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2003年09月21日() 旧暦 [n年日記]

今週のファイズ(だけ)

  555 はついに今シリーズで最大の仕掛が発動。 映画版 では一足先に明らかになっていたし、ある程度予想していた人も多かったけど、やっぱりこれはわかっててもショックだよなぁ。今回の件のシーンではさりげなく啓太郎が良かった。あと、その仕掛には関係してないけど、海堂受難。助けた子供が会いたがってるというので行くと、「どうしてお父さんとお母さんも助けてくれなかったんだよ! 役立たず!」と罵倒されるはめに。子供にとっては自分が助かったことよりも親がいなくなってしまった、その現実の方が重くのしかかってくるのだろうけども、ちとやりきれない。海堂、素では子供になんだかんだと好かれそうな性格なんだけどなぁ。「九死に一生を得た孤児」は真理や流星塾生もそうだし、今のスマブレ社長の村上も情報を集めてるし、で、あの子供が今後関わってきそうなんだけども。あと、流星塾生がまた一人退場したり、デルタギアの正式装着者が決まったりと、ストーリー的な動きの多い話だった。しかし、やっぱり終盤の展開が一番……でも映画と違ってあまりCGは使えなさそう。残念。

豆腐を作ってみる

 体調のこともあって外出はあきらめ、家で豆腐を作ってみる。と言っても流石に豆乳から作るのは無理なので、豆乳とにがりを買ってきて。出来は、味は確かにむちゃくちゃ濃いのだけど、触感がボソボソしてイマイチ。豆乳を温めるときの温度が高すぎたのか、にがりが多すぎたのか。奴っこで食うのはイマイチなので、豆腐サラダに。次はもうちょっと上手くやろう。
 で、どうしても鰯が食いたくなって、小ぶりのが四尾100円で売ってたのを買ってきて、三枚におろして両方の身はフライに、真ん中は油で良く炒めて骨せんべい風味に。ウマーですた。静岡県民は子供の頃から黒ハンペン(鰯のミンチ(つみれ)で作ったハンペン。静岡でハンペンと言ったら普通はコレを指す)をおやつ代わりに育つので、鰯分が不足すると巨大化して暴れだすのだ(後半嘘)。でも 鰯の漁獲量は減少の一途 で、それを補うかのように 輸入量が増加している 。秋の味覚として親しまれる秋刀魚は、漁獲高は毎年かなり変動するけど、それでも15万トン〜30万トンらしい。加工用を含めてと言っても、とんでもない量の鰯が消費されていることがわかる。下魚とか言われつつも、日本人には欠かせない魚のひとつなんだろうなぁ。
  555 の展開が(ある意味予想通りとはいえ)もの凄かったので後回しになってたけど、 アバレンジャー もそっちはそっちで面白い展開になっている。
 敵の一人リジェそっくりの少女によって心の奥底に封じ込めていた記憶をよみがえらせるアスカ。それは、恋人と幼馴染の生死不明に焦り、勝手に持ち出した伝説の鎧ガイルトンの呪いによって味方まで襲った忌まわしき記憶だった。しかしいつの間にか鎧を解除されたのかはわからず、漠然と不安を抱えたまま新しい力を生み出そうとする。一方、リジェを懐柔してエヴォリアンの本拠地に乗り込み、その親玉に居座った中代=アバレキラーは、アバレンジャーたちを呼び出し、新たなゲームを始めようとする。
 アバレンジャーで面白いところはキャラクター配置で、従来の戦隊ものだと5人組+1人、もしくは3人+2人追加+1人なのに対し、アバレンジャーは今のところ3人+α(1人)+1人。従来ならば司令役の役どころがそのまま4人目になり、5人目は折り返し点を過ぎてもいまだ敵対したまま。おもちゃ販売の戦略からそろそろ6人目が出る時期なのだけど、どうもその6人目もこれまでとは違う形らしい。また、敵味方も単純な敵対でなく、敵幹部のジャンヌはアバレブラックのアスカの恋人の身体を乗っ取って(ということになっている)いて、同じく敵幹部の幼女リジェは、どうもアスカとマホロ(=ジャンヌ)との間に出来た娘らしいのだけど……なぜ二人が敵側にいるかとかは、単純に「操られている」ということでもなさそう。
  カレイドスター はどんどんスポ魂ものの道に。鉄球特訓もかなりすごかったけども、今週も輪をかけてすごい。こんだけベタなスポ魂ものをやってのけるのも、昨今ではたいしたものだと思う。ってアレ? カレイドスターってスポーツものだっけ? まあ、そんなに遠くはないと思うけど。これまでいいとこなしだったいじめっ子二人組も今回ちょっと名誉挽回。大森玲子声はいまだに使えない奴だが。

三度目の「第六大陸」

  第六大陸 ・( 2巻 )を読んでからこっち、なんでこんなに引っかかるんだろうと思ってたんだけども、なにが引っかかってるのか、急に腑に落ちた。他でよく言われてるラストのアレについては、実はそんなに引っかかっていない。P・K・ディック読んでりゃ、アレくらいは唐突ではない(上手く出来た仕掛けとも思わないけど)。なぜかもやもやと気になっていたのは、中年のおっさんや爺さんがかっこよく ない ということだった。異論がある人がいるだろうけど、話を続ける。宇宙もの(と言って良いかは微妙だが)の映画で スペースカウボーイ ってのがある。クリント・イーストウッド監督・主演で、40年前に宇宙飛行士になりそこねた老人達が再び宇宙を目指す、という内容のもの。考証のいい加減さ、地球の危機に対して、今度こそ宇宙飛行士になるために自分達のわがままを無理矢理政府に聞かせるところとか、はっきり言ってむちゃくちゃな映画なんだけど、実はこの映画、嫌いではない。なぜ嫌いではないか、第六大陸の登場人物と比較して、ようやくわかった。この映画は欲望の肯定をしていて、第六大陸は肯定しきっていない。前に第六大陸の感想でNASDAの野田篤司氏や作家の野尻抱介氏を引き合いに出して「絵に描いた餅を美味そうに見せるのが上手い」と書いたけど、それはとりもなおさず「自分が宇宙開発をしたいのは、自分自身が宇宙に行きたい・宇宙を見たい・宇宙船に乗りたいからだ」という欲望をはっきりと肯定していることだと思う。自分だけでなく、他の人もそう思っていいのだと。「宇宙に行きたいんだから宇宙開発をする」ということをまず肯定している。もちろんそれで済む話ではなく、「では具体的にどうするか」というのにも余念がない。だが、基礎研究の現場でもそうだが、最後の最後ではいかに強い欲望を持っているか、持ち続けることができるかが強さになる、というところがある。現実に自分が生きてる間は無理だから、せめて子供の世代、孫の世代に、という人もいる。けど、そういう人だって自分の世代で達成できるなら、自分が達成できるならそれにこしたことはないだろう。だから、後進にあっさりと道を譲ったりしてあきらめる「第六大陸」の老人達を見ると違和感が残る。そのほかでも第六大陸は文章や表現や設定で読ませる話だったけど、「月旅行がしたい」という、多くの人が一度は夢見ただろう、単純な欲望の肯定は描けなかった。この一点で、著者の目的からすると失敗である、と私は思う。作品として失敗であるとは言わないけど。


2003年09月22日(月) 旧暦 [n年日記]

寝込みうどん

 昨日は結局不調で動けず。休んだおかげで、今日は大分調子よくなったけど。で、昨日はほぼ一日かけて(休み休み)借りたビデオの消化。
  イージー・ライダー 。マリファナの密売で金を稼ぎつつ、バイクでアメリカ中を渡り歩くキャプテン・アメリカ(ヘンリー・フォンダ)とビリー(デニス・ホッパー)。自由気ままに国中を渡り歩く彼らの末路とは……
 実は、まともに見たのは初めて。どうしてちゃんと見たことがなかったかと言うと、60年代のヒッピー文化は私にとって理解の埒外、というか共感の埒外で、おそらく見ても共感するものがなかろうと思ったから。その予感は当たっていた。まあ、ミュージッククリップとしては悪くはない、という程度の評価しか出来ない。何故彼らが「自由」という幻想に溺れ、麻薬を肯定し何者にも束縛されない道を選んだか、そのバックグラウンドが共感できないのだからしかたない。とりあえず、古典として。
  テルマ&ルイーズ 。女が主人公のロードムービーでの傑作はこれくらいしか知らん、と 深+ のマスターに言われたので「え〜、リドリー・スコット〜〜〜?」と思いつつも見る。ハンニバルやらグラディエーターやらブラックホーク・ダウンやらで、アレでソレで安易に客に媚び媚びなのを見て、大分失望してたからなんだけども、コレ見てちょっと見直しましたわ。
 主婦のテルマと友人のウェイトレスのルイーズは、週末を利用して友人の別荘に遊びに行く。ところがテルマがレイプされかけ、ルイーズが相手の男を射殺したために歯車が狂い始め……
 個人的には女版「明日に向かって撃て!」といった感じ。でも構成や演出が実に上手い。妙に媚びすぎた感じもない。暴力的な旦那に抑圧されていた自分を段々開放していくテルマと、テキサスでの過去を引きずりつづけるルイーズ。この二人の女性が「本当に自分らしい自分」を完成させていく様がきちんとエンタテイメントになっている。深+のマスターに「女が主人公のロードムービーで気に入ったもの」として バタフライ・キス を挙げたけども、もしマスターが見たら、次行ったときに(言葉で)八つ裂きにされるだろうなぁ……いや、好きだとは自信をもって言えますが。
 今日買った本。 夢の10セント銀貨/ジャック・フィニイバジリスク二巻/せがわまさき 。あ、なんで深+に夢の10セント銀貨が置いてあるんだと思ったら、訳が山田順子女史(日本冒険小説協会副会長)だったからか。
 なんか、昨日の大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」の巌流島の決闘の評判が悪いっぽい(大森玲子声で)。土曜日に見てみよう。武蔵というと東映映画村の 仮面ライダー555VS宮本武蔵イベント 。どんな対決じゃ。
 要約更新された 東映555サイト 。明日の 富士急ハイランド公開録画&トークショーイベント の出演予定者に啓太郎と海堂がいねえ。これだけで見に行きたい気持ち50%減。実は映画の555で好きな場面は、スマブレ社長の村上(映画版では首だけ)が「オルフェノクが人間を襲うのは、愛ゆえの行為なのですよ」とうそぶくのに対し、木場が反論するのに先んじて海堂が「ふざけんな。ほとんどの人間は(オルフェノクになれずに)死んじまうじゃねえか」と村上に詰め寄るシーンと、さらわれた真理を助けに行こうとする巧に(お前には無理だ)といわれつつも啓太郎が「嫌だ! 一緒に行く! 絶対行くから!」と言うシーンだったりする。 仮面ライダー555File でも、再三にわたり、「(啓太郎は)バカかもしれないけど、その純真さが巧を変えていく」と書いてあり、陰のキーマンだよなぁ、と思う。それだけに実は巧がオルフェノクだった(いい加減、ネタバレOKだろう)と知った啓太郎がどう行動するかは気になる。まあ、活躍はせんでもいいけど。


2003年09月23日(火) 旧暦 [n年日記]

豆腐は難しい

 豆腐作りに再挑戦。一度豆乳が煮立つ直前で火を止め、少し冷ましてから、今度はこの前よりにがりを少なめに。こないだよりはマシだけど、やっぱりなめらかにならない。難しいなぁ。
  ARTIFACT 人工事実 さんところで 今のオタクは文脈よりグルーヴ と、 ガンダムシード擁護論 を見る。  「文脈よりグルーヴ」ってのは、ある意味納得出来る話で、一つにはジャンルが長くなればなるほど、後からは全体像ならともかく、個々の番組・作品をフォローするのは大変になる。もう一つは、全体の流れを変えてしまうようなエポックメイキングとなる作品が、ここ数年出ていない、ということがある。「××ってなんだったのか」と後で見返すようなことは少ないと思う。そういや、今日自転車で街中走ってて、信号待ちのときにいろんな学校ごちゃ混ぜっぽい女子高生の集団が「今度、ファーストガンダムやろうよ」とか話していたけど、一体あれは……
 「ガンダムシード擁護論」は、私自身は数回見てさっさと切ってしまった番組なのだけども、友達で楽しんで見てる人もいる。「面白い」という人からすれば「面白くない」と押し付けられるのは迷惑だろうし、「面白くない」という人からすれば「面白い」と押し付けられるのも迷惑だろう。作品論は別だが、私は見ていないので作品云々は言えない。上の「文脈論」がらみで言えば、ガンダムシードは結局文脈語られざる現在の中に置かれた作品なので、文脈的重要性は初代とは比較にはならないだろうが、別にそれも楽しい楽しくないとは別の話だし。そもそも主軸のぶれた話の気がするんだけどなぁ。まあ、議論自体を楽しんでるのだろうけど。
 イラクの駐在米軍はかなり大変そう。銃撃を受けてヘリが民家を攻撃とか、お祝いの空胞を攻撃と勘違いして発砲・民間人死亡とか。原因の一部は米軍の兵員不足にもあるらしい。まあ、民族・宗教対立の火種をわんさか抱え込んでいるのだから、ただでも大変なのだけど。安易に「米軍は出て行け」で済む話でもない。原状ではそれこそ悲惨なことになるし。長い戦いになるんだろうな。
  日本の電気街から消えていく韓国製朝鮮日報 )。低価格勝負だった韓国製品が、中国製品や東南アジア諸国で生産された日本企業ブランドに追いやられてきている、という話。低賃金をアドバンテージとした低価格戦略からの転換を余儀なくされていることは前からわかっていたことだけど、サムソン以外はそれが上手く行ってるように見えないのだよなぁ。ってなことをたまたまそのことで友達と雑談もしたけど。海外工場進出では、やはりノウハウのある日本の方に一日の長があるようだし。昼にテレビ東京系で「緊急提言!日本経済は蘇る」って番組をやっていて、独自技術の道、独自市場を切り開くことで生き残りをはかる日本企業のレポートがあったっけな。同時に、知・技術の移動性が低い日本の体制の問題点も指摘されてはいたのだけど。
  福岡の一家四人殺害事件産経 )だけども、元中国人留学生が数万円で殺人を請け負ったという話は、そういう世界だとわかっているつもりでも、やっぱりやりきれない。
  韓国人船員、起訴事実を認めるYahoo!hl )。日本ではろくすっぽ報道すらされなかった第十八光洋丸にパナマ船籍の韓国タンカーフン・ア・ジュピター号が激突した事件の裁判。この事件では事件における韓国船側のあまりのいい加減さも呆れたけど、それ以前に国内でまったく報道しない主要マスコミもそれに増して不気味。以後衝突事故が続出したことから考えても、もっと注目されてしかるべき事件の気がするけど。
  ダイナコン18 に参加申し込み。今まで一度も行ったことがないのだけども、まあ一度行ってみるのも面白いかもしれない、と思って。友人も企画で参加するみたいだし、会場まで 自転車で行ける場所みたい だし。
 書店に寄ったら グレイトフル・デッド/久正人 が出ていたので購入。清代末期が舞台のキョンシーものなのだけども、センスがいい。なんで4話だけで終わっちゃったのかなぁ。
  楽天市場の555DVDvol.1の解説文 。いや、そりゃ子供向けとしては結構入り組んだ話だし、必ずしも間違いと言い切れない部分はあるんだが……


2003年09月24日(水) 旧暦 [n年日記]

ジェッターズ、ちょっとすごいかも

  ボンバーマンジェッターズ 最終回。なんつか、ここまで最終回で満足しきった作品って久々だなぁ。不鮮明な点はある。理屈で考えれば納得行かないところもある。でも、もやもやするところはまったくない。キャラクターの一人一人にまで愛情が注がれてる。しばらく「満足」以外に語る言葉が出なさそう。
 半年くらい前、GWに会った人とアニメの話をしてて、「(原画の)線が単純になってはいけない」「玩具の宣伝番組に戻ってはいけない」みたいなことを言われた。私は「なんでいけないのか?」と聞き返した。線が複雑でなくても、玩具の宣伝番組でも面白いものはある。私にとって重要なのは面白いか否かで、そういったことは付随的なことに過ぎないからだ。その相手は何も答えなかった。答えられなかったのか答えなかったのか、どちらなのかは知らない。でも、ジェッターズではっきり答えが出たと思った。なにもいけないことはない。
  amazon で注文した ロッキーホラーショーバタフライキス が届く。ほんとなら未見のホラーショーの方から見るべきなんだけど、バタフライキスから。the cranberriesを知ったのはこの映画でなので、その意味で思い入れもある。今見てもイカレてて、切ない。万人向けじゃあないけど、やっぱ好きだなぁ。
  NTT東西が韓国企業とオンラインゲームコンテンツの検証Yahoo!hl )。NTTに法則の危機が、危機が……おじいちゃん、逃げて〜〜〜! って冗談はさておき、通信費で稼げない以上有料コンテンツの充実を目指すのは当然だし、そのひとつとしてオンラインゲームってのは案外目の付け所が悪くないかもしれない。ただ、ゲームは水ものって面が強すぎるからなぁ。
  HIV陽性の母二人に無事無感染で幼児出産朝日 )。男親が感染していた場合に精子とHIVウィルスを分離して、という技術は既存だけども、母体が感染していたときに、というのはやはりすばらしいと思う。抑制剤の発達で感染者のQOLが上がっていることもあるし。ただ、だからと言って日本のエイズに無関心・無防御な態度ってのはかなりどうかと思いますが。自分で人生滅茶苦茶にする分には勝手だけど、人の人生も滅茶苦茶にしてしまう可能性もあるんだから。


2003年09月25日(木) 旧暦 [n年日記]

まあ、ニュースっぽいことだけ

  野尻ボード 経由で 岩崎書店掲示板 より、 冒険ファンタジー名作選のラインナップ。
1 ロスト・ワールド
コナン・ドイル作/久米穣訳/竹本泉絵
2 火星のプリンセス
エドガー・R・バローズ作/亀山龍樹訳/山本貴嗣絵
3 27世紀の発明王
ヒューゴー・ガーンズバック作/福島正実訳/大塚あきら絵
4 いきている首
アレクサンドル・ベリヤーエフ作/馬上義太郎訳/あさりよしとお絵
5 ぬすまれたタイムマシン
レイ・カミングス作/南山宏訳/御米 椎絵
6 ついらくした月
ロバート・C・シェリフ作/白木茂訳/竹本 泉絵
7 黒い宇宙船
マレイ・ラインスター作/野田昌宏訳/赤石沢貴士絵
8 キャプテン・フューチャーの冒険
エドモンド・ハミルトン作/福島正実訳/秋恭摩絵
9 次元パトロール
S・マーウィン・ジュニア作/中上守訳/山田卓司絵
10 うそつきロボット
アイザック・アシモフ作/小尾芙佐訳/山田卓司絵
すげえ、オタクだ。オタクすぎる。岩崎書店の編集さんって、こんなツテもあったのか。つか、秋恭摩挿絵の「キャプテンフューチャー」、激しく見てえ。
  「マクロス」の著作権、第二審もタツノコに軍配毎日 )。デザインはスタジオぬえに、作品はタツノコに、という、わりとめんどくさいことに。まあ、別に過去作品の焼き直しを何度も見せてもらう必要もないと言えばないわけですが。
  「拉致は日本のせい」北朝鮮大使、国連での川口外相演説を拒否朝日 )。アホちゃうか言うか、こういうのを「らちがあかん」と言うんでしょうかね。挙げてる反論、全部根拠のない無茶苦茶だし。あ〜、なんでこんな国ができちゃったんだろ。
 で、たのみの綱の中国にも 中国科学院、中朝条約の軍事同盟部分削除を求める産経 )なんてこともされたり。北朝鮮の逃げ場がそがれていくと共に、その後の処理問題がどんどん現実のものに……
  合弁企業社名の「昭和」、侵略戦争想起と中国で反発中国情報局24時 )。まあ、なんてか、あほらしいというかなんというか。もっとも今の中国においては安い労働力と為替と、国内市場を餌にした外資誘致が武器なので、こういう手段も多少なりとも有効なんだろうなぁ。でも、長期的に見て将来の芽があるようには見えないんだけども、中国はその辺どう考えてるんだろう?
 で、周囲の国に威圧的に出てるから ベトナム艦、中国漁船を拿捕Yahoo!hl )なんてことも。周辺諸国もいっぺんばしっといっとかないかんと思うのだけど。日本も含めて。
  NTTドコモ、スクウェアエニックスとDQ・FF一作目のFOMA移植開発infoseek )。確かにDQはエポックメイキングなんだけど、DQIとFFIの間には世代差が……
  宇宙のステルヴィア は、それなりに綺麗な終わり方をしたとは思うのだけど、ジェッターズのショックが大きくて、感情的に全然動かない。あとで一回見直さないと判断もできん。
 週刊チャンピオンの「カオシック・ルーン」は、まさか棗クランの兄貴が元から超外道だったとは、ちとやられた。さすが山本賢治氏。


2003年09月26日(金) 旧暦 [n年日記]

やっぱりニュース

 お前の日常はどうなんだとか言う人もいないでしょうが、とりたてて書くほどのこともないのですよ。助教授のNさんと話して「コラゲナーゼはヤク○トかシ○マのが安定してる」とか聞いたなんてのは書いてもつまらんのですよ。酵素は同じメーカーでもロットによって出来不出来の差が激しすぎ。和○のが今回大ハズレロットだったので、Worthin○tonのを購入。これは当たり。って結局書いてるし。
  製麺機に巻き込まれて死亡中日 )。 高橋葉介の「腸詰工場の少女」 を連想したり。不謹慎すぎだが。圧延機とかでの事故は良く聞くけど、製麺機とは……
  韓国「最も嫌いな国は日本」朝鮮日報 )。ま、そらそうなんでしょうけどね。こういう無条件の敵意を向けられ続けてると、いい加減うんざりもするもの。北朝鮮への高感度が上がっててなおかつ米国の高感度も上がってるってのが、こいつらおめでたいなぁ、と言うか。
  イラク戦争終結後の米兵の死者80人に日経 )。戦争で勝てば戦争が終わりではない。まあ、戦前から分かってたことではあるのだけど、アメリカはどれだけこの痛みに耐えられるんだろう。
  年内自衛隊派遣へ朝日 )。派遣の是非についてはなにも言わない。ただ、自衛官達の行動を束縛し、身体生命の危険を高めるような規則や規定で縛っては欲しくない。臨機応変な運用が可能なようにして欲しい。マスコミやら世間はときとして自衛官の命も人命だということを忘れているように見える。
  自衛官変死で自殺説への作為河北新聞 )。2chとかでたまに取りざたされていた話だけど、にわかに信憑性を帯びてきた。いったいなにが起こったのか、下世話な興味ではあるが、やはり気になる。
  夢の10セント銀貨/ジャック・フィニイ 読了。サラリーマンのベンは仕事にも家庭生活にも疲れて倦んだ社会の敗残者。しかし、たまたま手にした珍しいダイム・コインを手にしたことで、自分が別の人生を歩んだ平行世界へと紛れ込んでしまう。妻はかつての最愛の恋人、仕事は順調とこれぞばら色の人生、と大喜び。しかし、向こうの世界では自分の妻だった女性が今度結婚すると知り、にわかにいてもたってもいられなくなり……人生の幸福ってなに? という、ペーソスとウィットに富んでいて、少し切なくてほのぼのする作品。
 帰りがけに 銭 一巻/鈴木みそ鋼鉄の少女たち・3/しけたみがの を購入。後者は、まあ特には。この作品は簡単に言及するにはちと難しい。前者は、雑誌掲載を飛び飛びで読んでて、今回始めてまとめ読み。人を殺しもするし、生かしもする「金」。人命は金では買えないけども、それでもときとして人命や人生は金に換算される。普段あまり考えない経済・お金のことを、今回は人身事故・マンガ雑誌・アニメ・コンビニの経済を解き明かしていく。それのみでなく、それぞれの「経済活動」に関わる人々の姿、お金は大事だけども、「お金以外のもの」と両立させるためにがんばる姿も描いている。なかなかの佳作。
 「天地無用!魎皇鬼」の第三期がリリースされたと言うので見てみる。第一期は好きだったけど、第二期は反吐が出るほどダメ作品だったので、途中で見るのをやめてた。第三期は持ち直すかなぁ、と思って見てみたが、どうも第二期に近い評価になりそう。音響ダメ、演出ダメ、構成ダメ、台詞回しダメ、と誉めるところナシに近い状態。第一期が面白かったのは、やっぱ第二期以降は下ろされた監督の林宏樹氏と脚本の長谷川菜穂子氏の力だったんかなぁ。第二期以降の戦犯探しは敢えてしませんが。


2003年09月27日() 旧暦 [n年日記]

スパム、スパム、スパム、スパム

 明日は神戸に行く用事があり、新幹線の割引チケットを買いに行くついでに大須をぶらぶらと回る。で、沖縄食品の店「沖縄宝島 にらい」に寄る。入ったのは初めてだけども、前から興味はあった。で、ぶらぶら回ってると軽食コーナーがあってソーキそばだとか、タコライスとかも食えたり(いや、食ったわけではないけど)、スパムがひとそろいあったり……思わず一缶買ってしまいました。で、会計に行ったら、レジのところに ナビィの恋 の平良とみ刀自の写真とサインが。全国的にはNHK朝ドラ「ちゅらんさん」のお婆さん役って言った方が通りがいいか。まあ、沖縄の店なんだから不思議はないっちゃないんだけど。
 で、ここ数ヶ月ワイヤレスマウスの調子がおかしかったので充電池も買ってみる。入れ替えると快適に。単に電池がヘたってたのか。
 先週の 世界ふしぎ発見! を見てから無性にトルコ料理が食いたくなり、近所のトルコ料理屋へ。ピラウ・ウスツ・ドネルを注文。まあ、早い話がピラフ(ピラウ)の上にドネル・ケバブをのっけたものなんですが。スライスした玉ねぎとトマトも乗っかって、これがウマイ。けど、昼飯時にしては客の入りが悪かったけど、大丈夫なんだろうか?
  情報収集衛星打上げ延期。打ち上げは11月以降の可能性も朝日 )。失敗を許してくれない環境のために、延期は一種恒例行事化してるところもあるんだけど、残念。とは言え、失敗して衛星もH2A F6もパーになるよりずっといいのだけど。しかし、朝日の書き方、微妙にひっかかる書き方だなぁ。
  野中氏、拉致問題解決への期待感示すTBS )。……横田めぐみさんの両親の手記の記述によると、この人、直談判で家族会が拉致問題を訴えに行ったら「(そんなことしても)めぐみは帰ってこないんだよ!」とそれは心無い罵声を浴びせたとか。その状況状況で判断とかできる事とかはそりゃ変わってくるんだけど、野中氏に限らず、「票が稼げる」となると本当に態度を急変させるなぁ。信頼感もへったくれもない。
  小沢氏「日本人は特殊人間、特殊学級」発言朝日 )。政治家のこの手の発言ってのは見てると動物園のようで大変楽しいです。ウキっ。
  中国人犯罪者「日本の刑務所、中国生活より楽」Yahoo!hl )。ま、わかってはいた問題なんですけどね。相対的に刑が軽いのだけど、それはなかなか具体策がない。いっそのこと、中国に(強制送還でなく)送り返し、中国の刑法で裁いてもらうってのはいかがでしょう? たぶん刑の重さ一気にUP。……無理だな。
  マガジンZ でたかしげ宙原作・曽我篤士作画「緑の王」連載開始。以前見たことのあるネタの気がするけど、気のせいかな。冒頭でいきなり「トリフィド時代」が引用されてるのは、まあ、オマージュってことなんだろうか。
 少年エースで、「クロノアイズ・グランサー」がひっそり(と言うほどでもないけど)終了。う〜ん、悪いとは言わないけど、やっぱり知り切れトンボの感は少ししてしまう。
 週刊新潮だったか文春だったかに、栗山千秋が「 KILL BILL 」に大抜擢と言う記事が載っていたのだけど、役名は書かなくていいのかなぁ。「GOGO夕張」と言うんだけど……(マジ)
 テレ東系列の番組「キラリ!自分流」にみなもと太郎氏が出演。「風雲児たち」にクローズアップしてのもの。こないだのBSマンガ夜話と言い、みなもと太郎がさりげにブーム? 江戸時代の始まりから延々と幕末に至るまでの過程を描いて、やっと幕末というところで雑誌(コミックトム)休刊。リイド社の雑誌で連載再開という紆余曲折ぶり。いったいどこで終わりにするのかなぁ、というか、そこまで行くのに画伯は生きておられるだろうかとかそんな心配までしてしまうのだけど、それでも面白い。「楽しい脱線人生」と番組では評されていたが、今月の連載でも早速脱線。でも、この脱線がまた面白いのだからなんと言うか。


2003年09月28日() 旧暦 [n年日記]

神戸行ってきますた

 つっても、用事の方で時間が潰れて、観光とかそんな余裕はなかったわけですが。用事そのものが楽しかったんで良かったんですが、帰りに大阪駅でとんかつ食ったくらいです。ハイ。
 帰ってから 555 とか アバレンジャー とかを見る。アバレンジャーは新戦士・アバレマックスの登場。なにげにアバレンジャー、これまでの戦隊ものの常識破りだよなぁ。六人目の戦士はアバレッドのパワーアップフォーム。5人目のアバレキラーは未だ敵のままだし、ジャンヌはどうもまほろが乗っ取られたとか単純な話ではない様子。長官役のアバレブラックは来週、どうも……のようだし。
 555は、ひとつだけ言ってもいいでしょうか? 巧、555になるよりオルフェノク体の方が強くないですか? ま、それはともかく、澤田を倒した巧はSB社社長の村上に掛け合い、SB社の謎の技術により真理を生き返らせてもらう。しかし、巧がオルフェノクと知った啓太郎たちとはどこかぎこちない。さらにラッキークローバーの琢磨と冴子の急襲に、ファイズギアも奪われ、やむを得ず巧はオルフェノクに変身する。が、巧のオルフェノク体を見た真理は、同窓会のときに一体のオルフェノクが流星塾生を次々と襲った記憶を蘇えらせる。それは、巧の変身したウルフオルフェノクだった……
 井上敏樹脚本だからいつの間にかうやむやになってる可能性もないではないですが、めっさ面白いですよ、今の展開。先日の富士急ハイランドでの公開撮影のレポートによると、○○が555に変身する展開もあるみたいだし……ただ、折角新デルタの中の人になったというのに、巧周りの展開が怒涛過ぎてイマイチ目立たない三原君が哀れ。
  ロッキーホラーショー を神戸の往復で見終える。まっとうな筋立てではないんで、ヲイラのいつもの評価軸が全然適用できない。でも、変態映画としてエポックメイキングになったのが非常に良く分かる。音楽とテンポがいいんで、展開に整合性がなくてもついつい見入ってしまうしね。しかし、これを気に入るだろうと深+のマスターに薦められたのは複雑な気分だなぁ。それが当たってたとしても。
 ボンバーマンジェッターズの、見てなかった最初の方の部分を見る。終盤から最終回の展開を見てると、最初の方では「?」だった細かいイベントも後につながってきて泣ける。ただ、第14話「栄光のヒゲヒゲ団」は笑えすぎ。すげえ。徹底しすぎてる。
 ちとあるアレで、某マンガ雑誌編集が持ち込みのアマチュアに対して言った言葉を見る。別に悪気はないのはわかるし、仕事としてはわからないではないのだけど、マンガ編集としてそれはどうよ、ってな感じが、マンガ読みとしてはびしびしするんですが……いや、どうりでその雑誌は全般的に(ピー)だと思った。それでも頑張ってる連載作家さんたちの戦う姿勢にはますます頭が下がる思いでしたが。


2003年09月30日(火) 旧暦 [n年日記]

つめの形

 あたくしはつめの形がちんちくりんなんでございますよ。友人の言うところによると、だいたい普通の人のつめの形は4:3の縦長らしいのだけど、ヲイラのは中指と人差し指がほとんどまん丸なんですよ。ところが、こないだ左手の人差し指の生づめがはがれかけたんで、3週間近くぐるぐる巻きにしてたわけです。で、いいかげん治って来たんでぐるぐる巻きをやめてみると……あれ? つめの形が変わってるような? 右手の人差し指と比べてみると、たしかにちょっと違う。少し縦長になってる。あの、ひょっとして、ワタクシのつめが短かったのって、単に深づめのせいですか? そういや他の家族とはつめの形が違うから、変だとは思ってたのだよなぁ。
  カレイドスター は、ついに幻の大技の資格を得るそらとレイラ。毎回毎回コンスタントな出来で、それでいて熱くまとめてくるなぁ。綺麗にまとまり過ぎてるのがちょっと物足りないといえば物足りないが、奇をてらうだけのものが氾濫してる中でこういう王道は悪くない。
  ロッテリアでキムチシェーキ販売 。なんでもアンケートによって販売が決まったらしいけど……おまえら、本当に飲むんか? しかしまあ、商品開発のひともよくこんなゲテモノを作ったものだ。仕事とは言え、涙が出てくる。
  北朝鮮「日本は拉致国家」と批難TBS )。毎度のこととはいえ、要はがなりたてるネタがあればなんでもいいのね。
  アニメ製作会社契約社員放火で逮捕。「給料安くてイライラしてた」TBS )。泣ける話や……って、ほとんどの下っ端アニメーターはその安い給料で頑張ってるのだから、放火の正当性にはちっともなりませんがな。
  バンダイがなつかしのアニメ主題歌CD付き菓子を販売日本工業新聞 )。あ〜、面白そうだけど、ダブりが出ても、これはどうしようもないからなぁ。その辺がちょっと微妙。
  宇宙開発事業団、ロシア宇宙船を購入・展示京都新聞 )。数百万円か。確かに安いのだろうな。日本の有人宇宙船計画の話も、これで注目を受けると面白いのだけど。そういえば、明日から統合してJAXAが発足するんでしたっけ?
 OURS購入。ジオブリ100回記念特集で人気投票とか新展開とか。田波君は生きてたけど、なんとなく欝展開になりそうな予感も。これまでのどこか馴れあい的な神楽と化け猫のどたばたの構図が崩れ、造反化け猫の襲撃も本格化。ここから以前伊藤さんがインタビューで言っていた第二部の展開へとつながっていくんだろうか? 第二部は怒涛の展開らしいけど(でも、そのインタビューも何年も前の話だからなぁ)。ところでヲイラ、憎まれ役ですか? それと「ナポレオン〜獅子の時代〜」1巻、10/24発売。
 しかしいろいろ鬱になったり鬱になったり。鬱は慣れてるが、出口が見えないのはつらいなぁ。
 それはさておき、 そんな貴方にジェッターズ。