量が低い、というわけでも仕事が下手だ、ということでもない。むしろ資料をきちんと当たり、資料に忠実に再現したのだろう、と思う。それが逆に災いしている。描かれているクリスタルパレスは、19世紀の人が見たであろうそれではなく、21世紀の我々が見たものに描かれてしまっている。同じものを見ても、その人の環境により見え方は違う。我々から見ればただのガラス張りの大きな建物にしか見えなくても、当時の人には見え方は相当違ったはずだ。熱帯・亜熱帯の動植物や恐竜の模型もそう。マンガやアニメが実写に勝る部分のひとつは、ただ忠実に模写するのではなく、心象を絵に反映できることだ。「写真のように」ではなく、「心に映ったように」。が、それは同時に無茶苦茶無理なことを要求していることもわきまえている。当時の人々の生活、考え方、空気といったものを熟知した一人が描くならまだしも、集団作業でそのような熟知を皆がするのはまず不可能だろう。これは出来なくても仕方ないレベル。
 お話もしっかりしてるし、丁寧に作ってるし、作品としても面白いんで、上のは単に感じていた違和感の原因探しと思ってください。

  フタコイオルタ #7は折り返し地点。白鐘姉妹と恋太郎の出会いの話。それでもって別れの予感。バカやって、でもしんみり。後半はこの白鐘姉妹の謎と事情をめぐる話になるのだろう。
  双子は、なんらかの事情でタイムリミットがあり、そのタイムリミットまでの時間を自分たちの思うように過ごしたかった。そして自分たちのために一生懸命になってくれる相手を探すために、探偵に依頼ごっこ。恋太郎は父親が死んで何も決められず、ただ腐っていくだけの毎日。なんでもいい。誰かに決めてもらえるならそれが楽でいい。そんな時に双子が現れる。でも、結局恋太郎は自分の意思で道を決める。しかし出会いは、別れのはじまり。
 とりあえず銭湯での戦闘は久々のグリグリアクションで大ウケ。裸なのにちっともエロスじゃない。(笑)
 そして一人きりの予告。

  魁!!クロマティ高校THE☆MOVIE キャスト一覧 。すげー。これだけでおなかいっぱいですわ(笑)。仮面ライダー龍騎の須賀君が神山ってのは、微妙にミスマッチのような。まあ、さすがにマンガのビジュアルそのものではないけど、かなりツボは押さえているような……高山の竹之内とかな! でもやはりメカ沢の声は若本規夫御大に是非お願いしたかった!
 でも、なんでゴリとラーがキャストにいるのか、無茶苦茶不思議なんですが……あと、ゴリラはどうやって登場させるんだ???