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2002年02月21日(木) 旧暦 [n年日記]

たまにはこんな日もある

 今日、ひとつめの実験は滞りなく終わったが、ふたつめの実験が妙に手間取る。一回目の実験と違ったことをやっているわけではないのだが、イージーミスの連発。二時間もそんな無駄な努力をした挙句、どうやら純粋に体調が悪いらしいと気づく。あたしゃそういうのにときどき、にぶいのよ。そもそもあまり体温の上下がない体質だしねえ。
 「助太刀屋助六」のパンフレット、「どぶ鼠作戦」を見たついでに買っておいた。いや、土曜に見たときには手持ちがこころぼそくって。
 これに収録されている、監督自らの手による「助太刀屋助六」の漫画、どっかで見たおぼえがあるんだけどなぁ……思い出せない。これが掲載された「漫画讀本」は、1969年4月号。いくらなんでも私は生まれていない。おかしい。どこで見たのだろう?
 あと、パンフレットに収録されている岡本監督のインタビューで、「そのとおり!」と思うことがひとつあったので引用。ただしネタバレなのでフェードアウト。
(岡本)だからといって僕は、単純なハッピーエンドとか、とにかく生きることが目標なんて真面目に大層なことをいうつもりもない。二人が結ばれてメデタシメデタシなんて言うのは最もつまらない結末だよ。
 たしかにそうだよなぁ。恋愛映画でもないのに、そういう映画ばっかだし。それでいて、ちゃんとあと味よくエンタテイメントになってるのはさすがというべきか。エンタテイメント志向のひとは、見ておいて損はない。得になるかどうかはしらないが。
 そうだ。体調が悪いので、忘れないようにメモっとかないと。「明日、NHK-BSにて岡本喜八監督の「姿三四郎」放映」っと。空きテープはあったかな?


2002年02月23日() 旧暦 [n年日記]

ダメダメ

 前から「日本テレコム」「日本テレコム」と書いてしまっていたが、どうして日本テレコムがアニメーションつくるねん。「テレコムアニメーション」の間違いでした。ごめんなさい。たぶん、少なくとも世界で五人くらいには迷惑をかけてると思うので。(数に根拠なし)
 きのう、前の研究室の追いコン(っつーか、卒論記念飲み会)で、S木さん宅へ。一戸建てを買って移ったので、みんなで見にいくベー、という話になってたのだ。なんでも、家を見にいって一週間で決めたとかいうスピード採決。速すぎ、ってえか衝動買い?
 奥さんの手料理とかもおいしかったんですが、お子さん二人がすげえエネルギッシュでまいるまいる。下の女の子(5)の方はまだものおじするけど、上の男の子(8)は全然ものおじしないし、遊ぶのに疲れると一緒に遊んで超音波をはなつし、なかなかに楽しかったです。
 しかし、子供とガオレンジャーの話ができてしまうあたり、自分でもちと間違えてる気がしたのことよ。
 某個人ニュースサイトで知ったけど、 bk1がコンビニでの料金後払いサービスをおこなう とか。いいな、これ。
 これも同じくニュースサイトからたどったネタだけど、 このオンラインコミック 、ちょっといいかも。 ここらへん もゲームの選択がなかなか微妙。
 噂では、 龍騎 に、カニがモチーフのライダー、シザーズが登場予定とか。ただし、 正体はカードデッキをひろった連続殺人犯で、5,6話のみの登場 という噂もあったり。 ザコ ですか?
 生協でニール・スティーブンスン「ダイヤモンド・エイジ」を買ってきて読む。ようやく第二部に。うーん、ポストサイバーパンクとかそういうのをぶっとばしてしまって面白いかも。


2002年02月24日() 旧暦 [n年日記]

ゲイツのX-Box売名行為大作戦!

 が「笑っていいとも!」でやっていたというので、特集号で見ようと思ったら、こっちでは一週間遅れの放送でした。シマッタ。
  龍騎 は、マジで出たよ、カニライダー。龍騎・ナイト・ゾルダのような玩具の商品展開はないようなので、多分ザコでしょう。やっぱどうみてもヨロイ元帥ってあたりがなんですが。まあ、カニモチーフでそれなりのデザインっていうのも、そう数は多くない、のかな?
 「お金の達人」では、大田区の中小規模製造業の特集。いわゆる「職人の技」というやつ。日本のロケット技術をはじめ、数多くの技術がこういった職人たちによって支えられているのは良く知られていることだけど、こういったわりと総括的に特集した番組ってのはあまりなかったんじゃないだろうか。結構見る価値があった。
 デジモンテイマーズは、まあ、突然なアリス&ドーベルモン、あと、どう考えてもおもちゃ展開のために入れざるを得なかったジャスティモンを除いてそれなりだったと思う。ジャスティモン、最初「ラ○ダー?」とか聞いてたけど、実物見ると、むしろ零式強化外骨格って感じですな。でも、話的にはヒロカズ&ガードロモン、小春&アンティラモンの援軍のほうが盛り上がってた。
 ギャラクシー・エンジェルは、後半がもうすごいことに。ある年代以上は笑いなくしては見れないでしょう。宮内タカユキ氏には、わざわざこの一話のためだけに歌を吹き込んでもらったんかい!? なんか、かなりマイナーなロボットアニメのネタが結構あるんですが……これもある意味、視聴者おいてけぼりだなぁ。こっちからこっち重点的な視聴者には大受けだけど。
 昼に何気にテレビをつけていたら、ペキンパーの「ビリー・ザ・キッド/21歳の生涯」が始まった。おお、ラッキー。しかしなんとなく見てたら、今まで気づかなかったけど、「ワイルド・バンチ」と重なってる部分って異様に多いのな。パット・ギャレット=ソーントンのキャラもかぶってるし。
 そういえば、過日の飲み会で、後輩がアホなことにS木さんの娘さんを泣かせてしまったのだけど、それで、やはり子供って「死」に対して耐性がないのだなぁ、と再認識。もっとも、大人が耐性ができてるかというと、必ずしもそうでもなく、なんとなく不感症になってるだけ、って気もしないでもない。人間が生まれてから触れる「死」ってのは、本当はむちゃくちゃたくさんあるはずなのだ。でも、現代では、うまいことそのほとんどが目につかない、目についても「死」の実感が注意深く切り離された形で与えられる。それって見た目は良いかもしれないけど、本当に良いことなんだろうか、とも思う。


2002年02月25日(月) 旧暦 [n年日記]

オタクチェッカー

 一応、ワタクシ、知人の日記で十ちょっとばかり巡回しているものがあるのですが、そのうち三つで昨日のギャラクシー・エンジェル後半について触れてました。一種のオタク度チェッカーか。
 ちなみに、きのうの日記で宮内タカユキ氏と水木一郎氏を間違えていたのでひそかに修正しました。すいません。
  フルタ製菓とのトラブルによる、海洋堂のチョコエッグに関する業務提携の解消 について、今月号の「フィギュア王」に、海洋堂のインタビューが三ページにわたって掲載されていた。内容はおおむね、先のリンク先に記載されているとおり。フルタ製菓、エフトイズの他の当事者のコメントが載っていないので、すべてをうのみにするのは危険だが、 同族会社 というのは確かにそうらしい。一種社会現象にもなった人気商品が、こんな些細な、つまらないことで(傍から見れば)消えてしまうのは残念だが、まあ、世の中とはそういうものなのだろうと諦めるしかないだろう。
 仮面ライダー龍騎、おもしろいのだけど、どうもアギトほど来るものがないな、と思っていたが、どうも「あそび」が少ないことが原因ではないかと気づく。「あそび」ってのは遊戯の意味ではなく、「ハンドルのあそび」というほうの「あそび」ね。適度に、「どうなんだろう」と見えない部分、想像の余地をわざとつくることで、コアなファン層を生み出す、ということはわりとよくある。わりと前ならエヴァンゲリオン、最近では、アギト、ガンパレードマーチ、というように。これは別に、「あそびのある作品のほうが、ない作品よりすぐれてる」ということではないのでご注意。単に、私の嗜好がかたよっているだけ、というおはなし。
 マガジンZに、いつのまにか夢枕獏氏のエッセイが載っており、しかもイラストが高橋葉介氏だった。こりゃちと意外。よく考えれば意外でもなんでもないけど。「クークラ」が、ロシア・ホラーでいいかんじ。「仮面ライダースピリッツ」を見て、「アギトが出てきてもいいかも」と思ってきてしまうあたり、ここんところ後ろむき全開である。ううむ。

追伸:三つから四つに増えてましたわ。
追伸2:五つに増えてました…ギャフン。


2002年02月26日(火) 旧暦 [n年日記]

みそ汁ダイエット

 ここんとこ、ちょいと油断していたら、体重が増えた。原因は間違いなく食いすぎ。ストレスが溜まると食欲に走るのをなんとかせんとなー、と思いつつ、性格改善など一朝一夕でできるわけもないので、腹が減ったらみそ汁を飲むことにする。「なんでみそ汁やねん」と思うかもしれない。いや、水っ腹じゃないけど、お茶で空腹を紛らしていたことはあるんですよ。ところがこれが、あまり上手くない。茶はしょせん茶。満腹感が得られないわりに、結構早目に体外へ出てしまう。しかも、お茶請けが欲しくなるという罠。素人にはオススメできない。ところがみそ汁だと、そこそこ満足感が得られてしまうことを発見した。ううむ、偉大なり、日本の調味料、味噌。とりあえず、みそ汁を飲むとあったかいおまんまが食べたくなる条件反射が身につかないことを祈るのみである。
 そこまでストレスが溜まってたかというと意外と溜まっていたようである。自分でわかるくらいに夢でもはっきりと、現在の不安が投影された夢を見た。うなされるぞ、ありゃ。
 ボスと、ちょいと仕事の話。ちっと、モデルで気になった部分があると、「細かいこと」と一言。うーん、たしかに大勢を変えるような部分ではないけど、下手すれば恥をかくし、中度の影響がないとも言えない。細かいところに視点を定めすぎて、大勢をしばしば見失うのが私の悪い癖ではあるけど、細かいところ無視しすぎてもいけないと思うのだけどなぁ。あと、その仕事するには、どう考えても研究室のマシンパワーが足りませんぜ、とは、言いたくても言えないシャイなワタシ。
 SFマガジンを眺めると、著者近況の中に、ギャラクシーエンジェルに触れてる近況が二人ほど。ギャフン。

追伸3:六人。

公平性

 以前、DCギャルゲーマシン化云々で取り上げてしまったので、私内部の基準では、 こっち (画像の最下段参照のこと)も取り上げないといけないことになる。時々いい加減な公平性だが。ううむ。


2002年02月27日(水) 旧暦 [n年日記]

ダイヤモンド・エイジ読了

 ニール・スティーブンスン「ダイヤモンド・エイジ」、ようやく読了。一言で要約すれば、「母をさがしてナノ・テクノロジー」ってところか。最初、物語の背景となる部分からはいって、主人公が誰かしばらくわからないので混乱するが、前作「スノウ・クラッシュ」に続いてこの人のテック・フューチャーな世界はそれだけでもぐいぐい読者を引き込む。もちろんそれだけでなくて、物語としても、自己探求の物語として、設定と複雑に絡みあう。「スノウ・クラッシュ」もそうなのだけど、導入がしつこいくらいなのに対して、終りが、スパッと終わってるのが気になるけど、それで面白さの価値がなくなるわけではない。五年前の小説だけど、非常にエキサイティング。ところで、やっぱマシスンってVTなの?
 最近、「漢字と日本人」を読んだせいでか、思うのだけど、言葉の乱れは心の乱れ、というのは、案外そうなのかもしれない。言葉の性質というものを考えると、心、というか、思考とは切っても切り離せない気はする。言葉には概念が付随する。逆に言えば、言葉の付随しない概念はない。既存の概念の組合せでどうにか定義できないこともないだろうが、苦労する。概念があれば、簡単に思考に組み込むことができる。つまり、言葉というのは、思考の組み立て様式をほぼ反映している、と言えるだろう。同時に、言葉というのはコミュニケーションの道具でもある。だから、コミュニケーション様式というのが、思考様式に影を落としているということも言える。逆も真也。くわばらくわばら。
 要フラッシュだけど コレ いいわ。

PS2でも出る、DCでも出る。

 DC版は ここ 、PS2版は こっち


2002年02月28日(木) 旧暦 [n年日記]

なんでパンフレット読んで泣かにゃあいかんのだ。

 でも、泣いたのだけど。
 ここ最近のネタ元の一つとして2chスレッド、 ネットでみつけたオススメ漫画を語ろうネットに転がってるオススメの漫画 がるのだけど、後者のほうで、厳密にはマンガではないのだけど、紹介されていたのが東京都衛生局発行のパンフ「 犬を飼うってステキなことです──か? 」。
 たぶん、かなり多くの人が、「いいこと書いてあるなぁ」くらいにしか思わないのかもしれないけど、私は昔、実家で飼っていた犬のことを思い出して泣き出してしまった。数はそんなに多くないけど、同じような人は絶対にいると思う。こればっかりは、多分、犬を飼った人でないとわからないだろう。
 一年半前に中古で買ったマウンテンバイクがとうとう限界に達した模様。また中古にするか考えたけど、基本的にどこに行くにも使うものだから、思い切って良いものを買うことにする。とは言え、あまり自転車で当たりって引いたことないのである。十万位するのを買えば文句なくいいのだろうけど、そんな金はないし。と、いうわけで、近所の自転車屋さんに行って見積もってもらう。近所ってのがポイント。修理や苦情や調整も言いやすし。なんだかんだ言って、前後サス付きの今年の最新モデルを買ってしまった。一番の低価格帯のヤツだけど。それでもそれなりのお値段。自転車よりおどろいたのは、実は一緒につけてもらうことにしたライト。最近では白色LEDの自転車ライトなんてものもあるのだ。ご存知のとおり、一般的な電球より、LEDの方が光への変換効率は良い。理屈の上ではそうなんだけど、電球には電球の、LEDにはLEDの短所長所があって、LEDが主力照明の座を奪うには至っていない。しかしこれは面白そうなものだということで、そのLEDライトをつけてもらうことにした。楽しみ。
 OURsは、相変わらずピルグリムが面白い。今のところ、ケレンを見せてる面白さだけど、ケレンを動かす面白さにつながってくれると嬉しい。「J」で「正しいファンの道」と言われても……あるような、ないような。これに関してはわりと普段から悩んでるんである。むむむ。