不定期日誌


google検索

日記内検索  ウェブ全体から検索

hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.9

先月 2011年03月 来月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
HNS logo

2011年03月01日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] スタドラ#21とみつどもえ増#8(終)

  STAR DRIVER 輝きのタクト #21「リビドーなお年頃」。バニシングエージの新顔、コウはサイバディ再生のリスクにもかかわらず、再三サイバディを再生させタウバーンに挑み続ける。タカシなどは生命のリスクも気にせずひたすら快楽のために戦いを挑み続ける彼らの姿に萎縮してしまうが、コウの相方であるマドカは、更に恐ろしいことをしようとしていた。それは、サイバディを強制的に第三フェー以上の状態に押し上げる実験台となること。命の危険以上に生命のやり取りをするギリギリのスリルを追求する彼女は、その力によりサイバディと一体化。タクトは相手の命を奪わずには勝利できない状況に追いやられ、窮地に陥る。

 ここ数話話を引っかき回し続けてたアタリ・コウとケイ・マドカ。どっちも自らの生命を顧みず戦いの身を委ねる異常性は共通してるのだけど、マドカの方がより異常で、どちらかというといコウが彼女に引っ張られてる感じか? その彼女の異常性を知っているミセス・ワタナベは、彼女を監視下に置くためにもおとな銀行に所属させていたのだけど、それ以上の関係があったことを匂わせる。それが今回の最後の締めにつながるのだけど……
 「相手の命を奪わず勝利する」銀河美少年の態度にいらだつマドカだけども、それだけの実力があることも認めざるを得ず、最終的に取った手段は「サイバディとの一体化」。これまでのようにタウミサイルでコア部分を抜き出しスタードライバーの安全を確保しつつサイバディを破壊することが出来ず、タクトは苦戦することに。その彼の窮地を救ったのは、なんとワコ。強制的なサイバディの封印の解放に、彼女の怒りが封印の強制力により、マドカのフェーズを本来のフェーズ3に押し戻す。怒りというか、嫉妬? ワコってば案外とマジでヤンデレ系?
 タクトに、というより、ワコの見せた執着に自らの執着の負けを認めたマドカは島を去るのだけど、最後に話を締めたのはマダム。バニシングエージの異常性についていけなくなったタカシがおとな銀行への復帰を申し出、マダムは裏切りとも言える離脱をとがめるでもなく、帰ってくることを認める。タカシの裏切りを許せないシモーヌはマダムに何故復帰を認めるのか問うが、マダムは「本当に強い人間は裏切った相手を許せる。そしてあなたには本当に強くなって欲しい」と諭す。これって、マダムとマドカの過去に関わることなのだよな、多分。シモーヌにそう言ったと言うことは、恐らくマダム自身が裏切ったマドカをどこか許せなかったということであり、そのために彼女の歪みを助長させたと、少なくともマダム自身は思ってるのかもしれない。ホントまあ、マダムがドラマのかなりの部分を引っ張ってるよなぁ。多分、本当に冷静に俯瞰して事態をみてるのは彼女だから、ってのもあるんだろうけど。


  みつどもえ増量中! #8「みつごは続くよどこまでも」。ガチレンジャーのコアなファンであるひとはが風邪を押してガチピンクのサイン会に行く話を皮切りにして、主要キャラ総登場の最終回。まあ、予告通り「いつも通り」って言えばいつも通りなんだけど。「十七歳」「おいおい」ネタも飛び出したり、ある意味やりたい放題だよなぁ。でも最後は、三つ子父の草次郎が自分やら娘やらいろいろ変わってしまったことに嘆息しつつ、なんだかちょっといい話に。三つ子に振り回されつつ空振り気味な愛情を振りまく草次郎だけども、いろいろ変わっても娘たちは昔通りの、昔以上のかわいい娘たちだと再認識する。それにしても草次郎の職業とみつごの母の存在は謎だよなぁ。
 そして最後はやっぱり草次郎の不審者ネタで締めw 警官たち、わかっててやってたのかよ!w
 ガチレンスピンオフとかの回は微妙すぎたものの、おしゃまでアホな三つ子とその回りのキャラたちがいとおしくなる、いい話でしたわ。下ネタが多いんで夕方に放送、とか言えないのが辛いところですが……


2011年03月02日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] いや、見えてた結果でしょ

 新聞のコラムで、小沢派議員16名の造反などを受けて、「仲間割れしてる場合じゃない」って書いてあるのを見たけど、いや、内ゲバ始めるなんて、最初から見えてたことでしょ……
 中に学生運動闘士時代をそのまま引きずってる人たちがいるってのもあるけど、それ以前に民主党が出来て十年ばかり。寄り合い所帯がいつまとまるかと思って見てましたが、内側で衝突してるばっか。結局お互いの利益のために「反自民党」で形ばかり団結し、相互の不一致は見て見ぬふりをしてきて、棚ぼた式の政権奪取、が一昨年の衆院選。
 こういう集団が共通の敵がいなくなったら、やることはひとつ、共食いですわな。
 まだ小沢が政治力で押さえつけてるうちはなんとかまとまりを持っていたけど、根本的に政治力のない仙谷が力尽くで抑えようとしても、そりゃ無理に決まってますわな。だから過去の革命政権がどういう経緯をたどったのか、見ればわかるでしょうに。
 それでも、立場としては最初からネガティブなことは言いたくない、というのはあるかもしれません。けど、現状見て「喧嘩はやめてよー」って、どんだけお花畑なんだと。理想論は述べてもいいけど、その前に現状分析をきちんと行ないなさいって。
 しかも叩けば埃の出る集団が、検察の無理筋に乗っかって小沢叩きをさんざん行なってしまったものだから、今になって しっぺ返し が。マスコミが大々的に報道するかは微妙なところですが、どちらにしても「記載ミスだからと書き直せば良いというものではない!」とさんざん言っていた自分の言葉が自分に返ってくるわけで。いい加減年貢の納め時だと思うけど、まだあがくんだろうなぁ。今ならまだ、それなりの議席数を残せると思うんだけど。

[アニメ] 兄好#8とドラクラ#8とデジクロ#29

  お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! #8「兄のトップをねらえ!」。毎晩のように修輔を呼び出し、BL本を買いに行かせる繭佳。しかしそれがたたって修輔は全教科赤点を取ってしまう。繭佳は責任を感じて、追試に備えて修輔に勉強を教えるが、二人きりになるのを阻止しようと奈緒と彩葉が乱入。そのうやむやで、追試開けに皆でリゾートランドに行くことになってしまう。

 原作に追いついちゃいましたな。けど、原作ではここでまた面白げな展開になってきてるんですが、アニメの方は「うーん」。修輔の乳首を目で追う繭佳が、修輔の乳首狙いということでまとめられてしまったのだけど、原作では繭佳が修輔にさせようとしてることを奈緒が感づくという展開。オリジナル展開にせざるを得ないのだけど、この改変は……原作既出部分も、アレンジが良くなかったし。
 それと、各キャラクターの特徴の混同が起こってるのも、制作側が疲弊してきてるかなぁ、と。それぞれ、「変態ブラコン」「痴女」「BL妄想女」とキャラ付けがハッキリ分かれてたのだけど、それがなんか混同してきてるのだよな……今後のオリジナル展開がかなり心配。


  ドラゴンクライシス! #8「危険なテスト」。竜司の学校に、ブレイカーとしての実力を見極めるためソサエティからの使者がやってくるのだけど、学校で検査とか戦闘テストをする必要がないのですが……それに一般人のクラスメイトも巻き込まれてるし。秘密結社じゃないのか、ソサエティ。
 あと、原作ではアイが関わってかなりヒロインとしてアピールするらしいけど、それがごっそり削られたらしい。イマイチ改編の意図が不明だなぁ。倉田さん、劣化してしまったんだろうか?


  デジモンクロスウォーズ #29「タイキ・キリハVSバグラ軍、全面戦争!」。冒頭でいきなりの展開なので、あれ、一回見忘れたかな、と思ってしまいましたよ。そしてコードクラウンが全部そろいさらにいきなりの急展開。かなり巻きが入ってますな。三月終了なのかな? 一年番組にもかかわらず、野球中継による休止が多かったので話数は少ないのだよな。ただ、展開は急ながらもきっちり少年漫画的王道の展開なのは、さすが三条陸脚本。


2011年03月04日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 首相の食卓

 なんだか去年から「菅は庶民派なんて嘘ばっかで高級店を食べ歩いてる」とか言われてて、実際そうなんだけど、朝日新聞が 自民政権時代よりはマシ と根拠不明のまま擁護している。
 そんなの、実際に首相動静を調べれば一発でわかることなのに、と思ったが、首相動静を全部閲覧してまとめるのはかなり骨。どこかにまとめてあるサイトがないかなぁ、と思ったら、ありました。
  首相の晩餐
 小泉時代からの歴代首相の首相動静をひたすら記録していって(それ以外の記事もあるけど)、首相ごとに閲覧もできるので大変便利。こういう仕事は頭が下がります。
 で、ひとまず菅首相と麻生氏の首相時代、比べてみると、どちらもかなり高価な店が多いです。それはもちろん公務での食事、会談が多く、セキュリティの関係や、相手に相応しい場ということになるので、それはそうなるでしょう。これについてはどちらも批判するには当たらないでしょう。
 ただ、見比べてみると幾つか違いが見えてきます。
 まず、麻生氏の方が経済方面などの要人との会食が多いこと。これは菅政権が経済政策が弱いと言われることと無関係ではないと思われます。
 次に、菅氏が夫人を伴っての食事が多いこと。麻生氏も夫人と食事はかなりしてるのですが、基本的に本当に「家族だけの食事」です。公の食事で夫人を伴う場合は、パーティや後援会との会食、海外要人との懇親会など、夫人としても公務的な色合いが強い食事です。しかし、菅氏の方は補佐官や党内要人との会食にも夫人を伴っています。これはちょっと公私混同と言われても仕方ない気がします。
 他にも、麻生氏の場合はホテルのバーを叩かれていたけども、そこで食事しながら秘書官との打ち合わせなどが多く、本当に明らかに「仕事しながら食事」という側面が強いのですが、意外なことに、麻生氏の方が「手頃な値段の店」にも行ってるのですよね。政権末期なのもあるので食事内容についてのマスコミのバッシングを避けるため、とも取れなくはないですが、 岡崎の釜揚げうどん店館林市のうどん店焼肉処 羅生門 四ツ谷本店 、同じく焼き肉店 韓てら など、価格的にかなり庶民的な店が散見されます。対して菅氏はあからさまなパフォーマンスであるラーメン店くらいのものです。さらに叩かれていた当のホテルのバーですが、場所によって違いはあるものの、たとえば 帝国ホテルのゴールデンライオン などは会員制ではあるものの予算は1000〜1900円となっており、セキュリティの高さと併せて考えればコストパフォーマンスはかなり高いということがわかります。
 これを見ると、麻生氏が庶民派、とは言いませんが会食などの必要がある場合以外には食事の格にはあまりこだわりが強くない、というように見えます。とすると、朝日新聞の「自民政権時代よりはマシ」という発言は、かなり疑問があります。少なくともそう主張するのであれば、印象論ではなく具体的なデータを持ち出さねばならないでしょう。
 無責任に読者を焚きつけることが新聞の役割、と新聞の中の人が考えてるふしもありますが、データと照らし合わせれば主張のいい加減さはすぐばれてしまい、そういう積み重ねが今日の新聞の権威失墜につながっていると思うので、これはおおいに改めていただきたいですね。


2011年03月05日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 前原氏はどうなっても別に良いのだけど

 前原氏の、在日女性からの違法献金問題。金額的には4年で20万と、「地元の人からの寄付」という感じで、女性の国籍が法に反することとなってた。この件で前原氏の外相退任や、議員辞職は無理でしょうね。以前福田元首相も北朝鮮系企業からの献金を受けてたことがあったし、恐らく、叩けば埃が出る議員は自民、民主問わず相当いるでしょう。それは意図的なものもあれば、今回のように「知らずに」というものもあるでしょうね。(流石に外相が献金法を知らないのはどうかと思うが)
 それに、この女性の場合、店先に前原氏と一緒に写ってる写真を飾ってたのを、西田議員の支持者が見つけて調べたところ、献金の事実が明らかになったとか。って、経緯を聞くと、ホントに地元のお店のおばちゃんが昔から知り合いの前原氏に役に立ててと献金しただけなんでしょうね。
 前原氏がどうなろうと知ったことではないけど、この件でこのおばちゃんまで責められるのは可哀相。そっちはあまり騒がないであげて欲しいなぁ。前原氏はどうなってもいいけど。  

[アニメ] ヴァンガード#9とめちゃモテ委員長2nd

  カードファイト!!ヴァンガード #9。ショップ大会の開催。なんつーか、この前始まった「ダンボール戦機」が初回から「世界の命運」とかぶち上げてるのに対し、なんて地道な展開……だが、それがいい。いや、ダンボール戦機の世界設定も子どもがゲーム買ってのめり込む要素としてはアリなんですけどね。ヴァンガードは、もうちょっと想定対象年齢が高いのかなぁ。主人公、中学生だし。(多分、ピンポイントじゃなく中学生を中心に広く、って感じなんだろうな。小学生キャラや高校生キャラもいるし)
 今回はギャラリー要員だった井崎とアイチの第一回戦対戦。どちらもまだそんなにレベルは高くなく、しかも緊張でイージーミスを連発。でもゲームを楽しむ気持ちを思いだし、二人ともファイトに専念できるように。こういう目線の展開、いいですな。てか、井崎って森川より強くない? 森川はろくにレベル3にまでライドもできないし。それでも友達に合せてやってるって、井崎って案外良い奴なのな。それにひそかにクールキャラを通してるミサキも緊張してた描写とか、みんな一歩一歩進んでる感じが良い。
 先の謎のショップのエピソードを見るに、この先もっと派手な展開が待ってるらしいけど、こういう地道で丁寧な展開は個人的に嬉しい。
 次のキャラは、完全にイロモノな見た目……いや、めっちゃ正体見え見えになる気もするけど。


  めちゃモテ委員長 Second Collection #48。前回金田利子が親友を作り、今回は美村魔子が本当に振り向いて欲しいたった一人の相手を見つけて、衣舞の元を卒業。自分と同じ、信じられるものを見失った生徒の居場所を作ってたって感じか。信じられるものを見つけた彼女たちを、わざと突き放す衣舞だけど、その衣舞の恋を委員長が手助けしてラスト、って展開か。月に一遍おさらいと実写の回が入ってたし、流石に3シーズン目はないか。ネタ的にもそろそろ限界だろうし。


2011年03月06日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#4とオーズ#25

  ゴーカイジャー #4「何のための仲間」。レンジャーキーを使うことでゴーカイオーに歴代戦隊の力を宿すことが可能だと知ったゴーカイジャーたち。しかしマジレンジャー以外のキーを試しても上手く行かず、それぞれの戦隊の力の封印を解かなくてはいけないらしい、とわかる。そんな時、買い出しに出かけたジョーとアイムは街を破壊するザンギャックに遭遇する。しかし行動隊長のゾドマスにジョーは敗北。そのことにプライドを傷つけられたジョーは今度は倒すと特訓をするのだが、その無茶ぶりを見ていられなくなったアイムが「どうして仲間と一緒に戦おうとしないのか」といさめる。しかしジョーは聞かず、マーベラスに相談しても、口を出すつもりはないという……

 剣の達人でゾドマス、って安易な名前。いや、ゴセイジャーみたいにSF・特撮映画っていう子どもにはまずわからないのも流石にどうかとも思いますが。
 ストイックなジョーは彼に負けたことが許せず、剣の修行を。二刀流でダメなら三刀流、四刀流、って、ワンピースの影響が強すぎ……でも、奇しくも「仲間の力を借りて」というアイムの提案と、ゾドマスが手下のスゴーミンたちを使ってジョーの動きを封じて攻撃したのって、内容的にあまり変わりはないという……ジョーはそれでも一対一の勝負に拘り、マーベラスたちも駆けつけて横槍を排除する。で、仲間の剣も借りて五刀流でゾドマスを倒す。って、いや、もうそうなると本数が多ければいいってものじゃないと思いますが……でも、剣に歴代ブルーのレンジャーキーをセットしてブルー五連続攻撃を行なったから、一応意味があるのか。
 次回は、ついにデカレンジャーが登場。やっぱり海賊のゴーカイジャーを逮捕しようとするっぽく、フルメンバーではないけどバンと、ジャスミンと、ボスが登場するらしい。メンバーのチョイスの基準はなんなんだろう? オファーが取れたら、なのかな。


  仮面ライダーオーズ #25「ボクサーと左手と鳥ヤミー」。かつては天才と歌われながらも、相次ぐ故障により引退を決意したボクサー岡嶋。クスクシエでその慰労会が行なわれることになったのだが、落ち込んでるのか、料理を取り落としたりとうっかりミスが多い。後藤によると、左手の故障だけではなく、パンチドランカーの症状が出てきていて、それで引退を決意したのではないかという。
 岡嶋のことを気にかけながらも何もできることの見つからない映司たちだったが、その岡嶋にヤミーが取り憑いてしまう。付き人の左手を黒く変色させたヤミーを察知し、現場に駆けつける映司、伊達、後藤だったが、欲望を吸収した白ヤミーは、鳥型のヤミーに変貌。その姿を見て、後藤と映司は動揺する。もしや岡嶋の欲望からヤミーを生み出したのは、鳥型グリードであるアンクなのでは? 後藤の向けるあからさまな疑惑を打ち消しながらもオーズに変身して戦う映司だったが、初めての鳥型ヤミーの上に、自身もアンクへの疑惑が打ち消しきれず、取り逃がした上に岡嶋を連れ去られてしまう。
 本当にあのヤミーを生み出したのはアンクなのか? 映司と後藤が対立しながらも、伊達の提案でひとまずヤミーを見つけ出すことに専念することに。映司はアンクの疑いを晴らすためにも先にヤミーを見つけようとするが、当のアンクの歯切れが悪い。アンクのことを信頼しているわけではないが、これまで見てきたアンクがそんなことをするとは思えない……しかしアンクが生み出したヤミーではないと断言する映司の言葉にはいつもの力強い脳天気さはなく、しかも寝ている間にアンクが姿を消してしまう。

 未練を残したまま引退を決意した岡嶋に迫る、赤い怪人の手……だけども、その手は「左手」。そのことを映司たちが知るわけもなく、またアンクも弁解するどころか、「今、あいつを倒されたら困る」と映司に火属性鳥ヤミーとは相性の悪いタジャードルコンボのメダルを渡したり、バースの攻撃を邪魔したりすることで疑惑が高まってしまう。
 映司はアンクと共闘していると言ってもそれは信頼の上に成り立っているわけではなく、「ヤミーを倒す」「セルメダルを集める」というお互いの目的のため。しかしそのはずなのにアンクがヤミーを生み出したかもしれない、という可能性に映司は動揺してしまう。「出来るんならとっくにしてる」「お前がしそうにないことくらいいいかげんわかる」とアンクのやったことではないと言う映司だが、アンクは何も語ろうとしないことに加え、まさかの妨害。
 全部で9枚のコアメダルで構成されるグリードだけども、身体の再生は2枚程度から可能らしい(無理をすれば一枚でも、なんとか人間体は構成できるようだけど)。でもアンクは一枚だけで右手だけ構築した上に、さらにメダルが増えても全身が再構築できない。メズールも「アンクが特別らしい」と言っていたけど、それってつまり、アンクだけは二つ以上の自我を持って再構築されてしまった、ということなのかな、やはり。
 コアメダル集めの理由を「こんなバラバラになるような目に二度と合わないため」と断言しており、完全復活して世界を食らうという他のグリードたちとは少し「完全復活」に対する執着の中身が違うような気もする。もしもう一体「再構築されたアンク」がいて、そいつがヤミーを生み出したのだとしたら、今後それがどう影響するのか。つか、まずは誤解が解けるのか(そもそも解く気があるのか)ですな。


2011年03月07日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 前原外相辞任

 なんというか、いろいろ見ているとまさに「茶番」としか言いようのない展開なんですが。
 まず、発端は自民党の西田議員が、選挙区で焼き肉店を営むお婆さんから、毎年五万円の寄付を4年間受けていたことを前原氏に追求したこと。ところが、実はこれは法律違反。というのも女性は韓国籍で、法律では「外国籍の人物からの寄付」は禁止されている。金額としては大きくないし、前原氏が中学の時からの知り合いというので、本当によく知ってる議員さんに好意として寄付しただけだったのでしょう。ところが、この追求の意味がわからなかったのか、前原氏は献金の事実だけではなく、当該女性が日本国籍でないことを知っていたことをあっさりと認めてしまう。多分、当の女性から前原氏が国籍のことを知ってると言質を取ってたんでしょうね。さらに何故かこれがこの質疑応答のメインであった前原氏その他二議員への献金の虚偽記載のこと以上にマスコミと国民に大きく騒がれてしまった。
 金額と経緯から考えて、献金した女性も前原氏も外国籍の人間からの献金は違法と意識してなかったことで生じたことであり、そもそも福田元総理の外国籍企業からの献金追求とか見てたはずなので前原氏が知らないということで様々な資質が問われることではあっても、議員辞職が必要とかまでマスコミ総出で騒ぎ立てられる事案ではなかったはず。というか本来元の疑義だった虚偽記載の件とか、もっと他との繋がりの方が懸念されるべき問題だったと思う。
 民主党のトップも前原氏を庇い慰留を求めるコメントをしていたのだけど、それがあっさり大臣辞任。これは民主党もそうだけど、自民党側としても拍子抜けしたんじゃないかと。
 そのため「傷が少ないウチに矢面から退いてそう遠くないであろう代表戦に備えたのでは」という見方も出ている。
 個人的には二つの意味でこれに不満です。ひとつには、これから追求されたであろうもっと大きな問題がこれでうやむやになってしまうこと。もうひとつは、全体から見れば大きな問題ではない(もっと他に大きな問題がある)のに、見た目だけで食いつきやすい問題で大騒ぎし、大臣が辞任したという実績を作ってしまうことで、以後の政局が簡単に不安定化する要因を作ってしまったこと。特に後者は菅政権、民主政権以降にも尾を引きかねないことで、自己保身か考えなしか、どっちにしてもかなりの減点要素。
 辞任にしても、他と協議せず勝手に突っ走っては結果として周囲に迷惑をかける前原氏なので、独断で行なってしまった可能性はある。この点が治れば、支持できるか否かは別として、政治ができる政治家になるんじゃないかとも思ってたんですが、これは治りようがないかなぁ、という気になってます。
 マスコミ、国民の変な騒ぎっぷりがヘンというのもありますが、前原氏の対応になんら確固たる立ち位置が見えないというのが、なんだかなぁ、という感じです。例の偽メール事件級の、お騒がせ事件だと思います。もうアホかと。
P.S.それにしても空席の埋め方見てると、民主ってホントに人材がいないんだなぁ、と。

[アニメ] スタドラ#22とリルぷり#48

  STAR DRIVER 輝きのタクト #22「神話前夜」。南十字学園高等部演劇部「夜間飛行」による学園祭の上演「神話前夜」がいよいよ上演される。それはサカナの惑星と呼ばれる場所であった、誰の目にも見えない少女と彼女を愛した青年と少年の話。しかし、その話はかつキタの巫女がヘッドに語った物語と酷似しており、さらに、部長がクライマックスでタクトに問いかけたのは……

 サカナちゃんことキタの巫女の話した物語が、終盤につながってくるとは。意味ありげな話とは思ったけど、少し違う話ながらも、イカ大王や空飛ぶ船など、いろいろシンクロしており、さらに「少女のために船を求めた青年が、船の持つ力に魅せられて少女への愛を捨てる」という大枠も同じ。
 そして、最後に部長が少女を愛した少年を演じていたタクトに脚本になかった問いを問いかける。「あなたは船を自由に出来る力を持っても、少女を愛しますか」と。それに迷いのない目で、少女を護り続けると答えるタクト。
 舞台は触れられないはずの少女に少年が触れ、キスをするシーンで終わるのだけど、ミヤビ・レイジとして来ていたヘッドは、「あの後は少年が少女を捨てて少女がまた深く傷ついてしまう」と部長に言う。だが、部長はそんなレイジの言葉を歯牙にもかけず、タクトたち三人を見ながら、意味ありげなことをつぶやく。そして、それに応えるもう一人分の声……って、声の主は副部長!? 副部長はキュゥべぇだったんや! 「ボクの名前はエントロピープル。ボクと契約して、スタードライバーになってくれないか? 代わりに、『綺羅星☆』って挨拶する権利をあげるよ」。いや、要りませんw
 青年が魔女の裏切りを返り討ちにした場面でかつてザメクが邪悪なサイバディ「アインゴッド」を握りつぶしたとおぼしきシーンが重なるのは、やはりこの劇は実際あった出来事を示唆してるのか。そして部長と、副部長がサイバディを作った地球外生命体の末裔だとすると、どうして地球にたどり着いて地球人にサイバディを作る力を与えたのかとか、いろいろ謎だけども、サイバディを、そして船をどうするのか、その決断は地球人自身に任せるつもりのよう。おそらくこれまではサカナちゃんの物語や「神話前夜」の青年のように、最終的には力に溺れて当初の目的を見失ったのだろうけど、タクトには別の可能性を見出してるよう。しかし、だとするとスガタの立ち位置は? 「青年の野望の犠牲になっても少女は幸せだったと思う」とつぶやいたケイトのこれからは? 劇中劇で示された構図が何重かに重なり、あと数話で本当に収集がつくのかという感じ。謎の大枠自体は示されたので、あとは綺羅星十字団とヘッドの目的と、その結果を待つのみか。
 そんな切羽詰まった状況なのに、来週は綺羅星十字団第二隊バニシングエージの要らない子三人組が集団で襲ってくるって……でも、何故かワコの事で積極的な動きを見せなかったスガタがワコとデートをする上に、サブタイトルが空席だった綺羅星十字団第一隊の名前と同じ「エンペラー」。スガタさんホンマにうらぎってまうんかー!!!


  ひめチェン! おとぎちっくアイドル リルぷりっ! #48「スペシャルドレスをさがせ!☆ぷりっ!」。おとぎの国消滅の危機をなんとかしようと人気アイドルWISHとして人間界で活動していたクリス王子が呪いのため完全にウサギになってしまったあげく、おとぎの国で閉じ込められてた悪い魔女が逃げ出し、そのワガママ放題な行動でおとぎの国消滅の危機を加速させてしまう。これまで以上に人間たちの心を集めなくてはいけなくなったリルぷりたちは、すさまじい姫力を引き出す伝説のドレスのために、おとぎの国の三つのアイテムを探す。
 という、微妙にありがちな展開。だけど、悪い魔女を井上喜久子17歳(おいおい)がノリノリでやってたり、微妙に声優陣が豪勢で、脚本的にも悪ノリが……今回「光の糸」を求めて「靴屋の小人」を尋ねるのだけど、光の糸をつむぐカイコが糸を紡ぐために必要なのがタワーって……なんか嫌な予感がしたんですが、早く繭を孵らすために出てきた案は、「小人の双子が歌って踊ったって話を聞いたなあ」って、アレですか。ザ・ピーナッツですか。ドゥンガカサークヤインドムーですか! リルぷりが小美人の衣装でモスラーッヤと歌うかと期待したけど、歌と衣装は普通でした。残念。


2011年03月10日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 兄好#9とRio#9

  お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! #9「兄妹のM:I:V」。今回から完全オリジナル。奈緒からの縁日の誘いを、下心丸出しで受ける修輔だけど、もちろん彩葉やAGE探検隊が絡んでくる。
 AGE探検隊は確かにキャラが立ってるけど、ちょっと多用しすぎでは。リビドーと崖っぷちからほとんどもう落ちかけてるギリギリの理性との間で変態女子三人に翻弄される、ってのがメインであって欲しいなぁ。まあ、今回は前回より暴走してて楽しかったですが。
 それに奈緒は兄の悶々とする姿やリビドーに浅ましく屈する姿を見てホンホンはしますが、基本的に兄好き変態義妹なのもお忘れなく。でも最後にしか出てなかったけど、繭佳、パーツ愛(乳首)がどんどん暴走してますな……

  Rio RainbowGate! #9「リバース」。リサが腹違いの妹で、更に復讐の相手とみられていたと知ったリオはショックで敗退、ハワードリゾートもカルティエに奪われてしまうのだけど、「勝利の女神」の復活を願うかつての対戦相手が集結、ってのは、定番ながらなかなかいい展開ですな。でも、オーリーやエルビスは結局役に立ってないんだけどw
 そして、謎の道化姿の人物に勝負を挑まれるリオ。街一つを作り出すくらいのロールルーラーの力を持つ相手に、迷いのあるリオは制御されるまま勝つことも負けることも出来ず勝負を続ける羽目になる。~   まあ、その謎の道化の正体が誰かとか、そこからリオの復活劇、とか、お約束ながら段々面白くなってきた感ですが、それより、ミントを連れて空を飛ぶジャックの姿が……マイティパワーとかジャックとか、「代々爆弾処理の家系」とかって、なんか変な設定だな、とは思ってたんですが、 マイティボンジャック かよ!www しかも「ご先祖様の衣装」とか、そのところだけBGMもそれになってて、懐かしすぎる。これってテクモが絡んでたのか。
 それと、ハワードリゾートを乗っ取られてからかつての余裕もどこへか、浅ましさ12000%のハワードオーナーですが、全部演技だったよう。黒幕はあの人ですか。