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2002年11月21日(木) 旧暦 [n年日記]

あいしんかぐら

 愛染かつらっつったら小説だけども、愛親覚羅って言ったら満州皇族の苗字である。 愛親覚羅溥儀 がいちばん有名か。なんでいきなりこんな話をしだすかといえば、実は生まれてはじめてこの苗字を持つ人物を見た。会ったと言える状況ではないので、「見た」ということになる。愛親覚羅で検索をかけると 簡単な家系図 が見つかる。イマイチどの血統かはわからないけど、多分愛親覚羅溥傑の末の人物なのだろう。なんか、いきなりこんな歴史を感じる苗字と出くわしても、心の準備が……
 「無敵看板娘」の単行本は相変わらず見つからない。おそらく初刷が少なかったのだろう。まあ、新人の初単行本ともなれば発行部数には慎重になるのはわかるが、もう少し時勢を読めっていうんだウワーン。
 昨日「事件(事態)に収集をつけないGA」について書きながらつらつら考えていて、ふと、「そこは二百年前に落語家が通った場所だ!」ということに思い当たる。それ以前の話芸ってよく知らないけど、多分落語以前からあったのだろうし、落語においてエンタテイメントとして完成していたからにはそれ以前にも完成していた可能性はある。「実験的」だのなんのと言っても、それって結局アニメという狭い枠の中での話に過ぎないのかもしれないなぁ。いや、挑戦的なこころみは大事で、「昔にもあったからなんだ」と言われれば返す言葉もないけど。
 家では シマンテック のノートンインターネットセキュリティを使っているけど、研究室のPCはできるだけ安くあげるために ZoneLabs のZoneAlarmを使っている。で、気が付いたらバージョンアップしてたのでアップグレード。 日本語化キット配布サイト 。って、これもだからどうしただな。
 すいません、どなたか このホラのどこが世界一なのか 教えてくださいませんか? よくわからん。
  SONYの新しいコピーコントロールCD規格 。まあ、従来型のCCCDよりはましでしょう。エイベックスの野郎は業績の悪化をコピーのせいに転化してますし。一因ではないとは言えないけども、それ以前に主要な市場であったライトユーザー層において携帯電話とのシェアの食い合いで衰退しているという方がよっぽど大きい原因なのではないのか? どうにもスケープゴートを求めてるようにしか見えないなぁ。
 今日は朝から仕事が忙しかったのでネタがほとんどない。オタクとしてのアイデンティティに危機を感じるよあたしゃ。そんな中で日記access logのreferer(参照元)から見つけたちょっと面白いページが つれづれなるままに日暮かもめ さんとこの 個人ニュースサイト相関図 。うちはニュースサイトじゃないんですが……まあいいんですけど。あと、この界隈に(限らないけど)友達少ないからなぁ。ワタシ。


2002年11月23日() 旧暦 [n年日記]

大江戸飛蚊症

 昨日、K研連中と飲み。場所は北区の 焼肉屋松っちゃん 。そこでM瀬君が「(七輪から)灰が飛んだ」と言ったのを「ハエが飛んだ」と聞き間違え、「飛蚊症?」と思ってしまう。 参天製薬のページ によると、飛蚊症ってけっこうヤバイ場合もあるみたい。
 お店の方はいまどきオーソドックスすぎるくらいの焼肉屋。だからああいう場所で「アイスないの?」とか言うなってばさ。
 その後、M瀬君の友達が働いているという栄のバーに行ってみる。そこで飲んでくちゃべって気付けば朝。うーん、ちょいと飲みすぎたか。
 以前リンクした 大和心とポーランド魂 のニューバージョン。先日「世界不思議発見」でこのネタを取り上げたのを受けてその素材や放映された内容を使ってるらしい。放送ではこの事件で助けられた少年少女たちを中心に結成された「極東青年会」のことも放映していた。ここらへんの話も面白いので、どっかにまとまってないかなぁ。
  下り24MBのADSL+承認へ 。ADSLは光通信までのつなぎ、というのが一般的な見方なのだけど、でもこれを見ると思ってる以上に寿命がありそうだなぁ。
  アニメ業界の規制緩和の方向へ 。内容を見ると、いかに業界への関心がこれまで薄かったのかを感じるものばかり。これで業界がどう変わるかはよくわからないけど、面白いものが出来てくるのならば大歓迎ではある。さて。
  大きさが1m程度のものまで判別可能な偵察衛星、打ち上げへ 。遅いとは思うけども、まあなにもしないよりは多分いいんだろうなぁ。専守防衛ならばなおのことこういう情報収集は重要になる。CIAも北朝鮮が1,2発程度の核弾頭を所有していると見ていることを公表したし、北朝鮮もどうなるのかなぁ。~ 
 よく考えたら、先週の キングゲイナー のことを書いてなかった。アナがしっかりしていて、頭がよく、でもやっぱり子供というのがしっかり描けてた。なんであんなに必死になっていたのかわからなかったけど、最後のシーンでどういうことなのかがわかる。うーん、ここんところシナリオの質が落ちたかと思ったけど、見事に持ち直したなぁ。見所的にはリュボフのバイクアクション(?)ということになるのか。一方、アスハムはシベリア鉄道の物資横流し不正の証拠を集めているよう。ロンドン・イマとシベリア鉄道の権力争いが起こる、ってことなんかな。来週は WOWOW の終日ノンスクランブルの日の放送。見てない人は一度見れ。
 なんか偉そうなこと言って無理やり「つまらない」と言わせたみたいな形になってごめんなさい。>MASTさん
  メモ同じくメモ 。って、よく見たら「からくりサーカス」の自動人形たちの名前の元ネタってこれだったんか。


2002年11月24日() 旧暦 [n年日記]

アニメのダイナミズム

 先日も書いたけども、富野由悠季著「 映像の原則―ビギナーからプロまでのコンテ主義 」を入手したので読み進めている。私は別に映像作家指向ではないけども、しかし映像演劇の基本などまるで知らずにいままで漫然となんとなく映像を見ていたことを思い知らされた。単純に「上手・下手」などの画面配置、画面内移動の原則だけを見てみても、面白いという作品はこれを上手く使っていると、あらためて意識してわかる。先日K研の飲みで行った「ヨシイエ」というバー(ここはここでちょっと面白いバーだったのだけど、まあそれはとりあえず置いておく)に行ったときに店内で「天空の城ラピュタ」を流していたのだけど、そのつもりで見ると、「映像演出的に意味のないカット」が一つもないことに驚かされる。これは「映像の原則」の1/3程度しかまだ読まずに、一番基本的なことくらいしか知らない状態でこうなのだ。それ以上のものも確実に含んでいる。(逆にいえば、この基本を守ってないアニメ等映像作品が無茶苦茶多すぎるってことでもあるのだけども)
 これだけ高度なことをやってるにもかかわらず漫然と作品を見ていたのだから、我ながら無知とは恐ろしいものだと恥じ入ることしきりである。のどもと過ぎれば、という気もいつもながらしないではないけど。
 いずれにしても、センスとか感性というのは、ただ漫然と磨かれるものではないと、改めて教えられもします。いや、マジで。
  スズキトモユさんとこの日記 から 灰羽連盟の秘密 。コメントが気が利いてる。
  ギャラクシーエンジェル の15,16話。どっちもある意味「らしい」投げっぱなしオチ。朝っぱらからこんな番組流しててええんか? いや、私は大歓迎ですが。しかし、上記のスズキトモユさんとこの日記は感想が上がるのが早かったなぁ。
  仮面ライダー龍騎 は、ついに東條暴走。最初っから暴走しっぱなしには違いないですし、いつかは恩師を手にかけるだろうとは思ってましたが……まあ、行動がエキセントリックで深みはあまり感じないのは井上脚本の常なのでアレ。これはこれで観客を楽しませる一手段ではある。ひたすらにくったらしい東條に対して、同じわがままでつかみ所がないでもインペラーの佐野満はなんとなくにくめない。予告からすると、次回は東條が朝倉に「狩られる」話らしい。ろくな最後は迎えないのだろうけど、でもなんらかの救いがあればいいとも思う。インペラーも今のままでは済まないのだろうなあ。
 なんとなく、龍騎に続いて おじゃ魔女どれみ を見る。なんて言うか、とても子供向けとは思えない。いや、ちゃんと子供向けなんだけど。こんなハードな話を、子供が理解できるのかなとも思う。思うが、本物なら子供もちゃんと楽しむのだろう。その意味がわかるのは後のことにしても。親の押し付けからへの反発、というのは良くあるシチュエーションなのだけど、逆に自立というのはその行動のすべてに自分が責任を持たねばならないということでもある。奇麗ごとだけでなく表と裏、日向と陰をきちんと描いているのはすばらしい。
  少林サッカー のDVDが出ていたのでゲット。買うしかないっしょ? やっぱ。見るとバカバカしいまでに笑いにこだわって作っているのがわかる。上の「映像の原則」に照らし合わせると演出的な穴にも気付くのだけど、それを補うダイナミズムがあるのも事実で、笑いのためにはなりふりかまわぬこの必死さはとても好感が持てる。なにより実際問題笑えるのだから仕方ない。自分もこの必死さを学びたい。


2002年11月25日(月) 旧暦 [n年日記]

一人で旅立つハンス坊や

 夕べ、ジェームズ・コバーンの追悼にと、寝る前に「戦争のはらわた」を見る。この映画、主役のスタイナーを演じるジェームズ・コバーンをはじめ、ドイツ兵が皆英語をしゃべってるので(アメリカの役者ばっかりなんだから当たり前である)ぱっと見「ちっともドイツ人に見えない」という以外は実にいい映画。ジェームズ・コバーンといえばやはり「荒野の七人」の無口なナイフ投げの名手ブリットの方が有名なんだろうけど、こちらの方がコバーンの魅力が前面に出ていると思う。まあ、助演と主演の違いもありますが。どのシーンも印象深いのだけど、ラストシーン、狂ったようなスタイナーの哄笑が、エンディングテロップの後に泣き声のようになってかすれていく辺りがもうたまらなくいいっす。
  セガ、2−3年後に全世界で400−500万本のヒットを作ると豪語 。あー、いや、セガはいいゲーム作るとは思っておりますよ。そりゃもう。ただ、なんと申しましょうか、獲らぬ狸の皮算用はしない方がいいのではないかと……シェンムーとかもあったし。
  被拉致者になりすました北朝鮮工作員を在日韓国人が援助 。おどされてたりなんだりはあったみたいだけど、破防法適用されても不思議はないレベルになってきてはいまいか。
  南アの刑務所でHIVに感染させるリンチ蔓延 。南アの貧困層にはHIVはマジで洒落になってない状況らしい。「処女なら安心」というのが(正確には性交経験がないからと言っても感染していないとは限らない)どうねじくれて伝わったか、「処女とすればHIVは治る」というデマが広がり、女の幼児のレイプの多発がニュースになったことすらある。性病で仕置きって言うと、「必殺仕置人」の第一話で「病気持ちの夜鷹抱かせて 鼻っ欠け にするか」という、放送コードにもろひっかかりまくりな台詞があった。もっとも仕置人の前半、とくに第一話は現在で言うところの放送禁止用語出しまくりだったりする。実際にやられたらかなりかなわん。
  とりあえず鄭夢準大統領のセンはなくなったようです 。良かった良かった。
 それとは逆に良くないニュースが 香港映画の衰退?  マジ? 出演料の高騰が原因とあるけど、迂遠に「中国中央政府の上映本数等規制が一因」とも言ってるようにも見える……
 しまった。こんなことばっか書いてるからニュースサイトにいつの間にか分類されてたりするんだな。
 しかし、実力者から実力のなさをけなされるのはかまわないけども、やる気が萎えるだけのことを言われるのは本当につらい。結果論的にはそれもバネにするしかないんだけどね。
 今夜は「 地獄の黙示録 」でも見て泣きながら寝るか。


2002年11月26日(火) 旧暦 [n年日記]

たぶん今日一番のニュース

 いや、つまりは せかいのまんなか さんで一番のリンク数になるんじゃないかなーっていう憶測なんですが。 スクウェアとエニックスが合併関係文書 (pdf))。こりゃさすがにびっくり。映画で(ある意味予想通りの)大コケをかましたスクウェアとは言え、くさっても鯛ではある。おそらくは巨大化しすぎたゲーム開発に対し、シリーズものの神通力があまり通じなくなってきた(ってより飽和状態になってきた)ということも大きいのだと思う。ゲームという産業における、一つのマイルストーンとはなるのだろう。しかし、これでコミックガンガンにFFのコミックが掲載され、微妙に求心力の弱いFFアンソロジーコミックが出たりするのだろうなぁ。
 映画に近づいていくゲームに関して、まだ 映像の原則 を読んでいる最中なのだけど、ゲームと映画というのは必ずしも相性の良い食い合わせではないのではないか、と思えた。やり方にはよりけりなのだけど、一つにはゲーム的視点は必ずしも映画的視点ではないこと、二つには、映画的な映像の流れとゲーム的な流れが一致しているものは少ないということ(CGアニメにしろとか、そういうことではない。映画的・アニメ的演出を適用できるかという意味)。どうにも映画とゲームの断崖というのは、超えることは不可能ではないが素人が思う以上に大きいものではないのかと考えてしまう。突っ走りすぎるとトレマーズの地下生物みたいに先に断崖があるのに気付かず自滅する危険がある。いや、坂口元代表のことを言ってるんじゃないですが。
 しかし、それにも関わらず現実はどんどん映画に近づいている。友達から教えてもらったニュースだけども、 とりあえず手術が済んだら「あーいむ、きゃすた・とろーい!」と歓声をあげてみよう 。まあ、そりゃ志望者はそうそう現れないだろうな、たしかに。
  仮面ライダー龍騎スレ369 )より 来年の仮面ライダー 。ええやん、べつに。去年あれだけ龍騎のデザインに文句言っておきながら楽しんでるなら、このデザイン程度で文句は言いなさんなよ?
 The SoulTakerを全話見たのは、登場人物の元の関係とかを調べようと思っても公式ページがきれいさっぱりなくなっていたからなんだけども、今ごろ 復活してやがりました 。しかも 小麦オフィシャルサイト に間借りして。いや、結構楽しんだからいいんだけど。でも、調べて見ると放映当時は相当作画がへたれてて、かなり手直しが入ったみたいですな。
 個人用メモとして Namazuのプロバイダへのインストール 。このメモが消える前にさっさとインストールしておかないとな。
 追加でもひとつメモ。 ATOK13、WinXP対応モジュール 。明日事務室のH野さんのPCにインストールしておかなきゃなぁ。


2002年11月27日(水) 旧暦 [n年日記]

キングゲイナー映画化

 上のリンク先を見ないで本気にしないように。思わず右クリックで即HDDに保存しちまったい。
 ちなみに元ネタは こちら
  カンベンしてよ、ビルゲイツ 。こういう「手術は成功したが患者は死んだ」的なのは……我々には、パッチを当てない自由もある! って最初からそれなりにセキュアで安定なつくりになってればそんなに問題はないのにね。
  Mozilla 1.2が出ていることを /.jp で知り、インストール。β版とどこが違うかというとイマイチよくわかってなかったりする。まあ、初鰹は女房を質に入れてでも買え、と言うし。初鰹でもなければ女房もいないけども。
 やっぱり /.jp より、 指輪物語第二部で繰り広げられる激戦をAIで描く 。五万人ものパラメーターの異なる「キャラクター」たちに異なるパラメーターを割り振り、「戦いをさせた」のだそうな。こちら 元記事 。気力がなくってちゃんと読んでないけど。すげー、としか言いようがないなぁ。
 こないだちょっとだけ見た プリンセスチュチュ なのだけど、公式サイトをよく見たら週十五分の放映の形態らしい。「朝霧の巫女」とかとは違い、話の前半と後半とでぶった切って二週で三十分一話になるのだそうな。「 攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX 」もひと月に二話づつの放映。個人的には、今後この形態というのは、主流にはならずとも増えていくのではないかと思う。週一本で面白いものを作るのは不可能とは思わないし、事実スタッフががんばって作っている番組もある。けど、今の番組は、かつて主流であったような(今も主流だけど)「商品のための宣伝番組」ではなく、それそのものがDVD・ビデオなどのメディアとして売り出される「商品」でもある。私は絵が綺麗=質が高いと短絡的には思わないけども、そういったものを含めてクォリティを管理する一手段として、そういう方法もありではないかと思う。一年で駄作が二本できるよりは、傑作が一本出来たほうが嬉しい。
  コミックガム 連載の「 エンブリヲン・ロード 」完結。SFとしても少年の成長ものとしても、申し分のないラストに満足。単行本7巻はいつじゃー!


2002年11月28日(木) 旧暦 [n年日記]

はらしょー!

 ってワケで キングゲイナーサウンドトラック「ハラショー!」 を買ってくる。あー、本当に「ハラショー」だ。タイトルが。田中公平氏の楽曲もさることながら、最大の目的は「本当かい?」と「ミイヤの祭」でミイヤがなんと歌っているのかだったのだけど……本当に「アッホよー」と歌ってるとは思わなかった……詳しくは買って聞け!
 全般的にエスニックさは古楽器音楽アレンジのグループ「 タブラトゥーラ 」の曲と似た感じがする。ビミョーにインチキくさいところなんか特に。BGMとしても成り立たせるのはさすが、アニソンの匠・田中公平というところか。
 ライナーノートの富野氏の言葉では、「もともと上等ではなかったはずのアニメの<上等ではないもの>としての復権をかけていた」という言葉に強いポリシーとプライドを感じる。この次のタイトルは「スパシーヴァ!」と勝手に予想。
 昨日の シベ鉄超特急ポスター(偽)画像 へのリンクをたどって、どのページにあるのか、誰が書いたのかを知ろうとした人ってどのくらいいるのかなぁ、とも思うので、一応 掲載サイト書いた方 のサイトをリンクしておきます。URL削ってけばわかることなんだけど、多分大半の人は気にせず通り過ぎちゃう気がするし。
 ゆうべ、 先日リンクしたページ を参照して日記に namazu による 検索 を導入。よく見ると上の方になんかあるっしょ? ひとつにはこのままだと自分用のメモとしても中途半端な意味しか持たないこと、ふたつには、とっくに流れてしまった話題を検索してきたのに、その話題が見つからない人のために設置しますた。でも検索したところで「浅倉×東條」なんて、そんな話題はどこにもないですぜ?
 今度の日曜が岐阜各務ヶ原航空自衛隊基地の 基地祭 だということにいまさら気付き、急遽予定をわりこませることに決定。うっかり今年も見逃すところでした。気付くきっかけをくれたRAGUNAさん、ありがとうございます。
  チャンピオン 見たら高橋葉介氏の「恐怖症博士」が最終回。なんてこったい。「無敵看板娘」も見つからないしなぁ。しかし、「アクメツ」は第二のエピソードにしてなにをしたいのかがよくわからなくなってきつつある気が。なんで事件の後に毎回アクメツが爆死するのか、それと関わりがあるんだろうか? 今のところ、見ていてあまり胸のすく展開でないのは確か。
 ここんとこ私事があまり書いてないのは、書くと鬱になってくることがあまりに多いためです。どうにも季節の変わり目は色々やばくなるなぁ。しかし体調も若干悪いようで一安心。体調が悪いんなら精神状態が悪くなるのもわかるんで。


2002年11月29日(金) 旧暦 [n年日記]

自転車受難

 どうもここんところ自転車のチェーンがよくはずれたりで調子が悪いなぁ、と思って調べたら、切り替え器の辺りの部品が歪んでいるらしい。倒れた拍子に誰かに踏んづけられでもしない限りは、こんなことにならないと思うが……明日、自転車屋さん送りだな。トホホ。下手すりゃパーツ交換か。
 まだ、「 映像の原則 」をちんたら読んでいる。これを読んでいるといままで漠然としか感じなかった『演出の上手い、下手』が理論的に読み解けてくる。無論、センスというのは大事なのだけど、人が心地よく感じることにはある程度以上法則性があるし、センスの良し悪しというのもどれだけそれを本能的に体得できているか、という部分がある。「漫然とでは感性は磨かれない」と書いたのも、意図して訓練することで、そのことを無意識にできるようにする、という意味でである。つまりは。
 実際に幾つかの実写・アニメ作品でこれを意識して見ると、見ていて疲れない作品というのはこれを逸脱することがあまりない。さらに、これに意味性を意識して負荷し構成することで、「快感と感じる」映像を作り出せる、ということなのだろう。この本のかなりの部分は「コンテの切り方」について書かれているので、マンガとコンテの如実な違い、というのも自然と読み取れてくる。文芸と、映像作品の違いも。
 で、ちょいとこれを実際に確認するためのテストケースとして シスタープリンセスRePure でチェックしてみました。え? 前に「もう見ねえよ、ウワーン」って言ってたじゃないかって? こっちにはこっちの事情があるんだよう。しかたないんで見ました。ただし二倍速で。二倍速だと台詞が何言ってるのかわからないんで筋が掴みにくいですが、どうせ頭痛くなるデンパしか含まれていないことは実証済みなので問題ありません。見てみると、前半がまぎれもないクズなのに対し、実は後半は演出的には悪くはない。むしろ良い部類に入る。どこが違うか。まず、前述の通り見ていて疲れるか、疲れないか。疲れるということは、視聴者側から見てキャラ久ターの配置の仕方、カットごとの視点の変更などを追うのが難しい、スムーズに理解できるように導いていない、ということである。二つ目には、台詞がわからなくて話を読み取れるか。ストーリーの複雑性の違いもあるのだけど、感情の流れがどれだけ理解できるか、というのはかなり大きい。基本に則れば「見苦しくない」映像を作ることができるかもしれないが、演出で感情の流れを伝えるというのはその更に一つ上のランクではある。きっと内容はいつもながら頭がいたくなるものに ちがいない んでしょうが(結局等倍速では見ていない)、後半は良い出来だったのでしょう。(「良い出来だった」と断言するのはきちんと鑑賞して出すべき言葉なので、こんな言い方)
 韓国の技術力ってどんなものなのか、というのは常々一つの疑問なのだけど、その指標になるかどうか、 韓国純国産ロケット、27日に打ち上げ 。27日ってのは11月のです。つまり、もう打ち上げたということ。で、どうなったかと言うと、 打ち上げは成功です。ただし最高高度43km 。いや、そりゃこれからの分野なんですが、「あと十年で日本を追い越す」だそうです。いつものことですが。日本には先見の明を持った偉大な先人たちがいたこと、およびそれを現在と将来につなげていく多数の技術者・開発者たちがいることをなんとなく感謝したり。
 今日は体調悪くて遅れて出勤。研究室でもせきが出たりとかしてたのだけど、、ボスに無茶苦茶いわれたりでムカつきまくってアドレナリン出まくりでなんとか乗り切る。多分、はっぱかけようとしてくれてるのはわかるのだけどなぁ……一応感謝もしてるし。そんなワケで職場では一見終始不機嫌でした。(表情作る体力的余裕がなかった)
 しかし即効のためとはいえ、ルルエース錠をバリバリ噛み砕いて飲むのは苦かった……


2002年11月30日() 旧暦 [n年日記]

ちょいと消耗

 風邪の治りかけでちょいと体力を使うことがあった。いや、腕力仕事じゃなくって、精神を消耗して体力まで削られたんだけど。帰り際に駅のトイレの鏡で自分の顔を見たら、これまでにないくらいに真っ青な顔をしてました。こいつ生きてんのかってくらい。人間やって出来ないことはないものだなぁ。そうそうやりたくはないけど。
 自転車を修理に出して、返ってくる。どうもその間につらつら考えるに、一週間前にK研の連中と飲みに行って帰った時、すっころんだ拍子に曲がったのではないかと言う気がしてならない。あの時は受身すら取れずに倒れたんで、そのくらいは曲がるかもしれない。なんにせよすぐに直って良かった良かった。
  OURs の発売日。ジオブリが新エピソードで色々動き出しそう。高見ちゃんが勝負をかけに来るか? 詳しい感想は後日自分とこの掲示板で。ピルグリム・イェーガーは主役コンビがまたもやまったく出てこないのに面白い。困ったことに。いや、この手の面白さは展開がどんどん遅れていくから本当にある意味困ってるんですが。「HELLSING」はペンウッド卿が泣かせます。泣かない奴は説教してやるからそこに座れ! しかし、何をさておき、来月からの長谷川哲也氏の新連載「ナポレオン〜獅子の時代〜」の告知なくしては語れますまい。ブラヴォー! グラッチェ! どの時代を描くのかはよくわからないけど、告知には若い頃のナポレオンが新作カットで描かれているから、多分「青年ナポレオン」と重なるか、その直後くらいからの話になるのではないかと思う。この勢いで少年画報社さんとつながりがあるっぽい大都社さんあたりから「青年ナポレオン」も刊行しないかしらん? ちなみに多分副題は この辺 からだろうなぁ。
  PSそっくりのVCDプレイヤー?  そりゃ、意匠権までやられちゃ黙ってるわけにはいかないわなぁ。
  何故当たる? テレビドラマの映画化 。え〜、迂遠に「ナー○のお○事」は 出来が良くない と言ってる気も……うがちすぎか。あ、ちなみに「明日があるさ THE MOVIE」が思ったより不振なのは、スケジュールの都合上事前のプロモーションが足りず、それが公開スケジュールなどに響いたということを小耳にはさんでいます。嫌な世の中よのう。
  埼玉で高校生写真作家による「竹島(韓国名は独島)写真展」をやる というので「どないなことになるんじゃ」と思っていたら、 主催者も寝耳に水だったらしい 。少し甘い顔を見せると際限なくそれに付け込んで来るというのには、最近ちょいと身に覚えがあるので妙に生々しかったり……
  残り6万人は何を?  本当に何をやってるんだろう? PSOみたいにオフラインでも遊べるゲームならともかく。ひょっとして6万本積みゲー?
  MASTさん のツッコミ(?)に関して、「アクメツ」第二エピソードの感想の補足。私も基本的に珍走団は嫌いなんですが(ヤンキーマンガはもっぱらギャグマンガだと思っている人間ですから)、「殺すほどの悪なの?」というのがどうしても引っかかってしまう第一点。第一エピソードは恋人(?)が巻き込まれたり一家心中の件が出てきたりしてある種報復性がないとは言えないけど(倫理的に正しいかは別として)、今回はそういうものがなかった。本部長にしたって殺さなきゃいけないまでの悪人とは思えない。第二には、「バイクという優位性」を振りかざして他人に迷惑をかける珍走団を、「不死という優位性」を振りかざして自称「悪人退治」をしているアクメツが殺戮したところで、「ドキュンをさらなるドキュンが殺しまくった」としか見えないのですよね。その辺(アクメツの不死性)は第一エピソードならまだしも、第二エピソードではネタが割れちゃってるのでどうしても最初から白けてしまって。そういう「行き過ぎた正義」を描きたいのかもしれないけど、エンタテイメントである以上、それぞれの区切りでは何らかのカタルシスなり快感なりは欲してしまいます。
 ってなことを違和感として感じたというだけの話です。あくまで個人的な感想なんで、あまりお気にせずに流していただけたら嬉しく思います。
 明日は航空自衛隊岐阜基地の航空祭。見に行くのは一年ぶりか? ブルーインパルスも来るし、非常に楽しみ。行く前にデジカメの電池を買っておかないとな。