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2011年05月21日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 熱い

 夕べ寝るのが遅くなってしまって、映画を見に行くつもりが昼過ぎまで熟睡。どうせ予定が狂って一日つぶれるなら寝倒してやろうとおもったのだけど、異様に汗が。
 昨日までこんなに熱かったっけ? と思ったら、全国各地で今年一番の暑さだそうで。まさしく日本の一番暑い日。
 明日は一応全国的な暑さはなくなるよう。なんとか映画見に行こう。「戦火のナージャ」と、あと何を見よう?

[アニメ] ヴァンガード#19と電波女#5とあの花#5

  カードファイト!ヴァンガード #19「決戦!ノヴァグラップラー!」。地区大会決勝先鋒戦は、チーム男前の船長こと大文字ゴウキとカムイとの因縁の対決……のはずが、何故か男前の先鋒はゴウキの妹・ナギサ。目の中に入れても痛くない妹のナギサに頼み込まれてあっさり男と男の約束を翻したゴウキだが、贔屓のみではなく、カムイを目指してカードファイトの特訓をしたというナギサは、カムイと同等のファイターにまで成長していた。

 カムイちゃん好き好き娘、ナギサのまさかの参戦。そういや、一人補欠なんだから登録してても不思議ではないわな。しかも実力をつけ、チーム男前のレギュラーの座を射止めるまでになっていた。デッキは兄の使うグランブルーではなく、カムイと同じノヴァグラップラー。結婚をかけての対戦で気負っている上、ナギサに調子を狂わされっぱなしながらも善戦するカムイだけど、気持ちそのままに引きの強さが出たナギサに敗北を喫してしまう。
 いや、このままカムイと櫂が二連勝してしまうとアイチの出番がなくなるが、櫂が負けることはまずありえないので、負けるのならカムイとは思ってたけど、なんつーか、ご愁傷様。
 予告を見ると、結婚の条件をチームでの勝敗にしてもらえたようだけど、アイチの相手はゴウキ。まだアイチじゃ実力が及んでない。そのアイチに、櫂が自分のファイトを通して何かを伝えようとするようだけど、何を?


  電波女と青春男 #5「サンクスビギニングの憂鬱」。自分が宇宙人だという妄想に逃げていたエリオに、現実と向かい合うことに成功させた真だが、今度は四十路に突入してヤケクソハイテンションになった女々の誕生会に巻き込まれるが、女々はエリオにプレゼントを貰い大喜び。引きこもり生活のせいで誕生日を祝い損ねたエリオの誕生日も祝おうとするが、回りが気遣ってくれることに感謝したのか、エリオが働きたいと言い出す。

 アラフォーどころかずっぱし40になった女々だけど、これまでと違いエリオに親らしい気遣いを見せるように。これまでがネグレクト気味だったんで、良い傾向ではあるんですが。
 でも、街で噂の電波娘なだけにどこでも雇ってもらえない。つか、そもそも普通の職場が無理だろう。
 結局女々のつてで知り合いの駄菓子屋のおばあちゃんにお願いすることに……
 なんてことになりつつも、相変わらずリュウシは積極的に誠に絡んでくるわ、前川さんも適度に距離を保ちつつどう考えても挑発してくるわ。前川さんは特にエリオに思うところはないみたいだけど、リュウシの方はそうでもないようで。いや、でもリュウシもマスコット的に取り扱われてなければ結構うざがられるタイプのような。


  あの日見た花の名前を僕たちは知らない #5「トンネル」。あつゆきがめんまへの想いに囚われ、固執の挙句にめんまの格好をしたり、なんだかぐちゃぐちゃな展開に。いまだにめんまのことが振り切れずその想いを腐らせ、じんたん達に苛立ちとしてぶつけていたあつゆきだけど、じんたんを介してめんまの言葉を聞き、その死をようやく受け入れられるようになる。そいでもってそんなあつゆきのことを理解し、冷たく突き放すふうながらも、そういうふうになるようし向けたつるこ。愛だねえ。
 あつゆきはようやく乗り越えられそうなんだけど、次に問題が起こったのはあなる。小さい頃は自信がなく、生真面目でじんたんのことが好きなのだけど、マスコット的なめんまの影に隠れ、その真似ばかりしていたあなるは、大きくなって見た目こそコギャル風になったものの、中身は当時と同じまま。めんまが亡くなり、母親もいなくなったことから立ち直れないじんたんに落胆しながらも、立ち直れないじんたんが気になり続けている。そんな彼女がコギャル仲間と共に合コンに行くが、その時に会社員に「お持ち帰り」されそうになり、ピンチに。それを救ったのは、駅であなるを見かけ様子がおかしいのに気付いたあつゆき。
 あつゆきにじんたんのことが好きなのかと聞かれ、わからないけど、気になる、としか答えられない。あなるもめんまが死んだ時に時間が止まってしまったのだろうな。
 そして、唯一じんたんの「めんまが見える」という言葉を信じるぽっぽ。じんたんの家に来て、きっと成仏できないでいるんだ、と彼には見えないめんまに呼びかける。だが、ぽっぽは善意に違いないのだけど、自分の「願いごと」がなんなのかわからず、ただみんなと一緒にいるのが楽しいというめんまは、自分がいてはいけないと言われてるように感じ追い詰められ、泣き出してしまう。それを、見て、ぽっぽを止めるじんたん。
 ぽっぽが善意なのは違いないんだけど、若干空気が読めない上に、めんまが見えないので、なんだか辛いことに。めんまの願いって、なんなんだろうねえ。


2011年05月22日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#14とオーズ#35

  ゴーカイジャー #14「いまも交通安全」。次の大いなる宝の鍵は「交通安全」。そもそも地球の交通ルールをよく知らないマーベラス達は四苦八苦しながら交通安全に勤めるのだが、突然、ザンギャックに追い回される男性を見つけて助ける。実は、彼こそが激走戦隊カーレンジャーのレッドレーサーこと、陣内恭介。レジェンド対戦でスーパー戦隊の力を失って以来、役者として交通安全を指導しているというのだが、なんだか大仰に熱血なノリの恭介に皆及び腰で、「別のカーレンジャーの人を探そう」と言い出す始末。しかし、その恭介にインサーンが一目惚れしてしまい、それに嫉妬した彼女に想いを寄せるジェラシットが恭介を抹殺しようと執拗に追ってくる。それを知ったインサーンが恭介を守ろうと現れ、敵味方入り乱れての愛と笑いの乱戦に突入してしまう。

 全体的にお笑いのテンションが高かったことで評判だった「カーレンジャー」編。ハイテンションに交通安全を広める男、陣内恭介のペースに巻き込まれ、ゴーカイジャーは勿論ザンギャックもなんだか変なノリに。
 それもそのはず、今回の脚本はカーレンジャーのメインライターだった浦沢義雄。基本的にお笑い色が強い脚本を書くからなぁ……
 なんだか地球の平和や大いなる宝とかそういうことそっちのけで、インサーンとジェラシットの恋のから騒ぎに、何故告白指導をしだす恭介。さらにターボレンジャーに変身したゴーカイジャーにダメ出ししたり、ほんと最初から最後まで無茶苦茶……そして、恭介に交通安全劇を手伝わされて、交通安全を学んだ子どもたちからお礼を言われる。恭介曰く、「これがカーレンジャーの大いなる宝」。うーん。らしいと言えばらしいが、こんなのもアリなのか?


  仮面ライダーオーズ #35「夢と兄とバースの秘密」。比奈が通っている専門学校のデザインコンテストで優勝。クスクシエの面々はお祝いムードだが、アンクだけは相変わらず。だが、その意に反して「おめでとう」と口から出てしまう。アンクは自分の身に起きてる異変を感じ始める。  さらに、コンテストを見た世界的デザイナーの沢口からパリの事務所で働かないかと声を掛けられる。あこがれの対象である沢口からの誘いだが、比奈はアンクに身体を乗っ取られたままの兄・信吾のことが気に掛かり、返事を出すことが出来ない。そんな比奈に、映司は「お兄さんのためにも夢を叶えなきゃ」と比奈を後押しする。
 しかし、その一方で比奈の友人祥子は準優勝という結果に納得がいかない。というのも、優勝できなければデザインの道を諦めると父親と約束していたからだった。祥子は準優勝のトロフィーを投げ捨てるが、真木がトロフィーにメダルを投げ入れると、そこからユニコーンヤミーが出現。ユニコーンヤミーに襲われた人々は、それまでの夢を失ってしまっていた。
 ヤミーの出現に駆けつけた伊達はバースに変身するが、戦闘の途中突然異常を訴え、一方的にやられてしまう。無事を装う伊達だが、鴻上に呼び出された伊達は、あるレントゲン写真を見せられる。それは頭部に銃弾が埋まったままの、鴻上の友人の青年のものだというが、伊達はそれが自分のものであることを認める。バースから下ろすのか、という伊達に、鴻上はこれまで通りバースとして戦うといい、と言うのだが……
 一方、孤立し、かと言って自分以外のコアメダルを吸収することもよしとしないウヴァはアンク(ロスト)の完全化のためにコアメダルを狙われてカザリに襲われる。かろうじて逃げ出すウヴァだが彼は自分の窮地を自覚し、メズールとガメルの復活を画策する。そのためにオーズからコアメダルを奪おうと狙う。

 伊達の身体の件は前から匂わされていたものの、いつ頭の中の銃弾が暴れ出すかわからないという深刻な状況が明らかに。鴻上は「君の欲望を気に入っている」とこのまま戦わせるつもりだと言うが、伊達の欲望って何なんだろう?
 そしてアンクの身体にも異常が。自分の意思ではなく、まるで意識不明のはずの信吾の意思に突き動かされてるかのような行動が時々出てしまう。
 グリードの身内の争いも、カザリがアンク(ロスト)のためにウヴァからアンクのコアメダルを奪おうとしたり、ウヴァが身を守るためにメズールとガメルの復活を目論んだり。けど、折角復活させても、ウヴァさん……
 それはともかく、その中で一番揺れ動くのが比奈。夢の実現に大きく近づくのだけど、兄が気がかりで決断することが出来ない。その比奈を映司が後押しするのだけど、そこにユニコーンヤミーが襲ってくる。ユニコーンヤミーは人を傷つけはしないものの、その特殊能力はその人の持つ夢を具現化させ、破壊すること。未来のトップアーティストを夢見るストリートミュージシャンは憑きものが落ちたように楽器に見向きもしなくなる、というように。そのユニコーンヤミーに、比奈の夢も破壊されてしまう。見た目はいつも通りの比奈のままらしいのだけど……紫のメダルのヤミーって、かなり洒落にならんヤツが多いな。あと、人間そのものじゃなくその人間の強い感情が残ったものから生み出すから、セルメダルも増えないのか。
 今回の最後で信吾が意識を取り戻し、アンクも信吾の身体に取り憑けなくなったり、メズール・ガメルも復活しそうだしで、かなりまずい状況になってきてるような。ここで伊達が離脱したら……後藤ちゃんで大丈夫なの?


2011年05月23日(月) 旧暦 [n年日記]

[映画] 戦火のナージャ

 1996年に製作されアカデミー外国語映画賞とカンヌグランプリを受賞した「太陽に灼かれて」の続編らしいのだけど、実は未見。
 なので、「そもそもナージャって誰やねん」ということになるのですが、ナージャとは今作の主人公の一人で、前作の主人公アレクセイ・セルゲーヴィチ・ナコフの愛娘……らしいです。(後で仕入れた補足情報)
 前作「太陽に灼かれて」は、ロシアの革命において英雄となったナコフ大佐が、妻の元恋人であるKGB大佐の謀略により破滅的な最期を迎える、というものらしいのですが、今作ではそのナコフが生き延びており、政治犯として処刑されているはずがなぜか刑事犯として生き続けている、というところから始まります。(前作で直接的に死の描写があったのかがわからないのだけど)
 彼を陥れたKGB大佐・ドミトリは、政治犯の家族として処刑されているはずのナコフの妻と娘の過去を隠蔽し匿うのだけど、ナコフの娘・ナージャは父の無実を固く信じ、スターリンからナコフの生死を確かめろと命じられたドミトリの挙動から、父が実は生きていることを察する。
 ナコフはドイツ軍の襲撃を機に脱走するものの捕まり、懲罰部隊に編入、ナージャもまた父を探すために医療兵として戦争に参加し、それぞれに地獄のような戦場を目の当たりにする。
 正直前作の状況が掴めなかったので「ポカーン」だったのだけど、「共産趣味者」をかじった者としてはまず冒頭から大受け。
 うららかな湖畔、テラスで楽団の演奏を聴きながら側近達とくつろぎのひと時を過ごすヨシフ・スターリン。実に岡田真澄似w(逆だろ逆) でもくつろいでるのはスターリン一人で、回りの人間はいつ逆鱗に触れるかと、その一挙手一投足にピリピリし続けている。そいでもって、突然行なわれるスターリンのサプライズバースデープレゼント。でもただのプレゼントであるわけがなく……
 そして、少年少女団でのやりとりを始めとする、粛正を恐れる人々の赤裸々なまでの醜い反応や、ひたすら自己保身に身を固める人々が、姑息ながらもそういう時代であり、同じような状況で同じようなことをしないと言える人の方がまずいないだろうと思わせる。
 さらに、ナコフが編入された懲罰部隊。ろくに武器も支給されず、銃をくれと言えば「敵から奪え!」と、冗談交じりに軍オタで交わされるような会話が、当り前になされる。そこに何故かエリート士官候補生の部隊が配属されるのだが、これだけでもう当時のぐちゃぐちゃさ加減がわかる。エリート達と懲罰部隊の意識のギャップ、それでもまだ子供っぽさの残る士官候補生たちは懲罰部隊に馴染んでいくのだけど、それも戦火がすべてを吹き飛ばす.
 戦闘シーンはひたすらぐちゃぐちゃとしか言いようがない。赤十字の救助船に乗り込んだ負傷兵が挑発するドイツ機に信号弾を撃ち込み、機銃手が死亡、それに逆上したドイツ機が攻撃し、その事実を隠蔽するためにドイツ機が全員を殺そうと殲滅戦を仕掛けてきたり、貧弱な小火気しかない防衛戦にドイツの機甲部隊が押し寄せてきて文字通りミンチにされたり(あれは四号戦車だな)、ただ単に残酷なだけじゃなく、その時に独ソ両方の反応や行動が、実にらしくて、なんかこう、ぞくぞくするのですよ.
 祖国防衛の御旗の下ただひたすらに消耗されていくソ連人民の姿が描かれていくのだけど、新鮮というわけではないけど、間違ってまだ人民が渡っている橋を爆破してしまった責任者を「この人殺し!」と鬼気迫る形相で追い掛ける誘導係のソ連兵や、たった一人でドイツの機甲部隊とぶつかってしまい、絶望と混乱で身にしていた銃剣付ライフルで押しとどめようとする士官候補生とか、喜劇と紙一重の悲劇(笑おうにも、多分当時実際に似たような光景はあったのだと思える)は、そら寒くなりながらも、なんか妙なリアリティを感じてしまって。
 こういった戦争描写は文句なしなんですが、話自体は中途半端で終わってしまい、物語的にはかなり消化不良。どうも続編が製作されるってことらしいのだけど、映画としての評価は保留。でも、あの戦争の描写は一見の価値ありだと思う。


2011年05月24日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 神知るII#7

  神のみぞ知るセカイII #7「Singing in the rain」。折角桂馬の指導によりあこがれのゆーた君に告白寸前まで行ったのだが、ちひろは告白しないと言い始める。一体何故そんなことを言い出すのかわからない桂馬だったが、これまでの言動を振り返り、ようやくちひろの心の隙間がなんであるのかに気付く。

 小阪ちひろ編完結編。ちひろに告白を成功させれば心の隙間が埋まると思ってた桂馬だが、ちひろの心の隙間とは違う方向に展開を進めていたことに、最後の最後になって気付く。
 ちひろの心の隙間の正体は、「自分に自信がないこと」。見た目も普通、特技も特になし、他のすごい子たちと比べて、自分に誇れるものが何もなく、だからなんとなくみんなや世間がしてることに乗っかってみては、かと言って何にも打ち込まない。ちひろの行動は全部自分へのダメ出しだったのだけど、桂馬はそれに気付かず、「なんで真面目にやらない!」と心の隙間を広げることを言ってしまう。
 自分の思い違いからちひろを傷つけたことをフォローするため、ついに桂馬が自分でちひろの攻略を。
 ちひろが桂馬に絡んでいたのも、桂馬が自分と同じで現実に何も期待せず、ゲームに逃げてると思ってたから。しかし桂馬は「現実には失望してるが自分には失望していない!」と言い切る。そして、輝こうと思えばちひろも輝くことが出来る、と励まし、有無を言わせずキスで説得。
 ちひろにもパラメーターやフラグがあることに気付いた桂馬曰く「これまでの誰よりも女の子らしい女の子(かもしれない)」と評価を変えるが、「パラメーターも判りづらいしフラグも微妙」と「やっぱりリアルはクソゲーだ!」という結論に。でもなんだかんだでまんざらでもない風に見えたり。
 「ギャルゲー理論が男キャラ攻略に応用性が高い」ってのは、それがまた生かされるエピソードまではやらないんだよなぁ。多分。つか、OP・EDに出てくるヒロインってあと一人だけなんだけど、尺大丈夫なの?


2011年05月25日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] いろは#8

  花咲くいろは #8「走り出す」。緒花は旅行誌で来月地元が特集されると知り、喜翠荘が取り上げられれば繁盛するだろうか、と夢想する。そんな緒花の願望とうらはらに週末だというのに相変わらず閑古鳥な喜翠荘。ところが突然の客が殺到し、菜子が休みで、徹も友人の結婚式で不在な事からてんてこまい。その上女将が持病で倒れ病院に運ばれ、パニックに陥ってしまう。
 なんとか事態を打開しようとした縁がよりによって崇子を呼ぶのだが、崇子の提案は、「十分な接客が出来ないなら、お客に優先順位をつける」というもの。崇子の狙いは旅行誌の覆面ライターとおぼしき客をピックアップし、そこを重点的にサービスするというものだった。
 納得がいかない緒花だが、良いアイデアもなく渋々従うことに。だが、病院で女将が言っていた「帳面」のことを思い出し、女将の部屋でそれを見つけると、そこには今まで来たお客のことがすべて、事細かに記してあった。

 嬉しいはずのお客さんだけど、その体制が整っていなかっただけに逆にピンチに。そしてそこに呼ばれたのがよりによって川尻崇子。「こんなときこそブレインストーミングよ!」って、ブレインストーミングは時間がある時にするものだっちゅーねん……つか、全然ブレインストーミングじゃないし。典型的「日経BPあたりを斜め読みして理解せず『ブレインストーミング』とか『イノベーション』とか使ってみたがる新人社会人」なんですが。そして「接客に差をつけろ」という、女将の方針とは真逆の指示に、皆納得がいかないながらも混乱故に藁にもすがる思いから流されてしまう。
 でもやっぱり納得がいかない緒花は、女将がお客を観察してその要望や傾向を事細かに記した帳面を見つけ、これでいいわけがない、と逆襲。仲居の応援は休んでいた菜子を緊急呼び出し、緊張で包丁の進まぬ蓮二さんの応援に、街の結婚式に行ってる徹を呼びに行ったのだけど、実は緒花に会うために来ていた考一とすれ違い。つか、徹は微妙に緒花の態度を勘違いしたままだし、妙な事態を促進しないかい?

 ちなみに取材拒否の居酒屋さんによると、「テレビの影響は一週間、雑誌は一ヶ月がいいところ」だそうで。狭い店で常連が多いところだと常連に迷惑がかかるんで取材拒否したりもするんだそうな。


2011年05月29日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#15とオーズ#36

  海賊戦隊ゴーカイジャー #15「私掠船、現る」。またゴーカイジャー達の賞金額が上がり、ナビィもマーベラス達の危険を予知する。丁度、ザンギャックに認められ、ザンギャックの敵対勢力のみを襲う私掠船を操る、バスコという男が近づいてるという。しかもこのバスコという男、マーベラスと因縁を持つらしい……
 バスコはかつてマーベラスと同じ赤き海賊団の一員だったのだが、大いなる宝を独り占めするため、海賊団の頭領であるアカレッドを裏切り、ザンギャックに寝返ったのだ。
 そして今また、大いなる力をマーベラス達から奪うため、独自に集めたレンジャーキーで呼び出した戦士達にゴーカイジャーを襲わせる。

 ディケイドでのディエンドに当たる存在が登場。でもかつてマーベラス達を裏切ったりと極悪非道なので、戦隊的には仲間にならないような……でも、トランペットにレンジャーキーを刺して召還、って、ほんとディエンド……操る戦士も中盤登場の追加戦士で、実にそれっぽい。~   そして自分の手を汚さず多数でゴーカイジャーを圧倒するという手口に、マーベラスは手も足も出ない。ただでも追加戦士は基本スペック高めだし。
 そして、バスコの狙いはマーベラス自身ではなく仲間たち。多分、仲間と引き替えにレンジャーキーや大いなる力を寄越せ、って来るんだろうけど……
 ちなみに「アカレッド」なるキャラがでてましたが、これが初出ではなく戦隊30周年記念のVシネマに、歴代レッドの象徴的イメージキャラとして登場してる。歴代レッドに変身できるという設定だったので、ゴーカイジャーの設定の先駆けですな。(もしかしたらその能力がレンジャーキーによるものだと後付けされたのかも)


  仮面ライダーオーズ #36「壊れた夢と身体とグリード復活」。比奈に襲いかかったユニコーンヤミーだが、オーズとバースによって撃退される。比奈を心配する映司だが、比奈には怪我もダメージもなく、本人も大丈夫だと言う。心配ながら比奈が一瞬意識を回復しまた意識を失った兄・信吾を気遣うので、映司もまずは信吾を病院に連れて行くことにするのだが、その時に比奈がヤミーが取り出した服を気にせず踏むのを見て、違和感を覚える。
 病院によれば信吾は意識こそ戻ってないものの以前より回復してるという。喜ぶ比奈だが、学校をやめて付き添うと言いだし、映司ははっきりと異常を感じる。
 一方、伊達の身体のことを後藤が知り、伊達を止めようとするが「一億稼ぐまで」と伊達の決意は揺るがない。伊達の夢の為に必要、というのだが……
 一瞬とは言え信吾が意識を取り戻した影響か、信吾の身体に取り憑けなくなったアンク。しかも、ウヴァがメズールとガメルを復活させ、アンクからメダルを奪おうと襲いかかってくる。からがらのがれるアンクだが、身体のない不自由さを改めて思い知ることに……
 そして再びユニコーンヤミーが出現、絵を描いていた男を襲い、映司がそれを助けるが、ユニコーンヤミーに襲われた男はやはりそれまで打ち込んでた絵のことをまったく意に介さなくなってしまっていた。あのヤミーは人間から夢を奪う、とはっきり悟った映司。だが、夢を奪われた人間は一体どうなってしまうのか。映司の嫌な予感は具体的な形になって的中してしまう。

 メズール、ガメル復活。カザリに対抗するためにウヴァがカザリから奪ったメダルで復活させたのだが、ほくそ笑むウヴァと裏腹にカザリは考えがあってウヴァに好きにさせたよう。
 その目的は、最後の最後で明らかに。カザリとアンク(ロスト)に襲われるが、オーズとの戦いでダメージがある上、ウヴァがわざと力をつけさせないためにメダルを抜いて復活させたので、太刀打ちできない。その土壇場で、メズールはあっさりとウヴァを裏切り、ガメルと一緒にカザリの側へ。他のグリードたちに一斉に襲われ、哀れ、ウヴァは全部のメダルを奪われることに……でも、一枚だけ残ったメダルにウヴァの意識は残ってるようで、このまま退場、ということではないよう。
 そして、信吾の意識が戻ったタイミングで、比奈の夢が奪われるという事態に。夢を奪われた人間はどうなるのか。何をしたらいいかわからず、混乱に陥り、やがて昏睡状態になってしまう。次々と犠牲者が病院に運び込まれ、比奈もまた、大好きだったものが好きではなくなったことに混乱し、他の犠牲者たちと同様に意識を失ってしまう。
 ヤミーの親でもあり、比奈に嫉妬していた祥子はそんなことになってると知らず最初フランス留学も断り学校もやめるという比奈に怒りをぶつけに行くが、想像外の事態に呆然とし、敵わないで苦しむのなら最初から夢なんか見なければ良かった、と言い出す。
 そんな彼女を諭し、大きな夢ほど叶えるのに時間がかかる、と言ったのは、「夢のない男」であるはずの映司。その映司もまた、ユニコーンヤミーに夢を取り出され奪われそうになるのだが、夢のないはずの映司の夢とは、「地球」。あまりの巨大さにヤミーも取り出すのを諦めざるを得なくなる。映司って欲望や夢がなくなったんじゃなかったの??? 映司の夢って一体???
 ウヴァがメズールたちと一緒に襲いかかってきて乱戦になるのだけど、恐竜コアを制御できるようになってきた映司がプトティラコンボで一蹴。そしてメズールたち裏切りの流れへ。
 事態が変化していることを感じつつ、ひとまず信吾が目覚めるまでアンクが兄の身体に付いていることを比奈も認める。
 しかし次回はなんと夢の為に伊達が裏切り。でも、いくら夢の為と言ってもただ裏切るとは思えないのだけど……ついにバース装着者交代だろうか?


2011年05月31日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ひさびさの政治ネタ

 ここんところちゃんと新聞も目を通し切れてないので状況把握としてはかなりアマアマです。
 不信任案出すぞ出すぞがいまだに続いてるようですが、まあ、そりゃこんだけごたごたが続けば視聴者の皆さんも嫌気が差すよな、と。
 ただ、周辺の状況を見てるといろいろなところがいろいろな思惑で動いてはいるよう。特に民主党内はどのタイミングで菅政権を見限るかを量りながら両天秤にかけてる、って感じでしょうかね。党内的な求心力は一層落ちてる状況のよう。そうなるとキーマンはあそこらへんだろうけど、予想を裏切るのが常套だから、近々自民が出すという不信任案には乗らない可能性も……
 さて、どうなるのやら。
 あと、学校行事で国旗掲揚時に不起立、国歌斉唱をしなかったことを理由に定年後に再雇用されなかったことが思想信条の自由の侵害と訴えた元教師の裁判で、最高裁で否決、上告も却下だそうで。
 個人的には「まあ、そりゃそうでしょ」という方向よりながら、微妙な話題ではあるんですが、そもそも定年後の再雇用が当然の権利、と思ってる当りが間違ってるよなぁ、と。民間企業だと「それだけの経験と技量」があると認識されるから再雇用されるわけで、正直、経歴だけが取り柄のロートルよりは、一人でも多くの新人を採用した方が将来のためには良い現状であるので、そこらへんは厳しくなるのが当然になるのですよね。
 老後の設計とか、再就職とかも厳しいだろうのでそれをどうするかってのは、心傷むながら別問題。特に、それを思想問題にすり替えられましては。
 そこまで強行に出る事か、と言われれば多少悩みはしますが、そもそもの訴えがいろいろ勘違いしており、戦略自体が間違ってたというのが私の判断です。