2011年05月14日(土) 旧暦 [n年日記]
■ [その他] 見たい映画
とりあえず昨日は深+の映画の日だったので行ってきたけど、その時話に出た映画で見たいもののリストアップとか。・戦火のナージャ(名演小劇場にて上映中)
・太陽に灼かれて(上記映画の前作)
・仇討ち(録画し損ね)
・シャレード(まだ未見)
・ウォーリアーズ(アホ映画らしい)
まずは戦火のナージャをなんとか見に行く時間を作らないと。
2010年05月14日(金) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ] 四畳半神話大系#3
四畳半神話大系 #3「サイクリング同好会「イカロス」」。京都の大学に在籍する私は、あこがれていたバラ色のキャンパスライフを夢見てサイクリング同好会「イカロス」に入部、銀輪での黒髪の乙女とのランデブーを夢想していたがイカロスが超体育会系の本格サイクリングレース部であることに気付いた時にはもう手遅れ。厳しいトレーニングについていこうにも元々が虚弱体質でついていけず、一念発起で一年バイトに費やし稼いだ金と借金で超軽量ロードレーサーを購入、しまなみ杯で優勝し、自分からの脱却とそれにより訪れるであろう新たなるモテモテライフを目指す。しかし大事な自転車がレース直前に「自転車整理軍」に撤去され、失意のまま元のママチャリでレースに出場することに。しかし結果は無残なものでどうにか完走できたもののあまりに惨めな自分に嫌気がさし、自虐のパワーでそのまま自転車で京都に戻ってくる。ところがそんな彼に声をかけたのは一時期イカロスに在籍していた後輩の明石さん。彼女は今はバードマンサークルに在籍しており、「私」の虚弱な肉体と、ママチャリでしまなみ杯をビリとは言え完走しそのまま自転車で京都に戻ってきた度を越した阿呆さ加減を見込んで、人力飛行機のパイロットになってくれと頼まれる。これに一念発起した「私」は、やはりイカロスに一時期在籍していてその後も何かと腐れ縁だった小津から城ヶ崎という先輩を紹介され、猛特訓することに……あらすじの出だしの部分毎回同じだから手抜きしてると思うでしょう? でもこれがなかなか大変で。
今回は完全にオリジナル話。自転車整理軍は原作にも出てるけど。そういえば明石さんと蛾の下りもなかったな。
なんというか、勘違いで入った本格自転車レース同好会に、しかし何か頭の変なスイッチが入ったのかそこに過去の自分の壁を見出してしまい当たって砕けろの精神でぶつかっていくが、本当に砕けてしまう。
今回の小津と樋口先輩、完全にイヤなヤツだなぁ。
まあそれでも捨てる神あれば拾う神ありで、明石さんから人力飛行機のパイロットにスカウトされて発憤し、しなくてもいい努力をしてしまう。小津はわかってやってたんだろうな、面白がって。第一話じゃなんだかんだ言ってキューピッド役をしてたのになぁ。
先回もだけど、各話で微妙に他の話が干渉し続けていて、それがどういう意味を持つのかは多分最後のエピソードで明らかになるのだと思う。多分。原作の各話で必ずついていたオチがアニメではないのも、それのため、だといいなぁ。
2009年05月14日(木) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ] バスカッシュ!#4
バスカッシュ! #4「スリーウェイ・フリーファイト」。結局警察の横やりで決着が付かずに終わったダン・セラ・アイスマンの三つ巴のストリートビッグフットバスケファイト。だが翌日、月面バストの謎の女、はるか・グレイシアが現れ、全て自分に任せろと言う。突然現れたはるかがいいように仕切ろうとするのが気にくわないダンだが、はるかはそんなダンの意向など無視して三人の決着のお膳立てを派手にぶち上げる。どこから突っ込んでいいんだか。w 月面バストの美女にも関わらず美しい足にしか興味がない足フェチ(笑)のはるか。元々は月面のシューズメーカーの花形デザイナーっぽいのだけど、街で起っている何かを察知して地上に降りてきた模様。やっぱ一年前のダンの事件がきっかけなのかな?
最初ははるかに仕切られるのが気にくわないダンだが、セラ、アイスマンとの再戦を焚きつけられてはるかのことを忘れて俄然やる気に。でも、そのままでは二人に苦戦、特にアイスマンに勝てないことを痛感しているダンは、放り投げた空き缶の軌道を見て作戦を思いつく。そもそもその前の、ココの差し入れ(?)を目にしてのダンの妄想が……「おにいたん!」はないだろ。どれだけピンク脳してるんだ。
それと、今回からOPが正式映像に? 一話で出てきたムーニーズのアイドル、エクリップスのプロモーションビデオ風だけど、あの三人もダンたちに絡んでくるのかね? また、セラ、アイスマンのそれぞれの事情っぽい回想シーンが差し挟まれてる。セラは案の定没落した家を再興するため、アイスマンは、本編のはるかとの「足」についての会話を併せて考えると、足を故障して生身でのバスケは再起不能に陥り、それで自暴自棄に絶望をぶつけてるってところか。あと、今は冷静というか無関心っぽく振る舞ってるココが、足が不自由になった直後ダンに当たり散らしてるっぽいのが……アナ王女もかなり重要っぽい取り扱いだけど、どんなポジションだろ?
あと、メンバーの一人にまだ出てきてないっぽいパーカーの男の子がいるけど、あまり取り上げられないのは員数合わせのキャラなのかなんなのか。四人目はこいつとしても、五人目はみゆき?
2008年05月14日(水) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ] クリブレ#6と潜脳調査室#6
クリブレ #6「EPISODE・6」。ポリリンとキトーとの話し合いは決別。銃撃戦を抜け出すシュウたちだが、そのことでシュウはサラを街の外へ逃がす決意をする。サラのみならず、マナミとアヤカも一緒に逃がそうとするのだが、外へ出るための橋がSWATによってすべて封鎖される。ポリリンの上の連中がキトーの上層部と手打ちをし、サラの捕獲に目をつぶることにしたと察するシュウだが、それでもサラを守ると宣言。それを聞いたマナミは、ひとつの重大な決意をして密売屋のヨブに接触する。これまでの被験体と違い、タイムリミットを過ぎてもガラス化しないサラをキトーは単なる回収対象ではなく貴重な研究対象として接収しようとする。
話の筋としてはどんどん追い詰められていくシュウたちがサラたちを逃がそうとするのだけどもはや街は封鎖状態。ポリリンもあてになるかわからない中で、マナミが非常手段に手を染めようとするというところか。この話、OPからシュウとサラのラブストーリーになるのかとおもったら、サラを巡っての事件でマナミとアヤカが成長していくという要素が主軸に見えるなぁ。やっぱ。
ラグスタウンの設定はツッコミどころたくさんなのだけど、シュウやアキラはもちろん、マナミやアヤカですらもここ以外に行き場所をなくしてるという象徴的な場所になってるのだよな。そこを追い出されそうになって、でもそこから出られなくて自分の最後の居場所を守るためにマナミは腹を決めたみたいだけど、アヤカはどうするんだろう? マナミみたいに攻撃的になる性格ではなさそうだけど。マナミもこのままダークサイドに突き進む展開になるのかどうか。そういうキャラじゃないと思うのだけどなぁ。カッコは探偵物語の優作だけど。
潜脳調査室 #6「ラブ・レター」。学校で出された課題図書を読むのに、電脳化してないミナモは中央図書館にしかない紙媒体の本を探して図書館通い。しかし見つけた本はところどころ切り抜かれていた。それを「きっと持ち主が昔、切り抜いた部分でラブレターを作ったんだ」と思いこんだミナモははしゃぐが、実際は昔紙媒体の電子化に反対した人間が脅迫文に使ったとわかりがっかり。本自体もそんなにおもしろいものではなかったことを祖母に愚痴る。しかしそれを聞いた祖母は、昔ベストセラーになった「ラブ・レター」という本を薦める。ミナモはその本を中央図書館で見つけて読むが、最後のページがやぶられているのにまた憤慨。しかしその本の最後のページは便せんになっていて、読者が本当に手紙を書いて物語を完結させるという趣旨のものだった。それを知ったミナモは、本に挟まれていた手紙を探し、本を寄贈した人物を捜すのだが……
本をめぐっての云々。ミナモが夢見がちなくせに結構本に対してシビアだ。w でも、本がほとんど電子化されて電脳化されてないと読めないってのは、ちょっとなぁ……でも、本って読む習慣がないと読めないものなのだけど。
それはさておき、本の持ち主が誰かという展開になって、ミナモの祖母かと思いきや、まったく関係ない人……と思ったら、本の本当の持ち主は……波留が眠っていた50年の歳月の重さが最後にのしかかってくる。いきなり久島が出てきて、本の持ち主だった「小湊沙織」について波留と語り出すので、しばらくどういうことかわからず混乱しましたよ。波留が「読んだことはない」と言ったのがなんかはぐらかしてるような印象だったので、気にはなっていたんだけど……たった一行の手紙の内容と、「ちょっと眠っていただけなんですけどね」と言う波留に絶句するしかなく目を潤ませるミナモの姿が、50年の歳月とそれを超える手紙のメッセージに込められた今回の話のテーマすべてを表していて、こっちもちょっと目頭がうるんだ。
しかしこの世界って電脳化してないと不便きわまりないのだなぁ。ナノマシン注入で手術は済むとはいえ、やはりなんだなぁ。
2007年05月14日(月) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ] エマ第二幕#1とスカルマン#1とグレンラガン#7
エマ第二幕 #1「新しい家」。間に挟まった歳月が何事もなかったかのように、普通に続き……いや、「これまでのお話」とか、ダイジェストでまとめてもいいような……いや、必要ないんですけどね。どうせ見てるのは、なくてもまったく問題ない連中なんですけどね。第一シリーズの終わりではあまりに尻切れトンボなので続編はあるものだろうと思ってましたが、思ったよりかかったかなぁ。茶化して書いてますが、内容は相変わらず高クォリティ。第一話は、メルダース家のメイドに雇われたエマが、ちょっとした騒動に巻き込まれることで周囲から一目置かれる……というか、不審がられるというか。過去のある女化。
ナネットが軍人にコロッと騙されてたけど、メイドと軍人って組み合わせは実際多かったようで、またメイドがもてあそばれるパターンも多かったとか。下層階級なりとは言え、積み上げてきたキャリアどころか生計の道すら断たれそうになって、農薬飲んで死のうとする、ってのはあまりにシビア。死ぬには惜しい。つり目だしな。
スカルマン #1「仮面が踊る街」。仮面ライダーになるかもしれなかった石ノ森ヒーローのアニメ化。先行の特撮番組も見たんだけど、流し見のせいで話の筋全然とらえてなかった……見返そうと思いつつ、なかなか。
どの辺りからの分岐世界なのか知らないけど、戦前日本の体制の延長線上の現代日本が舞台。「トップ屋」の御子神隼人は故郷の大伴市に現れる「ガイコツ男」のスクープを物にしようと帰郷。道中知り合った押しかけ相棒の霧子と共に、ガイコツ男にまつわる秘密を探ることになるが……
公式を見ると、どうやらキャラの基本的な要素は原作と同じらしいが、世界観が大幅にいじられてるのと、主人公がスカルマンではないってのが一つのミソか。昭和怪奇の雰囲気は出てる反面、世界観が微妙にわかりにくいのと、登場キャラが多いのがどう響いてくるのか。
ところで、テロップで真っ先に島本和彦の名がどこかにないかさがしたのは秘密でもないんでもない。普通さがすよね?(いや石ノ森御大が「やる!」って言ったんだし……)
グレンラガン #7「それはお前がやるんだよ!」。案外とあっさりヴィラルのこと思い出したなぁ、カミナ。って、キタンのことを忘れてるけど。陸上戦艦型ガンメン「ダイガンザン」相手に苦戦、っつーか無駄なあがきをするが、集結した仲間たちとシモンの機転でどうにか難を逃れる。って展開早!
獣人たちの本拠地「都」に逆に襲撃をかけるべく、ラガンの特殊な性質を利用してダイガンザンを奪おうとするが、展開の早さが嫌な予感をさせる……ヨーコの台詞や、カミナの予告での台詞が、まるで退場宣言のような……ダイガンザンのシルエットは第一話冒頭で出た戦艦(大グレンラガン?)に似てる気もするが、素直に繋がりそうもなさそう。
しかし、まあ、いろいろ惜しいですな……服とか(って動画の中割じゃないのかよ)
2005年05月14日(土) 旧暦 [n年日記]
■ [その他] 未明大迷走
金曜日は金山で飲みがあって朝四時に解散。は、いいのだけど、違う道を帰ろうと思ったら、見事に迷う。金山から熱田区、南区、東海市まで……名古屋の半分を縦断した計算になるわけで。トータルの距離だったら完全に横断距離。orz
結局ぐるりと回って金山近辺まで戻り、そこからさらに戻ったわけだけど、二時間走りっぱなしはさすがにちと疲れた。
2002年05月14日(火) 旧暦 [n年日記]
■ ジョースター、貴様見ているなッ!?
日記にリンクを貼ったら辿られたらしい罠。シオシオ。今日の出来事:やっぱ人にものを教えるのはしんどい。向き不向きで言ったらどっちかというと不向き。でも贅沢いってらんないのよね。
PS2実質値下げ 。そろそろ買いどきか?
なんか電気生理がバシバシ調子よく刺さる。お、腕が上がったか? と思ったが、すぐに反応しなくなる。がっかり。
イニシャルで指名されてしまうと、書き込んで良いのか悪いのかよくわかんないのでこっちに返事を書いてみるテスト。
いや、どうもわざわざすいません。重箱のすみ突付きみたいなことに対応して戴いて、ありがとうございます。>Yさん
ついでに「研究者」という人種について。研究者どうしでも、話が合わないことってのは多々あります。なんでかっつーと、研究者と一言で言っても開発者に近い人もいるし、また基盤になる考え方の教育がジャンル間でまったく異なってることも多い。また、やっぱ癖の強い人が多いんで性格的に(ぴー)なことがあったりもする罠。しろうとにはおすすめできない。
朝日新聞の さぶ の解説は最低。最後のシーンの解説したら、オチが読めるっちゅーねん!
むー、もう今日は書くことないんで無理せずに終了。
2001年05月14日(月) 旧暦 [n年日記]
■ 日本のヒップホップは10年遅れてる?
こないだ…っつってももう二週間以上前なのだけど、妹の結婚式に行く途中で読む用にニール・スティーブンソン「スノー・クラッシュ」を買って読んだ。映画と音楽とピザのフランチャイズくらいしか誇るもののなくなった未来のアメリカで、主人公が朝鮮系日本人と黒人米兵のハーフで剣の達人の凄腕のハッカー(クラッカーではなく)、おまけにピザの配達人と来ては「あ、こりゃダメすぎる」とダメな期待に惹かれて買ってしまうのはいたしかたありますまい。冒頭は予想にたがわずなんか勘違いしたような未来世界で、命をかけてのピザ配達が始まってなんだこりゃとなる。が、これが話が進むにつれ「マトモ」になっていくのだ。マトモというのはネットワーク描写の部分。回線負荷、オンライン・オフライン、接続料、ネットワーク作業etc.etc.
話はネットワーク上の仮想世界コミュニティで蔓延した危険な新ドラッグ「スノー・クラッシュ」を中心に動いていく。ところがこれがどんどん話が広がっていき、太古の神話時代にあった人間の根本にアクセス可能な「共通言語」の存在と、それによる閉塞した世界を打ち破るために起こった「バベルの塔事件」、そして再びその「共通言語」を用いて世界支配をたくらむ富豪との対決と言う、ハード(っぽい)SF+陰謀ものの様相を呈する。
最初のヘンさ具合からこの展開は思いつかなかったので何時の出版だ、と思ったらなんと原著は1992年の出版。しかし、そこに描かれる世相や感覚は現代日本で読んでもしっくりくる。つまり、日本の最先端のcoolさというのは、結局アメリカの後追いに過ぎないのではないだろうかと言う疑念と、あと、インターネット黎明期に詳細にネットワーク普及とはどういうことかを予言して見せたニール・スティーブンソンの予見の卓抜さがはっきりとわかる。
話としてはちょっと長いので、ライトノベル程度の長さじゃなきゃ読めないという人には薦められない。
あ、あと、ワシって結局犬と少年(or少女)に弱いということがはっきりわかりました。ハーラン・エリスンが書いてすら感動したしな。